気の向くまま。
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▽吐息の日々〜労働日誌〜●11/07 11:50 2024-11-06中村二朗・小川誠『賃上げ成長論の落とし穴』読書元厚生労働省の小川誠さんから、中村二朗先生との共著『賃上げ成長論の落とし穴』をご恵投いただきました。ありがとうございます。賃上げ成長論の落とし穴作者:中村二朗,小川誠日経BPAmazonまだざっと眺めただけなのですが、署名にもかかわらず賃上げそのものについては否定的なものではありません。「賃上げ成長論」が登場してきた背景と経緯、その間のわが国労働市場と賃金の実情や労働政策との関係性などを検証したうえで今後の労働市場を展望し、「賃上げ成長論の落とし穴」として留意すべき点、具体的には意図せぬ物価上昇や賃金格差の拡大、雇用の不安定化などへの目配りを提起しています。しっかり読み込ませていただきたいと思います。roumuya 2024-11-06 17:05 読者になる
▽ラスカルの備忘録●10/07 06:53 2024-10-05チャールズ・ジョーンズ(香西泰訳)『経済成長理論入門 新古典派から内生的成長理論へ』経済・社会 書籍(感想)経済成長理論入門: 新古典派から内生的成長理論へ作者:チャールズ I.ジョーンズ日経BPマーケティング(日本経済新聞出版Amazonソロー・モデルから内生的成長理論に至るマクロ経済モデルを、比較的簡易な数式で俯瞰。原著は1998年刊で、原題は”Introduction of Economic Growth”。実際に、本書にあるような理論を応用することでマクロ計量モデルを構築することが可能であり、政策評価や将来推計等に使用される。モデル構築者の主たる関心は、成長と発展に関するいくつかの「定型的事実」を説明できるモデルを作ることにある。本書でも、最初にこれら「定型的事実」が整理され、特に著名なのは、ニコラス・カルドアに依拠するつぎの事実である。事実5:米国では過去100年を通じて、1.実質資本収益率は、上向きの傾向も下向きの傾向も示さない*1。2.資本分配率、労働分配率もいずれの傾向も示さない。3.1人当たり産出量の成長率はプラスで、時間を通じて相対的に一定していた-すなわち、米国は定常的かつ持続的な1人当たり所得の成長を示している。本書が取り扱うモデルは総じて集計的な生産関数により、資本、労働の投入と全要素生産性により、産出額が決定する。一方、人口増加率が経済成長率をもたらすローマー・モデル(第5章)など、モデルが想定する因果の方向性(逆の因果の可能性など)には、特に関心が示されていない。*1:言い換えれば、実質利子率は概ね安定していた。続きを読む#経済 #書籍kuma_asset 2024-10-05 13:15 読者になる広告を非表示にするもっと読むコメントを書く最終更新: 2024-10-05 13:15チャールズ・ジョーンズ(香西泰訳)『経済成長理論入門 新古典派から内生的成長理論へ』2024 / 10
▽リハ医の独白●05/19 19:52 この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。
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