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Salon de J
●02/15 18:45
2025-02-14ピカソ : 156シリーズパブロ・ピカソの「156シリーズ」は、彼の晩年に制作された銅版画の連作であり、全156点から構成されています。制作期間は1968年10月24日から1972年3月25日までで、ピカソが91歳で亡くなる直前まで精力的に取り組んだ作品群です。このシリーズは、彼の創作意欲が晩年まで衰えることなく続いたことを示しています。「156シリーズ」の主なテーマには、エロティシズム、闘牛、アーティストとモデルの関係などが含まれます。特に、エロティックな描写が多く見られ、ピカソの人間の情熱や欲望に対する深い洞察が表現されています。また、闘牛士や観客、馬などの闘牛に関連するモチーフも頻繁に登場し、スペイン文化への深い愛着が感じられます。さらに、アーティストとモデルの関係を描いた作品では、創作の過程や芸術家としての自己投影が見られます。技法的には、エッチングやア

HODGE’S PARROT
●02/13 12:06
ドミートリイ・ショスタコーヴィチ : ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102piano (197)協奏曲 (17)

rainforest
●02/13 06:37
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小谷野敦
●02/11 21:58
2025-02-11金素雲と川端康成金素雲(1907-81)は韓国の詩人だが、日本の韓国領有中に日本の北原白秋に師事し、島田謹二とも親しくしたため、戦後、日帝協力詩人として韓国では評判が悪いが、日本では『朝鮮詩集』や『朝鮮民謡集』を岩波文庫から出している。息子の武井遵は北原綴の筆名で少女愛(ロリコン)小説などを書いていたが、銃刀法違反などいくつかの犯罪で摘発されており、佐木隆三が『恩讐海峡』で武井の金素雲に対する愛憎を描いている。東大比較文学では金素雲の印税を授与されたことから金素雲賞を創設し、東アジアからの留学生に主として授与していた。その金素雲の『近く遙かな国から』(新潮社、1979)に、1943年8月ころの戦争中に鎌倉の川端康成を訪ねた時のことが書いてある。だが金は何の用事で訪ねたのかすっかり忘れていて、その時川端の部屋に碁盤があるのを見て、今度一局囲みましょうなどと話をして、

ララビアータ
●02/10 08:31
2025年02月09日ホメロスの海へ昨年さる出版社から、哲学的エセーをまとめて出版する企画が持ち上がった。私のショート・エセーがさまざまの方向に発散する傾向を持つことを危惧した編集の方は、そこに何かまとまりをつけるために、総括的序論を置くように提案された。なるほどと思ってすぐに書き下したのが「ホメロスの海へ」という小論である。私としてはホメロスをもって、私の哲学的エセーのみならず、私の哲学的人生のすべてを総括するつもりで書いたのであるが、編集の方はそれをさらなる散乱の一つと受け取られたのであろう。それ以後数か月を経ても音沙汰がないところを見ると、あきれてさじを投げたようである。しかし、エセーという形式が、完結した学知を装うことなく、未完のトルソーを提示するものである限り、その完成は読者にゆだねられるべきものではなかろうか? それは、芸術作品が鑑賞者をまって、あるいは批評家たちの論争を

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