今日は何の日 11月22日 calendar
2024.11.19 | 【原書レビュー】え、こんな作品が未訳なの!?【毎月更新】
第百六十七回はアルマ・カツの巻(執筆者:寳村信二)
今回は、The Spy Who Vanished(2024) と題された、アルマ・カツの短編三部作(The Vanishing Man/On Enemy Ground/Shaken, Not Stirred)を取り上げます。出版はアマゾン・オリジナル・ストーリーズ
2024-11-21
『風花、推してまいる!』(黒川裕子)
児童書・国内
風花、推してまいる!
作者:黒川裕子
岩崎書店
Amazon
主人公は「無事・無難・無風の三ナシ」をモットーとして生きている小学六年生の成里。裏の顔は自称暗黒ネット小説家の〈闇夜の白騎士〉。同じクラスの菅野三好が女子集団から悪質なセクハラを受けていたので*1帰り道で声をかけたところ、「おれ、きみみたいなやつのほうが嫌いだから
2024-11-20
小川哲 スメラミシング
book
陰謀論アカウントを崇拝する人々を書いた表題作など、信仰心で紡ぐ短編集。小川哲の面白さは、熱狂から抜け出せない空気感にある。共犯性から逃げられない。カリスマに引き込まれる。(搾取される)仕事への(ダメな)使命感に溢れる「密林の殯」は焦燥感、枯渇感に満たされる読書だった。
スメラミシング
作者:小川哲
河出書房新社
Amazon
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今週のお題「#紅葉」をチェック
【コメント募集中】「おでん」に欠かせない具は何ですか?
【コメント募集中】「おでん」に欠かせない具は何ですか?
2024-11-21
『欲得ずくの殺人』 H・ライリー 論創社
●『欲得ずくの殺人』 H・ライリー 論創社 読了。
殺人事件を扱ったロマンス小説、あるいはロマンスで味付けした軽ミステリ。ミステリ風味もロマンス風味も濃くはない。二百ページしかない分量だし、総じてとにかく薄味であった。ただ、薄味なのは私の感受性の問題である。著者はHIBK派として人気があった多作家だというから、私が受け止めることができ
1811
ゾラン・ジヴコヴィチ『フョードル・ミハイロヴィチの四つの死と一つの復活』(盛林堂ミステリアス文庫)
セルビアの幻想小説家ゾラン・ジヴコヴィチの作品集が盛林堂ミステリアス文庫でシリーズ化されているが、その三冊目が出た。フョードル・ミハイロヴィチことドストエフスキーを主人公にした連作短編集『フョードル・ミハイロヴィチの四つの死と一つの復活』である。
▲ゾラン・ジヴコヴィチ『フョードル・ミハイ
2024-11-20
「手直し」ゴードン・エクランド、「ラヴ・ストーリー」ギャリー・ウルフ、「ナリトロンの発見」トマス・M・ディッシュ&ジョン・スラデック、「ビッグ・フラッシュ」ノーマン・スピンラッド、「シティ5からの脱出」バリントン・ベイリー、「ストーン・シティ」ジョージ・R・R・マーティン、「血をわけた子供」オクテイヴィア・E・バトラー、「PRESS ENTER■」ジョン・ヴァーリイ、「アイヒ
2024-11-19
「サブカルチャーとしての江戸川乱歩」NEW!
イベントのお知らせ 講演のお知らせ
★ 小松史生子さんが、11月30日(土)に開催される名張市市制施行70周年+江戸川乱歩生誕130周年記念事業「サブカルチャーとしての江戸川乱歩」(@名張市総合福祉センターふれあい)において、「サブカルチャーとしての江戸川乱歩」をテーマに講演されます。
また同事業の連動企画「スペシャル版 幻影嬢
2024-11-19
ベンジャミン・スティーヴンソン『ぼくの家族はみんな誰かを殺してる』(ハーパーBOOKS)
本 感想
ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)
作者:ベンジャミン・スティーヴンソン
ハーパーコリンズ・ジャパン
Amazon
ぼくたちカニンガム家は曰くつきの一族だ。35年前に父が警官を殺したあの日以来、世間からは白い目で見られている。そんな家族が3年ぶりに雪山のロ
2024年11月17日(日)
▼町内会のお仕事で昨日集めたゴミを集積所まで持って行く。川口市の「全市一斉クリーンタウン作戦」という活動で、本来は「住民みんなが参加して」というイベントなのだけれど、結局は町内会の班長さんだけが自分の管理するエリア内のゴミを集めて持ち寄っただけ。
町内運動会で一緒だった他の班長さんと挨拶もできたので、地域で知った顔ができるという意味では参加してよかったとは思う。
▼午
2024年11月18日
網戸越しもなかなか
とある少女の人生 エドワード・ケアリー『おちび』
エドワード・ケアリーの長篇『おちび』(東京創元社)は、後にマダム・タッソーとして有名になる少女マリーの生涯を描く作品です。
1761年、アルザスに生まれた少女マリーは、父の死後、母親と共に風変わりな蝋彫刻家クルティウスのもとで世話になることになります。母も亡くなり、クルティウスの弟子兼召使となったマリーは、知り合いの作家メルシエを頼って、クルティ
2024-11-15
「ホープパンク」の代表的作品と目される、希望とあたたかさに満ちたロボットとの旅路──『ロボットとわたしの不思議な旅』
SF 献本御礼
ロボットとわたしの不思議な旅 (創元SF文庫)作者:ベッキー・チェンバーズ東京創元社Amazonこの『ロボットとわたしの不思議な旅』は、多文化を乗せた宇宙船の長い旅路を描き出したスペースオペラ『銀河核へ』などの著作がある、ベッキー・チェンバーズ
専門は素粒子物理学(高エネルギー物理学)、加速器科学、日本SF御三家(特に最初期筒井康隆、最初期星新一)、円城塔。
2024-11-11
告知:同人誌『カモガワGブックス』vol.5(特集:奇想とは何か?)に寄稿しました
告知 SF
題の通り,2024年12月1日開催の文学フリマ東京39で頒布される同人誌『カモガワGブックス』vol.5(特集:奇想とは何か?)に寄稿いたしました.
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11月4日(月) 創元推理文庫品切れ状況(2024年10月版)日本
神保町ブックフェスティバル東京創元社ブースで解説目録2024年10月版を入手しました。というわけで2022年7月版と比べて新たに品切れ、在庫僅少になった創元推理文庫本を調べました。今回は日本編。
●2024年10月版で新たに品切れ
Mき-2-1 紀田順一郎 古本屋探偵の事件簿
Mく-4-2 黒川博行 雨に殺せば
Mく-4-3 黒川
2024-11-03
ユメノドーナツ
前回の投稿から一年近く経ち、その間投稿出来ずに大変失礼致しました。本業の方が多忙を極め、ブログの方が滞ってしまいました。
不定期の投稿ですが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
さて………一年ぶりの今回は『夢野久作の日記』に登場する、ある食べ物について。
夢野久作こと杉山泰道が遺した日記は一九一〇(明治四十三)年、一九一一(明治四十四)年、一九一二(大正元
2024年11月02日
2024年11月書籍購入予定
2024.11.06 ジェフリー・ディーヴァー 『魔の山(上)』 文春文庫
2024.11.06 ジェフリー・ディーヴァー 『魔の山(下)』 文春文庫
2024.11.13 鯨統一郎 『徳川埋蔵金はここにある』 双葉文庫
2024.11.15 高田崇文 『陽昇る国,伊勢 古事記異聞』 講談社文庫
2024.11.25 峰守ひろかず 『最後の陰陽
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第269回:前川ほまれさん
(2024年10月25日更新)
2017年にポプラ社小説新人賞を受賞した『跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング』を翌年刊行してデビュー、昨年『藍色時刻の君たちは』で山田風太郎賞を受賞した前川ほまれさん。看護師でもある前川さんが、小説家を目指したきっかけは? その読書遍歴と来し方についてたっぷりおうかがいしました。
第268回:潮谷験さん
(2024年9月27日更新
2024-10-24
紫金山・アトラス彗星
10月の3連休の頃から、夕方の西の空に見えるかも…?ということで、紫金山・アトラス彗星の追っかけしてました。
撮りに行ったのは4日間、そのうち3日間は城ケ島まで行ってきました。
まずは10月12日。
友達に見せたら「視力検査?」と言われました。
よく見るとこれかな?というのがいますが、確かに…うーん…でもこれまで見た彗星もまぁこんなもんでしたんで…。
そ
レックス・スタウト『シャンパンは死の香り』刊行予定
レックス・スタウト『シャンパンは死の香り』(1958。Champagne for One)が論創海外ミステリから刊行される予定です。
ネロ・ウルフとアーチー・グッドウィンが登場する、アメリカの探偵小説作家、レックス・スタウトの長篇です。
未婚の母たちをもてなすパーティーに、知り合いから代わりに出席してくれと頼まれたアーチーは、雇い主のウルフの制止
2024-09-03
「悪魔博士」の恐怖~パルプ雑誌のヴィランたち
未訳作品紹介
パルプ雑誌に大量の作品を書きまくった作家Paul Ernstが、1930年代にウィアード・テールズ誌に連載した「悪魔博士 Doctor Satan」シリーズの中編全八作を一通り読んだ。第一作の「悪魔博士」のみ翻訳があり、残りは未訳である。第七作までは激安電書に収録されているので簡単に読める。残る第八作はInterne
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●2022年
2024.05.05
田中啓文『警視庁陰陽寮オニマル 鬼刑事VS吸血鬼』の感想を追加。“伝綺×本格ミステリ”の連作、シリーズ完結編。
更新履歴 (2024.05.05更新)
・シリーズ作品 (2024.05.05)
田中啓文〈オニマル 異界犯罪捜査班〉に『警視庁陰陽寮オニマル 鬼刑事VS吸血鬼』を追加
2024-05-06
ハッピーバースデー
puhipuhi 2024-05-06 06:15 読者になる
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2024-05-06
ハッピーバースデー
2024 / 5
#学習漫画日本の歴史
#日本百名城
#日本百名城
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素天堂拾遺
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研究会日乗
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台湾・香港ミステリ 小説
千禧黑夜 / 冒業
by markyu 2024-03-26
台湾・香港ミステリ 小説
千禧黑夜 / 冒業
大傑作。正直、第四話の「永遠的少年」を読了後、…
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千禧黑夜 / 冒業
by markyu 2024-03-26
Page 1 Page 2 … Page 142 Older Older Posts
千禧黑夜 / 冒業
2024年3月 (5
翻訳ミステリー大賞シンジケート
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ボヘミアの海岸線
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はじめての海外文学
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Snowtreeわたしの頭蓋骨の下 あれれ日記
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往年の名作家、本邦初の個人短編集
ロバート・アーサーといえば、なんといっても不可能犯罪の名作「51番目の密室」が有名でしょう。
そんな彼の、日本初の短編集ができました。
訳者は、埋もれた本格ミステリー作品を中心に発掘をつづけてこられた小林晋氏。
『ロバート・アーサー自選傑作集 ガラスの橋』
表題作は、雪に閉ざされた山荘を訪れた女性が消失するという魅力的な謎に、驚きのトリックが炸裂する、これもまた不
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マイケル・スレイド「ヘッドハンター」(上下巻)
本書の紹介 マイケル・スレイドはカナダの弁護士三人組のユニット名で、それでこんな鬼畜なミステリを書いて...
2021.02.18
愚者の読書録
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マイケル・スレイド「ヘッドハンター」(上下巻)
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