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トゥーヴァージンズ☆SIDE TRACK 連載【と】第26回目は「狂気と正気」です☆☆☆☆☆
トゥーヴァージンズのSIDE TRACK 連載【と】 🍋
第26回目は「狂気と正気」です🕷🕷🕷
今回がひとまずの最終回です
どうぞよろしくお願いいたします
26 狂気と正気|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界。今回がひとまずの最終回です。 人は基本動物で、動物のままなのが、イコール人間の狂気なのだと思う。 なぜ始まったのかもう誰にも説明不…note.com
25 でべそとボタン|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 子どものころ、でべそだった。 母は、わたしを病院に連れていった。 医者は、「成長につれて自然…note.com
24 存在と情報|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 存在とは、言い換えると情報のこと。 存在感があるとは、つまり情報量が多いことなのだろう。 例…note.com
23 花火とケンカ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 花火は、ケンカだ。 ケンカは、花火なのだ。 どちらも、内部情報の短時間での全暴露。 だから、人は見物する。…note.com
22 言葉と体験|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 「言葉にならない」という言い方がある。 「言葉にできない」という言い方がある。 しかしその二つには、冒頭に…note.com
21 基準と心拍数|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 基準とは、心拍数のことなのだろう。 歩くピッチも、話す速度も、おにぎりを握るテンポも。 我々は生身で、その…note.com
20 マドレーヌとフィナンシェ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) マドレーヌは貝の形。フィナンシェは、金塊の形。 マドレーヌを見るたび、渚の音が聞こえる。 フィナンシェを見…note.com
19 耳かきと梵天|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 昔の耳かきの先には、梵天というものが付いていた。 子どもの頃は漢字変換できず、「ぼんてん」と音認識のみだっ…note.com
18 外と内|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 脳外が脳内と同一質量であることが、「普通の生活」なのだろう。 何を見ても驚かない。すでにお馴染みの光景だか…note.com
17 絶対と相対|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 「絶対的」とは選択肢のなさのことであり、「相対的」とは選択肢が生じることなのだと思う。 つまり絶対とは、絶…note.com
16 ミトンとミント|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) ミトンとミントは、アナグラムだ。ゆえに、内包する世界の内容と量が一致している。つまり、非常に親和性が高...note.com
15 瓦斯と煉瓦|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) ガスとレンガは、漢字上では親類である。しかし、物質的には気体と個体。水と油の相容れない、犬猿の仲。そ...note.com
14 なんまいだと千枚田|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) なんまいだと千枚田は、同じベクトルの祈りなのだと思う。なんまいだは、南無阿弥陀仏の変形。それを呟くのと...note.com
13 壺と花瓶|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 壺は、何も入れずにそのままでいて何の後ろめたさも感じなくて済む存在だ。しかし、花瓶はそうはいかない。外...note.com
12 かさぶたとUFO|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) かさぶたとUFOに恋をしていた時期は重なっている。昭和の、小学生時代。かさぶたは、毎日派手に転んでいた...note.com
11 片栗粉と石灰|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 小学生の頃、片栗粉と石灰がとても好きだった。片栗粉は、料理にとろみをつける物。石灰は、校庭に線を引く...note.com
10 台形とコンビーフ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) (上底+下底)×高さ÷2。この台形の公式を習ったとき、脳内に浮かんだのはコンビーフだった。台形とはわた...note.com
09 麩と耳栓|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 味噌汁に入った麩が、わたしは嫌いだった。かさ増しのような、誤魔化しのような気がして。スポンジのようで。...note.com
08 本物と偽物|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) たとえば贋作とは、上手すぎてバレるのでは、と思う。本物のピカソの絵は、きっと所々下手で、それが本能的にリ...note.com
07 生と死|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) さっきまで生きていたのに、もう生きていないとはどういうことだろう。それが死んでいるということ。彼は...note.com
06 林檎と梨|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 林檎と梨は、大きさと形が似ている。5メートル向こうにあったら、それが青林檎か二十世紀梨か、区別がつかない...note.com
2025/07/10 18:12:07 Larval Subjects .
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2025/07/10 16:03:47 London Review of Books online
A Nazi in Chile
Andy Beckett
Close to the end of Bruce Chatwin’s celebrated, cryptic, not completely reliable book In Patagonia, published in 1977, there is a short passage about a resident of what was then the remotest city in Chile, near South America’s cold and windy tip. In a book made up of terse, sometimes haunted fragments, this passage is the most unsettling by some distance. ‘There is a man...
Now that the war is so long ago, the subject of Nazi exiles in South America can seem a stale, even dubious preoccupation. The fact that fiercely anti-communist South American dictatorships allowed Germans with a similar worldview to settle in their countries, and sometimes hired them as assistants for their own projects of repression, is disturbing but not that surprising.
Short Cuts
Gaza
2025-07-07
■
ACOの曲"lonely boy"は、お母さんが子供に向けて歌う歌である。
死ぬほどの生きてるを、感じてみたいでしょ?
ねえ守っても、だって、きっと、一緒だよ
閉じ込めてみても、何もなかったじゃ、遅いんだよ
もっと勇気出して突っ込んでいかなきゃダメだ、後悔しても後からじゃ遅いんだ、あなたの生きてるは、まだもっとぜんぜん伸びしろが、あなたの小さな想像の向こう側があるんだ、
そんなお母さんの、子供に対する苛立ち、期待、愛おしさ、願いとか思い、このお母さんは、かなり積極的に子供を世間に晒そうとする。自分の経験や後悔に重ね合わせているところもあるかもしれない。
なにしろその、正しさや間違いとは別の、とてもつたない、意味の通らない、誰にでも通りよくわかるものではない、あり合わせの、その場の思いつきみたいな言葉によって、当事者であるお母さんの言葉そのものとして、直接こちらの奥底まで届く気がするのだ。こういうのが、歌詞だよなと思う。
Ryo-ta 2025-07-07 00:00 読者になる
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2025-07-06
■
東京都現代美術館「岡﨑乾二郎 而今而後 Time Unfolding Here」三回目を観る。観るのはこれで最後かな。
まず三回も観ると、展示会場構成や作品点数が事前に感覚としてわかっているので、全体的に、ひじょうに考え抜かれた、まとまり良く丁寧に調整された展覧会、という印象を受ける。初回は膨大な点数に感じられた作品数も、先に全体構成の面白さを受け取ってしまうと、逆にかすかな物足りなさを感じるほどだ。
とりわけ三階の展示は二度目、三度目と、見れば見るほどに面白くなってくる。作品の前に立つだけではなく、壁の隙間から垣間見える絵の一部や、左右の端に壁を挟んで向かい合ってる様子を見る。一作品の画面内の出来事というよりも、知覚された何か、記憶の残滓というか、それこそ経験と呼ばれるであろう何かが、壁面同士、異なる部屋同士、壁の向こう側にある別の作品とも、強く弱く多様に響き会っているかのようで、それらを確かめるように、遠くから誘われるように、始まりから終わりの流れを無視して、行ったり来たり、逆行したりまた戻ったり、果て無く終わりなく、いつまでも受け止め続けるようなことになる。
このような体験はやはりすごいことだ、こういうのを今後の自分は、生きているうちにこれからあと何回くらい体験できるのだろうかと、ふと考えてしまった。
Ryo-ta 2025-07-06 00:00 読者になる
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2025-07-05
■
髪を切られながら、美容師さんの話が面白くて、しかし店内であまり爆笑するわけにもいかず、笑いをこらえるのが苦しかった。施術終わって、やれやれ面白かったと言って会計して、あー笑った笑ったと言いながら美容院を出る客も珍しい。
そこで聴いた話を、ベタにここに書いても、それを読んでも、きっと面白くない、それはそういうものだよなと思う。その時その場で、その人の言葉の流れがあり、それを僕がそのように聴いた、それらすべてをシナリオのように書き言葉に移し替えたとしても、面白さは伝わらないのだろう。
自分が笑ってるとき、相手はさほど笑ってないもので、それは逆に自分が相手を笑わせているとき、自分はさほど笑ってないのと同じだと思う。さほど笑ってない自分は相手に与えた成果を吟味し、まあまあだと満足している。だからこそ一緒になって笑ってはいない。同様に自分が笑わされたときも、きっと相手はそれなりにまんざらでもない思いで、自らの成果をたしかめて満足しているのだと思う、そう思いたい。
Ryo-ta 2025-07-05 00:00 読者になる
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2025-07-04
■
ムヴィオラの配信で、アレクサンダー・ロックウェル「スウィート・シング」(2020年)を観る。
アル中の父親、しょうもない男とくっついてる母親、そんな大人たちから離脱するため、ナイフを使い、自動車を盗んで、ひとときだけの子供たちだけの自由がやってきて、それもやがて終わる。ひとりは取返しのつかないレベルの重症を負い、ふたりは無事に両親のもとへ戻ることができた…という悲劇ではあるけど、ドラマとしてはどこかで聞いたようなありふれたテーマの話ではある。
しかし主演のラナ・ロックウェルが良かった。中学生くらいだろうか。大人っぽくも見えるけどまだ子供だ。弟(ニコ・ロックウェル)はさらに子供だけど、なかなか男前で、学校の金持ちの高飛車女子が彼を気に入って、さも当然とばかりに弟に会わせろと姉に迫り、姉は適当に相手をやり過ごす。弟はのちに、母親の恋人である男から性欲の処理を強要されたりもする。弟は他者の欲望の受入れをひたすら強要させられそうになる弱者的存在で、頼りない大人に替わって、それを庇おうとするのが姉だ。
彼女が弟を守らねばならないこと、ふだんは良い人だけど、ときには泥酔して酷い人格へ変貌する父親を、それでも父親として庇わねばならないこと、泥酔した頼りない父を介抱し、学校にはあまり行ってなくて、弟とふたりで廃品を集めて小銭を稼ぎ、父と弟ふたりの食事を不器用な手つきで作る。
ビリーという自分の名は、父親の好きなビリー・ホリデイから取られて名付けられたこと、伸ばし放題でボリュームたっぷりの髪を自分でも気に入ってること、そういうことがすべて含まれた十代の女子の、表情と態度である。
姉のラナ・ロックウェルならびに弟のニコ・ロックウェルは、監督アレクサンダー・ロックウェルの実の子供で、さらに母親役のカリン・パーソンズは、アレクサンダー・ロックウェルの実際のパートナーでもあるとのこと。それはすごいというか、意図的にそういうキャスティングなのか、あるいは仕方なしに、あるいは成り行き上そうなったのかわからないけど、そのことも含めて、映画の感触としては、物語の悲劇性とか大人のしょうもなさや下らなさにあまり寄せずに、あくまでも子供たちの体験そのものへ寄り添うような方針でつくられてる感じだ。なかでもラナ・ロックウェルという少女の様子を追うまなざしは終始丁寧であり、弟ニコ・ロックウェルや偶然知り合った少年ジャバリ・ワトキンスのキャラクターが、わりとわかりやすすぎで平板に感じられるところもあるのだが、それでかえって彼女の存在感だけが引き立つ感じを受ける。ここで見るべきは、背景にある「社会問題」ではないと言ってるようにも感じられる。
(ムヴィオラの配信サイトをはじめて知る。このラインナップは、ちょっと魅力的だ。)
(で、本作品はレンタル代金払って観たのだけど、あとで調べたら、U-NEXTでもAmazonPrimeでも見放題で観られるのだった…。)
Ryo-ta 2025-07-04 00:00 読者になる
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ACOの曲"lonely boy"は、お…
東京都現代美術館「岡﨑乾二郎 而今而後 …
髪を切られながら、美容師さんの話が面白く…
ムヴィオラの配信で、アレクサンダー・ロッ…
TV放送 / 映像配信 / WOWOW
三谷幸喜がシェイクスピア作品を翻案・演出「昭和から騒ぎ」今秋WOWOWで放送・配信
シス・カンパニー公演「昭和から騒ぎ」が、今年の秋にWOWOWで放送・配信されることが決定した。
1
16:00
コメントあり
劇団道学先生に保坂萌が書き下ろし「水星とレトログラード」演出は有馬自由
劇団道学先生「水星とレトログラード」が、8月2日から11日まで東京のザ・スズナリで上演される。
7
15:15
イマーシブ・体験 / クラウドファンディング / ハロウィン
ハロウィンイマーシブシアター「魔女たちの奇妙な晩餐会」でファントム座が旗揚げ
「ハロウィンイマーシブシアター 魔女たちの奇妙な晩餐会」が10月17日から19日まで東京・Gallery-O5で上演される。
8
14:30
映像配信 / FOD / Rakuten TV
舞台「サザエさん」2025年版を映像配信、藤原紀香らと同時視聴できる生配信企画も
7月8日に大阪で千秋楽を迎えた舞台「サザエさん」の映像配信が、19日から8月3日までFODとRakuten TVで実施される。
8
13:15
加藤和樹の"GIG"Tour2025が閉幕、2026年の20周年ライブで47都道府県行脚&初のオケコン
加藤和樹のライブツアー「Kazuki Kato Live "GIG" Tour 2025 ~STILL GO!~」が、昨日7月9日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで終了し、来年開催される20周年ライブ「Kazuki Kato 20th Anniversary Special Live」の5タイトルが発表された。
214
12:00
ミュージカル・音楽劇 / ビジュアル解禁
ミュージカル「バグダッド・カフェ」花總まり・森公美子らキャスト集まるビジュアル公開
ミュージカル「バグダッド・カフェ」のメインビジュアルが解禁された。
85
12:00
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舞台「THE MOUSETRAP」
松竹創業百三十周年「八月納涼歌舞伎」第二部
加藤和樹
坂東玉三郎
立石俊樹
宝塚歌劇団
イキウメ
DRUM TAO
愛国心、あるいは「パトリオティズムとナショナリズム」
三島由紀夫は死の2年前(1968年)、日本的文脈での「愛国心――官製のいやなことば」と言ったが(参照)、三島の言ってるのといくらか別の相の部分はあるとはいえ、愛国心という言葉が厄介なのは欧米文脈でも同じである。丸山真男ゼミ出身の橋川文三は三島が上のように言った同年、パトリオティズムとナショナリズムについて次のように言っている。
パトリオティズムとは、幼少期より自然に形成された具体的な郷土への愛着のことである。これに対して、ナショナリズムとは、全ての人民による、抽象的な政治的共同体すなわち国家への一体的な忠誠心のことである。両者の関係は複雑である。なぜなら、後者のために前者は郷党根性などとして否定されうるが、同時に、空疎となるおそれのある後者の補完として前者は利用されうるからである。(橋川文三『ナショナリズム その神話と論理』1968年)
この1968年の橋川文三は、現在、パトリオティズムとナショナリズムを語るとき欠かせないマウリツィオ・ヴィローリの1995年の論文に先立った優れた指摘であるだろう。
パトリオティズムという言葉は何世紀にもわたり、一つの集団の共同の自由を支える政治制度と生活様式への愛、つまりは共和政体への愛を強めたり喚起したりする目的で使われてきた。 ナショナリズムという言葉は、18世紀後半のヨーロッパで、人々の文化的、言語的、民族的な一体性と均質性を擁護または強化するために作られた。共和主義的パトリオティズムの敵が暴政や独裁政治、抑圧や腐敗であるのに対して、ナショナリズムの敵は異文化による文化の汚染、異種混交、人種的不純、そして社会的、政治的、知的な不統一である。
The language of patriotism has been used over the centuries to strengthen or invoke love of the political institutions and the way of life that sustain the common liberty of a people—or love of the republic; the language of nationalism was forged in late eighteenth-century Europe to defend or reinforce the cultural, linguistic, and ethnic oneness and homogeneity of a people.(…)
whereas the enemies of republican patriotism are tyranny, despotism, oppression, and corruption, the enemies of nationalism are cultural contamination, heterogeneity, racial impurity, and social, political, and intellectual disunion
(マウリツィオ・ヴィローリ『パトリオティズムとナショナリズム―自由を守る祖国愛』Maurizio Viroli, For Love of the Country: An Essay on Patriotism and Nationalism, Oxford University Press. 1995)
ヴィローリはさらにこう言っている、《歴史上しばしば見られたように、国民が道徳的・政治的危機に直面すると、パトリオティズムかナショナリズムかいずれかの言葉が知的覇権を握る可能性が高い。これらの言葉は、他の言葉には欠けている団結と動員の力を有しているように思われる[As history has often shown, when a nation faces a moral and political crisis, either the language of patriotism or that of nationalism is likely to attain intellectual hegemony. Those languages seem to possess a unifying and mobilizing force that others lack. ]》
この《国民が道徳的・政治的危機に直面》とは、いまの世界だろう、日本においても端的にそうだ。でもどっちなんだろう、パトリオティズムかナショナリズムか? ここで先の橋川の言葉が活きてくる、《両者の関係は複雑である。なぜなら、後者(ナショナリズム)のために前者(パトリオティズム)は郷党根性などとして否定されうるが、同時に、空疎となるおそれのある後者(ナショナリズム)の補完として前者(パトリオティズム)は利用されうるからである。》。
たぶん現在の日本はこの橋川文三の言うようになっているのではないか、とくにパトリオットであったつもりでもナショナリストとして振る舞わざるを得なくなっているのではないか。ヴィローリの言い方を使って言い直せば、《暴政や独裁政治、抑圧や腐敗》に対する闘争としてのパトリオティズムであったつもりが、《異文化による文化の汚染、異種混交、人種的不純、そして社会的、政治的、知的な不統一》に対する闘争としてのナショナリズムに取り込まれてしまっている、と。
ここで注意しておかねばならないのは「愛国心」(祖国愛)ーーこの語を当面パトリオティズムとナショナリズムの両方を含んだ意味で使うがーーは、アメリカのような移民国家、ロシアのような多民族国家、そして日本のような単民族幻想を持っている国家では、意味合いが異なることだ。
三島がいみじくも次のように言っているがね、
日本のやうな国には、愛国心などといふ言葉はそぐはないのではないか。すつかり藤猛にお株をとられてしまつたが、「大和魂」で十分ではないか。
アメリカの愛国心といふのなら多少想像がつく。ユナイテッド・ステーツといふのは、巨大な観念体系であり、移民の寄せ集めの国民は、開拓の冒険、獲得した土地への愛着から生じた風土愛、かういふものを基礎にして、合衆国といふ観念体系をワシントンにあづけて、それを愛し、それに忠誠を誓ふことができるのであらう。国はまづ心の外側にあり、それから教育によつて内側へはひつてくるのであらう。
アメリカと日本では、国の観念が、かういふ風にまるでちがふ。日本は日本人にとつてはじめから内在的即自的であり、かつ限定的個別的具体的である。観念の上ではいくらでもそれを否定できるが、最終的に心情が容認しない。
そこで日本人にとつての日本とは、恋の対象にはなりえても、愛の対象にはなりえない。われわれはとにかく日本に恋してゐる。これは日本人が日本に対する基本的な心情の在り方である。(本当は「対する」といふ言葉さへ、使はないはうがより正確なのだが)しかし恋は全く情緒と心情の領域であつて、観念性を含まない。
われわれが日本を、国家として、観念的にプロブレマティッシュ(問題的)に扱はうとすると、しらぬ間にこの心情の助けを借りて、あるひは恋心をあるひは憎悪愛(ハースリーベ)を足がかりにして物を言ふ結果になる。かくて世上の愛国心談義は、必ず感情的な議論に終つてしまふのである。(三島由紀夫「愛国心――官製のいやなことば」1968年)
もっともこの三島由紀夫の「恋と愛」の用語遣いだと、先の「パトリオティズムとナショナリズム」の区分をうまく摘要できなくなる。内的恋がパトリオティズムに近似し、外的愛がナショナリズムに近似するとしても、内的恋こそよりいっそう他者への憎悪を生みうる。ーーということはあるが、日本の愛国心ーーいや恋国心ーーは観念的ではなく感情的・心情的であるというのは今でも正しい(これは非一神教国家の特性のひとつでもある、一神教=言語的、非一神教=非言語的心情的)。その意味で、腐敗に対する闘争は容易に異文化差別へと反転しがちである(現在のどこかの新興政党のように?)。
ところでーー、である。
憎悪は対象にたいする関係としては愛よりも古い[Der Haß ist als Relation zum Objekt älter als die Liebe](フロイト『欲動とその運命』1915年)
憎悪は愛の親である[la haine est parente de l'amour](ラカン, S24, 10 mai 1977)
おわかりだろうか、この《愛憎コンプレクス[ Liebe-Haß-Komplex]》(フロイト『鼠男』第2章、1909年)を。
わたしがかつて愛にたいして下した定義を誰か聞いていた者があったろうか? それは、哲学者の名に恥じない唯一の定義である。すなわち、愛とはーー戦いを手段として行なわれるもの、そしてその根底において両性の命がけの憎悪なのだ[Hat man Ohren für meine Definition der Liebe gehabt? es ist die einzige, die eines Philosophen würdig ist. Liebe – in ihren Mitteln der Krieg, in ihrem Grunde der Todhaß der Geschlechter. ](ニーチェ『この人を見よ』1888年)
でも、好きと嫌いは紙一重ですよ。人は嫌いというところがなければ、好きになりません。この女とだけは寝たくない、という場合に限って、むずかしい関係になるものです。(古井由吉『人生の色気』「表現は異種交配への欲求」2009年)
感情的・心情的な愛は必ずこの相がある。だがこの話は今は突っ込むのをやめておこう。
閑話休題ーー。
さて話を戻して、柄谷行人のネーション概念の基盤になっているアンダーソンのナショナリズムの捉え方を見てみよう。
ネーション〔国民Nation〕、ナショナリティ〔国民的帰属nationality〕、ナショナリズム〔国民主義nationalism〕、すべては分析するのはもちろん、定義からしてやたらと難しい。ナショナリズムが現代世界に及ぼしてきた広範な影響力とはまさに対照的に、ナショナリズムについての妥当な理論となると見事なほどに貧困である。ヒュー・シートンワトソンーーナショナリズムに関する英語の文献のなかでは、もっともすぐれたそしてもっとも包括的な作品の著者で、しかも自由主義史学と社会科学の膨大な伝統の継承者ーーは慨嘆しつつこう述べている。「したがって、わたしは、国民についていかなる『科学的定義』も考案することは不可能だと結論せざるをえない。しかし、現象自体は存在してきたし、いまでも存在している」。〔・・・〕
ネーション〔国民Nation〕とナショナリズム〔国民主義 nationalism〕は、「自由主義」や「ファシズム」の同類として扱うよりも、「親族」や「宗教」の同類として扱ったほうが話は簡単なのだ[It would, I think, make things easier if one treated it as if it belonged with 'kinship' and 'religion', rather than with 'liberalism' or 'fascism'. ]
そこでここでは、人類学的精神で、国民を次のように定義することにしよう。国民とはイメージとして心に描かれた想像の政治共同体であるーーそしてそれは、本来的に限定され、かつ主権的なものとして想像されると[In an anthropological spirit, then, I propose the following definition of the nation: it is an imagined political community - and imagined as both inherently limited and sovereign. ]〔・・・〕
国民は一つの共同体として想像される[The nation …it is imagined as a community]。なぜなら、国民のなかにたとえ現実には不平等と搾取があるにせよ、国民は、常に、水平的な深い同志愛[comradeship]として心に思い描かれるからである。そして結局のところ、この同胞愛[fraternity]の故に、過去二世紀わたり、数千、数百万の人々が、かくも限られた想像力の産物のために、殺し合い、あるいはむしろみずからすすんで死んでいったのである。
これらの死は、我々を、ナショナリズムの提起する中心的間題に正面から向いあわせる。なぜ近年の(たかだか二世紀にしかならない)萎びた想像力[shrunken imaginings]が、こんな途方もない犠牲を生み出すのか。そのひとつの手掛りは、ナショナリズムの文化的根源に求めることができよう。(ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』1983年)
ナショナリズムとはこの相がある。
「公定ナショナリズム」ーーネーションと王朝帝国の結婚ーーを位置づける鍵は、それが1820年代以降にヨーロッパで盛んになった民衆的国民運動の後に、またそれに対する反応として発展したことを思い出すことである。
The key to situating 'official nationalism' — willed merger of nation and dynastic empire — is to remember that it developed after, and in reaction to, the popular national movements proliferating in Europe since the 1820s.
(ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』1983年)
そして日本についてはーー、
明治人は、半ば幸運な3つの要因に助けられた。第一に、2世紀半に及ぶ鎖国と幕府による国内の平定によって、比較的高い民族文化的同質性である。〔・・・〕
第二に、天皇家の万邦無比の古さ(日本は有史以来、君主制が単一の王朝によって独占されてきた唯一の国である)と、その象徴的な日本性(ブルボン家やハプスブルク家とは対照的)により、公定ナショナリズムの目的のために天皇を利用することはむしろ容易であった。〔・・・〕
第三に、夷人が突然、一挙に脅威的に侵入してきたため、政治的に意識のある人たちの大半が新しい国民的条件で抱かれた国防計画を容易に結集することができた。
the men of Meiji were aided by three half-fortuitous factors. First was the relatively high degree of Japanese ethnocultural homogeneity resulting from two and a half centuries of isolation and internal pacification by the Bakufu. (…)
Second, the unique antiquity of the imperial house (Japan is the only country whose monarchy has been monopolized by a single dynasty throughout recorded history) , and its emblematic Japanese-ness (contrast Bourbons and Habsburgs) , made the exploitation of the Emperor for official-nationalist purposes rather simple . (…)
Third, the penetration of the barbarians was abrupt, massive, and menacing enough for most elements of the politically-aware population to rally behind a programme of self-defence conceived in the new national terms.
(ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』1983年)
注意しないとな、リベラリズムあるいはグローバリズムを嫌ってナショナリズム信者になっている方々は。
◾️ナショナリズムは最も強力な政治イデオロギー
ナショナリズムは地球上で最も強力な政治イデオロギーであるため、ナショナリズムとリベラリズムが衝突すると必ずナショナリズムがリベラリズムに勝り、秩序の根幹を揺るがすことになる。
さらに、世界貿易と投資の障壁を最小化しようとしたハイパーグローバリゼーションは、リベラルな世界全体で失業、賃金の低下、所得格差の拡大をもたらした。また、国際金融システムの安定性を低下させ、金融危機の再発につながった。これらの問題はその後、政治問題へと変化し、リベラルな秩序への支持をさらに損なうことになった。
Because nationalism is the most powerful political ideology on the planet, it invariably trumps liberalism whenever the two clash, thus undermining the order at its core.
In addition, hyperglobalization, which sought to minimize barriers to global trade and investment, resulted in lost jobs, declining wages, and rising income inequality throughout the liberal world. It also made the international financial system less stable, leading to recurring financial crises. Those troubles then morphed into political problems, further eroding support for the liberal order.
(ミアシャイマー「失敗する運命ーーリベラルな国際秩序の興亡」 John J. Mearsheimer, Bound to Fail The Rise and Fall of the Liberal International Order, 2019)
ま、もちろん世界的に国民レベルではこうなんだけどさ。
◾️「リベラリズム/ナショナリズム」=「個人主義/集団主義」=「普遍主義/個別主義」
リベラリズムとナショナリズムは明らかに異なるイデオロギーである。リベラリズムの核にある個人主義は、不可侵の権利の強調と相まって、普遍主義的なイデオロギーとなっている。対照的に、ナショナリズムは、個人よりも集団の重要性を強調し、どこまでも個別主義的である。〔・・・〕
無制限のリベラリズムがナショナリズムにとって非常に危険なのは、国民的アイデンティティ、つまり個人が国家と密接に同一化する強い傾向を弱める可能性があることである。
Liberalism and nationalism are obviously distinct ideologies. The individualism at liberalism's core, coupled with its emphasis on inalienable rights, makes it a universalistic ideology. Nationalism, in contrast, stresses the importance of the group over the individual and is particularistic all the way down. (…)
What makes unbounded liberalism so dangerous to nationalism is its potential to weaken national identity―that is the powerful inclination for individuals to closely identify with their nation.
(ミアシャイマー「現代アメリカにおけるリベラリズムとナショナリズム」John J. Mearsheimer, Liberalism and Nationalism in Contemporary America, 2020)
ところで柄谷行人は昔から「リベラリズム/ナショナリズム」ではなくて「リベラリズム/デモクラシー」の区分をしている、上でミアシャイマーの言っているナショナリズムと柄谷のデモクラシーは事実上、等価だが。
人々は自由・民主主義が勝利したといっている。しかし、自由主義や民主主義を、資本主義から切り離して思想的原理として扱うことはできない。いうまでもないが、「自由」と「自由主義」は違う。後者は、資本主義の市場原理と不可分離である。さらにいえば、自由主義と民主主義もまた別のものである。ナチスの理論家となったカール・シュミットは、それ以前から、民主主義と自由主義は対立する概念だといっている (『現代議会主義の精神史的地位』)。民主主義とは、国家(共同体)の民族的同質性を目指すものであり、異質なものを排除する。ここでは、個々人は共同体に内属している。したがって、民主主義は全体主義と矛盾しない。ファシズムや共産主義の体制は民主主義的なのである。
それに対して、自由主義は同質的でない個々人に立脚する。それは個人主義であり、その個人が外国人であろうとかまわない。表現の自由と権力の分散がここでは何よりも大切である。〔・・・〕自由主義と民主主義の対立とは、結局個人と国家あるいは共同体との対立にほかならない。(柄谷行人「歴史の終焉について」1990年『終焉をめぐって』所収)
自由主義は本来世界資本主義的な原理であるといってもよい。そのことは、近代思想にかんして、反ユダヤ主義者カール・シュミットが、自由主義を根っからユダヤ人の思想だと主張したことにも示される。(柄谷行人「歴史の終焉について」1990年『終焉をめぐって』所収)
で、このデモクラシーはナショナリズムだよ。
デモスは一種の「想像の共同体」(ベネディクト・アンダーソン)であるという点で近代国家に似ていた。アテネのデモクラシーはこの種のナショナリズムと切り離せない[the demos resembled the modern nation in being a kind of “imagined community” (Benedict Anderson). Athenian democracy is inseparable from this kind of nationalism. ](柄谷行人『世界史の構造』第5章、2010年)
で、この観点でのデモクラシー=ナショナリズムは差別主義に向かう、異質な者を排除・殲滅するね。
以下のカール・シュミットの「民主主義」を「ナショナリズム」に置き換えてもピッタンコだ
民主主義に属しているものは、必然的に、まず第ーには同
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2025/07/10 13:58:18 natsuno hiraiwa news
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2025/07/10 11:45:45 ばーさんがじーさんに作る食卓
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Bob would share his interview tapes with his family, scrawled with all sorts of markings and ranging with dates from the 1960s to the 1980s. Ultimately, they came to the Internet Archive as a physical donation with the intention of being digitized and put up for all to enjoy.
Joseph on A Win for Fair Use Is a Win for Libraries
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2025-07-09
いくつに見えますか
本日の午前にトレーニングに行っていた時のことです。当方が60㎏ほど
の負荷をかけてマシンに取り組んでいたら、隣のマシンにいた常連さんか
ら、がんばっていますねと声をかけられ、それについで、おいくつでと尋ねら
れたものですから、それに当方が返した言葉が、ところでいくつに見えます
かでありました。
80歳くらいかなと言われて、とほほでありました。正直に当方の年齢を
言いましたら、そうか自分よりも4歳若いのかとのことでした。当方は何歳
くらいと返ってくることを予想していたのかな。
普通でありましたら、いくつに見えますかと聞かれたら、思っているよりも
3、4歳ほど若くこたえたほうが受け入れられる(相手が女性でありました、
さらに若く)ようでありますが、トレーニングの時はどうでありましょう。
そんな年齢なのに、そんなにできるのですかという意味合いを込めて、
実際より年齢を多くいうというのもありなのでしょうか。
近くで、そのやりとりを耳にしていた家人いわく、ぼさぼさでむさ苦しい頭を
しているから、年齢よりも老けてみえたんじゃないのと、正論であります。
当方は、榊莫山のような雰囲気にならぬかと思っているのですが、現実は厳し
いことであり。
気を取り直して、午後からは涼しいブックオフへと出かけることにです。
先日にクーポンが届いておりましたので、ワンコインプラスクーポンというの
が本日の予算となりです。
ブックオフへと足を運んだのは久しぶりのことで、これだけ間隔が空いたら
なにかめぼしいものがあってもいいのにと思ったのですが、そのわりでは
なかったか。
本日に購入したもので一番新しい本は、次のものでありました。
当方が入手したのは、河出新書版のほうであります。2021年のものですが、
このころから新書は、書店で冷遇されていて、でていても目に止まらないこと
が多くなり、タイトルは知っていても、手にしたことはありませんでした。
斎藤姉のあとがきによると、「ハルメク」に掲載したコラムと2001年に
「文学界」に掲載の文章を元にしたのだそうです。
あとがきを最初に読んではいけませんが、そこから引用することに。
「少女小説は読者を挑発しているのです。子どもだからって、女だからって、
あたしをみくびらないでよね。あんたも見くびられちゃダメよ、わかってる?
幾多のエピソードはそんな土台の上に乗っていて、ゆえに私達は少女小説
で憂さを晴らし、少女小説に逃避し、少女小説に励まされたのではなかった
でしょうか。」
これで取り上げられている少女小説は9作品ですが、当方がなじんだ作品は
ひとつだけでありました。それは「あしながおじさん」ですが、岩波少年文庫の
表紙カバーに使われている挿絵が好みです。その昔の岩波文庫には、この挿絵
をプリントしたしおりが入っていたのですよね。
挑発する少女小説 (河出文庫)
作者:斎藤美奈子
河出書房新社
Amazon
あしながおじさん (岩波少年文庫)
作者:ジーン・ウェブスター
岩波書店
Amazon
#トレーニング #斎藤美奈子 #河出新書 #少女小説 #あしながおじさん
vzf12576 2025-07-09 20:48 読者になる
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いくつに見えますか
Jul 9, 2025
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Thursday, July 10 2025
2025-07-07
■
サム・フリークス
特集上映:サム・フリークス Vol.33
特集上映イベント「サム・フリークス」の第33回はロマンティック・コメディ2本立て! 1本目はアダム・スコット&ジェニファー・ウェストフェルト主演の変則育児コメディ『フレンズ・ウィズ・キッズ』を、2本目はブラッド・アンダーソンの最高傑作『ハッピー・アクシデント』を上映いたします。
どちらもこれを逃すとなかなか劇場では観ることができないであろう貴重な作品で、しかも2本とも日本初上映となっておりますので、この機会にぜひー。今回も有料入場者1名につき250円が虐待を受けたり貧困下にある子供達への学習支援&自立支援として役立てられます!
7月19日(土)にはこのイベントの第31弾が、10月18日(土)にはこのイベントの第32弾が開催されます! こちらもぜひ!
Apple Musicにおいてサム・フリークスの場内BGMのプレイリストを作成しましたので、ぜひご利用ください(最新のものに随時更新していきます)。毎回上映作品と絡めた選曲をしています。
概要:
1)日時:2026年1月18日(日)
2)会場:ユーロライブ(渋谷)
タイムテーブル
13:05~ 開場
13:20~『フレンズ・ウィズ・キッズ』上映(日本初上映)
15:07~ 休憩
15:20~『ハッピー・アクシデント』上映(日本初上映/17:10上映終了予定)
3)当日券料金:2本立て1500円(入れ替えなし・整理番号制)
※当日券は当日の12:50~13:03、13:19~13:20、15:07~15:20の時間限定で会場受付にて販売いたします。
※前売り券は特別価格1374(悲惨な死)円でPeatixにて販売中です。
本イベントはすべての子供達が社会から孤立することなく暮らしていけるようになることを目的とした学習支援や自立支援の為に、有料入場者1名につき250円を「認定NPO法人 3keys」へ寄付いたします。後日、当ブログにおいて寄付の実施をご報告いたします。
お金に困っている方は、ご相談いただければ当イベントに無料でご招待いたしますのでお気軽にご連絡ください。
また、未成年の方は当日会場にて500円返金します! 性善説の自己申告制で、身分証チェックとかイチイチしないので、「無料にしてもらうのは気まずいけど、1374円払うのはキツい…」という方はこちらの制度をご利用していただければと思います。
お腹が空いている方は、事前にご連絡いただければ入場時におにぎりを差し上げます。食べられないおにぎりの具がある場合は、それも併記していただけると助かります。
こちらは当イベントの主催者に向けた救援物資を掲載したAmazonのほしい物リストになりますので、お金に余裕のある方はサポートしていただきたく思います。何卒よろしくお願い致します。
※前売り券について※
開場は13時05分です。整理券等への引き換えの必要はございませんので、劇場への入場時にPeatixのチケット画面、もしくは予め印刷したものをご提示お願いします。入場順序に関しては、前売り券→当日券の整理番号順となります。場内は全席自由席となっております。入金後のキャンセルは承りかねますのでご了承ください。
※当イベント内容やチケットに関してユーロライブへのお問い合わせはご遠慮ください。
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「ニューヨークの喋くりコメディ映画作家」としてはエドワード・バーンズの1つ下の世代にあたるジェニファー・ウェストフェルト。『KiSSingジェシカ』(名作!)〜『Ira & Abby』と、これまでは脚本と主演に徹してきた彼女が初めて監督業に進出したのが本作『フレンズ・ウィズ・キッズ』だ。『KiSSingジェシカ』での「同性愛」を「子作り/子育て」に置き換えたかのような捻くれロマンティック・コメディで、これまでの作品と同様に「これからの人生、どうやって生きていけばいいんだろう?」という迷い/不安/孤独を起点とした真摯な内容となっている。出演陣で特筆すべきは、先達への敬意の表れとしてエドワード・バーンズがキャスティングされているという点。外仕事で活き活きとしている彼の姿が見れるというだけで、ジェニファー・ウェストフェルトがいかに優れた演出家であるかが分かるというものではないだろうか。キンクスのレイ・デイヴィスのバック・バンドでもあったジ・88がスコアを手掛けていたり、オープニングではレジーナ・スペクターの「Hotel Song」を大フィーチャーしていたりと音楽面も最高。名匠マイク・ニコルズの最後の製作作品でもある。
『ハッピー・アクシデント』は、マリサ・トメイ演じる男運の悪い女性ルビーと、ヴィンセント・ドノフリオ演じる未来からやってきたと言い張る謎の男サムの恋を描いた一筋縄ではいかないロマンティック・コメディの傑作。『KiSSingジェシカ』で主人公の母親役を演じていたトヴァ・フェルドシャーが本作でも主人公の母親役で出演していることからも分かるように、「ニューヨークの喋くりコメディ映画」の系譜に連なる作品で、エドワード・バーンズ組のマイケル・マッグローンとナディア・ダジャニも出演。ブラッド・アンダーソンの前作『ワンダーランド駅で』では全編でボサノヴァが大フィーチャーされていたが、本作でもラウンジ・リザーズのエヴァン・ルーリーによるスコアおよびハイ・ラマズやダスティー・トレイルズ(ルシャス・ジャクソンのヴィヴィアン・トリンブルによるユニット)などの楽曲の使い方が素晴らしく、音楽的にも聴きどころが満載。コリン・トレヴォロウ(『ジュラシック・ワールド』)の出世作『彼女はパートタイムトラベラー』のネタ元としても再評価されるべきだろう。
岡俊彦(東京都北区上十条5-28-16在住)
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『フレンズ・ウィズ・キッズ(原題:Friends With Kids)』(2011年、監督:ジェニファー・ウェストフェルト)
Blu-ray上映(日本語字幕付き)
出演:ジェニファー・ウェストフェルト、アダム・スコット、マヤ・ルドルフ、クリス・オダウド、クリステン・ウィグ、ジョン・ハム
『ハッピー・アクシデント(原題:Happy Accidents)』(2000年、監督:ブラッド・アンダーソン)
Blu-ray上映(日本語字幕付き)
出演:マリサ・トメイ、ヴィンセント・ドノフリオ、ナディア・ダジャニ、トヴァ・フェルドシャー
主催:岡俊彦
お問い合わせ先:岡俊彦(電話:080-4065-3412 メール:hardway@ba.mbn.or.jp)
pikao 2025-07-07 00:00 読者になる
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2025-07-06
■
Summertime Sounds 2025 (DJ Mix)
PinkPantheress
ダンス
最近はほとんど自分で歌わなくなってしまったカルヴィン・ハリスだけれども、ピンクパンサレスによる2025年夏向けのDJミックスを聴いて、シンガー・ソングライターの範疇でダンスミュージックを作っていた初期アルバム2枚(『I Created Disco』『Ready For The Weekend』)の頃の彼の素晴らしさを再認識。再評価希望! ピンクパンサレスも初期のカルヴィン・ハリスと同様に、シンガー・ソングライターの範疇でダンスミュージックを作っているがゆえの制約から生まれる面白さを活かしている人だから好き。
pikao 2025-07-06 00:00 読者になる
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特集上映:サム・フリークス Vol.33…
Summertime Sounds 20…
Marginal Man, Imag.. 手許に『ポーの一族』ない...
tatarskiyの部屋(11)ある.. この件の前段についてはこ...
tatarskiyの部屋(2) “.. tatarskiyさんの...
tatarskiyの部屋(8)“ホモ.. ※続編あり
最近も...
tatarskiyの部屋(16)『シ.. 映画も原作もまだまだ作業...
2025/07/08
ゾロアスター教の葬具に半人半鳥
古来よりゾロアスター教を信仰していた人々は西アジアや中央アジアに暮らしていた。
ペルシアでは、沈黙の塔(ダフマ)と呼ばれる塔の上で鳥葬を行い骨は中央の穴に入れるだけで墓は造らなかった。一方、ソグド人の故地ではオッスアリという骨蔵器に納められたが、どのような場所に安置されたのだろう。
オッスアリ カシュカダリア流域ユマラカテパ出土
『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』は、火の祭壇とシャベルを持つ神格、ハープ奏者、天秤ばかりを持つ神格、馬具をつけた馬、ゾロアスター教の神官などが表されている。他の納骨器に単独で表されるモチーフが、すべて集められているようである。
両者とも部分的に写し崩れが見られるが、二つの資料が相互に補完しあって、当初の図像をある程度は復元することができると期待される。
裸の人間は天秤ばかりの上にのっている。これは、ラシュヌが死者の魂の善悪を天秤ばかりで測っている場面であると考えられるという。
裸の人間というのはオッスアリに納められた骨の主だろう。
天秤の下でマスクを付けた人間の姿の神官が永遠の火の世話をしている。
カシュカダリア流域ユマラカテパ出土のオッスアリ ソグド人と東ユーラシアの文化交渉より
オッスアリ 5-6世紀 カシュカダリア流域シヴァズ出土 タシケント、ウズベキスタン歴史博物館蔵
『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』は、右上部には、小さな裸の人間が表され、その前にリボンのようなものがある。裸の人間とスカーフは、ユマラカ・テパ出土のオッスアリの、天秤ばかりにのった裸の人間の写し崩れと見るべきではないだろうかという。
右上の大きな人物(神格)は、ハープ奏者の右の小さな神格とで、スカーフを「小さな裸の人間」の前に渡している。
下中央には四角い祭壇があり、その傍で人間の姿の神官が、マスクを付け左手で棒を持っている。
この裸の人間が、西安市安陽出土葬具石板浮彫に登場した裸の幼児になったのではないだろうか。
西安市安伽墓出土葬具石板浮彫 579年 ソグド人の美術と言語より
また、墓主が渡るチンワト橋について、
ソグド人の故地中央アジアから出土するオッスアリについて『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』は、壁面が型押しによって装飾された納骨器は、サマルカンドの西や、カシュカダリア流域、セミレチエなどで多く発見され、製作年代は7世紀頃とされる。
ゾロアスター教では、ラシュヌという神が死者の魂の善と悪を天秤ばかりではかり、善の方が重ければ、死者の魂は自らの信仰心の擬人化である美しい娘に導かれて広々とした橋を渡るが、悪の方が重ければ、橋はかみそりの刃のようにせまくなり、魂は醜悪な魔女によって地獄に引き摺り落とされる。このオッスアリは、死者の魂の善悪の重さをはかるラシュヌ(左)とチンワト橋を表していると考えられているという。
中国で出土した葬具のうちチンワト橋が描かれているのは北周史君石堂、MIHO MUSEUM蔵棺床屏風(6世紀後半-7世紀前半)、そして北周安伽墓で、描写されないこともあった。
サマルカンド出土オッスアリ 魂の善悪を量るラシュヌとチンワト橋 ソグド人と東ユーラシアの文化交渉より
ユマラカテパやシヴァズ出土のオッスアリに表された神官はどちらも人間の姿だった。
オッスアリ ムラクルガン出土 6-7世紀 サマルカンド、アフラシアブ博物館蔵
『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』は、マスクで口を覆った二人組の神官が火の祭壇の前で儀式を行っている様子という。
写し方が悪くて下の神官がよく分からない。
二人の神官が拝火壇の両側にいる。どちらも人間の姿である。
かつてあった「ソグドのオスアリ(納骨容器)の図像学的資料における 葬儀儀礼の影響と死後の世界」というサイトには、その右手にはホドハラスパト(火を調整する道具)を、左手には棒、明らかにバルスマンを持っている。
拝火壇の左には、もう一人の鬚の人物が鼻と口を覆って跪いている。右手にはホヴンダス
ト(すりこ木)を持っている。拝火壇の左右には三つ葉模様(白ハーウマ)の形をした不死の植物が描かれているという解説があった。
神官の一人は立ち、もう一人は座っている。
アフラシアブの丘出土オッスアリ 6-7世紀 中央アジアの傑作 サマルカンドより
このようなオッスアリは、ナウスと呼ばれる囲いの中に幾つかまとまって納められていた。数が少ないので、おそらく一家族の納骨堂だったのだろうが、ナウスがつくられたのは地中だろうか、地上だろうか。
それがわかるパネルがあった。ナウス(オッスアリウム)は、上部が角錐になった、オッスアリを収納する建物で、奥の山の上がダフマ(鳥葬を行う場所)であることを示している。
中央アジアでは地中に埋葬せずに納骨堂を造ったのだ。
中央アジアからずっと東の新疆ウイグル自治区、トルファン郊外の火焔山の中の谷筋にトユク石窟があり、その近辺でオッスアリという納骨器が出土している。ずいぶん前に見学したが、その頃はトユクにもソグド人が暮らしていたなどとは思いもしなかった。
『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』は、東方に移住したソグド人の一部がソグディアナの納骨方法を保持したことは、新疆ウイグル自治区で発見された数点のユク石窟の近くで発見された2点の納骨器のうちの1点で、納骨器によって証明される。
これは、トゥルファンの東のトユク石窟の近くで発見された2点の納骨器のうちの1点で、崖に掘られた小さな横穴に一つずつ納められていた。骨には乾燥した肉片が付着していたとされ、土葬でも火葬でもない方法で骨だけを残したことが確認されるという。
トユクでは崖に埋め込まれていたということは、ソグド人の集落がトユクにはなく、旅で倒れた人を葬り、旅を続けたということなのかも。
トユク発見のオッスアリ ソグド人と東ユーラシアの文化交渉より
そして中国に住んでいたソグド人たちは、中国の風習を採り入れて、地下に墓室を掘ってMIHO MUSEUM蔵棺床屏風や史君墓石堂のようなものをつくるようになった。
安伽墓平面図・断面図 西安市出土 北周、大象元年(579)
『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』は、西安で発見された墓に葬られていたのは、姑臧(現在の武威)で生まれ、北周大象元年(579)に62歳で没した安伽という人物である。安という姓は、ソグディアナのブハラ出身者が中国において名乗った姓であり、安伽はソグド系であることが知られる。生前、同州(西安の北東約110㎞に位置する陝西省大荔県)薩保に就任しているという。
西安市出土安伽墓平面図・断面図 579 ソグド人と東ユーラシアの文化交渉より
ところで、ソグディアナでは神官は人間の姿だったが、安伽墓の墓門上部には半人半鳥という姿で表されている。ソグディアナでは人の姿だったのに、それに中国でも、MIHO MUSEUM蔵棺床屏風や史君墓石堂でも人間の姿で表されている。
『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』は、ソグド人葬具の浮彫の中で、ゾロアスター教信仰を明瞭に示すのは、マスクで口を覆った神官である。二人1組で登場し、手に長い棒を持ち、火の祭壇の前で儀式を行っている。現在でも、ゾロアスター教の神官は、呼気で聖なる火を穢さないように口の前に白い布を垂らす。
葬具の正面や墓門の上部に表される神官の多くは、鳥の翼と足を持つ半人半鳥の姿をしているという。
西安市安伽墓出土墓門上部石板 579年 ソグド人と東ユーラシアの文化交渉より
虞弘墓棺槨台座前浮彫画 隋、開皇12年(592) 『隋代虞弘墓 太原市文物考古研究所編』より
『隋代虞弘墓 太原市文物考古研究所編』は、典型的なゾロアスター教の儀式が描かれている。画面中央には、壇と、その上に炎が燃え盛る三段の蓮華形の拝火壇が置かれているという。
安伽墓(579)よりも遅れるが、神格あるいは神官は半人半鳥の姿で表されている。
太原市晋源区文物旅游局蔵棺槨 592年 隋代虞弘墓 太原市文物考古研究所編より
『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』は、類似の図像は、バーミヤン東大仏天井画(6-7世紀)とサマルカンド出土のオッスアリ断片に確認されている。これらはゾロアスター教のスラオシャという神格を表していると解釈されている。
ゾロアスター教の文献によれば、スラオシャは、死者の魂を護ってチンワト橋に導くという重要な役割を負っていたため、葬具に表すのにふさわしい神格であると考えられる。半人半鳥の姿で表現された理由として、夜明けに鳴き声を上げて悪魔を追い払う雄鶏は、儀式の際にスラオシャを助ける神官の一人として文献資料に現れることが指摘されているという。
バーミヤン東大仏天井画の半人半鳥のスラオシャは安伽墓の墓門上部石板に表された神官の図様とはかなり異なる。
東京藝術大学アフガニスタン特別企画展リーフレットは、二女神の上には半身半鳥の霊鳥が描かれ、頭には頭巾状の被り物をつけ、冠帯を垂らし、右手には松明、左手には柄杓のようなものを持つ。松明を持つ半人半鳥は「燃え盛る火」を表すものとみられるという。
迦陵頻伽とも異なる半人半鳥で、ゾロアスター教のスラオシャという神格として描かれたもののよう。
バーミヤン東大仏天井画推定復元図 東京藝術大学アフガニスタン特別企画展リーフレットより
徐顕秀墓墓門上部石板 北斉571年没 太原市出土 太原北斉壁画博物館蔵
『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』は、P・リブーは、中国において四方を護る聖獣として墓の内部や葬具にも表される四神のうち南方を護る朱雀とこの半人半鳥との関係を指摘している。
徐顕秀墓の墓門上の半円形の石板は、中央に獣面を、その両側に朱雀を表す。このような神官が火の祭壇の両側に立つ図像と朱雀が獣面の両側に立つ図像とが合体して、ソグド人葬具の半人半鳥の図像が生まれたと考えられるという。
ゾロアスター教の神格が、このような朱雀から半人半鳥という姿になったのは興味深いが、中国でつくられた石槨などでは仏教由来の飛天が登場するのだから、やはり半人半鳥という姿の迦陵頻伽の影響ではないのかなと思ったりもしたが、敦煌莫高窟では、迦陵頻伽は唐時代から描かれていて、ゾロアスター教の半人半鳥の方が早かった。
で、中央の獣面は唐代の鎮墓獣に似ているが、北斉時代の鎮墓獣はこれほどおどろおどろしくはない。
太原市徐顕秀墓墓門上部石板 太原北斉壁画博物館蔵 ソグド人と東ユーラシアの文化交渉より
もっとも、サマルカンド出土オッスアリ断片に半人半鳥かも知れない神官が表されている。
オッスアリ断片 製作時期不明 サマルカンド出土 『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』より
中央アジアでは人間の姿で表されると思っていたが、鳥の翼を付けた神官の浮彫があった。人間の姿の神官は片方が坐っていることもあるので、この神官の下半身が鳥だったとは断定できないが、このオッスアリの神官は拝火壇の傍にいるのではないようだ。右手を上げて何かを指さしているようにも見える。
サマルカンド出土オッスアリ断片 ソグド人と東ユーラシアの文化交渉より
このような石刻について『ソグド人の美術と言語』は、南北朝末期の北斉(550-577)・北周(557-581)から隋(581-618)までの短期間に制作され、出土地も華北の西安、青州、太原、天水に限定されているという。
中国に住むソグド人の墓制は、代を経るに従って、ますます中国風になっていったのだろう。
西安市安伽墓石棺床囲屏←
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ソグド人の納骨器、オッスアリ
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MIHO MUSEUM蔵棺床屏風
大シルクロード展 長安にソグド人の石堂
東京藝術大学ではバーミヤンの復元壁画
敦煌莫高窟7 迦陵頻伽は唐時代から
人面と獣面で一対の鎮墓獣
参考サイト
ソグドのオスアリ(納骨容器)の図像学的資料における 葬儀儀礼の影響と死後の世界
「中央アジアの傑作 サマルカンド」 2008年 SMI・アジア出版社
アジア遊学175「ソグド人と東ユーラシアの文化交渉より」森部豊編 2014年 勉誠出版
投稿者 ほしがらす 時刻: 5:04 午前
ラベル: ソグド, ゾロアスター教, 迦陵頻伽, 古墓・古墳
7月 2025 (1)
ゾロアスター教の葬具に半人半鳥
ソグド (49)
ゾロアスター教 (3)
迦陵頻伽 (1)
古墓・古墳 (141)
2025-07-09
初めてJames Brownの方のThe Chickenを聴いた
日記 良かったやつ 音楽
七月八日、曇り。
関税延長戦。蘭奢待の成分分析。
5時前起床、朝カスタマーサポート。テレビをつけてもフィラーの動物映像かピエール・ブーレーズ。早朝うだるような暑さの中「クラシック倶楽部」をつけてブーレーズ生誕100年コンサートを聴く。暑いリビングで朦朧としながら梅シロップ用の瓶を煮沸消毒し、紅茶を淹れながらブーレーズの現代音楽なフレーズと変調された電子音。サイケデリックすぎる。
7時から11時まで気絶。
カレーうどんを主への宥めの香りとする。
梅を氷砂糖に漬けないとカビる。めんどくさくてしょうがないのだがやるしかない。
皿洗い、梅をやったら自律神経が白旗を挙げてしまう。
気絶。
そうめんのためにキュウリの塩もみ。
ベースの基礎練を少しやって左手薬指の動かなさに絶望。
夕方カスタマーサポート。
野菜そうめんを主への宥めの香りとする。
22時解放。
open.spotify.com
初めて聴いた。当時のメンバー誰だろう。作曲はPee Wee Ellisだけど。
en.wikipedia.org
コレか。
mochilon 2025-07-09 00:00 読者になる
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初めてJames Brownの方のThe Chickenを聴いた
越前和紙工房 (07/07)
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越前和紙工房
2025.07.07 Monday
0
和紙仕様は、最近のキッチンハウスショールームのトレンドです。
大阪新ショールームを初め、札幌、世田谷、新宿、
福岡でも、打ち合わせコーナーや、キッチンとキッチンの
間仕切りには、良く和紙が使われています。
今の所、福井県の越前和紙が多く、今回は、仙台ショールームの
為に、もう一度越前和紙工房に伺いました。上記は和紙の原料になる
こうぞ、みつまた、がんぴ、3種類の木の皮を水に浸し、暫く
置き手で丁寧にゴミを取り払う作業にかかります。
その後、水の中で、その繊維を漉く作業に入ります、全て水との
仕事で、雪の降る福井での冬の作業が心配になりますが、、、、
お湯が近くで沸かしてあったので、お湯でも良いか?尋ねたら
とても、渋い顔で睨まれました。勿論冷たい水のみ!
これは、長く水に手を入れていると感覚がなくなるので、
作業の途中で、お湯に手を浸けるそうです。(気が遠くなる様な
作業です)
左側には、乾燥室があり、そこで自然乾燥される様です。
全てが手作業で、洋紙よりも和紙はかるかに強いらしいですが、
その筈、大変根気の必要とする仕事です。何より大切なのが
この和紙の台、乾燥にも耐える樹木で作られていて、先代が火事の時、
職人がみんなでこの大きな乾燥台を持ち運んだ様です。
上記の壁面は、福井銀行の支店に使われている和紙。
流石、越前では、ありとあらゆるインテリアに、和紙が使われています。
福井の酒屋の新しい複合ビル’ESHITOKO’では、モダンなインテリアに
和紙が上手に使われています。
https://www.eshikoto.com/ja/philosophy
全て手仕事! それでも、越前には、建築家と組んで、大きな
プロジェクトに和紙を採用する様に営業している問屋が
健在で、ビニール和紙の台頭で、すっかり受注の減った越前和紙を
支えています。襖や障子はほぼ99パーセントが、化学繊維が使われ
手作業の本当の和紙のニーズを深掘りしている問屋さんは大切です。
150年以上、越前に生き、上記の建築家とのコラボを
大切に、地場産業を支える一人が杉原商店の杉原社長です。
何年か前、ミラノサローネでお目にかかり、それ以降、
キッチンハウスショールームの和紙はお世話になっています。
去年11月にオープンしたキッチンハウス大阪ショールーム
打ち合わせコーナーのガラス間仕切りにも越前和紙!
ガラスに貼っていますが、全て防煙認定を取った和紙です。
こちらもキッチンハウス大阪ショールームの入り口の
ラタンラウンジ、壁面をセットバックさせて、照明を埋め込み、
柄の違う和紙を吊るして、陰影を楽しむ事ができます。
越前和紙が生きるキッチンハウスショールームへ足をお運び下さいませ。
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by khselection
2025年07月 (1)
越前和紙工房 (07/07)
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展示イベントグッズ
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データベース収蔵資料村上春樹 著作クロニクル村上春樹作家年譜村上春樹作品年譜早稲田大学国際文学館ジャーナル・報告書
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国際文学館アネックス ╢The Waseda International House of Literature Virtual Annex
公式オンラインショップ ╢
橙子猫 - Orange Cat - ╢
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Exhibitions, Events, Goods
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第8回キャンパスピアノ開催レポート ╢
Tue, 08 Jul 2025
쀣
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展示・イベント・グッズ
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2025-06-30
2025-06-30
⚫︎『ランドスケープと夏の定理』(高島雄哉)から、連作の三つ目「楽園の速度」。まず、この小説の面白さは細部のアイデアの充実だろう。物理学的なアイデアだけでなく、未来のビジョンのようなものも、みっしり詰まっていて、ひとつひとつが面白い。
⚫︎三作目は二作目よりもさらに、俗世的、エンタメ的な度合いが高まる展開なのかと途中までは思っていたら、最後には、一作目と同様に、少人数かつ実験室の世界に回帰する。ただし、一作目では、実験室が宇宙全体のミニチュアとして全宇宙と同等になる感じだったのが、最後には、実験室がその境界を越え出て、宇宙へと拡散され、宇宙そのものが書き換えられる。
この連作のメインテーマである「知性定理」は、第一段階として、あらゆる知性は互いに翻訳可能である、とされ、第二段階として、現時点での人類の知の総体である「理論地図」は、シミュレーションにより人為的に時間発展させることができる、があり、そして第三段階として、時間発展させた「未来の知」の「地図」を、今・ここで解凍し、理解、実践可能な形へ「翻訳」することができる、ということになっている。この「翻訳」の実践の一部が二作目で「運動エネルギーの非保存空間」として描かれたが、三作目では、シミュレーションによって得られた未来の知である「理論の籠」の完全翻訳が目指される。
(未来の知を得ることができれば世界の覇権を得ることができるので、その存在を知ったさまざまな勢力による争奪戦が予測され、まさに当事者である主人公が追われることになる。これが、最初に書いた「世俗的展開」だ。そして、そのような状況を打破するために、さっさと翻訳を完成させて、すべてをオープンにしてしまおう、ということになる。)
ネタバレだが、ラストではその「翻訳」の意味が反転する。未来の知を、今・ここにある我々にもわかるように翻訳するのではなく、今・ここにある我々、そして「この宇宙」そのものの方を、未来の知が理解できるような状態へと変質させる―-宇宙を書き換える―-ということが「翻訳」と呼ばれることになる。
⚫︎以下はちょっとしたメモ。主人公は、《人類がこれまでに発見または考察してきたあらゆる知見を図式化し、無限次元の超空間にマッピングした》「理論地図」を作成し、さらにそれを時間発展させようとしている。しかしその地図には「空白領域」と呼ばれる未知の領域がどうしても生じてしまう。主人公はこれを、まずは死角、あるいは盲点のようなものとして考える。《理論が世界の風景を記述する視点であるならば、〈空白領域〉は死角みたいなものだ。どんな理論にも、自らを見ることはできないはずだ》。常識的に考えれば、そのような(思考の「外部」的な)領域が生じるのは当然だろう。しかし、この小説世界の「知性定理」においては、あらゆる知は互いに滑らかに(過不足なく)翻訳可能であるはずだから、外部を内部化したような「空白(空隙)」があるのはまずい。
《世界はどこも切れ目なく繋がっている。〈空白領域〉なんてないし、出来の悪いCGのようにノイズが入ったりしない。》
《考えれば不思議なものだ。どんなに複雑な環境を作っても、あるいはどんなに高エネルギーを一点に集中しても、世界は悠然と正解をだす。超巨大質量の星が重力崩壊しても、できあがるのは白色矮星やブラックホールといった、数学的に美しい天体なのだ。》
⚫︎世界は本当に連続的なのか、そこは怪しいとぼくは思っているが、それはともなく…。そこで主人公は、この「空白領域」をトポロジー的に変換することで、構造を掴もうと試みる(引用部分から、ラトゥールが「プラズマ」と呼んだネットワークの外にあるものを想起させるが、それがここでは先取り的にトポロジー的に構造化されて抽出される)。
《一億個の点に対して、隣接する点と結びつくように線を定義すると、素朴なネットワークが形成される。線で囲まれた面を、理論化できない〈空白領域〉と見なせば、現状ぼくたちが翻訳できない〈理論の籠〉のモデルとなる。》
《ここで(…)理論がもつ予言能力を反映して、ひとつひとつの点を各々異なる大きさの球に変えると、新しいネットワークが作られていく。さらに空間上の繋がり方―-トポロジーを操作すると、たとえば一重膜のネットワークが三重の膜になったり、三次元球面が穴を持つトーラス状に変形したりするのだ。》
《これが完全翻訳のための辞書となる〈幻影多面体〉――その模型だ。》
⚫︎つまり、ネットワークを構成するもの(ノードと線)に対する背景(地)の部分を「空白領域」として、その「地」の方を構造化する、ということでいいのだろうか。
《まず〈空白領域〉を繋ぎ合わせる。そうすれば〈理論の籠〉と双対の関係にある〈幻影多面体〉が形成されるはずだ。この多面体上では、元の〈理論の籠〉では複雑に絡まり合った概念素の糸たちが、別の姿を見せるはずだ。》
⚫︎地の部分を構造化した「幻影多面体」と、図の部分である「理論の籠」を双対の関係にあるものとしてみることで、一つのセットで意味を持つものとすることができる、ということでいいのか。空白(空隙)を「外部」としてではなく、あらかじめ組み込まれた構造の構成物として考える、ということだろう。
《言ってみれば、〈理論の籠〉はきちんと整理された書棚のようなものだ。矛盾や齟齬を含みながらも論理が連なっている。そして〈空白領域〉あるいは〈幻影多面体〉は書棚のなかの空き、あるいは通路のようなものだ。それなしには、一冊の本を選び取ることもできない。そして書棚と通路、双方が合わさって一つの図書館になる。》
furuyatoshihiro 2025-06-30 00:00 読者になる
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2025-06-29
2025-06-29
⚫︎『ランドスケープと夏の定理』(高島雄哉)から、連作の二つ目「ベアトリスの傷つかない戦場」を読んだ。
なるほど。一つ目の「ランドスケープと夏の定理」が、太陽と地球のラグランジュポイント(L2)に浮かんだ実験施設を舞台にした、最小限の登場人物たちによる、純度の高い理論的、思弁的な話だったのに対し、二つ目は一転して、地上(地球)に降り立って、世俗的な要素がたっぷりと含まれた、俗っぽい話になっている。地球の社会的、政治的情勢があり、大学をめぐる諸々の事情があり、登場人物の生活や経済的な基盤があり、「哲学」への軽い揶揄があり(哲学科の学生が、あまり頭がよくなく、問題とすべきことのポイントを常に微妙に外すが、決して悪い奴ではない、みたいな描かれ方をしている)、そして、恋愛があり、軍事的攻撃(クーデター)がある。とてつもなく先鋭的な(ほぼ「チート」だとしか思えない)科学というか知性にかんする驚くべきエピソードがあるが、その背景として、生臭くも俗っぽい話が居座っている。その結果、物語としても、普通に面白いエンタメ的な作りになっている。
もちろん、意図的にそのようにしているのだろう。政治や状況、その中での倫理、あるいは偶発性という問題は、残念ながら科学に、あるいは「知」に、還元できないことを示すために。「知」が生き延び得るかどうかは、状況という偶発性に依存している、ということを。
だから、今使った「背景」という言葉は適当ではない。「人類の知性」にかんする壮大な(壮大すぎる)話が主で、クーデターを発生させる情勢や軍事的攻撃の話を背景だと、あらかじめ決めつけることはできない(物語としては、結果として、予定調和的にそうなるのだが)。『ゴジラ S.P』に、宇宙の破局という壮大で、かつ、宇宙に存在するものすべてにとってのっぴきならない大問題について研究している偉大な頭脳の持ち主であるリー博士が、逃げ惑う群衆の一人として、ザコみたいな怪獣のちょっとしたひと突きであっさり死んでしまうという描写があった。これはまた、政治や倫理とは別問題だが、宇宙論的な大破局を避けるための画期的アイデアを思いついた偉大な知性が、その次の瞬間に石に躓いて命が絶たれ、アイデアが「この宇宙」から失われてしまうということがあり得る、というようなことだ。メタレベルの超絶的(普遍的)な知性も、極めて壊れやすいフィジカルな基体の上で成り立っていて、そのフィジカルな基体は偶発的な出来事で簡単に失われる。その時、普遍的な知も偶発性によって消えるのだ。
(それとはやや異なる話だが、明らかに優れたアイデアが、権力の抗争や、人々の無理解によって潰え去ってしまい、極めて愚かな案が採用され、それによって結局、権力抗争に勝った側の者まで含めてみんなが不幸になるという事態は、人間の社会でありふれている。たまたま優れたアイデアが採用されることもあるが、それはあくまで「偶発的な幸福」に過ぎない。)
⚫︎この小説で主人公(と、その姉)は、《人類がこれまでに発見または考察してきたあらゆる知見を図式化し、無限次元の超空間にマッピングした》「理論地図」を作成し、それをシミュレーションの中で「時間発展」させることを目論んでいる。つまり、「未来の人類の知」をシミュレーションによって、今・ここに「先取り」してしまおうとしている。そして、連作の一つ目に出てきた、他宇宙一つを丸ごと計算機化した「ボール計算機(このような計算機が存在すること自体が存在論的チートのようなものなのだが)」を用いることで、人類が一億年後にたどり着くであろう「知性」をシミュレートすることに成功してしまう。
このことのとんでもなさは、たんに「一億年後の未来」を(タイムマシン的に)先取りするというだけのことではない。おそらく、地球も人類も、一億年後に持続的に存在している可能性は極めて低いと考えられる。何らかの偶然、または必然によって、すでに滅びているであろう。前述した通り、知性を可能にする「フィジカルな基体」は脆弱で、持続すること自体が奇跡に近い。つまりこれは、あり得ない未来、あり得ない「知性」をシミュレーションしていることになる(あり得ない未来にあり得た知性、というべきか)。生まれる可能性はあるが、(フィジカルな)現実としては決して生まれないであろう幽霊的な知性を、今・ここに強引に出現させてしまっているということだ。
そしてそのこと自体が、優れた知性を実現するフィジカルな基体が、ちょっとした偶発的な出来事で(知性ごと)簡単に消えてしまうという「現実」に対する「強い抵抗」として示されているのがこの小説ではないか。世界情勢、政治的・経済的な権力抗争、戦争、クーデター、そのような偶発的出来事を超えて、偶発事に左右されない、「知性の持つ可能性」を充分に引き出し発展させ得る場としての、シミュレーションという場を想定し、確保すること。
⚫︎しかしこの小説にはもう一つひねりがある。人類の知を無理やりに一億年分時間発展させることで得られた「超知性」によって実現されることが、実はけっこう地味であまり大したことがないというアイロニーだ。運動エネルギーの非保存空間を作り出すという、物理的にはとんでもなくすごいことが行われるが、それよってなされるのは、運動を非活性化することで軍事的な攻撃をも非活性化するという、イメージ的にいえば、空間を粘度の高いものにしてゼリー状のバリア空間を作るみたいな地味なことなのだ。一億年後の「超知性」を持ってしても戦争そのものを消失させることはできない。状況による偶発性を消すこともできない。
furuyatoshihiro 2025-06-29 02:34 読者になる
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2025-06-28
2025-06-28
⚫︎『ランドスケープと夏の定理』(高島雄哉)から、表題作を読んだ。がっつりハードなSF。小ネタまで含めて、いちいち面白い(すべてが理解できているわけではないが)。非理系のにわかSF好きとしては、次のような部分に「おおっ」となって痺れる。ただ、この部分は小ネタではなく、この作品(三作ある連作短編のうちの一つしか読んでいないが、おそらく連作全般にわたって)の主題と密接に絡まっている。
《宇宙のあるなしにかかわらず素数は存在するのだと、数学科の教授は語っていた。三年前の夏、実験の合間にこのことを姉に話した。またネルスの思弁が始まったと笑い飛ばされるかもしれないというぼくの予想に反して、姉は真顔で答えたのだった。
「物理法則なしに、数学的構造が発生するわけないでしょう ? 」》
⚫︎この小説には三つくらいのの要素がある。(1)「知性定理」(人工知能も人間の知能も、そして、異星人の知能でさえ《すべての思考は幾何学的操作によって翻訳可能であり、すべての知性は同一のメタ知性の局所的な一部》である、ということを示す数学的定理)。(2)脳からの「魂」の分離と、再統合(と、その失敗による「魂」の分割)。これをあくまで、物理学的、工学的問題として考える。ここで「分離」よりも「再統合」の方に力点がかかっているのが、この小説のユニークなところだろう。(3)他宇宙とのファーストコンタクトと、一つの宇宙を丸ごと「計算機」として考えること。
そしてこの小説は、以上の三つの要素を統合しながら、「この宇宙(この物理法則下)」における「心身問題」あるいは「存在論」を、「他宇宙」を間に咬ませることで相対化するということをパフォーマティブに示しつつ、(異星人ですらなく)「他宇宙」との対話可能性(つまり物理法則からして根本的に異なる、「数学」さえ共有されない「他宇宙」との間でも「知性定理」が成立するのか)についてのヴィジョンを示す、というところにあると思われる。
(追記。数学よりも物理が強い、つまり、ある物理法則の中にある数学がある、という前提がこの小説の世界だ。だから「知性定理」もまた「この宇宙の物理」の中にあることになる。しかしそれでもなお、異なる物理法則、異なる宇宙間にさえ、見出し得る「知性定理」はあり得るか。つまり、メタ知性のメタ知性のようなヴィジョンを描き得るのか。間宇宙的、間物理法則的にも適応される「数学」があるのか。ここで物理と数学との地位が逆転することになる、のか。)
このやたらと壮大な宇宙論的ヴィジョンを、4人(というか、3.5人)の登場人物と、実験室というごく小さな舞台で成立させている。実験室という小さな環境が、権利として「この宇宙」と同等のスケール感を持ち得るというフラクタル性が、物理学的SFの大きな魅力の一つだろう。
⚫︎この作家は、「ゼーガペイン」のノベライズもやっているようだが、この作品自体が「ゼーガペイン」に対する批判的検討のような側面もあるので、なるほどと思う。
furuyatoshihiro 2025-06-28 00:00 読者になる
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2025-06-30
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2025-06-28
EVENT
2025.7.7
8/18(月)アナログばか一代 「ジャケ買い夏祭り」開催!
2025年07月07日
『さらば、わが愛/覇王別姫』ル・シネマ渋谷宮下
31年前もル・シネマで見た。地元から渋谷まで見に来た。
同時期に日本公開された『ビアノ・レッスン』とパルムドールを分け合った。
まさに、この二本が天下を獲ったという感じだった。
あの頃までは、自分にとって"カンヌ"という言葉が意味を持っていた。
そして、チェン・カイコーは覇王となった。
感動が(4Kでw)蘇る。
今見ると、コッポラのようでもあり、ベルトルッチのようでもあり、ルノワールのようでもある。
堂々たる王者の風格。
カンヌに意味があったというのはどういうことかと考えてみる。
映画を見て、中国は凄い!こんな映画を作る国なのだから問答無用に凄い!それが世界ナンバーワンの栄冠に輝いたのだから間違いないという感覚があった。
それは、ヘイトが渦巻く現代の風潮とは正反対で、その国をその国で作られる映画によって評価するという感覚。外交などはるかに超えた国境を無効化する力があった。
台湾は凄い、イランは凄い、ロシアは凄いと。
先日、堀越謙三さんがお亡くなりになったが、この感覚は映画ファンとして絶対に失いたくない。
映画を見る人間はヘイトとは無縁であると。
この映画の中で、軍服や人民服を来た人間がなだれ込んできたときの嫌悪感を大切にしたい。
人間を軽蔑するなかれ。そして、しなやかであれ。
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by ASHIKAWA TOMOKAZU
2025年07月04日
『女群、西部へ!』シネマヴェーラ渋谷
そのタイトルと138人の花嫁候補が登場する西部劇という設定から想像すると、荒唐無稽なドタバタ喜劇を想像してしまうが、とんでもない!バリバリ、ゴリゴリのハード系ウエスタン。その硬派振りは他の追随を赦さない。(なにしろ“女群”という言葉は、この映画の以外に聞いたことがないので、、、)
冒頭はコメディになりそうな雲行きを感じさせつつ(ヘンリー中村がコメディリリーフの役割と思わせてなかなかにいい役!)後半になるほどに、凄まじいキャラバンの模様が展開される。
そのスペクタクル感たるや、あんぐりとあいた口を最後まで閉じさせてくれない。やっぱり、映画ってすげえなと。映画にしか到達することができない領域ってものがあるんだなと(ウォルシュの『ビッグ・トレイル』もそうだった)。
全シーンが、まばたきすら赦さないほどの充実ぶりであるが、なかでも個人的にはキャラバンを外れようと逃げるドニーズ・ダルセルをロバート・テイラーが追いかけるシーン。俯瞰超ロングで一面の白い砂の谷間を二頭の馬が走るのを捉えたショットは惚れ惚れする。
ウィリアム・A・ウエルマン!しばらくこのマントラで乗り切ろう。
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by ASHIKAWA TOMOKAZU
2025年07月04日
『夜の人々』シネマヴェーラ渋谷
エンターテイメントにおけるストーリーは、逃亡(エスケープ)か追跡(ハント)か、原理的にこの二択しかないと思う。
監督デビュー作において、前者における金字塔とよばれる作品を撮ってしまったことが、ゴダールをして映画の発明者とまでいわしめる所以であろう。
追う側の顔を見せないという匿名性を確保することで、主人公たるボウイ&キーチにとって、自分たち以外の人間はすべて敵である、という状況を一切の説明を要さず観客に感ぜしめるのも、ある意味ヒッチコック的な天才性ともいえよう。
オプション無しの30ドル即席結婚式(指輪は別料金)のシーンのさまざまな感情が複雑に入り混じった状況を端的に、簡潔に、視覚的に見せる見事さ。
右目が白濁したアルコール&砂糖依存症のハワード・ダ・シルヴァのしみったれた小悪党の造形。
すべてが成熟しきった演出家の切れ味を感じさせるが、正直に言うと、この映画の神話的にまで高められた評価を前に、本当の意味での凄さを租借しきれていない気がする。まだまだ、修行が足りない。
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by ASHIKAWA TOMOKAZU
『さらば、わが愛/覇王別姫』ル・シネマ渋谷宮下
『女群、西部へ!』シネマヴェーラ渋谷
『夜の人々』シネマヴェーラ渋谷
2025年07月
《スクリーンで観たい! 魅惑のシネマ・クラシックス》
7/07(月) 「怪獣ゴルゴ」「探偵<スルース>」「初恋(ファースト・ラブ)」
《カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2》
7/14(月) 「アトルーズ」「奇跡」「裁かるゝジャンヌ」
7/15(火) 「吸血鬼」「怒りの日」
7/16(水) 「ミカエル」「あるじ」「裁かるゝジャンヌ」「怒りの日」「吸血鬼」
7/17(木) 「ミカエル」「奇跡」
7/18(金) 「あるじ」「ゲアトルーズ」
7/22(火) 「吸血鬼」「ミカエル」「あるじ」「奇跡」
7/23(水) 「裁かるゝジャンヌ」「怒りの日」「ゲアトルーズ」「吸血鬼」
7/24(木) 「ゲアトルーズ」「ミカエル」「怒りの日」「裁かるゝジャンヌ」
7/25(金) 「プロフェッショナル」「アマチュア」「裁かるゝジャンヌ」「吸血鬼」
8/09(土)
「魔法の天使 クリィミーマミ 永遠のワンスモア」「魔法の天使 クリィミーマミ ロング・グッドバイ」
17:50 ※二本立て。望月智充(演出)、高橋望(映画プロデューサー)、小黒祐一郎(アニメスタイル)のトークショーあり。
8/09(土)
《世界の映画作家 vol.255 ウォン・カーウァイ 艶めく熱帯夜2025》
「恋する惑星」「天使の涙」「花様年華」
22:45
「明治~昭和 忘れられない洋画家たち」展 7月5日(土曜日)から始まります
明治~昭和初の、洋画家たちの生き様が伝わってくる魅力的な絵が手の届くところに埋まっています。
ギャラリー金子&ブリキ星は、それらを掘り起こし集めてきました。
そのなかの、とびきりの逸品、26作品を展示いたします。
みなさまのお越しをお待ちしています。
明治~昭和初 忘れられない洋画家たち
主催 ギャラリー金子&ブリキ星
「上半期ふりかえり」。短歌を100個つくるのが目標だった
並走
今週のお題「上半期ふりかえり2025」 2025年の目標。たしかGoogle Keepに書いていたよなと思って検索すると、直球で「2025年の目標」と書かれたメモが出てきた。編集:2024年12月31日。(1)マラソン大会に出ること、(2)短歌を100個つくること、と書いてあった。 マ…
ASUKUN
今週のお題
アメリカで食べるたい焼き。祖母のユーモアを思い出した
ご機嫌なたい焼き
ちゃんと並べてちゃんと食べる。 忘れちゃいけない、自分をもてなし自分の機嫌を取ること。 私は今日、冷凍の日本のたい焼きをアメリカの大きなトースターで温めた。菜箸でたい焼きをひっくり返すと、甘い香りと一緒に祖母と過ごした時間に包み込まれた。 たい焼き 母…
人と食
人
小説『世界99』で、人間の身勝手さにげっそり。圧巻の物語
2025年6月号
・読んだ本 村田沙耶香「世界99」上・下(52)(53)いやー、すごいものを読んだな。という満足感。ラロロリン人とピョコルンという生き物が存在する世界を生きる人間だった人の物語。ピョコルンのビジュアルがどうしても想像できないまま、人間の性欲を一手に引き受け…
茶の間でおま。
book
茶葉と氷砂糖で作るシロップ。水蜜桃烏龍茶のいい香り!
烏龍茶キャンディスと九龍GRのレモンチキン
あ、そうだっ!っと、 梅仕事で使った氷砂糖と焼酎があまっているので、キャンディスにすることにした。 因みにキャンディスとは…氷砂糖のシロップ漬け? Twitter(現X)で一時話題になった、カルディで売ってる「液体に浸っている氷砂糖の瓶」のやつ、とでも言おうか。 …
小さな世界で生きている
物語の中の美味そうなやつ
“冷蔵庫でよく冷やすとバランスが取れてくるどら焼き。”
仁々木 抹茶どーら
仁々木 抹茶どーら 京都祇園の和菓子店 仁々木 季節のどら焼き。 270円(税込) 仁々木 抹茶どーらのスペック 重量:56g 最大高さ:2.9cm 横幅:8.2cm 仁々木 抹茶どーら実食 生地はふんわりエアリースタイル。油脂と脱脂粉乳の香り。蜂蜜香は感じない。洋菓子ライクな仕…
どら焼きを食べる
「自慢茶屋」でお茶。意外とリーズナブルな茶を勧められた
2025GW弾丸台北旅⑤牛肉麺&功夫茶
台湾旅行記、2日目パート2です。 淡水を後にして、東門駅まで向かい、永康街をふらふらと歩き金華街へ。 お目当の牛肉麺のお店にギリギリ間に合いました。 お店は「廖家牛肉麺」ビブグルマンにも選ばれたことがあるお店です。 メニューは 牛肉入り麺、牛スープ麺(お…
しろわんこLIFE
当初の予定が山火事でキャンセルに。宿探しからし直した
ジョムトーンの山村で宇宙を見た(タイ・チェンマイ県)
有料 こんにちは、まなおです。久しぶりのブログでなんだか大げさなタイトルですが、生まれて初めて肉眼ではっきりと天の川を見ることができた感動に興奮さめやらず、勢いで書いております。チェンマイの山間にある小さな村の丘の上には満天の星が輝いていました。 チェンダ…
siam manao-life
星空
10平米内に、水風呂と内・外気浴スペースも詰め込んで設計
【見積公開】690万円で作った自宅サウナと水風呂の全費用と内訳
有料 この記事はこれから自宅にサウナを新築、増築または設置したい方に参考にしてもらえる様に実際に筆者である私が造ったサウナを例に執筆しました。家庭用のサウナや水風呂を自宅のサウナを紹介しつつかかった費用の見積を掲載します。 こんな人にオススメ☑️自宅にサウナ…
俺んちサウナ。
自宅サウナ
「消費」について考える。エッセイを読んでみよう
令和五年六月 コンデジの写真など
梅雨がどこかに行ってくれたようで嬉しい。水不足にはなってほしくはないけれど、たまにはカラッとした年があっても良いよな。今月は忙しくてあっという間に終わってしまった。いつもより今月は何をしていたっけ、なんて感覚が強い状態。スマホの中の写真やラインのや…
film_filamentのブログ
写真
絵本『もりのなか』は、夢の感覚がうまく再現されている
読書記録(2025年6月)
6月に読んだ本は14冊。まだブログに書いていなかった分について、簡単に感想を書き記しておきます。 『はじめに財布が消えた・・・ 現代ロシア短編集』(2019年) 全く馴染みのない現代ロシア作家の短編14篇。ヘンな題名にそそられて手に取ってみた。これが意外や軽妙…
Fool in Trance
読書
店主とは「今までありがとう!」と言える仲になっていた
お気に入りの飲食店のオーナーが店を辞める。
昨日は子供のキンダーの最終日であり、同時にカナダに来て2周年の日でもあった。◇カナダに来る前の京都に住んでいた頃、家の近くにあったバインミー屋さんのことが大好きだった。 そしてバンクーバー都市圏にやって来て、このまちでも好きなバインミー屋さんが見つかる…
カナダ暮らしの日常
カナダ日記
書き続けられているのは、小さめサイズのweeksだからかも
わたしのほぼ日weeksの使い方【ほぼ日手帳歴3年】
みなさんこんにちは。外で暮らしたいally__campです。ムシムシした日が続きますね。今日は娘が幼稚園から帰ってきたあと、珍しく昼寝をしているので、その間にブログを書いちゃおうと思います。 さて、今日はずっと書いてみたかった【ほぼ日手帳】の使い方。ほぼ日から…
やっぱり外で暮らしたい。
夏は帽子が要る。チューリップハットを買って被って帰る
日記:急ピッチ夏支度
予想より早く梅雨が明けてしまった。夏の支度が何もできていない。まいったなあと窓の外を伺うと早くも日射しがきつく、これでまだ序の口だと思うと恐ろしいので、この週末に何とかしておこうと思った。 色々考えて、帽子と扇子とルームスリッパが要るだろうという結論…
はとまめ日記
香川のカレーうどん。思ったより辛い! 麺は当然おいしい。
めんや七福別邸@坂出市
昨日は桃を買おうと思って滝宮の産直讃さん広場に行ったら、なんと定休日!事前の調べおろそかなり・・・・ 桃、桃、桃は?!の気持ちだったので、じゃ、本場の飯山の讃さん広場まで行きましょう! なにしろ飯野山辺りは春には桃の花で染まるんだからね。 でも行ったの…
こもれびの日記
讃岐うどん
とにかく広い大陸。そりゃトゥクトゥクでかっ飛ばすわな
バンコク旅行
まあなんかいろいろあったが、予定通りバンコクに旅行に行った。 夜中に出発。なぜなら安いので。 早朝のスワンナプーム国際空港。でっかい。 何のタンクかわからんけど、たくさんのロゴマークが模様を作っていて面白かった。 ワット・ポー。 妙にかわいい麒麟。 タイ…
とは云ふものヽお前ではなし
遠出
牛丼には玉ねぎ、うどんにはネギ。ワサビがよく合う!
冷やしぶっかけ肉うどん
牛丼は好きでよく作るので、それを応用した肉うどんです。 ただ牛丼の時は玉ねぎをいっぱい入れますが今回はネギで。 最後におろし生姜を入れるのをやめてワサビを添えました。 乾麺を茹でてよく冷やし、牛丼の具をのせます。 ワサビがよく合います。
ねこのくいしんぼ日記
和食
横浜で見られる両者。どちらにも食事について展示がある
日本丸と北朝鮮の工作船を見ていろいろ想像した話
あなたが、みなとみらいに行ったときにいつも目にして、「へぇ、中に入れるんだ。次行ったときは入ってみよう」と思いつつ通り過ぎ、次に行ったときもまた「へぇ、中に入れるんだ。次行ったときは入ってみよう」と思いつつ通り過ぎ、入る機会がないものといえば日本丸…
ココロ社
はてなブログPro
「できた」という事実を祝福することに集中していく
いまを祝福する
パスポートの申請をして、来学期の科目を選んだ。 こういうとき、なぜこんな簡単な作業をずっとできなかったのだろう、とつい考えてしまうけれど、理由や原因を求め、それを元に改善しようとしたところであまり良いほうにはいかないことがわかってきた。だから、いまこ…
いるようでいない、いないようでいる
思
主な食材はトマトとニンニクのみ。シンプルだが味わい深い
わが家のトマトパスタ
梅雨が明けて毎日暑いですね。夏は苦手ですが、夏野菜は大好きです。 そんな私が作る、フレッシュトマトのパスタを紹介します。 主な材料はトマトとニンニクだけのシンプルなレシピですが、味わい深くて夫も私も大好きです。 トマトがおいしい時期は夫のリクエストに応…
おおらか手帖
はてなブログPro
食べること
私にとってのガンダーラは、豊島区 東長崎の「天竺屋」
どこにもないカレー屋を求めて
カレーの思い出。一番のカレーの思い出は、豊島区、東長崎の「天竺屋」のカレー。 ここの「マトン・コフタ」という肉団子のバターカレーが、人生最高の美味。「天竺屋」は事情により、閉店。店主の知人が同種のカレー店を開いている、という噂も。 「天竺屋」はいわゆ…
超人日記
「はてなCMS」を利用する企業の記事をピックアップ!
はてなCMSとは?
メシ通 | ホットペッパーグルメ
ラクでウマい「ズルい冷やし麺」レシピで夏を乗り切りたい
MOVE ON│オリックス株式会社
人材育成に本気——学校まで設立した先端テックカンパニーの挑戦 海底から宇宙まで、日本発イノベーションの真髄
オリックス株式会社
NRIネットコムBlog
『AWS認定 クラウドプラクティショナー』の試験対策本を書きました。
NRIネットコム株式会社
MOTEX TECH BLOG
2025 Japan AWS All Certifications Engineers選出に向けた取り組み
エムオーテックス株式会社
サバワク | サーバーワークスのオープン社内報
DX・AI・クラウドをかんたん解説 〜いまのビジネスを支えるITの3本柱〜
techtekt
デザイナー中心に22人でFigma×MCP×CursorでUI実装体験レポート
パーソルキャリア株式会社
人間を騙してサボるAIたち
ジョイジョイジョイ
ジークアクス感想
kokamumo’s blog
文科省の「就職氷河期世代」教員採用がダメなのは「今さら何言ってんだ感」に加えて「支援になっていない」から。
Everything you've ever Dreamed
早川書房の3000作品以上が最大80%割引のビッグな電子書籍セールがきたので、新作ノンフィクション・SFを中心にオススメを紹介する
基本読書
石丸さんはどうしておれをあれだけ不快にできるのか?
関内関外日記
はてなブログPro
なぜ東京カメラ部風の写真は炎上しやすいのか?
とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ
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AIによる開発は楽しすぎるが、基礎学習が疎かになりそうで怖い
$shibayu36->blog;
はてなブログPro
自作結婚式受付アプリが当日バグり散らかして現場運用の大切さを噛み締めた話
エムスリーテックブログ
はてなブログ for DevBlog
給食事業者の中の人だけど、政府備蓄米の購入を断念しました。
Everything you've ever Dreamed
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Claude Code の .claude/commands/**.md は設定した方がいい
じゃあ、おうちで学べる
【バジルレシピまとめ!】「ナンプラー不要のガパオライス」や「バジルおひたし」でバジルをおいしく手軽にモリモリ食べる!
我が家のように家庭菜園でワサワサに茂らせている人、必見です🌿家庭菜園初心者にも人気のハーブといえば、バジル。私もベランダで育てています。水をあげるだけですくすく育ってくれていて本当にうれしいのですが……成長速度があまりに早いため、消費が追いつかないのがちょっとした悩みになっています。ジェノベーゼソースを作ってみたり、チルドピザにのせて焼いてみたり、一生懸命食べているのに、気がつけば摘んだ量以上にワサワサと伸びていて全然使い切れない!せっかく育てたのだから食べ切りたい! 更に言うならできるだけ手軽…
今週のはてなブログランキング〔2025年6月第4週〕
はてなブログ独自の集計による人気記事のランキング。2025年6月22日(日)から2025年6月28日(土)〔2025年6月第4週〕のトップ30です*1。 # タイトル/著者とブックマーク 1 人間を騙してサボるAIたち - ジョイジョイジョイ by id:joisino 2 ジークアクス感想 - kokamumo’s blog by id:kokamumo 3 文科省の「就職氷河期世代」教員採用がダメなのは「今さら何言ってんだ感」に加えて「支援になっていない」から。 - Everythin…
服を捨てるには「ところてんシステム」を組む! はてなブロガーの「最近捨てたもの」はなに?
捨てると案外すっきりしますはてなブログでは毎週「今週のお題」を出題しています。今回は、2025年5月30日から募集した今週のお題「最近捨てたもの」に寄せられたエントリーから、週刊はてなブログ編集部がおすすめしたい記事をピックアップして紹介します!私事ですが最近引っ越しまして、そのタイミングで家にあったものをかなり大量に処分しました。ものを捨てるのは大変ですね。愛着があるものを思い切ってゴミ袋に入れるのは、いちいち抵抗感があって疲れます。そもそも量が多くて、分別のルールや回収日を調べることにも骨が…
Topic
3年でパイナップルも再び実る! リボベジで、捨てるはずだった野菜の切れ端を楽しむ
オトクだし、おいしいし、ブログも書きたくなる。なんと、一石三鳥です🌱リボベジとはリボーンベジタブルの略で、普段なら捨ててしまう野菜のヘタや根っこの部分を再栽培すること。一度食べた豆苗を育てて何度か再収穫したことがあるなんて人も多いのではないでしょうか。そう、あれがリボベジです。リボベジをしているはてなブロガーのエントリーを見ていると、もう一度食べられるオトク感だけでなく、育っていくのを見る楽しみや、収穫のよろこびを感じている様子。捨てるはずだったものから得られるものがたくさんあるなんて素晴らしす…
授業の様子を見てきました。
私がこのブログを始めて7年半ほどになりますが、「ネット上に記録を残すって便利だな。」と思っています。私の場合はシュウに関する話がメインなので、単純に育児記録として勝手が良いんですよね。 ブログを始める前からノートに育児記録は付けていましたが、ノートだと…
発達障害の子との毎日
中2時代
今日から始まった参議院選挙
〇今日から始まった参議院選挙。政権選択をするような選挙ではありませんが、「党より人物」で経済産業省の後輩の小沼巧候補を応援。今日は一水戸市民として水戸駅南口の出発式に参りましたが、マイクを渡され一言。 あんまりこういうことをウリにするのは好きではあり…
福島のぶゆきアーカイブ
【オランダ・デルフト】フェルメールの生まれ故郷、デルフト焼きの町ぶらり歩き、石畳のかわいい町並み
オランダ2日目は、 デン・ハーグ(ハーグ)の観光をひとまず終えて、ハーグ中央駅から、デルフトに向かいました。 列車で10分。 人口9万人弱のこじんまりしたのどかな街です。 目次: フェルメールはデルフト焼きの町で一生涯をすごした マリアファンイェッセン教会が…
今日もhappy 海外旅行編
オランダ
アシェット ディズニードールハウス 281号
281号をやりました。 281号は外壁を組み立てる⑫ 下記の部分です。 今号のパーツ。 今号の作業完了。前回と同じく窓とフラワー・リボンの貼りつけのみ。 インテリアはひよこちゃんのカップケーキ🐤 かわいい😸 次号の予告。次号はインテリアだけなのかな。
小さな世界
週刊ディズニードールハウス
2018/02/27〜2018/03/03 北海道旅行まとめ
まだまだ、北海道の写真のRAW現像が終わらない管理人です。少しずつ記事を更新していくつもりですが、とりあえず今回の北海道旅行のまとめ記事を書いておこうと思います。 今回の旅行のメインは、知床半島の羅臼でのシマフクロウ、流氷とオオワシ&オジロワシです。今回…
変なカメラ好きの写真徒然日記
gooブログから移行した記事
日本の選挙カーの“名前連呼”はなぜ続くのか?法律と社会の狭間で考える
日本の選挙とメディア報道の課題――名前連呼の時代遅れと情報ギャップ 日本の選挙では、選挙カーが候補者の名前を大声で連呼する光景がよく見られます。しかし、テレワークが一部に根付く中、この大音量の選挙運動は多くの有権者にとって迷惑と感じられています。交通マ…
ai’s musings
政治
BMW
先輩から本当に格安で譲ってもらって15年乗って 廃車するには忍びなく 現在は一時抹消して倉庫に保管中 1 機会があれば、また乗りたいです。 ちょこちょこサビが出てきたのが・・・うーんアレですけど
a300mm600’s blog
夢のアメリカ生活?
こんにちはアメリカに来て6年目のふわゆきです。アメリカ人の夫と結婚して渡米し、それまで日本から一度も出たことがなかった私にとって、アメリカは驚きの連続でした。 住み始めて6年経った今も、戸惑うことや慣れないことはたくさんありますこのブログでは、そんな私…
fuwayukiのブログ
【2025年最新】原菜乃華の実家と家族構成まとめ!生い立ちや学歴から素顔まで徹底解剖
いま、最も注目されている若手女優のひとり──原菜乃華さん。 2025年放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、ヒロインの妹役を演じ、多くの視聴者から「演技に引き込まれる」「まるで本当の姉妹のよう」と絶賛されています。 そんな彼女のルーツには、どんな家族や環境…
Trend Diary's
女優
暑梅雨の天の川 2025年7月4日
今年ほど暑い梅雨は初めてです。 雨もあまり降らず比較的涼しい北信濃でも30度越えが続いていて、この先近々梅雨明け後はどうなるのか、、 久しぶりに天の川を撮りました。 天体写真そのものが久しぶりです。 はくちょう座の網状星雲を撮りたいのですが、今年は多忙で…
星とか日々とか_new
星空
煮込み時間は35分!一晩でつくる【赤い梅シロップ】
どうも、ぼくです。 本日から7月! ことしは5月から30度を超える気候だから、もうずっと「夏」を体感しているような気がしますが、いよいよ本格的な夏がやってきた☀ ちょっと話は変わるのですが…今年から長男が小学生になりまして。帰宅後、友達を我が家に呼んでみんな…
BOKUの簡単ンまい~ブログ
おやつ
実はめっちゃ深い。藤井風の新曲『Hachikō』について全力で語ってゆく
藤井風の『Hachikō』が好きすぎる。音楽的にも歌詞的にも完全に新機軸!僕、魂に首輪つけられてるんかってくらい掴まれてて完全にハチ公ジャンキー真っ最中。「Doko ni ikō, Hachikō?」って言われる度にしっぽ振って吠えてます。助けてください、ことJ太郎ですワン。今…
僕はレベル40
藤井風
『清水七夕まつり2025』初日レポ!注意 今年は6日まで!【第71回】
清水の夏の風物詩今年も無事開催!七夕の7日は含まれないので要注意! 静岡市清水区伝統の七夕まつり!暦の上での七夕、7月7日前後の土・日を含む4日間に毎年開催されます。 が、第71回の2025年度は【7月3日~6日】と数年に1度ある7日が含まれない日程なのでご注意を。…
静岡市観光&グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』
静岡観光
オンコタイプDXって?【乳がんの話36】
※乳がん(ステージ2b)が見つかったのは2024年2月です。 その翌月に手術を終え、現在は普通〜〜に元気です! 前回のお話 「オンコタイプDX」とは!!?? 「オンコタイプDX」は ・ホルモン受容体陽性 ・HER2陰性 ・リンパ節転移なしまたは3個以内 の、早期乳がん患者が…
ちょっ子さん
乳がん
オスカル様の解釈一致だったのでOKです ベルサイユのばら映画版
30年来のベルばらファンである。もちろん私が生まれるずいぶん前に刊行された作品ではあるのだけど、私が人生で初めて読んだ漫画が小学2年生の時に見つけた母所有のベルばらだった。オスカル様に夢中になり台詞をすべて覚えるほど読み込み、作中に登場するドレスを模写…
欲しがります負けたって
感想
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX 」最終話感想。一番泣きたいのは俺だからね??
はいどうも! はじめましての方ははじめまして。そうでない方はこんにちは。ブログでは毎度お久しぶりのあでのいです! 前回の記事がジークアクス劇場公開時の感想だった訳ですが、今回は最終回の感想です。ジークアクス全体の感想ではなく最終回に関しての感想ですね…
銀河孤児亭
競技プログラミングと生成AIの今 2025/07/02版
前回の更新から2年半が経過し、競技プログラミング/AtCoderと、生成AIの関係も大きく変わりました。競技プログラミングの伝道師として、ここを誤魔化すのは非常に良くないと考えていますし、出来るだけ客観的な事実を用いて現状を説明したいと思います。 長くて読めな…
chokudaiのブログ
のせていき
あんちぽさんの「やっていき、のっていき」の話が好きで、今でもたまに読み返している。 speakerdeck.com やっていき、のっていきのメタループを作動させてバーンという表現がキャッチーかつ共感できてとても好き。一方で、特にメンバーからマネージャー/リーダーに対…
Konifar's ZATSU
2025年夏の地上波長時間音楽特番から出演歌手傾向およびテレビ局の動向を読む (途中経過版 その2)
今月以降地上波で放送される地上波長時間音楽特番の出演者一覧を紹介し、出演歌手に関する傾向を分析します。今回のブログエントリーは6月22日付にて公開した内容(→こちら)の続編となり、後日最終版を掲載予定です。
イマオト - 今の音楽を追うブログ -
はてなブログPro
音楽番組
【Best Buy】買ってよかったもの2025年上半期
2025年がもう半分も過ぎてしまったの…?!あっという間に半年が過ぎ去り、少し出遅れてしまった上半期のベストバイ。 今年は例年よりもバラエティ豊かなお買い物ができたような気がしています。それから生活のちょっとしたストレスを消していくことに注力していた印象…
続・食べて踊って恋をして
お買い物
【今週のお題】「上半期ふりかえり2025」をテーマにブログを書いてみませんか
おいしいブログを購読しよう! 【週ブロ編集部が選ぶ三大・おいしいブログ】
2025/07/03 Thu
朝食アイスコーヒーとクッキー。 就労。コーディング。 昼食かけうどん。 就労。コーディング。とにかく訓練。 休憩後、夜、Webフロントエンド制作講座。React。1日中コーディングしている。 帰宅して歌謡曲を聴く。
中年日記
進捗2割と、気づけば貯め撮り
どうも、ハーゼです。 珍しく、進捗の話。いや、全然ドヤれる量じゃないけどな。 編集、ようやく2割くらい終わりました。 最初にやった編集って、なんかこう……「喋ってる自分」を見るだけでダメージ入るんだよな。正直無音で編集したい……でも無音にするとテロップ入れ…
ハーゼの(不)定期日誌
なぜ「占い好きは頭悪い」と言われるのか?誤解と心理を徹底解説
第1章:占い好き=頭が悪い?その誤解の背景とは 世の中には、「占いを信じる人は頭が悪い」といった偏った意見が存在しています。しかし実際には、そうした考え方は極端であり、多くの誤解に基づいていることが多いのです。では、なぜそのようなイメージが広がってし…
占い好き 日記
ゾンビ、復活。講演スタッフを頑張った
こんにちは。SleepyZombieです。 PMSで死んでいましたが、生理が始まるとともにメンタル復活しました。前回のブロ
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Lambcast #775 Jaws :50th Anniversary Celebration
このブログは新サイトにお引越ししました
いつも「ときの忘れもの」ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。 2025年7月2日、こちらのブログは下記ページへとお引越しいたしました。 過去記事も下記サイトからご覧いただけます。 https://www.tokinowasuremono.com/blog/ 今後は新しいウェブサイトでの更新を …
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2025年07月02日|
2025年07月 (2)
「消費」について考える。エッセイを読んでみよう
令和五年六月 コンデジの写真など
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film_filamentのブログ
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絵本『もりのなか』は、夢の感覚がうまく再現されている
読書記録(2025年6月)
6月に読んだ本は14冊。まだブログに書いていなかった分について、簡単に感想を書き記しておきます。 『はじめに財布が消えた・・・ 現代ロシア短編集』(2019年) 全く馴染みのない現代ロシア作家の短編14篇。ヘンな題名にそそられて手に取ってみた。これが意外や軽妙…
Fool in Trance
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店主とは「今までありがとう!」と言える仲になっていた
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日記:急ピッチ夏支度
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こもれびの日記
讃岐うどん
【見積公開】690万円で作った自宅サウナと水風呂の全費用と内訳
とにかく広い大陸。そりゃトゥクトゥクでかっ飛ばすわな
バンコク旅行
まあなんかいろいろあったが、予定通りバンコクに旅行に行った。 夜中に出発。なぜなら安いので。 早朝のスワンナプーム国際空港。でっかい。 何のタンクかわからんけど、たくさんのロゴマークが模様を作っていて面白かった。 ワット・ポー。 妙にかわいい麒麟。 タイ…
とは云ふものヽお前ではなし
遠出
牛丼には玉ねぎ、うどんにはネギ。ワサビがよく合う!
冷やしぶっかけ肉うどん
牛丼は好きでよく作るので、それを応用した肉うどんです。 ただ牛丼の時は玉ねぎをいっぱい入れますが今回はネギで。 最後におろし生姜を入れるのをやめてワサビを添えました。 乾麺を茹でてよく冷やし、牛丼の具をのせます。 ワサビがよく合います。
ねこのくいしんぼ日記
和食
横浜で見られる両者。どちらにも食事について展示がある
日本丸と北朝鮮の工作船を見ていろいろ想像した話
あなたが、みなとみらいに行ったときにいつも目にして、「へぇ、中に入れるんだ。次行ったときは入ってみよう」と思いつつ通り過ぎ、次に行ったときもまた「へぇ、中に入れるんだ。次行ったときは入ってみよう」と思いつつ通り過ぎ、入る機会がないものといえば日本丸…
ココロ社
「できた」という事実を祝福することに集中していく
いまを祝福する
パスポートの申請をして、来学期の科目を選んだ。 こういうとき、なぜこんな簡単な作業をずっとできなかったのだろう、とつい考えてしまうけれど、理由や原因を求め、それを元に改善しようとしたところであまり良いほうにはいかないことがわかってきた。だから、いまこ…
いるようでいない、いないようでいる
思
主な食材はトマトとニンニクのみ。シンプルだが味わい深い
わが家のトマトパスタ
梅雨が明けて毎日暑いですね。夏は苦手ですが、夏野菜は大好きです。 そんな私が作る、フレッシュトマトのパスタを紹介します。 主な材料はトマトとニンニクだけのシンプルなレシピですが、味わい深くて夫も私も大好きです。 トマトがおいしい時期は夫のリクエストに応…
おおらか手帖
食べること
私にとってのガンダーラは、豊島区 東長崎の「天竺屋」
どこにもないカレー屋を求めて
カレーの思い出。一番のカレーの思い出は、豊島区、東長崎の「天竺屋」のカレー。 ここの「マトン・コフタ」という肉団子のバターカレーが、人生最高の美味。「天竺屋」は事情により、閉店。店主の知人が同種のカレー店を開いている、という噂も。 「天竺屋」はいわゆ…
超人日記
日記
子に見せるなまはげの動画。実は眠りの重要性を説いていた
善良なまはげと粗末な満足ステーキ
子の健やかな成長のため、夜はなるべく早く寝て欲しいなと思い、できる限り家のことは前倒しで済ませて早めに寝床に誘い込むようにしている。が、寝ない。とにかく寝ない。下手したら寝床にも行こうとしない。 そんなとき、これに頼る。 www.youtube.com なまはげちゃ…
普遍と平熱
日記
庭で弁当が食べられる植物園を発見。ヤシの木の下で食べる
ひとりピクニック記録
あの……5月にひとりピクニックしまして……今更ですが記録です。本当に今更すぎる。
お砂糖浴びたい
日記
SF『天国大魔境』は「ありえんほどおもしろい」
漫画を読んで震えた2025初夏
初夏っていうかもう7月になるし、なんなら最近の日本って6月時点でもう夏だよな。それはそれとして、昨年8月にこんなエントリを書きました。 tokidokidj.hatenablog.com ここに書いているやつはちゃんと読んでいる*1。その上でここに書いてないけど読んで震えたやつも…
ときどきDJ
食欲が減退するなんて話があったが、一瞬にして食べきった
グレープフルーツちょうだい。なんてこと言わなくても自分で買えたよ。
ささざめブログ
料理
人間にとってカメラとは何か? 生きて動くものとは何か。
一年の半分
・2025年の半分が過ぎようとしているとの声をきいてその意味を考える。どちらかといえば一年よりも年度を気にしながら生きているから、まだ25%と思う気持ちもある。いずれにせよ時間を量として、まるで重さのあるような何かとしてとらえて秤の上に載せてみる。あるいは…
&
10年前に出会ったパンダのお母さん。当時のブログを見返す
元気でね、良浜
今日、和歌山の「アドベンチャーワールド」から中国へ旅立ったパンダの「良浜(らうひん)」10年ほど前、パンダに会いたくて「アドベンチャーワールド」に遊びに行ったことがあるのですがそのとき出会ったふたごのパンダのお母さんが「良浜」でした懐かしくて10年前の…
Mr.小太郎
ひとりごと
りっすん by イーアイデム
つづ井さん流・アラサーの友達の作り方 相手にも自分にも負担をかけない誘い方とは
株式会社アイデム
週末、金沢。
見て、触れて、楽しめる体験型ショー「恐竜パーク」が富山にやってくる!今年の夏休みは家族と一緒にお出かけしよう♪【富山・イベント】
株式会社カラフルカンパニー
香月孝史|愛着を手放さず、問題に対峙する。私たちが「アイドル」という文化を考えるとき。
BIGLOBE Style | BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」
「子どもと過ごす時間が、人生を豊かにする」2年間の育児休暇取得とその価値
ビッグローブ株式会社
NRIネットコムBlog
【現地レポート】AWS Summit Japan 2025 参加記
NRIネットコム株式会社
サーバーワークスエンジニアブログ
【参加レポート】 AWS Summit Japan 2025 Day1
株式会社サーバーワークス
人間を騙してサボるAIたち
ジョイジョイジョイ
ジークアクス感想
kokamumo’s blog
文科省の「就職氷河期世代」教員採用がダメなのは「今さら何言ってんだ感」に加えて「支援になっていない」から。
Everything you've ever Dreamed
早川書房の3000作品以上が最大80%割引のビッグな電子書籍セールがきたので、新作ノンフィクション・SFを中心にオススメを紹介する
基本読書
石丸さんはどうしておれをあれだけ不快にできるのか?
関内関外日記
なぜ東京カメラ部風の写真は炎上しやすいのか?
とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ
AIによる開発は楽しすぎるが、基礎学習が疎かになりそうで怖い
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自作結婚式受付アプリが当日バグり散らかして現場運用の大切さを噛み締めた話
エムスリーテックブログ
はてなブログ for DevBlog
給食事業者の中の人だけど、政府備蓄米の購入を断念しました。
Everything you've ever Dreamed
Claude Code の .claude/commands/**.md は設定した方がいい
じゃあ、おうちで学べる
Topic
【バジルレシピまとめ!】「ナンプラー不要のガパオライス」や「バジルおひたし」でバジルをおいしく手軽にモリモリ食べる!
我が家のように家庭菜園でワサワサに茂らせている人、必見です🌿家庭菜園初心者にも人気のハーブといえば、バジル。私もベランダで育てています。水をあげるだけですくすく育ってくれていて本当にうれしいのですが……成長速度があまりに早いため、消費が追いつかないのがちょっとした悩みになっています。ジェノベーゼソースを作ってみたり、チルドピザにのせて焼いてみたり、一生懸命食べているのに、気がつけば摘んだ量以上にワサワサと伸びていて全然使い切れない!せっかく育てたのだから食べ切りたい! 更に言うならできるだけ手軽…
ブクマ数ランキング
今週のはてなブログランキング〔2025年6月第4週〕
はてなブログ独自の集計による人気記事のランキング。2025年6月22日(日)から2025年6月28日(土)〔2025年6月第4週〕のトップ30です*1。 # タイトル/著者とブックマーク 1 人間を騙してサボるAIたち - ジョイジョイジョイ by id:joisino 2 ジークアクス感想 - kokamumo’s blog by id:kokamumo 3 文科省の「就職氷河期世代」教員採用がダメなのは「今さら何言ってんだ感」に加えて「支援になっていない」から。 - Everythin…
その優しさに涙が溢れる
朝から泣いているまぴこです。 あんなことがあって、 それでもさくらと私に あんな言葉をかけてくれるなんて… なんて優しく素敵な方なんだろう。 図々しくも話しかけてしまったけれど よかった 私の気持ちを伝えられて。
中3 松江塾【初代公認】 ママブロガーまぴこの二段階右折
息子の「自信家なオレ」と異常な夏
東京は昨日少し薄曇りだったので、やや気温は下がったとは言え 暑いっ!異常な暑さです。 やってみれば簡単な事だったのに 「やれば、できる」自分 治りにくい最近の風邪 やってみれば簡単な事だったのに 昨日のブログ、アクセス数が結構ありました。 お読みいただいた…
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つぶやき
変化と無常の理解から生まれる心の平安
書籍『正法眼蔵しょうぼうげんぞう(一)』増谷文雄著.講談社学術文庫P.25‐27。 〈原文〉 釈迦牟尼如来会中有一苾芻、作是念、「我欲敬礼。甚深般若波羅蜜。」 中離、無諸法生滅、而有妙慧、解脱。解脱知識施設可得、亦有諸根施設可得、亦有阿羅漢果施設可得、亦有仏法…
日々の”楽しい”をみつけるブログ
メモ
映画「金子差入店」宝塚シネピピア7月4日(金) 公開
(C)2025「金子差入店」製作委員会 映画「金子差入店」 (HP) https://kanekosashiireten.jp/ (予告編) https://youtu.be/Qs_F7jw9SA8?si=EI2yCy80V-CB6r1k (あらすじ) 金子真司は妻の美和子と差入店を営んでいる。 伯父の星田から引き継いだ住居兼店舗で、 引退し…
高橋裕之のシネマ感B
2025年関西公開作
7月4日(金)全国公開 韓国映画「ハルビン」
ⓒ 2024 CJ ENM Co., Ltd., HIVE MEDIA CORP ALL RIGHTS RESERVED7月4日(金)全国公開 韓国映画「ハルビン」(HP) harbin-movie.jp harbin-movie.jp (予告編) youtu.be (あらすじ) 1908 年、咸鏡北道(ハムギョンブクト)シナ山で、 安 重 根 アン・ジュングン(…
高橋裕之のシネマ感B
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Z世代が選ぶ「少ない暮らし」の豊かさ──次に来るアルファ世代へ伝えたいこと
お読みいただきありがとうございます、 相続終活&消費生活コンサルFPのともぽんです。 消費生活のコンサルとして日々感じているのは、今まさに「消費の価値観」が大きく変わってきているということです。 2020年代も半ばを迎えた今、私たちは“持ちすぎた時代”から“手…
ゆるく日常生活をおくるブログ
消費生活
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「はてなブログ」を始めてすぐに文字サイズや行間を好みの雰囲気に変えてみた。 /* <system section="theme" selected="solid"> */@import "/css/theme/solid/solid.css";/* </system> */ /* <system section="background" selected="undefined"> */ /* </system> */--------------この行の下に追記/* 行間を調整する */.entry-content p { line-height: 1.8 ;} /* 記事タイトルの大き…
新・流離未踏
日毎夜毎
【徹底活用】行政書士試験の過去問で合格力を劇的に伸ばす方法
行政書士 【徹底活用】行政書士試験の過去問で合格力を劇的に伸ばす方法 はじめに:過去問こそ最強の教材 行政書士試験の勉強を始めたばかりの方や、なかなか点数が伸びないと悩んでいる受験生の多くが見落としているのが「過去問」の本当の価値です。「とりあえず過去…
行政書士は強い味方!開業・法人化のお悩み解決ブログ
中小企業のためのワークフロー管理の新時代:Kissflowによる自動化の可能性
ご覧いただきありがとうございます! 近年、ビジネスの現場において、ワークフロー管理がますます重要視されています。 特に中小企業にとって、効率的な業務運営は成長の鍵を握っています。 そこで今回は、KissflowというSaaS(Software as a Service)を利用したワー…
失敗しないSaaS導入ブログ
単身赴任は憧れの2拠点生活?
夫の単身赴任まで、あと3ヶ月を切りました。 気持ちの大部分は、不安。でも少しだけ、楽しみに思っていることもあります。 2拠点生活は人生の選択肢を増やすかもしれない。 人生は一度だけ。その一度の人生をかけて、親が子供に見せられる世界の広さは、どれほどでし…
3人子育て×単身赴任
煮込み時間は35分!一晩でつくる【赤い梅シロップ】
どうも、ぼくです。 本日から7月! ことしは5月から30度を超える気候だから、もうずっと「夏」を体感しているような気がしますが、いよいよ本格的な夏がやってきた☀ ちょっと話は変わるのですが…今年から長男が小学生になりまして。帰宅後、友達を我が家に呼んでみんな…
BOKUの簡単ンまい~ブログ
おやつ
実はめっちゃ深い。藤井風の新曲『Hachikō』について全力で語ってゆく
藤井風の『Hachikō』が好きすぎる。音楽的にも歌詞的にも完全に新機軸!僕、魂に首輪つけられてるんかってくらい掴まれてて完全にハチ公ジャンキー真っ最中。「Doko ni ikō, Hachikō?」って言われる度にしっぽ振って吠えてます。助けてください、ことJ太郎ですワン。今…
僕はレベル40
はてなブログPro
藤井風
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX 」最終話感想。一番泣きたいのは俺だからね??
はいどうも! はじめましての方ははじめまして。そうでない方はこんにちは。ブログでは毎度お久しぶりのあでのいです! 前回の記事がジークアクス劇場公開時の感想だった訳ですが、今回は最終回の感想です。ジークアクス全体の感想ではなく最終回に関しての感想ですね…
銀河孤児亭
Apple、iPhoneチップを搭載した廉価版MacBookの発売へ 早ければ年内にも量産:著名アナリスト
Appleは、iPhone向けチップを搭載した低価格版MacBookの発売を計画しているとAppleのサプライチェーンアナリストMing-Chi Kuo氏が報告しています。 MacBook Air
Mac
オンコタイプDXって?【乳がんの話36】
※乳がん(ステージ2b)が見つかったのは2024年2月です。 その翌月に手術を終え、現在は普通〜〜に元気です! 前回のお話 「オンコタイプDX」とは!!?? 「オンコタイプDX」は ・ホルモン受容体陽性 ・HER2陰性 ・リンパ節転移なしまたは3個以内 の、早期乳がん患者が…
ちょっ子さん
乳がん
【2025新店舗】静岡市の4~6月ニューオープングルメ【まとめ】
初夏も続々新店舗オープン!静岡初上陸の話題のお店も! 前回のまとめからもう3ヶ月!そして2025年も半分が終わってしまいました。季節的に冬~春よりは少な目でしたが、初夏の今期も沢山の新店舗がオープンしています! 当記事は2025年4月1日~6月30日の期間に静岡市…
静岡市観光&グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』
静岡グルメ
競技プログラミングと生成AIの今 2025/07/02版
前回の更新から2年半が経過し、競技プログラミング/AtCoderと、生成AIの関係も大きく変わりました。競技プログラミングの伝道師として、ここを誤魔化すのは非常に良くないと考えていますし、出来るだけ客観的な事実を用いて現状を説明したいと思います。 長くて読めな…
chokudaiのブログ
2025年夏の地上波長時間音楽特番から出演歌手傾向およびテレビ局の動向を読む (途中経過版 その2)
今月以降地上波で放送される地上波長時間音楽特番の出演者一覧を紹介し、出演歌手に関する傾向を分析します。今回のブログエントリーは6月22日付にて公開した内容(→こちら)の続編となり、後日最終版を掲載予定です。
イマオト - 今の音楽を追うブログ -
音楽番組
コードの読み書き
コードレビューというかコードリーディングというかコードライティングというか、とにかく自分と他人の見えている景色がかなり違っていそうということはわかっているんだが、それを伝えられるなら苦労していないという状態— 塩水うに (@susisu2413) June 29, 2025 とに…
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日記
2025年上半期に読んだ本まとめ
2025年1月~6月に読んだ本のまとめ。カウント対象は期間中に読み終わったものに限り、読みかけの本は対象外としている。あとコミック、漫画雑誌類もけっこう読んでいるのだけれども、これは除外。 この6カ月では80冊の本を読んだようだ。意識的に新書を読んでいたので…
勘と経験と読経
book
デザインCSSに追記
「はてなブログ」を始めてすぐに文字サイズや行間を好みの雰囲気に変えてみた。 /* <system section="theme" selected="solid"> */@import "/css/theme/solid/solid.css";/* </system> */ /* <system section="background" selected="undefined"> */ /* </system> */--------------この行の下に追記/* 行間を調整する */.entry-content p { line-height: 1.8 ;} /* 記事タイトルの大き…
新・流離未踏
日毎夜毎
葛で作ったアイス~😋 & 感動の涙を流すわんこさん🐶😢 & クォン・サンウ「シンデレラマン」Channel Kで今日から配信👍
おはようサンウ^^ 今朝は曇り☁ 午後から雷マーク⚡ 不安定なお天気みたい。。 皆さんのところはいかがですか? 先日和菓子屋さん「とらや」さんへ^^ 昔ながらの和菓子屋さん 店内~ 美味しそうな和菓子がいいっぱい♥ 今回の目的は 葛で作ったアイスキャンディー~ これ…
Dream of Sangwoo
200904 MBC 신데렐라 맨 (シンデレラマン)
6606
我が家でも新聞を取っているのですが、或る日驚く広告が入っていました。奥さんが教えてくれました。『年金支給日割引セール! XX商店は皆様の味方!』最初、何の事なのか判りませんでした。しかし程無く気付きました。偶数月の十五日である国民年金の支給日に合わせ…
雅峰生の手紙
手紙
緊急のご連絡
おはようございます 昨晩、23時過ぎてからお風呂に入ろうと思っていましたが 夜間取引の指値をしていたので証券会社にログイン~ 大きな字で 重要:緊急のご連絡 不正アクセスに伴うお取引の制限とパスワードリセット実施のお願い 24時までに実施されないと当社でパス…
プリンの一行日記
独り言
7/2
朝の10時に起きてバムケロ原画展のチケット取った! 流石にそんな早起きする必要あるか~?と思っていたのだが即売り切れててすごかった。 【バムとケロ30周年記念 島田ゆか絵本原画展 開催のお知らせ】1994年に生まれたバムとケロ。昨年からみなさんと一緒にお祝いを…
25歳無職です
無職
#777 リンゴ病 子育て NTT東西 消費税 生活情報
リンゴ病の定点報告数、直近10年で最多2.53人 食事中に席立つ子ども、叱れば「ママのその言い方が嫌!」 NTT東西、公式サイトの新ロゴで足並み揃わず 消費減税は富裕層に有利? .standfm-embed-iframe { height: 190px; } @media only screen and (max-device-width: 4…
hb_kgのブログ
【iDeCo】資産状況2025年7月
こんばんは、yukiです(*'ω'*) 今日は私の老後資金【iDeCo】の 資産状況を見ていきたいと思います。 良かったー だいぶ戻ってきました! 内訳はこんな感じです↓ 米国株式次第で大きく動いています。 この調子でじわじわ増えていきますように・・ ランキング参加中【公式…
yuki's daily life
はてなブログPro
お金・投資
ミニマリストになりたい発作
5月から6月にかけて、オットとともに3週間半かけて日本旅行し、お土産をたくさん買ってきた。私達が乗ったANAのストックホルム-羽田空港直行便では、一人あたり23kg×2個預けることができたので、折角の機会ということでちょっと奮発してみた。我が家では定番のアマ…
寒がり屋のストックホルム暮らし
小泉今日子はショートカットが嫌いだったと思う
私の中では
*52P「堅苦しく律儀な貢献時代」→「封建時代」
07.01
Tue
軽度発達障害を有する人が治療者になる時代という論説
対話心理療法
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心理療法 (249)
┣対話心理療法 (19)
軽度発達障害を有する人が治療者になる時代という論説
(07/01)
「アンゼルム・キーファー ソラリス」
「ソラリス」と題されたアンゼルム・キーファーの大規模な個展を京都、二条城で見る。素晴らしい展示であった。この展覧会の成功は二条城という異例きわまりない会場を得た時点で約束されていたのではないか。私は1993年の京都国立近代美術館などを巡回した個展をはじめ、国内外でキーファーが関わる展覧会を見てきたが、今回の展示はその中でも強く印象に残る内容であり、皮肉にもその成功はキーファーの作品以上に二条城という会場に負っていたのではないだろうか。
それにしても二条城を管理する京都市がよくもこのような大胆な展示を受け容れたと思う。作品のサイズのみならず、土砂を伴った資材を世界遺産の中に持ち込むという決断、巨大な絵画を壁面に釘一本打ち込むことなく展示する工夫、いずれも大変なハードルであったはずだ。偶然、現地で関係者の解説を聞くことができたが、それによれば畳の上に撒かれた砂はすべて別の場所で不純物を取り除いたうえ、硬化処理が施されているという。絵画についても自立する特殊な枠組が持ち込まれ、その上に安置されているのだが、そもそもこれほどの巨大な画面をどうやって室内に持ち込んだのであろうか。
二条城の前庭に置かれた巨大な彫刻は《ラー》と題された巨大な羽のついたパレットである。このタイプの作品を私は確かフォートワースで見た。パレットを支える柱の下にはとぐろを巻く蛇が巻き付いている。この場合、蛇は知恵の象徴なのであろうか。パレットは画家や美術を、翼は上昇する力を示しているだろうし、ラーという固有名詞からはエジプトの太陽神が連想される。そういえば私が最初に見て圧倒されたキーファーの作品にはイシスとオシリスというエジプトの神々の名前が用いられていたのではなかっただろうか。キーファーの絵画について語り始めると私たちは直ちに象徴と暗喩の迷宮の中に迷い込んでしまう。それを避けるためにも、まずは作品を記述するところから始めよう。
今回の展覧会は《ラー》のほかに、巨大なガラスケースの中にオブジェを収めた作品が9点とウェディングドレスを模したひとがたに様々なオブジェをくくりつけた一連の立体が6点、絵画が13点、そして先にも触れた麦畑のごときインスタレーション《モーゲンソー計画》の計30点で構成されている。チェックリストによると国内の個人蔵の作品が数点含まれているが、ほとんどをキーファーが所蔵し、絵画の大作はおそらくはこの展覧会のために制作されている。ウェディングドレスを模した一連の立体はかつて「古代の女たち」というタイトルで2000年前後にフランスのエシャトン財団で公開された際の写真が掲載されているが(ゲストキューレーターの南條史生がキーファーの運営するこの財団を訪れた際の印象をカタログに寄せている)今回出品された作品の多くはこの展覧会のために制作された新作である。絵画とガラスケースに収められたオブジェは広大な二条城二の丸御殿台所の内部に雑然と配置された印象だ。雑然というのはネガティヴな意味ではなく、とにかくサイズが大きいため、どのように配置したとしても室内に収まりきらないということだ。展示がなされていない通常の外観と室内の写真がカタログの冒頭に掲出されているが、絢爛豪華な狩野派による装飾の印象からは遠く、この区画はきわめてシンプルかつストイックに構成されている。展覧会を企画したファーガス・マカフリーによれば、二条城を使用することは、昨年、東京のギャラリーでキーファーの個展が開かれた際に京都を訪ねて会場を実見して決めたとのことであり、狩野派の豪華な障壁画の存在が一つの契機となったらしい。今回出品された作品と狩野派の共通点としては作品への金箔の導入が挙げられよう。チェックリストを確認したところ新作には多く金箔が使用され、私の知る限り、キーファーも初めてこの素材を用いたのではなかろうか。しかしながら様々な物体が投入され、焦げつき、電気分解された作品の表面はいつもどおりの異様な混沌を形成しており、どの部分に金箔が使用されているかは定かではない。会場の劈頭に置かれた《オクタビオ・パスのために》という大作は横幅10メートル近く、一望することは困難である。「カンヴァスに乳剤、油彩、アクリル絵具、シェラック・ニス、金箔、電気分解による沈殿物、岩石、チャコール、コラージュ」という素材の表記から作品の表面は予想されよう。一見した印象としては聳え立つ露頭の前でうねうねと続く地層の広がりに接する思いがする、図版を確認すると中央に口を開けて歯をむき出した人の顔らしきイメージが存在するが、実際に仮面に類したものが貼り付けられていたか、それとも塗りこめられたオブジェがそのように見えるのか、私の記憶は判然としない。今、露頭という言葉を引いたが、このイメージがむき出しにされた地層のごとく感じられる理由は最上部にほぼ水平に金箔が貼り込まれ、地表との境界を連想させるからだ。いわば切り通しを前にごつごつとした露頭を目にしている印象である。このような構図はキーファーにおいては珍しいものではない。1982年に制作され、大きな図版がカタログに掲載された《ニュルンベルク》(本展への出品作ではない)においても画面のかなり上方に描かれた水平の境界が地平線に転じる時、その下に広がるのが畝によって規則正しく区切られた耕作地であることが理解されるし、画面に貼りつけられた無数の藁束はこの印象を強める。地平線に向けて広がる大地を暗示する画面の構造は決して目新しいものではない。上方から得られた鳥瞰的、一望的な視界はいわゆるプラトー(高台)構造として古来より描かれ、20世紀美術においてこの構図を多用した画家はサルバドール・ダリであった。しかしダリが悪夢のような世界の広がる舞台としてプラトー構造を用いたのに対して、キーファーの絵画は地表そのものに目を向けさせるとはいえないか。今回の出品作、特に新作において顕著に感じられたのは、地面から私たちに向けて突き出された矢のような植物の穂先であり、かかる特性は圧倒的なインスタレーション《モーゲンソー計画》においていわば立体化して実現されている。訪れた時に聞いた関係者の説明によれば、外向きに飛び出したフェイクの麦の穂は、広がる麦畑として作品の意味を形作る一方で、形式においては作品から突き出ることによって観者との間に一定の距離を確保し、結界の役割も果たしているという。キーファーの描く地平線は視界を一望するためではなく、その前に立つ私たちと大地を結びつける。別の言葉を用いるならばキーファーにおいては視覚ではなく身体と絵画がつながる。
このように考える時、いくつかの興味深い問題が浮かび上がる。まずは植物だ。今回の展示においてもさまざまの植物が作品に導入されていた。それは麦であり、ひまわりであり、ひまわりの種である。今述べたとおり、それはまず形式において観者に対して大地の水平性を保証する。一方でそれは土地の恵み、大地の生産性を暗示していないだろうか。この時、キーファーという画家が立つ歴史的な背景が重要な重みをもって浮かび上がる。ダリがいわば書割として地平線まで広がる風景を描いたのに対して、キーファーにとってそれは風景ではなく穀物が実る土地なのである。風景が抽象的な存在であるのに対して、土地とは所有者が存在し、収穫として利益を得ることが可能な不動産なのである。このような土地性への関心は、領土の割譲を迫られ、ナチスドイツにおいては逆に他国の土地を併合した二つの大戦の敗戦国としてのドイツの記憶と深く結びついているのではないだろうか。《モーゲンソー計画》という聞き慣れない名称は、第二次大戦中に戦後ドイツの占領政策として脱工業化を徹底し、国土全体の農地化を主張したアメリカの財務長官からとられており、したがってこの作品自体がドイツの大地の命運、土地の活用をめぐる連合国側の思惑と深く関係していることがわかる。知られているとおり、キーファーは活動の初期に、ドイツ各地でナチス式の敬礼を行う自分の姿を写真に収めた作品を発表しているが、1945年という年に生まれたキーファーがなおもドイツの過去の戦争を主題として圧倒的な作品を発表していることに私は驚く。しばらく前に東京国立近代美術館で大規模な個展が開かれたゲルハルト・リヒターが《ビルケナウ》という絶滅収容所の記憶と深く関わる作品を発表したことを想起してもよかろう。これに関連して言えば、今回出品された絵画のうち、カンヴァスに乳母車を括りつけるという荒業を用いた《オーロラ》は広島で被爆し、記録写真に残された小学校の鉄骨のイメージを引用しているという。この作品は2022年に完成されているが、罪なき者の死を暗示するイメージとオブジェの結合からはドイツの画家たちが今なお真摯に戦争の記憶に向かい、そこから圧倒的な強度を帯びた作品をつかみだしていることが示唆される。これに対し、日本では戦後80年の周年とされる今年、私の知る限り、正面から大戦を検証しようとする大規模な展覧会は開かれる予定すらない。
以上の点から、二条城という会場とキーファーの作品の親和性も明らかとなる。それは単に金箔の使用とかジャポニスムの参照といった問題ではなく、作品が権力の構造と結びついている点に求められる。キーファーが描く延々と広がる耕作地は収穫と権力をともに暗示する。そして一方、二条城もまた徳川幕府の権勢を周知するための豪壮極まりない建築と装飾であった。両者は権力の誇示という点で深く結びついている。さらにいえば、ソラリスという展覧会タイトルはスタニスワフ・レムとは関係なく、ラテン語の太陽に由来し、私たちの生殺与奪の力をもつ圧倒的な力を意味している。権力や富といった臆面もない主題に正面から取り組み、圧倒的な表現で応える点にキーファーの現代美術における特殊な位置―あえてアナクロニズムと呼ぶこともできよう―が明らかとなる。
出品作中、《アンゼルムスここにありき》と題された作品には風景に向かって私たち背を向ける作者と思しき男性が描き込まれている。このような構図からたやすく連想されるのはカスパー・ダヴィト・フリードリヒであり、実際にカタログの中には参考図版としてフリードリヒの作品も引用されている。マカフリーはカタログに寄せたテクストの中で「人間と崇高の遭遇を描く画家」と「作品を通して崇高との対峙を追求する画家」を区別し、前者としてターナーやフリードリヒ、後者としてマーク・ロスコやフランシス・ベーコンを挙げている。かかる区別は明らかにロバート・ローゼンブラムの『近代絵画と北方ロマン主義の伝統』に由来し、マカフリーは今回の発表においてキーファーが前者から後者へ移行しつつあるとみなす。確かに今回の出品作の中に暗示された水平の線は一方で地平線として水平方向への広がりを暗示し、一方で切り通しの最上部として垂直性を強調するという二重性を秘めているが、これらはこれまでのキーファーにも顕著であったから、むしろ共存する二つの軸性であって移行の相とみなすべきではないと私は考える。ローゼンブラムがこれらの絵画に崇高という特質を見出したことはよく知られているが、キーファーと関連づけるならばこの点も興味深い。キーファーの絵画と崇高は果たして結びつくか。キーファーが多用する鉛は一方では今回使用された金箔との関係に注目する時、物質の変容、一種の錬金術的な物質と考えられる。キーファーが絵画の表面を焼き、電気分解して、一連の行為の結果として提示する点もまた物質の変容と関わってはいるが、鉛という物質が内在させる卑俗性と重量を考える時、それは翼や蛇が象徴する上昇や昇華、賢明や利発の対極にあるようにも思われる。キーファーの絵画は絵画的崇高に対する一種のパロディではないか。なるほどこれらの絵画はサイズにおいてはロスコやニューマンをしのぎ、圧倒的な存在感をたたえている。しかしその主題はあまりもあからさまであり、ごてごてとした物質感の中を視線はたえず移動する。モダニズムと崇高の関係は複雑であるからここで論じる紙幅はないが、キーファーの絵画はキッチュ性を徹底することによってそれを突き抜ける一種の物質的崇高へと到達したかのようである。この時、狩野派一門のキッチュな装飾に彩られた二条城が会場として選ばれた理由もおのずから明らかであろう。両者の絶妙な関係を知る時、美術館のホワイトキューブの限界が露呈されたと感じるのは私だけではないだろう。
# by gravity97 | 2025-06-03 20:52 | 展覧会 | Comments(0)
オメル・バルトフ『ホロコーストとジェノサイド』
ガザでの虐殺が始まって以来、多くの人々が抱いた感慨は、空前のホロコーストを体験した民族がなぜ同様の残虐行為を他の民族に対して繰り返すのかという苦い疑問ではなかっただろうか。ホロコーストとパレスチナ問題に関しては、このブログでも多くの研究や映画のレヴューとして論じてきた。さらにもう一冊を加える。著者のオメル・バルトフはイスラエル生まれのユダヤ人で現在はアメリカ在住、大学でホロコースト研究を講じている。「ガリツィアの記憶からパレスチナの語りへ」というサブタイトルは、著者のルーツがガリツィア、現在のウクライナ西部にあったことを暗示している。ウクライナ、これもまた今日惨事ととともに記憶されつつある土地だ。バルトフは以前このブログで論じた「ホロコーストとナクバ」にも寄稿しており、本書もすでに発表された論文をコンパイルした内容であるが、原著が2023年に刊行されたことからもわかるとおり、本書ではホロコーストとナクバに加えて、現在進行形のジェノサイドが焦点化される。いうまでもない、イスラエルによるガザ侵攻だ。本書はホロコースト研究にも多くの新しい視野を開くが、なによりも現在のガザ虐殺との相似性、そしてそこからの救済の可能性を暗示して示唆的な内容である。訳文はよくこなれているとはいえ、かなり難解な内容だ。私なりに理解したところを書き留めておきたい。
日本語タイトルを「ホロコーストとジェノサイド」という。原著は Genocide, the Holocaust and Israel-Palestine であるから微妙なニュアンスの違いがあるが、日本語タイトルは暗示的である。私たちはこの二つを同一視しがちであるが、ジェノサイドが民族浄化という事象一般を指すのに対して、ホロコーストはナチス・ドイツによる第二次大戦時のユダヤ人問題の「最終解決」を意味している。前者が普通名詞、後者は固有名詞という訳だ。ジェノサイドという言葉の発明についてはやはりこのブログで論じた「ニュルンベルク合流」の中で詳しく検証されていた。カンボジア、ルワンダ、ユーゴスラビア、ジェノサイドは幾度となく繰り返されるのに対して、ホロコーストは世界史の中でただ一度だけ発生した。ここから唯一無二性(ユニークネス)という発想が生まれる。「ホロコーストとナクバ」の中でもしきりに引用された概念である。確かにナチスによるホロコーストは一つの民族の絶滅を目指した蛮行としては世界史の中でも例がない。しかしそれを唯一無二とみなす時、それ自体が絶対化されてしまう。「残虐行為を書く」と題された第Ⅰ部の冒頭でバルトフがこれに対置するのは「歴史学的統合」という概念である。つまり歴史の中で複数の事象を統合することによってそれを相対化するという試みである。両者は必ずしも対立するのではなく両者の間には生産的な緊張関係があると論じる。きわめて重要な論点であろう。なぜなら現在、イスラエルという国家がこれほどの残虐行為を行いながら恬として恥じない背景には、自分たちは歴史上唯一無二の事件の被害者であるという意識があり、それを植民地戦争や地域紛争と同列に扱うことは自らのレゾン・ド・エートルを失うこととなるからだ。そしてこの問題は表現とも深く結びつく。いうまでもない、表象の不可能性という問題だ。ホロコーストの表象をめぐっては「ショア―」を制作したクロード・ランズマンとディディ=ユベルマンらの間で議論があったことは知られている。「唯一無二」の事件は表象/代理することが出来ないという発想の由来について、ここでは詳述する余裕はないし、そもそも私は『イメージ、それでもなお』についてまだ正面から論じていない点を恥じつつ、ひとまずは唯一無二性と歴史学的統合の対置が本書の議論の前提であることを確認して読み進めることにしよう。
「ジェノサイドの場としての東ヨーロッパ」と題された第2章はホロコーストに関する私の蒙を啓く内容であった。私たちたちはホロコーストについては「シンドラーのリスト」から「サウルの息子」、最近では「関心領域」といった映像、あるいは「夜と霧」やプリモ・レーヴィの一連の著作を通して、一つのステレオタイプを植えつけられている。それはホロコーストとは絶滅収容所において機械的に進行した殺人と死体処理であり、多くが収容所の存在する地域でナチスの兵士たちによって遂行されたという認識だ。バルトフはそれを否定する。もちろんそのようにして進められた虐殺もあっただろう。しかし大半のそれは東ヨーロッパ全域を舞台として、兵士たちではなくウクライナ人やポーランド人の市民たちがナチス・ドイツに協力するかたちで進められたのである。私は同じ主張が別の歴史研究でも繰り返され、このブログでも論じたことを思い出した。野村真理の『ウィーン ユダヤ人が消えた街』である。野村はオーストリアにおいてユダヤ人の追放が市民と国家の手によって遂行されたことを説得的に論じ、オーストリアが傍観者ではなく積極的に迫害に加わったことを明らかにしている。野村の研究にも言及があったが、ホロコーストに先んじて、ウクライナでもポグラムと呼ばれユダヤ人迫害が発生し、このためバルトフのルーツであるガリツィア地方から多くのユダヤ人が流民となってウィーンに流れ込み、オーストリア人の反感を買った。つまりティモシー・スナイダ―が「ブラッド・ランド」と呼んだポーランドとウクライナ、そしてオーストリアにいたる広い地域で市民による自発的なユダヤ人排斥が発生していたのである。彼らはナチスの絶滅政策に便乗して、ユダヤ人たちを収容所へと送り込んだが、それまで同じ街で隣同士に暮らしていた間柄であったはずだ。私はまずこの点にホロコーストとナクバ、二つのジェノサイドの類縁性を認める。ユダヤ人たちが退去した後、そこには住居や資産が残される。ウィーンにおいてはそれが「アーリア化」という名のもとに合法的にオーストリア人によって接収されたことを野村の研究は指摘していたが、同様の状況はウクライナでもポーランドでも発生していた。先人、それも未知の人ではなく、それまでともに生活をしていた隣人が退去した後の住居や家具を占有することは犯罪であり、人倫の退廃である。そして私たちはこのような状況が繰り返されたことを知っている。隣人を住んでいた土地から追い立て、彼らの土地や家、動産を乗っ取ること、1948年にパレスチナで繰り返された同じ蛮行にはナクバという名前が与えられている。かかる悲劇を一種の戯画として描いた小説、すなわち長い年月が経過した後、かつての我が家に戻ったパレスチナ人夫婦が入植ユダヤ人によって、土地や家のみならず自分たちの息子まで奪われていることを知るというエピソード、ガッサン・カナファーニの「ハイファに戻って」についてはこのブログでも早い時期に論じている。私たちは壮絶な絶滅収容所のナラティヴに覆い隠された日常的な蛮行、ポーランドで、オーストリアで、ウクライナで、隣人たちによって迫害、追放されたユダヤ人たちに目を止める必要があるだろう。そしてこの時、ホロコーストとナクバが完全な相似形であることを知る。
このような刺激的な前提を提示したうえでバルトフは「地域の歴史」と題された第Ⅱ部の二つの章でケーススタディを進める。検証の場は、バルトフの母の生地であり、戦間期はポーランド、現在ウクライナ西部に位置し、少なくとも6万人のユダヤ人が殺害されたとされるブチャチという街だ。この街におけるホロコーストは半分が列車で輸送された絶滅収容所におけるガス殺、半分が暮らしている街での銃殺というかたちで遂行されたという。バルトフは17世紀に遡って、この多民族が暮らす地域の地域史を丹念にたどる。そこにはユダヤ人問題だけでなく、ハプスブルグ帝国、ウクライナの民族主義者、赤軍、そしてナチス・ドイツらを当事者とした複雑な関係が渦巻いていた。第3章の最後ではバルトフが1995年に母親にインタビューして幼時の証言を記録したことが記されている。この証言も公刊されているらしいが、肉親であっても語りを得るまでに大戦終結から半世紀という間隔が必要であった点はかかる証言を集めることの困難さを暗示しているだろう。ほどなくして母親は他界し、バルトフは現地に赴き生存者たちから証言の聞き取りを始める。おそらくここには文書に比べて客観性が低いと考えられてきた口述証言を歴史に組み込むオーラルヒストリーという手法の成熟が関わっているだろう。いうまでもなく絶滅政策、ホロコーストといった主題は文書による証拠が残りにくい。証言はこれに対抗するが、そのためにはなるべく多くの証言を集めること(ただし歴史的忘却からある出来事を救うためであれば、ただ一つの証言も使用すべきである)、そして地域や時間、話題を限定したうえで人物や事件に焦点を当てることをバルトフは主張する。ホロコーストにまつわる多くの証言が開示される。そこで明らかになるのは極めて錯綜した暴力の応酬だ。バルトフは次のように記している。
地域の観点からコミュニティ内のジェノサイドの動態を観察すると、ある時点に暴力をふるった少なからぬ者が、別の時点はその犠牲者となったことが明らかになる。ウクライナ民族主義者は、ユダヤ人殺害ではドイツ人に協力し、続いて自発的にポーランド人を大量に殺害した。しかし彼らは、これ以前には戦前のポーランド国家の標的にされ、続いてソ連当局、最後はドイツ人からも狙い撃ちにされた。ポーランド人は戦前の国家による反ユダヤ、反ウクライナ人の差別政策から利を得ていたが、今度は、彼らが、ソ連による強制追放とウクライナ人による民族浄化にさらされた。
かかる連鎖する暴力の記憶を証言することの困難は容易に想像がつく。実際にここに収められた証言の多くは混乱し、矛盾し、時に対立する。ここで語られる経験が人間性について、歴史について、ホロコーストについて、一面的教訓を与えないことを認めながらも、バルトフはそれらが過去を構成する決定的に重要な要素であると結論づける。夥しい数の死者を忘却と抽象化から救い出すためにも彼らの語りに耳を傾けなればならないのだ。
第Ⅲ部においては司法と否定論が論じられる。引き続きブチャチという地域に目を止めつつ、そこでなされたホロコーストにまつわる犯罪が戦後、司法の場でどのように裁かれたかについて裁判所に残された資料をもとに、数件のケーススタディが試みられる。ここで繰り返されるのは個人の罪責を時代や職務に帰すことによって放免しようとするよく見られる態度である。「イェルサレムのアイヒマン」症候群といってもよかろう。バルトフはいくつかの具体的な裁判の記録を読み込んで、ホロコーストを裁くことの困難と意義について語る。ただし戦後80年という今日、個人の罪責を問うことは相当に困難になっていることはいうまでもない。むしろ現在の問題として「忘却の道具としての記憶法」と題された第6章で論じられる問題が重要に感じられた。最初に興味深いエピソードが示される。ここでもウクライナが登場する。このブログでは映画「赤い闇」と関連して論じたが、1932年から33年にかけてスターリンが主導するロシアにおいて、ウクライナ地域で人為的に発生した大飢饉―ホロモドールと呼ばれる―もまたジェノサイドであるとして、それを否定する議論を加罰する法律が提案された。しかしイスラエルはそれとホロコーストの同一視を否定する。ここにも最初に触れた唯一無二性が関与している。逆に言えばウクライナは自らが体験
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2025-06-27
すばらしき世界/西川美和✕役所広司
推薦
映画『すばらしき世界』オフィシャルサイト
yokota_hajime 2025-06-27 01:21 読者になる
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すばらしき世界/西川美和✕役所広司
2025-02-19
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薬を取りに母屋に行こうとしたんだけど外は人間が歩けないほどの猛吹雪だったのでまあ一日ぐらい飛ばしてもええやろと諦めてぎゅうぎゅうの台所で粉末の日本酒を水に溶かしてマテ茶も作って二階に向かっていたらマテ茶を先に飲み干してしまったのでただ日本酒だけを飲むことになる夢を見た。夢はこれだけ。粉末の日本酒って何だよ怖い。
久しぶりに東南アジアニュースを読んでいたら、ホーチミンのメトロではマナーがまだまだ良くないというニュースが出ていたが、記事を見ると普通に露出狂の女がいただけなので、それはマナーではなく異常者では? と思った、まあそれはそれとしてマナーが良さそうではなかったけどね。今日は雪が積もっては解け積もっては解けの繰り返しだったので、当然出かけられはしなかったが、雪かきをする必要もなかった。あと気温を考えて、今さらなんだけどサラセニアを室内に避難させた、これからの寒波の期間も長そうだったしね。それにしても月曜日までか、そこまで耐えてもらえばなんとかなるかな~。でももう根っこが死んでるかもしれないんだよな。枯れた時期に植え替えしなきゃならない植物ってそれが怖いんだよ、せっかく植え替えたのに春になっても生き返らないじゃんみたいな。とりあえず今日の園芸はそれだけということで、自室に戻ってジャケを作ったりしていた。夜中にはまんが雑誌を読みましたね、まだまだ時間がかかる。
kkshow 2025-02-19 00:00 読者になる
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2025-02-18
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毎日のように表で轆轤を回して作業をしていたら下校時間になったのか生意気そうな小学生が近付いてきて服めくってお腹見せてくださいとか言ってきたので嫌です帰れと軽く語気を強めながら追い払ったのに周りを何度もぐるぐる回りながら何度も同じことを言ってきたしあんまり強く言って近所で噂になるのも嫌だし完全に無視して轆轤を回し続けていたら誰もいなくなったのでそろそろ部屋に戻って掃除でもと立ち上がり手を洗ってパソコンを立ち上げイラストだらけのフォルダからアニメの画像をポイポイ捨ててそれから気分よく歌でもうたうかとプレイヤーを展開してみたら何故か盛り上がらない暗い曲しか残っていなかったのでこれはどうしたことだろうと色々悩んだ結果さっきの画像と一緒に捨ててしまったことが分かり急いでゴミ箱を開いて復旧作業をしていたら黒いスライド式の漆塗りに似せたプラの箱が出てきたのでこれは使えそうだからと机の上に置いてあとは掃除機で床のゴミを吸っていたのだがなんか掃除機の調子が悪いというか吸引力がほとんどないのでヘッドを外しても同じかどうか確認してみたところ突然ノズルから水がブシャーと噴き出して慌てて止めたので被害は最小限で食い止められて本棚も無事だったがこのままだと床の水が本に触れそうだったので急いで拭くものを探したけどそんな都合よく雑巾やタオルのようなものがあるわけもなく取りに行ってたら本がやられそうだったのでさっき脱いだ服でとりあえずワーッと拭いてしまいあとは雑巾を持ってこようとそのぐちゃぐちゃに濡れた服を洗濯機に入れるために一階に降りたら玄関に帰ろうとする人影が見えたので急いで呼び止めてひょっとして荷物ですかと質問したら明らかに不機嫌そうに頷いてみせたのでこちらもムスッとしながら荷物を受け取ったんだけどなぜ家族は一階のすべてのドアを開けっ放しにして生活してるのに気付かなかったんだと文句を言いに行く夢を見た。これすごく長いのに全然覚えてないな。謎だ。あと植物が少し枯れてしまう夢と、チャットに来るのが遅いと叱られる夢を見たが、くわしく覚えてない起き抜けには、体感はほとんどない地震だったのに異常に高いマグニチュードだったので日本地図を確認してみたところ若狭湾がもう少しデカくなるほど巨大な隕石が落ちていて相応の巨大な火柱が上がっているという夢を見た
長い夢を思い出すときは眠くなければならず眠今までいるとうたた寝してしまういつものパターンのやつでパソコンをつけるのが遅くなってしまった、というか「眠いままで」を「眠今まで」と変換する狂ったIMEと共に生きてることにかなり疲れてきたな。ちなみにこの日は雪かきはなし、雪かきで遅くなったということはない、積もってなかったので。今日はどうせ出かけられないのだし、ノイズに使うジャケの在庫がそろそろなくなってきたということもあったので、ポッドキャスト聞きながら作りまくることにした。あとネットニュースを見てたら『老人」表記見直し「幸齢者」に』という変な見出しが出てきたので爆笑してしまった。昔、後期高齢者を光輝高麗者と書き換える変な運動があった気がするけど、それと何が違うんだろう。文字にネガティブイメージを抱いているからといって、それをニュートラルな言葉に変えても何も世界は変わらないって知ってるはずだろう、実例がほしいならニートという言葉をくれてやる。
kkshow 2025-02-18 00:00 読者になる
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2025-02-17
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暗殺者養成コースにゴーレム三体入ってきたけどこいつらって図体的に暗殺に向いてなくないかと相談する夢を見た。それはそうだね。理性があるのはこれが起き抜けの夢だからかもしれない。で、夢はこれだけ。
天気予報を見る限りどうも三連休が大寒波っぽい、おれには連休など関係ないが北陸に住んでるひとは天気を呪うだろうね。いやそれにしてもこの日から一週間出かけられないとか考えるとやっぱりおれも天気を乗ろう側に回ろうかなって思っちゃったよ。しょうがないのでずっといいウィンドウ配置を考えたり、書いた詩を校正しまくったりしていた。それがやりたかったことで、それらはすべてできた。そういや去年元日の能登地震で曲がってた電柱がこないだようやく修繕されていたけど、完全に鋼柱? パンザーマスト? になっててサイバーでかっこよかった。それも大雪でしばらくは見に行けないんだけどね。夜中も雪がしんしんしんしん降っていて嫌な感じだった。ほんと石川県の天気は嫌な感じ!
kkshow 2025-02-17 00:00 読者になる
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2025-06-23
クライオニクスとシュレディンガーの時間猫 German & Tretter (2025)
link.springer.com
German, A., and Tretter, M. (2025). Brain Preservation and Cryonics Through the Lens of Moral Psychology. Neuroethics 18, 12. https://doi.org/10.1007/s12152-025-09584-7
クライオニクス技術は、当人に直接的な危害はもたらさないものの、嫌悪感を喚起する要素が数多く含まれている。これは自然なことではあるものの、この技術をめぐる公的議論を阻害してしまう恐れがある。
そこで、これらの嫌悪要因を排除し、この技術にかんする反省的判断を促進させるために、次のような思考実験を提案する。
【シュレディンガーの時間猫】
一匹の猫が、脱出不可能な部屋にどういうわけか閉じ込められている。この部屋の中にはタイムマシン装置以外の何もない。この装置は爆発するもので、外側にいると爆発に巻き込まれるが、内側に入れば実験的な事象が生じる。猫は、装置の外にとどまって痛みなく物理的に破壊されるか(「不作為」)、タイムマシンの中に入って不確実な結果が生じるか(「行為」)、どちらかである。不確実な結果のなかには、同様に痛みのない物理的破壊、絶対に戻ってこれない未来の不明の時点へのタイムトラベル、さらにまったく予見できない結果までが含まれている。猫はこのタイムマシンに入るべきか?
このシナリオはオプトイン型のクライオニクスに対応する。クライオニクス技術の規制状況に応じて、次のようなバリエーションも考えられる。
(A) オプトアウト型
(B) 強制型
(C) 非合法型
(D) 高額型
このシナリオにはいくつかの弱点もある(成功率を過大評価する可能性、クライオニクスのコストを無視、別の嫌悪要素の残存、など)。また、道徳的議論の中でこうした思考実験からくる直観にどれだけ依拠できるかについても議論がある。
実際、直観は道徳的目的を示すのには役立ちにくい。だが、目的が定まったうえで、それを実現する方法に関しては十分な実践的含意がある。
今回の思考実験は、クライオニクスが価値ある目的だと定めたうえで、それを実現する方法についての議論や、クライオニクスを広く採用するための説得に役立つ。また、嫌悪感を生じさせることなしにこの技術に関する道徳判断を調査したい場合にも用いることができる。
emerose 2025-06-23 14:56 読者になる
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クライオニクスとシュレディンガーの時間猫 German & Tretter (2025)
youtube始めました (06/20)
By now we all know that Eastwood’s a great filmmaker, so we don’t need, say, to trot out Orson Welles’ enthusiastic endorsement of 1976’s The Outlaw Josey Wales on The Tonight Show to bolster our position, although, sure, it’s a nice thing to have. Bruce Surtees is a god, what can I tell you. Wales’ cold blue of morning opening minutes are as visually breathtaking as…well, the rest of the movie, frankly. Pale Rider, made about a decade later, is also superb even if it’s not the masterpiece Josey is. It’s mighty satisfying in a way that recalls Leone, anyhow. And if Josey had never been made it WOULD be a masterpiece, so there. Both were shot by Bruce Surtees, a magnificent cinematographer who was introduced to Eastwood by Don Siegel, on the great The Beguiled. And yes, Surtees also shot Dirty Harry, which remains Dirty Harry, and whose most notorious scene encompasses a movie marquee announcing Play Misty for Me, another remarkable Surtees outing. These three 4K Ultras, released simultaneously, are reference-level products, incredible picture quality throughout. And no, Harry does NOT have any kind of teal overlay. — A+ for the bunch
Posted at 01:52 PM in 4K Consumer Guide, Blu-ray | Permalink | Comments (2)
george on Believe Your Eyes: It's A Blu-ray/4K Consumer Guide
titch on Believe Your Eyes: It's A Blu-ray/4K Consumer Guide
2025-06-17
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湿気
k11 2025-06-17 18:35 読者になる
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湿気
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2025
2025 / 6
ヒマラヤ計画
※「映画『サブスタンス』レビュー:誇張する食と蝕」(TAB, June 6, 2025)
www.tokyoartbeat.com
2025年06月07日
アテネで『ヴェンダースの友人』を観た。
均さんは、まだ若く、40代前半だろうか。
交差点の向こうから、カメラへ向かって横断歩道を駆けてくる姿は、妖精のようだった。
後のシーン、友人1・高岡氏との会話で天使の話題になるので、天使と評した方が良いのだろうが。
僕が均さんと出会ったのは、この撮影より後だ。
『のんきな姉さん』の試写後、まくし立てて(「お前の映画は誰にも似ていない」と)去って行った後、越川氏が「日本で一番映画を観ているかもしれないヴェンダースの友人」と説明してくれて、まだその時はこの作品を知らなかったので、?となった。
それから、断続的なつきあいが20年ほど。
今は、うちの近所に住んでいる。
だが、会うことは滅多にない。
映画はやはり、人間が見えるとき、心を揺さぶる。
20年近く経って、久々に観て、しみじみと良かった。
この作品が、井土の最良の映画ではないだろうか?
本人にもそれを伝えて、苦笑いされ、アテネを出た。
プロか素人かという問いがあった。
それがまだ問えるほどに、世界は清らかだった。
何者にもならない純粋が、ぎりぎり残されていた。
妖精は老境で何を思っているだろう。
僕も歳を取り、変わってしまった世界に戸惑うばかりだ。
いけすかない六本木ヒルズに来て、今、これを記している。
これから、「マシン・ラブ」の展示を見る。
2025年06月07日
シャルル・ド・ゴール→ポルト
ド・ゴール空港付近のホテルを朝4時前に出て、始発のシャトル(CDGVAL)に乗る。
外はまだ暗い。
シャトルのホームでは朝の4時だというのにノリノリのディスコミュージックがまあまあ大きい音で流れていて驚く。
ポルト行きの便は7時発。3時間弱もあいている。
よく考えたらスルーバゲージのため荷物預けの必要がなく、オンラインチェックイン済みなので、もっと遅くに行ってもよかったなとあとで後悔。
朝早すぎて、保安検査場のゲートも閉まっていた。
仕方ないのでウロウロする。
水が高い。コーヒーも高い(自販機で2.8€。400円超え)。閉店中のスタバで雑魚寝している人多数。ホームレス少々。
30分程遅れて出発。窓からの眺めは綺麗だった。
飲み物と一緒に、前日ギャレーでもらって美味しかったクッキーが供される。バターたっぷりのオーソドックスなクッキー。うまい。
ポルト着。シェンゲン協定のせいか、あっさり出入国。
懸念していた荷物だが、トイレ行って出てきたら即ピックアップ。よかった。
予約した宿のあるSão Bento駅へ、メトロで向かう。1時間もかからず、値段も3€くらいと安い。車窓から時折見える民家のタイルがかわいい。
駅に着いて地下から地上へ上がった瞬間、一気に異国へ来た感が高まり鳥肌が立つ。雨が降っていて天気は最悪だったのだが。
この感覚に微かな覚えがある。あとで気づく。かつて春にロンドンからパリ入りしたとき、まさに地下から地上へ上がった瞬間、目の前にノートルダム寺院が見えたときだ。
São Bentoは多分ポルトで一番大きい駅。駅舎に壮大なアズレージョ(タイル)があることで知られる。
のちに見物したが、駅というより美術館みたいで圧巻だった。
しかし観光客が皆写真をバシャバシャ撮って人でごった返しているため、やはり駅舎(というか観光地)なんだなと思う。
人がいない状態でゆっくり見物することができたらさぞ最高なんだろうなと想像する。
・・・つづく
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# by asa_naka | 2025-06-02 07:37 | 旅
昔のようにもっと健やかにハッピーにときめいていたい。
インターネットにときめき続けたい
「Xは終わった」という声を聞くようになってからしばらく経った気がする。Xがお金を稼げる場所になってしまってから、インプレッション稼ぎのポストが増えて、誇張された表現や何かの裏側の暴露や注目される人や物に対する批判や中傷が目立つようになってきたという。…
最初はファングッズとして購入。味が好みすぎて"どハマり"
【香港だいすきブログ】かわいいうさぎのキャンディ「大白兎奶糖」をきみは食べたことがあるか!?
ねいほう!香港だいすきブログの時間です。 みなさんは『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城塞』を見たことがあります。 映画の中で秋兄貴のご家族のお仏壇が映るシーンがあります。そこで息子さんにお供えされている赤と青と白の模様の入ったキャンディ。それが…
三階視聴覚室
看板に「うどん人生」。出汁を飲むと鼻に磯の香りが抜ける
香川県放浪③ 理想の讃岐うどんの発見
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第4阿呆特急
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旅日記
「東北の江ノ島」へは、橋を使って徒歩で行ける
歩いて無人島に渡った話
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No Room for Squares!
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お題「最近捨てたもの」。"捨てる"は決断の連続だ
羽毛布団の寿命
今週のお題「最近捨てたもの」 近々引っ越す予定があり、あらゆるものを捨てている。ここ数年使い込んだ「あずきの力 首肩用」に始まり、もう行かない店のポイントカード類、もらったものの結局使わなかった化粧品サンプル、挙げだすときりがない。まだ使えそうなもの…
サーモン、スライスオニオン、ブラックオリーブ、ケッパー
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日記かエッセイに属する
1,500円で入手、使いやすいコンパクトフィルムカメラ!
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連日の雨、そのジメジメにも負けずカメラやレンズについて語りたいことを語るカメラよろず話。第18回となる今回取りあげるのは、ミノルタカメラ株式会社(当時)が1972年に発売したコンパクトカメラ、HI-MATIC Fです。 HI-MATIC F。ストラップはカメラはスズキさんで購…
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行きはぶっちゃけどうでもいい。問題は帰路にある
イスタンブール市内からイスタンブール国際空港へのオススメ移動手段(2025年5月時点)
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本当は何に興味を持っているんだろう? 思わぬ発見があった
Notebook LMに自分の興味・関心をインプットしてメタ認知する。Readwise Readerめちゃクソ便利。
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金山へ! 「人間の欲求は地をも貫くんですかねぇ」
祝・世界遺産登録!佐渡の歴史に触れて@2025年5月新潟①
こんにちは!だいぶ暖かくなってきましたねぇ。昼間はもう夏のような陽気。 先日結婚したので(イエーイ)、亡くなった祖父母のお墓に夫と挨拶に行きたいな、と思っていました。母が同窓会で帰省するというので、同じタイミングで私たちも帰省することに。 母方の実家…
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2025年5月 新潟
人間の食べ物を狙うハト。この動物園で一番自由な動物
2025/05/22の雑記:上野動物園行ってきた
上野動物園に行ってきたぞ! 動物園は子供の頃に行ったきりだったなぁ……とふと思い立ち、今年1月に行ったサンシヤイン水族館に行ったのと同じノリで出発! 秋葉にはよく行くのに上野にはほとんど行かないので、上野恩賜公園自体が新鮮だ。去年、恐竜の絵画展を見に上野…
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【漫画】30日間フィンランド生活 #50
ミサの続きです。 大昔みた「ミスター・ビーン」の番組でミサ回があったの、そのまんまでした…。 次週、お知らせを挟んで続きます。 毎週金曜日に更新です。 1話から読む方はこちら↓ www.fusakonoblog.com ランキング参加中マンガ ランキング参加中旅行
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相手にアピールするため、口紅でおめかししているかのよう
はてなdeアオサギ~クチバシの色が変わる!
青い水辺にたたずむアオサギ~5月上旬に撮影しました 婚姻色でクチバシの色が根元に近づくほど紅くなっています 繁殖相手にアピールするため口紅でおめかししているかのようですね こちらのアオサギのクチバシは うっすら紅色 額の羽が灰色っぽくまだ若いアオサギのよ…
気楽に《とり~鳥&撮り》歩き
アオサギ
パスワード管理ソフトから、使っていないサイトを見つける
Webサービスアカウントの断捨離を行う
先日、ブログで書いたように現在ブログやその記事を消すなどの整理をしているのですが、その勢いで既存のブログで使っていたプラグインやWebサービスのうち必要ない物を削ってゆくと、その勢いであらゆるWebサービスを停止し、アカウントを削除をすることになりました。…
空中の杜
Web
"花をイメージした香り"より甘くない、青い植物の生の匂い
花屋で香水を買う
GW明けに注文していた香水が届いた。ベストな観葉植物を探しに花屋巡りをしていた連休のある日、青山フラワーマーケットの店頭に並ぶ香水の箱に「花屋に香水??」と興味のままテスターに手を伸ばした「ミュゲ」のスズランの香り。ムエットにシュッと振りかけてみると…
散文録
日記
「さっき説明したよな」はダメ。次は聞かなくなる
仕事で「もう一度聞きにくいな」と思わせないことは大事
説明、指示は受けた。でも後になってこの判断で良いのかと迷うことは割とある。そういう時に、相手が気軽に聞き直すことのできる感じの人間かそうでないかは結構重要だ。 聞き直すことをためらってそのまま続行したけど実は違ってたなんてのも有りがちだ。 で、これは…
膨らまない話。
考えてみれば
まぁいうて豆腐でしょうな……えっ? うまい……!
糖質オフレシピ中心作ってみた備忘録23(2025年5月前半)
米粉豆腐スコーン 米粉豆腐チョコケーキ① 米粉豆腐チョコケーキ② オートミールグラノーラ(フライパン)⑦ オートミールグラノーラ(フライパン)⑧ オートミールグラノーラ(フライパン)⑨ おからチーズパン おから蒸しパン 番外編:シュンドルボンの雫 オートミールお…
青くてごめんね
日常と非日常
「春って感じで美味しいね」飯は受け身の姿勢が丁度良い
向こうからやってくる味
朝飯を家で食べるときは、たいがい雑穀飯に納豆と卵をかけたやつと味噌汁を作って、良く噛みながらサクっと食べる。 なんやかんや言いながら、これが一番制作時間が短く栄養も多岐にわたって摂取することが出来るような気がするし、その日の体調もこの献立を食べたとき…
おやぢめし
おやぢめしの基本
クッションが乗ると恐ろしい。こうなる前にケアしよう
ドキドキしちゃう、歯医者さん
今日は歯医者さんへ、定期検診と年に一度の歯茎チェック。 去年と変わらず状況は良いという診断でありがたい限りです。 時々、歯のクリーニングで激烈に染みることがあるんですが今回はそれもなし。 これ以上知覚過敏がひどくならず小康状態を保ってくれることを願う!…
t-catの徒然寄稿 gooからお引越ししてきました
2025年は何が待ってる??
「はてなCMS」を利用する企業の記事をピックアップ!
はてなCMSとは?
SUUMOタウン
「愛媛はいいところなんだけど、アピールが下手なのかな?」ギャグ漫画家・和田ラヂヲさんが松山に暮らし続ける理由
NTT Communications Engineers' Blog
AIで「変な音」を検知してみた
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
pixiv inside
投稿から連載へ——pixiv発マンガ家デビューを支えるプロダクト 改善の記録
ピクシブ株式会社
ミーツキャリアbyマイナビ転職
書き写した企業の数は2000社超え。四季報写経ウーマンに学ぶ「インプットの鉄則」
株式会社マイナビ
NRIネットコムBlog
【 技術書典18】「AWS、それぞれの戦い方」で「第1章 Keycloak on AWSでIdPを自作しよう」を書きました
NRIネットコム株式会社
カエライフ ~ クルマとカスタムで暮らしをカエるーCUSTOM ENJOY LIFE
2025年6月の運勢⭐️マダム・カエライフの12星座占い
株式会社ホンダアクセス
情報収集の仕方を模索している
下林明正のブログ
米エール大から加トロント大に移籍した教授3人が語る「ファシズムを研究してきた自分たちが今米国を離れる理由」
YAMDAS現更新履歴
スタートアップで働いていたときに心がけていたこと。反省含む
dackdive's blog
“アメリカ歴”がにじみ出る日本語のクセたち
Thoughts and Notes from CA
『フルスクラッチして理解するSSL/TLS』の裏側
エムスリーテックブログ
はてなブログ for DevBlog
Duolingoの「AIファースト」宣言とそれに殺到した批判への苦慮
YAMDAS現更新履歴
カメラで「元が取れたよ」と自分に言い聞かせることに成功した
ココロ社
トランプ政権”という症状──現地で見るアメリカ社会の今
Thoughts and Notes from CA
私道について
不動産屋のラノベ読み
Terraform MCP Server を使ってみた
電通総研 テックブログ
はてなブログ for DevBlog
今週のはてなブログランキング〔2025年5月第5週〕
はてなブログ独自の集計による人気記事のランキング。2025年5月25日(日)から2025年5月31日(土)〔2025年5月第5週〕のトップ30です*1。 # タイトル/著者とブックマーク 1 情報収集の仕方を模索している - 下林明正のブログ by id:shimobayashi 2 米エール大から加トロント大に移籍した教授3人が語る「ファシズムを研究してきた自分たちが今米国を離れる理由」 - YAMDAS現更新履歴 by id:yomoyomo 3 スタートアップで働いていたときに心がけていた…
Information
gooブログからはてなブログへお引っ越ししませんか? ブログ移行の手順をご紹介します
img.hatena-fotolife { width: auto; } こんにちは! はてなブログをお使いいただいている方はいつもありがとうございます、初めてはてなブログを知ってくださった方は初めまして、はてなブログにようこそ!この度NTTドコモ様より、gooブログのサービス終了が発表されました。 blog.goo.ne.jp これまでgooブログで書き続けてきた方は、ブログのお引っ越し先を検討されているのではないでしょうか。 はてなブログなら、記事本文も画像も丸ごとお引っ越しいただけます! …
あなたは登るために食べる? それとも食べるために登る? 山でラーメンを食べる人のエントリーをピックアップしました【今週のお題まとめ】
今年やりたいことリストに「山でラーメンを食べる」を追加しました🍜はてなブログでは毎週「今週のお題」を出題しています。今回は、2025年3月21日から募集した今週のお題「ラーメン」に寄せられたエントリーから、週刊はてなブログ編集部がおすすめしたい記事をピックアップして紹介します!3月に募集した今週のお題「ラーメン」。このお題には、こわだりのある手作りラーメンの写真や、おすすめのお店の情報など、食欲をかき立てるエントリーが多く寄せられました。その中でも私が気になったのは、山登り中にラーメンを食べてい…
Topic
おいしいブログを購読しよう! 【週ブロ編集部が選ぶ三大・おいしいブログ】
本当においしいものはバズりません毎日たくさんのブログを読んでいるはてなブログ編集部。なかでも読むのを楽しみにしているテーマのひとつに、おいしいご飯について書かれたブログがあります。特に、自分で作った料理について書かれたものに惹かれます。そんなブログを読者登録していると、購読リストが幸せな感じになってくるんですよね。リストにおいしいご飯が流れてくるだけでもうれしいですし、料理そのものを真似することはできなくても、今の時期においしいものはなにか知ることができます。その季節のおいしいものを思い出すこと…
荒井玲良と忽那汐里は似てる女優?10枚の画像で比較
荒井玲良さんと忽那汐里さんを見た方たちの中には、お二人は顔が少し似てると思った方もいるでしょう。 そこで、荒井玲良さんと忽那汐里さんは、似てる女優なのか?10枚の画像で徹底比較してみたので、参考にしてみて下さい。
AKIRAの映画・ドラマブログ
女優情報
【ホテルミラコスタ宿泊ブログ】スペチアーレ・バルコニールーム体験記|ラウンジ・景色・朝食まで完全ガイド
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタに、今回は奮発して宿泊してきました。しかも、スペチアーレ・ルーム&スイート バルコニールーム(ピアッツァビュー)を狙って取れたので、その様子をまとめています。スペチアーレ・ルーム&スイートはラウンジ「サローネ・デッ…
脱たぬきブログ
ディズニーホテル
AQUOS wish5 台湾版はデュアルカメラ搭載?日本版との違いをわかりやすく整理
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ">台湾の認証機関NCCに、AQUOS wish5の台湾モデル(SH-M32TW)と思われる機種が登録されていることが確認されました。この記事では、シャープが展開しているスマートフォン「AQUOS wish」シリーズについて、台湾版…
AshNote|ash-blog.com
浦和の珈琲専門店「カフェ・ド・カファ」|移転前の雰囲気とメニューを紹介
// 【浦和・カフェドカファ】移転前の店舗訪問記|大人の隠れ家珈琲専門店 浦和の通りにひっそりとたたずむ看板が目印 看板にこめられたメッセージ:「珈琲屋です。」 階段を上がった先に広がる、大人の静けさ 珈琲のメニューは本格派。ネルドリップで抽出される香り高…
【浦和発】埼玉・関東グルメ体験ブログ|旅行先の全国穴場飲食店もご紹介!
閉店
【ペットボトルを売る?】セブンイレブンのペットボトル回収機でお小遣い・副収入!交換金額公開
はじめに:お金も地球も大切にしたいあなたへ 1. セブン-イレブンのペットボトル回収機とは? 2. 使い方ガイド:3ステップで簡単リサイクル 3. 知って得する「リサイクルポイント」制度 4. 環境保護の視点:なぜこの取り組みが重要なのか? 5. 節約術として活用する方…
貯金0円から1000万円の貯金|節約得子の家計簿
副業・副収入
BURBERRYブランドスーパーコピー vogvip.com/brand-6-c0.html バーバリー偽物ブランド
半袖Tシャツ バーバリー BURBERRY 2025数量限定格安 スーパーコピー 3色可選 セール中 バーバリーのブランドの最新夏の通気性の高い半袖の男性カジュアル2025年半袖です。プレタポルテは12のウォッシャブルプロセスで仕上げられており、初着時の自然な古さを確保してい…
vogvipcomoff0530のブログ
よく降りました!
外は大雨、ラブは爆睡雨音は子守歌?マロはベットで・・・昨夜からよく降りました。シャー子さん達久しぶりに箱ハウスで仲良くお団子寝していたわ♡桃は散歩待ち真ん前で早く行こうと圧をかけるまだ?ぶら下がってるのは猫お気に入りで外そうとすると怒るの 夕方は雨も…
neko-75-neko’s diary
はてなブログPro
枯れたく無かった花・・・
花を摘む人を見ました野に咲く綺麗な花を・・・花を飾る人を見ました花瓶にも入れずに・・・育たない花を嘆く人を見ました水も与えずに・・・貴方は咲かない花を嘆く前に、花に何をしてあげましたか?野に咲いていた花を綺麗と思った心を忘れましたか?
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ごぜんさま、午前様ってご存知? 「御前様」を文字っての呼び方らしいですよ。 まあ、意味が 夜遅くまで遊びや宴会などで、午前0時を過ぎてから家に帰ることを指す言葉 とは、誰でも知っているところでしょう。 ポイントは「遊んで」遅くなるってところですよ。なのに…
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李錦記(リキンキ) エスビー食品 オイスターソース 255g
Amazonで李錦記(リキンキ) エスビー食品 オイスターソース 255gが465円で販売中 定期便購入なら更に最大5%OFF ポイント25%還元
激安特価商品情報まとめブログ
8ヶ月で1万人以上の方にご受講いただいた AWS 講座「手を動かしながら2週間で学ぶ AWS 基本から応用まで」を再収録し、公開しました! #aws14days
こんにちは、@ketancho です。 この度、Udemy にて 「手を動かしながら2週間で学ぶ AWS 基本から応用まで」 を 2025 年最新版にアップデートの上、再公開いたしました! www.udemy.com こちらの講座は、2018年から2019年にかけて8ヶ月公開し、その間に1万人を超える方…
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ボリューム満点すぎる豚山つけ麺は実はコスパも良いので是非!!
読みにきていただきありがとうございます。 来月は人間ドックを控えている中年いや…初老と言ったらいいのか…とりあえずクッキング父ちゃんでぶ。 昨晩は青葉台の豚山で汁なしなどをいただいたのですが、翌日のランチにどうしてもつけ麺が食いたくなったため再訪問。 昼…
Special Memorize 封印の杖
Special Memorize 封印の杖 BANDAI 2025年3月21日発送 7,480円(税込)カードキャプターさくら1期目のアイテム「封印の杖」がこの度スペメモ化しました!封印の杖は魔法の発動やカードの封印などに使用される主要アイテムです。CCさくら作中でも屈指の人気アイテムで、…
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タイトルの依頼がありました。 直角と言ってもベース側面が悪いのか傾斜角の調整の問題か 色々と幅広く解釈を広げないと問題点に行きつけません。 最初に平行確認。 平行を確認するときは必ず刃を全開の時と 刃を引っ込めたときの両方を確認しますが大きな問題はない。…
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静岡市観光&グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』
静岡グルメ
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先代ゴリラ
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「エンジニアリング統括責任者の手引き」が良かったので勧めたい
www.oreilly.co.jp Will Larson氏と言えば、『エレガントパズル』(2019年)や『スタッフエンジニア』(2021年)の著者ですね。僕もファンで、2冊とも原著の物理本を所有しています。 氏の新作『The Engineering Executive's Primer』(2024年、原著)は未読だったので…
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はじめに 生成AIを使ったコード開発が急速に普及している。GitHub Copilot、ChatGPT、Claude、そして各種IDEに統合されたAIアシスタントや独立したコーディングエージェント。これらのツールは開発効率を飛躍的に向上させ、もはやAIなしでの開発は考えられないという声…
じゃあ、おうちで学べる
ポエム
(追記あり) ビルボードジャパンが下半期よりリカレントルールを導入へ…現時点での私見を記す
(※追記(6月2日15時43分):内容を追加しています。) 本日昼、ビルボードジャパンがソングチャート(Hot 100)およびアルバムチャート(Hot Albums)にリカレントルールを導入することを発表しました。導入は今週発表される下半期初週からとなります。 今回導入するリカレン…
イマオト - 今の音楽を追うブログ -
ビルボードジャパン
井上芳雄の真髄をみた 二都物語
なんと12年ぶりの再演となる「二都物語」を観てきたので感想。 地味に初めての明治座、こののぼり旗や劇場内の売店文化にわくわくした!客席も思っていたより視界が開けていて観やすかったな。 さて「なんと12年ぶりの」といったものの実は私は初演を観ておらず、原作…
欲しがります負けたって
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感想
【今週のお題】「最近捨てたもの」をテーマにブログを書いてみませんか
おいしいブログを購読しよう! 【週ブロ編集部が選ぶ三大・おいしいブログ】
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読書猿『ゼロからの読書教室』NHK出版
2025/5/23刊行
2025年05月20日(火)
久しぶりの晴れで夏日のような暑い一日。8時半出社。YouTubeで偶然、岡田斗司夫の『この世界の片隅に』(片渕須直:監督 2016)の解説を見る。絶賛なのでその理由についてよく考えてみると、決定的なテーマは〈日常性〉の新しい解釈であることが分かる。つまり日常性の中に埋め込まれた非日常性というか、非日常性の中にも日常性があるということである。『この世界の片隅に』は徹底してそれを描いている点が、かつてない映画なのだと岡田は評するである、そのことは日常性の背景である建築にも深く関わっているように思う。この問題については、再度よく考えてみる必要がありそうだ。午後、KMRの木村さんから〈171箱の歯科医院〉の変更案のレイアウト図が届く。メンテ室の吹抜を残して延べ床面積を300㎡以下に抑えた案と、吹抜を中止し平面図を整理縮小し思い切って延べ床面積を削減した2つの案である。僕としては削減案を進めるのがいいように思う。その方がリアルなコストダウン案だからである。Amazonから13wのツイン蛍光灯が届いたので、駐車場の壁照明の器具を取り換えようと試みる。慣れないので照明カバーを外すために丸椅子に載って作業しようとしたら、バランスを崩して転倒し地面で後頭部を打ってしまう。その瞬間、記憶が一気に飛び、後の2時間の短期記憶がなくなってしまう。取り外した蛍光灯を箱に仕舞い、しばらく雑用をこなしたようだが、その記憶がない。しばらく間に時間を置いて、照明器具を取り替えたところで記憶が戻る。後頭部を触ってみると、たん瘤ができていてヒリヒリ痛い。やはり無理なことは試みない方がいいことを猛省する。夕食時は何も問題はなかったが、ぼんやりとTVを観るうちにやたらと眠くなり、そのままベッドに倒れ込む。少し動悸がする。
2025-05-22
ロック少女とていねいな暮らし
小屋
ドラマ「しあわせは食べて寝て待て」(7話)。手料理を紹介するSNSアカウントが人気の、高齢女性。団地のひとり暮らしを「愉しむ」姿が素敵と言われて、はた、と返す言葉。
「若い頃はロック少女だったんですよ。それも異端な感じのバンドが好きで。そのせいでどこにも属さない人間はかっこいいと刷り込まれていて、一人でいることをあわれまれたりする今の風潮は苦手です」
・・・待て。(ピピー!)←笛
「刷り込まれた」からなの?「どこかに属すること」や「同調圧力」の空気に争いたくて、自ら「異端なロック」を好きになるのじゃないの? それは「自分は人とは違う」という歪んだ自意識もあるのは否めないけど、無意識に手を伸ばした若き日の自分を思い出す。
「異端なロック」に憧れた頃から数十年経ち、今は手塩をかけて料理を作る「ていねいな暮らし」をすることが憧れられる。それは今も変わらず「どこにも属さない私」の体現になるのか。「ていねいな暮らし」というジャンルに属しているだけではないのか。
さてその同日、「あの人の本棚」(7回目)、著名人の自宅を訪れて本棚を紹介する番組でのこと。
私より若干下と思われる女性は、前髪をパツッと揃えたショートカットと白いシャツとパンツという姿からして主張が感じられ、吉祥寺にある家の中には籠やコケシが幾つも並び、本棚にずらりと揃うのは「クウネル」とその関連書籍の数々、棚の上には幸田文の全集。思わず「ああ……」と反応してしまうその界隈のアイコンばかりだった。いわゆる「関連本」に対しては「何十ぺんも読んでて覚えているので、読むのに全くエネルギーが要らない」といい、確かにあのお仕事は「文字」に対してあらゆるエネルギーがいるし消耗するよな・・・と納得する。
77年に東京で生まれて育ち「20代で一人暮らしをはじめたときにクウネルが創刊され(2002年/25歳)」その世界観にのめり込んだ様子。確かに台所の鍋にソレを感じる。
CDが結構な数並ぶ様もチラリと見えたけれど「(クウネルで)紹介された小説や音楽にも影響を受けて」というくだりで、それまで積極的にそれらを摂取してなかったとおっしゃっていて、腑に落ちた。
その後他のインタビューなどで「Oliveを読んでいなく、こういったものに初めて触れたのがクウネル」だと知った。
・アルネ、住む、天然生活、リンカラン……これらの誌面に登場した方々の著作が刊行された2002年からの「黄金の数年間」で生活工芸や北欧なものを植え付けられた。アンティーク・骨董というものの概念がそれまで無かった。アンティーク着物が2002年ごろから人気になり、骨董市に行くようになってこういう世界を知り、関連の本を読むようになり、西荻窪によく行くようになった。
・実家から何も持たずに出てきて、自分で何を選んで揃えようかというときに「クウネル」が出た。両親はインテリアや日用道具にこだわりがなかったが、それは私の好みではないと思っていた。クウネルを読んだ時に卵から孵った雛が初めて親鳥を見たときのような「コレだ」と、真似のできる憧れ、と思った。高橋みどりさんの自宅の写真を見て影響された。工業製品も手造りも無骨なものも洗練されたものもあらゆるものが一緒にあって、価値というのもは自分で決めていいと教わった。
・美術館も行くことはなかったけれど、好きなスタイリストや作家が紹介していると気になって、例えばルーシー・リーを見に行ってすごく好きだと思って、そういう入り口から美術館にいくようになった それまでは自分の手に入らないものを見てもしょうがないし寂しいと思っていたが、見るだけでも悪くないと思えるようになった。
・10代はずっと本を読んでいたが近現代文学を真面目に読んでいたわけではなく、職場が図書館になって手当たり次第に読むようになり、クウネルに江國香織さんなど紹介された作家を読むようになった。
真面目な方だなと思えた。司書になるくらいだからそれ相当に本好きであるだろうにその主張をあまりされないのは、現在のお仕事に影響があるからだろうか。
77年生まれだと渋谷系は高校くらいで「時代の魔法」な97年は20歳!な世代なのに、それらの影響を感じない。「黄金の年」の対象がまるで違っていた。
10代で「何かに憧れ」「拗れた」感覚を得ないまま、社会人になり親元を離れて「自活」を始めた頃に「クウネル」に出逢うと、「暮らし方の正解」になってしまうのではないか。「真似のできる憧れ」がまさにリアルな発言で、作る料理、部屋に流れる音楽、読む書籍、それらが「物語」とともに提示される。それを並べれば、憧れの部屋がわたしの部屋になるのだ。
ライフスタイル雑誌が増え、その世界観を模した店が増え、そういった店に行くことが価値観の一つになり、いつしかそれはネットのコンテンツになり、自分自身がソレになった。
社会人になって「一般的な物差し」に疑問を持ったときに「これまでの自分の物差し」が無いと、「生活系」と称されるものごとを素直に受け入れられるのではないか。なんでもない「ケ」を「ハレ」にすることが出来る方法を自分で叶えることが出来るのだ。
私はといえば、母が読んでいた「銀花」や「ミセス」「家庭画報」は子供の頃から馴染みで、民藝や骨董、作家物の食器も籠も家にあったし、母とそういう店によく行った。中学になると音楽も小説も映画に美術もゴリゴリ摂取し、ひとりで映画館も美術館も行ったし、学校をサボってミスドに入り浸って本を読んだり、「オリーヴ」のお利口言葉にも違和感が出て読まなくなったのは、今思えば音楽雑誌がメインになったからだろうか。上京し、CDショップや本屋に日参し、休みの日は映画館やギャラリーに行く日々を過ごし続け、渋谷系にx-girlにとムーブメントは変化していき、「生活系雑誌」の提示手法は白けて感じてしまった。今思うとあの喧騒の果てなのかもしれない。でも私には違和感があったのは、大人になるまでに何気なく、自覚的に、得てきたものがあったからだ。
異端なロックや小説や映画を好んだ私は歳を取っても変わらずそれらを摂取し、「ていねいに」料理をつくる日常作業なんて出来ず、たいそう「雑な」生活である。私よりもっとずっと異端なロックと小説を堪能してきたY氏だって今も変わらずだけど、掃除と洗濯を「身の丈にあったやり方」で「Y氏らしく」行なっている。そう、それは「性格」なのである。物語とか誰それの何か、は関係がない。
そういえば先日、こんな書籍が出ていた。
booknerd.stores.jp
あとがきで「知人に草稿を読んでもらった」感想がそのままの印象で、鋭い視点による発見があるわけでもなく、結論もなく、ふあっとした「私の話」が続く。それこそが「クウネル」の世界観のように。
ということをコレを聴きながら書いた。高速回転し表面だけ次々と変貌せざるを得ない世の中から離れて自分の生活をするなかで生まれた音は、これまでの自分を作り染みついているメロディとともに息づきながらウキウキと歌っている。
Momo-Sei (モモ・セイ = よしのももこ+よしのせい) - hanauta (日本 限定 CD-ポスタースリーブ/New) 10年ぶり新作セカンド・アルバム!2025.5/01 発売!timebomb.co.jp
●2014年に1stアルバムをつくってからほどなくして、わたしたちは住む場所が変わり、毎日の生活もがらっと変わりました。小学生、中学生が育っていくのをすぐそばで見ていたりときどき手を貸したり。鶏たちに毎日振り回されたり。いつの間にか猪との知恵比べも日常になりました。そんな毎日の中からも少しずつ曲はうまれてきて、気がついたら10年の月日が経っていて。それを家でふたりでゆっくりと録音したものがアルバムになりました。心もからだもウキウキするような16曲です。のんびり聴いてもらえたらうれしいです。(Momo-Sei よしのももこ)
冊子のヨベル音楽部門web
mikk 2025-05-22 22:10 読者になる
小屋 (777)
*座談会後半はこちら↓
座談会『野合と脱走』(向坂達矢, 外島貴幸, 吉田正幸, 司会:飛田ニケ)後半 - 夜明けのフィラメント
レオス・カラックス*2
*2:カラックスは、お気に入り映画の一つにサークの『翼に賭ける命』を選んでいる。
ニッポンの食文化
発酵食品だいすき
こないだ有楽町の交通会館の地下の和歌山県の物産店で、
この糠漬けの糠床を買った
さて、うちのかみさんがニンジンキュウリ漬けて、
きのうワクワクしながらいただいた
うまーい
このおいしさ外国人にはわからないかもね
つぎは味噌で、
まあどの家でも常備されてるだろうけど
今回ウチが買ったのはこれ
会社近所の青森県の物産店にふらっと入ったら目に留まって衝動買い
お味噌汁おいちかったー
April 11, 2025
森元良太『統計学再入門 科学哲学から探る統計思考の原点』
森元良太『統計学再入門 科学哲学から探る統計思考の原点』(近代科学社、2024年)は、フィッシャー流の検定とネイマン=ピアソン流の検定の間の論争を原典を参照しつつ、言葉遣いに注意をはらいながら整理するという点で、類書がない本であり、勉強になる点が多い。統計的検定を使う時に感じる「うしろめたさ」や「モヤモヤ感」の正体を明らかにしようということで、さまざまな「うしろめたさ」「モヤモヤ感」の候補がいろいろと考察されていく。著者の指摘する「うしろめたさ」「モヤモヤ感」がピンとくる人にとってはうまくはまる本なのかもしれない。
ということで、十分読むに値する本だとは思うのだが、気になる箇所もある。そこで、読みながら気になった点についていつものように大小関係なくコメントしていきたい。なお、統計学の哲学そのものについては、当然ながらわたしより森元さんの方が専門家なので、それは踏まえて以下のコメントを読んでほしい。
p.2 注1
「一般的と個別的の区別があまり意味をなさない推論もたくさんあることが示されたため、演繹の定義が変わった[伊勢田2018]」
わたしの『科学哲学の源流をたどる』を引用していただいてありがたいのだが、これはわたしがこの本でちょっと先走ったところでもあり、演繹の意味の変化についてはいろいろな理由が複合しているというのが正しいようである。たとえば、そもそも三段論法においても普遍命題だけから個別命題が導けるわけではない、といった理由も挙げられたりしている。これについては最近ブログに書いたのでそちらを参照されたい。
http://blog.livedoor.jp/iseda503/archives/1938793.html
p. 13
「論理学者が「帰納的推理」や「帰納的推論」という用語を導入するときにはっきりいいたいのは、形式論理学の伝統的な演繹推理によって与えられる完全な説明の過程からある程度はずれた心の過程を語っていることである。」
フィッシャーの「統計学的手法と科学的帰納」という論文からの引用箇所だが、ここで「はっきりいいたいのは」と訳している箇所はLogicians ... evidently imply that they are speaking of... で、「~について語っているという含意が明白にある」と訳すべきところかと思う(imply なのでむしろ「はっきりとはいわない」はず)。後半も"processes of the mind falling to some extent outside those of which a full account can be given in terms of the traditional deductive reasoning of formal logic"で「形式論理学の伝統的な演繹推理で完全に説明できるような心の過程からはある程度はずれた過程を」と訳さないと「完全な説明の過程」が何を説明するのかよくわからないと思う。
p.16
「統計学を用いる推論が演繹ではなく帰納だということは、」
これはこれで言い過ぎでは。もちろん統計的検定の最終的な結論(仮説の受容や棄却)が広い意味での帰納に該当することに異論はないが、その直前のp値を導き出すところまでは演繹的推論でよいのでは。
p.16
「物理学に代表される演繹科学とは異なり、統計学を用いても、どれだけ高い精度でデータを集めたとしても、100%正しい確実な結論を引き出せるとは限らないのである」
この「演繹科学」というところに注がついていて、「もちろん、物理学における推論には帰納を用いる部分もある。たとえば、3.2節で扱う天文学において発展した誤差論で用いられる推論は帰納に頼っている」と述べられている。これを読むと、物理学で帰納を使うのは誤差論くらいであとは演繹だけで物理学が行われている、と読者は解釈するだろう。しかし、著者もフィッシャーを引用しながらここまで解説してきたとおり、演繹は前提の中にすでに含まれている情報を明らかにするだけであり、新しい知識を生むわけではない。では、物理学が誤差論以外は演繹だけで行われているとしたら、物理学者はどうやって量子力学や相対性理論などの新しい知識を得たのだろうか。この箇所はだいぶ物理学について誤解を招く表現になっていると思う。
p.18
「未来は過去に似ているという前提は「自然の斉一性原理」と呼ばれる。じつは、統計学でもこの類いの前提がよく用いられている。たとえば、確率変数が独立同一分布に従うという過程は自然の斉一性原理の一種である[大塚2020, pp. 32-33]。」
確かに大塚さんもそういう趣旨のことを言っているが、大塚さんが言っているから正しいとは限らない。独立同一分布の過程ももちろんある種の斉一性についての仮定なのはまちがいないが、ここでいう「未来は過去に似ている」という意味での斉一性の例かというとちょっと違うと思う。独立同一分布の仮定が適用される対象がすべて未来の事象である場合もすべて過去の事象である場合もあるだろう。また、試行間の独立性が否定されたら「斉一性原理」の意味で斉一でなくなるのかといえば、もちろんそんなことはない(そうでないと、独立性のない試行について、ということは日常でであうほとんどのことについて帰納的推論ができなくなってしまう)。
p.19
「ヒュームによると、この原理の正しさを示すには、演繹か帰納のいずれかを用いた論証しかない」
ヒュームのころにはまだ現代的な意味で演繹や帰納が用いられていなかったということは本書の前の方でも説明されているので、著者がこの「演繹」や「帰納」をどちらの意味で解釈しているかちょっと気になるところである。実際の文言としては、ヒュームはdemonstrativeな議論とprobableな議論という対比を用いていて、現代的な意味での演繹と帰納の対比に近いことを論じているが、完全にイコールなのかどうかはちょっと慎重さがほしいところである。これについてもブログでちょっと触れた。
http://blog.livedoor.jp/iseda503/archives/1938930.html
p.19
「ヒュームによる演繹を用いた論証では背理法が用いられる」
この箇所は読者を不必要に混乱させる説明のしかたをしていて、たいへんよくないと思う。そもそもヒュームがたどり着きたい結論は自然の斉一性が演繹的に証明できないということのはずなのに、「ヒュームは自然が斉一であることを背理法で証明するため」(p.19)などと言われると、ヒュームはどっちなの、となってしまう。著者の意図としては、「背理法で証明しようとして失敗するということは演繹的に証明できない、とヒュームは論じた」ということなのだと思うが、当然ながら、自然の斉一性の演繹的論証がないことを示すには、背理法が失敗するというだけでなく、どんなやり方でも演繹的に論証できないことを示す必要がある。ヒュームが使っているのは、背理法ではなく、「ある命題が論理的真理(演繹的に証明可能)であるならその否定は矛盾を含む」という前提であり、自然の斉一性の否定が論理的矛盾を含まないということから演繹的な証明がないと結論している。これも前掲のブログで紹介した。
http://blog.livedoor.jp/iseda503/archives/1938930.html
もちろん背理法もこの前提を用いた論証の方法ではあるが、ヒュームは「背理法を試みても失敗する」というまわりくどくて不完全な議論をしているわけではない。
p.38
「統計学では、それぞれ「事前(確率)分布」と「事後(確率)分布」と呼ばれる」
哲学か統計学かの違いではなく、確率がわりあてられる対象が単一の仮説なのか数直線上にあらわせる仮説群なのかの違いでは。
p.40
「ベイズがヒュームの帰納の問題をどのように解決しようとしたのか見てみよう」
これも前掲のブログ記事などで紹介した話だが、ヒュームが帰納法による斉一性の原理の正当化が循環論法になると指摘していることは18世紀から19世紀を通じてほとんど認識されておらず、帰納についてあれほど論じあったヒューウェルやミルもこの問題を完全にスルーしている。なので、1763年にこの論文を書いたベイズがヒュームの帰納の問題を解決しようとしたというのはかなり疑わしい。実際、p.45でベイズがヒュームに言及していないことから「ベイズ本人がヒュームの懐疑を意識していたかは定かではない」と著者は書いていて、だったらp.40のこの書き出しはないのではないか。
p.46
「ベイズの解法がヒュームによる帰納の問題の解決になりうると判断したのはプライスである」
プライスはベイズの論文を出版した人物であり、ベイズの論文にはプライスの序文と補遺がついている。直前のマグレインの引用からも、あたかもプライスはヒュームの帰納の問題に明示的に言及しているような印象を読者は受けるだろう。しかしプライスの序文のどこにもヒュームの名前は言及されていない。プライスが序文でベイズが解決した問題として言及しているのは、"to find out a method by which we might judge concerning the probability that an event has to happen, in given circumstances, upon supposition that we know nothing concerning it but that, under the same circumstances, it has happened a certain number of times, and failed a certain other number of times" (Bayes 1763, pp.370-371)で、過去の経験から未来の出来事の確率の値を特定するという問題であることがわかる。そもそもその推論を成立させる前提となる自然の斉一性を仮定していいのかどうかというヒュームの提起した問題に取り組んでいると考えているわけではない。1.2.1のヒュームの懐疑についての説明を念頭におきながらここの箇所を読んでいる読者は間違いなく混乱するだろう。
p.47
「プライスは、1回の実験では自然の斉一性、すなわち未来は過去に似ていることを観察できないが、複数回の実験で同じ出来事が生じれば自然の斉一性を観測できると述べている」
もしプライスが過去の複数回の観測から未来も過去に似ているということが観測できると本当に述べているのであれば、プライスはそうとう楽観的だということになると思うが、そもそも自然の斉一性(uniformity of nature)という言葉を使ったからといってヒュームの問題の話をしていると限らないという前提で読むと、プライスはそんな話はしていないというのが正しい読み方になるだろう。実際にプライスが述べているのは、繰り返しの実験から"some degree of uniformity will be observed" ということで、ヒュームの話をしているという先入観を抜きによめば、実験を繰り返せばパターンが浮かび上がってくることがある、という当たり前の話をしていると読むのが妥当だろう。
p.51
「ベイズ主義は、確率が1にならなくても、ほぼ1になることが示されるのであれば、帰納は十分有用であると考える。これが、ヒュームの懐疑に対するベイズ主義的対応策である」
ベイズ主義が循環的正当化の問題をどう解決するのだろうと思いながら読んできた読者はこの締めくくりで大変がっかりさせられることになる。これが「対応策」になる問題は、帰納的推論が演繹的推論ほどの確実さを持たないことをどう考えるか、という問題であろうが、ヒュームが実際に提起し、また現在ヒュームの帰納の問題として認識されている問題はこの問題ではない。循環的正当化を正当化と認めないなら、そもそも帰納は(間違うこともあるどころか)何の正当化もないことになる、という問題である。これがヒュームの帰納の問題であることは著者自身明確に述べているので、ここまでちゃんと読んできた読者ほど著者がこの「対応策」を対応策として受け入れているように見えることに困惑するだろう。
p.51
「ここで、整合的とは、ダッチブックを被らない、すなわち一連の賭けで賭博師が損をしないということである」
細かいことだが、普通の賭けでも、賭けである以上は賭博師が損をすることもある。めんどうでも「必ず損をするというわけではない」というように「必ず」を入れる必要がある。
p.69
「あまりに近くから1人ひとりの人間の細部を見ても、人間一般の特徴を捉えることはできない。むしろ、1人ひとりの偶然的な要因によって本来見るべき現象や法則を捉えそこねてしまう。そうではなく、観測回数を増やすことで、個々の偶然的な要素は相殺され、一般的な法則が見えてくる。これは誤差論の発想である。」
言わんとすることはわかるが、「観測回数を増やすことで、個々の偶然的な要素は相殺され、一般的な法則が見えてくる」というのは集団的思考をとっていてもありうるだろう(「ある集団の平均身長が年々高くなっている」というトレンドなど)
p.97
「p値を用いる解析法は現在では帰無仮説有意性検定と呼ばれる」
言いたいこととしては「p値を用いる解析としてみんな知ってるあの解析法は、帰無仮説有意性検定と呼ばれる検定である」ということなのだと思うが文面どおりだとそうは解釈できない。このあとの論述の内容から言っても、章の冒頭でいきなりこの説明をするのは誤解を招くと思う。当然のことながら、p値そのものは帰無仮説有意性検定(以下NHST)をしなくてもいろいろなやりかたで使える。あとで紹介されるように、ASA声明でサジェストされているやり方の一つは、特定のp値を使って検定して終わりにするのではなく、p値を他の情報とともに報告して(特になんども標本をとったときにはそれらをすべて報告して)読者が自分で判断できるようにすることである。
p.101
「ここで、p値が有益な指標だと認めていることに注意しよう。
ところが、3年後の2019年に同協会が組んだ特集号では論調が過激になっている。(中略)編集者のロナルド・ワッサースタインとニコール・ラザールは「結論としては、この特集号の論文とさらなる文献レビューに基づけば、『統計的に有意』という用語の使用を完全にやめなければならないときにきているということだ」[Wasserstein, Schirm and Lazar 2019, p.2]」
3人の共著のエディトリアルなのにSchirmが省略されてしまっているのはなぜなのかよくわからないがそれはまあよい。指摘したいのは、この流れで書かれると、Wassersteinらの特集ではp値が有益な指標であること自体を否定しているように読めてしまうということである。しかし、実際には、p値そのものの有用性が否定されているわけではなく、p値が5%という特定の値より大きいか小さいかということには意味がない、ということが主張されているだけである。そして、これ自体はASA声明でもそれに近いことが述べられている。Wassersteinらの特集で一歩すすんだのは、「統計的に有意」という言葉を使うことをやめるというところまで踏み込んだ提案をしていることである。著者の論述の流れはp値を全否定することと統計的有意性を否定することの重要な違いが読者の頭の中でごちゃごちゃになりかねない危険な流れになっていると思う。
p.101 注6
「『アメリカ心理学会論文作成マニュアル』の第7版(2020年)によると、「アメリカ心理学会は、NHSTは出発点にすぎず、結果の最も完全な意味を伝えるには、効果量、信頼区間、詳細な記述といった追加の報告事項が必要であることを強調する」(American Psychological Association 2020, p. 87)とあり、帰無仮説有意性検定をおこなうことが推奨されている」
他の箇所で推奨しているのかもしれないが、すくなくともこの記述をNHSTを推奨しているとは読めないだろう。むしろNHSTをやるならそれだけで終わらせてはいけない、という警告が書かれていると読むのが自然である。
p.103
「論文を量産するように葉っぱをかける」
たぶん「発破」?
p.104
「図4.1 (a)の分布が仮説にあたり」
フィッシャーの立場を理解する上で、もうすこし慎重な言葉遣いがほしい気がする。図4.1 (a)の分布はp値を得るために使われる分布で、帰無仮説そのものではなく、「帰無仮説が正しいとしたときに、今回と同じ無作為標本抽出を無限回繰り返したときに所定の統計量(この場合は標本間の相関係数)がとる分布」であるはずである。この分布の形は標本サイズにも影響されるので、その意味でも帰無仮説と同一ではない。統計的検定法をざっくり説明するくらいの文脈であればこの分布そのものを「仮説」と呼んでも大きな害はないだろうが、フィッシャー流とネイマン=ピアソン流の違いというめんどうな話をこれからしようというときには、「仮説」と「仮説から一定の条件で導かれる分布」は概念的に明確に区別しておいた方がよい。
p.107注12
「読者には頭の中で、仮説の真偽を仮説の棄却の有無と変換してほしい」
フィッシャーが1925年のStatistical Method For Research Workersでは仮説の受容と棄却について述べるのではなく真と証明するか偽と証明するかという話をしていることについて、「変換して読め」とアドバイスしているのだが、これはとても危険なアドバイスだと思う。フィッシャーが有意性検定である仮説が偽だと証明されうると考えていたとしても、「偽と証明される」ということと「仮説を棄却する」ことを同一視している保証はないし、同一視していたとしたらフィッシャーの哲学的センスが疑われることになるだろう。真と証明することと仮説を受容することの関係についても同じことが言える。フィッシャーはその区別について理解した上で両方の話をしているという想定のもとで整合的な読解を試みるべきだろう。ちなみに著者は「この表現は有意性検定についての最初期の解説であり、仮説の真偽と仮説の棄却の有無を区別していない」(p.106)と言うが、この本は改訂を繰り返しながら版を重ねており、わたしが参照した1934年の第5版でも仮説がdisproveされるという表現が用いられている(ページが少し変わって83ページになっている)。フィッシャーが同じことについて違う表現をとるようになったのであれば、改訂の際にこのあたりにも手をいれているはずである。
p.107
「フィッシャーは仮説の誤りを示すためにp値を導入しており、p値によって仮説の正しさは証明できないとする」
言っていることは間違いではないと思うが、このまとめを導き出すために直前に引用されているFisher 1925 pp. 80-81はその話をしている箇所ではない。「p値が大きければ大きいほど仮説はより満足いく形でverifyされる」という想定に対して、「大きすぎるp値は逆にありそうにない値になってしまうので、p値が大きすぎることでp値が小さい場合と同様に仮説がdisproveされることもある」というなかなかトリッキーな内容を解説している箇所である。著者は特になんの説明もなくこの箇所を引用しているが、「p値によって仮説の正しさは証明できない」という一般論を論じているところだと思って読者が読むとそうとう混乱するはずである。
p.108
「ここもフィッシャーのいい回しをそのままにしているが、正確に言うと、帰無仮説を採択することはできず、できるとしても棄却だけである」
フィッシャーのいい回しというのは、その直前の引用の中の「帰無仮説は一連の実験によて誤りであることが証明されることはあっても、決して正しさを証明されたり確立されたりすることはないという点に注意すべきである」(it should be noted that the null hypothesis is never proved or established, but is possibly disproved, in the course of experimentation.)という箇所を指す。しかし、さすがに方法論の核心にかかわることについて、「正しさを証明されたり確立されたりすることはない」とフィッシャーがはっきり述べているのにそれを勝手に「採択することはできない」(著者はacceptを一貫して「採択」と訳す)と言い換えるのはNGだろう。しかも、これから見ていくように、このフィッシャーが言っていない表現への勝手な言い換えが、著者のフィッシャー対ネイマン=ピアソン論争の解釈の核をなしているのでなおさら看過はできない。
当然ながら、証明も確立もされていない仮説を何か他の理由で受容(acceptという言葉の広いニュアンスを拾うには「受容」くらいに訳すべきだと思う)することは十分ありうるわけで、そこを勝手に言い換えるのは、フィッシャーがその区別を理解もしていなかったという大変失礼なフィッシャー解釈をしているということを著者は自覚しているだろうか。
p.108
「帰無仮説は本来、棄却するために、すなわち無に帰するために立てる仮説であるので、帰無仮説を採択するというのは矛盾を含むような表現であるし、フィッシャーの意図にも反する」
帰無仮説を受容するという選択肢はないとフィッシャーが考えていたというのは間違いないだろうが、英語のnull hypothesisという言葉自体には別に無に帰するという意味があるわけではない。null hypothesis をhypothesis to be nullifiedと解釈するのはフィッシャーの用法に沿うようにかなり拡大解釈をした結果である。ではnull hypothesis は語義どおりにはどういう意味かといえば、ASA声明でも言われているように、通常は効果の不存在 (the absence of an effect) や関係の不存在 (the absence of a relationship)のように何かが「ない」という仮説を棄却しようとするという意味で総称的に使われている(もちろん、p値が計算できるかぎりにおいて、「特定の量の効果がある」という仮説もnull hypothesisたりうるのでややこしいわけだが)。ちなみにフィッシャー自身はここで引用されているFisher 1935の中でなぜこの表現を採用したのか特に説明していない。なので、フィッシャーの話をしている限りにおいて、「帰無仮説を採択するというのは矛盾を含むような表現である」と、null hypothesis という表現自体が「採択する」ことと矛盾するような意味を含むと考えるのは、かなり日本語の「帰無仮説」に引きずられた読み込みがすぎるのではないかと思う。
p.115 注18
「1833年から1884年に行われた心理学実験」
ただの誤植だと思うが50年以上にわたって実験が行われたことになってしまっている。
p.120
「このように、フィッシャーのp値の考え方は2種類ある。しかし、晩年の考え方は現在の帰無仮説有意性検定には導入されなかった。なぜなら、サンプルサイズが増えると、帰無仮説を棄却しやすくなることが、ベイズ主義者のデニス・リンドレーによって示されたからである[Lindley 1957]」
ここでいう「晩年の考え方」はp値を「検定する仮説を採択したくない尺度」(measure of reluctance)や「仮説に対立する証拠の強さ」として量的に
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『フロム・ザ・ダークサイド』ファースト・シーズン(1983~1985)
『フロム・ザ・ダークサイド』ファースト・シーズン
原題:Tales from the Darkside: First Season(1983~1985)
ホラーの巨匠ジョージ・A・ロメロが製作総指揮をつとめたTVシリーズ。名作『ミステリーゾーン』や『アウター・リミッツ』に倣った各話完結スタイルで、ロメロが少年時代に多大な影響を受けたECコミックス風のテイストも色濃い。オムニバス映画『クリープショー』(1982)の延長線上にあるような怪奇味溢れるエピソードが展開し、『フロム・ザ・ダークサイド(以下、TFTD)』というタイトルどおり、人間の心の闇に迫ったストーリーが中心。ふとしたきっかけで超現実的な世界に足を踏み入れてしまう人間の悲喜劇や、教訓話めいたブラックコメディなど、内容も多彩だ。
もちろん、あのロメロが手がけた作品なので、特殊メイクを駆使したエピソードも(決して数は多くないが)含まれており、ホラーファンのハートをくすぐる人気作となった。しかし、日本ではバラバラにビデオソフト化されたのみで、未公開エピソードも多い。以下、邦題があるものは各タイトルに併記した。
ずいぶん前に第1シーズンの米国盤DVD3枚組を買って、長いこと放置していたが、いつぞやなんとなく見始めたら止まらなくなってしまった。1話あたり20分ほどでサクッと観られるので、ちょっと作業しながらポツポツ観るうちに、気づけば1シーズン完走していた。フィルム撮り・ビデオ納品が基本だったようなので、DVDの画質はそこそこ。
▲パイロット・エピソード『トリック・オア・トリート』に登場する魔女。特殊メイクのクオリティに唸る
DVDには、パイロット版エピソード『Trick or Treat(トリック・オア・トリート)』にだけ、ロメロの音声解説が収録されている。『ゾンビ』(1978)や『クリープショー』で組んだローレル・エンタテインメントのリチャード・P・ルービンスタイン、プロデューサーのジェリー・ゴロッドに「ホラーシリーズを新たに作らないか」と提案されたロメロは、作品のタイトルとコンセプトを決め、オープニング&エンディングのナレーションや、パイロット版のシナリオを執筆。シリーズを立ち上げるうえで、先鋭的でありながらTV放送できる内容にすること、インディーズ体制でドラマの予算内で製作できること、若いスタッフに任せることなどを意識したという。
同時期に始まった『世にも不思議なアメージング・ストーリー』(1985~87)よりも遥かに低予算だったが、4シーズンも続いたのは「いいストーリーが揃っていたからだ」とロメロは明言する。初期シリーズのクオリティ・コントロールに大いに貢献したのが、ストーリーエディターに起用した「ヴィレッジ・ヴォイス」の記者トム・アレン(彼自身が脚本を執筆したエピソードもある)。
もともと検閲嫌いで、何本かの劇場作品は映倫を通さずに公開したこともあるロメロだが、『TFTD』では放送コードを逸脱することなくダークで挑戦的な内容を実現できたという。とはいえ、全体的には正直ネタかぶりが多い気もする。
▲トム・サヴィーニ監督回『インサイド・ザ・クローゼット』の撮影風景
レーガン政権時代(1981~89)のアメリカで作られたドラマシリーズだけあって、いま観ると「カネと欲望」にまつわるエピソードが非常に多い。最初の5話ぐらいずっとそういう内容が続くので、ちょっと胃もたれするが、筋金入りの反資本主義者であるロメロらしいシリーズとも言えよう。だから、全話観たあとで再見したくなるロメロ作品は、意外と『URAMI/怨み』(2000)だったりする。というか『URAMI/怨み』自体が『TFTD』のエピソードっぽいのかもしれない。
以下は第1シリーズの共通クレジット。オープニングとエンディングの不気味なムードたっぷりのナレーションは、ポール・スペラー(スぺレール)が担当。1950年代から活動するベテラン俳優・声優で、本作を含めナレーターの仕事も多い。
■製作総指揮:リチャード・P・ルービンスタイン、ジョージ・A・ロメロ、ジェリー・ゴロッド
ナレーション:ポール・スペラー
タイトル音楽:ドナルド・ルービンスタイン&エリカ・リンゼイ
Episode 0(Pilot)
『Trick or Treat(トリック・オア・トリート)』
(1983年10月29日放送)
町の資産家ギデオン・ハックルズは悪名高い守銭奴。来客に出すコーヒー1杯にも領収書つきで代金を要求するような男だ。彼の年に一度の楽しみはハロウィンの夜、近所の子供たちを脅かすこと。彼らの親は軒並みハックルズに高利で金を借りており、返済に追われていた。ハックルズの家に招かれた子供たちが借用書を探し出すことができれば、借金は帳消しとなる。しかし、ハックルズは自宅を手の込んだお化け屋敷に改造していた。その年のハロウィンも子どもたちは絶叫しながら逃げていく。その姿にご満悦のハックルズだったが、そこに本物の魔女が訪れて……。
ジョージ・A・ロメロが脚本を手がけたパイロット版。チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』の怪奇版といった趣きで、資本主義を憎んでやまないロメロらしいブラックコメディでもある。ロメロ曰く、昔からコミックでもTVドラマでも短編には慣れ親しんでおり、『クリープショー』でも書き慣れていたので、長編とは勝手が違うという感覚もなかったとのこと。
性格の悪い守銭奴がアナログ技術を駆使して作り上げたお化け屋敷は、まさに情熱の産物。才能を伸ばす方向を間違えた人間の悲喜劇とも受け取れる。そんな場所に我が子を送り込む親のほうも酷いと言えば酷いが、あくまで貧者に寄りそう描写のディテールがロメロらしい。特に、わざわざ玄関先に出てきて高笑いしていたハックルズが、飛び出してきた我が子を抱きすくめる父親の姿を見て、途端に不機嫌になって不適切な悪態をつく場面が印象的。
クライマックスには本物の魔女や悪魔が現れ、ドアの向こうに真っ赤な地獄が出現。本シリーズで特殊メイクを担当したエド・フレンチが、TVドラマの予算内で相当がんばっている(悪魔役で出演も)。劇場作品では『サマーキャンプ・インフェルノ』(1983)や『クリープショー2/怨霊』(1987)など数多くの作品を手がけ、最近は『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(2023)の特殊メイク班にも参加しているベテランである。なお、奥行きのある食道めいた地獄のセットは、撮影のスティーヴン・フィアーバーグがのちに手がけた『エルム街の悪夢4/ザ・ドリーム・マスター 最後の反撃』(1988)にもちょっと似ている。
監督は言わずと知れた才人、ボブ・バラバン。DVDの音声解説でも、ロメロがその演出力に太鼓判を押している。俳優としての出演作に『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』(1980)『2010年』(1984)などがあり、ロバート・アルトマン監督の『ゴスフォード・パーク』(2001)では製作・原案にも名を連ね、監督としても数々のTVドラマや長編『ペアレンツ』(1988)などを手がけている。ハリウッドでは数少ないインテリなので(?)、最近はウェス・アンダーソン作品に重宝されている。
嬉々として子どもたちをいじめた挙げ句、地獄に堕ちる老人役のバーナード・ヒューズは『悪魔のシスター』(1973)や『トロン』(1982)にも出演した名優。『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)冒頭で馬に乗った警部を演じた名脇役エディ・ジョーンズが、借金苦に追いつめられた父親役を好演し、印象に残る。
■製作:デヴィッド・E・ヴォーゲル/監督:ボブ・バラバン/脚本:ジョージ・A・ロメロ/撮影:スティーヴン・フィアーバーグ/特殊メイクデザイン:エド・フレンチ/出演:バーナード・ヒューズ、エディ・ジョーンズ、パトリック・ウィルコックス、ノウル・ジョンソン、I・M・ホブソン、マックス・ライト
Episode 1
『The New Man(ザ・ニュー・マン)』
(1984年9月30日放送)
勤勉な中年サラリーマンのアランは酒を飲まない真面目な男。あるとき、職場に彼の息子だと名乗る少年ジェリーが現れる。だが、アランにとってはまったく見知らぬ赤の他人だった。ところがジェリーはいつの間にかアランの自宅に居座り、ほかの家族も「ジェリーのこと忘れたの?」と不審な目で見る始末。幼い少年に「出ていけ!」と怒鳴り散らすアランは逆に異常者扱いされ、妻は「ひょっとして、またお酒を飲み始めたの!?」と震え上がる……。
シリーズ化にGOサインが出たあとの記念すべき第1話。一度は抑えつけていた自己破壊的な欲望と衝動が、意外な来訪者によってよみがえってしまい、人生を崩壊させる男の不条理劇。特撮や特殊メイクはなく、低予算でもできるモダンホラードラマのお手本的な一編。主人公がアルコール依存症だった過去が家族にとってもトラウマになっており(特に経済的困窮において)、「もうあの頃みたいな生活はイヤ!」と、ものすごい拒否感をぶつけられる場面がリアル。ただ、アルコール依存症を自業自得めいた悪癖としてしか描いていないのは、まだ前時代的ともいえる。
監督のフランク・デ・パルマは主にTV界で活動した職人監督。こまっしゃくれた闖入者ジェリー役のクリス・ヘバートは、『スターファイター』(1984)『スペースインベーダー』(1986)などにも出演した子役俳優。ミック・ギャリス監督のTVムービー『ファズバケットの贈りもの』(1986)では主演を務めている。
■製作:T・J・カストロノヴァ/監督:フランク・デ・パルマ/原作短編:バーバラ・オーウェンズ/脚本:マーク・デュランド/撮影:カレン・グロスマン/出演:ヴィック・テイバック、クリス・ヘバート、ケリー・ジーン・ピーターズ
Episode 2
『I'll Give You a Million(百万ドルの賭)』
(1984年10月7日放送)
大富豪のウィリアムズ氏は、長年一緒にゲームに興じてきた商売仲間で友人のジャックと、ある賭けをする。それは己の魂を100万ドルで差し出せるか? という申し出だった……。
裕福で暇を持て余した老人同士が人生をかけたギャンブルに挑むという『大逆転』(1983)ライクな物語。クライマックスには案の定、悪魔が登場する。ふてぶてしく負けず嫌いの老富豪を演じるのは、尊大なヒゲオヤジ役がよく似合う名優キーナン・ウィン。『博士の異常な愛情』(1964)の軍人役もそうだが、常識や既成概念から決して外れない尊大で狭量なおじさん(おじいさん)役のイメージが強く、ゆえに本作はハマり役。
原案・監督のジョン・ハリソンは、ジョゼフ・ピラートーやトム・サヴィーニが出演した低予算ホラー『Effects』(1979)の音楽・出演・制作部からキャリアをはじめ、『クリープショー』(1982)『死霊のえじき』(1985)では助監督と音楽を担当した、ロメロ組の常連スタッフ。『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(2007)の製作総指揮にも名を連ねている。『TFTD』では全4シーズン通して各話監督をつとめた末、劇場版『フロム・ザ・ダークサイド/3つの闇の物語』(1990)で長編監督デビューも果たした。その後、映画・TVで幅広く活躍し、2000年の『デューン/砂の惑星』ドラマシリーズ版では監督・脚本を兼任。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新劇場版にも製作総指揮としてクレジットされていた。ドラマ版『クリープショー』(2019~)でもエピソード監督をつとめており、ロメロ組としての矜持を守っている。
■製作:T・J・カストロノヴァ/原案・監督:ジョン・ハリソン/脚本:マーク・デュランド、デヴィッド・スピール/撮影:カレン・グロスマン/出演:キーナン・ウィン、ジョージ・O・ペトリー、ブラッド・フィッシャー
Episode 3
『Pain Killer』
(1984年10月14日放送)
中年になって身体にガタがき始め、時代の波にも置いていかれつつあるハーヴェイ。目下の悩みは背中の痛みと、健康のための食事制限だのコンピュータの知識を覚えろだのと口やかましい妻ナディーンの存在だ。キッチンで突然倒れて起き上がれなくなっても「じゃあ今日はここで寝てね」と、心配のひとつもしない。そのとき、窓辺に見知らぬ男の影が! 後日、病院に赴いたハーヴェイは、窓辺にいた謎の男そっくりの医師ローバックから、痛みを取る最適の方法を教わる。それは、妻の息の根を止めること……。
まるで『CURE』(1997)の先取りのようなストーリーだが、一度その「特効薬」の恩恵を受けたら、同じように苦しむ人々の「痛みのもと」を取り除く手伝いをし続けなくてはならない。その連鎖性、伝染性も、やっぱり『CURE』っぽい。とはいえ主演のルー・ジャコビがマスコットキャラ的な愛すべきオッサンなので、全然シリアスさは感じない。妻をなくした途端、不摂生まっしぐらになる姿も可笑しい。
ローバック医師(もちろん正体は悪魔)を演じたのは、ファーリー・グレンジャー。ヒッチコックの『ロープ』(1948)で演じた殺人犯役をはじめ、『夜の人々』(1948)や『恐怖の一夜』(1950)など、犯罪ノワール映画によく出てくる美形俳優というイメージが強い。その後は『地獄のシャイニング』(1971)や『Amuck』(1972)といったイタリアンホラー/ジャッロに出たり、スラッシャーの名編『ローズマリー』(1981)にも「ああやっぱりね」という役で出たりしているので、ジャンル映画ファンにはピンとくる配役ではある。
監督は『ゴースト・アーミー 怨霊部隊』(1986)のアーマンド・マストロヤンニ。『TFTD』第1シーズンでは2エピソードを監督しており、どちらもブラックコメディ色が強い。脚本のハスケル・バーキンも似たような作風で、第1シーズンでは3回登板。本作では冒頭、TV画面にロメロ監督作の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)を流すというお遊びも。
特筆すべきは、撮影監督アーネスト・R・ディッカーソンの初参加作品であること。『ジョーズ・バーバーショップ』(1983)以来、スパイク・リー作品を撮影監督として支え続けたディッカーソンは、実は『TFTD』の初期中核スタッフの1人でもあった。本シリーズを手がける傍ら、『死霊のえじき』(1985)の第2班撮影にも参加している。『ジュース』(1992)で演出業に進出したディッカーソンは、本シリーズと同系統のホラードラマシリーズ『Tales From The Crypt(ハリウッド・ナイトメア)』の劇場版『デーモン・ナイト』(1995)を監督。ある意味、的確な人選だった。
■製作:ウィリアム・テイトラー/監督:アーマンド・マストロヤンニ/脚本:ハスケル・バーキン/撮影:アーネスト・R・ディッカーソン/出演:ルー・ジャコビ、ペギー・キャス、ファーリー・グレンジャー
Episode 4
『The Odds』
(1984年10月21日放送)
トミー・ヴェイルはどんなドでかい賭けにも動じないプロのノミ屋。今日も“仕事場”である酒場のテーブルに陣取っていると、そこに純白のスーツを着た長身の男が現れる。大穴狙いの賭けを繰り返し、下馬評を打ち破って勝ち続ける彼は、「ビル・レイシーを知っているか?」と問う。かつて借金苦を理由に自殺した客の名前だ。白いスーツの男は、さらに大胆な賭けをトミーに申し出る。「明日の朝8時までにあんたは自然死する。全財産を賭けよう。ダブル・オア・ナッシングだ」。トミーはあえてそのバカげた賭けに乗ってみせる。なぜなら、彼にはある秘策があった……。
ダニー・アイエロVSトム・ヌーナン! まさかの名優同士の対決に、思わず手に汗握る名編。不敵で傲慢、プロの余裕で相手を鼻であしらうブッキー(ノミ屋)に扮するダニー・アイエロが、これ以上にないハマリ役。いかにも不健康そうな笑みを浮かべ、黄泉の国から舞い戻ってきたような不気味さを漂わせる白いスーツの男、トム・ヌーナンも言うまでもなく絶品(本エピソードでは音楽も担当)。調子に乗るトミーを心配する子分のホレス役を演じる名脇役ロバート・ウェイルの好演も光る。
ストーリーはちょっと食い足りない感もあるが、個性派俳優の火花散る対決が楽しめる豪華な掌編としては申し分ない。夜の酒場の密室劇を、ムードたっぷりに撮り上げたアーネスト・ディッカーソンの仕事もシリーズ最上級の出来。監督・脚本をつとめたジェームズ・サドウィズは、のちにTV界で監督・プロデューサーとして成功し、劇場長編『ライ麦畑で出会ったら』(2015)も発表している。
■製作:ウィリアム・テイトラー/監督・脚本:ジェームズ・サドウィズ/原案:キャロル・ルチア・サトリーナ/撮影:アーネスト・R・ディッカーソン/音楽:トム・ヌーナン/出演:ダニー・アイエロ、トム・ヌーナン、ロバート・ウェイル
Episode 5
『Mookie and Pookie(ムーキーとプーキー)』
(1984年11月4日放送)
ムーキーとプーキーは固い絆に結ばれた双子の兄妹。病弱なムーキーは自らの死期を悟り、己の人格をプログラム化して残そうとしていた。そしてムーキーの死後、形見のパソコンを受け継いだプーキーに、何者かが呼びかける……。
そろそろカネと欲望の話はもういいかな、と思ってきた頃に投じられる、一服の清涼剤的SFファンタジー回。死を超越して生き続ける兄妹の絆、その存在に疑念を抱く両親との衝突を描く。『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(1995)的に言えば、コンピュータから生者に囁きかけるゴースト(魂)の物語を、ホラーではなく肯定的なファミリードラマとして描いたのは、1984年当時としてはなかなか斬新だったのではないか。
ムーキーの遺志、もとい生存を主張するプーキー役を健気に演じたジャスティン・ベイトマンは、俳優ジェイソン・ベイトマンの姉。主演作『サティスファクション』(1989)では共演のジュリア・ロバーツのほうに注目が集まり、弟ほどは役者として大成しなかった。2000年代以降は多数のTVドラマにゲスト出演、近年『Violet』(2021)という作品で劇場長編監督デビューも果たした。母親役は『鳥』(1963)の大女優ティッピ・へドレン。最初は困惑するが、やがて娘の言葉を受け入れていく母親のキャラクターと、非常識な話をまるで信じず電源を切ってしまおうとする父親(ジョージ・シムズ)が対照的に描かれるのがおもしろい。
監督のティムナ・レーノンについてはあまり資料がないが、リチャード・ブーン主演の『Madron』(1970)という西部劇で「Script Girl」とクレジットされているそうなので女性なのだろう。撮影のカレン・グロスマンも、本シリーズを支えたメインスタッフの1人。映画ではトム・クルーズの出世作『卒業白書』(1983)などを手がけている。その顔ぶれによるものか、女性的な繊細さと優しさを感じる一編である。
■製作:T・J・カストロノヴァ/監督:ティムナ・レーノン/原案:マーク・フィールズ、ダン・クレインマン/脚本:ダン・クレインマン/撮影:カレン・グロスマン/出演:ジャスティン・ベイトマン、ティッピ・ヘドレン、ジョージ・シムズ
Episode 6
『Slippage』
(1984年11月11日放送)
グラフィックデザイナーのリッチ・ホールは、転職を希望する会社から面接結果が届くのを待っていた。その間も、せっせと自分を売り込むためのポートフォリオを準備していたが、いつしか彼は自分の存在が消えかけていることに気づく……。
アイデンティティーの喪失という現代的テーマを描いた、残酷な不条理劇。『ウォリアーズ』(1979)や『コマンドー』(1985)、『ツイン・ピークス』シリーズでおなじみの個性派デヴィッド・パトリック・ケリーが、自身の脆弱なパーソナリティーに直面する現代人の恐怖を切実に演じる。実は繊細な演技もうまいことがよくわかる一編だ。
「分不相応」というフレーズが思わず浮かんでしまう美人妻を演じるのは、オーストラリア出身の女優ケリー・アームストロング。冴えない夫を無邪気に愛する、メチャメチャ性格のいい女性として描かれるので、ラストの残酷さがより際立つ。
原題は「滑り」「ずれ」といった意味だが、為替相場で生じる「実体価格と相場価格のずれ」を指すビジネス用語でもあるという(やっぱり残酷な話だ)。原作のマイケル・キュービー=マクダウェルは『スター・ウォーズ』の小説版シリーズを手がけたSF作家で、脚本家マイケル・マクダウェルとは別人。
監督は『マーティン 呪われた吸血少年』(1977)以降、ロメロ作品の撮影を多く手がけ、『クリープショー2/怨霊』(1987)の監督もつとめたマイケル・ゴーニック。硬質なタッチと現代性の重視は、師匠譲りと言えるかもしれない。
■製作:ウィリアム・テイトラー/監督:マイケル・ゴーニック/原作短編:マイケル・キュービー=マクダウェル/脚本:マーク・デュランド/撮影:アーネスト・R・ディッカーソン/音楽:トム・ヌーナン&ミュージック・スウィート・ミュージック/出演:デヴィッド・パトリック・ケリー、ケリー・アームストロング、フィリップ・キャズノフ
Episode 7
『Inside the Closet(インサイド・ザ・クローゼット)』
(1984年11月18日放送)
下宿を探していた大学院生のゲイルは、獣医学部長フェナー博士の屋敷を訪ねる。2階の部屋を借りた彼女は、鍵のかかったクローゼットの扉の向こうから、夜な夜な奇妙な音を耳にする。まるでネズミが床を引っ掻くような……。しかし、フェナー博士は「2階にネズミなどいない」と否定するばかり。あるとき、ゲイルはクローゼットの扉が開いているのを目撃し、何がいるのか探り当てようとするが……。
ロメロ作品を支えた特殊メイクの神様、トム・サヴィーニが監督を手がけたシリーズ随一の人気エピソード。古い屋敷に隠された謎の怪異を描く古典的ホラーストーリーを、オーソドックスなサスペンス演出で手堅く描いており、演出力の確かさを感じさせる。ジャンルのツボを心得た脚本は『ビートルジュース』(1988)で知られる鬼才マイケル・マクダウェルによるもの。『TFTD』第1シーズンでは4本のエピソードで脚本を担当し、クオリティアップに貢献している。
クライマックスに登場する“クローゼット・クリーチャー”は、サヴィーニ自身がデザイン・造形を手がけた『TFTD』シリーズを代表する名キャラクター。不気味さ、気色悪さ、凶暴性、さらに小動物的な愛らしさまで見事に表現された逸品だ。
己の好奇心に正直なヒロインを、カナダ出身の女優ロバータ・ウェイスが好演。そのスタントを担当したのは、サヴィーニ監督作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世記』(1990)に主演したパトリシア・トールマン。秘密を抱える獣医学の権威フェナー博士を演じたのは『デモン・シード』(1977)のフリッツ・ウィーヴァー。いかにもマッドサイエンティスト的な佇まいは『ZOMBIO 死霊のしたたり』(1985)のデヴィッド・ゲイルにも匹敵する。
ちなみに本シリーズの音楽は、70年代以前のロメロ作品と同じく、全般的にライブラリー音源を多用しているが、このエピソードでは一部にわざわざ『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と同じ楽曲を使用(ゾンビにライフルを奪われそうになる場面の曲)。洒落たオマージュ演出だ。
■製作:ウィリアム・テイトラー/監督・クリーチャーデザイン&クリエイト:トム・サヴィーニ/脚本:マイケル・マクダウェル/撮影:ロバート・ドレイパー/出演:フリッツ・ウィーヴァー、ロバータ・ウェイス
Episode 8
『The Word Processor of the Gods(ワードプロセッサー)』
(1984年11月25日放送)
作家のリチャードは、不慮の死を遂げた甥のジョナサ
2025.3.17 text 58,59,60 New!
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せいかつのつぶやき
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井口奈己
映画監督。東京生まれ。上野、御徒町、秋葉原のトライアングルに育つ。『三月のライオン』『地獄の警備員』などの現場に録音助手として参加。その後、自らシナリオを書き演出した初の自主映画『犬猫』が話題を呼び、日本映画プロフェッショナル大賞・新人賞を受賞するという快挙を果たした。2004 年『犬猫』のリメイクで商業映画デビュー。2008年『人のセックスを笑うな』、2014年『ニシノユキヒコの恋と冒険』を監督した。
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2024年12月27日金曜日
東京国際映画祭2024〜映画『リュミエール!リュミエール!』トークショーレポートtext藤野 みさき
ティエリー・フレモー監督 ©️ 2024 TIFF
ジャン=リュック・ゴダールは「映画を通じて、他で観ることができないことを観ることができる」と言っていました。リュミエールたちも映画を通じて他では観ることができないことを映画として観にゆける、と言っています。そのことばは時を越えて、いま、皆さまの前に存在しています。映画の冒険は、まだまだ続くのです。――ティエリー・フレモー
2024年11月1日、第37回東京国際映画祭【ガラ・セレクション】部門にて、本邦初公開となる『リュミエール!リュミエール!』が上映されました。監督を務められたのは、カンヌ国際映画祭総代表・リュミエール研究所所長と、多彩な顔をもつ、ティエリー・フレモー氏。この世界に映画が誕生して、130年が経とうとしているいまだからこそ、映画の原点であり「映画の父」と呼ばれるリュミエール兄弟の遺された映画に想いをはせます。
本作『リュミエール!リュミエール!』は、前作『リュミエール!』(2017年)の続編として制作されました。様々な映像が渦巻くいまの世界に、もういちど、「映画の原点」をみつめてみたい。フレモー監督から語られるリュミエール兄弟への愛と数々の映画人に胸を踊らせ、時代が変わっても変わらず存在することの美しさにこころをうたれます。映画を愛すること、観ることの「歓び」をあらためて想い出させてくれる、フレモー監督の珠玉のトークショーです。その内容を、全文掲載としてここに記します。
(上映日:2024年11月1日(金)。東京国際映画祭公式YouTubeチャンネルアーカイヴ動画より。構成・文章:藤野 みさき)
Ⅰ いまを生きる人々にもリュミエールの映画を届けたい
——それでは早速ゲストにご登場いただきましょう。フランス・リオンにあるリュミエール研究所所長、カンヌ国際映画祭の総代表、そして本作の監督、脚本、編集、プロデュース、ナレーション、という五つの役割をおひとりでされたという、ティエリー・フレモー監督です。皆さま、大きな拍手でお迎えください。
客席からは暖かな拍手が贈られました。
——ティエリー・フレモー監督、まずはひとことご挨拶をいただけますか?
ティエリー・フレモー(以下TF):皆さま、こんにちは。今回が観客の皆さまに上映を行なうのが三度目の機会になります。ですので、まだ恥ずかしい気持ちもあり、皆さまの反応もどうなのだろうという思いもありましたが、(観客席より)先程「ブラボー!」ということばもいただいたので、これは良かったということなのかなと思い安堵しております。
――大変素晴らしい作品でした。それでは詳しく作品についてお伺いしてゆきますが、その前に簡潔に本作の紹介をさせていただきます。本作『リュミエール!リュミエール!』は、2017年に公開され、フランスでは13万人を動員し、世界の33ヶ国で公開された『リュミエール!』の続編です。「映画の父」と称されるリュミエールが発明したシネマトグラフで撮影された約50秒、1,400本のなかからあらためて110本を厳選し、4Kデジタルによって完璧に修復されました。そのより深く、美しく甦った映像を、フレモー監督が一本の映画として製作されました。前作の成功からどのような経緯で、この二作品目をつくることになったのでしょうか?
TF:私はリュミエールが遺された「遺産」といえる作品たちを、21世紀を生きる人々にも届けなければという責任感を日頃から感じております。私はリュミエールの映画に恋をしています。私と私のチームの皆は日頃からリュミエールの映画に慣れ親しみ、(映画を)観て知ることができますが、それは特権的なものになってしまいます。ですので、これらを他の方々にも届けなくてはならないという責任感を感じています。リュミエールがのこした作品の数については、カタログに掲載されている、オフィシャルにのこっているものとしては1,500作品ほどですが、カタログに掲載されていない作品を含めますと、もう500作品ほどあります。合計で、約2,000もの作品がのこっているのです。
ひとつめ(一作品目)の『リュミエール!』なのですが、こちらはどちらかというと、既に皆さまもご存じの作品をまじえながら、映画をご紹介してゆくという作品でした。この度製作した二作品目は、やはり一作品目の繰り返しになってはいけませんので、「新しいやりかた・魅せかた」を考えなくてはいけませんでした。ですので、本作は修復を経た映像の美しいものから選びました。そしていままでに約500本の映像の修復が完了しておりますので、まだ約1,500本もの作品が残っているのです。そして、リュミエールが映画を撮ったのが、1905年で終わってしまっています。ですので、当時の作品をいまの劇場によみがえらせておみせする、ということを考えました。なぜなら、リュミエールはシネマトグラフ最後の発明家にして最初の映画監督でもありましたので、そのふたつの側面をしっかりと紹介してゆかなければならないと考えました。
II シネマトグラフについて
――シネマトグラフという技術ですが、どのようなものなのかを簡単にご説明いただけますか?
TF:シネマトグラフというのは、小さく、とてもシンプルな機械です。それはフランス・リヨンにある「リュミエール美術館」でも展示されています。非常にシンプルな機械ですので、映写をするときもシンプルな美しさを捉えることができます。そして「シンプルなもののなかにある美しさ」というものが、リュミエールが遺した“魔法”です。現在あらゆる映画監督の映画を観ますと、リュミエールの「シンプルなもののなかにある美しさ」が継承されていることを感じます。
ピカソは「生涯を通じて子どもごころを忘れずに絵を描きたい」ということばをのこされていましたが、リュミエールに関しましても、純真無垢な、無邪気に撮っているかのようなところがあります。それこそが、詩的な映像の力強さに繋がっていると思います。リュミエールの描く詩的な部分は様々なひとの人生を描いています。それは、あなたの人生かもしれませんし、私の人生かもしれません。リュミエールの作品は、皆に通じる「ひとの生きている姿」というものを映しだしているのです。
Ⅲ リュミエールの後継者 紡がれる映画人
――この作品のなかでも、フレモー監督が解説をしておられましたが、「原点にして頂点」ということばが、私には大変響きました。まさにその通りだと思いましたし、後継者としてアッバス・キアロスタミや小津安二郎といった名前をお出しになっていましたが、いまの日本におけるリュミエールの後継者は、どのようなかたがいらっしゃるとお考えですか?
TF:リュミエールらしさ、足跡や渓流というのは、様々なかたから感じられます。カール・テオドール・ドライエル、ロベール・ブレッソン、小津安二郎、モーリス・ピアラなど……。かれらの作品にはなにか流れというものが繋がっているように感じられます。最近の日本の監督でしたら、濱口竜介、是枝裕和など、シンプルな映像のなかに美しさがあるという意味で、リュミエールから継承しているかなと思っております。ショットがシンプルであるがゆえに力強く、訴えかけるものがある、ということが素晴らしいと思います。いま、フランスの一部の映画やアメリカの一部の映画は壮大さを求めすぎており、すこし違う方向にいっていると感じます。しかし日本の映画には一部リュミエールらしさが継承されていると感じられます。
構図に関しましては、リュミエールVSジョルジュ・メリエス(以下メリエス)ですとか、ドキュメンタリーVSフィクションですとか、そのように考えるものではないと思っております。このたびご覧になってお分かりいただけたかと思うのですが、リュミエールもドキュメンタリーのようにただ記録するのではなく、フィクションにファンタジーと、様々なことをかれらはおこなっています。一方でメリエスはと言いますと、より幻想的な世界を求めていました。例えるならば、リュミエールはロベルト・ロッセリーニ、メリエスはフェデリコ・フェリーニでしょうか。リュミエールは、リアリズム、ナチュラリズムを求めており、世界の美しいものをありのままの姿で撮っていくということをおこなってきました。一方でメリエスは、世界にあるものを加工して違うものに創りあげてゆく、という手法をとっておりました。リュミエールはのちのジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、エリック・ロメールといったヌーヴェルヴァーグの監督たちに繋がってゆき、メリエスはハリウッドに繋がっていったと思います。ですが、私はその両方を愛しています。リュミエールもメリエスも好きですし、ヌーヴェルヴァーグもハリウッドも好きです。そのふたつはけっして対立しているものではなく補完的なものです。それぞれの存在が一緒に存在するということ、それこそが映画なのです。
ティエリー・フレモー監督 ©︎ 2024 TIFF
Ⅳ キャメラの構図やショットについて
――本作を通じて、映画におけるショットの重要性をあらためて実感いたしました。そして面白いなと思ったのは、キャメラは世界中をまわっているわけですけれども、日本の(光景を捉えた)シーンでは、のちに「小津アングル」と呼ばれるローアングルも登場します。つまりはリュミエールのチームというのは、既にローアングルを発明していたということだと思うのです。かれらのキャメラの構図やショットを決める的確さについてはどのようにお考えですか?
TF:映画のナレーションでも言っているのですが、リュミエールは映画を撮るとき、基本的な質問を自分自身に問いかけていると感じます。基本的な問いかけというのは、キャメラを固定して撮るのでしたら、ここに置くのか向こうに置くのか、上から撮るのか下から撮るのか、というところから考えはじめます。(映画のなかで)日本人の家族が食卓を囲んで食事をとっている場面がありますが、かれらは畳のうえに座って食事をとっているので、あのときはどこから撮ろうかと考えたときに、ローアングルから撮影すれば、最もそのときの雰囲気・場所が再現できると考えて、あのアングルから撮ったのだろうと思います。ジョン・フォードがかつて「キャメラを設置するなら良い場所はひとつしかない」のだと、言っていました。ひとつ「ここだ」という場所があるのだ、と。かれは、食卓を囲むシーンというのは、いつもどこから撮影したら良いのか正解が見つからなかったのですが、その映像を観て、リュミエールはわかっていたのだと思ったそうです。当時のリュミエールの映像に映っている人々というのは、過去の先祖やむかしの人々たちです。これは日本人だから……ということではなく、私たちにも通じる本当に普通の人々なのだということに、いま観ても非常に感銘を受けるのです。
Ⅴ 作品の選定・デジタル修復について
――すでに約500本ほどの作品が修復されているとおっしゃられていましたが、何から修復をしてゆくのでしょうか? 通常ですと重要な作品からおこなってゆくこともあるかと思います。それらもフレモー監督が選んでおられるのでしょうか?
TF:まず、私のパソコンにはリュミエールの作品の約2,000本がはいっております。そしてちょくちょく観るのが好きなのです。ですが、なかには非常に状態の悪いものもあり、これは修復しなくても良いのかなと思う作品も幾つか存在します。その一方で修復をすればこれは素晴らしいクォリティになるかもしれないと推測できる作品もあります。私はこの映画を通じてリュミエールがのこした映画についてをより語りたいと思いましたので、その意向にそいながら、映画を選び、修復いたしました。ですが、映画を観てゆきますと、映画のほうから私に「ここにいるよ! 修復してこの映画につかって!」と語りかけてきてくれるように感じました。
そして今後、三つめ、四つめと、作品を製作する可能性ももちろんあるのです。ひとつめとふたつめのやりかた・魅せかたが違ってくるとも思いますけれども、この場をお借りして配給のギャガさんに感謝を申しあげます。おかげさまで日本の配給が非常にうまくゆきました。反響もよく、その後の期待値もあがってきましたので、違う作品を作らなくてはいけないなという気持ちでおります。(本作を含めて)ふたつの作品はいづれも過去を旅してまいりました。三つめの旅がしたいという方がおられましたら、是非私に言っていただけたらと思います。
フレモー監督のことばに、客席からは暖かな拍手が贈られました。
Ⅵ リュミエールが私たちにのこしたもの
――もうひとつ、私が訊きたいことがございます。本作の後半に75mmでルイ・リュミエールが撮影をしたふたつの作品が登場します。『翠宮の落成式』と『歩く歩道の光景』です。このふたつは劇場で初めて公開されるとお聞きしておりますが、本当にすばらしい作品だったと思います。この二作の魅力をあらためて教えていただきたいのと、この度なぜこのふたつの作品を入れたのかを、お伺いできますか?
TF:リュミエールは発明家であり、実験者でもありました。かれらは1930年代に独自の3Dの撮り方も発明しています。ですので、かれらは常に新しい発明を求めており、そこで75mmというかなり幅のあるフィルムをつかおうと思いついたのです。実際に75mmのフィルムを使用し、15作品ほど残しております。ですが、映画は撮影したものの、公開することができませんでした。なぜかといいますと、フィルムが非常に幅広く、それを綺麗に映しだすにはかなりの明るい照明が必要だったのです。ですが、ランプを近づけますと燃えてしまうという問題がありましたので、当時劇場で公開することができませんでした。ですので、75mmで撮影したものは存在していたのですが、いままで公開されることがありませんでした。いまはデジタルの修復のおかげで、大変綺麗なクォリティでお見せすることができました。75mmの作品をご覧になられた皆さまはとても特権的な方々です。
リュミエールは、当時「映画の未来」についてはあまり信用してはいませんでした。ですが、かれらは約2,000もの作品をのこされています。そして、ふたつの重要な現象があります。ひとつめは、リュミエールは映画でできる様々なことをおこない、のちの人々に継承してゆき世界に届けた、ということ。ふたつめは、かれらはカラー写真を発明したことです。実際1903年に「オトクローム」というカラー写真を発明しています。ですので、シネマトグラフを発明した方が、カラー写真も発明したことになるのです。それらが、私の出身地でもあるリオンから誕生しています。ですので、リュミエールがのこした「遺産」を皆さまにお届けする、という素晴らしいことができております。そして、リュミエールがのちの後継者たちに映画を継承させていった、ということが言えるのですが、「リュミエールが当時おこなっていたこと」をいま観て忘れてはいけない、思い出さなくてはならないと感じて、この作品を製作しました。
これはナレーションでも言っていることなのですが、本作の考えとしましては、一時間半の作品のなかでたくさんのこっている作品を集めてひとつの作品に仕上げる、という風に製作しております。リュミエールがのこした映画を、いま、またこのように映して皆さまにお届けするということができておりますけれども、かれらは映画(シネマ)という芸術をのこしただけではなく、劇場に足を運んで映画を観るという慣習ものこしているのです。いまでは、テレビやインターネット、配信プラットフォームやiPhoneなど、さまざまなところに映像が氾濫していますが、そのなかでも、映画はますます重要性を増してゆくと思います。
ジャン=リュック・ゴダールと、一度かれの故郷であるスイスで道を歩いていたときに、かれは「映画を通じて、他で観ることができないことを観ることができる」と言っていました。リュミエールたちも映画を通じて他では観ることができないことを映画として観にゆける、と言っています。そのことばは時を越えて、いま、皆さまの前に存在しています。映画の冒険は、まだまだ続くのです。
(text:藤野 みさき)
* * * * *
© Institut Lumière 2024
『リュミエール!リュミエール』
原題:Lumière! The Adventure Continues
105分/モノクロ/フランス語/2024年/フランス
◉ 作品解説
多くの演出、撮影技法、撮影機材を開発した「映画の父」リュミエール兄弟。“シネマトグラフ”で撮影された約1400本の作品のなかから110 本を厳選し、完璧に修復。『リュミエール!』(17)から7年、さらに映画の起源に深く迫り、映画の未来に想いを馳せる“映画の原点”を伝えるドキュメンタリーが完成した。映画史上最も偉大で、最も美しい映画のはじまりを彩るのは、リュミエール兄弟と同時代に生きたガブリエル・フォーレによる楽曲の数々。映画を愛してやまない全ての人に贈る奇跡の映像の数々が、約130年前の世界へ誘う――。(第37回東京国際映画祭公式ホームページ、映画『リュミエール!リュミエール』作品解説より。)
◉ 監督:ティエリー・フレモー
カンヌ映画祭総代表。リヨンのリュミエール研究所の所長を務める。リュミエールの作品(映画、写真)の保存と、初期のシネマトグラフ映画の復元に長年携わる。リュミエール兄弟を発明者としてだけでなく、映画史における最初の映画監督として称える映画『リュミエール!』(17)および続編の本作を製作した。(第37回東京国際映画祭公式ホームページ、映画『リュミエール!リュミエール』監督紹介より。)
監督/脚本/編集/プロデューサー/ナレーション:ティエリー・フレモー
音楽:ガブリエル・フォーレ
エグゼクティブ・プロデューサー:マエル・アルノー
アソシエイト・プロデューサー:ナタナエル・カルミッツ(MK2)
プロダクション・マネージャー:マーゴット・ロッシ
編集:ジョナサン・カヴシアル
編集:シモン・ジェメリ
映画史アドバイザー:ファブリス・カルゼトー二
映画史アドバイザー:ジャン・マルク・ラモット
プロダクション:ソルティ―・ユージーヌ・プロダクション
プロダクション:リュミエール研究所
『リュミエール!リュミエール!』は、11月22日(金)より、シネスイッチ銀座他にて全国順次公開中です。
◉ 『リュミエール!リュミエール!』公式ホームページ
https://gaga.ne.jp/lumiere2/
【第37回東京国際映画祭】
開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)【10日間】※会期終了
◉ 会場
【日比谷】:東京ミッドタウン日比谷/日比谷ステップ広場/LEXUS MEETS…/BASE Q/TOHOシネマズ スクリーン1/TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12・13/TOHOシネマズ シャンテ/東京宝塚劇場/帝国ホテル
【有楽町】:ヒューマントラストシネマ有楽町/丸の内ピカデリー/丸の内ピカデリードルビーシネマ/有楽町よみうりホール/角川シネマ有楽町/TIFF有楽町駅前チケットセンター/TIFF有楽町駅前インフォメーションセンター
【丸の内】:マルキューブ
【銀座】:シネスイッチ銀座/丸の内 TOEI
【その他】:国立映画アーカイブ/TOHOシネマズ 日本橋
◉ 第37回東京国際映画祭公式ホームページ
https://2024.tiff-jp.net/ja/
1992年、栃木県出身。シネマ・キャンプ映画批評・ライター講座第二期後期受講生。現在長期療養中です。
投稿者 ことばの映画館web(Misaki Fujino) 時刻: 14:00 0 件のコメント:
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東京国際映画祭2024〜映画『リュミエール!リュミエール!』トークショーレポートtext藤野 みさき
最近今までとは違う考え方になってきたことがあって、それは子供についてです。 私は約20年前に、妊娠したことがありますがその際は、人工妊娠中絶しています。 自分が妊娠を途中でやめて出産しなかったことについて、なぜなのだろうとか、一般的に信じられている倫理観を背景に自分を責めたりとかもずっとしてきましたが最近思っているのは全く違うことです。 子供産まなくてよかったな、こう思うようになりました。 ものすごくあからさまに言ってしまえばこの世は苦しみに満ちていて、 その苦しみの中で子供を産んで その子供に「幸せになってね」っていうこと自体、かなりの無理ゲーを強いていますし また、「幸せになってね」っていう親本人が、 何が幸せか全然わかってないケースがほとんどです。 たかだか2世紀ちょっとの歴史の資本主義のドグマに、人生の時間を全振りしろ、という 親が多いように思いますが、資本主義の本質は、 不要なものを必要なことに見せかけて経済を拡大しながら、より多くの分け前をとる ということだと思いますがその中で必須なスケールは「人と比べる」ということです。 あの人に比べて多い、少ない(優越、劣等)、これをやり続けるとどうなるかというと 一番このスケールにおいて「勝ってる人たち」だと思われるイギリス王室でさえ、 ダイアナさんがメンヘラになるとか、結局どこまで行っても 幸せになれてないわけで、終わりがないし、果たしてそれは幸せなのか?という。 話は変わりますが、人の行動の原動力になる唯一のもの、 それは「孤独感」です。 最近、占いの仕事をさせていただくことが結構あるのですが、 みんな、一言で言うと孤独になりたくなくて悩んでいる。 お金がないのも、友達がいないのも、恋人と別れたのも、 なぜ悩むかというと孤独を想起させるから。 孤独感を覚えると死を連想して恐れるんだと思います。 子供を作る行為、その動機の中にまったく、一切 「自分の孤独感を軽くしてくれる存在」が欲しい、 これを思わない親はいないんじゃないかなと思うと、 「孤独ぐらい自分で向き合いなさいよ」 と思ったりするのです。 あと、何度かこのような発言を聞いたことがあります。 「自分一人だけだと自殺してしまうと思ったから、子供を産んだ」 「子供がいるから頑張れる、子供がいなかったら離婚していた」 これって美談じゃないと思うんですよ...
ふと今日、チャートを見て思ったことを書いてみます。 たぶん今後円の価値は下がり続けます(対ドルでも、ユーロでも円安になる)。 ドルはたぶん120円はつけてくると思う、2,3年ぐらいでそうなるんじゃないかな。。。 ユーロはおそらく今後10年ぐらいで160円とか行くんじゃないだろうか。 ああ、でもまっすぐ行くわけじゃなくて、円高に戻りをつけながら徐々に 下値を切り上げて向かっていくので今から円安方向に全betしないでくださいね。 普段は1時間足と1分足でしかトレードしてない私なので、 超長期的にみて120円になろうが、160円になろうが別にいいんですけど、、、 ボラとチャートの形だけ見てるので、値段がいくらかとかも正直見てないこともあるぐらいなので。 ただしね、自分は日本円を集めて銀行預金も円建てなので 相対的にはめっちゃ損するわけですよ。 じゃあ、ドル建てとかで貯金するかーってなるけど、 日本円を海外口座に送金するのはまずめちゃくちゃ大変(手数料もバカみたいに高い・・・) まあこれちょっと調べていこう、、、ってなりました。 (ソニー銀行ってどうなん??) で、最近、 ちゃん社長さんのnote を読んでいるのですが、 ちゃん社長さんっていうのは私と同じロスジェネ超氷河期世代の方で、 マレーシアでコンテナリースの会社を経営している日本の方ですが、 彼も円安進行すると予言していますね。 彼は日本はインバウンド大国になるしかない、、、と書いてます これは私の予想なんですが、2050年位までの超長期で見ると、日本経済収縮と共に円の価値は確実に下がり、円安が進みます。本来は輸出産業にはプラスですが、イノベーションの停滞により、輸出できるもの自体が減ります。最終的に円安の恩恵に預かるのはインバウンドだけになり、観光客が爆発します。 https://twitter.com/Malaysiachansan/status/1414007826221961216?s=20 インバウンドって何かって言ったら、もう 輸出できるものがない(イノベーションも起こせず、資源や製品も輸出できない)ので、 土地のもつ歴史や観光資源で食っていこうというそういうことなので、 ほぼ一次産業みたいなもんかなって思うんだけど、 (素敵な農家さんみたいな) それでふと思ったのが、 これから生まれてくる子供...
この本は、山下良道さんの本です 。 著者の山下さんは日本の曹洞宗の僧侶から出発し、テーラワーダ仏教の比丘になり、比丘をおやめになって現在は日本で瞑想と仏教3.0(初期仏教と大乗仏教の融合)を教えられている方です。 私にとってはとてもいい本でした。 私の震災後の人生について、自分がなぜこういう生活を送っているのか、、、そのことを客観的に理解させてくれた本でした。 震災前からそもそも私にはACという自分で握りしめているバックグラウンドがありました(母が子供虐待、その後自殺。父がモラ、養育費不払い等)。 それで自分なりに自立ということに対してすごく執着して生きてきました。 家が安全ではなかったので、とにかく自分が安全になれる場所が欲しい。 氷河期でしたが運よく、割と大企業、やりがい実現できそうな仕事に就くことができました。しばらくは安定していたのですが何かものすごく違和感を覚えるようになってきました。 そんな時に震災が起きました。 原発事故で心がぐらぐらに揺れたし、日本はもう変わってしまったと、あの頃どこまで自覚していたかわかりませんが、 死ぬかと思いました。 そのぐらい危機を感じ、 まずは政府、それから東京電力を責めました。 そして歴史を調べていくと、 明治維新のころから日本は、日本人は大体マインドが東電なのだと 「 失敗の本質 」を読んだのもこのころです。 そこには、「計画が間違っていると判明しても、軌道修正をしない」「上層部が責任を取らずどこまでも現場の自助努力で何とかしてきた」日本の伝統がこれでもかというほど例示されていました。 あー日本ってこうだわ、ずっとこうだった。 戊辰戦争のころからこうだわ、、、、 と思いつつ「そんな日本を変えたい」と思い(すげえな・・・w)、 福島の衆議院選挙に知人を立候補させたり(これで躁うつ病になった)、 いろいろしました。 世の中が変われば自分の苦しみは消えるだろうと思いました。 世の中を変えるということは、逆説的に言えば、世の中を動かしている人たちは悪である、ということを私が認識している、ということなのですが、 この世界観で選挙を戦った結果、私は悪に敗れました。 その時面白かった現象は私たちは脱原発を絶対に正しいと信じて 福島県いわき市のいわき駅前で街頭演説をしていましたが、 そんな原発のおひざ元で受けたのは賛同の拍手...
私が個人トレーダーになってよかったなと思うことのひとつは、 幸せになったことなのですが(笑)、 幸せって、お金稼げるから幸せという意味ではなくて、、、(はじめはそれが目的だったけど) やっぱり、自分にウソをつかなくて済む生活が送れるようになった、 これは大きいなーと思います。 あと、トレードの考え方。これを身に着けることによって人生が飛躍的にはかどった感じがします。 私は、ACで長年苦しんできました(母親が子供虐待&その後自殺、父親がモラ)が、 本当に苦しんでいたので、 本当にいろいろやってきました。 ちょっと話は芸能ネタ? に迂回しますが、、、 小林摩耶さんというアナウンサーさんが、 妹さんを若くしてなくし(34歳だったとか・・・)、 それで精神のバランスを崩して、怪しい整体師と結婚してしまった、、、 そして、最近、離婚されて、4年ぶりに洗脳が解けた! とかいって みんなが良かったねみたいなことを言っているのをネットでみましたが、 私の感想はこうです 「たった4年で済むとはさすがや・・・」と。 小林摩耶さんは、頭のよい、素直な方なんだろうと思います。そして運もよいと思います。 苦しみの沼にはまって一生そのままの人もたくさんいますから・・・ 私ですか? 母が自殺して17年ぐらいですね。 トレードの考えが身についてから数年たちますが、それでようやくラクだ! あれ? 人生って、、、結構いいものでは? と実感できるようになったのは。 それまでは、スピり倒しましたし、精神医学も手あたり次第学び、 自分でも精神保健福祉士の資格も取り、、、まーいろいろやりました。 神社仏閣にも異様に詳しくなりました。瞑想もしたし(これは今もしてます)、 仏教の勉強や聖書の精読(これも今もしてますw)、 手あたり次第にやりました。とにかくラクになりたい、、、と。 だから、4年! 早い! すごい。さすが。という感想でした。 で、、、トレードの考え方を身につけたら楽になった、これってじゃあどういう考え方なのよ、ということが気になる方のために(もしいれば)、 私がお金が稼げるようになっただけではなく、人生がラクになったトレードの考え方、これを書きます。 「原因を探さない」 これです。 トレードって、上がってるときに買って下がり出したら売るとか、 下がってるときに売って、上がりだしたら買い戻す...
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さとうじゅんこ 11/7up!
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東京の空の下、アコルデオンは歌い花は咲く
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2023-07-16
■
大室佑介さんの新作《Haus-012》(2023年竣工)を見学。『精選建築文集1 谷口吉郎・清家清・篠原一男』のトーク(2月26日)で、大室さんが谷口吉郎ファンであることを知ったからか、エントランスの作り方はどこか谷口自邸(1935年竣工)を思わせる。
今日の住宅もやはりシンメトリー。しかし幾何学の骨張った印象はなく、新築ながら生活のイメージが漂い、なんとなく懐かしさすら感じさせる。大室さんの手製の建具や手摺り、内装の仕上げの「普通さ」も影響しているだろうか。とはいえ間口が狭く奥行きが深いぶん、大室さんの他の作品(http://www.ichiku.org/portfolio/works/)と比べて、体験としてのシンメトリー性は強くないだろう。むしろ内外とも斜め方向に伸びる垂直性・水平性が強い。
シンメトリーの他にも様々な部分で正方形や白銀比が使われているようだけど、そういう知的な操作の存在を知ることは、実際にそこに暮らす住人にとってどんな意味があるだろうか。生活と無縁の衒学的なものと受け止められてしまう場合もあるとしても、空間に潜む古典的・調和的な秩序を認識することで、垂直・水平の動的な体験を相対化し、より重層的な場の知覚をもたらすのではないか、という気がした。
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richeamateur 2023-07-16 00:00 読者になる
2024-07-22
メモ
◇ アナ・メンディエタはどこ?
https://whereis-projectinjapan.studio.site/
◇ New York Timesが選ぶ21世紀の100冊の邦訳リスト - YAMDAS現更新履歴
https://yamdas.hatenablog.com/entry/20240716/best-books-21st-century
◇ テクノ封建制の時代へようこそ──クラウド農奴と現代の封建領主たち | WIRED.jp
https://wired.jp/article/sz-yanis-varoufakis-technofeudalism-interview/
◇ メディア効果論 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E8%AB%96
◇ 先有傾向(せんゆうけいこう)とは? 意味や使い方 - コトバンク
https://kotento.com/2023/04/08/klapper/https://kotobank.jp/word/%E5%85%88%E6%9C%89%E5%82%BE%E5%90%91-1354620
◇ 皮下注射モデル - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%AE%E4%B8%8B%E6%B3%A8%E5%B0%84%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB
◇ メディア効果論 | 社会心理学
https://kagaku-jiten.com/social-psychology/society/media-effect-theory.html
◇ ネガティブ・ケイパビリティ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3
◇ ソール・バス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9
◇ 県美の「名画」 偽物かも… ジャン・メッツァンジェ 自転車乗り 天才贋作師、ネットに酷似作品 徳島 /徳島 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240718/ddl/k36/040/299000c
◇「まさかコレが…」学芸員も驚いた!高知県立美術館所蔵の1800万円絵画「少女と白鳥」に贋作疑惑 « 高知のニュース - 高知さんさんテレビ
https://www.sunsuntv.co.jp/news/2024/07/2748051
◇ ドイツの天才贋作師、美術界をだまして億万長者に - CNN.co.jp
https://www.cnn.co.jp/style/arts/35201471.html
◇ The Awful Truth with Michael Moore s02e05 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lYhBtt2mpjM
◇ Ficus for Congress - The Awful Truth with Michael Moore (part 1 of 3) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wqa_bhwA-1E
◇ Asian Avant-Garde Film Festival at M+
https://aagff.mplus.org.hk/
◇ Kazuyuki Takezaki: Before Spring - 47 Canal
https://47canal.us/exhibitions/before-spring
◇〈hirvi Acousmonium live 2024〉を終えて ~アクースモニウムについての走り書き~|よろすず
https://note.com/yorosz/n/na81cb348b36d
◇ ネストール・アルメンドロス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B9
◇ 太田三郎 (芸術家) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E4%B8%89%E9%83%8E_(%E8%8A%B8%E8%A1%93%E5%AE%B6)
◇ Danny Lyon's Photography Is a Great Lesson for the Trump Era
https://www.vulture.com/2017/02/danny-lyons-photography-is-a-great-lesson-for-the-trump-era.html
◇「サイボーグ宣言」ダナ・J・ハラウェイ – artscape
https://artscape.jp/artword/5972/
◇ 1140夜 『猿と女とサイボーグ』 ダナ・ハラウェイ − 松岡正剛の千夜千冊
https://1000ya.isis.ne.jp/1140.html
◇ Small File Media Festival – The Cinematheque | Simon Fraser University
https://smallfile.ca/
◇ Gastr del Sol – We Have Dozens of Titles – centralregionblog
https://centralregionblog.wordpress.com/2024/05/30/gastr-del-sol-we-have-dozens-of-titles/
n-291 2024-07-22 01:52 読者になる
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2018年11月13日 (火)
今書いている本『倭国神話論の刷新 タカミムスヒとカミムスヒ』の「はじめに」
いま書いている本の「はじめに」ができましたので、アップしておきます。
完全にこのままになるかどうかは分かりませんが、私は本の執筆のある段階で「はじめに」を書かないと続きが賭けない方なので、書きました。これが書けたということで順調に進むことを予期しています。
『倭国神話論の刷新 火山と竈の至高神、タカミムスヒとカミムスヒ』
はじめにー忘れられた神
神話の至高神は天照大神か
「葦原の千五百秋の瑞穂の国は、是、吾が子孫の王たるべき地なり。爾、皇孫、就でまして治せ。行矣(さきくませ)。宝祚の隆えまさむこと、当に天壌と窮り無けむ」
(『日本書紀』神代、第九段、第一の一書)
現代語訳「葦原の広がる豊かな水の国は、私の子孫が王となるべき地である。お前は、皇孫として、そこに降っていって治めよ。祝福されて行け。天の後継者が隆盛することは、天地が窮まることがないのと同じであろう」
これは『日本書紀』の「天孫降臨」条(第一の一書)に伝えられた、女神天照大神(アマテラス)の発したいわゆる天壌無窮の神勅である。アマテラスが、その孫の天津彦彦瓊々杵尊(ニニギ)が下界に下るにあたって与えた神勅であって、この神勅をうけてアマテラスの子孫、ニニギの子孫として天皇家が万世一系の王統を維持し、「葦原の千五百秋の瑞穂の国」(日本)を統治するという訳である。
現在、「天上無窮の神勅」といっても、すでにほとんどの人が読んだことはないだろうが、第二次大戦が終了するまでは、これはたいへん有名な文章で、これを聞いたことがない人はいなかった。たとえば一九三七年、日中戦争が始まる三ヶ月ほど前、文部省思想局が発行した『国体の本義』は、その冒頭「第一 大日本国体 一肇国」を「大日本帝国は、万世一系の天皇皇祖の神勅を奉じて永遠にこれを統治し給うこれ、我が万古不易の国体である」と始めている。傍点部の「天皇皇祖の神勅」が右の「天壌無窮の神勅」であった。『国体の本義』は続けて、「而してこの大義に基づき、一大家族国家として億兆一心聖旨を奉体して、克く忠孝の美徳を発揮する。これ、我が国体の精華とするところである。この国体は、我が国永遠不変の大本であり、国史を貫いて炳として輝いている。而してそれは、国家の発展と共に彌々鞏く、天壌と共に窮るところがない。我らは先ず我が肇国の事実の中に、この大本が如何に生き輝いているかを知らねばならぬ」と説明する。続いて『国体の本義』は伊弉諾(イザナキ)・伊弉冉(イザナミ)の男女の神による国土造成神話を説明した後、この二神が「先づ大八洲を生み、次いで山川・草木・神々を生み、さらにこれらを統治せられる至高の神たる天照大神を生み給うた」としている。
続いて、一九四一年に同じく文部省の教学局の公定した『臣民の道』はアメリカに対する宣戦布告の五ヶ月前にあたる。そこでは『国体の本義』よりもさらに明瞭に日本の「国体」は天照大神の子孫としての現人神である天皇が国家を統治することにあることが述べられている。「国体は我が国永遠不易の大本であって、天壌と共に極まるところがない皇祖天照大神は皇孫瓊々杵ノ尊を大八洲に降臨せしめられ、神勅を下し給う」「歴代の天皇は天照大神の御心を以つて御心とし、大神と御一体とならせ給い、現人神として下万民を統べしらし給う」というのである。
またこの『臣民の道』はとくに「臣民」の忠義を強調する。一部引用すると、「我らの祖先は大方は名もなき民として、日に夜に皇国の富強に努めその繁栄に竭くし、忠良なる臣民としての生涯を送ってきたのである」「臣民の道は、皇孫降臨の際奉仕せられた神々の精神をそのままに、億兆心を一にして天皇にまつろひ奉るにある」「神勅を下し給ふて君臣の大義を定め、民の生くべき道を示され、(中略)臣民を赤子として愛撫せられた」「君臣の間に於いて現はれた最も根源的なものが忠であり、(中略)而して天皇と臣民との関係は、義は君臣にして情は父子である。神と君、君と臣とはまさに一体である」などとある。天皇と臣民の関係は、神と人間の関係、神とそこに一体化すべき臣下、民の関係であるというのである。このような君臣関係の捉え方は、すでに『国体の本義』にもあって、そこには「身分の高いもの、低いもの、富んだもの、貧しいもの」、「上に立つものー下に働くもの、それら各々が分を守ることによって集団の和は得られ」、その上に立って「君臣相和」などとあった。しかし『臣民の道』において、「民・臣下」の忠義の道がさらに強調されるようになっていることは明らかである。
ここにあるのは、アマテラスが「天壌無窮の神勅」によって現人神たる天皇に国家を統治する権限をあたえたという神話である。その観点からいえば、アマテラスが神話の「至高神」であるということは疑えないことであろう。実際、後にもふれるように『古事記』にも『日本書紀』にもアマテラスを「至高神」として扱う記事はいくつも存在する。またこれが現在の日本でも一つの常識的なものであることはいうまでもない。
このような歴史観、つまり「国体」の本質は臣民は天皇に対して敬神愛国の精神をもって奉仕することにあり、それによって「国史」は貫かれているという歴史観を、普通、皇国史観という。『国体の本義』と『臣民の道』の二つの文書は、この史観を国定の歴史の見方としたものである。それと対比するため、次に終戦の年の翌年一月に発せられた昭和天皇の詔書、いわゆる「人間宣言」の要点を引用してみよう。
「朕ト爾等国民トノ間ノ紐帯ハ、終始相互ノ信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ、単ナル神話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ。天皇ヲ以テ現御神トシ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニモ非ズ」
ここにいう<天皇は現御神であり、日本民族は他民族に優越する世界支配の運命をもっている>という「架空ナル観念」というものが、以上にみてきた『国体の本義』や『臣民の道』によって展開されたものであることはいうまでもない。現在になってみれば、この思想が有効でないのは自然なことである。
しかし、本書は、この皇国史観それ自体に立ち入って論ずることは課題としていない。私が問題としたいのは、その前提となっている神話の理解そのものであり、とくに倭国神話の中には天照大神ではない神話の至高神がたしかに存在したという事実そのものである。
つまり、『古事記』の冒頭には、次のように「天御中主神、高御産巣日神、神産巣日神」の三神が登場する。
「天地初めて発りし時、高天原に成りませる神の名は、天御中主神、高御産巣日神、神産巣日神。この三柱の神は、みな独神と成りまして、身を隠したまひき」
現代語訳。天地が始めて発生したとき、高天原に成った神の名は、天御中主神、高御産巣日神、神産巣日神であった。この三柱の神は、みな独神と成られて、身を隠しされた)
これによれば、天地の生成のとき、まず(1)アマノミナカヌシ(天御中主)という神、そして(2)タカミムスヒ(高御産巣日)という神、そしてタカミムスヒのペアのようにして(3)カミムスヒ(神産巣日)という神が登場したというのである。これらの神々は『古事記』序文でも天地が形成される前の混沌から初めて発生して「造化の首」(創造の最初)となったとされている。この順序からいけば、アマノミナカヌシ・タカミムスヒ・カミムスヒの、いわゆる「造化三神」こそが神話の「至高神」というにふさわしいものではないか。
それに対してアマテラスはもっと後に登場する。つまり、『古事記』によれば、この造化三神の次ぎには、(4)宇摩志阿斯訶備比古遲(ウマシアシカビヒコヂ)神、(5)天之常立(アメノトコタチ)神が登場し(以上を「別天神」という)、さらに(6)国之常立(クニノトコタチ)神、(7)豊雲野(トヨクモノ)神の二神がきて、次ぎに五組のペアの神がくる。(8)宇比地邇(ウヒヂニ)神、(9)妹須比智邇(イモスヒヂニ)神、(10)角杙(ツノグイ)神、(11)妹活杙(イモイクグイ)神、(12)意富斗能地(オホトノヂ)神、(13)妹大斗乃辨(イモオオトノベ)神、(14)淤母陀流(オモダル)神、(15)妹阿夜訶志古泥(イモアヤカシコネ)神、(16)伊邪那岐(イザナキ)神、(17)妹伊邪那美(イモイザナミ)神である(以上を「神世七代」という)。この部分は全体で「別天神」五柱、「神世七代」一二柱、総計一七柱となるが、文字数にすると決して多いものではなく、神名を並べただけで、その神名の意味も全体の文脈も解釈が定まっていない。そして、最後にイザナキ・イザナミの男女の神がきて、彼らが「天の浮橋」に立って「天の沼矛」でどろどろした海をかき回してオノゴロ島という島を作り、その上に天から降り立って性交して国土や神々を産んだという。その物語がイザナミの死とイザナキの地獄巡り、そして天照大神・月読命・須佐之男命の三貴神の誕生と続くことはよく知られているだろう。
たしかにアマテラスは「天壌無窮の神勅」によって天皇に国土の統治権をあたえたという点では「至高神」であるといえるかもしれない。しかし、アマテラスは、この長い神々の系図、神統譜の最後に登場するのであって、その側面からすると、神々の世界の中で至高神といえるかどうかは問題があるだろう。これは至高神といっても、その神がどのような意味で至高神であるかは厳密に考えなければならないということを意味する。そもそも、造化三神といわれるアマノミナカヌシ・タカミムスヒ・カミムスヒの三神はどういう神であって、その神とアマテラスはいったいどういう関係なのかを説明することなしに、ただアマテラスを至上神であるといっても、神話とその物語の理解としてはほとんど意味がないことになるだろう。
しかも問題なのは、実は「造化三神」こそ「至高神」であるという主張が古くから存在したことである。しかもそれは古く一二世紀以降に発達した伊勢神道で確認できる。伊勢神宮とは外宮を中心に展開したものであるが、そこでは神話の至高神はトップに登場するアマノミナカヌシであるという意見が強力に主張された。そしてそれを受け継いだ足利時代の吉田神道においても、徳川時代の垂加神道においても同じような主張は繰り返されている。
またなによりも徳川時代の「国学」の大成者、本居宣長はタカミムスヒこそが神話の「至高神」であるとした。本書で詳しくみていくように、『古事記』でも『日本書紀』でもタカミムスヒはいかにも「至高神」らしい姿と行動をみせており、この宣長の学説は、二三〇年ほどが経った今でも、実は学界では通説というべき位置をもっているのである。
奇妙なのは、それにも関わらず、現在の日本では倭国神話の「至高神」というともっぱら天照大神であるということになっていることである。他方、アマノミナカヌシやタカミムスヒなどの神が、現在の日本ではほとんど知られていない。神道について相当に深い信仰をもつか、あるいは神話に専門的な興味をもっている人々以外、ほとんどの人は、この神の名前を知らないのではないだろうか。アマノミナカヌシとタカミムスヒの両方の名前を知っている人は、日本の国籍をもつ人のうち一〇〇人に一人もいないのではないだろうか。
神話の至高神がどのような神であるかというのは神話を世界観として考える上では決定的な問題である。もちろん、ある民族の神話において至高神と考えることができる神が二人、または複数いるということはありうることであるが、その場合は、その複数の至高神の関係、つまり、ここでいえばアマノミナカヌシ・タカミムスヒとアマテラスの関係はどのようなものであるかというのは大問題になるはずである。ところが、日本社会で神話について語られる場合でも、これはまったく問題にならない。それどころかアマノミナカヌシ・タカミムスヒという神の名前さえも知られていないのである。
これはあまりに偏頗な状態であるといわざるをえない。世界各国では考えられない事態である。ヨーロッパでは一七世紀以降、ゲルマンやケルトなどの民族的な神話についての研究が進み、それはいわゆる国民国家の形成のなかで大きな位置をもった。これと同様に、日本でも早く一八世紀の「国学」において本格的な神話研究が始まったのは学術の歴史として誇るべきことであるが、しかし、もっとも肝心の神話の至上神の名前さえも多くの人びとが知られていない。日本の民族的な神話、というよりも「日本」という国号ができる前、九州から近畿地方を舞台に語られ、日本の国家形成の重要な条件となった神話についての本居宣長以来の研究はほとんど社会の中に知られておらず、神話の至高神の名前さえ十分には知られていないのである。
日本では人文諸科学の学者の常識と国民の知識の間に大きなギャップがあるということはよく言われることであるが、これはその中でももっとも大きなギャップというべきであろう。もとより、このようになった事情は、この国の近代の歴史が辿った蹉跌多い歴史に原因があったといえるだろう。つまり、日本では明治国家がアマテラス信仰を国定化し、第二次大戦中に、それが戦争の中で鼓舞された。これが、いわば「羹にこりて膾を吹く」というべき事態をもたらし、神話を一種のタブーとし、それについての知識を曖昧なものとし、結果として、伝統文化のなかでの神話の位置を大きく下げる結果をもたらしたことは否定できない。
しかし、このような奇妙な事態の責任を歴史の経過のみに求めることが許されるのであろうか。つまり『国体の本義』のイデオロギーによって遂行された戦争が無惨な結果を日本と東アジアにもたらしてから、すでに七〇年余になる。また本居宣長によって神話の本格的な学術的研究が開始されてから数えれば二三〇年以上の時間が経過しているのである。それにも関わらず、神話学・歴史学の常識が日本社会に知られていないのは、やはり神話学・歴史学の側にも相当の責任があるというべきなのではないだろうか。
この責任を果たし、新しく分かりやすい形で伝統的な神話の実像を説明し、それによって、一時はほとんどの日本人が信じていた<天皇は現御神であり、日本民族は他民族に優越する世界支配の運命をもっている>という「観念」が、どのような意味で「架空」であるかを説明すること。それによってこそ、『国体の本義』『臣民の道』の影響の下で人生を送った様々な人々の経験を追体験し、記憶し、再出発することが、本当の意味で可能になるのではないだろうか。それを終えなければ「日本人」にとって、あの戦争は終わったことにはならないのではないか。
2018年11月13日 (火) 神道・神祇 | 固定リンク
2018年10月31日 (水)
聖徳太子の憲法17条の「和を以て尊となす」は民主主義か
稲田議員の国会質問について毎日新聞の取材をうけてお答えしました。ただし、デジタル版などに掲載されたのは、このまったくの一部ですので、ここでオープンしてしまいます。
民主主義とは平等な諸個人が出自・職業・民族などの相違をこえて宗教・思想・信条などを含むすべての尊厳と自由を行使することであって、そのようなシステムが一応現実化したのは20世紀の普通選挙権の実施以降です(平凡社『大百科事典』民主主義の項目)。
しかし、現在でもたとえば男女平等の規定の追加が何度も妨げられたままで民族の平等規定も存在しないアメリカ憲法のようにひどい憲法も存在する状態です。
ですから、そういう民主主義が前近代の世界にはどこにも存在しなかったことはいうまでもなく、たとえばギリシャのデモクラシーも市民=奴隷主相互の平等にすぎません。
いわれる聖徳太子の憲法17条の「和を以て尊となす」は『論語』の一節、儒教思想ですので民主主義とは関係がありません。『国体の本義』も、その本質を「君臣相和」「上に立つ者と下に立つものの和」であって「理性から出発し互いに独立した個人の協調」とはまったく違うものとしています。『国体の本義』は五箇条の誓文のいう「公論」も同時に出された宸翰に「百官諸侯卜広ク相誓ヒ」とあるのを中心に説明しています。『国体の本義』は戦争中の国定思想でしたが、これらの説明は正しいでしょう。
問題はこのようなシステムとしての民主主義でなく、思想としての民主主義が日本にあったかどうかですが、東アジアで民主主義的思想の側面をもつといって問題ないのは、私は『老子』の思想であると考えています。しかし『老子』の思想は日本ではなかなかそのような形では受容されませんでした。また同じく『国体の本義』が日本の思想の基調をなした諸思想のうち、儒教と仏教を誉めあげながら『老子』の思想は「歴史的基礎のない個人主義におちいった」としているように前近代の日本国家は老荘の思想を拒否していたというのが正しいでしょう。
その意味では言説としての民主主義は日本ではなかなか難しい運命を歩んできたというのが妥当だろうと思います。
2018年10月31日 (水) 社会批評 | 固定リンク
2018年10月28日 (日)
ものぐさ太郎から三年寝太郎へ
以下、著書『物語の中世』(初刊、東京大学出版会、再刊2013年講談社学術文庫)の「ものぐさ太郎から三年寝太郎へ」の入稿データの全文公開です。ただし、図版・図はなく、また本作成の段階での校正追加は反映されていません。
ものぐさ太郎から三年寝太郎へ
はじめに
三年寝太郎・隣の寝太郎・力太郎
「三年寝太郎」は、今の子供たちもよく知っている昔話の一つであろう。寝太郎は三年と三月もの間、寝ほうけていたが、折からの旱魃で村人が苦しんでいるのをみて、急に起き上がり、大川から井手を掘って水を引こうといいだす。最初は馬鹿にしていた村人も、一人で井溝を掘り続ける寝太郎の姿をみて協力しだす。そしてとうとう、潅漑用水は完成し、日照りの時も水に困ることがなくなり、村は豊かになり、寝太郎も働き者の若者となって幸せに暮らしたというわけである。
我が家にある絵本、文・大川悦生、絵・渡辺三郎の『三ねんねたろう』(ポプラ社、一九六七年)では、寝太郎民話はさらに心をはげますニュアンスのものになっている。寝太郎は、本来は働き者の孝行息子だったが、働いても働いても暮らしは楽にならず、代官所や地主に年貢を納めてしまうと、これっぽっちの米も残らず、ひどい日照りの年に母親を失ってからはまったくやる気を失ってしまったという。つまり、寝ほうけていたのには十分な理由があったという訳である。そして、彼は実直で人の良すぎる、しかし、力持ちの大男に描かれている。村の子供たちは彼が大好きで、子供たちは寝太郎の家の前を通る時には、いつも「寝太郎どん、ねむり病気と違うんか。おいしゃさん呼んで、苦い薬のませたら、目さますやろ」などとはやしたてたという。寝太郎はまずはこの子供たちの協力をえて井堰を完成させたのである。
このような寝太郎物語の原型は、山口県山陽町厚狭に伝わった民話、「厚狭の寝太郎」にある。この民話は柳田国男が注目してはじめて有名になったものであるが、厚狭では江戸時代に寝太郎のお陰で数千町歩の荒地が開発されたと伝承されており、寝太郎の木像や、長者となった寝太郎を祭る「寝太郎荒神」という神社が残されているという(「隣の寝太郎」、『定本柳田国男集』⑧、筑摩書房)。
その話型の明るさが子供向けの絵本にふさわしいのだろう。我が家の絵本も、その「あとがき」に断ってあるように「厚狭の寝太郎」を原話としているのである。ただ、問題は、柳田が述べているように、一般に「隣の寝太郎」民話といわれている全国各地に残る寝太郎民話は、これとは相当趣向を異にするものであることである。寝太郎が寝てばかりいることは同じであるが、長者になった道筋は全然違う。寝太郎は隣の富裕な長者をだまして、その一人の娘を妻にしたというのである。ある正月元旦の明け方に寝太郎は、白鷺(あるいは鳩・鶏などの場合もある)を抱えて、隣との境の大きな椋の樹の梢に登って隠れ、そこから作り声をして「おれはこの土地の氏神である。娘には必ず隣の寝太郎を聟に取れ」とよばわった。そして寝太郎が放った鳥が鎮守の森をさして飛んでいくのをみて、長者はこの神のお告げをすっかり信じてしまい、「隣の寝太郎」はまんまと聟に納まったのである。
柳田は「唯一つの長州の例(つまり厚狭の例)を除く他、妙に求婚手段の成功の方に力を入れて説くものが多い」といっているが、戦後の関敬吾編の『日本昔話大成』によっても、厚狭のような寝太郎民話はほかに発見されてはいないようである。しかし、「厚狭の寝太郎」はまったく孤立した、単なる例外の作り話という訳ではないだろう。というのは、柳田国男の紹介している信州安曇郡の寝太郎民話では、笹を刈っていた若者が昼寝をしている内に、頭に二本の角が生えたとか、急に巨人に化してしまったとかで、三年の間、山中に隠れてしまったが、夜には返ってきて一人で自分の家の田植・田業を一晩のうちに片付けてくれたという。ここには、長者の娘との婚姻譚でめでたしめでたしとなるのではなく、同じように「大力」の労働で話が終わるスタイルの寝太郎民話を確認できるのである。周防と信州という遠く離れた場所に、同じ昔話の類型が残されていることは興味を引くところである。
そして、この大力の話が「こんび太郎」とか「力太郎」とかいわれる類型の民話と連続するものであることはいうまでもない。我が家には、文・今江祥智、絵・田島征三の『ちからたろう』(ポプラ社、一九六七年)の絵本もある。その原話は東北地方に伝承されたもので、貧しいジジ・ババが自分たちのコンビ(あか)を集めてコネだした「こんび太郎」が、あたかも桃太郎が食べれば食べただけ大きくなったのと同じように、大きく生長して「力太郎」となった。そして彼は妖怪をやっつけ、人身御供に捧げられようとしていた長者の娘を助けて、その聟になったという。
ようするに、これらの民話は怠け者であったり、取るにたらない出自であったために軽蔑されていた男子が、一風かわった仕方で成功し、村の長者あるいは長者の聟になるという点で共通した話しなのである。関敬吾編の『日本昔話大成』によれば、このような昔話は実に分厚く、日本全国の各所で伝承されていた。そして、それを前提として考えると、「厚狭の寝太郎」型の「寝太郎」民話が、「隣の寝太郎」型と「力太郎」型の間にある昔話のスタイルとして、それなりの必然性をもっていたことは明らかであろう。
このような昔話の背景に何を考えるべきか、こういう耳に親しい民話を解釈し理解するために中世史学は何ができるかというのが、以下の問題である。
Ⅰ物ぐさ太郎の性格分析(一)
さて、「寝太郎」譚を初めて確認できるのは、中世末期の奈良興福寺の僧侶、英俊の日記、『多門院日記』(天文十三年[一五四四]九月六日条)に「社参し了、聞書一枚これを写す、七貧且寝太郎、有二子、投物童子、童子、食語二郎、不急三郎、破毀四郎」とある例である。そしてさらに時代をさかのぼって、南北朝期から室町時代の頃のものといわれる『仁和寺絵目録』に「物久佐聟絵一巻」とある(参照、家永三郎『上代倭絵年表』改定版、一九六六、墨水書房)。残念なことに、この「ものぐさ聟絵」なるものは残っていないが、それが近世初期にテキスト化された『御伽草子』の「物くさ太郎」譚と重なるものであったことは疑いをいれない。
『御伽草子』の「物ぐさ太郎」は、「寝太郎」民話と基本的に同じ類型の話であり、ということは、この種の話しは中世の相当早い時期から語られていたと考えることができる。そこで、三年寝太郎の分析を、まずは国文学の立場からの研究が蓄積されているこの「物くさ太郎」から開始することにしよう。この説話も、よく知られているものだが、『御伽草子』によれば、そのあら筋は次のようなものである。
信濃国筑摩郡あたらし郷に「ものくさ太郎ひぢかす」という男がいた。彼は「足手の あかがり、のみ、しらみ、ひじの苔」にまみれ、「四五日のうちにも起き上らず臥せ たりけり」という生活をしていた。人が
2024-06-30
「展評」
子供だった時分、楽しげな時間に「魔を指す」ものが数々あった。その中の一つに「霊柩車が通る」というものがある。「霊柩車」を先頭にした車列が眼の前を通過し、それらが視界から消え去るまで「親指を隠す」という事も行われたりもした。
「親指を『隠す』」理由、何故に「隠す」のが「親指」でなければならないのかの理由は様々に言われている。その一々はここでは記さないが、要は「死」(「不浄/穢れ」)の領域が「生」(「浄」)の領域に入り込むのを阻止する「まじない」の一つが、「霊柩車を見たら親指を隠す」である。「親指」さえ「隠し」てしまえば、後は「生」(「浄」)の領域で幾らでも遊べると、可憐な子供は信じる/信じさせられるのである。
「浄」と「不浄」を切り離す「まじない」としては「えんがちょ」というものもある。「えんがちょ」は、排泄物等の「向こう側」(不浄)に行ってしまった物質に触れた際に、「不浄」の「『感染』拡大」を防止する「効果」があるとされる。実際問題としては屁の突っ張りにすら何光年も遠くても、それでも「3秒ルール」的な「精神」安定上の「意味」は、可憐な「子供」の「界隈」に於いては大いにある。「コロナ禍」で猛烈に拡散した「アマビエ」──可憐な「アーティスト」がその拡散の先棒を率先して担ぐなどという事もあった──も、可憐な「えんがちょ」の可憐なバリエーションの一つだった。それはまた「千引岩」(注1)的な「伝統」の一つなのかもしれない。
(注1)「爾千引石引塞其黄泉比良坂」(「千人引きの大きな岩をその黄泉比良坂まで引っ張ってきてこれを塞ぐ」:古事記)
とは言え、しばしば「えんがちょ」という「浄化」は、「差別」──「被差別」を「不浄」故のものとする──をドライブする動力源になるという事は忘れてはならない。子供時分にその「存在」を理由に他人様相手に「えんがちょ」を行使した記憶を持つ人間は少なくないのではないか。胸に「よーく」手を当てて回顧してみれば、その「えんがちょ」が「差別」と切り離せないものであった事に思い至る事もあるだろう。
いずれにしても「霊柩車を見たら親指を隠す」も「えんがちょ」も、自らが「浄」の側に「いる」と信憑している──根拠薄弱──側にいる者が行う「まじない」だ。「まじない」というのは何処までも「生」(浄)の側に「いる」者のものであり、「死」(不浄)の側が宛名のものではない。キョンシー(殭屍)の「暴走」を「停止」させる護符が、こちらが「読める」様に向けられている──「死体」であるキョンシーは読めない──のは何故か。
「生」と「死」を峻別する「まじない」とは異なり、相対的に「洗練」された宗教の教義は、多かれ少なかれ「裏腹」なものとして見られる「生」と「死」を「総合」する。その下(もと)で執り行われる葬儀の際、読経や説教等というものがされるが、それらの宛名も「死者」に対するものの様でありながら、実際には「生者」である参列者に向けてのものだ。
木魚を叩きながら僧侶の口から誦せられる日本的様式美(注2)の「しきそくぜーくう、くうそくぜーしき、じゅそうぎょうしきやくぶーにょぜー(yad rūpaṃ sā śūnyatā,yā śūnyatā tad rūpam,evam eva vedanāsaṃjñāsaṃskāravijñānāni.)」は、「死者」に「言い聞かせる」ものであるというよりは、「聞いてっか?そこのおまいら」である。葬儀会場で簡易なルビ振り「経典」を渡され、参列者が僧侶と共にそれを唱和するのは、そこに書かれている事を「生者」の側にいる者に宛てる為だ。司祭がバイブルの一節を引いたりするのも「聞いてっか?そこのおまいら」であり、賛美歌の聴者はそれを歌う者なのである。誰でもない「あなた」に宛てている様に書かれているものの宛名の一つが、それを発しそれを聞く自分自身であるという構造をそれらは持つ。葬儀とは「生」と「死」の「総合」後の「生者」に対するセルフ教化の装置なのである。
(注2)「元歌」に近いとされるもの。
========
「大村益三とその残欠 -『ネコになる』という選択肢-」(以下「残欠」:2024年4月26日〜6月30日「新潟市美術館」)は、楽しげな美術館展示──基本的に「楽しげ」にする事を企図しているのが「展覧会」という「見世物」である(注3)──に「魔を指す」形で闖入して来た「霊柩車」(注4)の如きものだ。しかもそれは、実際の「霊柩車」の様にたまたま通り過ぎているというものではなく、わざわざその場に「乗り付け」ているものであり、その意味でその存在としては、時と場合によっては傍迷惑ですらある「街宣車」に近いものだ。「ピュア」な「子供の心」を「失わない」美術館詣の善男善女は、「残欠」展という「『柩』が積載された『街宣車』」を前にして「親指を隠す」事をしなければならず、「えんがちょ」の印を結ばねばならないのかもしれない。
(注3)そして「残欠」展もまた、「展」である以上「楽しさ」を目指している「見世物」である。
(注4)実際の「霊柩車」は、家や斎場から火葬場に向かうものであるが、「残欠」は「焼けた」後のものが並べられている。そして現実の火葬場は、火夫が竹の箸で骨(残欠)をピックアップしながら、その「太さ」(例)をして「体が丈夫な方だったのですね」(例)などという「復元」/「捏造」に基づく「評価」が飛び交う空間なのである。
「残欠」展は京都の「一条戻橋」、或いは「もののけ」がパレードする百鬼夜行の舞台である一条通──平安京に於ける「この世」と「あの世」の空間的境界線──の様なもので、「この世」(浄)と「あの世」(不浄)の境界の、「あの世」側に位置している。その境界(「残欠」展)の向こう側はすっかり「あの世」なのだ。
即ち2024年4月26日から6月30日までの「新潟市美術館」に於ける「残欠」展を蝶番とした「コレクション展 ニャン ーネコ用品専門展ー」(以下「ネコ用品」)は、担当学芸員である藤井素彦氏の表現を借りれば「この星に生きる全ての人間が命を失った時(人類滅亡)」以降の、言わば「人間」の「墓地」なのである。そもそも美術館の「常設展」は、普段は「冷暗所」に仕舞い込まれた「美術作品」がムクムクと「蘇生」し、「生き生き」と「歌い踊る」様を「見せている」ものだ。
Michael Wolgemut, Danse Macabre, woodcut of the Nuremberg chronicles (f 264r), 1493
「常設展」の「脱構築(deconstruction)」とも言える「ネコ用品」展では、「収蔵作品」を「ネコじゃらし gazing」や「キャットタワー climbing)」等のネコ用品に見立て(「捏造」して)いるが、しかしそれらは実際には「人間」にとってしか意味を持たない文字列や十字架を頂く「石」(「墓標」)(注5)が並ぶばかりなのである。
(注5)「墓標」としての「石」に刻まれる文字列は、「先祖代々之墓」「〇〇家之墓」的な「家制度」を前提にしたものが多いが、それを嫌って「愛」や「絆」や「想」や「夢」や「空」や「希望」や「平和」等──日本のモニュメント彫刻のタイトルに使用される語句をダイレクトに想起させる──と刻むものもある。しかし「この星に生きる人間」が付したその「表現」の如何に関わらず、ネコにとっては「石」は「石」以上でも以下でもないものなのであり、どの「石」がどのネコ用品になるかは、ネコのみぞ知るなのである。
通常の「常設展」ならば、その「美術作品」の「楽しげ」な「ダンス」を見てそれに興じる事も出来るだろう。しかし「ネコ用品」展は「死」のゲート(「残欠」)を一旦潜らされ、その「通過」こそが前景化されているのだ。結果として「ネコ用品」展──及び「企画展」──に並ぶ「美術作品」を、「普段」通りに「鑑賞」するというのは、かなりハードルが高い営為となってしまっている(注6)。「残欠」展/「ネコ用品」展というメデューサは、その周囲にある「美術作品」──少なくとも同館内までは及ぶ──を「石化」する(「人類以降の時間」に拉致する)だけでなく、見る者をも「石化」する(同)のだ。それは「石」になどなりたくない善男善女にとっての脅威であり、可憐の敵であると言えるだろう。「残欠」展/「ネコ用品」展は、それらを構成する「一つ一つ」を見るものではなく、「展覧会」を装った「装置(equipment)」なのである。
(注6)五十嵐太郎氏のXポスト。
「遠藤彰子展 巨大画の迷宮にさまよう」@新潟市美。もともと常設にも展示されていた作家の個展。さすがにキーファーほどではないが、どんどん巨大化する絵画。ねじれた空間の建築的、あるいは街の表現が多く、楽しめる。ただし、先に常設のネコ展を見ない方が良い。おそらく、普通に鑑賞できなくなる
— taroigarashi (@taroigarashi) 2024年6月28日
東京のネコ集結地の一つとして名高い「谷中霊園」。そこにある墓石は、ネコ目線では「猫ひんやりプレート」(「石」)でしかないのであり、ネコ社会に於けるネコ相互間に於けるテンポラルなテリトリーを保証するもの(隠れ場所)でしかないのであり、「死者」に対して「人間」が花を手向ける花立てはネコの水飲み場でしかない。そもそもが「墓地」という「人間」にとって「死」の領域にあるとされる場は、ネコにとっては単純に生活の場であり、その生存を維持する狩猟の場であり、次世代に繋げる発展の場である。「人間」にとって「死」の場所である「墓地」は、ネコにとって全き「生」の場なのだ。
「ネコ用品」展/「残欠」展は、生物種として極めて弱々しい「人間」によって、ネコにとっては心地の良い「ひんやりプレート」を「意味」有りげに削った「痕跡(écriture)」でしかない「◯◯家」や「先祖代々」や「愛」や「夢」や「希望」や「平和」の如く弱々しい「人間」の営為である「美術作品」が、生物的サバイブの「勝利」者として「仮構」された「ネコ」を介する事で反転し「墓標」化/「ひんやりプレート」化されたものである。
「ネコ用品」展/「残欠」展という「装置」は、「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」「人に訪れる死を忘ることなかれ」的な「呪い」の掛けられた「九相図」でもある。「美」の横に、その「骨」を置く様な「蛮行」である。しかしその「呪い」が「呪い」として成立する事こそが、逆説的に「芸術」という「ネコ」(例)世界とは無縁のものが成立する必要条件なのである。「芸術」は、「私はネコではない」(例)という弱々しい自己規定──「ネコ」(例)を始めとしたあらゆる「生」の形の「補集合」──によってのみ、辛うじて成立可能な何かなのだ。
「人間」は何時か死ぬ。「ネコ」も何時か死ぬ。恐らく前者の「死」は「芸術の死」にも通じるものがあるだろう。しかし後者の「死」は、「芸術の死」とは全く無縁なものなのだ。
murrari 2024-06-30 07:28 読者になる
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ロッククラリネット奏者。University of New Orleans卒業。
1904年製"アルバート式"の楽器による歌うようなスタイルとソウルフルなパフォーマンスでジャンルを横断する。共演者は多岐に渡り、野外フェスからスナックまで演奏場所を選ばない。歌謡バンド「ペーソス」のメンバーとして寄席にも出演する。
of Tropique名義で制作するエキゾチックな楽曲は海外で評価が高くAppleやGimletなど複数の欧米企業に使用されている。ワシントンD.C.のElectric Cowbell Recordsから2021年にシングル、2023年にアルバムをリリースし、現在はアルゼンチンの人気ミュージシャンRolando Brunoとの共作を準備中。国内では冨永昌敬、東海林毅などの監督作品の音楽を手がける。2023年秋にはオダギリジョー主演のドラマ『僕の手を売ります』の音楽を担当した。
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別冊 東京直撃地獄拳! あなたになら言える秘密色のはちみつ。(日曜日が待ち遠しいと思った、わたしのたった365日の中の野良猫ロックでつぐみな日々と映画たちは、皆殺しの天使と 痛いほどきみが好きな金魚のしずく、もしくは 勝手にロリータしやがれな秋刀魚の味。)から、別冊 東京直撃地獄拳! あなたになら言える秘密色のはちみつ。(日曜日が待ち遠しいと思った、わたしのたった365日の中の野良猫ロックな日々と映画たちは 意外とオルカよりも速く泳ぐ。痛いほどきみが好きな金魚のしずくは、バトルクリーク・ブローな皆殺しの天使。)から、別冊 東京直撃地獄拳! あなたになら言える秘密色のはちみつ。(日曜日が待ち遠しいと思った、わたしのたった365日の中の野良猫ロックでつぐみな日々と映画たちは、皆殺しの天使と 痛いほどきみが好きな金魚のしずく、もしくは 勝手に はつ恋しやがれな 桜咲く頃 恋風バニシングレッドラインXXX。)から、別冊 東京直撃地獄拳! あなたになら言える秘密色のはちみつ。(日曜日が待ち遠しいと思った、わたしのたった365日の中の野良猫ロックで つぐみな日々と映画たちは、痛いほどきみが好きな金魚のしずく、もしくは 悲しみも喜びも幾年月な 魔界の初恋大陸。)
こんにちは。えっと、ゴルゴ13の第149巻のタイトルは「激突!AK-100vsM-16」(2002)でした。わたしも映画と激突しながら胸キュンしようと思います。というわけで、一年間で365本の映画を観ることができるか否かを、このお部屋は期間限定で サスペリアしようと思っています。けっしてひとりではみないでください。
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Actors and Acting (100)
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村田 厚生 ソロ・パフォーマンス “Motion”
投稿日時: 2022/12/13 投稿者: tikeda
プログラム:
・アンドレアス・エドゥアルド・フランク / 私と私自身の狭間に I
トロンボーンとエレクトロクス、ビデオのための (2015-2016)
・後藤 英 / Collidebone
トロンボーンとライブ・エレクトロニクス、ビジュアル・メディアのための(委嘱初演)
・佐原 洸 / 連歌 II
トロンボーンとエレクトロクスのための(委嘱初演)
・池田 拓実 / par fumée
9軸センサモジュールを伴うトロンボーンのための (2020)
・村田 厚生・磯部 英彬 / Fall
トロンボーンとレーザー距離計のための (初演)
出演者:
トロンボーン:村田 厚生
エレクトロニクス:佐原 洸
技術:磯部 英彬
映像:横山 徹
レーザー:秋山 大知
協力:鄭 瑀
日時:
2022年12月13日(火)
18:30開場 19:00開演
会場:
杉並公会堂 小ホール
料金:
前売り・予約 3,000円
当日 3,500円
学生 2,000円
前売り: https://teket.jp/4420/15193
予約・問い合わせ:1213@sonata.jp
カテゴリー: composition
村田 厚生 ソロ・パフォーマンス “Motion”
2022年11月10日19:11
カテゴリ
ナタリー・デセイ来日公演 そして シャルル・クロ
ナタリー・デセイが来日した。11月9日の東京公演を聞いた。前半はモーツァルトのオペラアリアを中心としたもの、そして後半はフランスの歌曲を歌うというものだった。この公演は、最近デセイと一緒に活動しているピアニスト フィリップ・カサールとのデュオコンサートであり、カサールのピアノの美しい音にデセイのドラマが共鳴しあうというものだった。
さて、デセイを生で初めてきいたのは、2003年12月9日のガルニエでの「ナクソス島のアリアドネ」だった。あの、チャーミングなツェルビネッタがビキニ姿で難曲を見事に歌った。
そして、2006年のルチア、2009年のメリザンドを聞いたけど、それしか聞けなかったのは今でも後悔している。ジュネーブでホフマンの三役を歌うというアナウンスが出たときは、チケットを買う直前だったが、それはキャンセルになったり、彼女自体の声の問題は、予想以上にシリアスだったのだろう。
そもそも、僕がデセイを初めて聞いたのは、モーツァルトのオペラアリア集ではあったけど、彼女が女優歌手であることを知ったのは、オッフェンバックの「天国と地獄」だった。(とくにナウリとの「ハエの二重唱」は本当にすばらしい)それは、アリアドネ同様、ローラン・ペリが演出したもので、彼とデセイはいくつもの名舞台を作ってきたのだ。そして、そこにミンコフスキーが絡んでいた。さらに、新国立劇場のヘンデルのチェーザレは、デセイのクレオパトラだから成立したような演出であって、東京の公演から僕はデセイの舞台の残り香を感じられたら良いかなとも思っていた。
それで、久しぶりに今回の来日公演に接して、僕はデセイはデセイでしかなく、デセイ教という信者でありつづけるしかないことを自覚するしかなかった。僕にとってデセイはデセイ様でありつづけている。そんな盲目的なデセイ信者として、聞いた今回の一番は、ショーソンからプーランクへの流れであり、それはシャルル・クロからジャン・コクトーという詩人たちの言葉の連なりだ。
先ず、クロの著名なナンセンス詩「燻製ニシン」が収録されている、1873年の『白檀の小箱』の冒頭「占い」という章に掲載されている「夜想曲」(ちなみに、この詩はアルセーヌ・ウーセイに捧げられている)からとられている「終わりなき歌」だ、ここでは、3行ごとのブロックが16つまり、48行の詩はフランス詩のお約束どおり、見事な脚韻が綴られている、ただその内容は高尚な詩というのではなく、流行歌の世界であって、それがコクトーのモンテカルロと呼応する。それに女優デセイの見事な声が重なっていく、それは本当に幸せな時間であり、このままデセイのフランス語を永遠に聞いていたくなるが、最後にMonte Carloと発した瞬間、僕は映画のワンシーンを見ているような気持ちになった。
それは、シャルル・クロでも同様で、ジャン・リュック・ゴダールが『フランス映画の2×50年』で、ミッシェル・ピコリという役者の身体を通して発せられた「真の映画のきざし」39:20あたり:という言葉の意味を、デセイの歌唱 否 演技をとおして発せられた声で再確認することになったのだ。
ゴダールは、そのとき、二人のシャルルの名をあげいている、つまり、クロとボードレールであるのだが、それはラヴェルの「マ・メール・ロワ」の音楽とともに、マキシム・デュ・カンに捧げられた詩「旅」の朗読を導く、それはジュリー・デルピーの声なのだが、そこには歌がない。
そして、女優にして歌手としてのデセイ、僕らは彼女に嘗てのオランピアや夜の女王を求めることはないし、今のデセイの声と演技を通して、彼女と共に生きている悦びを感じていくのだ。
dessay
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ナタリー・デセイ来日公演 そして シャルル・クロ
website on パリのラ・ヴィレット公園がたいへんなことになっているらしい
2022年3月16日水曜日
遂に日本でも電懋ブームが?
(えいが)(しようもない日常)
〈「はじめに」という名の言い訳〉
下記の記事は、2月はじめに書いたものです。
当ブログ(Blogger)は、スマホでの更新が恐ろしくしにくい設定のため(ハイパーリンクもロクに貼ることができない)、下書きのまま放置しておりました。
その後、楚原監督の訃報もあり、その件も加筆してからと思いながらずるずると時は流れ、気付けば3月半ばになっておりました。
そんなわけで、今回は敢えてそのままアップいたします。
悪しからず、ご了承下さいませ。
↓↓↓ここから↓↓↓
どうも。
いつの間にやら2022年でございます。
おかげさまで、昨年暮れにお知らせした研究会でのおしゃべりも無事に終了いたしました。
さて。
今年初め、国立映画アーカイブで開催された特集上映「香港映画発展史探究」。
前身のフィルムセンター時代も含め、国立映画アーカイブでは初めて(!)の香港映画に関する大規模特集上映でした。
その中で、満を持してというべきか、ようやくというべきか、遂に上映されたのが王天林&葛蘭の最高傑作である『野バラの恋(野玫瑰之戀)』。
これが予想通り(当たり前よねー)大変な好評でして、電懋(國泰。キャセイ・オーガニゼーション)作品に興味を持つ方も増えている模様です。
思えば、不肖せんきちがメインサイト「旅荘 愛のさざなみ」(永遠の未完成サイトw)を立ち上げ、インターネット上で電懋作品の紹介を始めたのが2004年のこと。
それから20年近くの歳月を経て、ようやく時代がオレに追い付いたか!(大げさ)と感慨に耽っております。
まあ、ライバルである邵氏に関しても、日本における享受は新派武侠映画以降の作品が中心で、それ以前の「女優の時代」の作品は殆ど顧みられることがないのも残念なのですが、今回の特集をきっかけに、電懋や邵氏の女優メイン作品が日本でももっともっと見られるようになって欲しいものです。
そういえば、なぜに上映されなかったのかしらん、李麗華様の作品……。
投稿者 せんきち 時刻: 11:45 0 件のコメント:
ラベル: えいが, しようもない日常, たび
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遂に日本でも電懋ブームが?
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「カミ」なき時代の影向図──「かげ」の論理
田中純 (2021年12月 2日 19:58)
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『UP』12月号に寄稿しました。連載「イメージの記憶」の第66回です。 書誌情報は田中純「「カミ」なき時代の影向図──「かげ」の論理」、『UP』590号(2021年12月号)、東京大学出版会、2021年、41〜47頁。
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「カミ」なき時代の影向図──「かげ」の論理
2021年12月 (1)
Essays (189)
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2021年07月21日
7月30日発売!映画芸術476号
2021年07月21日
7月30日発売!映画芸術476号
ドライブ・マイ・カー
巧みな演出法と話法で新作毎に注目される俊英・濱口竜介が村上春樹の短編に挑んだ『ドライブ・マイ・カー』、チェーホフの「ワーニャ叔父さん」の舞台劇を交差させ、登場人物の多重な心理に繊細な眼差しを向ける濱口演出、本領発揮の出来。その背景を探る
【インタビュー】濱口竜介
現場で何かが起こる、その可能性を高めるためにはできるだけ準備をすることに尽きます
サンマデモクラシー
1963年の沖縄、サンマにかかっていた関税の還付を求めてひとりの女性・玉城ウシが裁判を起こした――「ウシがアメリカに喧嘩を売った」、この過去の出来事を突破口にして、複雑な沖縄自治の課題に挑んだひとりのテレビマン・山里孫存に、数々の秀作を作り、現在はNHK沖縄に在籍する渡辺考が熱い思いを寄せる
【対談】山里孫存×渡辺 考
こんな沖縄があった、こんな人たちが生きていた……。復帰以前の沖縄を伝えていくのは、自分の宿命だという思いがあります
音 好宏 半植民地的な米軍統治への怒りがここに
緊急特集
遠ざかるピンク映画 その見えざる現場でいま何が起こっているか?
内藤忠司 『ハレンチ君主 いんびな休日』に早くから関わってしまった私の、裁判傍聴記
いまおかしんじ 痴漢保健室
菅 孝行 週刊新潮が「作った」不敬映画 『ハレンチ君主 いんびな休日』を読む
井上淳一 私の初めてのピンク映画の行方
坂本 礼 『まったくなぁ。』
[シナリオ]ハレンチ君主 いんびな休日 荒木太郎+いまおかしんじ
東アジア反日武装戦線をめぐって、ふたたび
[再録] 鈴木邦男 『テロ 東アジア反日武装戦線と赤報隊 新版』第2部 戦争・原罪意識そして〈狼〉
稲川方人 黒川芳正『母たち』を見る 政治的戦略としての「母性」
インタビュー フランソワ・オゾン 取材・文 魚住桜子
一途な感情や幻想、思い込みによる失望、そこには普遍性があり、ホモセクシュアリティとは直接的な関係はありません
アイダよ、何処へ?
後藤和夫 事実を直視せずに明日はない
MINAMATA-ミナマタ-
代島治彦 ドキュメンタリーとは異なる地平へ
北園現代史 自由の裏に隠された衝撃の実態 一般公開Ver.
桃井 章 学校の外は、政治の嵐の只中にある
浜の朝日の嘘つきどもと
大内 靖 映画は今日も嘘をつく。だって何もはじまっていないのだから
キネマの神様
荻野洋一 現代日本映画にとって山田洋次とは何なのか?
特別座談会 配給会社はいまどうしている?
私たちがいま担うべきもの
志村大祐(ザジフィルムズ) 加藤武史(アンプラグド)
村田敦子(ミモザフィルムズ) 小林三四郎(太秦)
田井 肇(シネマ5支配人) 北條誠人(ユーロスペース支配人)
寺脇 研(映画運動家)
連載トーク第2回 映画たちよ!私たちのディスクール
映画はどこで自由となりどこで不自由となるのだろうか
川口敦子 児玉美月 岩槻 歩 近藤希実
追悼 清水邦夫
石橋蓮司 蜷川さんが去って、蟹江もいなくて、清水さんも逝ってしまって、甘美な時は終わった
追悼 谷口晃
吉村英夫 好敵手谷口晃との40年
いまおかしんじ 倫理の先生
林 久登 脚本から見えてくる景色
[遺文] 谷口 晃 シナリオ修業体験記
[谷口晃遺稿シナリオ] ブント・ノスタルジア
追悼 李麗仙
足立正生 わが時代の女王は、最後には能楽劇を演じつつ、逝ってしまった
太陽肛門スパパーン 新作アルバムを聴け!
花咲政之輔 円谷幸吉の魂を先頭に、東京オリンピックを阻止し、近代オリンピックを廃絶しよう!
うみべの女の子/サマーフィルムにのって/かば/最後にして最初の人類/素晴らしき、きのこの世界/東京自転車節/黄龍の村
岩槻歩/菊井崇史/桝田 豊/武隈風人/大久保渉/柴垣萌子/磯田 勉
Books Reviews
佐藤美鈴 荒井晴彦、森 達也、白石和彌、井上淳一著「映画評論家への逆襲」
高橋伴明 藤森益弘著「夢の炎 映画に恋した男たち」
松岡錠司 岸惠子著「岸惠子自伝」
坪井里緒 川本三郎著「映画のメリーゴーラウンド」
児玉美月 西森路代+ハン・トンヒョン著「韓国映画・ドラマ──わたしたちのおしゃべりの記録2014〜2020」
井上淳一 安井国穂著「仮面の狂騒 警視庁機動捜査隊216」
川口敦子 猿渡由紀著「ウディ・アレン追放」
編集部の一冊 寺脇 研著「西部邁が支持したアメリカ映画論」
菅孝行の戦後史 ことにおいて後悔せず
大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介
邦洋★映画合戦 荒井晴彦×寺脇 研
春日信一 雀の涙
posted by 映芸編集部 at 15:55 | レポート| |
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お知らせ
2020年
詳細
2020年9月18日
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
「U-Page+」サービス提供終了について
平素はSo-netをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、誠に勝手ながら、2021年1月28日(木)をもちまして、「U-page+」サービスの提供を終了させていただくこととなりました。
サービスをご利用いただいておりますお客さまには、ご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げますとともに、これまでのご愛顧に厚くお礼申し上げます。
記
■提供終了サービス名
U-Page+
■提供終了日
2021年1月28日(木) 15:00
提供終了日以降、お客さまのWebコンテンツの表示、FTPからのデータダウンロードができなくなります。
■解約のお手続きについて
2021年1月28日(木)をもって自動解約となりますので、お客さまご自身での解約のお手続きは必要ございません。
サービス終了日以前に解約をご希望のお客さまは、解約のお手続きが必要です。
下記のWebページよりお手続きください。
解約手続き
※上記Webページの「解約」ボタンをクリックした後に表示される画面の案内にそって、
So-netのユーザーID、ユーザーIDパスワードを入力してください。
■ご利用料金について
2020年12月度のご利用分まで
※サービス提供終了月となる2021年1月分のご利用料金は無料となります。
■代替サービスについて
誠に申し訳ございませんが、弊社での代替サービスはご用意しておりません。
他社様のサービスへの移行をご検討ください。
■類似サービスについて
代替サービスのご用意はございませんが、独自ドメインを取得していただければ、新たなWebスペースをご利用できる類似サービスを提供しております。(現在ご利用されているURLとは異なります)
So-net レンタルサーバーHS
■よくあるご質問
Q:ホームページはいつまで公開されているの?
A:お客さまのホームページは、2021年1月28日(木)15:00まで公開させていただきます。
サービス終了後は、サービス終了案内に切り替えさせていただきます。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
Q:データはいつまでダウンロードできますか?
A:2021年1月28日(木)15:00までFTPへログインし、データのダウンロードや削除が可能です。
サービス終了時刻以降は、FTPへログインすることができなくなります。
お手数をおかけしますが、サービス終了日までに必要なデータのダウンロードをお願いいたします。
なお、サービス終了後にデータを削除させていただきます。
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Q:エクスポート機能などは提供されますか?
A:誠に申し訳ございませんが提供の予定はございません。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
Q:URLを延長して利用したい
A:大変恐れ入りますが、ご利用されているURLで表示されているWebコンテンツは、
2021年1月28日(木)15:00をもってサービス終了案内に切り替わり、
その後はURLをご利用いただくことはできません。
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Q:サービス終了案内の内容と掲載期間は?
A:お客さまのWebコンテンツに関連した情報は表示せず、
U-Page+サービスを終了した旨のみをご案内をさせていただきます。
サービス終了案内は2月末まで表示させていただきます。
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Q:サイト訪問者へ告知を出したい
A:他社様のサービスにて新サイトを作成いただき、
「U-Page+」側に新サイトのURLをご掲載することをおすすめいたします。
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よくあるご質問・お問い合わせ
2019-01-21
2018年映画ベスト10
映画秘宝2019年3月号が発売になりましたんで、2018年の映画ベストを転載させていただきます。
2 『ブリグズビー・ベア』(2017 デイヴ・マッケイ)
3 『パディントン2』(2017 ポール・キング)
4 『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017 ギジェルモ・デル=トロ)
5 『覗かれる人妻 シュレーディンガーの女』(2018 城定秀夫)
6 『Dimension』(1991-7 ラース・フォン・トリアー)
7 『快楽の漸進的横滑り』(1974 アラン・ロブ=グリエ)
8 『レディ・プレイヤー・ワン』(2018 スティーブン・スピルバーグ)
9 『ボトロップの120日』(1997 クリストフ・シュリンゲンジーフ)
10『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(2018 パノス・コスマトス)
去年は城定監督で何を選ぶかというのが頭のひねりどころだったかと思いますが、ここはあえて『恋の豚』をはずしてこれ。狙いすぎですね。トホホ、コメントその他は本誌をどうぞ。なぜこれが一位なのかという話も含め、冒頭で町山と対談しております。対談の中で高橋洋さんの名前を出してしまってますが、これぼくの勝手な思い込みですんで、高橋洋さん(本人)にはなんの関係もありません。お詫びして、すべての責任はわたくしにあることを言明しておきます。
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指と科学とお相撲と(2)
2012-02-08 (水)
前回の記事から時間がたってしまいましたが、指と日本の伝統的格闘技、すなわち「大相撲」の関係について、ご紹介したいと思います。実はのんびりしている間に、大手ブログサイトで論文が紹介されてしまったり、研究チームのリーダーである大竹文雄先生ご自身がブログで紹介されたりしたので、研究結果の大枠について、すでにご存知の方も多いと思います。そこで、それらの記事で触れられていない、論文の細部、重箱の隅の味わい方をご紹介しようかと思います。
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亀の甲より年の功
2011-12-03 (土)
皆さんは年を取るということにどういうイメージを持っているでしょうか。
記憶力は衰え,思考能力は鈍くなり,気力も低下する,といったネガティブな印象を持たれるかもしれません。
ところが実際はそうとばかりは言えないようです。
今日は,老人たちが若者たちよりも的確な判断を行っているということをお話ししたいと思います。
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指と科学とお相撲と(1)
2011-12-02 (金)
皆さん「科学」というものに、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
これは科学者の側の被害妄想かも知れませんが、しばしば「科学的」というと「ゼッタイに正しい」「ゼッタイとは言わないまでも、かなり正しい」と思われていたり、そこから逆に「こんな妙な話を”正しい”というのだから、科学は怪しい」とか思われることがあるように感じます。被害妄想かも知れませんが。
「科学の定義」については、色々な意見があることと思います。ただ一つ言えることは、「一人の天才科学者によって、世紀の大発見がなされる」という科学へのイメージは、しばしば誤りである、ということです。
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怖い顔の目的、あるいは楳図かずおについての一考察
2011-11-30 (水)
楳図かずおでも何でも良いので、ホラーやサスペンスの漫画や映画で、恐怖に襲われて叫んでいる被害者の顔を想像してください。感情の心理学という研究領域では、それを「恐怖顔」 fearful face とか「恐怖表情」fearful facial expression などと呼びます。人類学的な調査に基づいて、この「恐怖表情」をはじめ、「怒り」、「嫌悪」、「幸福」、「悲しみ」、「驚き」といった表情は、文化や民族によらず人間一般に共通していると考えられており、「基本6感情」と呼ばれることもあります。
さて、仮にこうした顔表情がヒト一般、すなわちホモ・サピエンス Homo sapiens という種一般に見られるとすると、そこには何らかの進化的背景がありそうだ、という気がしてきます。事実、進化理論を最初に唱えたチャールズ・ダーウィン Charles Darwin も、既にこの点に気付いていたようで、『人及び動物の表情について The Expressions of Emotions in Man and Animals』という著作で、人間の顔表情が動物のそれから連続的に進化してきた可能性を提唱しています。
しかしそれにしても、それぞれの表情は、なぜ「この形」になったのでしょうか?
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能面の笑み、能面の憂い
2011-02-15 (火)
子どもの頃のある冬の晩、ふと見上げた夜空に三つの明るい星が並んでいることに気が付きました。きれいな星を見つけたことを親に得意げに伝えたら「あれはオリオン座だよ」と簡単に返されました。その時に「ああ、みんな思うことは同じなんだな」と感じたことを覚えています。
オリオン座という名前は知っていました。でも、それがどんな星座かは知りませんでした。それでも、あの三つ星は「特別なもの」としてヒライシの目に映ったのです。20世紀のアジアの片隅に住む少年にも、古代ギリシャの人々にも、あの三つ星は特別に見える。古代のシュメール文化、エジプト、中国などでも、オリオンの三つ星は特別なものと考えられていたそうです(Wikipeida; オリオン座)。時代も言葉も文化も違う人々が、同じものをみて同じように感じる。人間にはさまざまな違いがあるけれど、同じ「こころ」もあるのだと思うと、ちょっと嬉しくなります。今回はそんな研究を紹介しましょう。テーマは日本文化。能です。
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2016年9月21日
さっきかあ突然眼精疲労というのか目の億とかがなんかじんじんと、パソコンから離れて他の仕事をしてr9うあいだにというかそのあとからじんじんとしてきて、と同時に手の指の先に軽いしびれを感じて、それが2度怒ったかrこれは眼精疲労と手先のしびれなんだろうということにして、ここ一週間くらい慣れないことというか要らrをうっずっと見ていたりhtmlとかのコードとかをずっと改定有りとかそいういうことというかとにかくずっとパソコンの画面を司祭にいてみていたという感じがあるからrそれで疲れがきたのかmそいrねあい。今日も営業が終わったrコードをどうこうちしようかとか思っていたけれどこれはやmておいた方がいいというkとなのかmしれないと思ったのでやめることにした。きょうは本を読もう、とも思ったここのところでzん前読んでいない。それよりもやらないとというか熱中してしまったことがあったからで、だから全然読んでいない。フォークナーも寝る前に少し読むくらいでzねえね進まない。クリスマス。が表に出ていた。それから今日は必死ぶりに承前とした日だった。雨のせいと思う。雨が降っているのがしんどいかなしいつらい。お客さんが来ないとかそいうう影響とかそいう話ではなくて津雨が辛い。暗い。目が疲れた。だからさっきからこれは一度もディスプレイを水にウッチ得るわけなんだけどどうなっているのだろうjかウッチ得るし指が疲れたから可動域が少ないというか力みがゼロな家事で打っているからさっきからう¥打ち間違いはたくさんしていると思っている。目が疲れた。夢ばかり見る。ジェットコースターに乗らなかった夢とかを最近は見た。今朝はうどん屋だか蕎麦屋だかを紹介してモラタ夢を見た着たする。うまく、ふるまえなかったな、と反省した夢を見た。うまk振る舞うことなんてできやしない。うまくふるまえてい。いややめておこう今日はネガティブな気分におかされている。いつからか、昼くらいからか。忘れた。昼寝したあとからか。zすごく眠かった。昼も夜も暇だった。それでいて雨だた。昨日やれることは一通りやった気がした。だからもう何もやれることが、10日後くりあまっでは何もというくぁえではないけれど些細なことしかできないから、sの虚脱感もあったのかもしrない。なんせ、hamlなんて僕には打てない。いや打てないわkではないだろうけれど、僕がちまちまtお打つよりも教わった方がずっと早いことというのが世の中にはクソほどあるわけで、コードを打つことはまったくそれdから昨日、だいたいできるとこrっは終わったkラ、気持ちも一緒に終わったのかsも淹れない。
表現。という言葉を思う。読書日記をつけたい。書き出しはこうなる。htmlのコードとかをずっと書いていた、だから本はmるで読んでいない。たまに暇なときに岸政彦と雨宮、雨宮姓の著名な人って何人かいて僕は違いが知らないからやっぱりw擦れてしまった。岸政彦と雨宮さんの対談というか雑談の本をたまにめくった。岸政彦の視線はほんとうに、僕は本当に真摯というか優しさというか凛とした優しさというか倫理的な態度だと、とても強く思う。広さがあるし、それでいて同時に、なんだろう感情みたいなものに大して嘘を言わない感じというか、とにかく信用というか信頼できる、好き。あとバールボッサの方の最近出た本もちまちま読んでいる。だいたいnoteに一回書いてあった呼んだことのある内容になっている。noteもこうやっていつか本になるのか、と思うとなんかすごいなと思う。バールボッサの方も僕はどうも妙にリスペクトみたいなものおをしているところがあり、楽しく読む。あとフォークナーも読んでいる。クリスマsが何か表にでてきた。日記、日付を最初に淹れないと。忘れてた。9月19日か20日、本を読んでいない。ああたmが気持ち悪い。眼精疲労。指先のしびれ。医女。
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【お知らせ】 2014年7月1日 更新
LOVELOGのサービス終了について
au one netのブログサービス 『LOVELOG』は2014年6月30日をもちまして提供を終了致しました。
永らくのご利用、誠にありがとうございました。
引き続きau one netをご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
※お手数ではございますが、新ブログにて閲覧の皆さま向けにブログURL変更等をご周知いただけますよう、お願い申し上げます。
お問合せ
「livedoor ブログ検索」ブログパーツは、サービスを終了しました。
2014/01/20
引っ越し
こちらに引越しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/akibiyori0919/
ひきつづき、宜しくお願いします。
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Apache/1.3.42 Server at 10.130.66.46 Port 8080
現在アクセスが集中しており、
接続しづらい状況になっております。
恐れ入りますが、しばらく時間がたってから、
アクセスいただきますよう、よろしくお願いいたします。
[PR] 英会話 生命保険 アルバイト仕事
2007-08-19
告知です。
『映画の離陸 コンドル篇』
■日時 8月19日(日)13:30〜
■開場 映画美学校 第一試写室
■プログラム
13:30〜『日記/ネバーセイ・ネバーアゲイン』監督:西山洋市(ゲスト交渉中)
『ファララ』監督:塩田明彦(ゲスト交渉中)
15:05〜『アリス・イン・ワンダーランド』監督:筒井武文(来場決定!)
16:35〜『四つ数えろ』監督:万田邦敏(来場決定!)
『女の子はみんな双子である』監督:万田邦敏
17:30〜ゲスト監督によるトークショー
■料金 全回入場無料
主催はB学校同期のKさんとOさん。ほんと素晴らしい企画っす。
僕は行けないのが残念(なんとかして観たい…)。次回がナニ篇なのか今から気になります。