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「#gooblog引越し」で体験談を募集中
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8 鉄道・飛行機
9 時事・ニュース
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Woman Recalls Sean Combs’ Alleged Threat: ‘I’m The Devil, And I Could Kill You’
Ridley Scott Says ‘I’ve Done Enough’ With ‘Alien,’ Thought ‘F— That’s the End of the Franchise’ After Bad Sequels: This Series ‘Should Be as Important’ as ‘Star Wars’
Pavement Members Talk ‘Wild’ Format of ‘Pavements’ Biopic, Throwing Out First Pitch At Cincinnati Reds Game
Will This Be The Final Season for Broadcast Brady?
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3 コスプレ
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【コメント募集中】goo blogスタッフの気になったニュース
天安門事件を知らない中国人:制裁解除を主導した日本の功罪アゴラ編集部
同窓会の楽しさは「タイムスリップ感」にある内藤 忍
川口マーン
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川口マーン
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「日本脱出→海外移住」は本当に合理的なのか?
自然は豊かだけど宿泊体験は最悪。そんな山小屋の大変革
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顔は変えられないけど身体はルイ・ヴィトンになれる
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就活の不都合な真実?自己分析は時間の無駄である
尾藤克之
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同窓会の楽しさは「タイムスリップ感」にある
ライフ
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内藤 忍
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【PR】ドコモのサブスク【GOLF me!】初月無料
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ガンダムベース東京へ by arashi (06/04)
ガンダムベース東京へ by 川崎工場長 (06/04)
ガンダムベース東京へ by じゅんぺ (06/04)
ガンダムベース東京へ by 溺愛猫的女人 (06/04)
ガンダムベース東京へ by とし@黒猫 (06/04)
posted by ryo at 00:00| Comment(8) | 街歩き | |
2025-06-04
com 2025-06-04 08:40 読者になる
2025年6月に見たい展覧会【蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ/未来の国宝/彼女たちのアボリジナル・アート】
2025-06-01 / 予定と振りかえり
4月の初旬に体調を少し崩し、思うような調子になかなか戻りませんが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
6月に気になる展覧会をリストアップしてみました。
展覧会
・『特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」』/『浮世絵現代』 東京国立博物館(4/22~6/15)
・『鴨治晃次 展|不必要な物で全体が混乱しないように』 ワタリウム美術館(4/8~6/22)
・『Reborn-いのちを織りなすアーティストたち-』 WHAT MUSEUM(4/26~7/6)
・『五大浮世絵師展 歌麿 写楽 北斎 広重 国芳』 上野の森美術館(5/27~7/6)
・『橋口五葉のデザイン世界』 府中市美術館(5/25~7/13)
・『NEW Days 尾﨑藍、キンマキ、下司悠太、トモトシ、中野岳、東野哲史、三田村光土里、大和楓』 Art Center NEW(6/1~7/20)
・『岡﨑乾二郎』 東京都現代美術館(4/29~7/21)
・『江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ』 千葉市美術館(5/30~7/21)
・『鰭崎英朋』 太田記念美術館(5/31~7/21)
・『上村松園と麗しき女性たち』 山種美術館(5/17~7/27)
・『死と再生の物語(ナラティヴ)―中国古代の神話とデザイン』 泉屋博古館東京(6/7~7/27)
・『黙然たる反骨 安藤照 ―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―』 渋谷区立松濤美術館(6/21~8/17)
・『建物公開2025 時を紡ぐ館』 東京都庭園美術館(6/7~8/24)
・『ヤノベケンジ 宇宙猫の秘密の島』 ハイパーミュージアム飯能(3/1~8/31)
・『日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!』 大阪中之島美術館(6/21~8/31)
・『ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠』 三菱一号館美術館(5/29~9/7)
・『オーストラリア現代美術 彼女たちのアボリジナル・アート』 アーティゾン美術館(6/24~9/21)
・『佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)』 横浜美術館(6/28〜11/3)
・『ゴッホ・インパクト-生成する情熱』 ポーラ美術館(5/31~11
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2025-06-01
2025-06-01
⚫︎図書館にまでいく余裕もなくて借りっぱなしで延滞してしまっていた本を返しにいく。なんか気が抜けてしまって、旅行系YouTuberの動画を貪るように次々と観ていて一日が終わった。
⚫︎「ジークアクス」、8話。ここへきてようやく物語が立ち上がり始めた感じ。でもまだ、滑走路から前輪が離陸した、くらいだろうか。
(ニャアンはサイド2からの難民なのか。だとすると、彼女に戦争のトラウマがないとは言い切れないのかも。前回まではシュウジの頭に載っていて、今回からニャアンの頭に載っている「フリクリ」のカンチみたいな四角いロボットが、ニャアンに人の心を読ませたり、二代目ジークアクスを反応させたりしているのだとすれば、彼女は「本物」ではないのかも ? )
(シュウジはいつも、「~とガンダムが言っている」と言うが、彼とガンダムを媒介していたのはおそらくあの四角いロボットであろう。ガンダムシリーズを貫くマスコットである丸い「ハロ」に対する、謎の四角いロボット。)
⚫︎この作品の中にはしる様々な差異線の一つに、庵野脚本部分と榎戸脚本部分との違いというものあるのだなあ、と。庵野パートと榎戸パートとでは、絵柄からして違う。両方に登場するキャラクターであるシャリア・ブルとキシリアは、パートによって顔つきとかも微妙に違っている。庵野パートは「ガンダム」っぽい絵柄で、榎戸パートは(「エヴァ」的というよりも)「トップ2」や「フリクリ」みたいな鶴巻テイストの絵柄だ。徹底して、噛み合わない二つのものの接合なのだ。
⚫︎「ファーストガンダム」では、一年戦争で地球連邦側が勝ち、ギレンはキシリアに殺され、キシリアはシャアに殺される。だから「ジークアクス」の並行世界は、ジオン側が戦争に勝ったというだけでなく、キシリアがギレンを殺さず、シャアがキシリアを殺さなかった並行世界、でもある。「ファーストガンダム」では早々に敵前逃亡したキシリアが「逃げない」と宣言する庵野脚本はその意味でも味わい深い。
ジオンが戦争に勝ち、ギレンもキシリアも生き残った世界は、ギレン勢力とキシリア勢力の対立と確執が、戦後も持続する世界であり、それはつまり、ザビ家(ギレンとキシリア)に対するジオン・ズム・ダイクン側(シャア)の恨みも持続するということだ(「恨み」と言うより、ザビに対するジオンの逆転を狙う
2025.06.03 Tuesday
「アンゼルム・キーファー:ソラリス」
元離宮二条城で開催中の
「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展へ行って来ました。
https://kieferinkyoto.com/
京都・二条城の重要文化財、二の丸御殿台所・御清所を舞台に開催されている「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展は、単なる美術鑑賞を超え、歴史と現代アート、そして人間の根源的な問いが響き合う特別な体験を提供してくれます。
軽井沢のセゾン現代美術館にある、アンゼルム・キーファー「革命の女たち」(1992)を学生時代から毎年のように観て心を揺さぶられてきましたが、それとはまた違う感動が観光客で賑わう二条城で体験できるとは夢にも思っていませんでした。
元離宮二条城 二の丸御殿台所
京都での「キーファー展」開催の直接のきっかけとなったのは、2022年6月、フォーガス・マカフリー氏がキーファーのパリのスタジオで「麦角」という作品に出会ったことでした。
金地のキャンバスに写真転写された鬱蒼と広がる麦の穂、その平板な構図や金と黒インクの対比は、日本の狩野派障壁画を思わせるものでしたが、キーファーは「狩野派」も日本の金碧障壁画も、それまで全く知らなかったのです。
この偶然の出会いに導かれ、マカフリー氏は狩野派の画集や二条城のガイドブックをキーファーに贈りました。これが、キーファーの金箔の新たな使い方や日本美術への関心に火をつけます。
Installation views of Anselm Kiefer: SOLARIS at Nijo Castle, Kyoto, 2025. Photo: Ufer! Art Documentary; Courtesy of Fergus McCaffrey.
その後の交流やリサーチを経て、2024年春、キーファーは約30年ぶりに来日を果たしました。東京での個展のオープニング出席の機会に、マカフリー氏と共に京都・二条城を訪れたのです。
実際に二の丸御殿台所・御清所の空間を体感し、周囲の庭園を歩いたことで、記念碑的な絵画や彫刻、ガラス作品をこの場所で展開する構想が一気に現実味を帯びてきました。
桜が咲く季節に合わせ、キーファーはこの特別な歴史空間のために新作の制作にも意欲的に取り組み、本展の開催へとつながったのです。
「ラー」2019
展覧会
【開催報告】企業内哲学の資格をめぐって
2025.06.02 堀越耀介 Permalink
2025年5月31日、企業内哲学の資格について考えるワークショップが開催された。なお本ワークショップの内容は、別個所で詳細に取り上げられて出版される可能性もあるため、本報告は、当日の模様をごく簡単に報告するにとどめる。
本企画は、企業において哲学を実践する人の「資格」とは何か、その要件や背景を問い直し、議論する場として企画されたものである。企業の中で哲学を行うことの意味、哲学教育と実務の接続、哲学的知識と実践的知見の関係性を中心に、熱のこもった議論が展開された。
冒頭、稲岡大志(大阪経済大学)は、企業内哲学という実践が現実に存在する以上、その実践を担う人に求められる資質や資格要件について検討する必要があると述べた。博士号や修士号といった学位は必須なのか、大学の哲学教育で培われる知識やスキルは企業現場でどのように役立つのか、また、哲学を専門的に学んでいない者が企業内哲学を実践できるのかといった問題提起がなされた。
続いて、堀越耀介(東京大学UTCP特任研究員)が、企業における哲学実践の自身の事例を共有した。組織開発やコミュニケーション改善、研究開発への哲学的知見の応用、パーパス経営支援など、哲学が企業活動に寄与する多様な形を示し、特に「理念を押し付けるのではなく耕す」という姿勢の重要性を強調した。初年次研修における哲学対話実践や、「遊びとは何か」という問いを通じた製品開発支援など、具体的な事例を交えて語った。
大前みどり(ダイナミクスオブダイアログ)は、哲学対話の意義を「深く考える力を育む場」と位置づけ、対話を通じて問いを立て直し、表面的な課題を超えた根本的な問題を探求する必要性を訴えた。現場の感覚を理解し、経営理念の再定義や対話文化の醸成を支援することが企業における哲学実践の目的であり、哲学的思考力はすべてのビジネスパーソンに求められる基本的なスキルであると主張した。
佐々木晃也(大阪大学大学院)は、企業内哲学者の資格要件を考える上で、まず「今日的な哲学者」の要件を明確にする必要があると指摘した。その上で、哲学者の要件として、哲学コースの履修、注釈テキストの読解、哲学史における聖典との向き合い、概念化と問題化の技法の習得を挙げた。哲学史を学ぶことの重要性を強調し、過去の哲学者
2025年06月03日18:55
経済
「ミスター年金」長妻昭氏の年金についての致命的な計算違い
年金法改正案は自民・公明・立民3党が審議1日で衆議院を強行突破したが、今週に入ってSNSで怒りの声が爆発した。
「電話が鳴りっぱなし」年金法案で立民に非難の嵐 「厚生年金の流用」イメージ払拭に躍起https://t.co/8rOC8VQpDN
立民が慌てふためくのも無理はない。参院選前にSNS上で批判が渦巻き、投票行動にも影響しかねない状況だからだ。
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 2, 2025
反響の大きさに驚いたのか、今回のドタバタ合意を仕掛けた長妻昭氏は、この法案を「現役世代厚生年金カット防止法案」という意味不明の名前で呼んで解説をしているが、これが間違いだらけであきれた。
続きはアゴラで
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【コメント募集中】長嶋さんの印象的なエピソードは?
【コメント募集中】長嶋さんの印象的なエピソードは?
2025-06-03
「立ち読みの歴史」アマゾンレビュー
小谷野敦
5つ星のうち3.0 想定の範囲を出ない。
2025年6月2日に日本でレビュー済み
ちょっとこの本は前宣伝が激しくて、それから見ると特に想定外のことの書いてない本だった。普通に出版文化史の、ちょっと変わった角度から見たものと思えばいいのだろう。西洋の新刊書店というのは、日本の書店に比べると、猥雑なところがなくて、すごく真面目な感じの本ばかりが並んでいるのが、立ち読みという行為に結びつかないゆえんである。著者が、日本文化のいい意味での猥雑さというものをとらえるような書き方をしたら、もっと面白い比較文化論になったのではないかと思う。
jun-jun1965 2025-06-03 10:42 読者になる
「立ち読みの歴史」アマゾンレビュー
既刊号の目次 940-959
2025-05-31
■
東京国立近代美術館のヒルマ・アフ・クリント展|岡﨑乾二郎講演会「ヒルマ・アフ・クリントに驚くこと、知ること」を聴講する。ヒルマ・アフ・クリントの何がすごいのか、どこが面白いのかを、いわば「評論家ではない個人の素の言葉」で、あえて岡﨑乾二郎が語る、という感じの会。
本展覧会も終幕に近づきつつあるなかで、海外と較べると未だにヒルマ・アフ・クリントが国内においてきちんと受け入れられてないという実感を岡﨑も司会の三輪健仁も感じていて、そのことへの焦りや苛立ちをおぼえる、そんなニュアンスが印象的だった。以下は自分なりの備忘。
たとえば、ヒルマ・アフ・クリントを抽象絵画ではないとか、その系譜では捉えられないとか、そんな感想や意見がある。
(僕も以下で、おおむねそのような感想を書いた。)
ryo-ta.hatenadiary.com
そのような人が思い浮かべる抽象とは、厳密には抽象ではない。抽象絵画というときに前提となってる「わからなさ」、いわば「既知のわからなさ」の範疇で判断していて、既存の社会規範にあてはまるものだけで考えている。美術史の樹形図を引き合いに出して、これに該当しないから抽象絵画ではないと言ってるようなもので、抽象とは本来、既存の社会規範から外れる、社会システムから認知されてない感覚を捉える試みであるはすだと。
(僕もまさに狭義の美術史を引き合いに出して、これはわからんと言ったのだった)。
さらにヒルマ・アフ・クリントのすごさは、制作された作品がどれも複数のシリーズとなっていて、シリーズごとの完結性、体系性が見られることにある。気分に従ってるとか、試行錯誤してるだけとか、そんなことではない。たしかに彼女は神秘体験を制作のモチーフにしたが、それは主観や認知済みの社会システムよりも高次のレベルから、何かを受け取って仕事をしたということ。
しかもそれを単なる表現ではなく、理念や目標をもって、自分に可能な表象体系として、きちんと閉じた体系として、包括的に見せようという意志があるということ。自らの仕事をもって、既存の美術史に拮抗しうる体系を作品の内側へ構築しているということ。
(一生をかけて、気分に従って試行錯誤してるだけの画家はいっぱいいる。生涯の最後に何かの答えが当たりくじみたいに当たれば良いと思ってる。つまり自分の仕事を自分で信じていない。そ
2025-05-31
フィルムと記憶〜『アイム・スティル・ヒア』(2024)【試写】
1970年、リオデジャネイロ。ブラジルの軍事政権末期の実話を元にした映画。ウォルター・サレス監督で第 81 回ヴェネツィア国際映画祭最優秀脚本賞受賞、第 82 回ゴールデングローブ賞主演女優賞受賞ということでもう観るしかないですね。8月8日公開です。
で、終わりでもいいのですが、もう少し。
冒頭から、35ミリフィルムで撮られた濃密でやわらかい色彩が心地よい。リオデジャネイロのビーチの、あかるく、湿度を帯びた、濃密な空気。このあかるい濃密さが、パイヴァ家の元国会議員だが現在は政治には関わっていないはずの父が軍事政権に連行された瞬間、牢獄の重々しい濃密さへと暗転します。
正直、このフィルムの色彩やテクスチャーだけ味わっているだけでもいいと不埒なことを思ったりもするのですが、ただしフィルムの存在はこの物語の核心へとつながっていきます。というのも、父が軍事政権に拉致されて行方不明となった瞬間に、一家のかつての平和な生活は一気に過去のものになってしまうのですが、父の消息が分からない限り、その過去は埋葬できない過去に、過去になりきれない過去になるのです。妻のエウニセをはじめとする一家は、そのような過去と現在の間のどこでもない時空で生きることを強いられる。それがひたすらに残酷なわけです。
そのような過去ならぬ過去と、家族写真や8ミリフィルムの家族ビデオが複雑な関係を結びます。軍事政権が父の逮捕投獄そしてその後の事実を認めない限り、それらは安定した過去の家族写真・ビデオになることはできません。そのことと、この映画自体が見事なフィルムの色調で撮られていることは無関係でないどころか、形式が主題の中心を語っているとみなすべきではないかと感じました。
また、全体主義や独裁政権の圧政を実行した人たちのリアリティを描く作品というのも増えているように思いますが、この作品も、手を下す人びとのあり方のリアリティがよく描けていたと思います。
かなしく残酷な事実を描いた映画ではありますが、「映画を観た!」という満足感が非常に高い映画であることも確かです。お勧め。
shintak 2025-05-31 15:35 読者になる
アーマンは高校を卒業するとシカゴのムーディ聖書研究所に入ります。ムーディは聖書原理主義で、入学時には学生も教師も「聖書は無謬なる神の御言葉である」という声明書に署名しなければなりません。寮生活は、禁酒、禁煙、禁ダンス、禁映画、暇があれば聖書という、まさにキリスト教のブート・キャンプ(新兵訓練所)でしたが、信仰するならとことんやると決めていたアーマンにとってはこの「ハードコアなキリスト教」は願ったり叶ったりの学校でした。
アーマンが大学の神学部のキャンパスを歩いていると女子学生の一人が「先生は今度は何の本を書くつもりですか?」と聞いて来ました。「世界にはなぜ苦しみがあるかという本だよ」と言うと彼女は、「ああ先生、それは人間に自由意志があるからですよ」と模範解答で答えてくれました。これは神義論でよく出て来る解答で、つまり、神は人間に自由意志を与えてくれた(そうでなければ人間はロボットや機械と同じになってしまう)。しかし、人間は自由意志によって神を愛し、神に従うかも知れないが、また自由意志によって憎み、背きもする。これが世界に苦しみが残る原因だというのです。「それでは」とアーマンが女子学生に言いました。「ハリケーン・カトリーナによって被災した74万人の人は自由意志によって神に背いたのかね? エチオピアで飢餓で死んだ数千人の子供たちは、自由意志によって神に反抗したのかね?」そう聞かれて彼女は黙ってしまいました。
2025年6月
2025.06.03
トランプ第二期政権の中東政策
トランプ第二期政権が掲げる「米国第一主義」は、中東政策をバイデン政権の混乱から転換させる看板として喧伝されるが、このスローガンは新たな戦略というより、既存の枠組みをトランプ流に再解釈する修辞に近く、バイデン政権とトランプ政権の限界は近似的である。
「米国第一主義」の修辞と実態
第二期トランプ政権は「米国第一主義」を掲げ、米国の経済・地政学的利益を最優先するという修辞を掲げている。JD・バンス副大統領は2025年6月の海軍士官学校演説で、従来の「国家建設」や内政干渉からの脱却を宣言し、サウジアラビア、カタール、UAEとの数兆ドル規模の投資や武器取引、フーシ派やハマスとの直接交渉を成果として強調する。しかし、2025年1月のガザ停戦合意は、バイデン政権の2024年5月提案を基盤に、トランプの強硬な発言(「ハマスが人質を解放しなければ地獄が待っている」)と特使スティーブ・ウィットコフの関与で加速させたものに過ぎない。
サウジとの武器取引も、バイデン政権後期に修復された関係を土台に推進されている。トランプ政権の「米国第一主義」は、既存のプロセスをトランプのディールとして再包装する修辞的役割が強く、新たな戦略的枠組みとは言い難い。トランプ政権の政策は、バイデン政権の基盤を継承しつつ、強硬なスタイルで成果を強調する結果論的な対応に終始している。
バイデン政権の混乱とガザ問題の深刻化
バイデン政権(2021-2025)が、ガザ問題で深刻な混乱を招いた。2023年10月7日のハマス攻撃後、イスラエルに179億ドル以上の軍事支援を提供し、ガザでの死者約47,000人、インフラ壊滅、200万人の避難民という人道危機を悪化させた。ガザ桟橋(3億2000万ドル)や援助トラックの増加要請は効果が限定的で、イスラエルの援助妨害を止められなかった。ネタニヤフの強硬姿勢(ラファ侵攻やヨルダン川西岸の入植地拡大)への圧力不足は、停戦交渉の遅延を招き、2024年5月の提案が2025年1月の合意に至るまで被害を拡大させた。親イスラエルロビー(AIPACなど)、官僚機構(国務省、NSC)、2024年選挙でのアラブ系票の懸念が、バイデンの人権重視の外交を空洞化させ、優柔不断さを露呈した。この混乱は、大統領の関与が構造的制約に縛られ、ガザ問題の根本的解決に踏
May 31, 2025
私は、まだ青くさい子どもだったころ、将来偉大なアメリカ的小説を書き、スフィンクスの謎を解き、大き なビルをひと飛びに飛び越そう、と思っていた。年を取るにつれて私は、そうはなるまいということを実感す るようになった。だからコンサルタントになった。そうしてほかの人々にそういったことのしかたを教える、 という方に回ることにした。私は人類のうちで、ひとりコンサルタントだけが、何かを完璧にやりとげること ができる、と思ったのだと思う。
少しずつ少しずつ私は、要求水準を下げていった。いま私は個人生活では、偉大なアメリカ的センテンスを 書き、シャツにケチャップをつけてしまうことなしにフレンチポテトを食べるという謎を解き、転んでお尻を 痛めることなしに雪の吹きだまりに踏み込むことができれば、それで幸せである。またコンサルタントとして の生活では、トラブルに巻き込まれないでいられる、というだけで満足だ。
G・М・ワインバーグ『コンサルタントの秘密──技術アドバイスの人間学』木村泉訳、共立出版
May 31, 2025
#quotes
May 31, 2025
助力への要請が欠けていることに対してアクションを起こすというのは、コンサルタントが欠如した要素を行動に対するガイドとして使うという、一般的な話の一つの場合にすぎない。もしコンサルタントが、その組織に女性が一人もいないとか、三五歳から五〇歳までの人がいないとか、プロジェクトリーダーが退社した人たちについて語るときに残念そうでないとか、誰も訓練部について言及しないとかいうことに気づいたとすれば、それもアクションを起こすきっかけとして利用できる。
G・М・ワインバーグ『コンサルタントの秘密──技術アドバイスの人間学』木村泉訳、共立出版
May 31, 2025
#quotes
May 31, 2025
若くて混乱していたころ私は、そのうちもっと年を取って賢くなりたい、またそうはなれないまでも、せめて私を賢そうに見せてくれるような頼り甲斐のあるアイディアのリストを見つけたい、と願っていた。だが私もやがて年を取り、人生の保守的現実を知るに及んで、若者の行きすぎた夢にはついてゆけなくなっている。
G・М・ワインバーグ『コンサルタントの秘密──技術アドバイスの人間学』木村泉訳、共立出版
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2025-06-01
三田誠広『僕って何』読書会
僕って何 (河出文庫)
作者:三田誠広
河出書房新社
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【聞く連続読書会「昭和50年代文芸を読む」】2025/6/20(金)19:30~ 第2回・三田誠広『僕って何』読書会(スピーカー:円堂都司昭&仲俣暁生) 双子のライオン堂(配信あり)
『僕って何』で芥川賞を受賞した頃の三田誠広は、村上龍とともに青の世代などと呼ばれつつ、その後の村上春樹、笠井潔、高橋源一郎、島田雅彦といった作家たちの登場の先駆的要素を含んでいた――というような話を読書会ではするつもり。
あえて、中上健次よりも三田誠広をふり返ってみたい。
この回だけの参加も歓迎!
https://peatix.com/event/4408804
最近の自分の仕事
-「注目の星」芦沢央インタビューの取材・構成 → 「小説すばる」6月号
-衣刀信吾『午前零時の評議室』のレビュー → 「ハヤカワミステリマガジン」7月号
-「「ジャーロ」100号までの歩み」 → 「ジャーロ100」
ジャーロ100
作者:ジャーロ特別編集
光文社
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ending 2025-06-01 08:59 読者になる
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三田誠広『僕って何』読書会
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Defence Tech
Laleh Khalili
You may remember Palantir as the company that was given access to all of NHS England’s data in November 2023, in order to create a Federated Data Platform. The cost was £330 million – the largest NHS technology contract to date. Palantir’s first sales pitch to a UK agency came much earlier, in 2008, when its representatives gave a demo to an enthusiastic audience at...
In 2022 Pfizer received $16.7 billion to provide Covid vaccines for US forces. But the rest goes to the development of weapons and technologies of war – tanks, aircraft, aircraft carriers, software, electronic equipment, satellites etc – by the ‘primes’. Silicon Valley wants a piece of this bounty.
Is this fascism?
Daniel Trilling
One way of thinking about fascism is to see it as historically specific: a reactionary mass movement produced by the economic and social chaos that engulfed Europe after the First World War. Fascism promised national rebirth through the violent cleansing of enemies
saebou
2025-05-31
ペン・シェパード “非在の街”
読書
“The Cartographers”
2022
Peng Shepherd
ISBN:4488014690
非在の街 (創元海外SF叢書)
作者:ペン・シェパード
東京創元社
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現代を舞台にしたファンタジー。「地図制作者 (The Cartographers)」という原題の通り、地図をテーマに据えた小説。
ニューヨーク公共図書館の実習生として地図学者を目指していた主人公は、書庫で発見した地図の価値をめぐって主任学芸員である父親と対立し、図書館を追放されて地図学者への道を閉ざされてしまっていた。あるとき父親が急死したとの連絡を受けて何年かぶりに図書館に足を踏み入れた彼女は、父のデスクから、かつて対立のもととなった地図が彼女宛てに残されていたのを見つける。それは昔小さな地図会社が制作した取るに足らない幹線道路地図だったが、調べてみると、なぜかその地図会社の1930年版の地図のみが、あらゆる図書館、博物館、大学から消失しており、手元にある地図がどうも最後の一枚らしいことがわかった……というのが物語の導入部。
小説のアイデアは、著作権トラップとして地図に架空の街を紛れ込ませた実際の話がベースになっている。(https://en.wikipedia.org/wiki/Agloe,_New_York)
導入部はすごく引き込まれるものがあったし、素性を隠した登場人物たちの正体には驚きもあって、小説として楽しめたけど、地図に描かれた架空の街の魔法に対する理屈付けはもう少しあってほしかった。巨大IT企業が進めるあらゆるデータを統合するデジタル地図プロジェクトも、もっと設定に深く絡ませられるポテンシャルがあったように思う。
また、「ファンタジーの地図は細かいところまで厳密に精密に描いて、現実世界の地図は架空の地図みたいに装飾したり膨らませたり、夢の世界みたいに描く」という『夢見る者の地図帳 (Dreamer’s Atlas)』も、発展性を感じたアイデア。
登場人物がほぼ全員地図制作に関係しているという点がとても変わっていておもしろい。主人公の人物造形も特徴的。
LJU 2025-05-31 19:50 読者になる
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2025-05-31
ペン・シェパード “非在の街”
2025 / 5
6月の新刊:都市のコラージュ——美術・生活・歴史
2025年 5月 30日
都市のコラージュ
美術・生活・歴史
坂上桂子(編)
判型:A5判上製
頁数:333頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0877-9 C0052
装幀:齋藤久美子
6月下旬発売!
▶試し読み◀/▶直接のご注文はこちらへ◀︎
都市は生きている
都市とは、人々の営み・記憶・文化が織り成す動的な現象である。
人々が土地を切り拓き、立ち止まり、交わり、住み着き、また通り過ぎゆくなかで、歴史は絶え間なく堆積し、都市の姿が立ち上がる。市場、街路、家屋、銅像、石板、詩篇、雑誌、Web画像、グラフィティ、シアター、モニュメント……さまざまな形で刻まれた都市の断片を読み解く試み。
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正社員募集のお知らせ
2025年 5月 30日
株式会社水声社では編集者・編集助手を募集します。
【業務内容】編集・編集助手
【募集人数】若干名
【応募資格】2026年度4年制大学・大学院新卒。または既卒3年程度まで。特に、以下の分野を専攻した方、もしくは深い関心と知識を有する方。
・海外文学(フランス文学/ラテンアメリカ文学)
・近現代日本文学
・現代芸術(近現代美術/映画/演劇/音楽)
・人文科学(哲学・思想/人類学/言語学/心理学・精神分析/歴史学/社会学)
【雇用形態】正社員
【勤務地】横浜市港北区
【給与】当社規定による
【勤務時間】平日9:00-17:30(休憩1時間)
【休日・休暇】週休2日制(土曜日・日曜日)、祝日、年次有給休暇
【福利厚生】交通費全額支給、各種社会保険完備
【入社日】2026年4月1日
【応募方法】「編集」「編集助手」のいずれを希望するかを明記したうえで、6月30日までに履歴書・成績証明書および、志望動機書(「水声社を志望する理由」、800字以内)と出版企画書(2点程度)を下記へご郵送ください
〒223-0058
横浜市港北区新吉田東1-77-17
株式会社水声社 人事担当
お知らせ (1)
新刊紹介 (910)
2025-05-26
■
日録
駅前のコンビニで頼んでおいたグレン・グールドの《イギリス組曲》と《フランス組曲》のCDを引き取ってくる。
ama2k46 2025-05-26 00:00 読者になる
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駅前のコンビニで頼んでおいたグレン・グー…
・ Volker Peckhaus "Benno Kerry: Beiträge zu seiner Biographie," in History and Philosophy of Logic, vol. 15, no. 1, 1994.
そこで Kerry さんの経歴をここに記しておきたいと思います。上記論文の全訳をここに掲げることは著作権上、問題があるかもしれないですし、翻訳の出来に自信があるわけでもないので、経歴を記したセクションだけ私訳を載せてみましょう。私と同様に、Kerry さんのことが気になっていた方にとって、参考になるかもしれません。(とはいえ気になっている方はあまりおられないかもしれませんが。) あわせてその部分のドイツ語原文も掲載しておきます。こうすれば、私が誤訳している場合、そのことがよくわかり、誤訳による誤解も少しは減ると思います。
これはネットですぐに見つかると思います。校正されていない proof です。この文献ではこれから述べる問題が詳しく語られていますが、私のほうとしては、この問題をできるだけ専門用語を使わず、基本となるアイデアだけを平易に直観的に換骨奪胎して手短に説明してみます。
Monday, May 26, 2025
オンライン学習会「非核神戸方式は破られたのか?」
オンライン学習会「非核神戸方式は破られたのか?」(ZOOMのみ
)
神戸市では1975年から議会決議に基づく行政措置として、市の港湾管理権によって外国軍艦艇の神戸港入港の際に非核証明書の提示を求める「非核神戸方式」が続けられてきました。非核神戸方式によって、核搭載のあいまい政策を取る米軍艦艇は神戸港に入港しなくなり、港湾の軍事利用の拒否につながりました。
それから50周年の記念となる今年4月、米軍の掃海艇が非核証明書なしに神戸港に入港しました。果たして非核神戸方式は破られたのか?これまで非核神戸方式が果たしてきた役割と、米軍掃海艇入港の経緯、そして地方自治から平和をつくっていく今後の運動の展望について、ZOOMによるオンライン学習会を開催します。皆さん、共に考えてみませんか?
日時:2025年6月29日(日)15:00~17:00
特別報告
15:00~15:30
「非核神戸方式が果たした役割」
講師:浜 恵介氏(立教大学兼任講師)
講演 15:30~16:15
「非核神戸方式は破られたのか?」
講師:粟原富夫氏(神戸市会議員)
https://rikkyo-ac-jp.zoom.us/j/88350635819?pwd=4wT0ikHAfSye8AUD4cxJW1IL38evTM.1
ミーティング ID: 883 5063 5819
パスコード: 675864
※事前の参加申込不要
栗原富夫:石川県出身。神戸大学卒業後、日本社会党を経て現在、新社会党から神戸市会議員(現在10期目)。神戸市の平和運動をけん引し、非核神戸方式に関しては議会の最前線に立つ第一人者の一人。
参加費無料(カンパを受け付けています)
<カンパのお願い!>
皆さまの支援で運営しております。実行委員会会計担当の下記口座に、お振込みください。
三井住友銀行
京阪京橋支店
普通 1129035
クツザワタイゾウ
主催 「無防備地域をいま、改めて考える」実行委員会
共催 非核条例を考える全国の集い
Posted by 前田朗 at 4:22 AM
Sunday, May 25, 2025
差別禁止と制裁の国際基準について ~包括的反差別法をつくろう!~
「国連・人権勧告の実現を!」 ―すべての人に尊厳と人権を
動画もう撮ってるって気づくまでの顔、無重力で宇宙だった (葉山 あも「東京新聞歌壇」5.25 東直子選、「気軽に動画を撮る時代ならではの一瞬。無防備な表情に「無重力で宇宙」を見出し、その内面に壮大な未知の世界を感じていることが伝わる」と選評。時代の先端を詠んでいる) 28
2025-05-24
美術ノート26 岡崎乾二郎展 MOT東京都現代美術館
✳︎
以下FaceBook投稿分よりの転載です
✳︎
江東区の MOT 東京都現代美術館で岡乾乾二郎展。日本の美術家ではもっとも影響受けている人だと断言できる。膨大な数の作品(1979〜2025)を2時間半かけて見、写真は144枚撮らせてもらった。
思えば観賞は、京都芸術センターから始まり、東京人形町のギャラリー、銀座南天子画廊、多摩美の美術館、吉祥寺のギャラリー、横浜BankArt、原宿のギャラリーなどなど、30年近くみつづけているような気がする。今回はかつてなく大量視したので脳がおかしくなり「見るサイケデリックロック」としか言いようのないフラフラぶりだった。酒要らんわ(笑)。
これは回顧展ではないでしょうけど、こんな膨大な数の展示はしばらくないと思います。強くおすすめ。7月21日まで。
✳︎
↑京王線柴崎駅徒歩5分くらいのところにある住宅。以前東つつじケ丘に住んでいたころ、たまにこの住宅の前通っていた。岡崎乾二郎設計の住宅の玄関。
imagon 2025-05-24 16:09 読者になる
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美術ノート26 岡崎乾二郎展 MOT東京都現代美術館
2025 / 5
過剰さを、さらなる過剰さを――ガザ問題について (05/25)
2025年05月 (1)
髭郁彦 (81)
過剰さを、さらなる過剰さを――ガザ問題について
2025年05月25日(Sun)
髭郁彦
3月18日、1月19日から停戦が続いていたガザで、イスラエル軍が空爆を再開した。20日の時点で500人以上の市民が死亡したというニュースが報じられている。地上部隊も動員され、ハマスもロケット弾をイスラエル領に発射した。そんな中、3月20日に私は土井敏邦が監督した「ガザからの報告」というドキュメンタリー映画の上映会に行った。
この映画は第一部「ある家族の25年」と第二部「民衆とハマス」との二部構成になっているが、私に強い印象を与えたのは2023年の10月から現在も続く、ガザでのイスラエル軍の侵攻とハマスの軍事行動に関係する第二部ではなく、エルアクラという一家の半生が描かれている第一部であった。
2023年10月7日のハマスによる殺戮とその報復としてイスラエル軍が行っているガザに対するジェノサイド。その余りにも大きな犠牲によって世界中を揺るがせる衝撃的な出来事が今も続いている。しかしながら、この虐殺に関してわれわれ日本人はその背景をどれだけ知っているだろうかという疑問が私にはあったが、『ガザからの報告』はこの疑問に対して完全ではないまでも一つの答えを与えてくれた。それゆえ、ここではこの映画の第一部を中心にして検討しながら、現在起きているガザ紛争についても考えていきたい。
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「テクスト的現実」を考える
前回記事で触れた綿野恵太の配信番組(「「最後の文芸批評家」が語る『批評の歩き方』『重力』そして『日本人の条件』」、「綿野恵太の失われた批評を求めて」2025/06/03 23:59 まで公開)は、私にとって自分の批評について初めて他の批評家と一対一でまともに対話した記録であり(『小説家の起源』や『アンチ漱石』の時はまったく無視だった。私はずっと透明人間のように書いてきた。これは「固有名批判」という私の批評の方法がもたらす必然とも言える)、私の批評が他者の目からどう見えているのかについて知る貴重な機会だった。綿野氏は、私の本を、帯文やあとがきだけではなく、中身まで読んで、率直に感想を伝えてくれた。もちろんそこには批判が含まれているが、それは私にとって立ち止まって考えるに値する意味のある対話の成り立つ批判だった。私と綿野氏は違う場所にいるので、その分適度に距離を取れたと思う。そのことに改めて感謝すると共に、良い機会なので、その対話によって気付かされたさまざまな論点を、これからこのブログで何回かにわたって、一つ一つ検討してみたい。
今回考えてみたいのは、蓮實重彦の「テクスト的現実」という言葉についてである。配信で綿野氏が、現代は「批評」的な「解釈」の時代が終わり、「物語」を「エビデンス」に基づいて「考察」することが主流になっていると言ったのに対して、私は蓮實が以前言っていた「テクスト的現実」はその「物語」の外部に残り続けるのではないかと疑問を呈してみた。
後で検索したら、「批評」と「考察」の対立は、ここ数年話題になっていたらしく、去年『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』でベストセラーになった批評家の三宅香帆が次のように語っているインタヴューが見つかった。「考察と批評をよく私は対比するんですけど、今の時代は考察が人気で、作者が正解を持っていて、どうやってその正解にたどり着くかみたいな世界観が主流なんですね。それに対して批評は、こちらが文脈を読み取ったり解釈したり、作者が正解を持っているわけではないという立場です。時代精神みたいなものを語ると『エビデンスはどこにあるんだ』と言われたりするので、それをやりたがる人はいないし、なかなか受け入れられない時代だと思いますけど、私は批評がすごく面白いと思っていて。こういう本で面白さを伝えて、なんとか30代
2025年5月23日金曜日
TOKAS見てきた
山田はるかさん、森あらたさん作品見に行きました
山田さんしか写真ないが
円の作品が、とても雰囲気がよく、ランドアート思い出した
誰だっけ、思い出せず
https://note.com/artoday/n/n8491b9b7f670
森さんの作品は、内向きで、アイデンティティを考える、作家としての森さんのスタートではないか、と思った
いよいよ
偉そうなことは言えないが、ドキュメンタリーやるなら、そして、
投稿者 HIKARU SUZUKI 時刻: 17:37 0 件のコメント:
▼ 2025 (10)
▼ 5月 (3)
TOKAS見てきた山田はるかさん、森あらたさん作品見に行きました山田さんしか写真ないが円の作品が、...
2025-05-21
日記
日記
早朝出発し、新幹線で山口へ。新山口で母と待ち合わせ、昼食後に展示会場である旧山口市庁舎に。展示の場数はこなしてきた方だけど、下見もできず(部屋の外からは見た)、図面も手に入らない中での遠方の展示というのは読めないことだらけで不安いっぱいでした。
ひたすら掃除をして、事務室っぽく机と椅子を並べたところで本日は終わり。
その間に「2つの展覧会から振り返るギャラリー シマダ」展と「原風景としての「山高」」展の準備も同時にやりつつイベント全体のキャプション作成をお手伝いしつつ。
のち、ギャラリーナカノの「背のある風景」展の設営に行き、翌日朝イチの作業を見込んですぐ近くのホテルで一泊。
kachifu 2025-05-21 22:30 読者になる
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日記
2025-05-23
世界陸上日本人のメダル獲得の瞬間全部見せます~トラック編~
https://www.youtube.com/watch?v=Rxaq3qj4cRc
Salon_de_J 2025-05-23 03:58 読者になる
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2025-05-23
大塚国際美術館
美術館か?
きっかけになる、というのはわかる気がする
Salon_de_J 2025-05-23 01:40 読者になる
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世界陸上日本人のメダル獲得の瞬間全部見せます~トラック編~
大塚国際美術館
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古舘遼 評(『表象』No. 19 2025年5月20日)
https://getsuyosha.jp/product/978-4-86503-202-4/
加藤有希子 評(『アメリカ太平洋研究』Vol. 25 2025年3月)
http://www.cpas.c.u-tokyo.ac.jp/pub/index.html
2025-05-20
6月18日に短歌ワークショップ!
6/18(水)13時より、札幌市資料館でワークショップ「札幌を短歌に詠む」を開きます!参加無料!定員40名です。
https://www.s-shiryokan.jp/pdf/20250618.pdf?fbclid=IwY2xjawKZDj5leHRuA2FlbQIxMABicmlkETF4aWY1bUROQUM2WkpZc1prAR5BuMZ92SnB-3DFFazkv4-bRReAbm1IaOMEyHYln5QjmfnLtcuttteqf7M-tA_aem_E_c1-J2hWdSUrp7GgQKWWw
北海道新聞「札幌零景」第20回・「朱坊川のこと」更新です。
<札幌零景 消えた風景の幻視譚>20 朱坊川でのこと 山田航:北海道新聞デジタル
左右社刊の短歌アンソロジー『雨のうた』に『寂しさでしか殺せない最強のうさぎ』より1首入集します。
sayusha.com
yamawata 2025-05-20 16:29 読者になる
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6月18日に短歌ワークショップ!
2025 / 5