Hatena::Antenna

浪費板

すべて | グループ指定なし | はてな | diary | column | news | tech | low&politics

1 2 3 4 5 6 7 8 次の15件> 

おとなりアンテナ | おすすめページ

  1. 2025/02/10 16:56:50 Kapperのブログ - 楽天ブログ(Blog)含むアンテナおとなりページ

    882917

  2. 2025/02/10 13:31:52 たんなるエスノグラファーの日記含むアンテナおとなりページ

    dポイントが当たる!無料『毎日くじ』

  3. 2025/02/10 10:01:13 紙屋研究所含むアンテナおとなりページ

    『小泉悠が護憲派と語り合う安全保障』
    書評 (344)

  4. 2025/02/10 09:00:45 内田樹の研究室含むアンテナおとなりページ

    『武道的思考』韓国語版序文
    みなさん、こんにちは。内田樹です。  これは『武道的思考』という僕の書き物の韓国語版です。原著は2010年に出たので、...
    2025-02-09 dimanche

  5. 2025/02/09 21:09:06 ツジメシ。プロダクトデザイナー、ときどき料理人含むアンテナおとなりページ

    パキスタン料理店でこれがあれば注文し.. 各種カレーとしずく型ナン...
    ひっくり返す やることが溜まってきたの...
    手抜きフィデウアその1(オイルサーデ.. 「フィデウア」は、ス...

  6. 2025/02/09 11:42:13 猫を償うに猫をもってせよ含むアンテナおとなりページ

    2025-02-08
    百川敬仁氏のこと
    百川敬仁氏(1947-)が死去したらしい。まだ正確にいつのことか分からないが、昨年か一昨年くらいだろう。
    私は1990年6月に修士論文を補正した『八犬伝綺想』を刊行して、8月にはカナダのヴァンクーヴァーにあるブリティッシュ・コロンビア大学へ留学したのだが、その翌年ほどなくだったか、日本文学協会という左翼的な学会が出している『日本文学』という月刊学術雑誌の近世特集に寄稿するよう百川氏から依頼されたような気がする。もちろんメールなどない当時だから手紙だったのか。それで書いたのが「江戸の二重王権」という『八犬伝』論で、すると91年の暮れに一時帰国した際、高田衛に呼ばれているというので、私と百川氏と、やはり寄稿した櫻井進氏とで、雑司ヶ谷の日文協事務所へ行ったのだが、風間誠史という、当時高校教師で、今は相模女子大の理事長になっている人が「高田側」の人物としていて、「今度の論文は面白かったです」などと言っていた。
    その時百川さんは色々話したが、「なんでそんなに暗いんですか」などと言われていた。百川氏は旧姓を桑野といい、東大国文科から大学院をへて東大助手となり、国文学研究資料館から明治大学教授になっていたが、夫人が長く病気だったらしい。87年に『内なる宣長』、90年に『物語としての異界』という論文集を出していて、あとから思えばポストモダン風の、文藝評論じみた書き方をする人だった。櫻井という人も当時『江戸の無意識』というバリバリのポモ新書を出しており、名古屋大助教授だったが、どういうわけかその後南山大教授になり、交通事故で死んでしまった。
    92年夏に私は日本へ帰ってきた。カナダではアメリカ人教員のポリコレな振る舞いと合わず、博士論文執筆資格もとれずに帰国したのだが、当時東大本郷で百川氏が非常勤で教えていたのでそこへ会いに行ったら、「俵万智なんてのは天皇制です」というような話をしていた。終わってから教壇へ数人の学生が寄ってきて、女子学生が、そうですよ俵万智なんて、天皇制ですよと言っているのを、直感で適当なことを言っているなと思った。その時私は無精ひげを生やしていたので、百川氏は私に気がつかず、少ししてから「あっ、小谷野さん!」と気づいてくれた。
    それから本郷の正門前の喫茶店の二階で話していたら、あとから上がってきた30代の男性に会釈して、「長島(弘明)」と言ったのが、今度東大国文科の近世の専任になった人であったのを覚えている。百川氏は私のヴァンクーヴァーでの師匠だった鶴田欣也先生のところへ研究員で行っていたことがあるが、鶴田先生に聞いたら、デリダなどを引用するので自分が禁止したら大変不幸だったということであった。
    その後も何かと相談をしたりしていたが、94年に私は大阪大学へ行き、その夏に「甘え」をめぐる会議で東京へ来た時、東大の大澤吉博という、以前百川氏と同時に駒場の助手をしていた人(この人も若くして死んだ)から、百川夫人が死んだという話を聞いた。
    99年に私は阪大を辞めて東京へ帰ってきた。2000年に百川氏はちくま新書から『日本のエロティシズム』を出したのだが、これを近世文学の板坂則子さんが激しく批判していたが、公にはならなかった。その翌年に明治大学で公開講座「江戸文学の明暗」というのをやり、私と百川氏、三田村雅子などがそれぞれ講演をした。2004年に百川氏が岩波から出した『夢野久作』が最後の単著になったが、贈られて読んで私には何が何だか分からなかった。すでに私はポモに批判的になっていて、さほど百川氏の仕事を評価していなかったのである。
    百川氏は、目が悪くなったと言うようになり、それは緑内障だったらしいのだが、次第に音沙汰もなくなったが、2009年ころ、妻が明大和泉校舎で事務の仕事を始めたので、無理に勧めて百川氏に会わせたが、全然違う顔になっていたと言っていた。娘さんがいたが、アメリカで音楽大学に行っているとかいう話だった。これより前だが、日本人には天皇は必要だ、というようなことを言うので驚いたことがあるが、最初に会った時も、ハイデッガーを深読みしていて、あそこまで考えたらナチスになるのも分かるというような不穏なことを言っていた。
    メールも読めなくなっていたようなので遠慮していたが、かといって電話をするほどに距離は近くなくなっていた。最後にメールしたのは2019年、妻が交通事故に遭い、私が入院して大腸ポリープを切ったあとのことだった。
    そういえばまだ桑野姓だったころ、大学紀要に論文を載せたのを、谷沢永一から藤井貞和とともに批判されたこともあったというが、当人は藤井「じょうわ」と音読みして言っていた。私はその時、つい「(藤井貞和と一緒なら)いいじゃないですか」と言ってしまい、いやこれはまずいことを言ったかな、と思ったのを覚えている。
    (小谷野敦)
    jun-jun1965 2025-02-08 21:22 読者になる
    百川敬仁氏のこと

  7. 2025/02/09 01:10:01 山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal含むアンテナおとなりページ

    ラファティ、バロウズ、人工知能

  8. 2025/02/09 00:04:34 leeswijzer: boeken annex van dagboek含むアンテナおとなりページ

    2025-02-08
    『おしゃべりな絶滅動物たち——会えそうで会えなかった生きものと語る未来』読了
    新 目
    川端裕人
    (2025年1月21日刊行、岩波書店、東京, xvi+214+8 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-00-061679-9 → 版元ページ)
    【目次】
    はじめに おしゃべりな絶滅動物 v
    第1章 「絶滅」を知らない時代の絶滅 ―― 一八世紀、ステラーカイギュウ 1
    コラム❶ ステラーカイギュウは日本のカイギュウ? ―― 日本で見る大型海牛類の進化 27
    第2章 「人為の絶滅」の発見 ―― 一九世紀、ドードー、ソリテアからオオウミガラスへ 34
    第3章 現代的な環境思想の勃興 ―― 二〇世紀、生きた激流リョコウバト 66
    コラム❷ リョコウバトと日本人画家と野口英世 97
    第4章 絶滅できない!―― 二〇世紀、フクロオオカミ(タスマニアタイガー) 104
    第5章 それでも絶滅は起きる ―― 二一世紀、ヨウスコウカワイルカ(バイジー) 130
    第6章 ドードーはよみがえるのか ―― 二一世紀、「脱絶滅」を通して見えるもの 157
    終章 絶滅動物は今も問いかける ―― 「同じ船の仲間たち」と日本からの貢献 199
    謝辞など 211
    注 [1-8]
    leeswijzer 2025-02-08 11:38 読者になる
    『おしゃべりな絶滅動物たち——会えそうで会えなかった生きものと語る未来』読了

  9. 2025/02/08 09:15:55 shorebird 進化心理学中心の書評など含むアンテナおとなりページ

    2025-02-07
    War and Peace and War:The Rise and Fall of Empires その101
    第12章ではどのように歴史を科学として捕らえるべきかが語られる.まずトルストイの古典物理的な取り組み,英雄史観の否定が紹介された.ここからターチンの立場の説明が始まる.
    第12章 戦争と平和と素粒子 歴史の科学 その2
    トルストイのアイデアを全て肯定する必要はない(結局「戦争と平和」は100年以上前に書かれた本だ).しかし彼の「数多くの個人の行動を統合することによって歴史の科学は構築される」という議論は現代の社会学者に受け入れられているし,正しいだろう.
    個人のミクロな行動からどのようにマクロな社会ダイナミクスを推論するかは今日の社会学の中心的な問題の1つだ.そこでは統計物理とのアナロジーに説得力があるだろう.
    帝国の興亡の科学の理論的枠組みも同じように構築できるはずだ.集合的団結心,すなわちアサビーヤは集合的行動能力であり,集団の特質だ(「ナポレオンに大きなアサビーヤがあった」と言うことは不可能だ).そしてそれはアサビーヤだけでなく,人口,経済格差,社会政治的安定性などの要因も同じだ.私が本書で示した説明はトルストイの論理と整合性がある.
    まずはターチンの議論のポイントアサビーヤの扱いだ.これはトルストイと同じ立場に立ち,統計物理メタファー的な分析で,個人個人の行動を統計的に巨視して集団の特性として扱うということになる.ではトルストイの英雄史観の否定はどうするのかが次に語られる.
    しかし条件によっては個人の行動は歴史に大きな影響を与える.コンスタンティヌス大帝が帝都を(交通の要衝であり防衛に適した)コンスタンチノープルに移したことがビザンチンの繁栄に必須だったとまではいえなくともそれは大きな要因だっただろう.
    もっと良い例がナポレオンだ.ナポレオンの存在が与える戦争の勝敗への影響は無視できない.トルストイはナポレオン個人の影響はほとんどない(ナポレオンは自分が何を指示命令したかもわかっておらず,配下の将軍が独自の判断で行動したとコメントしている)と主張しているが,最近の統計的なリサーチではナポレオンの存在は戦力を1.3倍にする効果があったと分析されている(分析の詳細が説明されている).ナポレオン個人が歴史に影響力を持っていたことは明白だ.
    この興味深い分析については以下の書籍が参照されている.
    Understanding War: History & Theory of Combat
    作者:Dupuy, Trevor Nevitt
    Nova Pubns
    問題は個人の影響を考慮することがよい理論にはつながりにくいことだ.確かにナポレオンやアレキサンダーやカエサルは歴史の経路に影響を与えただろう.これはカエサルがすべてを思い通りに動かせたという意味ではない.カエサルは共和政ローマの分解フェーズを止めることは出来なかったし,自身の暗殺を防ぐことすら出来なかった.とはいえカエサルがいなかったらガリアの征服は1世代以上遅れただろうし,それはローマの軌跡を大きく変えただろう.しかしそもそもカエサルはどこから来たのか,英雄の出現を予言できる理論はない.いつ英雄が現れるのかを知ることができないなら,その影響を考える理論は役に立たない.
    別の角度から考えてみよう.仮に私が「異なる国には異なるアサビーヤがあり,だからある国は興隆し,別の国は衰退するのだ」と主張しているとしよう.これは科学的な理論といえるだろうか.まったくそうではない.それは単に「興亡」を「異なる態様のアサビーヤ」と言い換えているに過ぎないからだ.しかし私が「アサビーヤはどのように生まれ,どのようになくなるのか」を示すことが出来たなら,それは理論の入り口に立っているといえる.それによる仮説をデータで実証することにより科学にすることが出来るだろう.
    ここには歴史を科学として扱う際の悩ましさが正直に語られている.やはりナポレオンの影響を完全に否定することには無理があるのだ.アレキサンダーの大征服に彼の個人的特質が無関係と主張するのには無理がある.それはカエサルについても同様だ.日本史であれば,織田信長,豊臣秀頼,徳川家康などの名前がすぐ浮かぶところだ.
    しかしこれを理論に取り込むのは難しい.ここからどうするのかが次に語られることになる.
    shorebird 2025-02-07 11:08 読者になる

  10. 2025/02/07 02:12:50 [料理] - 2ちゃんねるの方舟 Reloaded -2chまとめサイト案内-含むアンテナおとなりページ

    </

  11. 2025/02/06 10:00:42 極東ブログ含むアンテナおとなりページ

    USAID解体が問うもの

  12. 2025/02/05 18:51:03 はてなダイアリー - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」含むアンテナおとなりページ

    2025-02-01
    《検証》飲酒6時間後のアルコール量 睡眠中は分解遅くまだ体内に残っていることも 飲酒運転の事故は無くすことができるのか
    話題
    《検証》飲酒6時間後のアルコール量 睡眠中は分解遅くまだ体内に残っていることも 飲酒運転の事故は無くすことができるのか (FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
    500ミリリットルの缶ビール3本分を摂取。呼気から検出されるアルコールが、6時間後にどの程度あるかを調べた。飲酒後の呼気からは1リットルあたり0.3mgのアルコールが検出された。これは酒気帯び運転・基準値の倍に相当する。
    6時間後、被験者は「飲んだ直後のふらつきも消え、かなり頭もすっきりしている」と話すが結果は、呼気1リットルあたり0.15mg。6時間が経過しても数値は半減に留まった。
    私も刑事事件として取り扱ったことがありますが、飲酒後、数時間程度経過後に、酒が抜けて大丈夫だろうと軽信して運転したところ、酒気帯び、酒酔い運転に問われるというケースは、結構、あるものです。
    アルコールの能力には個人差がありますし、飲んだ量によっても変わってきますから、私の感覚では、飲んだ後、最低でも8時間程度はおかないと運転するのは危険だと思いますし、余裕を持って少なくとも12時間程度はおくべきだろうと思います。記事にある実験では、12時間経過した後も酒気帯び運転程度の数値が出ていますから、12時間でも危険ということも言えます。
    記事にもあるように、翌日に運転する際は前日には飲酒しないくらいのことをしてもおかしくないと言えるでしょう。十分に注意すべき点です。
    yjochi 2025-02-01 00:00 読者になる
    2025-01-31
    円安でもまだ日本に魅力はある? 外国人労働者 前年比25万人増 過去最多
    話題
    円安でもまだ日本に魅力はある? 外国人労働者    比25万人増 過去最多(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース
    中でも「特定技能」や「技能実習」の在留資格で働く外国人が増加しているということで、産業別では、医療・福祉の分野での労働者が前年からもっとも伸び率が大きく、11万6350人となりました。特に近年、国内で人材不足が問題となっている介護の分野で働く外国人が増えていて、ミャンマーやインドネシアから「特定技能」の在留資格で介護の仕事に就く人が増えているということです。
    少子化が著しく進行し、社会において必要な人手を、日本人だけでは到底賄えない状況は、今後、ますます進むでしょう。そういう社会を好まなくても、否が応でもそういう社会になっていかざるを得ないことを、まずは社会全体で是認していく必要があると思います。感情で見るのではなく、現実を冷徹に見るべきです。
    その上で、社会を良好に維持していくためにはどうすべきかということを、皆で議論しながら検討し、決めて進めていく、そういうことを地道に積み重ねていくべき現状に、正にあると思います。
    yjochi 2025-01-31 00:00 読者になる
    2025-01-30
    フジ会見欠席の日枝久相談役...かつて創業者一族の「右腕」で1988年に社長就任"絶対権力者"に 専門家は「日枝氏がフジサンケイグループ代表も含め完全引退するか」に注目
    話題
    フジ会見欠席の日枝久相談役...かつて創業者一族の「右腕」で1988年に社長就任"絶対権力者"に 専門家は「日枝氏がフジサンケイグループ代表も含め完全引退するか」に注目(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
    桜美林大学芸術文化学群の田淵俊彦教授は、フジテレビの役員らは黄金期を支えた“バブル期の感覚”のまま、現在まで来てしまったのではないかと推測します。
    人間、老いればどうしても衰えますし、世の中の流れについていけなくなるものです。高齢者がいつまでも組織に君臨すれば、どうしても組織に歪みが出やすくなり、上下の断絶が進んで下に不満が蓄積していきます。そうならないために、例えば役員であっても定年制を設けるとか、打つべき手はいろいろあるでしょう。
    そういった問題は、フジテレビ、フジサンケイグループだけのものではない、ということを改めて痛感します。
    yjochi 2025-01-30 00:00 読者になる
    2025-01-28
    都市部で進む、家電量販店の「デパート化」 ヤマダ・ヨドバシ・ビックの目指す方向とは
    話題
    都市部で進む、家電量販店の「デパート化」 ヤマダ・ヨドバシ・ビックの目指す方向とは(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース
    家電販売で成長が見込めなくなったいま、大型量販店を構える各社が進めているのが「デパート化」である。家具売場や酒類売場を設け、中には食品スーパーを併設する店舗も多い。
    私も、最近、ある地方で部屋を新たに使い始めることになり、電化製品を買ったり家具を買ったりしているのですが、電化製品、家具が大きな買い物になるので、それに併せて中小の物が買えれば便利と、上記の記事を読んで感じました。
    地方では、既存のデパートがなくなったり大型スーパーが撤退するといった動きも目立ちますから、家電量販店に行けば電化製品以外の物もいろいろ買えるとなれば確かに便利でしょう。
    流通業界にも新たな流れが出てきているものだなと思います。
    yjochi 2025-01-28 00:00 読者になる

  13. 2025/02/04 01:56:32 SHA_LOG ☆ FOTO_LOG含むアンテナおとなりページ

    « 2025 02 »
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 -

  14. 2025/01/30 23:48:54 the blog 4merly known as deBlog (元 出不ろぐ)含むアンテナおとなりページ

    2025-01-29
    ポール・ド・マン(1971)『盲目と洞察:現代批評の修辞学における試論』
    総特集:川崎寿彦
    盲目と洞察: 現代批評の修辞学における試論 (叢書・エクリチュールの冒険)
    作者:ポール ド・マン
    月曜社
    版元
    まえがき
    第1章 批評と危機
    第2章 アメリカのニュークリティシズムにおける形式と言語
    第3章 ルートヴィヒ・ビンスヴァンガーと自己の昇華
    第4章 ジョルジュ・ルカーチの『小説の理論』
    第5章 モーリス・ブランショの批評における非対称性
    第6章 起源としての文学的自己──ジョルジュ・プーレの著作について
    第7章 盲目性の修辞学──ジャック・デリダのルソー読解
    第8章 文学史と文学のモダニティ
    第9章 抒情詩とモダニティ
    訳者あとがき
    contractio 2025-01-29 18:00 読者になる

  15. 2025/01/29 14:10:21 Everything You’ve Ever Dreamed含むアンテナおとなりページ

    2025-01-28
    絶対にしくじってはいけない案件を失注した。
    仕事 サラリーマン終活 給食営業マン 日記
    僕は食品会社に勤める営業部長だ。まだ給食営業の仕事も続けている。昨年12月頭に、得意先の紹介でとある静岡県のメーカーE社の社員食堂の案件が飛び込んできた。E社は現在委託している給食会社が一年間で三回も値上げを打診してきたのをきっかけに交渉が決裂、4月から運営してくれる会社を探しているという。取引先の手前、絶対にしくじってはいけない案件だった。E社の担当者との初めての面談で3社に声がけしたと伝えられた。僕は、70食程度の小さい社員食堂とはいっても年末年始が入るので時間がないこと、提案や試食等の選定を急ピッチで進める必要があること、取引確認や調査は先行して勧めてほしいことを依頼した。
    で、順調に企画提案とプレゼンをクリアして最終候補の1社に残り、試食会を実施する段階になった。担当者は「最終確認です」と言った。担当者からは6名参加と告げられた。「飾ることなく普通に社員食堂で提供される内容の食事」を依頼された。依頼に応じて、交渉してクライアントの協力を得て現在受託している社員食堂で実施することになった。その社員食堂で実際に提供している食事を試食してもらうのだ。担当者から「これで公正な評価ができます」と感謝された。当日の朝に担当者から連絡があり、参加メンバーの一人が体調を崩し、もう一人が別件で参加できなくなったため4名参加になったことを告げられ、加えて、肉と魚が食べられない人間のために特別に主菜を新たに作るよう依頼された。普通に社員食堂で提供される食事内容はどこへ?と思いつつ対応を約束した。
    試食会場には担当者をいれて3名が現れた。もう1名はどうしたのか、と訊ねると、担当者は私のカウントミスでしたと謝罪した。この人はもしかしてポンコツなのでは?と僕のなかで不安がむくむくと血が流れ込む海綿体のように膨らんでいった。担当者が追い打ちをかけるように、その1名が実は肉と魚が食べられない人間でして…などと、特別に用意した食事が無駄になったとき、こいつマジでポンコツなのでは?と不安の海綿体がパンパンに膨れ上がった。試食会は大好評に終わった。担当者は結果は速やかにご連絡します、特に問題はないと思いますと言って会場を後にした。
    数日後、担当者から連絡があり、最終確認の意味を込めて同様の方法での試食会を依頼された。前回の試食会が最終確認だったのでは?という僕の質問に、担当者は「最終確認の試食会のための最終確認でした」とワンダーなロジックをキメてくれた。マジでポンコツなのでは?大丈夫なのか?いいようのない不安に襲われた。セカンド試食会は、最終確認(笑)なので参加者は10名と連絡を受けた。前回の反省を踏まえて肉と魚がダメな人用の主菜も用意した。セカンド試食会当日の午前中に担当者から連絡。また一人減るのかと覚悟していたら、急遽参加メンバーを1名追加という内容だった。オッケー、オッケー、11名ですね、大丈夫ですよ。ポンコツもオッケーっす。余裕をかまして待っていると、あらわれたのは担当者含めて7名。10名足す1名は11名だと昭和50年代に算数の授業でならったはず。もしかして2000年代の算数の教育方法が変更になって10名足す1名は7名になったのかもしれないよね。あっはっは。担当者は、出張していた、営業先から戻れなかった、などとワンダーな理由を述べていたが、ポンコツぶりに心が汚染されそうだったので、「問題ないですよ。さあ始めましょう」と親指を立てて終わらせた。4名は異次元の谷に落ちて消えたと割り切ったのだ。だってオラ、ベテラン営業マンだもの。
    結果からいうと試食会は大成功だった。参加した役員クラスも「問題ない。このまま進めて」と担当者にゴーサインをその場で出していた。会場を去っていく際に今後の流れを確認すると担当者は「今回の試食会が最終確認です。社内の手続きはすべて終わっているので遅くても1週間以内にいい報告を差し上げられます。おそらくもっと早く連絡できます」と言った。ポンコツ撤回。デキるじゃないかキミ。で、1週間経っても連絡は来なかった。むくむくと膨れ上がるポンコツ不安。連絡を入れると「実は、御社の経営状況をとあるデータバンク的な調査会社をつかって調査したところ、経営状況がよろしくないと財務担当からストップがかかりまして」と担当者は言った。最初に取引確認調査をすすめておくように言いましたよね、先日もすべて手続きは完了していて形だけの最終確認です、と仰ってましたよね、と訊ねると担当者は「ぜんぶ忘れていました。でもご安心ください。私が責任をもって説明して話を通しますから」と言った。ポンコツなあなたのどこを見て安心できるというのだろうか。あなたのいう最終確認は何を意味していたのだろうか。都度、ウチとの契約は大丈夫ですかと確認したときの問題ありません回答はなんだったのか。
    一時間後、担当者から℡。「ダメでした。社内規定なので交渉はここまでとさせてください」と謎のビジネスライクな態度を打ち出し、伝えることだけを伝えてあっさりと通話を切った。人数を数えられないポンコツなのに。僕が上司にどう説明しているか苦悩しているとポンコツマンから連絡があり「今の会社との解約手続きを終えてしまって4月からの社員食堂の運営が行き詰まります」。なるほど、そこで今回は特例として契約するという話なのだな、やるなポンコツと感心していると「経営状況の悪い貴社とは取引できませんので、経営状況の良好な給食会社を紹介してく」と言い出したので途中で通話を打ち切った。ポンコツすぎる。契約しなくてよかった。
    会社上層部に結果を報告した。先方の担当者の仕事の進め方が雑であること、当社の経営状況が悪いという調査結果を先方の財務担当が指摘して取引できないという結論にいたったこと。経営状況が悪いのは、会社上層部がはじめた新規事業が絶不調だったからである。なんと売上が想定の50分の1。速攻で撤退になった。これが失注の原因だ。しかし上層部はウルトラポンコツで「ウチの経営状況が悪いというのは本音で、建前は別にあるんじゃないか」などと言った。バカだから本音と建前が逆になっているが、超訳すると、「他に主原因がある。我々はスケープゴートだ」であった。いや、調査結果が悪かったのは明らかだから…。「キミは自分の責任を担当者と上司にかぶせている」と言われた。何を言っても無駄だった。デスクに戻ってくると監査室に依頼していたE社の調査報告が届いていた。シュレッダーにかける前に内容を確認したら、E社の経営状況は債務超過でウチよりも悪かったのである。おまゆうであった。(所要時間40分)
    Delete_All 2025-01-28 12:00
    2025-01-26
    「会社愛」はいらない。
    人生 仕事
    フジテレビの社員向け説明会が紛糾していた。会社や上層部への不満が爆発したようだ。会社愛の強い人が多いようだ。微笑ましいが、外から見ていると会社や上層部を信用しすぎではなかったの?と心配になる。かつて僕が勤めていた会社がそうだったように、上役の関与した成功体験が大きく、現在の企業の礎になっていると、それが現代

1 2 3 4 5 6 7 8 次の15件>