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おとなりアンテナ | おすすめページ

  1. 2022/09/30 14:51:47 Kapperのブログ - 楽天ブログ(Blog)含むアンテナおとなりページ

    840602

  2. 2022/09/30 14:32:37 知ったかぶり週報含むアンテナおとなりページ

    9月30日14時22分更新
    マチコ(38 歳) 京都府
    キツキツ、ミミズって良い割れます。分かる人います?
    chappy(38 歳) 青森県
    若いセフレ募集
    七瀬(35 歳) 石川県
    遅いしダラメする人、常識ない人要らないです(^_^;)
    ミドリ(37 歳) 大阪府
    エッチは嫌いじゃないですけど少し会って話したいです。
    菊(39 歳) 新潟県
    気持ちわかりあえる人に出会いたい…ホテルで語りませんか?

  3. 2022/09/30 14:19:14 shorebird 進化心理学中心の書評など含むアンテナおとなりページ

    2022-09-28
    From Darwin to Derrida その172
    第13章 意味の起源について その10
    ヘイグの意味についての論考.エリオットの詩を引用しながらタイムスケールの問題が考察される.いきなりソシュールが登場し,その共時性と通時性についてのヘイグの考察が披露された.
    決定的アクション その1
    リボスイッチの機能はその進化的過去からの通時的な情報とその環境的現在からの共時的情報に依存する.進化的な情報はRNA配列に書き込まれ,複製系列の過去の自由度「何でありえたか」と,リボスイッチの機能的反応のレパートリーの記述「何でありうるか」を示している.環境的情報は現実の反応「何であるか」を将来の自由度のなかから選択する.
    ここはソシュールの解釈を通じてリボスイッチにかかるいくつかのタイムスケールの問題を整理し直したということになる.
    機能が進化的な過去からの通時的な情報に依存するというのは,それが適応的機能を持つという意味だ,そして環境的現在からの共時的情報に依存するというのはその適応的機能は環境条件に応じて調整されるというという意味になるだろう.そしてそのような自然淘汰を経たRNA配列は過去の淘汰にかかる情報,現在の機能制御の条件についての情報を含んでいる.さらに現在の環境は制御条件を1つに決定する.
    メカニズムにかかる共時的視点から見ると,配座の変化に関するリガンドとアプタマーの役割は因果的に同一だ.しかし適応の意味にかかる通時的視点から見ると,主体としての進化するRNAと客体としての変化しないリガンドの間には文法的な区別がある.
    機能メカニズム的(至近因的)にはリガンドとアプタマーが結合することにより機能が変化するので,この両者に因果要因としての差はない.しかし進化的(究極因的)にはアプタマーはRNA配列の一部としての進化産物であるが,リガンドはそうではないという違いがあるということになる.
    リボスイッチのエネルギー地形はその形にある.一部の配座は自然淘汰の客体となるに十分な頻度で現れるが,一部の配座はリボスイッチの機能を推測する際には無視できるほど稀にしか現れない.進化したエネルギー地形は自然淘汰により形作られるもので,微小な摂動に敏感で(バタフライエフェクト),大きな摂動には鈍感な(バスタブエフェクト)様相をとる.これによりリボスイッチは,不適切な摂動には鈍感で,適切な入力には敏感になることができる.そしてそれに対応するリガンドはある牽引領域から別の牽引領域にフリップする.
    ここはリボスイッチの切り替えがノイズの影響を避けてうまく行われるのはそれが自然淘汰産物だからということをいっているのだろう.
    1つのアプタマーが1つの発現プラットフォームに結びついているようなパラダイム的(範例的)なリボスイッチを考えてみよう.アプタマーは,リガンドにより実現される配座に安定化するまで,潜在的な配座群の中で可逆的な変動(揺らぎ)をする.このリガンドに誘発されるアプタマーの安定化は発現プラットフォームにアロステリックな(高分子のある結合部位の結合が別の部位の機能的変化を生じさせるような)シフトを引き起こし,そのシフトは転写の終了のような不可逆的な化学反応を引き起こす.アプタマーと発現プラットフォームのこの進化した構造は,アプタマーのリガンドの感知による不可逆的な反応が生じるまでは,それぞれ「不確か(uncertain)」,「非決定(undecided)」の状態にある
    リボスイッチは「決定」(不可逆作用)が何らかの「理由」(リガンドの感知)により生じるという理由のある選択(a reasoned choice)であることの例だ.この入力と出力を持つアロステリックなメカニズムは,物理科学的に恣意的(physicochemically arbitrary)だが,適応的な意味(adaptive sense)がある.
    そして前段の主張が具体的に解説されている.選択により意味が生まれているということになる.
    shorebird 2022-09-28 17:10

  4. 2022/09/30 14:02:50 ツジメシ。プロダクトデザイナー、ときどき料理人含むアンテナおとなりページ

    1 介護
    2 歴史
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    4 時事・ニュース
    5 スクール・セミナー
    6 英語
    7 ブログ
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    9 科学
    10 部活・サークル

  5. 2022/09/30 14:01:03 たんなるエスノグラファーの日記含むアンテナおとなりページ

    GPS端末の位置情報を見守る家族にお知らせ

  6. 2022/09/30 10:52:25 leeswijzer: boeken annex van dagboek含むアンテナおとなりページ

    2022-09-30
    『JIN—仁—・第5巻』

    村上もとか
    (2005年12月7日刊行,集英社[ジャンプ・コミックス デラックス],東京, 194 pp., ISBN:4-08-859174-7)
    leeswijzer 2022-09-30 07:03
    Tweet
    『JIN—仁—・第5巻』

  7. 2022/09/29 19:10:16 macska dot org: it’s all about cats. ’cept it’s not.含むアンテナおとなりページ

    44 queries. 0.318 seconds.

  8. 2022/09/29 08:08:06 紙屋研究所含むアンテナおとなりページ

    『マクニール世界史講義』
    書評 (252)

  9. 2022/09/28 07:58:36 はてなダイアリー - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」含むアンテナおとなりページ

    2022-09-26
    「伝説の特捜検事が語るー平成重大事件の真相」
    書籍 刑事事件
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    伝説の特捜検事が語る-平成重大事件の深層 (中公新書ラクレ (674))
    作者:熊崎 勝彦,鎌田 靖
    中央公論新社
    Amazon
    元東京地検特捜部長の熊崎勝彦氏は、惜しくも今年5月に逝去されましたが、生前、元NHKの鎌田靖氏とのこの対談を出しており、遅ればせながら読んでみました。
    昭和末から20世紀終わり頃までの、東京地検特捜部が手掛けた著名事件が振り返られており、当時の特捜部の内幕や熊崎氏の思いといったことが率直に語られている箇所も随所にあって(保秘に関わるところは鎌田氏に問いかけられても語っていないところもありますが)、私自身、過去の事件を思い出しつつ、頭の中を整理しつつ読みました。
    捜査に対する考え方、進めるにあたっての手法は、検察内ではよく語られるものであってもなかなか対外的には語られないもので、そういったことが、本書内の随所で熊崎氏によって語られているのも類書にないものでしょう。
    本書の最後で熊崎氏が総括的に語っていることが、今となっては遺言のようにも思われ、検察が、刑事司法が、今後、どのように展開していくかについて、熊崎氏の思いがどう生かされていくのかという印象を受けるものがありました。
    生前にお会いする機会がありませんでしたが、熊崎氏のご冥福をお祈りします。
    yjochi 2022-09-26 11:33
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    2022-09-25
    「宿命 安倍晋三、安倍晋太郎、岸信介を語る」
    書籍
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    宿命 安倍晋三、安倍晋太郎、岸信介を語る
    作者:安倍洋子
    文藝春秋
    Amazon
    岸信介の長女、安倍晋太郎の妻、安倍晋三元首相の母である安倍洋子氏への過去のインタビューをまとめたもので、興味を感じて読んでみました。
    鎌倉時代や室町時代ならいざ知らず、現代の日本で、首相の娘、首相目前だった政権党の有力政治家の妻、長期にわたって首相を務めた政治家の母という、3つの顔を持った人物は稀有な存在でしょう。その意味で、貴重なインタビューだと思います。
    表面を綺麗に語っている感はありましたが、昭和時代の政治家の姿、その家族の生き方といったことがかなり率直に語られていて、私にはおもしろい内容でした。
    家族の立場で努力してきた安倍洋子氏にとって、安部元首相の遭難、急死には耐えがたいものがあったと推察されます。謹んで安倍元首相のご冥福をお祈りします。
    yjochi 2022-09-25 00:00
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    2022-09-24
    「鎌倉幕府草創の地ー伊豆韮山の中世遺跡群」
    書籍 歴史・戦史
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    鎌倉幕府草創の地―伊豆韮山の中世遺跡群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)
    作者:池谷 初恵
    新泉社
    Amazon
    代官山の蔦屋書店で本を見ていたらこれがあり、早速、読んでみました。先日、伊豆韮山で、この本で取り上げられている北条氏館跡などを歩いて見て回る機会があり、良いタイミングで読めました。
    現地を歩いて見て回っていると、何の遺構かを示す標識や簡単な案内程度しかなく、物足りなさを感じましたが、この本では過去の発掘の成果がわかりやすく紹介されていて、理解がより進みました。まだ未発掘の場所も多いようであり、今後の発掘や新たな発見にも期待したいものがあります。
    大河ドラマの影響で、この方面へ今秋、行く予定にしている人も少なくないと思いますが、これで予習して行くと、より楽しめるでしょう。
    yjochi 2022-09-24 00:00
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    2022-09-23
    「中世都市鎌倉を歩くー源頼朝から上杉謙信まで」
    書籍 歴史・戦史
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    中世都市鎌倉を歩く―源頼朝から上杉謙信まで (中公新書)
    作者:松尾 剛次
    中央公論新社
    Amazon
    大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の影響で、関連本を読み、これまで不勉強であった鎌倉時代の知識、理解も少しずつ増えていますが、そういう中で、鎌倉という都市に対する関心も出てきて、これを読んでみました。
    源頼朝当時やその後の鎌倉時代初期の遺構、その後の鎌倉幕府滅亡までの鎌倉の姿だけでなく、室町時代や戦国時代の鎌倉も紹介されていて、鎌倉という都市を重層的に理解する上で参考になるものがありました。
    私自身も、イメージとして、鎌倉幕府滅亡後の鎌倉が希薄で、室町幕府の出先機関が関東営業所のような感じで存在する、細々とした都市だったのだろう程度のいい加減な認識でしたが、そうではなく、関東の中心にあってその存在感を発揮していたことがよくわかりました。
    いつか鎌倉散策の機会があれば、これを手に巡りたいと考えています。
    yjochi 2022-09-23 00:00
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    2022-09-22
    「街道をゆく42 三浦半島記」
    書籍 歴史・戦史
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    街道をゆく 42 三浦半島記 (朝日文庫)
    作者:司馬 遼太郎
    朝日新聞出版
    Amazon
    先日、録画していた
    www6.nhk.or.jp
    を観て、これが実に良く、遅ればせながら本のほうも読んでみました。
    司馬遼太郎の、鎌倉幕府やその中にいた人々への視点、評価が、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放映されている最中であり、私自身も関連本を読んでいるところでもあって、参考になる、ものがありました。
    幕末の幕臣小栗上野介が、横須賀に造船ドックなどを作り、これで売り家も蔵付きになりますと言っていたエピソードは上記の番組でも紹介されていました。横須賀の施設が明治後に日本海軍を支え、日露戦争における日本海海戦での大勝利にもつながりました。
    我々は、今の日本で、このような小栗上野介の思いをしっかりと受け継いでいるのだろうか、今が楽で楽しければ良いと将来の日本人にツケを回しているだけではないかと考えさせられるものがありました。
    「鎌倉殿の13人」の入門的な読み方もできて、読み甲斐のある1冊だと思います。
    yjochi 2022-09-22 00:00
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  10. 2022/09/27 03:16:49 「この門をくぐる者はすべての高望みを捨てよ」(仮)含むアンテナおとなりページ

    2022-09-26
    森見登美彦氏、ヨーロッパ企画の生配信に登場する
    アニメ「四畳半タイムマシンブルース」の配信開始、および劇場公開(9月30日より)を記念して、ヨーロッパ企画の上田誠氏と語り合う予定。
    今夜10時スタートであります。
    www.youtube.com
    Tomio 2022-09-26 11:45

  11. 2022/09/27 01:23:58 作品メモランダム含むアンテナおとなりページ

    出版:『世界を変えた書物』(小学館)
    岩波文庫 青001:世阿弥
    「哲学の劇場」チャンネル登録者数5000人記念企画

  12. 2022/09/23 09:05:50 猫を償うに猫をもってせよ含むアンテナおとなりページ

    2022-09-22
    三進堂書店のおやじ
    御茶ノ水駅南側丸善の向かいに古本屋があり、駿台予備校へ行っていたころや大学時代御茶ノ水へ出る時などよく寄ったものだが、ここのオヤジが何とも変な人で、カウンターに座って手でタンタタタンタタとリズムをとり、買う段になると妙に手早くむっつりとした感じで包装をしていた。
    私が行っていたのは80年代だが、妻は2000年代に行っていて、そのころは年齢も70歳近かったせいか、立ち読みしている客に、独り言のように「待っても安くならないよ~」とか言っていたらしい。
    調べてみると2019年にこの吉田治男というオヤジは死んで、店も閉店することになったらしい。私はよく隣の小さい中華料理店で昼飯にチャーハンを食べたりしたが、それは今では大きい店になっているのかな。
    jun-jun1965 2022-09-22 22:17
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    2022-09-22
    小平麻衣子(おだいらまいこ)の<未熟>
    小平麻衣子(慶大教授、日本近代文学)が「日本近代文学館」の館報で一ページ分の「配合と組み合わせ」というのを書いているが、何だか文章がぎごちなく、下手である。今度「日本近代文学大事典」の新版が出るので、その項目執筆をしていて、昔自分が書いた項目を見ていたら、「未熟」だと思ったという。ところがその理由が「事実の提示が多いこと」だと書いてあり、「この書き手ならではの独自な切り口」を求める人もいるだろうという話である。
    だが普通に考えたら、若いうちは、若気の至りであれこれ独自の見解を盛り込んだ「事典の項目」を書いてしまうのが「未熟」というもので、成熟してくると、そういうシャバっけは抜けて、サラサラと事実だけを提示するようになるというものではないか。ここでの小平の「未熟」のとらえ方は、普通とは逆である。
    もう15年くらい前だろうか、小平が文藝誌か何かに書いた、衒気満々の難解文章を、私は「第一回悪文大賞」に選んだことがある。当時、NHK講座で「尾崎紅葉」など、当時あまりやる人がいなかった対象を研究していて、好感を抱いていたのだが、その後はさすがに難解文章は影を潜め、実証的な研究をするようになった。しかしまた妙なことを言いだしたものだな、とちょっと苦笑したのである。
    (小谷野敦)
    jun-jun1965 2022-09-22 19:13
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    三進堂書店のおやじ
    小平麻衣子(おだいらまいこ)の<未熟>

  13. 2022/09/21 11:31:44 the blog 4merly known as deBlog (元 出不ろぐ)含むアンテナおとなりページ

    ■1955 ウィルバート・ムーア『経済と社会:産業社会学序説』 渡植彦太郎訳、白桃書房、1963年 ISBN:B000JAHZQ8
    ◆2018 稲葉振一郎 『「新自由主義」の妖怪:資本主義史論の試み』 ISBN:4750515477
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    2022-09-16
    稲葉振一郎(2018) 『「新自由主義」の妖怪:資本主義史論の試み』
    産業社会 産業社会論 産業化 産業社会学 日社
    学会報告の準備。
    contractio.hateblo.jp
    「新自由主義」の妖怪――資本主義史論の試み
    作者:稲葉 振一郎
    亜紀書房
    Amazon
    亜紀書房 - 「新自由主義」の妖怪 資本主義史論の試み
    第1章 マルクス主義の亡霊
    「新自由主義」は社会主義前夜なのか?
    資本主義に「外部」は必要なのか?
    国家独占資本主義としての福祉国家の危機?
    第2章 ケインズ復興から見えるもう一つの経済史
    ケインズ主義とは何か
    発展段階論を超えて、経済史理解の転換へ
    第3章 「保守本流」思想としての産業社会論
    戦後保守主義と社会民主主義の屋台骨としての産業社会論
    村上泰亮の蹉跌
    産業社会論の衰退とその盲点
    保守主義思想の屋台骨の喪失と「新自由主義」の台頭
    第4章 冷戦崩壊後の世界秩序と「新自由主義」という妖怪
    冷戦崩壊後の世界秩序
    空白の中の「新自由主義」
    エピローグ 対立の地平の外に出る
    産業社会論 産業社会学
    contractio 2022-09-16 22:00

  14. 2022/09/19 15:06:16 はてなダイアリー - インタラクティヴ読書ノート別館の別館含むアンテナおとなりページ

    2022-09-19
    Normal AccidentsとGlobal Catastrophic Risks (覚書)
    論点
    災害には人為的なものもあれば非人為的なものもある。
    人為的な災害について、そのリスクをコントロールするにあたっては、発生を防ぐ・確率を減らす予防・防災があり、起こってしまった場合に損害を補償し原状復帰を目指す回復・復興があり、また起こってしまった際の被害そのものを低減する減災がある。
    非人為的な災害については予防・防災は考えられないように思われる。もちろん災害の根本原因となる自然的な事象についてはそうであるが、それが実際に自然災害として人間社会にどの程度のダメージを与えるかは、人為によって左右され、その限りで予防・防災を論じる余地はあるが、近年ではこの不可避性を考慮に入れた「減災」という概念も登場してきている。
    非人為的な災害の代表は事故であり、それ以外には他の共同体から仕掛けられる戦争、共同体内の反社会的分子が引き起こす犯罪、テロが考えられる。犯罪・テロについては、あるいは戦争についても国際社会という共同体のオーダーで考えるならば、共同体内の事故として扱うこともできる。その限りでは予防という観点からのアプローチは有意義である。しかし侵略戦争については自然災害に類比的なアプローチが意味を持つかもしれない。逆に自然災害への対応を侵略戦争と類比的に語るレトリックも存在する。
    事故についてはチャールズ・ペローのノーマル・アクシデント理論がある。ペローによれば大規模で複雑で、部分間の相互依存が緊密であり、かつそうした相互関係が非線形性をおびるシステムにおいては、確率論的にどうしても一定の事故が起こること自体は不可避である、と考える。自然災害など非人為的な災害には予防的アプローチは無意味だが、人為的な事故は原理的に予防が可能である、という考え方がかつてあったとしたら、ペローのこの理論はそうした伝統的な考え方を揺るがし、(先の自然災害にも人為的介入の余地を見出すのとはまた別の意味で)自然災害と人為的事故の単純な二分法を批判するものである。
    ペローのノーマル・アクシデント理論に対して、ハイリスクな業務を扱いながらほとんど事故を起こしていない現場の実例を念頭に置いて、事故を適切に予防する高信頼性組織という概念が反論として提起されている。高信頼性(組織)理論にはいくつかの立場があるが、カール・ワイクはこのような組織における物語、想像力の重要性を重視する。これを我々は、想像力の高い組織は想像上のシミュレーションにおける事故の擬似体験の能力が高く、その知見をもって事故に対処できる、という議論として解釈しよう。
    ノーマル・アクシデント理論、高信頼性組織理論は基本的にローカルな組織、コミュニティを対象とするものだが、これに対してニック・ボストロムの存亡リスク、その中でも急性の災害についてのグローバル・カタストロフィック・リスクの概念は、全人類社会レベルに対応するものである。これを主として核戦争などの人為的災害を念頭に置いて、ペローのノーマル・アクシデント理論と統合することは可能だろう。そうすると、少なくともある種のグローバル・カタストロフィック・リスクは確率論的に見て不可避であると考えるべきだ、ということになる。しかしペローらの従来のノーマル・アクシデント理論で扱われてきた範囲はせいぜい原発事故等のローカル・リスクである。
    ボストロムは存亡リスクの特徴として、それへの対応における試行錯誤のアプローチが許されない、という点を挙げる。被害の範囲が全人類社会をカバーすることはなくローカルにとどまるような災害に対しては、人類社会は試行錯誤を通じてその対策を学ぶことができるが、存亡リスクの場合には一度起これば人類社会全体が回復不能のダメージを受けるため、試行錯誤の余地がない、ということになる。これに対してワイク流の考え方に立てば、現実の試行錯誤によってではなく、想像力を駆使してのバーチャルな試行錯誤の能力を高めていく、という対応が考えられる。しかしいかなる高信頼性組織にも限界があり、長期的に見ればペローのノーマル・アクシデント理論のほうが正しく、それはグローバル・カタストロフィック・リスクにおいても同様だ、とすればどうなるだろうか?
    存亡リスクの問題として今ひとつ重要なポイントは、被害を補償する回復・復興に際して保険原理の助けをあまりあてにできない、ということである。仮に存亡リスクのリスク評価を、経験の蓄積によらず、想像力と科学的知見を通じて理論的に正しく予測できたとしても、それに対応する保険を設計することは困難である。保険メカニズムを当てにできるのは実はローカルなリスクであり、同じリスクに直面する集団の間でリスクをシェアすることができる場合である。全人類社会を共通に襲う存亡リスクに対しては、これは役に立たない。一定の準備を前もって用意しておけば予防できるような、あるいは発生してしまったとしても、相応の準備があればその後の人類絶滅を防ぎ、復興が可能となるような種類の存亡リスクでさえ、保険メカニズムは利用できない。あくまでも、人類社会全体で、被害を補償するための貯蓄を行うことによって、時間的に世代間のリスク分担をすることしかできない。
    高度に複雑化した大規模な社会において、人為的な存亡リスク、グローバル・カタストロフィック・リスクの現実的な確率が増大するかしないかは一概には言えないが、リスクを限りなく低める高信頼性組織を必ず作り出せるという楽観論は禁物である。仮に高信頼性理論の立場を受け入れるとしても、そもそもワイクによれば、そのような高信頼性組織は想像力を発揮できる自由な組織でなければならない。しかし他方でボストロムは、存亡リスクに対応するためには、全人類社会レベルでの統一的な意思決定とその遂行を可能にする、強力な集権的組織(シングルトン)が必要となる。これがワイクが想像するような高度に柔軟でリベラルな組織と両立するかどうかは不明である。
    もちろんこのような存亡リスクに対処するよりラディカルな方法としては、人類社会を単一のコミュニティにはせず、物理的に断絶して自律可能な複数のコミュニティのネットワークにする、という方法がある。こうすればコミュニティ全体を破滅させるカタストロフィでさえローカル化できる。しかしこれはとりわけ産業化以降の人類文明の趨勢(都市化、グローバル化)には反している。高密度ネットワーク社会の利便性を犠牲にしてでも、人類そのものの存続のために分散化(具体的には宇宙植民ぐらいしかない)を行うという選択を(ボストロムのいうシングルトン無しで、あるいはシングルトンがあったとしてもシングルトンの意思決定として)なしうるかどうかは自明ではない。
    そもそも「人類そのものの存続」という概念、少なくとも追求に値する目標としてのそれの具体的なその内容自体が定かではない。一番わかり易いのはおそらくこのような考え方だ。人類が蓄積してきた文化、知識の総体を受け継いで生きる人々の社会、コミュニティがどこかに存続することをもって、我々は「人類そのものの存続」とみなすことができる、と。しかしそのような目標を具体的に

  15. 2022/09/17 19:06:25 ディプロ - 記事を読む含むアンテナおとなりページ

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