▽偽日記@はてな ●11/22 10:37 2024-11-162024-11-16⚫︎VECTIONメンバーでもある掬矢吉水さんが、KENSOというバンドの新しいアルバム「An old warrior shook the Sun」のジャケットのためにデザインしたビジュアルが素晴らしすぎてびっくりした。掬矢さんによると、四ヶ月以上かけて、AIと共同制作したということだ。豊かな色調と、豊かなテクスチャーによって、複雑さの次元を一つも、二つも上位に押し上げられたエッシャーというのか、エッシャーとセザンヌのあり得ないコラボレーションというのか、色彩の力によって行き詰まりを突破した先にあり得たかもしれない分析的キュビスムというのか。絵画としての強さとして、セザンヌの最も良い作品にも匹敵している感じかするし、複雑性という点では超えてさえいるように思う。可能性としてはあり得たはずなのに、実現はしていなかった「近代絵画のその先」の達成を示しているかのようだ。とにかく、いくら観ていても飽きないし、観ていれば観ているほど面白くなっていく。そしてこれは、AIと人との共同制作の可能性を示すものでもあるのではないかとも思う。おそらく、人の眼と手だけでは、セザンヌやピカソにおいてさえ、ここまでの複雑性を成り立たせることはできなかった。(下のリンク先の画像よりも、もう少し高解像度の画像を持っていて、それはテクスチャーの多様さと美しさが半端ないのだが、人が作った作品なのでここに貼るのはやめておく。)www.kingrecords.co.jpfuruyatoshihiro 2024-11-16 00:00 読者になる広告を非表示にする2024-11-16
▽Mon pays natal ●11/22 09:30 Tuesday, 19 November 2024ミシマショウジ詩集『茸の耳 鯨の耳』西宮でおいしいベイカリー ameen's ovenを営むミシマショウジさんの新詩集が発行されました。題して『茸の耳 鯨の耳』(TRANSISTOR PRESS)。耳とは何かを考えさせられる、大変におもしろい作品です。ぼくは解説として「混沌のために」という小文を寄稿しました。Posted by KS at 16:46『ヘテロトピア集』新著『ヘテロトピア集』(コトニ社)、明日20日発売です。あの画期的な東京ヘテロトピアにはじまる世界各地でのヘテロトピア・プロジェクトのために書かれた朗読用短編を中心に、中編「三十三歳のジョバンニ」、対話劇「ヘンリと昌益」、ぼくにとっても思い出深いノンフィクション「川が川に戻る最初の日」などを収録したスリムな1冊。ぜひお読みいただければさいわいです。12月6日には三軒茶屋のTwililight で、この本をめぐる対談を温又柔さんと。よろしかったらぜひいらしてください!Posted by KS at 16:43▼ 2024 (26)▼ November (2)ミシマショウジ詩集『茸の耳 鯨の耳』『ヘテロトピア集』► October (1)