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  1. 2025/03/13 11:41:23 どーか誰にも見つかりませんようにブログ - livedoor Blog(ブログ)含むアンテナおとなりページ

    2025年03月13日
    「個人の自由」と「社会」は対立関係
    世迷い言
    「個人」と「共同体」との利益は相反関係にあるという話が、河合俊雄・中沢新一・広井良典・下条信輔・山極寿一著『〈こころ〉はどこから来て、どこへ行くのか』(岩波書店/2016年刊)で紹介されていた。山田太一が「マイホーム主義への批評なしでいいとは思えない」と疑義を1983年の広告批評誌で展開させていた事を合わせてみると、諸々の構造が鮮やかに浮かび上がってくる。
    令和の現代社会の構造とは、端的に言えば中間共同体が滅びてしまった社会だ。何を以って中間共同体と呼んでいるのかというと、「個人」と「国家」との間に昭和の時代には諸々の〈中間共同体〉があったのだ。典型例は地縁的共同体であった「自治会/町会」であったと言えるが、既に自治会、町会、町内会、行政区のような共同体は風前の灯となり、消防団や青年団にも似たような事が言える。地域のお祭りのような行事も維持する事が難しくなってきている上に、消防団の存続危機に到っては実質的な自治制度の崩壊のようなものかも知れない。これら(中間)共同体を次から次へと解体してきてしまったのが昭和末から平成にかけての期間で、凡そは、新自由主義的なシステムに置き換えてしまったのだ。
    共同体としては、PTAの位置づけも似ていたと思う。反強制参加であったが、実際に組織としての機能を有しており、PTA会長の役職を経た後に市町村会議員になるであるとか、PTAはPTAで上部組織があって連帯して行動するなどの権能を持っていたのだ。しかし、PTAは壊滅状態にある。数日前に埼玉県のPTAは日本PTA全国協議会に加盟しない事を決断した。何故って、日本PTA全国協議会の幹部職員が横領をしていた事が発覚するなどして、著しいモラル崩壊をしてしまっている事に因っている。改めてPTA関連の不祥事をチェックすると、驚くべきことに地方のPTAでも会費を遊興費として使ってしまった等の不祥事が続出している事に気が付く。これは驚くべきモラル崩壊だ。
    例えば、ごくごくフツウの話で、自治会の会計を受け持ってしまい、帳簿と金銭とが合わなくなってしまった場合、15年前もしくは20年前であれば、会計を受け持った役員が自腹を切って帳尻を合わせていたのが実相であったと思う。数百円とか数千円ではありますが、ある種、その者の責任感によって自腹で穴埋めをしていた。「まったく、会計なんて引き受けるもんじゃないよな」なんて愚痴ることになったものであった。不思議なもので、人数分だけ会費を集金してみて、いざ実際に数えてみると帳簿と実際に集めた金額とが合わなくなり、多くは数百円不足や数千円不足なので、「しょうがねぇなぁ…」なんてボヤキながら自らのポケットマネーで辻褄合わせをしたりする。(ホントは違算なく、ピッタリと帳簿と現金が一致する必要がある。)
    そういう時代からするとPTA役員がカネを個人的な遊興費に使ってしまったであるとか、或いは工事費に上乗せして、上乗せ分を横領をしてしまったであるとか、昨今のPTA汚職には末期的なものを感じる。もしかしたら、日本人のモラルは凄まじいレベルで急激に劣化してしまっているのではないか――と疑いたくなる。
    おそらく、個人と国家の中間にある職場以外の共同体は悉く機能不全に陥り始めており、だからポピュリスト政治家が台頭しやすくなっているという事かも知れない。基本的に憂慮すべきは、新自由主義が共同体を次から次へと破壊してしまった事であるが、現在ともなると、その共同体の再生は、共稼ぎ世帯の一般化に併せて少子高齢化が進行しているので、既に困難な段階に入っている。
    さて、本題はここからだ。既に「アイデンティティ融合」という言葉に触れた。意味としては「帰属性を融合する」という意味合いである。AとBとがカップルになると、それは2人でありながら1組のカップルとしてアイデンティティ融合が起こる。婚姻届を出せば、1組の夫婦となる。実は家族という単位は、個人に次ぐような帰属集団の単位だ。エマニュエル・トッドに言わせれば、アングロサクソンは核家族を基本単位としているのに対して、日本は家父長制の文化であり、実はイエ制度という文化であり、それは20~30年前までは結構、ハッキリと痕跡が残っていた。つまり、結婚は、何々家と何々家との縁を結ぶものとして実際に執り行なわれていた。(いる。)葬儀にしても似た事が言えるし、殊に墓石ともなると「何々家の墓」のように記してあったりする。本当に墓が必要なのかどうかも分からぬまま、漠然と日本人は競い合うようにして墓を確保したという時期もあった。何故、そんな事が起こったのかというと、子々孫々まで自分たちの直系の家名が残るものだと錯覚していたからだ。皇位継承者の問題が難儀している問題や、徳川家康の直系子孫が何代も続かなかったという問題からすれば、高度経済成長期に都市部に家を構えた人たちの多くは、そんなに子孫たちに家名を残せるものではないという事に気づかなかったのだ。そして「お寺の檀家になってしまっているが、行く末を考えると、子世代や孫世代の負担が色々と心配だ」となってきたが最新事情だ。
    「家族」という単位は、一先ずは自治会・町会のような(中間)共同体によって束ねられてきた。その上部組織となると市町村クラスの単位となり、その上になると都道府県クラスの単位となる。小学生や中学生であったなら、一先ずは何々小学校の何年何組の児童とか、何々中学校の何年何組の生徒のようなアイデンティティが形成された。それは個人を最小単位として、家族があり、その家族たち個人個人にしても、何かしらの帰属性を有して帰属意識を獲得し、「自分はこれこれこういう者である」という自己認識をしていた。しかし、これらの中間共同体が瓦解してしまったか、瓦解しかけてしまっているのが令和という時代だ。
    改めて展開しますが、実は「家族」を優先しようとすると「共同体」を重視する価値観と相反する事になる。家族・家庭を重視してマイホーム主義を強めていくと、職場という名の組織との折り合いは悪くなる。本当は若原一郎の唄った「おーい、中村君」の歌詞としても歌われた。
    それだけであれば、問題は単純で済む。しかし、そのアイデンティティ(帰属意識に係る自己同一性)が相反するという法則性は、宇宙的な構造を持っている。家族というのは、一先ず核家族を前提としますが、家族関係でさえ、実際には誰かが犠牲になって誰かを支援しているという構造を持っている。30年前や40年前であれば、明確に「母親」とか「専業主婦」と呼ばれていた人たちが家族を支える為に家事や雑事に従事し、自らを犠牲にしていたという側面があったと考えられる。しかし、その後に共稼ぎが一般化し、女性も職業を持つ時代へとなると、家族を支えるという仕事、その役割が浮いてしまうのは歴然でもあった。
    また、職場以外の共同体が消滅したが、そこで現代人に残された居場所は限られており、多くの者は職場を居場所とし、その仕事を自らの生業とした。おそらく平均的な月給取りのライフスタイルというのは家庭と職場との往復だ。「おーい、中村君」の歌詞であれば「伝書鳩でもあるまいものを」と唄っていた箇所だ。人々が家庭を優先するようになると、勤務先の優先順は下降する。ここでバランスを取らねばならない訳です。掛け声だけなら「ワーク・ライフ・バランス」だ。しかし、実際には仕事と家庭とはシーソー台のような相反関係にあり、同時に並行してこなす事は不可能だ。なのでバランスをとる以外にない。
    企業は企業群と競争している。巨大企業が登場する。記憶に頼るので数字が完全に正確ではないかも知れませんが、日産自動車の合併問題が話題になっている頃、テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」の中で玉川徹氏が、日産の時価総額は1.4兆円ぐらいであるのに対して、Google社の時価総額は400兆円であるとした上で、Google社のようなビッグテックに買収を持ち掛ければ…という話をしていた。改めて驚かされるのは、その規模の違いだ。日産自動車と言えば、充分すぎるほど大きな会社であるように感じるが、この20~25年ぐらいの間にビッグテックが台頭しており、時価総額では「1.4兆円と400兆円」もの差異がある世界になってしまっているのだ。
    そしてビッグテックともなると、相手にしているのは国家だ。巨額の資金を政治ロビーに費やして法律をも動かせてしまうほどの超巨大企業になっているのだ。ここを理解するには、コーポレーションの原理を理解する必要性がある。これはモンスターみたいなものであり、或る時期から時価総額を巨大化させる為には「なんでもする」という、そういう道徳・倫理とは距離を置いた強欲ゲーム化を起こした。目的を達成する為であれば、正規の政治献金だけではなく、スパイまがいの事もするし、これこれこういう政策を政治によって実現させ、それを自社製品の売り上げにつなげるという戦略さえ展開する強大な利益追求するのがコーポレーションの原理なのだ。おそらく、ビッグテックになってしまうと、国家というものとも相反関係だ。表面化しないものの、欧州各国はビッグテックを課税対象にしようとしており、ビッグテックはありとあらゆる方法によって、それらを回避しようとする。
    何が言いたいのかというと、「個人と家族」という関係性にしても自由を希求してゆくと実は相反関係になってしまい、また、「家族と職場」にしても自由を希求してゆくと相反関係となり、その職場の多くを占める「企業と企業」、そして「超マンモス企業と国家」との関係性も相反関係になってしまっている。いやいや、国家にしても、それぞれの国が自国の利益を追求しはじめると、「国際的な枠組み」と相反関係となる。また、同時に他国との間での利益争奪戦が激化する。これは資本主義が行き着く先である帝国主義そのものでしょう。
    自由を希求するのも、利益を希求するのも、どちらもエゴイズム由来の何かだ。どこかでエゴイズムから離れて「他者と協調する」という共生を重んじるような態度が出て来ない限り、そうした相反する関係性には変化が起こらない。しかし、現代社会というのは絶望的なまでにエゴイズム原理の原動力である〈ヒトの欲望〉がシステム的に強化されてしまっている。
    平等…かたよりや差別がなく、すべてのものが一様で等しいこと。

  2. 2025/03/13 11:15:09 Living, Loving, Thinking含むアンテナおとなりページ

    2025-03-12
    『フッサール入門』など
    本を買った。
    鈴木崇志『フッサール入門』ちくま新書、2025
    フッサール入門 (ちくま新書 1846)
    作者:鈴木 崇志
    筑摩書房
    Amazon
    来月販売予定のちくま新書『フッサール入門』の情報が解禁されていた。
    目次を見る限り、谷徹『これが現象学だ』のような正統派入門書だなって印象。
    他者論もあるようなので、包括的にフッサール哲学を学ぶことが出来るのではないかな。https://t.co/aUPeEkvHoL
    — ラファ鉄 (@rafatestu7mdaj) 2025年2月28日
    鈴木崇志『フッサール入門』購入。早速1/3ほど軽く読んだ。谷徹『これが現象学だ』を範にしているようで、構成も一緒になっている。谷徹の上記の本で挫折した人が本書なら理解できる!とは簡単には言えないが、2冊並行して読むと良いかもしれない。(ちなみに網羅さは谷徹の本が上回っている印象) → pic.twitter.com/tl5e5nubiS
    — ラファ鉄 (@rafatestu7mdaj) 2025年3月10日
    【本日発売3月新刊】鈴木崇志『フッサール入門』(ちくま新書)
    超越論的還元、エポケー、直観、志向性、ノエシス/ノエマ、生活世界といった現象学のエッセンスを平易に解きほぐしながら、誰も踏み入れたことのない場所で孤独に探究しつづけたフッサールの哲学的思考を追いかける、決定版入門書。 pic.twitter.com/yObzXK3CS1
    — ちくま新書 (@ChikumaShinsho) 2025年3月10日
    『思想』(岩波書店)1211(「現代中国の思想」)
    思想 2025年3月号
    岩波書店
    Amazon
    これが現象学だ (講談社現代新書 1635)
    作者:谷 徹
    講談社
    Amazon
    sumita-m 2025-03-12 19:23 読者になる
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    2025-03-11
    Fake
    ツィッターのTLに流れてきた。
    昨夜、ブライアン・イーノが亡くなったとの情報が入り、このサイトを見つけた。激しく動揺し、呆然する中で、情報収集に努めたが、公式も含め続報が無く、フェイクと判断したが、人の生死に関するデマを平然と流す事は許し難い。お騒がせした皆様申し訳ありませんでした。
    https://t.co/b2r7iZfGN6
    — コレリ (@Corellismandlin) 2025年3月9日
    ブライアン・イーノ*1逝去というフェイク・ニュース。
    確か一昨年には、ピアニスト/作曲家の高橋悠治*2が死んだというフェイク・ニュースが流通した。
    石塚潤一氏*3曰く、
    【拡散ください】高橋悠治の訃報は誤報であると、実妹の高橋アキさんよりコメントを頂く。本人は元気だそうです。
    — 石塚潤一 (@jishizuka) 2023年7月26日
    夜中の3時に高橋アキさんに電話するわけにもいかないので、正体不明の訃報が出ている旨、Facebookに投稿しておりましたが、そこに先ほど高橋アキさんよりコメント頂きました。友人まで公開にしていた当該書き込みを、さきほど全体公開へと切り替えました。これが訃報への反証となるかと。
    — 石塚潤一 (@jishizuka) 2023年7月26日
    また、ジェフ・ベックが死んだというのはフェイク・ニュースだというフェイク・ニュースが流れ、その日のうちにベックはフェイクではなくほんとうに死んだということになった*4。
    *1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050713 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050820 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060920/1158772755 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061113/1163428139 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070709/1183951338 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071013/1192258586 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071230/1199002440 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080520/1211288624 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080821/1219335534 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081020/1224469273 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090309/1236622473 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091014/1255553835 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091220/1261293566 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100202/1265134898 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100203/1265213985 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100303/1267615922 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100824/1282669857 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110821/1313928238 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130318/1363611243 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131007/1381157912 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131028/1382925103 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131218/1387378203 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160111/1452529920 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160429/1461947709 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160525/1464142887 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160626/1466955648 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170112/1484191517 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170125/1485327568 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170204/1486229040 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170906/1504711752 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180703/1530641222 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/02/24/042326 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/12/10/100715 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/01/29/073158 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2024/04/11/142013 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2024/06/22/102352
    *2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20060319/1142788647 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20061212/1165896251 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20080812/1218508991 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20090521/1242870511 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20090604/1244090099 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20101023/1287807608 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120204/1328284203 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160626/1466955648 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/08/23/163439 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/04/10/130020 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/05/08/012401 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/10/29/112219
    *3:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/01/12/131306
    *4:https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/01/13/144201
    sumita-m 2025-03-11 11:00 読者になる
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    『フッサール入門』など
    Fake

  3. 2025/03/13 11:05:56 グラフィックノート 櫻井含むアンテナおとなりページ

    1 政治・経済
    2 スクール・セミナー
    3 留学
    4 ゲーム
    5 受験・勉強
    6 ネット・IT技術
    7 ライブ・バンド
    8 イベント・祭り
    9 車・バイク
    10 経営・ビジネス

  4. 2025/03/13 11:01:35 ×××× 青砥撫子含むアンテナおとなりページ

    2025-3-13 11:01
    ひとりごと

  5. 2025/03/13 10:58:45 三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba 三橋貴明含むアンテナおとなりページ

    石破茂伝説
    チャンネルAJER更新しました
    三橋貴明の”ダンスの師”が登場!コロナ禍のダンス業界が地獄すぎた…自民党・財務省の罪を振り返ります[三橋TV第989回] 花岡浩司・三橋貴明・saya
    https://youtu.be/t190ni3seCQ
    わたくしは、心の底からこのまま石破総理に続けて欲しいと思っています。
    天皇陛下に、
    「国民に信を問いたい」
    とお願いし、衆議院を解散して頂き、
    「自公で過半数」
    という勝敗ラインを自ら設定し、自公が過半数割れをしたにも関わらず、辞めなかった。
    凄い! この時点で伝説というか、国賊ですが、できればこの先、七月の参議院選挙でも敗北し、衆議院選挙、参議院選挙と連続で完敗した総理大臣として伝説となって欲しい。
    やがて、石破茂という総理大臣を輩出したことで、自民党自体が汚濁まみれの印象になる。
    まあ、衆院完敗にも関わらず辞めなかった時点で、お前は伝説だけどな、石破茂。
    『自民・西田昌司氏、首相交代要求 議員総会で「参院選戦えない」(共同通信) - Yahoo!ニュース
    自民党の西田昌司参院議員は12日の参院議員総会で、石破茂首相を交代させるべきだと訴えた。「今の体制では参院選を戦えない。党総裁選を実施し、新たなリーダーを選び直さないといけない」と発言した。総会は報道陣に非公開で、出席者が明らかにした。
    西田氏は総会後、記者団の取材に応じ「昨年の衆院選で負け、国民の審判は出ている。もう一度選挙の看板になることはあり得ない」と述べた。参院で審議中の2025年度予算案の成立までは首相を支えるとしながら、その後に総裁選を実施すべきだと主張した。(後略)』
    やめてくださいな。
    大々的に総裁選挙をして、決選投票で「自民党の国会議員」が多数決で選出した自民党総裁、総理大臣じゃないですか。
    選挙が厳しいからといって、頭を挿げ替えるなど、無責任というものですよ。
    日本国は国民主権国家。政治の失敗の責任を取らされるのは、選挙に行っていようが、行っていまいが、日本国民。
    同様に、自民党の総裁選挙の責任を取るべきは、自民党の国会議員です。
    だって、自分たちの多数決で選んだんじゃないですか。
    「自分は石破茂に投票していない」
    は、通りませんよ。
    我々にしても、
    「自分は自民党に投票していない」
    は、通らないのです。自民党に投票していないという理由で、責任を免れることはできない。
    これが、民主制でしょ。
    七月の参議院選挙で重要なのは、
    「主権を預けるに足る政党、政治家に投票する」
    と、同時に、
    「自民党の議席数を減らす」
    これが重要。
    この二つのために、たまには努力してみようと思っているのですよ、わたくしは。
    「自民党の議席を減らそう」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!

  6. 2025/03/13 10:57:18 トップページ | ナノ きり餌含むアンテナおとなりページ

    「#幼馴染」のBL小説を読む

  7. 2025/03/13 10:50:33 sayatonova x 無料携帯ホムペ作成 リゼ 後藤由迩含むアンテナおとなりページ

    BLコンテスト・グランプリ作品
    「見えない臓器の名前は」

  8. 2025/03/13 10:13:22 suVeneのアレ含むアンテナおとなりページ

    スケジュールが遅れる理由について 19 views
    Ubuntu vim レビュー 考え方 Zer0Reader vps 考えたこと Project Management 感じたこと Ustream mixi 価値観 Autopagerize misc friendfeed JavaScript rakugaki 書評 Mac bookmarklet evernote 情報整理術 常識 Lineage 自己啓発 対話 Hatena Validation CentOS Redmine DML-Breaker 仮説思考 mobile CentOS6 マイノリティ 生活 php めも ノート・手帳術 Objective-C Greasemonkey Git sakura iconv 知的生産 独白 Plagger Github Xcode タギング iOS開発 iPad Xcode4.6.3 思考停止 Programming 人間関係 Perl 議論と対話 コミュニケーション ネタ hubot ruby 更新通知 Vimperator em・one ソーシャルブックマーク 組織論 Subversion 仕事効率化 心理 T-01A メンタル Linux Book Twitter SNS ブログ LifeHack 何をいまさら

  9. 2025/03/13 09:36:38 Chakra6低速回転中含むアンテナおとなりページ

    グラボの話(2025/03/11)
    まぁ、正味4070を奮発しておいて良かったなぁと。PCIe5.0とかの問題もあるけど、グラボ自体の価格がねぇ…
    性能的にも上がってはいるけれど、費用対効果考えると…5070が13万ぐらい?。四万円分の向上があるかと問われると、ちょっと答えに窮する。INNO3Dだと10万越えぐらいか…それなら、一万円分の向上価値はあるかなぁ…
    つか、確実に5070を買うなら、もうすこし奮発して5070Tiにするべきだよな…壁は高いが…
    まぁ、まだご祝儀相場だし。動画配信者やブロガーは確実に収益のための投資だし、純粋なのはアリーアダプターぐらいか。
    AIバブルはもう少し持ちそうだけど、弾けるのは遠くない気がするね。
    正味、AI関連は、やらなくてゲームメインならば、ラデオンが最適解ですね。AIバブルはいつか弾けるるけど、ゲームはバブルじゃないからね。
    何か月か後には、革ジャンさんは、真っ赤な帳簿に顔をうずめているのではないかな?
    で、DeePStrangeJourneyなんだけど、違和感というか矛盾感が拭えないのよなぁ。
    深いところで言うと、仏教神の目指す世界が、ヒメネスたちの暴力世界と合一するは思えない。ミトラなんかミトラスで、マイトレーヤで弥勒菩薩ですよ?。
    メガテンだと仏教神はCHAOSだけど、教義的にはNEUTRALだよなぁ…明王は力ずくで教化するのでLAWっぽくもある。
    まぁ、根源的には、エコ話と神話をくっつけようとして、崩壊している感が強い。
    各国の神話を無視して、ティアマトが全部の悪魔を生んでるし、なんか悪魔の種があるし。そもそも、アンドラスなんか戦争と不和が効能ですよ?。オーカスこそ喰うだけだし。
    自由が一番なら、ハリティーは人肉食を我慢するべきじゃないな(笑)。
    グラフを切り出して、自分の都合よく語っているのが丸見えになった感がある。
    ヒメネスとゼレーニンのやってることも同じだし。使うのが天使の歌か悪魔の因子かだけ。属性に関する認識がおかしいのよ、アトラス。まぁ、神話と属性と言うメガテンの深奥が理解できないから、ペルソナシリーズになったんだろうけど。
    アトラスは、なぜ神が信仰心を欲するのか。というのに気が付いてない。観察者である人間がいてこその悪魔に気が付いていない。人を食うハリティが、鬼子母神となったことも、理解できないのだろう。荒ぶる神が祀られて守護神と化すのも分からんのだろう。
    見る側の視点で、同じものでも真逆に見える。だから、神と悪魔は本質は同じなのだ。というのが、メガテンなんだけどなぁ。
    ファンタジーの常識を疑う()
    ドワーフって、指輪物語とD&Dのせいで、良いもの側にいるが、実は、神話的には、悪役である。本来は、偏屈で執念深く、欲深
    く、好色。ジークフリートの話も、根源はドワーフが、自分の財産にかけた呪いのせい。
    あと、ディズニーの白雪姫のせいか。
    本当は、ドワーフたちの食事を横取りしてしまったので、飯炊き女として弁償するわけだが、日本でも、蕎麦屋の女中や、宿の女中が、売春もしていたように、
    飯炊きには、性処理も含まれていると思われる。ブリーシンガメンと引き換えに、女神に夜伽を頼む種族だしねっ。
    で、ゲーム的には、穴居生活者なんで、昼間に屋外に出ようとしたら、サングラスが無いと目がやられると思う。これは、暗視能力のある種族全般に言えることだけど。ゴブスレのゴブリンなんかは、日中出歩くと目がつぶれると思う(ゴブスレさんもな(笑)。
    エルフはギリ、猫的な光源増幅タイプと言えるのだけど、ドワーフやゴブリンなどの穴居生活者の暗視能力は、視力に頼らない方向になっていくと思う。
    スカイリムのスノーエルフは、よく考えてあるよなぁ(穴居生活に適合した結果、視力を無くして聴覚で感知する)。
    正味の話、ゴブリンとドワーフは、性格が入れ替わっている。本来は、ゴブリンは、悪さもするが、仲良くもなったりする妖精の側にいる種である。
    あと、鍛冶種族なのに、なんで斧が得意なんだろうね?。ハンマーでしょ?。せめて、PickAxeでしょって言う。穴居で斧でなにするねん。
    逆にエルフは、森林生活なんで、斧に馴染んでいるハズ。なんぼ、森が大事って言っても、家を建てるのに木材を使うわけで、斧は必須。
    ついでに、Wikipediaの「つるはし」の項目が変。
    >>
    ピカクス(Pick-axe)と呼ばれる。
    >>
    Pick"-"Axeと区切っているのに、なんで繋ぐんだよ???
    DeePLで発音聞いても、ピックアクスって言ってるし。多くの日本人の耳には、ピカクスと聞こえるのかもしれないが、確実にピ"ッ"クと撥音が入っている。
    ウォーターを「ワラ」って言う感じやの。まぁ、ダットサンの英語発音をダッツンと聞くような人がドヤるしな。
    ちなみにエヌビディアも、"ネイティブは「エンビディア」って言う"とか2だか5ちゃんだか、で言われていたが、エヌビディアって言ってるよ
    ね。2000年代のゲームの起動callでも。
    まぁ、巻雲の「へやー」を「てやー」と思ってた私の耳なんで、信じてはいけない(笑)。

  10. 2025/03/13 05:28:41 NATURE DRAWING COMMUNICATION 宗野純也含むアンテナおとなりページ

    1 介護
    2 政治・経済
    3 発達障害
    4 英語
    5 仮想通貨
    6 将棋
    7 不動産
    8 受験・勉強
    9 金融・マネー
    10 健康・医療

  11. 2025/03/13 01:23:14 ハードコア・インディペンデント批評誌『アラザル』含むアンテナおとなりページ

    1 介護
    2 教育・学校
    3 ネット・IT技術
    4 FX
    5 留学
    6 韓国語
    7 将棋
    8 病気・闘病
    9 メンタル
    10 哲学・思想

  12. 2025/03/12 22:59:17 漫画脳 ささなみさん含むアンテナおとなりページ

    週刊少年チャンピオン 2025年14号
    2025年03月12日
    週刊少年チャンピオン2025年14号 [雑誌]【CM】乱破推したいので単独記事を書きました~よろしければ!忍者のプライド、ヤンキーの心意気。『乱破-ヤンキー忍風帖-』1・2巻 : 雑食商店街3373番地魔入りました!入間くん/西修入間くん8周年おめでとうございます!8年…8年 ... もっと読む
    週刊少年チャンピオン 2025年14号
    2025年03月 (3)
    雑誌感想 (745)
    - チャンピオン感想 (735)

  13. 2025/03/12 15:39:26 木耳含むアンテナおとなりページ

    2025-03-11
    『ホットスポット』第9話
    全視聴者が混乱してると思うんでわたしが言うまでもないとは思うんだけど、でもやっぱり言うね。
    しれっと混ざってる山田真歩はなんなの!?
    ホテル存続の道を探るためにのんちゃん→あやにゃんの夫→弁護士になったミノケンと「宇宙人カミングアウト」を天丼したのはオーナーの会社に潜入する高橋さんに付き合うべく車二台で集結した女たちのなかに幼馴染らしい山田真歩がいる“前フリ”だと思ったのに(あの孤独な男の1人住まいみたいなガンプラオタ部屋からドシリアスに出動したらみんなが窓から手を振って待っててくれてたのはちょっとグッときてしまった)、特になにもなく車内での会話が繰り広げられててCM飛ばした勢いで本編も飛ばしたところがあるんだと思って3回確認したのにどこにも山田真歩はいなくてどゆこと!??とマジ混乱したわ。
    そんで混乱してる間に富士山をBGMにして高橋さんピンチになってて(セキュリティを解除するのではなく電源を落とせば大丈夫だと思ってるあたりが素人だよな。素人なんだけどさw)(それで言うと素手であちこちさわりまくる高橋さんはアウトだろw)、なんとかピンチを切り抜けてファミレス寄ろうってことになって席についたら知らん女が混ざってるもんで「誰?」となるんだろうなと思ってるけど、山田真歩がなんらかの能力(時間を止めるとかw)を使って高橋さんを助けてくれて「呼んでおいてよかったですね」「保険はかけておくべきですよね」と、山田真歩もなにがしかの能力者であることをサラっと言って「いやいや待っておかしくない?」となっても驚かないw。
    今回一番おもしろかったのはあやにゃんとのんちゃんの毒舌を聞いてる(いや聞いてないのかもしれない)時間の演出でしたw。この二人が仲良かったってことならものすごく納得する(ともさかりえと山口紗弥加の仲良し感と同じくくりでw)。
    minko 2025-03-11 16:49 読者になる
    『ホットスポット』第9話
    『御上先生』第8話
    『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第10回「『青楼美人』の見る夢は」
    『家政婦クロミは腐った家族を許さない』第9話
    『相続探偵』第7話
    Drama (7297)

  14. 2025/03/12 11:46:30 偽日記@はてな 古谷利裕含むアンテナおとなりページ

    2025-03-01
    2025-03-01
    ⚫︎『木乃伊の恋』(鈴木清順)。実は初めて観た。すごいなあ、というところと、うーん、というところがあった。
    中心に、上田秋成『春雨物語』の「二世の縁」を置いて、前と後とを現代パートで挟んでいる。だがこの構図は、(脚本の田中陽造というより)おそらく原作である円地文子の小説「二世の縁 拾遺」から来ているようだ。
    そもそも上田秋成の「二世の縁」が、強い仏教批判を含む話なのだが、『木乃伊の恋』では、それをさらにえげつなく、「性」への執着という要素を追加して中心に据え、批判というより仏教への侮辱というようなところまでいっているようなひどい話で、しかし、この徹底したひどさこそが本当は仏教的なのではないかとも思えてくる。とにかく、時代劇パートは、観ながら、ひっでえなあ、よくここまでやるなあと呆れつつ、そこが清々しいというか、これが鈴木清順の「地」なんだよなと思う。
    ただし、現代パートでは、時代劇パートで好き放題やりすぎたのを回収するかのように、俗流精神分析的というか、70年代の性的メロドラマ的なところに落とし込んでいるみたいになっていて、うーん、となる。「性への執着」と言葉にすればどちらも同じようなことだが、その質がまったく異なっていて、噛み合っていないようにみえる。
    (ただし、演出やモンタージュにかんしては、現代パートは無茶苦茶かっこい。)
    ⚫︎時代劇パートについて。ぼくは「幽霊」は好きだが「ゾンビ」の面白さが今ひとつわからないのだが、これを観て、ああ、ゾンビというのはこういうことなのか、と、少しわかったような気もする。ただしここにあるのは、性的なゾンビ、生臭ゾンビであり、さらには生殖するゾンビでさえある。ゾンビが、女性を求めて徘徊し、性交し、生殖する。ゾンビの子が生まれることによって、一般的な「生殖」というものまで脱意味化するというか、無価値化してしまう。干物であったゾンビが肉化すると、欲望を持つようになり、生殖を行う(乾いた死から湿った生・性へ)。すると、相手の女性の体から、たんなる邪な欲望の化身でしかない虚しい小さな仏が次から次へわらわら湧いて出てきては、ケラケラ笑って、すぐに土へと帰っていく(純粋な欲望の発現とその儚い消滅=乾いた砂・死へ)。生の欲動と死の本能とが循環する運動があるというより、出産の場面ではその二つが一体化して対消滅するかのようなゼロ地点が現れる。それを目の当たりにしてしまった主人公(男性)からは、性行為と生殖の権利が一生奪われる(失われる)ことになる。
    だからおそらく、ここには「性への執着」があるのではなく、むしろ、「性に執着するゾンビ」を介した「性・生殖(エロス)の無意味化」があり、去勢(≒現世の対象化)があるのではないか。
    ⚫︎時代劇パートにおけるゾンビ「入定の定助(にゅうじょうのじょうすけ)」の性への執着は、あくまで機械的、自動的なものだが、現代パートでの性への執着は「老教授の執念」のような個人的なものになっている。
    また、現代パートでは語り手(主体)が女性であり、この語り手が老教授の性の執着の対象であり、かつ、この女性もまた、亡き夫に対する性の執着を持っているという相互的な構図になっている。ここでは、それぞれに異なっている(そして、どちらも現実的には不可能である)性への執着・欲望が、その中間地点に「媒介的な幻」を生じさせる(その意味で、ゾンビではなく「幽霊」の話だ)。だから、本来なら決して交わらない、別方向を向いた欲望なのにもかかわらず、媒介的第三項によって(仮想的)コミュケーションが成立してしまうという、「いい話」だということもできる。女性は亡き夫との再会を果たし、老教授は死の直前に思いを果たす。これは、あくまで「人情」のレベルの話だ。
    ⚫︎人情を超えた、非-人情、あるいは無-人情の世界に踏み込んでいる時代劇パートと、あくまで人情の世界の枠内の話である現代パートとで、対になっているのだとは、言えるのかもしれない。
    furuyatoshihiro 2025-03-01 00:00 読者になる
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    2025-02-28
    2025-02-28
    ⚫︎昨日の日記に、『夏目漱石 美術を見る目』(ホンダ・アキノ)という本を紹介している動画について書いた。夏目漱石の書いた「美術評」についての本だという。本を読んでいないので、動画で著者自身が語っているのを聞く限りで察せられるということだが、漱石の絵画に対する眼がとても鋭敏であったことがひしひしと感じられる。なかでも、小杉未醒(小杉放菴)という画家の「豆の秋」という絵について「奥行き」という言い方で書いていることが興味深かった。以下の画像は動画からのスクショ(オリジナルの作品は失われていて、モノクロ写真のみ現存しているという)。
    ・【高瀬毅のずばり!真相】『昭和史』と夏目漱石 ~“美術記者”漱石は何を視ていたのか~
    https://www.youtube.com/watch?v=oIgbE4Qy_iY
    この画像を見る限りで思うのは、あまり洗練されていないナビ派という感じで、ゴーギャンからドニ、ボナール、そしてマティスへと展開していく流れの中にあるように見える。小杉未醒(小杉放菴)の絵を、ネットで検索してパッと見られる範囲で観てみても、一筋縄では行かない変で面白い画家だと思うが、しかし確実に、ポスト印象派以降の絵画の影響はあって、実際、1913年から翌年までヨーロッパに渡っているというから、ナビ派、あるいはプレナビ派的な絵は観ているのだろうと思う。
    ナビ派的というのは、要するに遠近法的な奥行きを潰して平面的に絵を構成しているように見えるということだ。だから、漱石が小杉未醒の絵から見出している「奥行き」とは空間的なものではない。空間的な奥行きを押し潰してしまうことで、空間的な「解決のつかなさ」が画面に生じ、その空間的解決のなさの中に、漱石は「精神性」をみている。精神性と言ってしまうと精神論みたいになってしまうが、当時としてはそう言うしかなかったのだろう。三次元空間において解決のつかない感覚の中に、空間(三次元)よりも上位の次元のありようを見ている、ということだろう。
    (ナビ派のことを「装飾的」だと言う人は、この部分が分かっていないのだと、ぼくはいつも思う。)
    漱石がロンドン留学時代に、ターナーやジョン・エヴァレット・ミレーの「オフィーリア」を観ていることは知られているが、当時のロンドンでは、同時代のフランス絵画を観る機会はなかったのだろうか。漱石の熱心な読者ではないので、漱石がフランス絵画について何か書いているかどうかは知らない。
    仮に、漱石が同時代のフランス絵画についてよく知らなかったのだとしても、小杉未醒の作品を通じて、同時代のフランス絵画の問題意識と図らずも(鋭敏にも)同調している、ということではないかと思う。夏目漱石とピエール・ボナールとは、どちらも1867年生まれだ。
    furuyatoshihiro 2025-02-28 00:00 読者になる
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    2025-02-27
    2025-02-27
    ⚫︎デモクラシータイムスで取り上げられていた『夏目漱石 美術を見る眼』(ホンダ・アキノ)という本がとても面白そう。漱石の小説に美術作品がたくさん出てくるのは誰でも知っているが、漱石は朝日新聞に「文展」についてなどの「美術評」を書いてもいた、と。
    下の動画で紹介されている漱石の美術評を、ぼくは概ね同意できるし、とても興味深く感じられた。「奥行き」という語の使い方などとても面白い。ただ、ぼくは、著者のホンダさんよりもかなり穿った見方というか、ちょっと違った視点から読むことになると思うけど。
    ・【高瀬毅のずばり!真相】『昭和史』と夏目漱石 ~“美術記者”漱石は何を視ていたのか~
    https://www.youtube.com/watch?v=oIgbE4Qy_iY
    www.heibonsha.co.jp
    furuyatoshihiro 2025-02-27 00:00 読者になる
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    2025-02-26
    2025-02-26
    ⚫︎VECTIONの会議できくやさんに教えてもらった「市場規模マップ」というのがちょっと面白い。無関係な業種が、ただ「市場規模がほぼ同じ」というだけで並列的に四つ表示される。たとえば、「出版」と「トップバリュ(イオンのプライベートブランド)」の市場規模がほぼ同じだ、ということが分かる。まあ「ネタ」のようなものなのだけど、これを見ると何かが分かったような気になる。本来有料だが、無料で見られる部分もある。
    ・出版とトップバリュ
    https://visualizing.info/article/16859.html
    ・占いサービスとカルビーポテトチップス
    https://visualizing.info/article/16837.html
    ・プロレスとコンセプトカフェ
    https://visualizing.info/article/16997.html
    ・アパレルと防衛
    https://visualizing.info/article/16914.html
    ・グミとキャンピングカー
    https://visualizing.info/article/16960.html
    furuyatoshihiro 2025-02-26 00:00 読者になる
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    2025-03-01
    2025-02-28
    2025-02-27
    2025-02-26
    2025 / 3

  15. 2025/03/12 09:40:58 酒とエロ漫画の日々。含むアンテナおとなりページ

    2025-03-09
    トルコで私も考えた
    3/9借出。
    -清水建宇「バルセロナで豆腐屋になった」岩波新書 ISBN:9784004320517
    -李琴峰「日本語からの祝福、日本語への祝福」朝日新聞出版 ISBN:9784022520333
    -名古屋和希「ポイント経済圏20年戦争」ダイヤモンド社 ISBN:9784478121177
    -クラリチェ洋子「改訂版 トルコ・イスタンブールへ」イカロス出版 ISBN:9784802215237
    -八木健治「羊皮紙をめぐる冒険」本の雑誌社 ISBN:9784860114947
    -P・ロビソン「迷走するボーイング」並木書房 ISBN:9784890634569
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    投稿者 gosplan 時刻: 18:55 0
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    ラベル: books
    3月 (2)
    トルコで私も考えた
    books (3530)

  16. 2025/03/11 08:25:25 shorebird 進化心理学中心の書評など含むアンテナおとなりページ

    2025-03-10
    War and Peace and War:The Rise and Fall of Empires その105
    War and Peace and War: The Rise and Fall of Empires (English Edition)
    作者:Turchin, Peter
    Plume
    ターチンによる歴史の科学.第3部の理論編,本章ではアサビーヤが社会資本として捉えることが可能であることを説く.そしてターチンお気に入りの歴史事例,イタリアの南北格差が議論されている.まずパットナムがイタリアにおける社会資本に南北格差があることを指摘したこと,それ以前に人類学者のバンフィールドも同じような指摘をしていたことが紹介された.
    第13章 歴史の中のボウリング仲間:社会資本の減衰を測定する その2
    パットナムたちはバンフィールドの観察を支持し,さらに拡張させた.イタリアの南北の違いは個人間の信頼と団結心のところにあるのだ.北イタリアでは人々はよりネットワーク化されている.彼等は家族だけでなく,合唱団,ハイキングクラブ,読書会などの会合に参加している.公的な物事への関心も南北で異なっている.地域政府の効率は社会変数の束の1部であり,その根っこに社会資本,アサビーヤの違いがあるのだ.
    つまり,統治効率はアサビーヤの原因ではなく結果ということになる.社会資本という用語は,それがなにかブロック,モルタル,工場の機械設備のようなものに聞こえるが,少なくともアサビーヤに関していえば,それは非常に人間的な要素になる.
    ここからアサビーヤ,社会資本の代償がどのような現象を生み出すのかが語られる.まずは有名なマフィアだ.
    南イタリアのおけるその他の社会現象はどうか.この地域の犯罪組織はマーロン・ブランドより前からある.シシリアのマフィア,ナポリのカモッラ,カラブリアのンドランゲタ(Ndrangheta)などの犯罪組織はメッゾジオルノ中にあるが,北部に似たような組織はない.これらの犯罪組織はどこから来て,なぜ栄えているのか? 社会学者たちはマフィアは信頼の欠如に対する社会の反応として生まれたと主張している.公的な信頼のないところでは,保護に対する需要が高まる.マフィアは,非常に非効率とは言え,保護を供給するプライベートセクターなのだ.
    マフィアなどの犯罪組織のあり方は名誉の文化を論じる際にもよく取り上げられる.そういう文脈では,法執行の制度がないとこのような自力救済型の組織や文化が発生すると説かれる.ターチンは制度ではなく,まずアサビーヤや一般的信頼の問題だと主張していることになる.
    このあたりはかなり議論の余地があるところだろう.同じ法制度の元にあって南部では一般的信頼の不足により法や契約の執行が公的になされないのならターチンの主張にも説得力がある.しかし本当はどうだったのだろうか.建て前は同じ法と制度がありながら,地元のボスの影響力が強いために,それが骨抜きにされているみたいなことがあってもおかしくはない.そうだとすればそれも一種の文化によるものかもしれないが,アサビーヤとはまた少し異なるかもしれない.あるいはアサビーヤがないためにボスの影響力が強くなるという議論もありうるのかもしれない.なかなか難しいところだ.
    今日のイタリア経済の南北格差は衝撃的だ.南部は田舎で貧しく,北部は都会で産業化され富裕だ.多くの経済統計は国別比較になっているので,人々はイタリアの北部がいかに豊かかを見逃しがちだ.イタリア経済は国全体ではヨーロッパの中位にあるが,ロンバルディアやエミリアロマーニャなどの北部地域の豊かさはヨーロッパのトップクラスにある.貧しい南部が統計順位を押し下げているのだ.しかし100年前には南北の経済格差はほとんどなかった.
    ここで注目すべきは,100年前にはすでに北部にアサビーヤの基盤があったことだ.イタリア統一から1920年にかけて,南北に経済格差はなかったが,パットナムの社会資本指標(社会の相互扶助,協同組合や政党の強さなど)において南北には大きな格差があった.南北の経済格差が生じるのは1920年以降のことだ.この観察は社会資本の南北差は,経済格差の結果ではなく原因であることを示唆している.北部はより社会資本に富んでいたから経済的に発展したのだ.
    ではどのように社会資本が経済資本に変換されるのか.フランシス・フクヤマは著書「Trust」の中で,社会的信頼こそが経済成長の鍵になる要因だと主張している.
    Trust: The Social Virtues and the Creation of Prosperity (English Edition)
    作者:Fukuyama, Francis
    Free Press
    「信」無くば立たず
    作者:フランシス フクヤマ
    三笠書房
    経済成長における大規模企業の重要さは明らかだ.しかしその運営は難しい.大規模企業はそれ自体一種の特殊な社会であり,効率良い運営には信頼と規律が必要で,各構成員の利己心と強制だけによってマネジメントすることは難しい.フクヤマは米日独伊中のビジネス,文化,社会資本を調べ,アメリカや日本のような信頼の高い社会だけが大規模企業を運営できるような文化基礎を持っていることを示した.大きな会社が上手く運営されるには従業員に高い一般的信頼が必要なのだ.企業は企業間では自由市場で競争しているが,内部的には団結の力で動いている.これは経済科学における最大の秘密だ.
    活力ある発展可能な社会を作れないなら,悪漢たちを集めて良い会社を作ることはできない.アサビーヤは現代のマルチナショナル企業においても,17世紀のバージニアや14世紀の北アフリカと同じように重要なのだ.今日の南イタリアでは大きな企業はうまくいかない.なぜなら経営者は従業員が機会あれば簡単に裏切ることを確信しているからだ.そのような大規模経営の試みにどんな意味があるだろうか.そして契約執行にマフィアの力が必要で,それは不完全でコストが高い.マフィア自体もメンバー間の不信頼に困っている.だからナポリ湾にはしばしば死体が沈められているのだ.
    北イタリアでははるかにビジネスは上手く組織できる.しかし北イタリアであってもアメリカのような大規模社会への信頼がなく中規模社会への信頼に止まっている.そしてほとんどの北イタリアの成功企業は中小規模のファミリー企業に端を発している.典型的にはミラノやボローニャのファミリーが所有する100人規模の企業から成功が生まれているのだ.彼らはファッションや精密機械の様々なニッチで大成功しているが,サイズのアドバンテージを持たないために,ある種の世界マーケットには進出できない.大きなサイズに成長できないのは中規模グループ内でしか協力できないためだ.これがイタリアで歴史的に中規模以上の国家が成立しなかった理由だろうか.
    イタリアに製造業の世界的大企業があまり見られないのは確かだ.フィアットはかなり気を吐いていたが,2021年にステランティスグループの傘下となった.製造業以外では保険や金融やエネルギーの部門ではそれなりに大きな企業はあるようだが,いずれも国内向けで国際的企業とは言い難いかもしれない.ターチンは北イタリアの企業や国家の中規模性についてここからより大きな議論に結びつけていく.
    shorebird 2025-03-10 12:25 読者になる

  17. 2025/03/11 00:23:39 kojitakenの日記含むアンテナおとなりページ

    立民 参院選 消費税の減税を公約に盛り込むこと目指す勉強会 (NHK)

  18. 2025/03/10 22:37:41 decablisty 工藤冬里含むアンテナおとなりページ

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    これまでteacup. byGMOをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
    今後とも、GMOメディア株式会社のサービスをよろしくお願いいたします。
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  19. 2025/03/10 20:16:00 金融日記含むアンテナおとなりページ

    2025年03月09日
    米国株は調整局面になってきた。週間でS&P500は3.1%下落し、年初来でもマイナス圏に転落した。特に、これまでの上昇を牽引してきたテクノロジー株に売りが入り、ナスダック総合指数も大きく下落した。
    一方、中国株は堅調である。
    ●市場混乱、米株は調整局面に 不安定な値動きが萎縮招く
    アメリカが大きく親ロシアに傾いている。歴史的なホワイトハウスでのトランプ大統領とバンス副大統領vsゼレンスキー大統領の口論の後、トランプ政権はウクライナへの軍事支援を打ち切る方向に大きく舵を切り、ロシアの軍事的優勢が加速している。
    ●マスク氏と国務長官ら、閣議で衝突 トランプ氏が仲裁
    ●ウクライナ軍1万人、ロシアが包囲か 米情報提供停止で
    日本株
    直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移
    直近1年のドル円とユーロ円の推移
    外国株とコモディティ
    今週のマーケット・イベント
    3月10日(月)
    日1月毎月勤労統計調査
    日1月景気動向指数
    日2月景気ウォッチャー調査
    3月11日(火)
    日1月家計調査
    日10-12月期GDP(改定値)
    日2月マネーストック
    日2月工作機械受注
    米1月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
    3月12日(水)
    日1-3月期法人企業景気予測調査
    日2月国内企業物価指数
    米2月消費者物価指数(CPI)
    米2月財政収支
    3月13日(木)
    米2月生産者物価指数(PPI)
    3月14日(金)
    日経平均先物SQ
    米3月ミシガン大学消費者態度指数
    3月15日(土)
    3月16日(日)

  20. 2025/03/10 14:34:36 法華狼の日記含むアンテナおとなりページ

    『キミとアイドルプリキュア♪』第6話 心キュンキュンしてます!?
    アニメ
    アニメ (3959)

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