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Ryota Sakanaka:none;
●12/22 10:21
2024-12-19■子供の頃、お金持ちの家の子をうらやましいとは思わなかった。むしろお金持ちの家の子を、かわいそうな、あわれむべき対象にすら思っていた。彼らは誰もがおしなべて、でかくて薄暗くて古くて、湿っぽい歴史の澱の積み重なった、不気味な日本家屋のお屋敷に住んでいて、あんなところで暮らす子供が、幸福であるはずがないように思えた。根拠とか、実績とか、信頼性とか、そのようなものを当てにしないというか、軽視してかまわないというコンセンサスが、どこからともなくやって来て、なぜか成立している。当時そのことは、子供でさえわかっていた。ぼくよりもはるかにそれを敏感、かつ正確に察知していた子供は、けっして少なくなかった。不幸なことに、お金持ちの家の子は、そうではない環境に生を受けた。悪い星のもとに生まれてきた子、そうとしか思えなかった。お金持ちの子を憐れむ貧乏人の子。人並みかそれ以上に根拠なき

魅惑の名画座 〜東京の名画座/上映スケジュール〜
●12/22 09:54
12/23(月)~12/27(金)「東京ゴッドファーザーズ」 声の出演:江守徹/梅垣義明 監督:今敏「パプリカ」 声の出演:林原めぐみ/江守徹 監督:今敏※入替制。上映時間など詳細は、公式サイトをご参照ください。《ようこそ、魅惑のインド映画の世界へ》12/28(土) 「ストリートダンサー」※入替制。上映時間など詳細は、公式サイトをご参照ください。

猫を償うに猫をもってせよ
●12/22 01:21
2024-12-21教育のこととなると母親が買うから曽野綾子の『絶望からの出発 私の実感的教育論』というのが、1975年、私が中学一年の時に出て、ベストセラーになったのだが、どうもうちの母も買っていたような記憶がある。私は読んでいなかったので図書館から借りてきて読んでいるが、特に絶望がどうとかいう内容ではない。単に曽野綾子は三浦太郎という、小説の題材にもした、文化人類学者になった息子を育てた経験からエッセイを書いているだけである。しかし、教育論となるともう母親は夢中になる。ちょっとしたきっかけでベストセラーになる。最相葉月の『絶対音感』(1998)というのも、単なるノンフィクションで、大して面白くもないのだが、かなり売れた。これは井上章一さんが当時言っていたところによると、子供にピアノを習わせているような母親が、どうすれば子供に絶対音感をつけられるかと思って買ったからだという。まあだ

Current - The Criterion Collection
●12/21 19:12
Dec 21, 2024

ロワジール館別館
●12/21 18:39
tatarskiyの部屋(3) 「性.. 俗に「知的なもの」と「性...tatarskiyの部屋(2)  “.. tatarskiyさんの...tatarskiyの部屋(32)『ア.. ツイッター上で書いていた...“はるかな国“再訪(2) 2『はるかな国の花や小...宮川淳『引用の織物』 12月16日付の記事「...

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