▽Mon pays natal ●11/22 09:30 Tuesday, 19 November 2024ミシマショウジ詩集『茸の耳 鯨の耳』西宮でおいしいベイカリー ameen's ovenを営むミシマショウジさんの新詩集が発行されました。題して『茸の耳 鯨の耳』(TRANSISTOR PRESS)。耳とは何かを考えさせられる、大変におもしろい作品です。ぼくは解説として「混沌のために」という小文を寄稿しました。Posted by KS at 16:46『ヘテロトピア集』新著『ヘテロトピア集』(コトニ社)、明日20日発売です。あの画期的な東京ヘテロトピアにはじまる世界各地でのヘテロトピア・プロジェクトのために書かれた朗読用短編を中心に、中編「三十三歳のジョバンニ」、対話劇「ヘンリと昌益」、ぼくにとっても思い出深いノンフィクション「川が川に戻る最初の日」などを収録したスリムな1冊。ぜひお読みいただければさいわいです。12月6日には三軒茶屋のTwililight で、この本をめぐる対談を温又柔さんと。よろしかったらぜひいらしてください!Posted by KS at 16:43▼ 2024 (26)▼ November (2)ミシマショウジ詩集『茸の耳 鯨の耳』『ヘテロトピア集』► October (1)
▽漁書日誌ver.β ●11/15 02:18 2024-11-12現実逃避か寒空かここ数日で急に冷え込んできた。特に朝晩は冷え、夏から急に冬といった感じで季節感もへったくれもない。仕事もなかなかうまく進まず、それどころかかなりキャパオーバー気味でここのところ毎日ヘトヘトである。で、今日は神保町での仕事を終えて、18時前だしとざっと靖国通りの古本屋をのぞいて歩き、久しぶりに澤口書店を覗いたら、本を買うことになってしまった。大橋良介「悲の現象論・序説」(創文社)カバ1500円Rodney Shewan : OSCAR WILDE Art and Egotism, Macmillan,1977カバ500円Sheridan Morley : OSCAR WILDE, Weidenfeld & Nicolson,1976カバ500円大橋の本は学生時代に恩師に薦められた本で、その後折りに触れて検索していたが、大抵6000円とかしていてコピーで済ませていたもの。実物がこの価格だったので、思わず買ってしまう。で、ここは買うと飲み物無料券をくれる。数軒先の別店舗でお茶を一杯飲んでの帰るさ、チラと外ワゴンを見たら洋書が積まれている。ふと見るとワイルドの伝記、研究書が何冊かあったので見繕って2冊購入。英語などできやしないが、ワイルド関係で発表することになり、とりわけ2000年代以降の研究論集が欲しいというか欲しい論文だけコピーしたいのだが、これがまあ仕事先の図書館やら国会図書館にはなくてどうしようかと思っていた矢先、まあ一応と。ノックス「オスカー・ワイルド長くて美しい自殺」(青土社)カバ777円ブロワ(田邊貞之助訳)「ユイスマンスの墓のうえで」(森開社)1977年9月30日3800円ワイルドのは上記の理由で。そしてレオン・ブロワは、森開社の本としてどうしても入手しておきたく、だいたい4000円前後が相場でたまに見かけるとも