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2025-06-02
豚モツの串焼きを”焼き鳥”と呼ぶのはなぜ?/『焼き鳥の戦前史〈東京ワンニラ史 中編〉』を読んだ
BOOK
焼鳥の戦前史 第二版 / 近代食文化研究会 (著)
なぜ女たちは「豚の子宮の焼鳥」を食べたのか?意外な事実だらけの焼鳥の歴史! (日本初のクリスマスチキン/クリスマスケーキの歴史解説も付録)
「豚の臓物の串焼き(いわゆる”ヤキトン”)を”焼き鳥”って呼ぶのはなぜ?」そう思ったことのある方も多いんじゃないだろか。この『焼き鳥の戦前史』はそういったことを含めた”焼き鳥”史、さらに戦前戦後の大衆食文化史を探ってゆく著作である。
最初に書いた疑問を解題すると、大正時代から串で刺した鶏の焼き鳥は存在していたがそれは正肉ではなく鶏の内臓肉を使っていた。しかし下処理が相当面倒なのと臓物としては高価だった(戦前は鶏肉は高級品であり、鶏>牛>豚の順で価格が高かった)ということから牛豚の臓物を”焼き鳥”と偽ったものが流通し、逆にこれが”栄養価が高い”として大衆に大いに受け入れられ「(豚の臓物だけど)焼き鳥」という認識が一般化してしまった。
その後政府から表示偽装を指摘され、さらに戦後ブロイラー産業の発達により鶏肉が安く大量に流通しだしたことから鶏の正肉を使った焼き鳥が出回り現在これが一般化したが、「(豚の臓物だけど)焼き鳥」という認識の名残はずっと残ることになり、それで今でも「焼き鳥(だけどヤキトン)」というややこしい呼び名となっているということなのらしい。
また戦前において動物の臓物を食するのは下賤なこととされ、鶏にしろ豚にしろその臓物を焼いたものを食べるのは日雇人夫や下層階級の人間だった、という記述も面白い。この”下賤な食べ物”が徐々に一般人に受け入れられていったのは戦後の食糧難も関係していたという。また、焼き鳥が串で刺してあるのはもともと屋台食だったからであり「片手に酒コップ、片手に焼き鳥串」という簡便さがこの形態を生んだようだ。
こういった形で人気のあった臓物肉=ホルモンだったので、「放るもん(捨てるような臓物肉)=ホルモン」という説は誤りである、といったことも書かれている。これに限らず焼き鳥を中心とした戦前戦後の大衆食文化の様子が膨大な資料や引用を元に書かれており、読めば読むほど面白い本だった。そして読み終わると焼き鳥(もちろん”トン”のほう)が無性
パディントン 消えた黄金郷の秘密(字幕版)(ネタバレ)
※今回の記事は、映画の感想とは関係ない駄文が垂れ流されているので、そういう文章が苦手な方は気をつけて!
<はじめに:本作を観るにあたって、私が選んだ映画館とその理由>
一応、私は「パディントン」シリーズの1作目も2作目も劇場で観てましてね(微笑)。1作目については「家族で観たくなりましたヨ (´∀`) ウフフ」ってな調子で、2作目は「前作より好きでしたヨ (´∀`=) ウフフ」という感想。とはいえ、3作目となる「パディントン 消えた黄金郷の秘密」のムビチケを買ったのは単に前売り特典が付いていたからであり、正直、映画自体にはそんなに興味がなくて。2025年5月9日(金)から上映が始まったものの、「当分は上映されるだろうから、急がなくてもいいな」と考え、他の映画を優先して観ていたんですが、しかし。5月15日(木)、愛聴しているラジオ番組「アフター6ジャンクション2」の週刊映画時評コーナー「ムービーウォッチメン」の課題映画に選ばれたので、「付き合いだしな (゚⊿゚) シカタナシ」と、週末の17日(土)に鑑賞することにしたのでした。
「メイジャー」で購入したムビチケ。前売り特典は「特製アクリルキーホルダー」でしたよ。
で、どの映画館で観ようかと考えたんですが、私的には「キノシネマ新宿だな ( ̄ー ̄) ニヤッ」と。その理由は、フフフ、同劇場の売店では「マーマレードサンド」が売られているからだッ!m9`Д´) ビシ 私はかつて「カミヤマノリヒロ」名義で文春オンラインに「映画館メシ」の記事を寄稿したことがあったりするほど映画館の飲食物が好きな上に、映画とコラボしたフードにも目がなかったりするのです。
キノシネマ新宿の宣伝ツイートを貼っておきますね。
ドラえもんといえば「どら焼き」、ゴスペラーズの黒沢薫さんといえば「カレー」のように、パディントンといえば「マーマレードサンド」。まぁ、劇中に出てくるやつはパディントンの帽子の中→不衛生なので全然食べたくないですけど(いきなりハシゴを外す文章)、それっぽいフードなら味わってみたいのが人情じゃないですか。しかも私が大好きな「ポンパドウル」が作っているだけに「一定以上の美味しさ」は約束されているわけで。「映画を観ながら食べられたら… (;`∀´) ククク...」と夢想した私は、絶対キ
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ただ、正直なところ、私的には本作にそれほど乗れたワケではないです。不況でお金のない若者が多い昨今、「お金に苦労してなさそうな美女&イケメン(2人とも白人)による面白おかしい恋愛模様」はさすがに絵空事感が強い…ってのは置いとくとしても。登場人物たちが“幼稚”というか。主人公2人のコミュニケーション能力が高校生レベルだし、周囲がビーとベンをくっつけようと小芝居するくだりの「わざとらしい芝居」とか悪い意味でバカバカしいし、親が娘の元カレをオーストラリアまで呼ぶ展開とか相当強引だしさぁ。「ロマコメってこんなに登場人物がアホになるジャンルだったっけ…?(`Δ´;)」と動揺しましたよ。
やり直すと、あんな大きいクモが服に入ってて気付かないなんてこと、あります? 例えば「ジャングルを進んでいたらヒルが体中に張りついてて…」的な流れならまだわかりますけど、本作の場合、何の理由もない、単にグレン・パウエルを全裸にしたいだけの安易な展開じゃないですか。私は映画の全裸(半裸)シーンが大好きですが、「銭湯に入っているから、全裸!Σ(°д° ) クワッ」とか「抗議のために、全裸!Σ(°д° ) クワッ」とか「敵と戦っていたら、スルリと半裸!Σ(°д° ) クワッ」とか、ちゃんとロジックがある全裸(半裸)だからこそ楽しいワケで。グレン・パウエルがどれだけ良い肉体をしていようとも、本作の全裸提供には首を傾げざるを得なかったです。
その他、「『Pretender』という言葉の意味は、Official髭男dismの曲が流行った時、娘に聞かれたので検索して知りました ( ゚д゚) グッバイ!」とか「ガッツがあって最高だったフュリオサのお母さんが出ててビックリした(オーストラリアの俳優さんだから?)」とか「グレン・パウエルの筋トレシーンはなかなかイイな…」とか「グレン・パウエル、股間を両手で隠してたけど、大きそうだな…」とかとかとか、思うところはありますが、すでに長めなので割愛! 私的にストライクな作品ではなかったし、少しイラッとしたけれど、とはいえ、「こういう映画もたまに観る分にはいいな (´∀`) ウフフ」ぐらいには楽しめましたよ。ロマコメが好きな人なら、観て損はしない気がします。
おしまい ( ゚д゚) グッバイ!
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