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黌門客
●10/23 09:09
今年1月、「本よみうり堂」の連載「私を作った書物たち」に乙川優三郎氏が登場し、その第3回(1月21日付「読売新聞」)で芝木好子(1914-91)の『隅田川暮色』を紹介していた。乙川氏自身によると、芝木のこの作品は「(乙川氏自身が)デビューして間もなく、文体を模索」していた時期に出会った小説だといい、「いまの作家には書けない文章だと感じた。素直に学ぼうと考えた」という。そしてまた、次の様にも述べる――「芝木好子という手本があったことは、貴重でした。吉行淳之介も、三浦哲郎も好きでしたが、私が手本にする文章ではなかった」。これに従うならば『隅田川暮色』は、「平安時代の組紐(くみひも)の復元」を中心に据えた「芸術家小説」ということになる。芸術家小説というのは、「芝木好子の真骨頂が発揮されているように思う」(山下同前p.276)などと評される如く、後期芝木作品の集大成的な作品といえるのだろう。

斎藤理生 - 研究ブログ - researchmap
●10/02 23:42
2024年9月 (4)サバティカル177~184日目投稿日時 : 09/30 斎藤 理生177日目には、午前中は休日らしく家の掃除など。午後は研究室。最近は主に資料紹介の原稿。178日目日には、午前中は研究室で執筆や調査、午後は大学院の社会人入試。終了後、教室会議。サバティカルなのに会議に出る、悪しき前例を作ってしまった。179日日には、朝、研究室で執筆。昼前に留学生のZoom面談。午後は大学院入試。180日日には、研究室で粛々と執筆。昼前に、研究仲間とZoomで今後について打ち合わせ。午後は図書館にて、マイクロで新聞2ヶ月分読む。夕方、遠い国の留学生とZoom面談。181日目には、午前中は研究室で粛々と執筆と調査。授業準備も本格的に始める。午後は、パンフレットに執筆した『夫婦パラダイス』@森ノ宮ピロティホールに招かれて観劇。内容は『夫婦善哉』と『洲崎パラダイス』から核となる

akehyon-diary
●09/30 16:41
広告を非表示にするもっと読むコメントを書く2020-05-19■[book]ミヒャエル・ハネケの映画術ミシェル・スィユタ、フィリップ・ルイエ『ミヒャエル・ハネケの映画術 彼自身によるハネケ』水声社、2015年、を読みました。映画ファンでミヒャエル・ハネケの名前を知らない人はまれだろう。『白いリボン』と『愛 アムール』で2回のカンヌ映画祭パルム・ドールを受賞した。複数回受賞はハネケの他には今村昌平などわずか6人。現代映画の巨匠の一人と言って過言ではないだろう。原著は2012年にフランスで出版された。トリュフォーのインタビューによる『ヒッチコック映画術』に範を取り(但し本書ではインタビュアーは二人だが)、対話によってハネケの映像製作の秘密に迫ろうとしている。ハネケもかなり誠実にそれに応えているように見える。インタビュアーは『カイエ・デュ・シネマ』のライバル誌である『ポジティフ』

天漢日乗
●09/29 15:02
Tweet2024-09-28石破茂自民党新総裁誕生 自民党は選挙で勝てるのかゲル長官こと石破茂衆院議員が、昨日の自民党総裁選挙の決選投票で高市早苗衆院議員を逆転、第28代自民党総裁となった。市場は敏感に反応、いきなり円ドル相場が3円上るという、全然歓迎されてない状況。たった1人で円を3円上げた男というのが、当選後初の業績である。石破茂新総裁というと、ネットで「ゲル長官」と渾名されただけのことはあり、いろいろと特徴がある。1. 独特な話し方 初当選のころから「ねっとり」とした口調が変わらない2. 鐵でミリオタ ミリオタで小泉政権時代に防衛庁長官となる(ただし、現場はミリオタを歓迎しなかった由)3. 実は2世議員 師匠は田中角栄4. 実は4代目のプロテスタントといったあたりか。ともかくも、あの独特の口調と表情が禍いして、一般的な人気が低い。今年99歲の母も、な

猫を償うに猫をもってせよ
●09/25 00:46
2024-09-24「全国アホ・バカ分布考」の松本修「探偵!ナイトスクープ」という番組を私が知ったのは、カナダ留学中に立命館の学生らから教えられてのことで、92年の帰国後はほどなく東京でも放送が始まったので観ていて、93年にプロデューサーの松本修の『全国アホ・バカ分布考』が出たのをすぐ買って読んで面白かった。中で、沖縄では「アホ・バカ」を「ふりむん」というというところで「気が触れている=ふれもん」の意味ではないかという指摘に、松本が悩むところがある。つまり差別的な話になってしまうと悩み、そうではないと分かってほっとする、という話で、私は、テレビの人というのはそういうところにこだわるのかなあ、と妙なところに感心した。それから30年ほどたって、その松本が『全国マン・チン分布考』を出したのを、ちょっと図書館で借りてきたが、あまり面白くなさそうなので読まなかったが、その最初のほうで、「ナイト

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