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アミュレット(護符・お守り)
2025-05-13 11:38:21 | 古いもの
これは、紀元前後の中米コスタリカのアミュレット。
抽象的な形ですが、鳥か動物の形象で、素材はヒスイ(軟玉)か蛇文岩です。
アミュレットを好み、収集していたことで知られる谷川徹三さん(谷川俊太郎さんの父)の収蔵品です。
(2,3×3,4センチ、重さ14g)
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アミュレット(護符・お守り)
古いもの(1375)
2025/05/13 20:48:41 natsuno hiraiwa news
1 発達障害
2 スクール・セミナー
3 語学
4 病気・闘病
5 コレクション
6 スピリチュアル
7 留学
8 FX
9 認知症
10 介護
海外公演 / コメントあり
舞台「中村仲蔵」上海公演に藤原竜也「言語の壁を越えてこの作品の熱を届けたい」
舞台「中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~」が、9月13日から21日まで中国・上海交通銀行前滩(ゼンタン)31文化芸能センター・大劇場で上演される。
44
18:55
TV・ラジオ出演
帰宅したら“自称母”が待っていた…安藤奎のラジオドラマ「母が、来た」音楽に額田大志
安藤奎作のラジオドラマ「母が、来た」が、5月17日22:00にNHK-FMで放送される。
24
18:55
「豊岡演劇祭2025」一部ラインナップ発表、王嘉明×タニノクロウ「誠實浴池」含む11演目
「豊岡演劇祭2025」の一部ラインナップが明らかになった。
18
18:30
開幕リスト
【5月14日~20日】今週開幕の公演
ステージナタリーで紹介した、今週開幕する公演をお知らせします。詳細は各リンク先で確認を。
6
18:15
アニメ化 / 動画あり / コメントあり
歌劇学校に通う少女たち描く、志村貴子原作のアニメ「淡島百景」2026年スタート
舞台に立つことを夢見て歌劇学校に通う少女たちの姿を描いた志村貴子のマンガ「淡島百景」(太田出版)がテレビアニメ化。その放送が来年スタートする。
55
18:00
舞台写真あり / コメントあり / ライブビューイング
劇団☆新感線「紅鬼物語」開幕に柚香光「新しいものに出会えそう」ライブビューイングも開催
柚香光らが出演する2025年劇団☆新感線45周年興行・初夏公演 いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective「紅鬼物語」が、本日5月13日に大阪・SkyシアターMBSで開幕した。
501
18:00
動画あり
礼真琴の日本武道館コンサート「ANTHEM」Blu-ray本日発売、日替わりソングも収録
礼真琴 日本武道館コンサート「ANTHEM-アンセム-」のBlu-rayが、本日5月13日に発売された。
38
17:30
2.5次元 / ミュージカル・音楽劇 / ビジュアル解禁
忍ミュ15周年特集「Quick Japan」表紙、鈴木祐大&反橋宗一郎が力強いまなざし見せる
鈴木祐大と反橋宗一郎が表紙カバーに登場する「Quick Japan」vol.178 SPECIAL EDITION版(太田出版)のビジュアルが解禁された。
832
17:05
TV・ラジオ出演
NHK「あさイチ」坂口涼太郎が“新宿の新しい楽しみ方”をレポート
5月15日8:15からNHK総合で放送される「あさイチ」に坂口涼太郎がゲスト出演する。
38
16:45
ミュージカル・音楽劇
映画「ウィキッド ふたりの魔女」が4K UHD/BD/DVDに、“シング・アロング版”も収録
ミュージカル映画「ウィキッド ふたりの魔女」の4K UHD / Blu-ray / DVDが、7月30日にハピネット・メディアマーケティングよりリリースされる。
108
14:35
伝統芸能・歌舞伎 / 舞台写真あり
万博開催記念「薫風歌舞伎特別公演」開幕、「西遊記」「アラジン」題材の新作登場
大阪・関西万博開催記念「薫風歌舞伎特別公演」が、5月11日に大阪・大阪松竹座で開幕した。
169
14:25
受賞 / イベントレポート
岸田國士戯曲賞授賞式、安藤奎がアンパサンド・スリラー披露 笠木泉は天国の師匠に感謝
第69回岸田國士戯曲賞の授賞式が昨日5月12日に東京・日本出版クラブで行われ、受賞者の安藤奎、笠木泉が出席した。
86
13:15
コメントあり
鴻上尚史新作「サヨナラソング ー帰ってきた鶴ー」に小関裕太・臼田あさ美・太田基裕・安西慎太郎
KOKAMI@network vol.21「サヨナラソング ー帰ってきた鶴ー」が、8月31日から9月21日まで東京・紀伊國屋ホール、27・28日に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。
441
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【5月14日~20日】今週開幕の公演
KOKAMI@network vol.21「サヨナラソング ー帰ってきた鶴ー」
2025年劇団☆新感線45周年興行・初夏公演 いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective「紅鬼物語」
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「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Rule the Stage《Buster Bros!!! & Bad Ass Temple feat. 糸の会 & WESTEND-MAFIA》
太田基裕
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2025/05/13 20:20:23 Larval Subjects .
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50代、10年前より動ける身体へ
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SONYがEVFがチルトするカメラを出すらしいけど、それ12年前にLUMIX GX7が採用していた機構じゃね?という話
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トゥーヴァージンズ☆SIDE TRACK 連載【と】第26回目は「狂気と正気」です☆☆☆☆☆
お知らせ
トゥーヴァージンズのSIDE TRACK 連載【と】 🍋
第26回目は「狂気と正気」です🕷🕷🕷
今回がひとまずの最終回です
どうぞよろしくお願いいたします
26 狂気と正気|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界。今回がひとまずの最終回です。 人は基本動物で、動物のままなのが、イコール人間の狂気なのだと思う。 なぜ始まったのかもう誰にも説明不…note.com
25 でべそとボタン|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 子どものころ、でべそだった。 母は、わたしを病院に連れていった。 医者は、「成長につれて自然…note.com
24 存在と情報|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 存在とは、言い換えると情報のこと。 存在感があるとは、つまり情報量が多いことなのだろう。 例…note.com
23 花火とケンカ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 花火は、ケンカだ。 ケンカは、花火なのだ。 どちらも、内部情報の短時間での全暴露。 だから、人は見物する。…note.com
22 言葉と体験|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 「言葉にならない」という言い方がある。 「言葉にできない」という言い方がある。 しかしその二つには、冒頭に…note.com
21 基準と心拍数|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 基準とは、心拍数のことなのだろう。 歩くピッチも、話す速度も、おにぎりを握るテンポも。 我々は生身で、その…note.com
20 マドレーヌとフィナンシェ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) マドレーヌは貝の形。フィナンシェは、金塊の形。 マドレーヌを見るたび、渚の音が聞こえる。 フィナンシェを見…note.com
19 耳かきと梵天|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 昔の耳かきの先には、梵天というものが付いていた。 子どもの頃は漢字変換できず、「ぼんてん」と音認識のみだっ…note.com
18 外と内|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 脳外が脳内と同一質量であることが、「普通の生活」なのだろう。 何を見ても驚かない。すでにお馴染みの光景だか…note.com
17 絶対と相対|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 「絶対的」とは選択肢のなさのことであり、「相対的」とは選択肢が生じることなのだと思う。 つまり絶対とは、絶…note.com
16 ミトンとミント|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) ミトンとミントは、アナグラムだ。ゆえに、内包する世界の内容と量が一致している。つまり、非常に親和性が高...note.com
15 瓦斯と煉瓦|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) ガスとレンガは、漢字上では親類である。しかし、物質的には気体と個体。水と油の相容れない、犬猿の仲。そ...note.com
14 なんまいだと千枚田|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) なんまいだと千枚田は、同じベクトルの祈りなのだと思う。なんまいだは、南無阿弥陀仏の変形。それを呟くのと...note.com
13 壺と花瓶|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 壺は、何も入れずにそのままでいて何の後ろめたさも感じなくて済む存在だ。しかし、花瓶はそうはいかない。外...note.com
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11 片栗粉と石灰|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 小学生の頃、片栗粉と石灰がとても好きだった。片栗粉は、料理にとろみをつける物。石灰は、校庭に線を引く...note.com
10 台形とコンビーフ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) (上底+下底)×高さ÷2。この台形の公式を習ったとき、脳内に浮かんだのはコンビーフだった。台形とはわた...note.com
09 麩と耳栓|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 味噌汁に入った麩が、わたしは嫌いだった。かさ増しのような、誤魔化しのような気がして。スポンジのようで。...note.com
08 本物と偽物|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) たとえば贋作とは、上手すぎてバレるのでは、と思う。本物のピカソの絵は、きっと所々下手で、それが本能的にリ...note.com
07 生と死|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) さっきまで生きていたのに、もう生きていないとはどういうことだろう。それが死んでいるということ。彼は...note.com
06 林檎と梨|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)[編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体......。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か"と"何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある......かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 林檎と梨は、大きさと形が似ている。5メートル向こうにあったら、それが青林檎か二十世紀梨か、区別がつかない...note.com
2025年5月13日火曜日
いじめと権力欲
笑われるかもしれないが、大戦中、飢餓と教師や上級生の私刑の苦痛のあまり、さきのほうの生命が縮んでもいいから今日一日、あるいはこの場を生かし通したまえと、“神”に祈ったことが一度や二度ではなかった……(中井久夫「知命の年に」初出1984年『記憶の肖像』所収)
たまたま、私は阪神・淡路大震災後、心的外傷後ストレス障害を勉強する過程で、私の小学生時代のいじめられ体験がふつふつと蘇るのを覚えた。それは六十二歳の私の中でほとんど風化していなかった。(中井久夫「いじめの政治学」初出1997年『アリアドネからの糸』所収)
ーーここで中井久夫が語っているのは、簡単に言えば、フロイトの云う次の事態である。
体験された寄る辺なき状況をトラウマ的状況と呼ぶ 。〔・・・〕そして自我が寄る辺なき状況が起こるだろうと予期する時、あるいは現在に寄る辺なき状況が起こったとき、かつてのトラウマ的出来事を呼び起こす。
eine solche erlebte Situation von Hilflosigkeit eine traumatische; (…) ich erwarte, daß sich eine Situation von Hilflosigkeit ergeben wird, oder die gegenwärtige Situation erinnert mich an eines der früher erfahrenen traumatischen Erlebnisse. (フロイト『制止、症状、不安』第11章、1926年)
ふたたび中井久夫から。
一般に、語られる外傷性事態は、二次的な体験、再燃、再演であることが多い。学校でのいじめが滑らかに語られる時など、奥にもう一つあると一度は考えてみる必要がある。〔・・・〕
しかし、再燃、再演かと推定されても、当面はそれをもっぱら問題にしてよい。急いで核心に迫るべきではない。それは治療関係の解消あるいは解離その他の厄介な症状を起こす確率が高い。「流れがつまれば水下より迫れ(下流の障害から除去せよ)」とは下水掃除の常道である。(中井久夫「トラウマと治療体験」初出2000年『徴候・記憶・外傷』所収)
最初に語られるトラウマは二次受傷であることが多い。たとえば高校の教師のいじめである。これはかろうじて扱えるが、そうすると、それの下に幼年時代のトラウマがくろぐろとした姿を現す。震災症例でも、ある少年の表現では震災は三割で七割は別だそうである。トラウマは時間の井戸の中で過去ほど下層にある成層構造をなしているようである。ほんとうの原トラウマに触れたという感覚のある症例はまだない。また、触れて、それですべてよしというものだという保証などない。(中井久夫「トラウマについての断想」初出2006年『日時計の影』所収)
………………
ここまでは序段であって、ここでの目的はーーある意図があってーー中井久夫の名エッセイ「いじめの政治学」をやや長く掲げることである(ある意図とはエアリプとしてもよい)。
長らくいじめは日本特有の現象であるかと思われていた。私はある時、アメリカのその方の専門家に聞いてみたら、いじめbullyingはむろんありすぎるほどあるので、こちらでは学校の中の本物のギャングが問題だという返事であった。学校に銃を持ってくるなということを注意し、実際に校門で検査しているのが一部高校の実情である。こうなっては大変であるが、銃はともかく、日本でもいじめ側の一部がギャング化しているのは高額の金員を搾取していることから察せられる。
外国では、英国のエリート学校であるいくつかのパブリック・スクールのいじめがよく知られている。英国の数学者・哲学者バートランド・ラッセルの自伝にもケンブリッジ大学への準備に通っていた学校で、これは高級軍人コースのための予備校であったからなおさらであったが、毎日いじめられては夕陽に向かって歩いていって自殺を考え「もう少し数学を知ってから死のう」と思い返す段がある。〔・・・〕
いじめは、その時その場での効果だけでなく、生涯にわたってその人の行動に影響を与えるものである。殺人は犯罪であって、軍人が戦場に臨んだ時にだけ犯罪でなくなることはよく知られている。いじめのかなりの部分は、学校という場でなければ立派に犯罪を構成する。そして、かつて兵営における下級兵いじめが治外法権のもとにおかれたような意味で学校が法の外にあるように思われるのは多くの人が共有している錯覚である。〔・・・〕
いじめといじめでないものとの間にはっきり一線を引いておく必要がある。冗談やからかいやふざけやたわむれが一切いじめなのではない。いじめでないかどうかを見分けるもっとも簡単な基準は、そこに相互性があるかどうかである。鬼ごっこを取り上げてみよう。鬼がジャンケンか何かのルールに従って交替するのが普通の鬼ごっこである。もし鬼が誰それと最初から決められていれば、それはいじめである。荷物を持ち合うにも、使い走りでさえも、相互性があればよく、なければいじめである。
鬼ごっこでは、いじめ型になると面白くなくなるはずだが、その代わり増大するのは一部の者にとっては権力感である。多数の者にとっては犠牲者にならなくてよかったという安心感である。多くの者は権力側につくことのよさをそこで学ぶ。
子どもの社会は権力社会であるという側面を持つ。子どもは家族や社会の中で権力を持てないだけ、いっそう権力に飢えている。子どもが家族の中で権利を制限され、権力を振るわれていることが大きければ大きいほど、子どもの飢えは増大する。
いじめる側の子どもにかんする研究は少ない。彼らが研究に登場するのは、家族の中で暴力を振るわれている場合である。あるいは発言したくても発言権がなくて、無力感にさいなまれている場合である。たとえば、どれだけ多くの子どもが家庭にあって、父母あるいは嫁姑の確執に対して一言いいたくて、しかしいえなくて身悶えする思いでいることか。
そういう子どもが皆いじめ側になるわけではない。いじめられる側にまわることが多く、その結果、神経症になるほうが多いだろう。最近、入院患者の病歴をとっていると、うんざりするほどいじめられ体験が多い。また、何らかの形でいじめを克服して、それが職業選択を左右しているかもしれない。もう二十年前になるが、私が精神科医仲間にそれとなく聞いてまわったところでは(私も含めてーー私は堂々たるいじめられっ子である)圧倒的にいじめられっ子出身が多かったが、一人の精神科医はいじめ側であったといい、何人も登校拒否児を作ったから罪のつぐないに子どもを診ているのだと語った。
しかし、いじめ方を教える塾があるわけではない。いじめ側の手口を観察していると、家庭でのいじめ、たとえば配偶者同士、嫁姑、親と年長のきょうだいのいじめ、いじめあいから学んだものが実に多い。方法だけでなく、脅かす表情や殺し文句もである。そして言うを憚ることだが、一部教師の態度からも学んでいる。一部の家庭と学校とは懇切丁寧にいじめを教える学校である。〔・・・〕
権力欲とはどういうものであろうか。人間にはさまざまな欲望がある。仏教をはじめ、多くの宗教は欲望をどうするかという問題と取り組んできた。しかし欲望の中には睡眠欲もあって、これは一人で満足でき、他に迷惑をかけない。食欲も基本的には同じであるが、他人の食を意識的に奪う場合もあり、知らず知らずの間に奪う場合もあり、他の生命を犠牲にすることは避けられなくて、睡眠欲ほど無邪気ではない。 情欲となると、これは基本的には二人の間の問題であり、必ずしも自分の思いどおりにならず、睡眠や食事よりも自分の中に葛藤を起こすことも少なくない。しかし、権力欲ばこれらとは比較にならないほど多くの人間、実際上無際限に多数の人を巻き込んで上限がない。その快感は思いどおりにならないはずのものを思いどおりにするところにある。自己の中の葛藤は、これに直面する代わりに、より大きい権力を獲得してからにすればきっと解決しやすくなるだろう、いやその必要さえなくなるかもしれないと思いがちであり、さらなる権力の追求という形で先延べできる。このように無際限に追求してしまうということは、「これでよい」という満足点がないということであり、権力欲には真の満足がないことを示している。権力欲には他の欲望と異なって真の快はない。そして『淮南子』にいう「それ物みな足らざるところあればすなわち鳴る」である。〔・・・〕
非常に多くのものが権力欲の道具になりうる。教育も治療も介護も布教もーー。多くの宗教がこれまで権力欲を最大の煩悩としてこなかったとすれば、これは不思議である。むろん権力欲自体を消滅させることはできない。その制御が問題であるが、個人、家庭から国家、国際社会まで、人類は権力欲をコントロールする道筋を見いだしているとはいいがたい。差別は純粋に権力欲の問題である。より下位のものがいることを確認するのは自らが支配の梯子を登るよりも楽であり容易であり、また競争とちがって結果が裏目に出ることがまずない。差別された者、抑圧されている者がしばしば差別者になる機微の一つでもある。〔・・・〕
いじめが権力に関係しているからには、必ず政治学がある。子どもにおけるいじめの政治学はなかなか精巧であって、子どもが政治的存在であるという面を持つことを教えてくれる。子ども社会は実に政治化された社会である。すべての大人が政治的社会をまず子どもとして子ども時代に経験することからみれば、少年少女の政治社会のほうが政治社会の原型なのかもしれない。
(中井久夫「いじめの政治学」初出1997年『アリアドネからの糸』所収)
なおノーベル文学賞作家ドリス・レッシングは自伝で次のように言っている。
子供たちは、常にいじめっ子だったし、今後もそれが続くだろう。問題は私たちの子供が悪いということにあるのではそれほどない。問題は大人や教師たちが今ではもはやいじめを取り扱いえないことにある。
Children have always been bullies and will always continue to be bullies. The question is not so much what is wrong with our children; the question is why adults and teachers nowadays cannot handle it anymore. (Doris Lessing, Under My Skin: Volume I of my Autobiography, 1994)
さて実は以下こそがこのエッセイの核心だろうが、あまりにも長くなり過ぎるので多くの記述を割愛しつつ掲げる(割愛しすぎていささか意味が取りにくい箇所があるかもしれないが、それは中井久夫にエッセイ自体に当たりたし)。
いじめはなぜわかりにくいか。それは、ある一定の順序を以て進行するからであり、この順序が実に政治的に巧妙なのである。ここに書けば政治屋が悪用するのではないかとちょっと心配なほどである。
私は仮にいじめの過程を「孤立化」「無力化」「透明化」の三段階に分けてみた。〔・・・〕これは実は政治的隷従、すなわち奴隷化の過程なのである。
まず孤立化である。
孤立していない人間は、時たまいじめに会うかもしれないが、持続的にいじめの標的にはならない。また、立ち直る機会がある。立ち直る機会を与えず、持続的にいくらでもいじめの対象にするためには、孤立させる必要があり、いじめの主眼は最初「孤立化作戦」に置かれる。その作戦の一つは、標的化である。誰かがマークされたということを周知させる。そうするとそうでない者はほっとする。そうして標的から距離を置く、それでも距離を置かない者には、それが損であり、まかり間違うと身の破滅だよということをちらつかせる。
ついで、いじめられる者がいかにいじめられるに値するかというPR作戦が始まる。些細な身体的特徴や癖からはじまって、いわれのない穢れや美醜や何ということはない行動は一寸した癖が問題になる。これは周囲の差別意識に訴える力がある。何の意味であっても「自分より下」の者がいることはリーダーになりたくてなれない人間の権力への飢餓感を多少軽くする。〔・・・〕
孤立化の過程においては、相手はまだ精神的には屈伏していない。ひそかに反撃の機会を狙っているかもしれない。加害者はまだ枕を高くしておれない。 次に加害者が行なうことは無力化することである。
孤立化作戦はすでに無力化を含んでいる。〔・・・〕しかし、「無力化作戦」はそれだけでは終わらない。この作戦は、要するに、被害者に「反撃は一切無効である」ことを教え、被害者を観念させることにある。そのためには、反撃には必ず懲罰的な過剰暴力を以て罰せられること、その際に誰も味方にならないことを繰り返し味わわせることが必要がある。反抗の微かな徴候も過大な懲罰の対象となる。さらには、「反抗を内心思ったであろう、そのはずだ」と言いがかりをつけて懲罰することも有効である。これは被害者に、加害者よりも自分の振る舞いの方に、さらにはおのれの内心の動きへと眼を向けるようにさせる効果もある。〔・・・〕
ここで暴力をしっかり振るっておけば、あとは暴力を振るうぞというおどしだけで十分である。暴力それ自身は、振るいたい時にいつでも振るえるとなれば、それほど頻繁に振るうものではない。暴力を以て辛うじて維持されている権力というものは危うい権力であり、権力欲の観点からみて、決して快い権力ではない、進んで、自発的に隷従されることが理想である。
さて、この辺りから、いじめは次第に「透明化」して周囲の眼に見えなくなってゆく。
一部は、傍観者の共謀によるものである。古都風景の中の電信柱が「見えない」ように、繁華街のホームレスが「見えない」ように、そして善良なドイツ人に強制収容所が「見えなかった」ように「選択的非注意 selective inattention」という人間の心理的メカニズムによって、いじめが行われていても、それが自然の一部、風景の一部としか見えなくなる。あるいは全く見えなくなる。〔・・・〕
しかし、第三者に見えないのは、第三者が「見ない」だけではない。実際、この時期に行われる「透明化作戦」によってざっと見たぐらいでは見えなくなっているのである。
この段階になると、被害者は孤立無援であり、反撃あるいは脱出のために無力である自分がほとほと嫌になっている。被害者は、次第に自分の誇りを自分で掘り崩してゆく。〔・・・〕
空間的にも、加害者のいない空間が逆説的にも現実感のない空間のようになる。いや、たとえ家族が海外旅行に連れだしても、加害者は"その場にいる"。 空間は加害者の臨在感に満ちている。いつも加害者の眼を逃れられず、加害者の眼は次第に遍在するようになる。 独裁国の人民が独裁者の眼をいたるところに、そしていつも、感じるのと同じ心理的メカニズムである。……(中井久夫「いじめの政治学」1997年『アリアドネからの系』所収)
ーー私は最近、ある政治家への少なくとも孤立化作戦を見た。
ところで、中井久夫は別のエッセイでこう書いている。
私は高校二年の時、「隠れた人生が最高の人生である」というデカルトの言葉にたいへん共感した。私を共鳴させたものは何であったろうか。私は権力欲や支配欲を、自分の精神を危険に導く誘惑者だとみなしていた。ある時、友人が私を「無欲な人か途方もない大欲の人だ」と評したことが記憶に残っている。私はひっそりした片隅の生活を求めながら、私の知識欲がそれを破壊するだろうという予感を持っていた。その予感には不吉なものがあった。私は自分の頭が私をひきずる力を感じながら、それに抵抗した。それにはかねての私の自己嫌悪が役立った。 (中井久夫「編集から始めた私」1998年『時のしずく』所収 )
小学生時代にひどいイジメにあった中井久夫が、途方もない権力欲の人になってもおかしくない、先の「いじめの政治学」の記述からすれば。すなわち《差別は純粋に権力欲の問題である。より下位のものがいることを確認するのは自らが支配の梯子を登るよりも楽であり容易であり、また競争とちがって結果が裏目に出ることがまずない。差別された者、抑圧されている者がしばしば差別者になる機微の一つでもある》であることは紛いようもないだろうから。
これからきみにぼくの人生で最も悲しかった発見を話そう。それは、迫害された者が迫害する者よりましだとはかぎらない、ということだ。ぼくには彼らの役割が反対になることだって、充分考えられる。(クンデラ『別れのワルツ』)
過去の虐待の犠牲者は、未来の加害者になる恐れがあるとは今では公然の秘密である。(When psychoanalysis meets Law and Evil: Jochem Willemsen and Paul Verhaeghe, 2010)
この事態をより一般化していえば、「受動性から能動性への移行」である。
トラウマを受動的に体験した自我は、その状況の成行きを自主的に左右するという希望をもって、能動的にこの反応の再生を、よわめられた形ではあるが繰り返す。
子供はすべての苦痛な印象にたいして、それを遊びで再生しながら、同様にふるまうことをわれわれは知っている。このさい子供は、受動性から能動性へ移行することによって、彼の生の出来事を心的に克服しようとするのである。
Das Ich, welches das Trauma passiv erlebt hat, wiederholt nun aktiv eine abgeschwächte Reproduktion desselben, in der Hoffnung, deren Ablauf selbsttätig leiten zu können.
Wir wissen, das Kind benimmt sich ebenso gegen alle ihm peinlichen Eindrücke, indem es sie im Spiel reproduziert; durch diese Art, von der Passivität zur Aktivität überzugehen, sucht es seine Lebenseindrücke psychisch zu bewältigen.
(フロイト『制止、症状、不安』第11章、1926年)
注目すべきなのは、能動性と受動性の関係である。容易に観察されるのは、セクシャリティの領域ばかりではなく、心的経験の領域においてはすべて、受動的に受け取られた印象が小児に能動的な反応を起こす傾向を生みだすということである。以前に自分がされたりさせられたりしたことを自分でやってみようとするのである。
それは、小児に課された外界に対処する仕事の一部であって、苦痛な内容を持っているために小児がそれを避けるきっかけをもつことができた印象の反復の試みというところまでも導いてゆくかもしれない。
小児の遊戯もまた、受動的な体験を能動的な行為によって補い、いわばそれをこのような仕方で解消しようとする意図に役立つようになっている。医者がいやがる子供の口をあけて咽喉をみたとすると、家に帰ってから子供は医者の役割を演じ、自分が医者に対してそうだったように、自分に無力な幼い兄弟をつかまえて、暴力的な処置を反復する。受動性への反抗と能動的役割の選択は疑いない。
(フロイト『女性の性愛』第3章、1931年)
受動的な体験をした者は反転して能動的な、時に暴力的な行為に出て、彼の生の出来事を心的に克服する。これはほとんどの人がそうであろう。
暴力的行為の対象は誰でもいいのである。フロイトは鍛冶屋と仕立屋の面白い話をしている。
ランク(1913年)はちかごろ、神経症的な復讐行為[neurotische Racheaktionen] が不当に別の人にむけられたみごとな症例を示した。この無意識の態度については、次の滑稽な挿話を思い出さずにはいられない。それは、村に一人しかいない鍛冶屋が死刑に値する犯罪をひきおこしたために、その村にいた三人の仕立屋のうちの一人が処刑されたという話である[daß einer der drei Dorfschneider gehängt werden soll, weil der einzige Dorfschmied ein todwürdiges Verbrechen begangen hat]。刑罰は、たとえ罪人に加えられるのではなくとも、かならず実行されなければならない、というのだ。(フロイト『自我とエス』第4章、1923年)
最後に中井久夫はこうも書いていることをつけ加えておこう。
そもそもいったい誰が「殺せ、殺せ」という幻の声を内に聞きつつ、なおひとりも殺さずに、むしろ恐縮して生きているというりっぱな生き方ができるであろうか。私だと一人二人は危ういおそれがある。(中井久夫『治療文化論』1990年)
私は対人関係に不器用であり、多くの人に迷惑を掛けたし、また、何度かあそこで死んでいても不思議でないという箇所があったが、とにかくここまで生かしていただいた。振り返ると実にきわどい人生だった。(中井久夫「私の死生観――“私の消滅”を様々にイメージ」1994年『 精神科医がものを書くとき』所収 )
………………
なお発達段階の最初期には人はみな受動的立場に置かれる。
母のもとにいる幼児の最初の出来事は、性的なものでも性的な色調をおびたものでも、もちろん受動的な性質[passiver Natur] のものである。幼児は母によって、授乳され・食物をあたえられ・体を洗ってもらい・着せてもらい、なにをするのにも母の指図をうける。(フロイト『女性の性愛 』第3章、1931年)
ラカンはこれを母なる全能性、あるいは母なる女の支配と呼んだ。
全能の構造は、母のなかにある、つまり原大他者のなかに。…それは、あらゆる力をもった大他者である[la structure de l'omnipotence, …est dans la mère, c'est-à-dire dans l'Autre primitif… c'est l'Autre qui est tout-puissant](Lacan, S4, 06 Février 1957)
(原初には)母なる女の支配がある。語る母・幼児が要求する対象としての母・命令する母・幼児の依存を担う母が。[…une dominance de la femme en tant que mère, et : - mère qui dit, - mère à qui l'on demande, - mère qui ordonne, et qui institue du même coup cette dépendance du petit homme.](Lacan, S17, 11 Février 1970)
ラカニアンにとってここにミソジニーの起源がある。
母の影はすべての女性に落ちている。つまりすべての女は母なる力を、さらには母なる全能性を共有している。これはどの若い警察官の悪夢でもある、中年の女性が車の窓を下げて訊ねる、「なんなの、坊や?」What is it, son?
この原初の母なる全能性はあらゆる面で恐怖を惹き起こす、女性蔑視(セクシズム)から女性嫌悪(ミソジニー)まで[from sexism to misogyny ]。(Paul Verhaeghe, Love in a Time of Loneliness THREE ESSAYS ON DRIVE AND DESIRE, 1998)
これは構造的に、いじめと権力欲の関係と同一である。
この女性嫌悪は男性だけに限らない。母なる女に受動的立場に置かれるのは両性とも同
May 12, 2025
Pabst and Riefenstahl
May 13, 2025
Constance Tsang’s Top 10
The director of Blue Sun Palace chooses a selection of films that have taught her about the craft of cinema, including works by Chantal Akerman, Robert Bresson, Edward Yang, and Satyajit Ray.
— May 12, 2025
キューブリックの映画に出てくるような上流階級の人々を描く必要があるときはむしろ、ダグラス・サークの作品を考える。たとえば『ポーラX』や『アネット』の場合がそうだ。サークの時代は上流階級の人々について、その権力とともに脆さをも描くことができた。いわばギリシア悲劇の神や半神のように。でも今日は、階級社会や彼らの度を越した特権について、誰もが意見を持っている。彼らを描くとしたら、皮肉なしでは描けないだろう。
レオス・カラックス
*1:映画の中に登場するシボレーのボンネットに「ジールク」の文字が刻まれている。ドイツ生まれのダグラス・サークの本名は、デトレフ・ジールク(Detlef Sierck)だった。
2025-02-09
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今日出かけていく服も決まらないしなんかダボダボした派手な服を着ていったら嫌がらせされそうだなと悩んでいたら荷物もたくさんあることに気付いて両手で抱え切れないんだがどうしたらいいのかなと悩んでいたら家の前まですごいスピードで来た知らないバスがあって十字路も一切停止せずにドリフトのように走って行ったのでよく見たら先日できた寮が所有する灰色のバスであそこの寮はいいなあ家の近くまで来て止まってくれるのであのバスに乗れたら最高なんだがと考えていたら学校に行くまでに二十分必要なのにあと五分前後しかない感じになってバス停に辿り着く時間すら足りないので賭けだと思ってさっきの寮のバスに乗り込んでみたら案の定こいつ誰だよみたいに言われて運転手にも注意されて恥をかいただけだったし次で降ろしてくださいと頼んだら当たり前だろとかさっさと降りろとめちゃくちゃ言われてなんかやたらでかい路上のバス停でもないところで降ろされたし屈辱に耐えながら両手に荷物を抱えてヒイヒイ走っていたけど気付いたら八個あるはずの荷物が六個になっていたし振り返ってみるとスイカ型のビーチボールが路上に転がっていたので拾いに行かなきゃいけなかったんだけど時間がないので泣く泣く諦めてやっとのことで本来のバス停に到着したんだけど当然のように乗るべきバスを逃してしまってもはや学校に行く手段はないかと諦めていたらつい最近も乗ったら性愛人間がベロベロ舐めてきた最悪のエレベーターが出現していてあそこは確かに近道だったからなと尻込みしつつも向かってみたらヤンキーなどが同乗するらしくこれはラッキーだと乗り込んでみたら今回はその威嚇もあってかまったく被害に遭わなかったんだけど到着したのが斎場っぽくもある真っ白な施設で何をやっているのかは分からなかったけどどうも言葉の感じとイントネーションから中国語が話されている様子でとりあえずネットのマップで調べたら川沿いに行くと目的地に到着すると分かったので行こうとしたら同行してる先生が踏破しましたみたいなシールをあちこちに貼っていたし早くしてくださいと注意しつつ川というか整備された水路のようでしかも水量が半分ぐらいの川沿いを歩いていると徐々に道が細くなってついに崩落していたんだけどよく見たら壁が掴みやすいように突起していてここから向こうの道まで腕力だけで行くらしくこれぐらいなら安心だなと思ったら後ろで知らない女がキャーとか言って落ちてたしまあこの高さなら死なないだろうと振り返らずに向こう岸に着地してしばらくすると未来の道路みたいな場所についてそこでは大量に信号無視をしている奴らがいてむしろそいつらがルールになっているという夢を見た。性愛人間というのは別にタイプミスではなく、変態のことです。あと、四角形の一辺ずつに四天王がひとりずつ配置されていてこちらには飛行キャラ一撃死の矢が与えられたんだけど最初に出てきた四天王が飛んでる奴だったのでこいつに使ったら最後に詰むってことなんだろうなと思って実力で倒していったところ三人目で力尽きて温存した意味なくなったという夢を見た。これはおまけみたいに見た夢だったのでちっとも記憶にないな。しかしやはり夢が長かったね。でも中国の施設のあたりとか未来の道路のあたりとか本当はもうちょっと思い出せそうだったんだよな、書き残せる夢の量は起きた直後にどれだけ情報を吐き出せるかで決まるのでおれのやる気次第ということになる。
今日も当然ながら出かけてない。絶対にそこまで使わないエディターのフォントの設定見てたけどなかなかうまくいかなかったので癇癪を起こしそうになったが、とりあえずフォントは諦めることにした。そしてもう夕飯。そして英語俳句の話題が。英語俳句、HAIKUを特にどうこうしようって気はないんだが、川柳じゃなくて俳句を名乗ってる以上俳句側が解決すべき問題だし、ルールはかなり適当だと思うんだよな。つーか誰が決めたの? あいつ? 結局夜中もパソコンの設定に熱中してたらコーヒー牛乳を一滴も飲んでなくて、実は起きてから一切カフェインを摂ってない状態だったので、ヤバいと思って即刻飲むことにした。おれは熱中したらカフェイン摂取すら頭から飛ぶんだな。
kkshow 2025-02-09 00:00 読者になる
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2025-02-08
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学校で居残り組だけ居残りテストを受けることになってなんかおれが落ちこぼれだからかそれとも嫌がらせされてるからかめちゃくちゃ難しいし大してできなかったよとこぼしていたらお嬢様は博士で出したらしく社会とかわたくしに関係ありませんわと言い放っていたのでカッケーと思っていたんだけどこれで終わると思っていたテストはあとふたつ残っていてしかもそのふたつは実技系で最初は音楽のテストで聞いた音を書き記すというものだったんだけどこんなの絶対音感ないとダメじゃんと困りながらハミングしてなんとか音階をドレミの形で書いてやろうとしたのだがそもそもペンがカスカスでうまく書けなかったしまあどのみち分からんかったからいいかと諦めて後ろから解答用紙を回す形でおれも解答を乗せていったんだけどほかの奴はうまくやっていたのでちょっと不安で次は採掘のテストだったから貝の標本を細かくチェックしていたんだけどさっきのペンで意図的に貝にTの字を書いてみたらやっぱりうまく書けなかったし書けなかったそのわずかな模様が虫になって貝の中に入っていったのでちょっとヤバいかもしんないと焦ったけどもうどうしようもないしおれの書いた字が虫になりましたと言っても信じてもらえないだろうからあとは標本に触らないようにしてたら標本を出してきた教師が生徒の一人に娘がいる手前か過去のじぶんの点数を書き換えてハンコも偽造してたんだけどよりにもよってその娘が不正に気付いてどうしてテープの上からハンコが押してあるのこれ今やったんじゃないのと親に激しく詰め寄っていたからちょっとその場にいづらくなって席に戻って近くの女にちょっとペンの調子が悪いから一本貸してほしいと頼んだら嫌です死ねと突き放されたのでまあそうですよねと距離を取りながら買いに行こうと外に出たらタレントの先輩が圧力をかけたとかで政治学習塾が復活という懸垂幕がかけられていたので社会のテストが終わったあとにそんなもの見せんなよと憤りつつ文房具屋に入ってペンどこだろうと自力で探していたのだが安売りのシャープペンシルしかなくてさっきは鉛筆でうまく書けなかったのだからボールペンが欲しいぜと色々探していたら古びたペン立てに入ったペンはすべてバーゲン品のようでそこを探したがやはりシャーペンしかなくフルメタルの遺物みたいなペンがめちゃくちゃかっこよかったけど二千百円でやっぱりシャーペンだったので諦めて店員に聞いたら普通のペン売り場とは離れたところにボールペンコーナーがあってさっき一回近くを通ったかもしれないと思いつつ色々チェックしてたらめちゃくちゃ楕円で卵みたいな大きさのボールペンが替え芯と共に売られていたのでこれはいいとレジに持っていこうと一旦は移動したもののペンケースに入らないと気付いたのでやっぱり戻してという行動をしていたところ勢いのある変な店員がやってきて栄養食を食えと叫びつつおれに本当は千円を渡したかったんだけどなかったから小銭で千円渡してきてそのままビューンとどこかに行ってしまうのを見てあれもうテストの時間過ぎてないかと気付き出し困ったのでとりあえずローマ字でサクラと書いてあるボディーの赤い細字のボールペンとその短すぎる替芯が入ったプラスチックのボールを持ってレジに行ったらこの替芯はだいぶ古くて使えないので百均とかで買ってくださいと言われて今から百均に行くのしんどいしなんとか元々入ってる芯で乗り切れないかなと考えていたら店員がこれどうぞとレシートと一緒に何らかの紙を渡してきたのでとりあえず受け取って外で確認したら閉店セール第二弾割引チケットだったのでここ学校に用事あるときしか来ない店だから使えるかなあと思う夢を見た。すごく長い夢だ。政治学習塾あたりからは割と覚えているな。
起きたらバンドキャンプで曲が売れてたね、ありがとう! 皆さんのおかげで助かってます! ところでこの紐パソコンを付けるのが遅れたんだけど、夢が長すぎ、思い出すの眠すぎ、うたた寝、のいつものパターンだった。まああと雪かきの疲れが抜けてないというのもあったな。こんな辛い雪かき人生の慰めに園芸をやっているんだけど、冬だから当然うまくいくはずもなく、挿し穂したやつから根っこ出てたら植え替えでもするかと思っていたものもすべて失敗、カスほども根っこが出ておらずすべて捨てることになった。夕方もヒイヒイ雪かきしてるときに家族が家から出てきたので、ようやく雪かきの手伝いでもするのかと思ったら、徒歩で雑貨屋さん♪に行ってしまった。我が人生に救いなし。あとはプログラミングもできないのに文字だけの設定ファイルをいじくり回していたね。設定をluaに書き換えないと完全に動かない奴がいるので見様見真似で書き換えてるんだけどなかなかうまくいかない。深夜になってなんでエラー出てたかようやく分かった、まさかの日本語で打ち込むべしということだった。そして頭痛に屈して頭痛薬を飲んだので、フォームローラーでストレッチしてから茶を作って飲んだ。深夜になってからようやくインターネットのニュースを見られるというのも辛いものがあるな、海外の記事をグーグルの翻訳で読んでいたら何度も「イスバ」なる人物が現れたので、なんだこのイスラム圏みたいな名前は誰なんだと思ったけど、石破だった。
kkshow 2025-02-08 00:00 読者になる
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2025-02-07
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ふざけた態度を取る後輩芸人がいたので先輩が広い体育館を追いかけ回していたら床が非常にツルツルしていたためその先輩が転んでしまい脇腹をしたたかに打っている様子を見て結構高齢者だから大丈夫かなと心配になる夢を見た。夢はこれだけ。寒かったからこんな夢を見てしまったのかもしれない、確かに脇腹をビターンと打つのは痛そう。でも起き抜けの夢だったのでそこまで深い記憶にないなあ。
今日は起きた直後にはせっかく雪かきがなくてラッキーだったのにうたた寝してしまった、まあまた日記が遅れているんですけど、なんで一か月も書いてないんだ、ともあれここらへんからうたた寝が常態化してしまったのはかなり良くないことだと思っている、今も続いてるし。今日はベトナムのコブラニュースなどを見ていました。コブラを売るって言われたらやっぱベトナム人でも興奮するんだな。暖かそうで羨ましいよ、こちとらまた吹雪なんでね~と羨ましがりつつその吹雪の様子を見ていた。大体露出させたコンクリの部分に雪が積もるか積もらず溶けるかで雪かき判断をしているんだけど、見てたらガンガン積もり始めているのでよくない予感がして、一旦雪かきしてからご褒美にヒマワリの種を食うことにした。そして一旦は終了したものの、雪かきしたそばから積もっていくフェーズに突入したので三十分後ぐらいに再開することになった。ところでそのヒマワリの種殻付き、ひと粒ずつ食うと味はするけど何の腹の足しにもならないし食うのもめんどくさいのでちょっと前に話題になってた口寂しさを紛らわせるにはちょうどいい、けどおれはあんまり口寂しいという気持ちにはならない。煙草吸うひとの言い訳だよねあれって。そして三十分が経過したので、ヒマワリの種を片付けて夕飯前にもうちょっと雪かきした。夕飯後は快癒器やフォームローラーで首とか背中をほぐしていたら普通に寝てしまっていた。このこの日はマジで雪かきとうたた寝と食事以外何もやれてない気がして凹んだ。夜中も頭痛薬飲んで雪かきに出たよね。雪かきしてたら吹雪いてきたけど、しょうがないので歩けるぐらいの道は作っておいた。その上でリビングで暖房全開にして休憩してたら、アラビア数字で失礼しますが15cmぐらい増えてたのでかなりきつかった、寝る前にもう一回やってもいいけどかなりツラい。ちなみに頭痛薬は鎮痛薬なので頭痛もかなり抑えられてるし筋肉痛も若干マシになったのでそれはよかった。本当に雪かきアンド雪かきの日だった。
kkshow 2025-02-07 00:00 読者になる
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2025-02-06
■
かっこつけの知り合いが幅を利かせていたので無視しようとしたら引き止められたんんだけどここが古書ブースだったんだよと言われた区画も今は普通に生鮮食品を売ってるだけだししょうがなくお土産屋でビー玉のペグソリティアでも買おうとしたら破損がないか確認しますかと言われたのではいと答えて確認している途中にレジ横に一冊一万円だった超限定のまんがが五百円で売られていることに気付いたので迷うことなく購入したのだがこれも確認をしてみたら一度剥がして別紙に貼り直したステッカー以外ほとんどきれいな状態だったものの著者がもう死んでるとか最後の作品とか不穏なことが書かれていたのでその線の少ない独特なタッチは好みだったものの失敗したかなと若干後悔してたらお客様これも付録ですと言われてサンドバッグ級の大きさの袋を渡されてまんがの設定上これは死体袋ですと説明されたしさすがに未使用ではあったが一番でかいカバンにも入らないしこれを持ち歩いて買い物を続けることは不可能だから一時帰宅するしかなくなるなと受取拒否も選択肢に入れる夢を見た。なんかペグソリティアむちゃくちゃやってた時期だったからこういう夢を見るんだな、あれパターンだからルービックキューブと一緒で覚えたらしばらくやらなくなる、そこが数独と違うところだな。起き抜けには、外食してたらコロッケが運ばれてきたけど頼んでないよと言うとすみませんと謝罪して下げようとしたのでどうせ廃棄になるんだったら中を見せてほしいと頼んだら快く割って見せてくれたけど中から組み立て済みのプラモデルが出てくるという夢を見た。起き抜けの夢なので記憶にはないけどすごい夢だな。
この日も起きてすぐ雪かきをしていたのでパソコンをつける暇が全然なかった。そして雪かきして自室に戻った直後から吹雪になっていて、おいおい、今日の天気これで小康状態なのか結構きついなと思ったりした。前日より吹雪の回数は確かに少なかったかもしれんが小康状態という語感には合わないように感じた。そして気付けば寝違えも発生してる始末、鬼の日だったねえ。なのでbingのポイントをクネクネ以外にやることはなかった気がする。そんな中でもヨドバシドットコムから商品が発送されたりするもんなんだな、ついてこれるかな、金沢の吹雪に……。来週寒気が抜けても晴れるわけではなく雪が雨になるだけだし、出かけられるタイミングが見えない状況だった。深夜にはAIを使ったりタイピング状況を良くしたりしてた。
kkshow 2025-02-06 00:00 読者になる
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Posted in News | 2 Replies
Jonathan Hasford on Public Interest Groups to FTC: Make Digital Ownership Real
Alnisah Macadato Abdul on Public Interest Groups to FTC: Make Digital Ownership Real
05.10
Sat
『ことばの教室の吃音指導』
療育的アプローチ
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心理療法 (248)
┣療育的アプローチ (19)
『ことばの教室の吃音指導』 (05/10)
2025-05-13
■
めちゃめちゃ待望の来日公演! 2026年も楽しくなるぞー。そういえば「Man Made Of Meat」における「奴等は風呂で溺死したチャンドラー・ビングって奴についての番組を観てる」という歌詞は『フレンズ』およびマシュー・ペリーの死亡事故への言及ですね。
pikao 2025-05-13 00:26 読者になる
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2025-05-12
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イーストベイのパンク・シーンを追ったドキュメンタリー映画『Turn It Around: The Story Of East Bay Punk』は、1987年にリリースされた同名のコンピレーション・アルバムを軸に、バークレー周辺のシーンを徹底的に網羅した決定版ともいえる内容。グリーン・デイが製作総指揮に関わっているだけあって、彼等の初期作品をリリースしていたルックアウト!・レコーズに対してかなりの時間が割かれており、評論家からは過小評価されることの多いミスターT・エクスペリエンスのようなバンドの素晴らしさがきちんと語られているのが素晴らしい。非マッチョ的で人懐っこいポップ・パンク勢を中心とした同地の草の根的なシーンが、90年代のライオット・ガールにまで繋がっていったという本作の見立ては、少なくとも「グリーン・デイはブルーハーツに影響を受けた」という一部のアホな日本人しか言っていない見立てなんかよりは遥かに理にかなっている(キャスリーン・ハンナも出てきて証言しているし)。ミランダ・ジュライが初めて人前で披露した演劇作品『The Lifers』の初演が行われたのは同地のパンク・シーンのメッカとなったクラブ「924 Gilman Street」であり、彼女が後にキル・ロック・スターズからアルバムをリリースしているのもそれを裏付けるものといえよう。アンナ・ボーデン&ライアン・フレック監督(『シュガー』)の最新作『Freaky Tales』の題材となった、ナオナチと同地のパンクスとの抗争についても詳しく知ることができる。
ミランダ・ジュライの作品に対して世界で初めてレビューを寄せたのは、ルックアウト!・レコーズの創設者であるローレンス(ラリー)・リヴァモアだったという貴重な資料。そうやって自分の作品を真摯に見てくれる人がいるという事実が、ミランダ・ジュライにとっては大きな希望になったとのこと。
pikao 2025-05-12 00:03 読者になる
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そういえば先月末にシンディ・ローパーのフェアウェル・ツアーの武道館公演に行ってきたんだけど、彼女がMCで「私にはビニーっていとこがいて…そう、『いとこのビニー』が本当にいるの!」と映画『いとこのビニー』に絡めたネタをしきりに強調していたにも関わらず、日本の観客の大半は作品自体を知らないのか、全く受けていないのが悲しかった。この無念な想いを昇華する為にサム・フリークスで何かマリサ・トメイの出演作でも上映するか。そして、そんなシンディもジル・ソビュールの逝去を悲しんでいる。シンディ・ローパーもジル・ソビュールも、LGBTQコミュニティの導き手となったシンガー・ソングライターだ。
めちゃめちゃ待望の来日公演! 2026年…
イーストベイのパンク・シーンを追ったドキ…
そういえば先月末にシンディ・ローパーのフ…
2025年05月13日|■今週のWATANUKI'S CHOICE/ , 関根伸夫と「もの派」
関根伸夫「円をかく」1974年
本日5月13日は関根伸夫先生の命日です。 1942年9月19日に埼玉県で生まれ、2019年5月13日にロサンゼルス郊外のトーランス市の病院で亡くなられました。(享年76) ときの忘れもの画廊亭主は1970年代から関根先生に親炙し、渋谷、青山、駒込ときていただき、現代美術のイロハか …
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2025年05月 (13)
関根伸夫と「もの派」 (110)
■今週のWATANUKI'S CHOICE/ (64)
2025-05-12
すこし落ち着いたか
どういうわけかトラブルというのは、タイミングが悪い時に発生するのであり
ますね。今回の当方の場合でありましたら、ちょうど連休のいいところで、歯科
に通わなくてはいけない事態に陥ったことであります。固いものを食したのが
いけなかったか、それからは保管してあった古いタイプのものを着用して食事
することにしたのですが、口のなかはひどく痛くなりまして、普通の食生活が
できないことになりました。
とりあえず連休が終わって歯医者が始まったら連絡をして診てもらおうと
思ったのですが、それからも休みは続き、やっとこさで診察予約をいれました
ら、いっぱいで本日の夕刻にやっとこさで受診することができました。
トラブルが発生してから10日目となりますが、本日は応急処置をしてもらい
まして、なんとか口のなかは落ち着きを取り戻しました。
それにしても前回に突発性難聴を起こしたのは週末にかかるときでありました
し、トラブルというのは発生する時期を選ぶことができないことであります。
10日も歯の状態がよろしくなければ、食べるのが難しくなり、体重はかなり
落ちるというのが一般的でありますが、当方の場合はそのようなことはなしで、
これは固いものを避けて、柔らかくて、しかも甘いものをたくさんとっていたこと
のせいでありましょう。
本日の歯科受診は時間予約をしていったのですが、それでもすこしは待ちが
発生するであろうと、近間においてあった本を持参することにです。
本日は先日に拾ってきた岩波新書を選びました。
日本中世の民衆像 平民と職人 (岩波新書)
作者:網野 善彦
岩波書店
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まだ「はじめに」を読み始めたばかりでありますが、次のようなくだりを目に
しましても、北海道ではそう感じることはないな思うのでした。
「よく指摘されることですが、中世後期、すなわち室町・戦国時代の問題は、おお
よそ江戸時代から明治以後のわれわれの常識で理解できるといわれています。
その時代の生活や文化、言葉などについて、われわれは特に違和感を感じない
でつかめるといわれているわけで、日本の伝統文化は、室町時代のころが一つ
の出発点と思われます。」
北海道では、先住の人たちには室町・戦国の問題には縁がないことでありま
ますし、新天地を求めて移住してきた明治の先人たちも、過去の土地から切り
離されていますので、明治以前の日本とつながっているという実感を持つことが
難しいのでありますね。
そういえば、その昔に山口昌男さんが東京大学入学して国史を専攻しようと
したら、北海道出身者には国史は理解できないと言われたと書き残していまし
た。そういうことでありましたか。
#連休 #歯科受診 #網野善彦 #山口昌男
vzf12576 2025-05-12 21:59 読者になる
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すこし落ち着いたか
2025-05-13
むなしい葛藤
日記 音楽 良かったやつ
五月十二日、曇り。
刺殺事件犯人逮捕。日産追加リストラへ。
6時前起床、朝カスタマーサポート。
ねむい、つらい。
8時半から9時半まで気絶のつもりが10時過ぎまで起きられない。
医者、本郷へ。
物を減らすために家から持ってきたLPをディスクユニオンへ。14枚で190円。そのうち150円ぐらいが確かオメガトライブ。
吉野家の牛丼サラダセットしじみ汁を主への宥めの香りとする。
しじみ汁の中身を一粒一粒食べることで己の咀嚼を精一杯遅くして早食いを防ごうという努力。
990円以下の商品半額のセールが行われていたがしがみつくだけしがみついて何も買わずに帰る。
帰宅即習い事カスタマーサポート。
レトルトカレーを主への宥めの香りとする。
23時解放。疲れた。
open.spotify.com
シングルやDJミックスで聴いて「なんだこれは!?」となっていたChaos In The CBDの待望のアルバム!と思ったのだがどうも聴いていてテンションが上がらない。己の耳や聴き方の問題なのか、ダンスミュージックをアルバムで聴くことの問題なのか……
以下スマホメモ帳日記
ディスクユニオンで990円以下の商品が半額になるセールを行なっていたが部屋は既にCDとレコードで溢れかえっており、1枚たりとも必要ない。必要ないにも関わらずその理屈を裏返してくれるような盤を求めて未練がましくしがみついてしまう己の割り切れなさにもどかしさを感じる。物を増やすな、物を減らせ。店舗受取で既に増えている。折角LPを14枚売ったのに2枚増えたじゃないか。まだ棚に収まらず溢れているというのに……
デジタルリマスターされたレコードって何なんだ
mochilon 2025-05-13 00:05 読者になる
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2025-05-12
競馬場の芝生の整い方は公園の比ではない
日記
五月十一日、晴れ。
電磁加速砲試作品発射実験へ。
6時半起床。夢にオカダダが出る。
朝リングフィットアドベンチャー。プリキュアカスタマーサポート。
準備をして外出カスタマーサポート。
メシを食う余裕が与えられない。サラダと小さい弁当を主への宥めの香りとする。
競馬場カスタマーサポート。内馬場で直射日光にじっと耐え忍ぶ。
NHKマイルCを見届ける。今の馬のこと何もわからんが。
カーネーションを買って帰宅。
夕方カスタマーサポート。
カレーライスを主への宥めの香りとする。
Undertaleを少しだけやって22時頃解放。
mochilon 2025-05-12 00:00 読者になる
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2025-05-11
ブックオフへ行っても買うものは特にないし本棚は減らした方が良い
日記
五月十日、曇り。
印パ即時停戦合意とトランプが発表。
9時過ぎ起床、午前在宅カスタマーサポート。Undertaleをやる。
鱈の弁当を主への宥めの香りとする。
午後医療カスタマーサポート。
図書館に本を返し、CDを借りる。
ブックオフに寄る、危うくスリーブなしのタクティクスオウガのサントラを買いそうになる。危なかった。
帰宅、夕方カスタマーサポート。
カレーライス、カプレーゼを主への宥めの香りとする。
皿を洗って23時解放。
明日はハードになりそう。
mochilon 2025-05-11 00:00 読者になる
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むなしい葛藤
競馬場の芝生の整い方は公園の比ではない
ブックオフへ行っても買うものは特にないし本棚は減らした方が良い
2025-05-10
■
夜になって、給湯器の修理業者がやって来た。早速作業に取り掛かっていただいた、が、ほどなくして困惑の表情を向けられる。「あの…この給湯器はN社製です。私は、R社の人間でございまして…。」
ぎょっとして、よくよく見ると、たしかに給湯器筐体左上にはN社のロゴが貼ってある。なぜかてっきりR社だと思い込んで、そのメーカーで依頼したのは自分である。無駄足を踏ませた業者には平謝りして、管理会社にも手違いを報告して(管理会社というのは…住人の部屋の給湯器が何とか、そういうことはわかってないのである、費用は管理会社側が支払うのだが…。)、また明日以降の仕切り直しとなった。
ああーやらかした。がっくりきた。こういう間違いは、自身へのダメージが大きい。自分への苛立ちをおぼえる。ともあれ、まだしばらくは、お湯無し生活が続く。
Ryo-ta 2025-05-10 00:00 読者になる
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2025-05-09
■
朝、給湯器の故障が判明。管理会社に連絡したら、業者が来るのは明日の夜とのこと。それまではお湯無しの生活だ。でも蛇口からお湯が出ないだけで、ガス他は使えるし、真冬でもないし、さほど困ることはないけど、問題は入浴である。
大きな鍋に湯を沸かして、それをもって風呂場へ向かう。洗面器に水を汲み、それに沸かした湯を注意深く足す、まるで昭和のフォーク時代のような入浴を試みる。意外に、思ったよりも普通に身体を洗うことが出来た。なんだ、やればできるな、それこそ今後もこのやり方で入浴するなら、光熱費も水もずいぶん節約できるなと、トラブル初日ならまだ元気なので、そう思えるくらいの、心のゆとりはあるが…。
Ryo-ta 2025-05-09 00:00 読者になる
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2025-05-08
■
Netflixで坂本慎太郎のライブ映像、大根仁「坂本慎太郎LIVE2022@キャバレー・ニュー白馬」(2022年)を観る。
昭和ムード満載なキャバレーのステージに登場するメンバー。元々の姿からさらに過激なアレンジに更新された「それは違法でした」の驚きとともにライブは始まる。ただひたすら演奏だけ。いくつかの楽器のアンサンブルに耳を澄まし、リズムを受け止めているだけだ。べつにこの人たちにかぎらず、愛想のないバンドは昔からたくさんいるけど、演奏を聴かせる役割に対して集中を高めると、人は自然とこんな風に、仏頂面で愛想悪い感じになる。観客の声が聴こえる。客たちは思い思いに楽しんでいる。ライブとはそういうものだ。
会場は特徴のある場所ながら、ステージも演奏もすごく簡素、しかしその演奏を捉えるカメラはけっこうたくさんあって、近い視点から遠くまでかなり多角的に捉えられて編集されている。とはいえ映像がやたらきれいとか音がやたらいいとかではない。むしろわりと昔っぽい、粗い粒子の画である。
坂本慎太郎のライブがあるとなっても、チケットを取るのはなかなか難しいのだと思う。前に何度か試みたけどダメだった。しかしこのような音楽の演奏会に、多くの人が集まるというのは、やはりすごいことだと思う。こんなに焦点の合わせにくい、どこに感覚の置き場を備えれば良いのかわかりづらい音楽に対して、多くの人が自分なりにそれを聴き、自分で自分の落としどころや価値の在り処を見つけて、自分で決めてこの音楽を聴き体験する。それはそれで、創作的な行為と言っても大げさではない。
Ryo-ta 2025-05-08 00:00 読者になる
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2025-05-07
■
夜の食事を外で済ませることに、かなり飽きてきた。会社を出て、さてどこへ行って何を食べようかと考えるのだけど、もはや思いつくどの店にもどのメニューにも、心が動かされない。何屋だろうが、何料理だろうが、どれもこれも似たり寄ったりなものばかりで、横浜駅周辺の限られた選択肢だけだから---と言ってもあれだけ大きな駅周辺なら選択肢は無数にあるけど、それでも---飽きてくるのは当然かもしれない。自分の選ぶ店選択の幅が狭いからというのもあるけど。
はじめて一人で、焼き肉店に入った。僕の他には遠くの席に男性二人組がいるだけの、空いた静かな店内。肉を焼いてると、それが焼けるまで、自分はその様子をじっと見ているしかないのだ。これは、発見だった。肉は焼けるまでに、それなりに時間のかかるもので、ひとりでその場所にいると、思った以上に長いように感じた。まるで一人で、静かに焚火の炎を見ているかのようだ。
Ryo-ta 2025-05-07 00:00 読者になる
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夜になって、給湯器の修理業者がやって来た…
朝、給湯器の故障が判明。管理会社に連絡し…
Netflixで坂本慎太郎のライブ映像、…
夜の食事を外で済ませることに、かなり飽き…
2025-05-11
2025-05-11
⚫︎はじめての文フリ。VECTIONのメンバーと、どんな感じか一度は見ておこうという感じで出かけた。思っていた以上に会場がでかいし、思っていた以上に人が多い。これだけの規模だと、ふらっと行って何かに出会うのは難しい。あとから、あんな人も出店していたのか、こんなブースもあったのか、知っていたら見に行ったのに…、というのがいくつもあることを知り、次に行くとしたらちゃんと下調べをしていかないといけないと思った。
(本は三冊しか買えなかった…。)
文フリで出会った最もインパクトのあった本。みっちり、みっちりで、細部へのこだわりとフェティシズムの度合いがすごい。宮崎駿垂涎、みたいな。これが家にあったら怖いと思って買えなかったが(これは第一巻だが、複数巻あった)。
furuyatoshihiro 2025-05-11 00:00 読者になる
2025-05-10
2025-05-10
⚫︎読売新聞の記事(これは、一定の時間が経つと消えてしまうのだろうか)。加藤木さんは、ぼくが昔「新潮」で、青木淳吾・論、岡田利規・論、福永信・論、磯崎憲一郎・論などを書いたときに担当編集者だった。2007年から2009年くらいの頃。あれからもう16、7年も経つのか。
(加藤木さんが新潮社を辞めて独立したという話は磯崎さんから聞いていた。)
www.yomiuri.co.jp
⚫︎このとき(といっても記事とは関係ない、加藤木さんが担当だった頃)の岡田・論、福永・論、磯崎・論(下にリンクした青木淳吾・論以外)は、『人はある日とつぜん小説家になる』(青土社)という本に収録されています。この青木論が本に収録されなかったのは、本にはこれとは別に、青木さんの『このあいだ東京でね』論が収録されていて、青木・論が重複してしまうという理由からだった。一緒に収録すれば良かったと、今では思っている。
note.com
www.seidosha.co.jp
furuyatoshihiro 2025-05-10 00:00 読者になる
2025-05-09
2025-05-09
⚫︎「ジークアクス」5話。
⚫︎(マッシュを除く)黒い三連星にジェットストリームアタック、ますます、二次創作みが出てきた。そうか、「(マッシュを除く)ガイアとオルテガ」に対して「(マチュを除く)シュウジとニャアン」という、どちらも「3-1」という状態での対決になっているのか。構図の作り方自体がマニアック。
⚫︎前回もそうだったけど、戦争の傷跡(戦争の影響)が強く残る、戦争のトラウマと共に戦後世界を生きている旧世代(戦中世代)と、戦争の記憶(傷跡)をそもそも持たずに、あらかじめ荒廃した世界に生まれた者として戦後を生きる新世代(戦後世代)の対決という構図のバトルになっている。心に「戦争の傷」を抱えるため、重く捻れた内面性(過去・重力・歴史)を持たざるを得ない旧世代と、物心ついた頃から(前世代によって押し付けられたといえる)荒廃した世界を生きているが、たとえば「地球に行きたい」という訳もない強い衝動(思い)のみがあって、傷=内面を持たない(ようにみえる)新世代。
戦争という歴史を「内面」として引き受けざるを得ない旧世代と、あらかじめ荒廃した世界を生きているため歴史・内面がそもそも構成され得ない新世代、というのか。ここで「歴史」とは旧ガンダムのことなのだが。
(もし、しばらくバトルパターンが続くとすれば「新世代によって旧世代が敗れ続ける」ということになるのだろうか。)
ニャアンは難民(という重たい事情をもつ者)のようだが、マチュは、荒廃した世界の中の特権階級であり、何不自由ないお嬢様であって、ただ純粋に、地球への憧れ・希求を持つのみだ(なぜ地球に憧れるのかという事情は、のちに明かされるかもしれないが)。ここに強く「トップ2」のノノ的な何かを、ぼくは感じてしまう。
(マチュには父がいないようなので、そこに何かしらの過去=傷があるのかもしれないが。)
⚫︎ひどく攻撃され、追い詰められ、切羽詰まった極限のところで、「うおおおおーーっ」となって反転して「覚醒する」という(エヴァ的・「トップ2」的な)自己啓発パターンを、いつまでやっているのか、とかは思った。
ガンダム一台に対して乗り手が二人という、不均衡によるドラマ要素が出てきたのだが(おそらくこれはとても重要なことだろう)、これが恋愛における三角関係に擬えられているところに、なんか、うーん、という感じはある。だがこれを、ガンダム一台に対して乗り手が二人ではなくて、ガンダム二台に対して乗り手が三人と考えるならば、三角関係とはやや違う構図として考えられる。
⚫︎追記。ガンダムに詳しい人は、今回出てくるMS(ドム)のデザインが、人体の(骨格)構造、あるいは動物の体の構造を模したもの(それに準拠する形でなされたもの)ではなく、それとは異質なメカニカルな原理でデザインされたものに微妙に変わっているところが面白かった、と言っていた。
furuyatoshihiro 2025-05-09 00:00 読者になる
2025-05-08
2025-05-08
⚫︎作品には没入する方なので、その作品に触れている間は「現実の時間」が途切れる感じになる。そして、作品が終わると「現実」に(たとえば、今、ここ、自分の部屋、もうすぐ夕食、に)帰ってくるのだけど、現実に着地した時に、それが前に触れていた「現実」と地続きとは一瞬思えなくて、というか、その作品に没入する前に現実に対してとっていた「姿勢」を見失っていて、着地の姿勢がうまく取れず、あれ、「現実」ってこんな感じだった ? 、と、現実に接する肌感がわからなくなっている。前の自分って、どんな感じで「これ」に触れていたんだっけか、と、目の前にある現実的な諸問題(図書館に本を返さなきゃ・メールの返事を書かなきゃ、など)に対する位置どりや構えがわからなくなっていて、なんか「別の現実(あるいは、別の自分)」に来ちゃった ? 、みたいに感じ、しばらくぼんやりしてしまう。
ずっと引きこもって作業していると、特に強くこんな感じになる。
furuyatoshihiro 2025-05-08 00:00 読者になる
2025-05-07
2025-05-07
⚫︎群像新人賞の「鳥の夢の場合」(駒田隼也)が良かったということをメモとして記しておきたい。
furuyatoshihiro 2025-05-07 00:00 読者になる
2025-05-06
2025-05-06
⚫︎ストレスがかかってお腹を壊したのか、お腹を壊して内臓が弱っているから、なんとなく精神的にきているような「感じ」になっているのか、相関しているのは確かだと思うが、どちらが原因でどちらが結果なのかよくわからない。
furuyatoshihiro 2025-05-06 00:00 読者になる
2025-05-05
2025-05-05
⚫︎5月は毎年忙しい。それも、身体や時間を拘束されるという忙しさではなく、頭がいっぱいいっぱいになるという忙しさで、だから、物理的には(こういう時に使われる「物理的」という表現はなかなか変だが)、動けないということはないし、時間が作れないということもないが、でも、頭に余裕がないので、けっきょくは動けないし、時間も作れない。公開されない前提の文章をかなり書くので、この日記も枯れがちになる。
⚫︎まったくどうでもいい話だが、マチネとソワレという言葉が、なんとなく恥ずかしくて使えない。使わないので、どっちがどっちだかすぐわからなくなる。
furuyatoshihiro 2025-05-05 00:00 読者になる
2025-05-11
2025-05-10
2025-05-09
2025-05-08
2025-05-07
2025年05月11日(日)
早朝5時に目が覚める。ゆっくりと朝食を食べて9時出社、9時45分に事務所を出て、外苑前駅から銀座線、丸の内線を乗り継ぎ東京駅に10時半着。上越新幹線改札でスマートフォンで入ろうとしたらうまく通過できない。後で分かったことだが、紐付けしたICカードで通過するものらしい。僕にとってはまったく新しいシステムである。10時41分発のとき号に乗車。車内は7割の乗客である。高崎で木村さんが斜め前の席に乗車してきた。先日、東海大准教授で界工作舎OBの河内一泰さんがコンペで勝利した〈隠岐の島町/海の見える交流施設〉の最終5点に残ったのは、木村さんの千葉工大遠藤政樹 研の後輩チームだったそうだ。12時半に新潟駅に着く。西口広場で田中組の番場さんの車にピックアップしてもらい、アルファ歯科上木戸へ13時前着。13時から村上院長、番場さん、設計担当の五十嵐さんを交えて打ち合わせ開始。まず歯科診察機器メーカーのモリタの担当者とアドバイザーの2人が参加。設備と電気の配線・配管工事は田中組が担当することを確認して14時半に終了。15時にセコムが来所し、防犯・防火システムについて打ち合わせ。引き続き、木村が加わり、家具と平面図の一部変更と確認。2階に若干の変更が生じる。その後、僕も加わって医院名の看板について打ち合わせ。最後に次回のスケジュールを確認し、田中組の工事概算を5月末までにまとめることを約して17時前にすべて終了。番場さんに新潟駅まで送ってもらい、一泊する予定の木村さんと別れて、17時過ぎ発のとき号の自由席に乗車する。乗客はほぼ満員。19時過ぎに東京着。20時半に帰宅。遅いパスタの夕食を食べ、ぼんやりとTVを見ながら今日の打ち合わせを反芻する。23時過ぎ就寝。
2025年05月10日(土)
晴れ時々曇りの涼しい一日。明日の新潟行の準備で〈171箱の歯科医院〉の最新図面を再度見直す。いくつか細かな点が気になるが、いずれフィードバックの段階で木村さんに相談してみよう。午後はベッドに横になり仮眠と読書。夜はウィスキーを啜りながらTVでプロ野球を観る。TVニュースでカシミールでのインドとパキスタンの衝突を放送している。早めに就寝。
5/16(金)~5/17(土)
「バグダッド・カフェ」 マリアンネ・ゼーゲブレヒト 監督:パーシー・アドロン
※入替制。上映時間など詳細は、公式サイトをご参照ください。
5/11(日)~5/14(水)
「レ・ミゼラブル デジタルリマスター/リミックス」 ヒュー・ジャックマン 監督:トム・フーパー
「RETURN TO REASON リターン・トゥ・リーズン」 監督:マン・レイ
「テオレマ 4Kスキャン版」 テレンス・スタンプ 監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ
「王女メディア」 マリア・カラス 監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ
さよなら銀座パルミ 前の週に誕生日を迎...
tatarskiyの部屋(18)「”.. RT @tanadana...
tatarskiyの部屋(32)『ア.. ツイッター上で書いていた...
愚鈍な女 特にGoogle+ から...
女性的存在の拒否? 私がOhno blog...
tatarskiyの部屋(7) twitterで腐女子は...
Monday, May 12 2025
*1(『背中を盗むおなか』撮影:blanClass)
*2(『ほんとうのO,1、2人』(上映時間:75分)映像より)
*3(京都ロマンポップ《僕と犬と厭離穢土》上演時間:186分、 発行:サハ、非売品)
それで、これもうちょっと前に見てたら、《ほんとうのO,1、2人》の内容はちょっと変えてたというか、『あれ?これさぶいことやっちゃったよ *4 』って思ったんですよね。まあ一昨日見たんですけど」
*1《背中を盗むおなか》について、外島貴幸作品集より
(戻る)
*2《ほんとうのO,1、2人》公演情報
(戻る)
上記*1、*2は、以下のnoteの記事、作品集からの抜粋。
・外島貴幸作品集記念プロジェクト
美術家・コメディアン、外島貴幸の制作進行中の作品集プロジェクト。その周辺に発生した記事をお届けします。
外島貴幸作品集プロジェクト|note
*3 『FINAL FUNTASY 僕と犬と厭離穢土』については、以下の江永泉さんによる批評も参照するとよりわかりやすくなると思います
(戻る)
*4 ここでの外島の発言は、”「寒い」「つまらない」「しょうもない」「完成度が低い」「才能がない」というものも恐ろしかったが、最も恐ろしいものは「滑る」の影に隠れて私のすぐ後ろにいた。「かぶる」である。[……]世界で一つだけの花だと思って摘んでみたところ、翌日花屋の軒先に同じものが並んでいたという絶望が「かぶる」なのだ。[……]私たちはどうすればいいのか。特攻である。[……]恐怖を自らのうちに押しとどめ、私たちも、「あえて事故ること」すなわち特攻によって「かぶる」事故を起こしていき、みんな死んでしまえばいいと思います」(pp.6-7)”江永泉「笑えないところで笑う――向坂達矢『FINAL FUNTASY 僕と犬と厭離穢土』」(第一稿)より、向坂達矢の台詞を意識している。
2025-05-10
アルツハイマー病に対する抗体療法の課題と将来の展望・改訂版
近森病院 細見直永部長,高知大学 松下拓也教授に貴重な機会をいただき,標題の講演をさせていただきました.昨年の7月に日本脳血管・認知症学会にて同じタイトルで大会長講演をさせていただきましたが,この10ヶ月の研究の大きな進歩を踏まえアップデートしました.具体的には以下の項目を追加しました.よろしければご覧ください.
ARIAの危険因子に関する最新知見
アミロイドβの血管沈着とARIAの病態メカニズム
抗体療法に伴う脳萎縮に関する2つの仮説
脳脊髄液アミロイドβ42の意義
アミロイドβ沈着の上流の発見
ウイルス感染と認知症・タウリン酸化
スライドのリンク先
https://www.docswell.com/s/8003883581/56V284-2025-05-10-164449
pkcdelta 2025-05-10 16:59 読者になる
2025-05-09
進行性核上性麻痺と特発性正常圧水頭症の両者が疑われた患者さんのシャント術の有効性を検討する観察研究のご紹介@岐阜大学
進行性核上性麻痺(PSP)と特発性正常圧水頭症(iNPH)は,いずれも歩行障害や認知機能の低下をきたす疾患ですが,診断の区別が非常に難しいことがあります.PSPと診断された患者さんでも,実際にはiNPHであり,「シャント術」によって症状が改善する方がいます.逆にiNPHと診断された患者さんでも,実際にはPSPであり,「シャント術」が無効か短期間しか効かない方もいます.
本研究では,両疾患が疑われる患者さんに対し,術前・術後の評価を行い,「どのような方が手術で改善するのか」を明らかにすることを目的としています.現在,以下を募集中です:
1.本研究への参加を希望される患者さん
2.共同研究にご協力いただける医療機関
ご関心のある方は,主治医の先生にご相談のうえ,当院または協力施設までご紹介ください.詳細については以下をご覧ください.
https://www.med.gifu-u.ac.jp/neurology/research/psp-nph.html
お問い合わせは山原直紀までお願いいたします.
naoki_yamahara●icloud.com(送信時は●を@に変更ください.)
また当科では以下の医師主導臨床試験も進行中です.該当する患者さんがいらっしゃいましたらご相談をいただければ幸いです.詳細は下記URLをご覧ください.
◆特発性小脳失調症を対象としたステロイドパルス療法の効果を検証する多施設医師主導臨床試験(代表:吉倉延亮)
◆進行性核上性麻痺を対象としたアーテンの効果を検証する医師主導臨床試験(代表:國枝顕二郎)
https://www.med.gifu-u.ac.jp/neurology/research/psp-nph.html
pkcdelta 2025-05-09 17:58 読者になる
アルツハイマー病に対する抗体療法の課題と将来の展望・改訂版
進行性核上性麻痺と特発性正常圧水頭症の両者が疑われた患者さんのシャント術の有効性を検討する観察研究のご紹介@岐阜大学
【柳井イニシアティブ主催】国際シンポジウム『Japan Past & Present ― グローバルな日本人文科学へ』(5月29日~31日開催) ╢
Wed, 07 May 2025
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イベント
アメコミ (51)
[No.766] サンダーボルツ*(Thunderbolts*) <70点> 【ネタバレ感想】
2025/05/09
キャッチコピー英語版:Careful who you assemble日本語版:最強じゃない ヒーローじゃない でも、やるしかない でも、なんか盛り上がらない……。三文あらすじ:瞬く間に市民を消し去っていく謎の敵により、世界は再び大きな脅威と直面するが、数々の敵から世界を救ってきたアベンジャーズは、そのピンチに姿を現さない。絶望の中立ち上がったのは、かつて洗脳されヒーローと対立した過去を持つウィンター・ソルジャーことバッキ...
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Security Officer uniform:[No.100] 2012(2012) <85点> 【ネタバレ感想】 (05/07)
su altı deniz skuteri:[No.100] 2012(2012) <85点> 【ネタバレ感想】 (05/07)
[No.766] サンダーボルツ*(Thunderbolts*) <70点> 【ネタバレ感想】
2025/05/09
2025-05-08
心理学史におけるアレクサンダー・ベイン Boring (1950)
A History of Experimental Psychology.
作者:Boring, Edwin G.
Prentice Hall
Amazon
Boring, E. (1950). A History of Experimental Psychology, 2nd ed.. Englewood Cliffs, NJ: Prentice-Hall.
12 British Associationism: The Mills and Bain
James Mill / John Stuart Mill / Alexander Bain ←いまここ / Evolutionary Associationism
13 German Psychology before 1850: Kant, Herbart and Lotze.
Immanuel Kant / Johann Friedrich Herbert / Hermann Lotze
19 Act Psychology and the Austrian School
心理学史の古典からベインにかんする部分を翻訳しました。伝記的情報が中心です。心理学史との関連では、哲学的な心理学から実験的な心理学への転換点を象徴する人物と位置づけられています。
◇ ◇ ◇
アレクサンダー・ベイン
生涯と著作*1
ベイン(1818-1903)は、これまで見てきた人物の中で最も心理学者に近い人物である。点呼してみよう。デカルト、哲学者・生理学者。ライプニッツとロック、哲学者・政治関係者。バークリ、哲学者・主教・教育家。ヒューム、哲学者・歴史家・政治家。ハートリー、学術的医師。ジェームズ・ミル、歴史家・外交官。J. S. ミル、哲学者・論理学者・政治経済学者。チャールズ・ベル、フルーランス、ヨハネス・ミュラー、E. H. ウェバー、全員生理学者。ここまでの時代には、心理学者が占める正式な地位はまだ存在しておらず、ベインもそれを見つけられなかった。ベインが長いあいだ占めていたポストは、アバディーン大学の論理学教授だったが、ベインはこの人事をしぶしぶ受け止めていた。
ベインは貧しい子供だった。父はアバディーンの織工で五人の子供がおり、出来高制の賃金が下がり続けるなか長時間労働によってなんとか収入を維持していた。ベインは少しだけ学校に通ったあと織機での仕事を学び、生活費を賄うため、そして不規則な形でも学業を続けるためにお金を稼いだ。早熟な子供だったが、本を手に入れることが困難で、自分の知的能力を十分活かすことはできなかった。科学や数学の本を借りることができたときには、それをすぐに吸収した。一度だけ、ニュートンの『プリンキピア』第一巻を30分だけ閲覧する許可を得たが、そこまで慎重ではない別の所有者から同書を借りられたのは数年後のことだった。17歳になる頃には、ほとんど独学で、幾何学、代数学、解析三角法と球面三角法、および流率法(ライプニッツの微積分に相当するニュートンの方法)をマスターしていた。天文学を学び、相当量の自然哲学書も読んだ。形而上学に興味を抱くようになり、ヒュームの『人間本性論』も読んだ。また、『プリンキピア』とその英語訳を通じてラテン語を学び始めた。ベインと知り合った教会の牧師が、すぐにマーシャル・カレッジ(当時はアバディーン大学から独立していた)への進学を勧めたのも当然のことだった。
カレッジの指導は貧弱だったが、この独学の学生は優秀な成績を収め、4年後22歳のときに、もう一人の学生と共に最優等で卒業した。自然哲学への興味と知識は増していた。だが、ベインは最終学年の主要科目として受けた道徳哲学講義に最も関心をひきつけられた(この講義は、教育手法面でも啓発面でも大学講義としておよそ最悪のものだったが)。卒業から一年後、道徳哲学教授が病気になると、ベインは代理として教授の講義ノートを読んで授業を進行する仕事に就いた。時折、自分の解釈を少しだけ付け加えた。これは自分にできる範囲内での付け足しだったが、それでも疑いの目を向けられるようになった。この疑いは、ベインが教会で聖餐にあずかったことがないという事実に基づいていた。
1840年から1860年までの20年間、ベインはロンドンとスコットランドでやむを得ずフリーランス状態に置かれた。スコットランドの大学教授職には何度も応募しており、強力な支持もあったのだが、学界政治とベインの自由主義的立場のせいで不採用が続いた。一度だけ、グラスゴー大学で数学および自然科学教授に任命されたのだが、給与が低く、仕事は過酷で、また高まる心理学への関心ともそぐわなかったために、一年で辞職した。ロンドンでは、12歳年上のJ. S. ミル、およびその知的サークルと交流した。雑誌への寄稿を行い、現在では心理学や科学哲学と呼ぶべきテーマについて主に論じている。1842年に『ウェストミンスター・レビュー』誌に寄稿したおもちゃに関する記事では類似の連合法則が展開されており、ベインの心理学への関心が並々ならぬものであったことがうかがえる。同年、ベインはミルの『論理学体系』の最終改訂を手伝い、1843年にこれが出版されると、同書を称賛する書評を書いている。
この間、ベインは多大な努力を傾けて、巨大な心理学体系を準備していた。実際の執筆は1851年に始め、出版の便宜ために結局二巻本となった。1855年にまず『感覚と意志』が出版。はじめは売れ行きが芳しくなく二巻目の出版は遅れたものの、1859年には『情動と意志』が出版された。ベインはこのとき40歳になっていた。この二巻は実際には一つの著作で、人類の思索に対してベインが行った最も重要な貢献となっている。二冊とも成功を収め、その改訂にベインは後半生のかなりの時間を費やすことになる。第一巻の改訂版は1864年、68年、94年に出ており、第二巻は1865年、75年、99年に改訂されている。これはつまり、ベインの著作はほぼ半世紀にわたって英国の標準的な心理学教科書になったということで、この状態はスタウトの著作が出てくるまで続いた。
1860年、マーシャル・カレッジはアバディーン大学(当時はキングス・カレッジしかなかった)と合併し、論理学(および英語)の教授職が新たに設けられた。ベインはこれに応募し、最早おなじみの反対論もあったものの、採用に至った。このポストには、健康を理由に辞職するまで20年とどまることになる。ベインが同大学でうまくやったことは、(やはり反対もあったが)学長に三回も選出されたという事実からも伺い知れる。
とはいえベインは論理学にも英語にも特別専門性があるわけではなかったため、この欠点をうめるべく教科書を書き始める。1863年から1874年にかけて、文法と修辞のマニュアルを三冊出版、また1870年には『論理学』を出版する。この著作は部分的にはJ. S. ミルの『論理学体系』に基づいていたが、ベイン独自の説明も多数含むものとなっている。
このように、採用に伴う必要からベインは約10年にわたり自分の第一の関心事に集中できなかったが、この寄り道はあくまで一時的なものだった。『感覚と知性』の二回の改訂、『情動と意志』の三回の改訂を経た1868年、ベインは教育目的のためにこの巨大な二巻本の簡易版となる『精神科学と道徳科学』を出版する。
次の年には、ベインは他数名とともにジェームズ・ミルの『精神の分析』におびただしい数の注釈をつけた版を出版している。
1872年、『精神と身体』が出版。ベインはすでに1840年代にはエネルギー保存則や熱の仕事当量について書いていたが、今や自然哲学と道徳哲学の間の不整合を取り除こうと、次の問いを発する。意志という開放システムはエネルギーの閉鎖システムと両立するか? ベインの答えは以前の心理学著作でも前提されていたもので、ベイン自身の言い方ではないが今日言うところの心身並行論である。本書は心身問題に関する充実した議論を含む点で重要なものであり、この問題はこの後1880年代に、そして90年代にはさらに盛り上がることになる。
ベインが雑誌『マインド』を創刊したのは1876年である。当初は哲学的な色合いが強かったものの、とにかくこれは世界で初めての心理学雑誌だった。実験心理学の雑誌を創刊するには世界のどこでもまだ時期尚早で、新しい科学を受け入れるのに遅かった大英帝国ではとくにそうだった。ベインは、自分の優秀な弟子でありユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの精神哲学および論理学教授だったクローム・ロバートソン(Croom Robertson)を編集者として立て、ロバートソンが1892年に急逝するまで、雑誌を資金面で支えた。
退職後の余生はアバディーンで過ごした。健康状態は思わしくなかったが85歳まで生き、1903年に死んだ。この年は、同時代人ハーバート・スペンサーの没年でもある。ベインが重要な人物となった理由の一部は長生きだったことにある。ベインが自身の心理学を書き始めた頃は、まだフェヒナー、ヘルムホルツ、ヴント以前だった。そして、積極的に著作を改訂しながら、新しい心理学の形成と確立の全期間を生きたのだ。
実際のところ、デカルト、ロック、ヒューム、ヨハネス・ミュラー、ヘルムホルツ、さらにはヴントが偉大だと言えるのと同じ意味で言えば、ベインは偉大な人物ではない。ベインからは学派も出なかったし、偉大な理論も出なかった。むしろベインは、連合主義が頂点を迎えたのち生理学的心理学に吸収されはじめる、その過程を代表している。心理学の歴史的な進みゆきの中で重要な位置に立っていたという点に、ベインの主な重要性はあるのだ。その慎重で学識ある著作は貴重なモニュメントであり、心理学が経験的連合主義から生理学的実験主義に転換する地点を画している。
ベインの主な見解
さて、ベインの体系的な心理学著作を要約することは我々には到底かなわない。ここでは、四つの重要な問題に関するベインの立場に触れることで満足する他ない。すなわち、心身並行論、生理学的心理学、連合学説、意志の理論である。
心身並行論
1. ベインは心身並行論の元祖だと言われてきたが、これは正しくない。ベインはあくまで、明確に心理学的な文脈のなかで並行論を具体化したにすぎず、この見解の最も一般的な形はすでに見たようにライプニッツに遡る。ライプニッツは、多元的な宇宙における調和はモナドの並行的な進みゆきというかたちで事前確立されていると考えており、精神と身体の並行論はあくまでその特殊事例にすぎなかった。ライプニッツの同時代人であるマルブランシュも心身平行論を唱えていた。なおハートリーも同様である。こういう文脈でハートリーが言及されることは普通ないが、それはハートリーがこの見解自体を発展させることに関心を持っていなかったことによる。医師であるハートリーは、身体に適用されるものとしては唯物論を受け入れた。そして唯物論から霊魂を救うために二元論を取らざるを得なくなり、そうすると心身を並行的に説明するのが最も簡単なやりかただったのだ。同じことはフェヒナーにも言え、唯物論に反対して進むなかで、1851年に並行論に訴えることになっていた。
ベインの場合、はじめはこの問題を直接とりあげることはなく、1855–59年の心理学では並行論は単に話の前提とされていた。ベインの考えではあらゆる心理学的問いには「物理的側面」と「精神的側面」の二側面があるので、個々のトピックについてこの両面を順にとりあげるという論じかたがよくなされている。後になって、エネルギー保存の学説が心理学に提起する問題がより深刻になってくると、ベインは『精神と物質』を著して次のような見解を展開した。「物理的側面」は因果的に閉じたシステムであり、原因と結果はエネルギーの点で量的に等しい。そして「精神的側面」は、量的同等性なしに物理的側面に並行する。だがこの見解は形而上学的な間に合わせにすぎないとベイン自身感じていた。ベインは、自分が一つの実体の二側面を扱っているのか、それとも二つの異なる実体を扱っているのか、自分でもはっきりわかっていなかった。この問題について後にはこう語っている。
一つの実体か二つの実体かに関する様々な対抗仮説を分類し、心理的なものと物理的なものの本質的な現象的区別を維持しながらも、両者が分かちがたく合一していると主張する必要があった。三位一体の教義を説いた者たちは、アタナシウス信条のなかでこの神秘的合一を表現するさいに「位格を混同せず、本質を分離しない」と定式化したーーこれは心身の合一の表現として悪くない。*2
生理学的心理学
2. こうした並行説の当然の帰結として、ベインは生理学的心理学を書かなくてはならなかった。このためにベインが採用したやりかたは、後にヴントが太鼓判を押して以降、心理学の教科書の標準的なパターンとなるものだった。ここまで読んだ読者はすでにおわかりだが、生理学的心理学はベインが新しく始めたものではまったくない。デカルトは生理学的心理学者だった。ただし、デカルト自身の言い方に倣って、デカルトは「古い」ものとして退けてよいだろう。ハートリーも生理学的心理学を書いた。だが、その生理学はニュートンの思弁的生理学であり、科学的発見から来たものではなかった。19世紀には科学的生理学と、その一部である生理学的心理学は急速に発展したーーこの点についてはすでに以前の章で詳しく見てきた。心理学の向かう先はかなりはっきりしていた。1852年、ロッツェは『医学的心理学』を著し、その副題を「霊魂の生理学」とした。この霊魂の生理学のなかに生理学は驚くほど少ししかなく、また形而上学が驚くほど多いということを、次章で見ていくことになる。とはいえ、この時代にこの書名があらわれたことは注目に値する。ベインはドイツ語を喋らず、読めたかどうかも怪しいため、ロッツェのこの本を知らなかったのはほぼ確実である。また、ベインはおそらくヨハネス・ミュラーの生理学的心理学も知らなかった。ベインはそもそもドイツ語文献にほとんど言及しないのだ。しかし、ベインは学士号取得後に解剖学の講義を取っていたし、W. B. カーペンター博士とも面識があり、感覚についての資料を準備するさいにはカーペンターの『人間生理学』(Human Physiology)や、後にはロンジェ(François Achille Longet)の『生理学』(Traite de Physiologie)を利用している(カーペンターが『精神生理学』(Mental Physiology)を公刊するのははるか未来のことである)。さて、ベインが採用したやりかたとは、本の序論のほぼ全体を神経系に関する長い章にあてて、そこから運動、感覚、本能に入り、そして高次機能に進んでいくというものだった。上述したように、ベインは各トピックについて可能な限り物理的側面と精神的側面の両面を論じている。神経系に関する序論のほとんどの部分は後ろにある心理学とはうまく調和していないのだが、この点は後代の教科書の多くも五十歩百歩である。
生理学的アプローチを取ったベインは感覚を強調することとなった。議論は充実しており、分類も慣例的である。アリストテレスの五つの感覚にベインが付け加えたのは、「器官」(organic)感覚だけだった。だがこれをベインは非常に重視していた。その主な理由として、ここには行為の理論と関連する筋肉感覚が含まれていたことがある。
生理学的データとしての運動も、ベインの心理学の中で独自の(つまり単なる筋肉感覚としてではない)位置を持っている。以前の章でみたように、無意識的運動としての反射作用に関する知識は、すでに前世紀中に大いに進展していた。そこでベインは、ハートリーと同様に、しかしよりきちんとした根拠でもって、運動を心理学用語だと考えることができた。つまり、運動は連合に関係しうるものとして適切に把握されたのである。
連合学説
3. 知性に関するベインの議論は連合にかんする議論に他ならない。ベインは二つの根本法則を持っていた。随伴性と類似性である。
読者にはもう予想がつくはずだが、ベインの考えでは、随伴法則とは以前に共起した行為や感情が再び生じるということだ。行為や感情は「ともに発展ないし凝集し、後になって一方が精神に提示されると、他方もまた観念の中にあらわれる傾向がある」。*3 したがってベインにとって、この法則は観念の保続を説明する主要な要因である。観念の保続は、随伴の反復と、それに対する注意に依存する。また、個々人の一般的な保続性にも依存している。というのも、「学ぶ素質」には個人差があるからだ。50年後ーーつまり世紀転換期になっても、ベインはこれらの原理が基本的なものだと考え続けていた。
類似法則はジェームズ・ミル以降心理学から消えていたが、ベインはJ. S. ミルと共にこれを回復した。この法則について扱うさい、ベインが体系の観点から特に重視していたのは、「構築的連合」に対して心理学的説明を与えることだった。構築的連合とは、発明や精神的創造を指すのにベインが用いる用語である。随伴では保続(過去の共起の再発)しか説明できないとすると、記憶のほかに構築的連合が存在することが謎となる。思考のうちの新しいものを説明するためには、観念の「呼応」という原理が必要になるとベインは考えたのだ。類似という連合操作にベインが与えている説明の多くは、部分的に同一なものの随伴に還元可能なのだが、この点でベインを批判する必要はない。というのもこの第二の法則は、第一の法則とは異なり、新しい心理学には継承されなかったからだ。
ベインが「混合連合」について長尺で議論していることは重要である。これはつまり、すべての連合要因がまとめて働くことで連合が実現するという事例だ。「個別に見れば過去の観念を再生するには弱すぎる連合も、まとめて作用すれば過去の観念を再生させる可能性がある」。*4 ベインはこの学説を様々な複雑化を通じて展開した。
意志の理論
4. 連合主義のような主知主義的な心理学から、意志の問題が提起されることは少なかった。だが、いくつかの理由からベインはこの問題に直面した。科学の発展により、唯物論が一般的な問題になっていた。エネルギー保存の学説が徐々に確立していくと、物理的世界は因果的に閉じたシステムになっていくように思われた。連合学説は、精神世界において似たような働きをしている。前者は唯物論的な学説、後者は機械論的な学説だが、どちらも意志なるものに取って代わろうとしており、またベインは個人的にも両学説に関心を持っていた。ベインがこの問題を無視できなかったのも当然である。
ベインはまず、神経系には自発的作用が可能だと指摘する。自発的というのは、反射的作用や本能的作用とは異なり、外的刺激からは独立に作用が生じるということだ。だが、どの神経作用も実際の運動を伴うから、筋肉感覚や神経支配感覚*5が生じてくる(ベインは神経支配感覚の理論を後から採用し、さらに後には放棄している)。このため、運動には(さらには意図された運動にも)一定の感覚経験が伴う。これは努力という経験(experience of effort)であって、意志の経験的側面であった。努力経験は連合に入ってきて、実際には運動が生じない場合や運動が意図されているだけの場合を含むあらゆる状況で、〔任意の観念の〕本質的な同伴物となりうる。そうすると、意志は究極的には精神生活全体に浸透していると考えることができる。
このようにしてベインは、意欲の経験を基にして自由を擁護しようとする論証を丸め込んでしまう。自発的作用という言葉から、自由が何らかのかたちで残されているように思われるかもしれないが、実際はそうではなく、ベインが考えるシステムに自由の余地はない。自発的作用が自由なのは連合から自由だというだけの話で、この作用もやはり神経系の構成によって決定されているのである。宗教的正統派にひどい敗北を喫してきたベインはもしかすると、自発的という言葉によって少しの曖昧さを残しておこうとしたのかもしれない。後にダーウィンは、このような文脈で「自発的」という言葉が使われるのは理解不能だと漏らすことになる。
まとめ
要約すれば、ベインは後の心理学の多くを先取りしていた人物であると同時に、古い心理学の頂点を代表している人物だと言うことができる。ここまで見てきた四つの論点いずれについても、ベインはまさしく心理学の発展の曲がり角に立っていた。その背後には哲学的心理学が伸びており、前方の新しい方向には実験的生理学的心理学があった。20世紀の心理学者は、ベインの著作の大部分を心からの称賛と共に読むことができる。そしておそらく、ジョン・ロックも同じようにベインを読めただろう。
注
ベインの心理学が展開された二巻本はThe Senses and the Intellect (1855)とThe Emotions and the Will (1859) である。それぞれ三回改訂されており、改訂年については本文を見よ*6。連合についての抜粋が次にある。Rand, B. (1912). Classical Psychologists, pp. 483-504。より簡略な教科書が、Mental and Moral Sciences: a Compendium of Psychology and Ethics (1868)。1872年に精神科学の部分と道徳科学の部分を分けて二巻本とされたが、アメリカ版のMental Scienceは1868年出版となっている。
並行論については、Body and Mind (1872) を見よ。この本は内容を変えず何度も再版されており、フランス語、ドイツ語、スペイン語に翻訳されている。また、Balfour StewartのThe Conservation of Energy (1874) の付録としてベインが書いたThe Correlation of Mental and Nervous Forcesも見よ。心身並行論の歴史に関する簡潔な説明は、Eisler, R. (1910). Worterbuch der Philosophischen Begriffe, Vol. 2. の「並行説」の項目を参照(pp. 975–983)。この問題がいかに強い関心を引いたかは、Randによる精神と身体に関する文献目録を参照(In J. M. Baidwin (1905). Dictionary of Philosophy and Psychology, Vol. 3, [Part II], pp. 1091–1099)。
ベインの生涯については、Autobiography (1904) を参照。同書の付章を書いたW. L. Davidsonはベインの著作の完全な文献目録もつけてくれている。上で、ベインが書いたジェームズ・ミルとJ. S. ミルの伝記に言及したが*7。こうした著作の存在は、ベインがアバディーン大学を退官してすぐ、伝記に関心を寄せたことを示している。また、J. S. ミルの方の伝記はベイン自身の生涯にも関連している。
心理学史との関連では以下を見よ。Ribot, Th. (1874). English Psychology, pp. 194–254; Warren, H. C. (1921). History of the Association Psychology, pp. 104–115*8; Brett, G. S. (1921). History of Psychology, Vol. 3, pp. 206–212; Murphy, G. (1949), Historical Introduction to Modern Psychology, 2nd ed., pp. 104–10
Humanities, Social
マイナーリペア論
2025年5月7日 sxolastikos
連休は体調を崩したというのもあって、ずっと次の本を眺めて過ごしました。中野剛志『政策の哲学』(集英社、2025)。今年の1月ごろに出た本ですね。タイトルに惹かれて読んだのですが、中身は思っていたのとちょっと違っていて、基本的に経済学批判とこれからの経済政策の提言の書という感じでした。個人的に経済学は門外漢なのですが、それでもこれは興味深く読めました。
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主流の経済学派が実はあまり科学的なことをやっていない(机上の抽象的なモデルを作って、その未来予測を云々するだけで、現実に降りて来ようともせず、予測が外れようがおかまいなしだ、などなど)と厳しく批判した上で、同書は、個人の上に創発的に成立する構造やメカニズムをも実在するものと捉えるという(批判的実在論)、存在論的なところから考察をめぐらせていきます。ここがなかなか面白いところで、「哲学」という表題の意味が際立って来ます。
経済が本来扱う人間社会は、いわゆる開放系だとされますが、とはいえそこには最低限の半・規則性がなくてはならず、そのために経済政策のようなものも必要になってくる、というわけです。そうした法則的な振る舞いを、現実の知覚から出発して思い描く(「遡及する」)ための議論として、ポランニーの暗黙知などが援用されていたりします。このあたりも、認識論的な議論ということで、個人的には「刺さる」部分だったりします。
そして最終的に、どういった政策が望ましいのかという議論も、遡及の応用として出て来なくてはなりません。だからこそ必要なのは、政策を一挙に覆らせる抜本改革・一大変革ではなく、小刻みに・漸進的に政策を修正していくという、アジャイル方式のような政策議論・漸変主義だというのです。昔ならマイナーリペア方式とか言っていたやつでしょうかね(笑)。
あれあれ、存在論から始まって暗黙知などを経由したにしては、なんだかしょぼい結論?いえいえ、そんなことはありません。現実に根ざした確たる施策というのは、そういうものでしかありえないのかもしれません。トランプの横暴なぶち上げ政策など見ていると、いっそうそのように思えてきます。
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マイナーリペア論
2025年05月07日
『SUPER HAPPY FOREVER』早稲田松竹
え、なにコレ、面白いんだけど。
ここ10年で断トツに面白い日本映画じゃないか。
今後傑作は日本映画にしか生まれないのでは、とすら思える。
完璧にアップデートされた『ストレンジャー・ザン・パラダイス』とでも云おうか。
一種の嫉妬に近いものすら覚える。
誰しもがコンビニの前でカップヌードルをすするシーンに魅了されるが
さりげなく挟み込まれる、タバコの箱のドアストッパーのインサートとか、天才じゃね?
Beyond the Seaは伊東のホテルのことだったのか。
赤い帽子は『ケイコに目を澄ませて』に圧勝。
なんか、やられたって感じ。
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by ASHIKAWA TOMOKAZU
2025年05月07日
『牛泥棒』シネマヴェーラ
聖典とも呼ぶべき孤高の一本。
古典的でありながら、現代が抱える様々な問題が75分の中に濃縮されている(それでこそ古典であるともいえる)。
『牛泥棒』に匹敵するのはフォードのアレとアレくらいだろうと思っていたら、どれも脚本家はラマー・トロッティであった。しかも、『牛泥棒』ではプロデューサーも兼ねている。
大衆は一つのペルソナしか持たないと思っているが、まさにそのことが描かれている。
そして、大衆は常に憎しみの炎を燃え上がらせる方の情報を信じる。
(アメリカ映画を見る限りにおいて”同調圧力”なるものは日本よりはるかにアメリカの方がはるかに強いように思える。)
『牛泥棒』における小規模コミュニティに世界の縮図がある。見事な脚本である。
ここで問題となるのは、憎しみと偏見の権化ともいうべきテトリー少佐の悪=ステレオタイプではなく、それを間違っていると分かっていながら多数派に従ってしまうヘンリー・フォンダをはじめとする常識的な人々のふるまいである。
彼らの姿に自分自身を重ねてみるということが今必要とされている。
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by ASHIKAWA TOMOKAZU
2025年05月07日
『骨までしゃぶる』(35mm)神保町シアター
加藤泰があるじゃないか!ということで。
『骨までしゃぶる』は初見。
それにしても、骨までしゃぶられているのは現在の日本国民のことではないか。
働けど働けど、借金減るどころか増えてますよ、もっともっと働いて親孝行せんかい!と。
洲崎の遊女たちと今の日本の庶民はまったく同じ状況だということが良く分かった。
だが、明治、大正くらいまでは庶民もやられっぱなしじゃなかった。
冗談じゃないよ!と暴れるときは暴れていた。
その生命力、活力が、桜町弘子のうな重をかっ込む姿に漲っている。
日本人のDNAに我々はもっと自覚的にならなくては。スマホゾンビになってる場合ではない。
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by ASHIKAWA TOMOKAZU
515
『SUPER HAPPY FOREVER』早稲田松竹
『牛泥棒』シネマヴェーラ
『骨までしゃぶる』(35mm)神保町シアター
2025年05月
The Large Association of Movie Blogs
Lambcast #769 Thunderbolts*
2025/05/06
神戸どうぶつ王国のハシビロコウが飛んだ
さて、まだ見ていないカピパラさんは何処?
「カピバラたちの湿原 Pantanal パンタナール」は屋外にあって、ドアがはカピバラが外に出られないようになっていた。中に入ると池もあって、その近くにカピバラとヒトがいた。大きいのは知っていたが、こんなに大きいとは思わなかった。
カピバラは齧歯目テンジクネズミ科でマーラに近いが姿はかなり違う。
最近見たテレビ番組で、水族館にカピバラがいて、「カピバラは水中で暮らす動物です。水かきもあります」と言っていたが、この日は寒かったせいか、水に入っているのはいなかった。
どこかの施設でカピバラが噛みついたというニュースが報道されたことがあるが、神戸どうぶつ王国のカピバラはおとなしいのか、ヒトに触られても気にならないみたい。
前肢をそろえてゆっくりと寛いでいる。
これでは水かきが見へんやん。
カピバラはたくさんいて、活発に動き回っているのは一頭くらいで、皆さん日なたぼっこ中。
せっかくなので私も触ってみました。かなりの剛毛で、ヒトが触ったくらいどこ吹く風のよう。
正面から見ると顔は細い。
あちこち動き回る活発なカピバラはこれ。斜め向きも撮れた。
今年の日清紡のCMはカピバラがたくさん出演。でも、一昨年のハシビロコウのCMは一羽だけだったけれどとても良かった。
その後南の方の「アルパカスペース」へ。
アルパカは偶蹄目ラクダ科。なるほど顔はラクダに似ているが、思ったよりも小さかった。この首の毛もたてがみっていうの?
お昼は花のキッチンでロコモコ丼とイチゴのジェラート。人が多いのでかなり待つかと思ったが、早くて便利。空席もすぐに見つかった。
もう一度ハシビロコウを見ようと、再び「アフリカの湿地」へ。
せっかくなので「島」に渡ってみたら、ワオキツネザル(霊長目キツネザル科)がストーブで暖をとっていた。
そして岩場にはケープハイラックス(ハイラックス目 ハイラックス科)たちがいた。えっ、どれにも属してないの? 神戸どうぶつ王国のホームページによると、ハイラックスの仲間は外見がウサギやモルモットに似た感じがするが、足には蹄に似た扁爪があり、見た目とは程遠いがゾウに近い種類であるという。
そう言えばゾウの祖先は小さな動物だったような。
短いけど牙が出ていて凄みのあるお顔。この牙がやがてゾウの牙へ?
もう一度ハシビロコウを見に行くと、♀のマリンバが反対向きに坐り込んでいた。
顔はよく見えた。
向こう岸のボンゴは同じ側に坐ったまま。
どよどよという周りの人たちのざわめきに、マリンバに目を向けると、なんと立ち上がった。しかもクチバシを上に向けている。短いがクラッタリングも聞こえた。
坐っているのに飽きたのかと思ったら、巣の藁が気に入らないのか摘まんで横に置いたかと思うと、右の方に歩いて藁を掴みこちらに持ってきた。
そして顔をこちらに向けてくれた。こう言っては何だが、テレビで見るハシビロコウは、どちらかというと険悪な顔をしているのに、お目々がかわゆい。遠くを見ているのかも。
おなかの毛もふわふわ。足の付け根に白い羽が一本ずつ。キョロキョロと見回し、
羽根がちょっと動たかと思うと、
次の瞬間飛んだ!
カメラの設定を連写やビデオ撮影に切り替えるヒマもなかったし、ピントも合わせられない早業。
体が大きいのであっという間に奥の方に降り立った。途中の池の近くにいる人たちの上を飛んでいつたので、ビックリされていた。
巣に新しい藁がほしいなら、もっと近いところに藁が積んであるのに。
あ、クチバシは下に曲がっている。巨大なクチバシと短い数本しかない冠羽というこの落差も魅力の一つ。
結局森の中へと分け入ってしまいましたとさ。
最後に出入口に近い「モモンガの森」に入ると、モモンガだけでなく、夜行性の小動物たちがいたが、ピントが合ったのは以下の写真だけ。
クロワシミミズク
掲示板によると分類はフクロウ目フクロウ科、分布はアフリカ大陸中央から南部
アフリカで最大のフクロウ。鋭い爪と強力な握力で獲物を捕らえ、握る力で窒息死させる。頭上の羽は「羽」と呼ばれる飾り羽で、耳のように見えることから「ミミズク」 と呼ばれる。フクロウとミミズクは羽角の有無で呼び分けられているが、分類上はどちらもフクロウの仲間であるという。
オオフクロウ
掲示板によると、分類はフクロウ目フクロウ科、分布はインドから東南アジア。
名前り羽の色は茶色い木肌のようで、森の中では木に溶け込める保護色となっている。森林に生息しており、木々の間をとても静かに素早く飛ぶことができる。暗闇の中でもわずかな光があれば狩りができるよう目が発達しているという。
フクロモモンガ
掲示板によると、分類はカンガルー目フクロモモンガ科で、オーストラリア北部から南東部、 ニューギニア島、ビスマルク諸島に生息。
有袋類の仲間。前肢の小指から後肢の指の付け根にかけて飛膜があり、木々を滑空しながら移動して餌を探すという。
皮膜を広げて飛んでいるところを写したかった。
マタコミツオビアルマジロ
掲示板によると、分類は被甲目アルマジロ科で、分布は南アメリカの熱帯雨林やサバンナ。
背中には名前の由来となる3本の帯があり、危険を察すると丸くなって身を守る。アルマジロはおよそ20種が知られており、そのうち完全に丸くなれるのはマタコミツオビアルマジロを含む2種類だけなのだそう。
敵もいないのにまんまるになるのは難しいと思うよ。
という数十年ぶりに動物園いったというお話。歳を重ねても、こんなに面白く楽しめるところだったとは。しかも交通の便が良いし。
神戸どうぶつ王国にハシビロコウに会いに行く←
投稿者 ほしがらす 時刻: 5:03 午前
5月 2025 (1)
神戸どうぶつ王国のハシビロコウが飛んだ
動物 (2)
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2025-05-05
ミュージシャンとして生き続けること〜ニック・ケイヴとローレンス
映像 音
折下タイミングが合って、THE BIRTHDAY PARTY、そしてFELTで知られるローレンスが題材のドキュメンタリー映画なんていう、どれだけ需要あるんだ?ってコアな作品が公開された。ニック・ケイヴもローレンスも、自己中で偏屈な、一般的な生活というものが出来なさそうな人なんだけど、自分に課せられた音楽というものを信じて突き詰めて、生きることと同等に、それ以上に、続けてきたという点で重なる2人であった。
4/26(土) シネマート新宿へ。2025年の日本にTHE BIRTHDAY PARTYのドキュメンタリー映画なんてキワモノが登場するなんて!
thebirthdayparty.jp
ロビーには貴重なレコードが鎮座しており、キャー。
「バースデイ・パーティ/天国の暴動 〜Mutiny in Heaven: The Birthday Party」
大きなスクリーンで動くBirthday Partyを爆音で浴びるの、最高。思えば今まで自室で可能な小さな音でしか聴いたことないもんな。ひたすらかっこよかった。ライブ映像も多く、よくあったなーよくスクリーンで可能な画像だったなー。熱量の凄まじさ!空間をドンドコ壊しながら作り出すドラム、分厚く重くウネウネ蠢き回るベース、空気を切り裂くキレキレ鋭利なギターに、君臨する魔王のようなボーカル。はー・・・。あんなの若い頃に目の当たりにしたらそりゃあドップリ浸かってしまうよ。ベルリンに移ったときにはもちろんノイバウテンもちらり登場、ブリクサ様。
学生時代から続く苦笑しかない伝説の数々がアニメーションで語られるのも良い。元々ヤバい人たちにドラッグを与えたらそりゃ危険でさらに暴走してたくだりが凄かったね・・・。
youtu.be
YouTubeで探したことなかった。この混沌とした様は無許可による云々・・・とはいえ、世界観の構築は本人たちに備わっているからこそだろう。
ベースのトレイシーが見た目(ヒゲと衣装)も中身(逸話)もヤバいことは知らなかった。彼も早逝してしまった。
mikiki.tokyo.jp
何故に映画に?と思ったら発案したのはローランドだったものの、癌で急逝。メンバーが受け継ぎ、彼らに手を貸して製作総指揮を務めたのはヴィム・ヴェンダーズという経緯が泣ける。
にしてもですよ。知性がありながらも奇天烈な性分で、破茶滅茶なパフォーマンスにドラッグ漬けな日々をドップリ過ごした人が映画の脚本(「欲望のバージニア」めちゃくちゃ良い!)など活動の幅を広げ、オーストラリアでは勲章受賞?、音楽活動も最新作が高く評価されるのだからね。マジで不滅を手にした魔王・・・。魂を売ったのかもしれないぞ・・・
にしても98年のフジロック、あの時beckを選んだ私は後に「ニック・ケイヴを見ておけばよかった・・・」と思うわけですが、まあ当時の気分は圧倒的にbeck様だったわけで。楽屋事件ももう時効じゃんか、ねえ。来日公演無理かなあ・・・
パンフレットも大判で、大鷹俊一氏の評や詳細なディスクグラフィーもあり、古のライナーノーツ読んでるようで嬉しい。(ローランド様の美麗ポートレートもっ)
公開してくださって、ほんとうにありがとうございました!!!
4/28(月) 日曜と祝日狭間の会社終わりにY氏と合流して下高井戸シネマへ。
www.cinra.net
「Lawrence of Belgravia ローレンス・オブ・ベルグレイヴィア」
Felt、Denim、Go-Kart Mozart そして現在はMozart Estate(に変わってたの知らなかった・・・)のローレンスの生き様がドキュメンタリー映画になるとは。
偏屈でひねくれで自己愛が強い発言の数々に苦笑し、次第に切なくなる。
ジョン・ピールにFELTのCD送ったものの番組で取り上げられず「CD返せ」と怒りの手紙を送った話も知らなかった。何度も出る「売れたい」「ポップスターになりたい」という言葉は本気なのか「どうせ大衆にはわからないだろ?」という自虐なのか。プライマルのボビーにはなんか諸々あるご様子・・・(”Come Together”のアートワークとケイト・モスの話に笑う)
家賃滞納で部屋を追い出されても貸し倉庫に過去の音源を保管し、「FELTの再結成は絶対しない」と言い切り、「FELT」ロゴ付きギター(超かっこいい!)を売りに行くも安値を言われ(小山田くんに買い取ってもらえば・・・)、セント・エチエンヌやベルセバの前座をし、自分より若いバンド(後でレッツ・レッスルと把握)の運転手したり、あくまでも「今のバンド=Go-Kart Mozart」で曲を作りライブをし続ける姿。
音楽に埋もれる日々だけをずっと続けてきた強さを想う。
自分としてはDenim以降の音楽性とデザインワークに食指が動かずで申し訳ないんだけど、あらためて聞くと、ウワモノの下にはやっぱりローレンス節が根強い。あの歌い回しってやっぱりルー・リードなんだろうけど(VUの再結成を貶したのも笑った)、ピコピコポップは「今好きなミュージシャン」を聞かれて答えた「ぱみゅぱみゅ」が入ってるのか(どうかは知らない)・・・
Pete Astorも登場するけど、「いつも被ってるのダサい」と言われ帽子選びに行く古着屋さんはSea Urchinsの人の店らしい。恐らく小ネタはたくさんあるので、小出阿佐子さん周辺にオーディオコメンタリーしてほしい。
EAST VILLAGEのポール・ケリーが監督!で、街の風景が多く映っているのもよかったなあ。暮らす街と音楽生活がイコールであるというか。最後に出てくる高層住宅はいわゆるカウンシル・ハウスで、ちょっと調べて見つけた以下のサイトが良いです。
heapsmag.com
ローレンス、「年金暮らし」と字幕があり、イギリスでは65歳から支給らしいけど、福祉政策はどうなっているのか。売れなかったと云うけどFELTは人気があったほうではないか。さっきのSea Urchinsだけじゃなく、80年代に活躍したインディーバンドの方々は今は「高齢者枠」なわけで、お元気に暮らしているといいな・・・(若い頃にさんざん吸ったモノの影響は大丈夫なのか・・・)
配給の"映画チア部大阪支部卒業生"は、「ティーンエイジ・スーパースターズ」「マイ・シークレット・ワールド」同様に、ニッチな作品に対して交渉し翻訳と配給をしてくださっている方々。今回もありがとうございました!!
note.com
・・・と翌朝に書いてたところでY氏がMAURICE DEEBANKのソロをかけ始めたのはさすがである。
Inner Thought Zone
Cherry Red Records
Amazon
https://outsideleft.com/main.php?updateID=1528
Google翻訳の拙さでも辛辣さが伝わってくるよ・・・
フロントマンて、嫌なヤツが多いのかヤッカミ嫌われがちなのか。でもタフなのかもしれない。(誰かを思い浮かべながら)
mikk 2025-05-05 08:52 読者になる
音 (740)
映像 (736)
西陣の老舗HOSOO+ディモーレスタジオーミラノデザインウィーク (05/05)
西陣の老舗HOSOO+ディモーレスタジオーミラノデザインウィーク
2025.05.05 Monday
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京都西陣の老舗’HOSOO’(細尾)と、ディモーレスタジオの
コラボレーションによる新作テキスタイルのコレクション
’Hemispheres Collection'の発表です。またしても1時間くらい
入り口で待ち、やっと入れました。
展示の舞台になるのは、アーティストOsanna Visconti女史の
住居兼スタジオ、彼女の作品は、6000年以上前のロストワックス
技法によって、生み出され、独特な有機的フォルムが特徴です。
この空間に、HOSOOの織技と、ディモーレスタジオの色彩美学が
折重なって、光と影が交錯する幻想的なインスタレーション。
今回の新しいコレクションは、伝統と現代、西洋と東洋が交錯する
新たな表現の場を作り出しています。
兎に角、圧倒されて、写真を、私の一番尊敬するイタリア女性、
ダニエラ ベルタジオーニ女史に送ったら、’私には重すぎる!’
と一言! ’確かに!’彼女は30年くらい前、無名のディモーレ
スタジオを見つけ出し、彼女のグランド ホテルの改修にデザイナー
として起用した先見の名のある女性。体調を崩して、歩き回れないので
時々、写真を送ると、的確な評価を、彼女の反応も楽しんでいます。
本コレクションは、細尾家に代々受け継がれてきた2万点の帯の
デザインアーカイブを元に、創作されました。長年未彩色のまま
保存されてきたこれらの図案は、時代を超えて受け継がれてきた
日本の美意識を象徴するものです。(細尾社からのパンフレットより)
ディモーレスタジオはこれらの未完成のデザインに独自の解釈を加え、
繊細な色彩感覚を吹き込むことで、静かに眠っていた意匠を現代に
甦らせています。菱紋や麻の葉紋、波のモチーフなど、
日本の伝統的な文様を再構築しながら、新たな視点で表現されたテキスタイルの
数々が本コレクションの魅力を際立たせています。
アーカイブから着想を得た繊細な花柄、竹林を平面的な視点で捉えた
大胆なパターンなど、多様なデザイン揃い、伝統美を現代の空間に
調和させるテキスタイルが生まれています。
日本伝統的な美意識とイタリアでも最先端の色彩感覚を持つ
デザイナーとのコラボレーションは1時間待っても、見る価値ありです。
歩いても歩いても、まだまだ魅力的な展示が続きます。
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by khselection
2025年05月 (4)
西陣の老舗HOSOO+ディモーレスタジオーミラノデザインウィーク (05/05)
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ニッポンの食文化
発酵食品だいすき
こないだ有楽町の交通会館の地下の和歌山県の物産店で、
この糠漬けの糠床を買った
さて、うちのかみさんがニンジンキュウリ漬けて、
きのうワクワクしながらいただいた
うまーい
このおいしさ外国人にはわからないかもね
つぎは味噌で、
まあどの家でも常備されてるだろうけど
今回ウチが買ったのはこれ
会社近所の青森県の物産店にふらっと入ったら目に留まって衝動買い
お味噌汁おいちかったー
あるメキシコ系アメリカ人の自伝について (04/30)
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2025-04-28
下の名呼びの特別扱い
「ウルトラセブン」では、ウルトラ警備隊の隊員がほかは「フルハシ」「アマギ」「ソガ」などと苗字で呼ばれているのに、ダンとアンヌだけ下の名呼びの特別扱いを受けている。「ウルトラマン」でも、ハヤタは苗字呼びだし、「帰ってきたウルトラマン」でも郷秀樹は「郷」呼びで、「ウルトラマンA」では、北斗と南がお互い呼びあう時だけ「星司さん」「夕子」と呼んでいて、人に聞かれたらどうするんだろうと思ってしまうくらいだ。「ウルトラマンレオ」では、おおとりゲンは隊長からは「ゲン」と呼ばれていたが、他の隊員も「おおとり」とは呼んでいなかったからゲンだろう。
それからしばらくたって再開したウルトラシリーズの「ウルトラマンティガ」では、「セブン」と同じ、主人公カップルだけが「ダイゴ」「レナ」呼びだった。だがそのあとは、時代の変化のせいか時には隊長以外は全隊員が下の名前呼びになったりして、今日に至っている。ダンとアンヌや、ダイゴとレナの「特別扱い」は、いかにも「芝居の嘘」っぽくて面白かった。
(小谷野敦)
jun-jun1965 2025-04-28 12:53 読者になる
下の名呼びの特別扱い
続けるために、無意識にがんばってしまうのをなんとかする
「がんばらない」をがんばる
もともと何にでも興味を持ちやすいし、気になったら即行動!なタイプだし、ハマったらとことんハマる。それは仕事でもそうで、療養期間を経て2月から新しい職場で働き始めてからも、仕事が楽しくて、がんばるぞ!の気持ちで毎日を過ごしていた。職場は風通しがよくて先…
遠い山に雪
文章を引用することについて迷う。迷って揺らぎながら書く
本の記録(春休み)
3月中頃から4月上旬まで、つまり主に春休みに読んだ本について。 もう、正直書くのに疲れている。読んですぐに感想を書く(あるいは読みながら書く)のは、なんだか感想を書くってことありきで本を読んでいる感じになってしまうからあまり気が進まない。読んでいるとき…
思い出の向こう側
本
地上の楽園を垣間見る準備が出来た方からやってみて
メロンパンにホイップクリームを挟もうよ
こんにちは、みなさん。 早速ですが、用意するものはこの二つです。 あとはもうメロンパンを真横に捌いて、好きなだけホイップクリームを挟みます。そして世間や他人の目を気にすることなく、かぶりつきます。それだけです。地上の楽園を垣間見る準備が出来た方からや…
おねむなおはなし
お菓子
釣り人が集まる名所。川に背を向けているのは……
今日の一枚・カメラマンは反対向き
ハイ、ここは多摩川の宿河原堰です。 そして釣り人が集まる “ 名所 ” ですね。 でも、さっきからずっとこの姿勢でいる二人は、鳥さんの写真を撮っています。 釣り人とは違って、川に背を向けている、というところが面白い。 写真にしたい景色
ブロンプトンで遠足
はてなブログPro
ご近所ポタリング
一作目「桜の老木」。絵画教室でも珍しくお褒めいただいた
初めてアクリル画を描く
この4月から始まったNHK Eテレ「3か月でマスターする『絵を描く』」を見ています。講師はYouTubeでお馴染みの画家・柴崎春通先生です。何度かYouTubeを拝見していますが、今回使う画材は、私が通う絵画教室で何人かお使いになっているアクリル絵の具です。さっそくア…
心の風景
はてなブログPro
絵画
「準備してやる気満々で行く食事」の楽しさに目覚めた!
新しい趣味ができた
実はここ最近また生活に変化があって。というのも近所の友達が増えたので耳に入る情報が少し変わりました。新しいお友達はバリキャリ・独身。共通点が多く意気投合。 美味しいものが大好き。もちろんお酒も。嗜好が合う。 一緒に飲んでるうちに仕事疲れたからいい思い…
1103号室
はてなブログPro
ご自愛
苦手だったSF小説に触れたくなった。入門書を見て本を購入
なんとなく日記#5(2025/04/07)
有料 『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』を読んでいるところなのだが、恐ろしい書籍だと思う。 著者おすすめのSF作品をジャンルに分けてレビューしているのだが、とにかくひとつひとつに興味を惹かれてしまう。もともと私はSF小説が苦手な質なのだが…
日記
空港で飲んだお茶が甘い。失念していたがこれが標準だった
202411台湾渡航⑧:空港から、帰る。
有料 2024年11月の台湾渡航。帰国回である。要するに、完結である。 前回 setoutivrm.hatenablog.com 最初から見る場合はこれ setoutivrm.hatenablog.com 前回の記事の最後で環状線の不通代行無料バスに乗りこんだ。そのバスで30分ほど激しく揺られて板橋駅へと向かった。台…
新しい風に乗って
おでかけ
子連れ旅行withともだち。娘は旅行に向けてイメトレ済み!
娘とSさんと行く富山/宇奈月温泉
富山に旅行してきた。私と娘にとっては初めての富山県、引率してくれるのは友人のSさん。本人がインターネットで発信していないゆえ呼び方が定まっていないのですが、毎月もぐもぐブログに2回くらいは登場し、娘と一番頻繁に会っている友人です。 Sさんとは2人で京都に…
欲しがります負けたって
子連れ旅・散歩
シュウウエムラがダントツで好き……でも終売!?
【お題】クレンジングは先行投資
クレンジングはいいものを使うと決めています。 まだ『美容系インフルエンサー』という言葉もなかった頃から、年上のお姉さま方が口を揃えて仰っておりました。 ・メイクしたまま寝ない事 ・落とすケアには気を遣う事 どんなに良い化粧水も美容液もクリームも、土台と…
ー
雑談
なぜ苦しい思いをしてまで登りたい? 自分でもわからない
なぜ山に登るのか?
唯一と言っていい趣味が登山だ。山登りをしない人には理解できない趣味だ。趣味とはそういうものだろうけど。 なぜ、そんな苦しい思いをしてまで登りたいのか、人それぞれだろうと思うけれど、自分でもその理由はわからない。「そこに山があるから」と言ったマロリーの…
坂庭修 問わず語り
山はいいな!
やたら実家が写っている。遊具になった俺も写っている
数年前に使ってたフィルムカメラを見つけたから現像してみた
俺の部屋には収納が4つあります。1つは着替えなど頻繁に使うものをしまう用。1つは本やCDをしまう用。1つは病院や薬局関連の書類をしまう用。1つはもう使わなそうなものをしまう用。で、先日それら4つの収納を整理してたら、まさかのもう使わなそうなものをしまう用の…
日刊のぎへっぺんブログ
日記
ちょっと南国風なカレーを作る。パイナップルを刻んで鍋へ
トロピカルなカレー@鎌倉七里ガ浜
ココナッツミルク、パイナップル、エビ、ニンニク、ショウガ、トマト、タマネギ。 スパイス各種。 これらを全部使う。 今日はちょっと南国風カレー。 ハワイアンはいかがでしょうか? Sweet Leilani♪ 有名な歌だね。最近聴かない(笑)。 さらさらぁ~。 ニンニクとショ…
家@鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳
食べ物・飲み物
サイズミスの証明写真で勝手に国語辞典の著者近影になる
昨日のドタバタ日記!
こんちは! 絶賛就活中の大学生、合川小春です! 筒井康隆の『笑うな』で顔を隠していますが、内心ニヤニヤしています。 この内容は昨日の出来事です! 前半は「今朝→昨日の朝」に脳内変換して読んでいただければと思います! ーーー 今朝はいつも電話をする友達と、朝…
合川小春
「オタク=他者から眼差されるための存在」に見えてきた
「オタクとしてなにをどう発信するか」が最近本当にわからないよ!って話
むしょうに文章が書きたい気持ちなので、宿題にしているテーマがあるにも関わらず!勢いだけで日記的なブログを書きます! 楽しい話ではないのですが、人によっては興味深くはあるかもしれない。目次 同一界隈でオタクとして古びていくと起きること:マイノリティにな…
こたえなんていらないさ
うわごと
「腰椎麻酔の後は6時間動けないので、今日は入院です」
痔瘻の手術をいたしました(1)肛門周囲膿瘍の切開編
新しいトンネルが完成して、バイパスが開通する。 そうなったら、あなたはどうだろう。嬉しいだろうか。まあ、基本的には嬉しいだろう。 バイパスのおかげで、隣の市に行きやすくなる。隣町には丸亀製麺もはま寿司も、近所になかったローソンだってある。バイパス沿い…
濹堤通信社綺談
新しい美容師に切ってもらうとき「なんかイヤ」なときがある
わたしたちは誰になら触れられてもいいのか
美容院ではよく眠る。 熟睡すると首ががくっとなって危険なので、うとうとする程度ではある。眠りの海の砂浜にいちばん近い浅瀬までしか行かないのだが、それでも店に居る時間が三十分程度に感じるくらい、よく寝ている。カラー剤を浸透させている間は遠慮なくうたた寝…
傘をひらいて、空を
スエードの茶色いローファーで雨の日もテンション上がる!
靴の話、その3。
30代も半ばに近づいた辺りから服の好みが変わりまして、モノトーンで柄無しのシンプルなトップスを着たり、ジャケットを羽織ることも出てきたのですが、自ずと「これ靴どうしようかな」と悩む場面も増えてきました。 「好みが変わった」と書きましたが、正確には、「オ…
ー ORDINARY ー
ファッション
ずっとやりたかった電子レンジとトースターの掃除ができた
4/7-4/13 断固絶対に休む日、生きた証を残したい
身体を休めなければならなかったので、無理やり「断固絶対に休む日」を作った。丸一日ではなく、夕方までという時間制限があったものの、休みらしい時間は取れた。 身体の休息はできたと思うが、心はどんどん落ち着かなくなっていった。絵やら文やらを生み出していない…
ミモリアル
日記-週報
夫「誕生日だし丸亀でも行くかい」牧場も行って家ではケーキ
誕生日っぽいことできた。
4月1日は結婚記念日、2日は私の誕生日でした。結婚して今年で22年!すごい。こんなに長く一緒にいるとは....笑そして私は52歳。年を取ると誕生日なんてめでたくないと言う考えもあるけれど私はいくつになっても誕生日はめでたいと思うので、ここ数年は誕生日に自分の事…
散歩日和
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「はてなCMS」を利用する企業の記事をピックアップ!
はてなCMSとは?
SUUMOタウン
夢を追って離れたから気づけた、長崎の愛しい日常|文・田﨑あさひ(Bitter & Sweet)
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社内のDatadogイベントに参加した感想
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Google Cloud 認定資格を週一ペースで取得、全冠してみた
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耳が聞こえない人も一緒に楽しめる新しい漫才体験。新感覚お笑いライブ『視聴覚室』レポート
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夫婦キャンプのすごしかた 第24話:出会いと別れの 季節|マツナガエイコによるマンガ連載
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STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
「読んだはずなのに思い出せない」人へ。ビル・ゲイツ実践の読書術「マルジナリア」がすごい
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画面仕様書への静的検査器を実装したらたくさんの欠陥を発見できた話
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本当においしいものはバズりません毎日たくさんのブログを読んでいるはてなブログ編集部。なかでも読むのを楽しみにしているテーマのひとつに、おいしいご飯について書かれたブログがあります。特に、自分で作った料理について書かれたものに惹かれます。そんなブログを読者登録していると、購読リストが幸せな感じになってくるんですよね。リストにおいしいご飯が流れてくるだけでもうれしいですし、料理そのものを真似することはできなくても、今の時期においしいものはなにか知ることができます。その季節のおいしいものを思い出すこと…
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くおりぃあ
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哲学者紹介
再び中山道を歩く 愛知川宿~武佐宿~守山宿 2
五箇荘は近江商人の町 てんびんの里、近江商人の映画てんびんの詩て会社で見せられたなあ・・ 三方よし 京町家風商家の保存 五箇荘をでてあるきます・・・ とりあえず暑い・・ 五箇荘清水鼻町の湧き水、湖東の三名水の一つ 顔を洗う、冷たくてきもちい、のどもうるおし…
MySong My Foolish Heat
はてなブログPro
再びの中山道を歩く
再び中山道を歩く 愛知川宿~武佐宿~守山宿 1
愛知川駅一週間前に乗った駅 ここから出発 愛知川宿にはいります・・・ まだ9時前なのでひっそりとしています。 人が歩いていません、車も少ない・・ まださほど暑くない、今日は季節外れの暑さの予報・・ 本陣跡 今は中山道愛知川宿街道交流館愛知川ふれあい本陣にな…
MySong My Foolish Heat
はてなブログPro
再びの中山道を歩く
第3回、お家キャンプ飯
スキレットでトンテキ、、、食うかい? 皆様どうも。 キャンパーの皆さん キャンプしたいと思ってる皆さん 憧れのキャンプ飯ってありますか? 様々なキャンプ調理器具があるため うますぎるキャンプ飯が沢山ありますが、 え?私ですか?私はやはり 鉄板で焼く肉!! で…
飲兵衛のキャンプ飯備忘録
浜田麻里 / Soar
浜田麻里 | Soar [通常盤] [CD]アーティスト:浜田麻里ビクターエンタテインメントAmazon 基本情報 Track listing 日本メンバー 海外メンバー 浜田麻里『Soar』レビュー|40年の時を超え、今なお飛翔する声 重厚さと透明感が共存するサウンドデザイン 豪華ギタリスト陣…
80’s METALの日々
浜田麻里
トランスフォーマーワイルドキング WKM-01 エナジーマスター オプティマスプライム
10年ぶりの和製TF新シリーズ始動!
YOの玩具箱
TFワイルドキング
今のAIの急激な進化は、今までの遅れを取り戻しただけで、これからは普通の成長速度になるんでは
この2年半くらいで急激にAIが進化して、このままの速度で進化が進むように見えるけど、今までディープニューラルネットや自然言語処理が目立たなかったところに、急に注目されてリソースが投入されて時代が追いついただけな気がする。 H100というハードウェアはChatGPT…
きしだのHatena
TRON OS (超漢字V)版「DOOM」を作った話。トロンOSはWindowsより優れていたとかいう都市伝説の謎。
TRONプロジェクトのパソコン用規格「BTRON」仕様に準じたOS「B-right/V」を搭載した「超漢字V」用に「DOOM」を移植しました。 あまりにもややこしいんで簡単に言うとTRON OS版DOOMの誕生です。いや、本当にまだDOOMってTRON向けに移植されてないよね?一応「TRON OS DO…
人生に疲れた男のblog
【大阪・関西万博】読売新聞「大阪・関西万博の来場者、7割強が50歳以上」、共同通信「車&バス、万博会場利用で低調」について
大阪・関西万博会場の人々(2025年4月19日撮影)
君と、A列車で行こう。
大阪・関西万博
『レッコリッコ』音羽町のイタリアンで温野菜たっぷりパスタランチ!
住宅街のお手頃イタリアンで定番人気の温野菜パスタ! 葵区音羽町、清水山公園近くの住宅街にあるイタリアンレストラン。パスタと個性的な四角いピザを中心に、豊富なメニューをリーズナブルに提供されています。 駿河区用宗で創業し、七間町に移転、その後2013年より…
静岡市観光&グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』
静岡グルメ
エンジニアとして緩やかに死んでいくんだろーなと思った話
最近TS, React の勉強をしているのですが、その過程で思いました。 単なる感想です。 今までのキャリアパス 自分のことを知らない人もいると思うので、自己紹介がてら自身のキャリアパスについて簡単に説明します。 ソフトウェアエンジニアとしてのキャリアを積んだ後…
pospomeのプログラミング日記
Scalaでフリーランスはじめた感想
以前書いた通り xuwei-k.hatenablog.com 予定通り2025年3月末で某社を退職して、2025年4月からフリーランスをしてます。 ソフトウェアエンジニアでフリーランスやってる人なんて世の中に大量にいると思いますし、 ある程度当たり前の感想などしか書かないかもしれませ…
xuwei-k's blog
scala
せっかくのナイスゲームが最後の最後でドロ試合になるところでした。
E6−3H 6点リードの9回表、クローズを任された加治屋は2アウトからバタバタしてしまいました。惜しい。そこまでは超ナイスゲームでした。 マスターのホームランで先制(2回)、堀内の内野ゴロの間に追加点(4回)、2アウト満塁から村林が走者一層のタイムリー2…
わしろぐ
楽天イーグルス
メインキャラクターは萩原千速?2026年劇場版『名探偵コナン』について考察する
皆さん、劇場版名探偵コナンの最新作『名探偵コナン 隻眼の残像』は観ただろうか? 『名探偵コナン 隻眼の残像』は、長野県警組の大和敢助、諸伏高明、上原由衣と毛利小五郎が中心となる物語だ。原作では描かれていなかった大和敢助の左目が隻眼になったエピソードも描…
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肉体改造部の皆さん 体操着を着た筋肉質な男子中学生の集団 Nicが何かしらで捕まって この絵が押さえられたら 何も申し開きできないです。 Annに証言を頼んでも 「あー、いつもそんな感じっすね」 くらいしか言ってくれないだろうし。 いや、どんな感じだよ。 つまり何…
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4/26 先週まとめ 売れるネット広告社とIPO関連
●先週活躍した銘柄1位:売れるネット広告社(9235) ¥888,0002位:ZenmuTech(338A) ¥323,0003位:ダイナミクマップ(336A) ¥225,0004位:サンバイオ(4592) ¥224,0005位:住友ファーマ(4506) ¥195,800 週間収支:+1,794,300 売れるネット広告社が大幅上昇で…
めざせプチ金持ち 投資日記
54_ChatGPTちゃんとの付き合い方
AIの類いに触れるこ
April 11, 2025
森元良太『統計学再入門 科学哲学から探る統計思考の原点』
森元良太『統計学再入門 科学哲学から探る統計思考の原点』(近代科学社、2024年)は、フィッシャー流の検定とネイマン=ピアソン流の検定の間の論争を原典を参照しつつ、言葉遣いに注意をはらいながら整理するという点で、類書がない本であり、勉強になる点が多い。統計的検定を使う時に感じる「うしろめたさ」や「モヤモヤ感」の正体を明らかにしようということで、さまざまな「うしろめたさ」「モヤモヤ感」の候補がいろいろと考察されていく。著者の指摘する「うしろめたさ」「モヤモヤ感」がピンとくる人にとってはうまくはまる本なのかもしれない。
ということで、十分読むに値する本だとは思うのだが、気になる箇所もある。そこで、読みながら気になった点についていつものように大小関係なくコメントしていきたい。なお、統計学の哲学そのものについては、当然ながらわたしより森元さんの方が専門家なので、それは踏まえて以下のコメントを読んでほしい。
p.2 注1
「一般的と個別的の区別があまり意味をなさない推論もたくさんあることが示されたため、演繹の定義が変わった[伊勢田2018]」
わたしの『科学哲学の源流をたどる』を引用していただいてありがたいのだが、これはわたしがこの本でちょっと先走ったところでもあり、演繹の意味の変化についてはいろいろな理由が複合しているというのが正しいようである。たとえば、そもそも三段論法においても普遍命題だけから個別命題が導けるわけではない、といった理由も挙げられたりしている。これについては最近ブログに書いたのでそちらを参照されたい。
http://blog.livedoor.jp/iseda503/archives/1938793.html
p. 13
「論理学者が「帰納的推理」や「帰納的推論」という用語を導入するときにはっきりいいたいのは、形式論理学の伝統的な演繹推理によって与えられる完全な説明の過程からある程度はずれた心の過程を語っていることである。」
フィッシャーの「統計学的手法と科学的帰納」という論文からの引用箇所だが、ここで「はっきりいいたいのは」と訳している箇所はLogicians ... evidently imply that they are speaking of... で、「~について語っているという含意が明白にある」と訳すべきところかと思う(imply なのでむしろ「はっきりとはいわない」はず)。後半も"processes of the mind falling to some extent outside those of which a full account can be given in terms of the traditional deductive reasoning of formal logic"で「形式論理学の伝統的な演繹推理で完全に説明できるような心の過程からはある程度はずれた過程を」と訳さないと「完全な説明の過程」が何を説明するのかよくわからないと思う。
p.16
「統計学を用いる推論が演繹ではなく帰納だということは、」
これはこれで言い過ぎでは。もちろん統計的検定の最終的な結論(仮説の受容や棄却)が広い意味での帰納に該当することに異論はないが、その直前のp値を導き出すところまでは演繹的推論でよいのでは。
p.16
「物理学に代表される演繹科学とは異なり、統計学を用いても、どれだけ高い精度でデータを集めたとしても、100%正しい確実な結論を引き出せるとは限らないのである」
この「演繹科学」というところに注がついていて、「もちろん、物理学における推論には帰納を用いる部分もある。たとえば、3.2節で扱う天文学において発展した誤差論で用いられる推論は帰納に頼っている」と述べられている。これを読むと、物理学で帰納を使うのは誤差論くらいであとは演繹だけで物理学が行われている、と読者は解釈するだろう。しかし、著者もフィッシャーを引用しながらここまで解説してきたとおり、演繹は前提の中にすでに含まれている情報を明らかにするだけであり、新しい知識を生むわけではない。では、物理学が誤差論以外は演繹だけで行われているとしたら、物理学者はどうやって量子力学や相対性理論などの新しい知識を得たのだろうか。この箇所はだいぶ物理学について誤解を招く表現になっていると思う。
p.18
「未来は過去に似ているという前提は「自然の斉一性原理」と呼ばれる。じつは、統計学でもこの類いの前提がよく用いられている。たとえば、確率変数が独立同一分布に従うという過程は自然の斉一性原理の一種である[大塚2020, pp. 32-33]。」
確かに大塚さんもそういう趣旨のことを言っているが、大塚さんが言っているから正しいとは限らない。独立同一分布の過程ももちろんある種の斉一性についての仮定なのはまちがいないが、ここでいう「未来は過去に似ている」という意味での斉一性の例かというとちょっと違うと思う。独立同一分布の仮定が適用される対象がすべて未来の事象である場合もすべて過去の事象である場合もあるだろう。また、試行間の独立性が否定されたら「斉一性原理」の意味で斉一でなくなるのかといえば、もちろんそんなことはない(そうでないと、独立性のない試行について、ということは日常でであうほとんどのことについて帰納的推論ができなくなってしまう)。
p.19
「ヒュームによると、この原理の正しさを示すには、演繹か帰納のいずれかを用いた論証しかない」
ヒュームのころにはまだ現代的な意味で演繹や帰納が用いられていなかったということは本書の前の方でも説明されているので、著者がこの「演繹」や「帰納」をどちらの意味で解釈しているかちょっと気になるところである。実際の文言としては、ヒュームはdemonstrativeな議論とprobableな議論という対比を用いていて、現代的な意味での演繹と帰納の対比に近いことを論じているが、完全にイコールなのかどうかはちょっと慎重さがほしいところである。これについてもブログでちょっと触れた。
http://blog.livedoor.jp/iseda503/archives/1938930.html
p.19
「ヒュームによる演繹を用いた論証では背理法が用いられる」
この箇所は読者を不必要に混乱させる説明のしかたをしていて、たいへんよくないと思う。そもそもヒュームがたどり着きたい結論は自然の斉一性が演繹的に証明できないということのはずなのに、「ヒュームは自然が斉一であることを背理法で証明するため」(p.19)などと言われると、ヒュームはどっちなの、となってしまう。著者の意図としては、「背理法で証明しようとして失敗するということは演繹的に証明できない、とヒュームは論じた」ということなのだと思うが、当然ながら、自然の斉一性の演繹的論証がないことを示すには、背理法が失敗するというだけでなく、どんなやり方でも演繹的に論証できないことを示す必要がある。ヒュームが使っているのは、背理法ではなく、「ある命題が論理的真理(演繹的に証明可能)であるならその否定は矛盾を含む」という前提であり、自然の斉一性の否定が論理的矛盾を含まないということから演繹的な証明がないと結論している。これも前掲のブログで紹介した。
http://blog.livedoor.jp/iseda503/archives/1938930.html
もちろん背理法もこの前提を用いた論証の方法ではあるが、ヒュームは「背理法を試みても失敗する」というまわりくどくて不完全な議論をしているわけではない。
p.38
「統計学では、それぞれ「事前(確率)分布」と「事後(確率)分布」と呼ばれる」
哲学か統計学かの違いではなく、確率がわりあてられる対象が単一の仮説なのか数直線上にあらわせる仮説群なのかの違いでは。
p.40
「ベイズがヒュームの帰納の問題をどのように解決しようとしたのか見てみよう」
これも前掲のブログ記事などで紹介した話だが、ヒュームが帰納法による斉一性の原理の正当化が循環論法になると指摘していることは18世紀から19世紀を通じてほとんど認識されておらず、帰納についてあれほど論じあったヒューウェルやミルもこの問題を完全にスルーしている。なので、1763年にこの論文を書いたベイズがヒュームの帰納の問題を解決しようとしたというのはかなり疑わしい。実際、p.45でベイズがヒュームに言及していないことから「ベイズ本人がヒュームの懐疑を意識していたかは定かではない」と著者は書いていて、だったらp.40のこの書き出しはないのではないか。
p.46
「ベイズの解法がヒュームによる帰納の問題の解決になりうると判断したのはプライスである」
プライスはベイズの論文を出版した人物であり、ベイズの論文にはプライスの序文と補遺がついている。直前のマグレインの引用からも、あたかもプライスはヒュームの帰納の問題に明示的に言及しているような印象を読者は受けるだろう。しかしプライスの序文のどこにもヒュームの名前は言及されていない。プライスが序文でベイズが解決した問題として言及しているのは、"to find out a method by which we might judge concerning the probability that an event has to happen, in given circumstances, upon supposition that we know nothing concerning it but that, under the same circumstances, it has happened a certain number of times, and failed a certain other number of times" (Bayes 1763, pp.370-371)で、過去の経験から未来の出来事の確率の値を特定するという問題であることがわかる。そもそもその推論を成立させる前提となる自然の斉一性を仮定していいのかどうかというヒュームの提起した問題に取り組んでいると考えているわけではない。1.2.1のヒュームの懐疑についての説明を念頭におきながらここの箇所を読んでいる読者は間違いなく混乱するだろう。
p.47
「プライスは、1回の実験では自然の斉一性、すなわち未来は過去に似ていることを観察できないが、複数回の実験で同じ出来事が生じれば自然の斉一性を観測できると述べている」
もしプライスが過去の複数回の観測から未来も過去に似ているということが観測できると本当に述べているのであれば、プライスはそうとう楽観的だということになると思うが、そもそも自然の斉一性(uniformity of nature)という言葉を使ったからといってヒュームの問題の話をしていると限らないという前提で読むと、プライスはそんな話はしていないというのが正しい読み方になるだろう。実際にプライスが述べているのは、繰り返しの実験から"some degree of uniformity will be observed" ということで、ヒュームの話をしているという先入観を抜きによめば、実験を繰り返せばパターンが浮かび上がってくることがある、という当たり前の話をしていると読むのが妥当だろう。
p.51
「ベイズ主義は、確率が1にならなくても、ほぼ1になることが示されるのであれば、帰納は十分有用であると考える。これが、ヒュームの懐疑に対するベイズ主義的対応策である」
ベイズ主義が循環的正当化の問題をどう解決するのだろうと思いながら読んできた読者はこの締めくくりで大変がっかりさせられることになる。これが「対応策」になる問題は、帰納的推論が演繹的推論ほどの確実さを持たないことをどう考えるか、という問題であろうが、ヒュームが実際に提起し、また現在ヒュームの帰納の問題として認識されている問題はこの問題ではない。循環的正当化を正当化と認めないなら、そもそも帰納は(間違うこともあるどころか)何の正当化もないことになる、という問題である。これがヒュームの帰納の問題であることは著者自身明確に述べているので、ここまでちゃんと読んできた読者ほど著者がこの「対応策」を対応策として受け入れているように見えることに困惑するだろう。
p.51
「ここで、整合的とは、ダッチブックを被らない、すなわち一連の賭けで賭博師が損をしないということである」
細かいことだが、普通の賭けでも、賭けである以上は賭博師が損をすることもある。めんどうでも「必ず損をするというわけではない」というように「必ず」を入れる必要がある。
p.69
「あまりに近くから1人ひとりの人間の細部を見ても、人間一般の特徴を捉えることはできない。むしろ、1人ひとりの偶然的な要因によって本来見るべき現象や法則を捉えそこねてしまう。そうではなく、観測回数を増やすことで、個々の偶然的な要素は相殺され、一般的な法則が見えてくる。これは誤差論の発想である。」
言わんとすることはわかるが、「観測回数を増やすことで、個々の偶然的な要素は相殺され、一般的な法則が見えてくる」というのは集団的思考をとっていてもありうるだろう(「ある集団の平均身長が年々高くなっている」というトレンドなど)
p.97
「p値を用いる解析法は現在では帰無仮説有意性検定と呼ばれる」
言いたいこととしては「p値を用いる解析としてみんな知ってるあの解析法は、帰無仮説有意性検定と呼ばれる検定である」ということなのだと思うが文面どおりだとそうは解釈できない。このあとの論述の内容から言っても、章の冒頭でいきなりこの説明をするのは誤解を招くと思う。当然のことながら、p値そのものは帰無仮説有意性検定(以下NHST)をしなくてもいろいろなやりかたで使える。あとで紹介されるように、ASA声明でサジェストされているやり方の一つは、特定のp値を使って検定して終わりにするのではなく、p値を他の情報とともに報告して(特になんども標本をとったときにはそれらをすべて報告して)読者が自分で判断できるようにすることである。
p.101
「ここで、p値が有益な指標だと認めていることに注意しよう。
ところが、3年後の2019年に同協会が組んだ特集号では論調が過激になっている。(中略)編集者のロナルド・ワッサースタインとニコール・ラザールは「結論としては、この特集号の論文とさらなる文献レビューに基づけば、『統計的に有意』という用語の使用を完全にやめなければならないときにきているということだ」[Wasserstein, Schirm and Lazar 2019, p.2]」
3人の共著のエディトリアルなのにSchirmが省略されてしまっているのはなぜなのかよくわからないがそれはまあよい。指摘したいのは、この流れで書かれると、Wassersteinらの特集ではp値が有益な指標であること自体を否定しているように読めてしまうということである。しかし、実際には、p値そのものの有用性が否定されているわけではなく、p値が5%という特定の値より大きいか小さいかということには意味がない、ということが主張されているだけである。そして、これ自体はASA声明でもそれに近いことが述べられている。Wassersteinらの特集で一歩すすんだのは、「統計的に有意」という言葉を使うことをやめるというところまで踏み込んだ提案をしていることである。著者の論述の流れはp値を全否定することと統計的有意性を否定することの重要な違いが読者の頭の中でごちゃごちゃになりかねない危険な流れになっていると思う。
p.101 注6
「『アメリカ心理学会論文作成マニュアル』の第7版(2020年)によると、「アメリカ心理学会は、NHSTは出発点にすぎず、結果の最も完全な意味を伝えるには、効果量、信頼区間、詳細な記述といった追加の報告事項が必要であることを強調する」(American Psychological Association 2020, p. 87)とあり、帰無仮説有意性検定をおこなうことが推奨されている」
他の箇所で推奨しているのかもしれないが、すくなくともこの記述をNHSTを推奨しているとは読めないだろう。むしろNHSTをやるならそれだけで終わらせてはいけない、という警告が書かれていると読むのが自然である。
p.103
「論文を量産するように葉っぱをかける」
たぶん「発破」?
p.104
「図4.1 (a)の分布が仮説にあたり」
フィッシャーの立場を理解する上で、もうすこし慎重な言葉遣いがほしい気がする。図4.1 (a)の分布はp値を得るために使われる分布で、帰無仮説そのものではなく、「帰無仮説が正しいとしたときに、今回と同じ無作為標本抽出を無限回繰り返したときに所定の統計量(この場合は標本間の相関係数)がとる分布」であるはずである。この分布の形は標本サイズにも影響されるので、その意味でも帰無仮説と同一ではない。統計的検定法をざっくり説明するくらいの文脈であればこの分布そのものを「仮説」と呼んでも大きな害はないだろうが、フィッシャー流とネイマン=ピアソン流の違いというめんどうな話をこれからしようというときには、「仮説」と「仮説から一定の条件で導かれる分布」は概念的に明確に区別しておいた方がよい。
p.107注12
「読者には頭の中で、仮説の真偽を仮説の棄却の有無と変換してほしい」
フィッシャーが1925年のStatistical Method For Research Workersでは仮説の受容と棄却について述べるのではなく真と証明するか偽と証明するかという話をしていることについて、「変換して読め」とアドバイスしているのだが、これはとても危険なアドバイスだと思う。フィッシャーが有意性検定である仮説が偽だと証明されうると考えていたとしても、「偽と証明される」ということと「仮説を棄却する」ことを同一視している保証はないし、同一視していたとしたらフィッシャーの哲学的センスが疑われることになるだろう。真と証明することと仮説を受容することの関係についても同じことが言える。フィッシャーはその区別について理解した上で両方の話をしているという想定のもとで整合的な読解を試みるべきだろう。ちなみに著者は「この表現は有意性検定についての最初期の解説であり、仮説の真偽と仮説の棄却の有無を区別していない」(p.106)と言うが、この本は改訂を繰り返しながら版を重ねており、わたしが参照した1934年の第5版でも仮説がdisproveされるという表現が用いられている(ページが少し変わって83ページになっている)。フィッシャーが同じことについて違う表現をとるようになったのであれば、改訂の際にこのあたりにも手をいれているはずである。
p.107
「フィッシャーは仮説の誤りを示すためにp値を導入しており、p値によって仮説の正しさは証明できないとする」
言っていることは間違いではないと思うが、このまとめを導き出すために直前に引用されているFisher 1925 pp. 80-81はその話をしている箇所ではない。「p値が大きければ大きいほど仮説はより満足いく形でverifyされる」という想定に対して、「大きすぎるp値は逆にありそうにない値になってしまうので、p値が大きすぎることでp値が小さい場合と同様に仮説がdisproveされることもある」というなかなかトリッキーな内容を解説している箇所である。著者は特になんの説明もなくこの箇所を引用しているが、「p値によって仮説の正しさは証明できない」という一般論を論じているところだと思って読者が読むとそうとう混乱するはずである。
p.108
「ここもフィッシャーのいい回しをそのままにしているが、正確に言うと、帰無仮説を採択することはできず、できるとしても棄却だけである」
フィッシャーのいい回しというのは、その直前の引用の中の「帰無仮説は一連の実験によて誤りであることが証明されることはあっても、決して正しさを証明されたり確立されたりすることはないという点に注意すべきである」(it should be noted that the null hypothesis is never proved or established, but is possibly disproved, in the course of experimentation.)という箇所を指す。しかし、さすがに方法論の核心にかかわることについて、「正しさを証明されたり確立されたりすることはない」とフィッシャーがはっきり述べているのにそれを勝手に「採択することはできない」(著者はacceptを一貫して「採択」と訳す)と言い換えるのはNGだろう。しかも、これから見ていくように、このフィッシャーが言っていない表現への勝手な言い換えが、著者のフィッシャー対ネイマン=ピアソン論争の解釈の核をなしているのでなおさら看過はできない。
当然ながら、証明も確立もされていない仮説を何か他の理由で受容(acceptという言葉の広いニュアンスを拾うには「受容」くらいに訳すべきだと思う)することは十分ありうるわけで、そこを勝手に言い換えるのは、フィッシャーがその区別を理解もしていなかったという大変失礼なフィッシャー解釈をしているということを著者は自覚しているだろうか。
p.108
「帰無仮説は本来、棄却するために、すなわち無に帰するために立てる仮説であるので、帰無仮説を採択するというのは矛盾を含むような表現であるし、フィッシャーの意図にも反する」
帰無仮説を受容するという選択肢はないとフィッシャーが考えていたというのは間違いないだろうが、英語のnull hypothesisという言葉自体には別に無に帰するという意味があるわけではない。null hypothesis をhypothesis to be nullifiedと解釈するのはフィッシャーの用法に沿うようにかなり拡大解釈をした結果である。ではnull hypothesis は語義どおりにはどういう意味かといえば、ASA声明でも言われているように、通常は効果の不存在 (the absence of an effect) や関係の不存在 (the absence of a relationship)のように何かが「ない」という仮説を棄却しようとするという意味で総称的に使われている(もちろん、p値が計算できるかぎりにおいて、「特定の量の効果がある」という仮説もnull hypothesisたりうるのでややこしいわけだが)。ちなみにフィッシャー自身はここで引用されているFisher 1935の中でなぜこの表現を採用したのか特に説明していない。なので、フィッシャーの話をしている限りにおいて、「帰無仮説を採択するというのは矛盾を含むような表現である」と、null hypothesis という表現自体が「採択する」ことと矛盾するような意味を含むと考えるのは、かなり日本語の「帰無仮説」に引きずられた読み込みがすぎるのではないかと思う。
p.115 注18
「1833年から1884年に行われた心理学実験」
ただの誤植だと思うが50年以上にわたって実験が行われたことになってしまっている。
p.120
「このように、フィッシャーのp値の考え方は2種類ある。しかし、晩年の考え方は現在の帰無仮説有意性検定には導入されなかった。なぜなら、サンプルサイズが増えると、帰無仮説を棄却しやすくなることが、ベイズ主義者のデニス・リンドレーによって示されたからである[Lindley 1957]」
ここでいう「晩年の考え方」はp値を「検定する仮説を採択したくない尺度」(measure of reluctance)や「仮説に対立する証拠の強さ」として量的に
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2024-08-15
北方旅行
8月中旬、東北から北陸にかけてを旅した。そのときのメモ。写真はFacebookに。
8/10(土)には青森県立美術館に赴き、まずは「メディシン・インフラ 鴻池朋子」展とその一環としての連続パフォーマンス「筆談ダンス」を見学した。この企画展は、「健全・健常」を外れた身体、「メディシン」が持つ霊媒的な、あるいは「他者になる」という意味合い、食べる・食べられる、寄生する・される、排泄する、死ぬことによる自然界との循環など、研究課題である「ファルマコン(毒/薬の両義性)」というテーマを考える上で、まさに重要な題材となるものであった。
合わせて、開催中の地方芸術祭「AOMORI GOKANアートフェス2024」の一環である栗林隆による展示「元気炉」も体験。「科学技術」というファルマコン的なものの象徴である「原子炉」のパロディとして、薬草を使ったスチームサウナを来場者参加型インスタレーションとした本作も、研究テーマに対する示唆を与えてくれた。
建築家・青木淳設計の美術館の建物は、導線が複雑で「どこに何があるのか」が予測しづらい平面図になっている(館内には案内が充実しているため、実際に迷うことはほとんどないが)。縄文時代の遺跡上にあるため、このような作りになっているとのこと。展示室に向かう回路も効率的な直線ではなく、スロープや細い通路などの迂回を経るのだが、そのことによって作品に辿り着くまでの行程が、一種の「巡礼」のようなものになっているという印象を受けた。
8/11(日)には、まず午前中に三沢市寺山修司記念館を訪れ、企画展「青女たち・女神たち寺山修司の女性論」と常設展示、映像資料・演劇資料の閲覧を行った。
元々計画していた研究テーマ(女性イメージ、「皮膚、疱瘡(皮膚病)、白塗り」の系譜)に加えて、寺山がかなり早い段階から「クィア」的な人物を意識的に演劇に登場させていたこと(『毛皮のマリー』、『星の王子様』など)に気づかされた。
寺山記念館でのフィールドワークが予定よりも早く終わったため、午後は十和田市現代美術館へ赴き、企画展「野良になる」と常設コレクションを体験・見学した。青森県美の「メディシン・インフラ 鴻池朋子」展と同様、十和田現美の「野良になる」も、人間-動物(昆虫や微生物、死者なども含む)-植物-無機物・人工物の間の人為的な境界を超えた「マルチスピーシーズ」や「アクターズネットワーク」がテーマになっているように見受けられた。この2つは昨今の人文学で国際的に注目されている概念であるが、それゆえ「便利なマジックワード」と化しているきらいもあり、この点についても今後掘り下げて考えるべきという課題を得られた。
8/12(月・祝)は山形に移動し、出羽桜美術館にて「斎藤真一 放浪記」ほか斎藤真一の絵画作品現物と制作の背景・文脈となる資料を閲覧した。画集などの複製メディアでは分からない作品の細部やマティエールを確認できた。
8/13(火)は山形-富山間の移動(所要時間は約6時間)に費やした。月曜祝日後の火曜日で、博物館・美術館・文書館の類は軒並み閉館ということもあり、この日は調査研究は行なっていない。
8/14(水)は富山県美術館に赴き、瀧口修造コレクション展ほか、常設の美術品・デザインプロダクトのコレクション、企画展の「民藝 MINGEI 美は暮らしのなかにある」展、内藤廣設計の建築につきフィールドワークを行なった。
瀧口の「オブジェ」コレクションとそれに関する言説からは、瀧口固有の思考のあり方だけでなく、同時代に重複する分野で美術批評家として活動した澁澤龍彦との「オブジェ」に対する捉え方の違いも浮かび上がってきた。
富山県美の特徴であるデザインコレクションや、館内のデザインへの徹底したこだわりからは、20世紀モダニズム建築以降の「建築とプロダクトデザイン(特に椅子)」の密接な関係という、「建築」や「身体とデザイン」を考える上での重要な論点にも気づくことができた。
baby-alone 2024-08-15 00:00 読者になる
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2024-03-25
田中純教授退職記念パーティでのスピーチ
2024年3月25日、田中純教授 最終講義後の記念パーティでスピーチさせていただいたときの草稿。自分自身の研究者・大学人としてのスタンスを確認するという意味でも、こちらに残しておこうと思う。
☆ ☆ ☆
田中純先生
ご退職、おめでとうございます。今までのコマバでのご奮闘に、そして私たちを導き、育て、ときにしばき上げてくださったことに、改めて敬意と感謝を申し上げます。今日は田中先生の指導学生のなかでも「不肖の弟子」の立場から、拙い言葉をお送りしたいと思います。
私は修士課程からコマバの表象文化論専攻に飛び込みました。当初私が考えていた研究テーマは「身体とファッション」でしたが、それ以上に、「なにか破壊的に面白い知的スリルのある場に身を置き、出来ることなら自分もそれを創り出したい」と考えていました。その「破壊的に面白い知」を当時のコマバで担っていた一人が、当時はまだ「青年将校」だった田中先生でした。
修士課程のときの指導教員、それから博士課程進学後、当初の指導教員だった松浦寿輝先生のご退職後に再度指導教員になっていただいたのが、田中先生です。田中先生の他の指導学生たちが、代々言わなくてもきちんとできる「出来杉英才」くんタイプであったのに対し、私はだいぶ先生を手こずらせたと思います。投げ出すことなく、根気強く真摯に指導をしてくださったこと、何よりも日々紡ぎ出すテクストにおいて、圧倒的な「お手本」を示してくださったことへの感謝は、どれだけ言葉を尽くしても足りません。
私が参加した田中先生の最初の授業は、岡崎乾二郎の『ルネサンス 経験の条件』を精読する演習でした。第一印象として「苦虫を噛み潰したような」という慣用句が頭の中に思い浮かびました。大学教員が軒並み怖かった時代ですが、田中先生はとりわけ「怖い」先生として有名でした。しかし、その「怖さ」の背後には、学問と思考に対する徹底した真摯さと、学生も対等の存在として扱い、真剣勝負を求める誠実さがあることは、すぐに分かりました。テクストであれ人間であれ、対象に向き合うときに透徹して峻厳かつ誠実な方なのだと受け止めました。ですから、「怖い、厳しい」指導でも、抑圧的と感じたことはありませんでしたし、先生の何事にも真摯で峻厳な態度は、怠惰な自分を戒める超自我?として、また研究者のロールモデルとして、常に私の中にあります。
最初に出会った田中先生のご著作は、『都市表象分析I』だったと思います。これはその後の私の思考を筋道づけた一冊となりました。それとほぼ同時に、(おそらく新書館から刊行されていた『ファッション学のすべて』だったのではないかと思うのですが)田中先生がデヴィッド・ボウイとボーイ・ジョージのファッションを論じた短いテクストを読む機会もありました。当時はその振り幅の広さと、発想の闊達さを愉快に感じると同時に、自分が興味を惹かれつつも、知的な思考でとらえることは難しいと思い込んでいた対象に、このようなアプローチと言語化が可能なのか!と眼を開かされました。その後も、田中先生は次々と、私(たち)の前に新しい世界を、そして新しい思考の地平を、切り開き見せてくれました。それは知的興奮に満ちた経験でした。
私は研究対象も、また職業的なキャリア形成も、はたから見れば紆余曲折、とっ散らかった道のりを辿ってきたように見えるかもしれませんが、実はその折々で、田中先生が自分の先を歩いていることに気づくことがよくありました。研究テーマもそうですが、その背景にある関心や個人的な嗜好や愛好の対象、ある種の気質などです。そのことに心強い思いをし、また導かれてきました。
皆さまもご存知の通り、田中先生は、信念の人であり、行動の人であり、そして結果を深く刻みつけることのできる方です。2000年代半ばに、まずは学生たちの研究発表の場としての「表象コロキアム」を立ち上げ、さらには全国規模の学会組織としての表象文化論学会が設立される最初のアクションを起こされたのも、田中先生でした。表象文化論学会は現在に至るまで、皆で共に人文知の最前線を切り開く興奮と緊張感に満ちた場であり続けていますが、同時にまた、この学会によって、研究者としてのキャリア開拓という点で救われた院生・若手も多いはずです。その後も、学生たちが自主的に企画を考案し、雑誌の特集をつくりあげる機会などを提供してくださいました(メディアデザイン研究所発行の『SITE ZERO』などです)。
最近は勤務先の大学でも、中間管理職的なマネジメントを任されることが増えてきました。自身も一定の権力と裁量を与えられつつ、より上位の権力をチェックする使命も引き受けている――そのような立ち位置のなかで、ときには「これはおかしい」という出来事が起こることもあります。声をあげることには、一定のリスクも少なからぬコストも伴う。そんなときに私を勇気づけ、取るべき行動へと促してくれたのが、先般の総長戦の際に田中先生が示された「大学で培われてきた民主主義的文化を守る」という信念に基づき、事態を変えるべく「闘う」という毅然とした振る舞いでした。
自分の興味関心の赴くままに脇道にそれ、勝手な道を歩き、しかしふと気づくと、自分が目指すべき方向へと向かって、先を歩いていた田中先生に気づく。ときには師と同じ方向を見て、語り合いながらともに歩く。田中先生との学術を通した師弟関係はこのようなものでした。若気の至りゆえの無謀さで、あまり深く考えずに飛び込んだ「コマバ表象」という場で、田中先生に出会えたことは、私の人生で最大の僥倖であったと思います。
最後に。田中先生をはじめ、ベンヤミンの専門家がお揃いのところで申し上げるのは口幅ったいのですが、やはり田中先生に宛てて贈りたい言葉があります。ベンヤミンが友人ヘルベルト・ペルモーレに宛てた手紙の中の、よく知られた一節です。――夜のなかを歩みとおすときに助けになるものは橋でも翼でもなく、友の足音だ、ということを、ぼくは身にしみて経験している。ぼくらは夜のさなかにいる。
ご清聴どうもありがとうございました。
baby-alone 2024-03-25 00:00 読者になる
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北方旅行
田中純教授退職記念パーティでのスピーチ
2024 / 8
2024 / 3
『フロム・ザ・ダークサイド』ファースト・シーズン(1983~1985)
『フロム・ザ・ダークサイド』ファースト・シーズン
原題:Tales from the Darkside: First Season(1983~1985)
ホラーの巨匠ジョージ・A・ロメロが製作総指揮をつとめたTVシリーズ。名作『ミステリーゾーン』や『アウター・リミッツ』に倣った各話完結スタイルで、ロメロが少年時代に多大な影響を受けたECコミックス風のテイストも色濃い。オムニバス映画『クリープショー』(1982)の延長線上にあるような怪奇味溢れるエピソードが展開し、『フロム・ザ・ダークサイド(以下、TFTD)』というタイトルどおり、人間の心の闇に迫ったストーリーが中心。ふとしたきっかけで超現実的な世界に足を踏み入れてしまう人間の悲喜劇や、教訓話めいたブラックコメディなど、内容も多彩だ。
もちろん、あのロメロが手がけた作品なので、特殊メイクを駆使したエピソードも(決して数は多くないが)含まれており、ホラーファンのハートをくすぐる人気作となった。しかし、日本ではバラバラにビデオソフト化されたのみで、未公開エピソードも多い。以下、邦題があるものは各タイトルに併記した。
ずいぶん前に第1シーズンの米国盤DVD3枚組を買って、長いこと放置していたが、いつぞやなんとなく見始めたら止まらなくなってしまった。1話あたり20分ほどでサクッと観られるので、ちょっと作業しながらポツポツ観るうちに、気づけば1シーズン完走していた。フィルム撮り・ビデオ納品が基本だったようなので、DVDの画質はそこそこ。
▲パイロット・エピソード『トリック・オア・トリート』に登場する魔女。特殊メイクのクオリティに唸る
DVDには、パイロット版エピソード『Trick or Treat(トリック・オア・トリート)』にだけ、ロメロの音声解説が収録されている。『ゾンビ』(1978)や『クリープショー』で組んだローレル・エンタテインメントのリチャード・P・ルービンスタイン、プロデューサーのジェリー・ゴロッドに「ホラーシリーズを新たに作らないか」と提案されたロメロは、作品のタイトルとコンセプトを決め、オープニング&エンディングのナレーションや、パイロット版のシナリオを執筆。シリーズを立ち上げるうえで、先鋭的でありながらTV放送できる内容にすること、インディーズ体制でドラマの予算内で製作できること、若いスタッフに任せることなどを意識したという。
同時期に始まった『世にも不思議なアメージング・ストーリー』(1985~87)よりも遥かに低予算だったが、4シーズンも続いたのは「いいストーリーが揃っていたからだ」とロメロは明言する。初期シリーズのクオリティ・コントロールに大いに貢献したのが、ストーリーエディターに起用した「ヴィレッジ・ヴォイス」の記者トム・アレン(彼自身が脚本を執筆したエピソードもある)。
もともと検閲嫌いで、何本かの劇場作品は映倫を通さずに公開したこともあるロメロだが、『TFTD』では放送コードを逸脱することなくダークで挑戦的な内容を実現できたという。とはいえ、全体的には正直ネタかぶりが多い気もする。
▲トム・サヴィーニ監督回『インサイド・ザ・クローゼット』の撮影風景
レーガン政権時代(1981~89)のアメリカで作られたドラマシリーズだけあって、いま観ると「カネと欲望」にまつわるエピソードが非常に多い。最初の5話ぐらいずっとそういう内容が続くので、ちょっと胃もたれするが、筋金入りの反資本主義者であるロメロらしいシリーズとも言えよう。だから、全話観たあとで再見したくなるロメロ作品は、意外と『URAMI/怨み』(2000)だったりする。というか『URAMI/怨み』自体が『TFTD』のエピソードっぽいのかもしれない。
以下は第1シリーズの共通クレジット。オープニングとエンディングの不気味なムードたっぷりのナレーションは、ポール・スペラー(スぺレール)が担当。1950年代から活動するベテラン俳優・声優で、本作を含めナレーターの仕事も多い。
■製作総指揮:リチャード・P・ルービンスタイン、ジョージ・A・ロメロ、ジェリー・ゴロッド
ナレーション:ポール・スペラー
タイトル音楽:ドナルド・ルービンスタイン&エリカ・リンゼイ
Episode 0(Pilot)
『Trick or Treat(トリック・オア・トリート)』
(1983年10月29日放送)
町の資産家ギデオン・ハックルズは悪名高い守銭奴。来客に出すコーヒー1杯にも領収書つきで代金を要求するような男だ。彼の年に一度の楽しみはハロウィンの夜、近所の子供たちを脅かすこと。彼らの親は軒並みハックルズに高利で金を借りており、返済に追われていた。ハックルズの家に招かれた子供たちが借用書を探し出すことができれば、借金は帳消しとなる。しかし、ハックルズは自宅を手の込んだお化け屋敷に改造していた。その年のハロウィンも子どもたちは絶叫しながら逃げていく。その姿にご満悦のハックルズだったが、そこに本物の魔女が訪れて……。
ジョージ・A・ロメロが脚本を手がけたパイロット版。チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』の怪奇版といった趣きで、資本主義を憎んでやまないロメロらしいブラックコメディでもある。ロメロ曰く、昔からコミックでもTVドラマでも短編には慣れ親しんでおり、『クリープショー』でも書き慣れていたので、長編とは勝手が違うという感覚もなかったとのこと。
性格の悪い守銭奴がアナログ技術を駆使して作り上げたお化け屋敷は、まさに情熱の産物。才能を伸ばす方向を間違えた人間の悲喜劇とも受け取れる。そんな場所に我が子を送り込む親のほうも酷いと言えば酷いが、あくまで貧者に寄りそう描写のディテールがロメロらしい。特に、わざわざ玄関先に出てきて高笑いしていたハックルズが、飛び出してきた我が子を抱きすくめる父親の姿を見て、途端に不機嫌になって不適切な悪態をつく場面が印象的。
クライマックスには本物の魔女や悪魔が現れ、ドアの向こうに真っ赤な地獄が出現。本シリーズで特殊メイクを担当したエド・フレンチが、TVドラマの予算内で相当がんばっている(悪魔役で出演も)。劇場作品では『サマーキャンプ・インフェルノ』(1983)や『クリープショー2/怨霊』(1987)など数多くの作品を手がけ、最近は『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(2023)の特殊メイク班にも参加しているベテランである。なお、奥行きのある食道めいた地獄のセットは、撮影のスティーヴン・フィアーバーグがのちに手がけた『エルム街の悪夢4/ザ・ドリーム・マスター 最後の反撃』(1988)にもちょっと似ている。
監督は言わずと知れた才人、ボブ・バラバン。DVDの音声解説でも、ロメロがその演出力に太鼓判を押している。俳優としての出演作に『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』(1980)『2010年』(1984)などがあり、ロバート・アルトマン監督の『ゴスフォード・パーク』(2001)では製作・原案にも名を連ね、監督としても数々のTVドラマや長編『ペアレンツ』(1988)などを手がけている。ハリウッドでは数少ないインテリなので(?)、最近はウェス・アンダーソン作品に重宝されている。
嬉々として子どもたちをいじめた挙げ句、地獄に堕ちる老人役のバーナード・ヒューズは『悪魔のシスター』(1973)や『トロン』(1982)にも出演した名優。『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)冒頭で馬に乗った警部を演じた名脇役エディ・ジョーンズが、借金苦に追いつめられた父親役を好演し、印象に残る。
■製作:デヴィッド・E・ヴォーゲル/監督:ボブ・バラバン/脚本:ジョージ・A・ロメロ/撮影:スティーヴン・フィアーバーグ/特殊メイクデザイン:エド・フレンチ/出演:バーナード・ヒューズ、エディ・ジョーンズ、パトリック・ウィルコックス、ノウル・ジョンソン、I・M・ホブソン、マックス・ライト
Episode 1
『The New Man(ザ・ニュー・マン)』
(1984年9月30日放送)
勤勉な中年サラリーマンのアランは酒を飲まない真面目な男。あるとき、職場に彼の息子だと名乗る少年ジェリーが現れる。だが、アランにとってはまったく見知らぬ赤の他人だった。ところがジェリーはいつの間にかアランの自宅に居座り、ほかの家族も「ジェリーのこと忘れたの?」と不審な目で見る始末。幼い少年に「出ていけ!」と怒鳴り散らすアランは逆に異常者扱いされ、妻は「ひょっとして、またお酒を飲み始めたの!?」と震え上がる……。
シリーズ化にGOサインが出たあとの記念すべき第1話。一度は抑えつけていた自己破壊的な欲望と衝動が、意外な来訪者によってよみがえってしまい、人生を崩壊させる男の不条理劇。特撮や特殊メイクはなく、低予算でもできるモダンホラードラマのお手本的な一編。主人公がアルコール依存症だった過去が家族にとってもトラウマになっており(特に経済的困窮において)、「もうあの頃みたいな生活はイヤ!」と、ものすごい拒否感をぶつけられる場面がリアル。ただ、アルコール依存症を自業自得めいた悪癖としてしか描いていないのは、まだ前時代的ともいえる。
監督のフランク・デ・パルマは主にTV界で活動した職人監督。こまっしゃくれた闖入者ジェリー役のクリス・ヘバートは、『スターファイター』(1984)『スペースインベーダー』(1986)などにも出演した子役俳優。ミック・ギャリス監督のTVムービー『ファズバケットの贈りもの』(1986)では主演を務めている。
■製作:T・J・カストロノヴァ/監督:フランク・デ・パルマ/原作短編:バーバラ・オーウェンズ/脚本:マーク・デュランド/撮影:カレン・グロスマン/出演:ヴィック・テイバック、クリス・ヘバート、ケリー・ジーン・ピーターズ
Episode 2
『I'll Give You a Million(百万ドルの賭)』
(1984年10月7日放送)
大富豪のウィリアムズ氏は、長年一緒にゲームに興じてきた商売仲間で友人のジャックと、ある賭けをする。それは己の魂を100万ドルで差し出せるか? という申し出だった……。
裕福で暇を持て余した老人同士が人生をかけたギャンブルに挑むという『大逆転』(1983)ライクな物語。クライマックスには案の定、悪魔が登場する。ふてぶてしく負けず嫌いの老富豪を演じるのは、尊大なヒゲオヤジ役がよく似合う名優キーナン・ウィン。『博士の異常な愛情』(1964)の軍人役もそうだが、常識や既成概念から決して外れない尊大で狭量なおじさん(おじいさん)役のイメージが強く、ゆえに本作はハマり役。
原案・監督のジョン・ハリソンは、ジョゼフ・ピラートーやトム・サヴィーニが出演した低予算ホラー『Effects』(1979)の音楽・出演・制作部からキャリアをはじめ、『クリープショー』(1982)『死霊のえじき』(1985)では助監督と音楽を担当した、ロメロ組の常連スタッフ。『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(2007)の製作総指揮にも名を連ねている。『TFTD』では全4シーズン通して各話監督をつとめた末、劇場版『フロム・ザ・ダークサイド/3つの闇の物語』(1990)で長編監督デビューも果たした。その後、映画・TVで幅広く活躍し、2000年の『デューン/砂の惑星』ドラマシリーズ版では監督・脚本を兼任。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新劇場版にも製作総指揮としてクレジットされていた。ドラマ版『クリープショー』(2019~)でもエピソード監督をつとめており、ロメロ組としての矜持を守っている。
■製作:T・J・カストロノヴァ/原案・監督:ジョン・ハリソン/脚本:マーク・デュランド、デヴィッド・スピール/撮影:カレン・グロスマン/出演:キーナン・ウィン、ジョージ・O・ペトリー、ブラッド・フィッシャー
Episode 3
『Pain Killer』
(1984年10月14日放送)
中年になって身体にガタがき始め、時代の波にも置いていかれつつあるハーヴェイ。目下の悩みは背中の痛みと、健康のための食事制限だのコンピュータの知識を覚えろだのと口やかましい妻ナディーンの存在だ。キッチンで突然倒れて起き上がれなくなっても「じゃあ今日はここで寝てね」と、心配のひとつもしない。そのとき、窓辺に見知らぬ男の影が! 後日、病院に赴いたハーヴェイは、窓辺にいた謎の男そっくりの医師ローバックから、痛みを取る最適の方法を教わる。それは、妻の息の根を止めること……。
まるで『CURE』(1997)の先取りのようなストーリーだが、一度その「特効薬」の恩恵を受けたら、同じように苦しむ人々の「痛みのもと」を取り除く手伝いをし続けなくてはならない。その連鎖性、伝染性も、やっぱり『CURE』っぽい。とはいえ主演のルー・ジャコビがマスコットキャラ的な愛すべきオッサンなので、全然シリアスさは感じない。妻をなくした途端、不摂生まっしぐらになる姿も可笑しい。
ローバック医師(もちろん正体は悪魔)を演じたのは、ファーリー・グレンジャー。ヒッチコックの『ロープ』(1948)で演じた殺人犯役をはじめ、『夜の人々』(1948)や『恐怖の一夜』(1950)など、犯罪ノワール映画によく出てくる美形俳優というイメージが強い。その後は『地獄のシャイニング』(1971)や『Amuck』(1972)といったイタリアンホラー/ジャッロに出たり、スラッシャーの名編『ローズマリー』(1981)にも「ああやっぱりね」という役で出たりしているので、ジャンル映画ファンにはピンとくる配役ではある。
監督は『ゴースト・アーミー 怨霊部隊』(1986)のアーマンド・マストロヤンニ。『TFTD』第1シーズンでは2エピソードを監督しており、どちらもブラックコメディ色が強い。脚本のハスケル・バーキンも似たような作風で、第1シーズンでは3回登板。本作では冒頭、TV画面にロメロ監督作の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)を流すというお遊びも。
特筆すべきは、撮影監督アーネスト・R・ディッカーソンの初参加作品であること。『ジョーズ・バーバーショップ』(1983)以来、スパイク・リー作品を撮影監督として支え続けたディッカーソンは、実は『TFTD』の初期中核スタッフの1人でもあった。本シリーズを手がける傍ら、『死霊のえじき』(1985)の第2班撮影にも参加している。『ジュース』(1992)で演出業に進出したディッカーソンは、本シリーズと同系統のホラードラマシリーズ『Tales From The Crypt(ハリウッド・ナイトメア)』の劇場版『デーモン・ナイト』(1995)を監督。ある意味、的確な人選だった。
■製作:ウィリアム・テイトラー/監督:アーマンド・マストロヤンニ/脚本:ハスケル・バーキン/撮影:アーネスト・R・ディッカーソン/出演:ルー・ジャコビ、ペギー・キャス、ファーリー・グレンジャー
Episode 4
『The Odds』
(1984年10月21日放送)
トミー・ヴェイルはどんなドでかい賭けにも動じないプロのノミ屋。今日も“仕事場”である酒場のテーブルに陣取っていると、そこに純白のスーツを着た長身の男が現れる。大穴狙いの賭けを繰り返し、下馬評を打ち破って勝ち続ける彼は、「ビル・レイシーを知っているか?」と問う。かつて借金苦を理由に自殺した客の名前だ。白いスーツの男は、さらに大胆な賭けをトミーに申し出る。「明日の朝8時までにあんたは自然死する。全財産を賭けよう。ダブル・オア・ナッシングだ」。トミーはあえてそのバカげた賭けに乗ってみせる。なぜなら、彼にはある秘策があった……。
ダニー・アイエロVSトム・ヌーナン! まさかの名優同士の対決に、思わず手に汗握る名編。不敵で傲慢、プロの余裕で相手を鼻であしらうブッキー(ノミ屋)に扮するダニー・アイエロが、これ以上にないハマリ役。いかにも不健康そうな笑みを浮かべ、黄泉の国から舞い戻ってきたような不気味さを漂わせる白いスーツの男、トム・ヌーナンも言うまでもなく絶品(本エピソードでは音楽も担当)。調子に乗るトミーを心配する子分のホレス役を演じる名脇役ロバート・ウェイルの好演も光る。
ストーリーはちょっと食い足りない感もあるが、個性派俳優の火花散る対決が楽しめる豪華な掌編としては申し分ない。夜の酒場の密室劇を、ムードたっぷりに撮り上げたアーネスト・ディッカーソンの仕事もシリーズ最上級の出来。監督・脚本をつとめたジェームズ・サドウィズは、のちにTV界で監督・プロデューサーとして成功し、劇場長編『ライ麦畑で出会ったら』(2015)も発表している。
■製作:ウィリアム・テイトラー/監督・脚本:ジェームズ・サドウィズ/原案:キャロル・ルチア・サトリーナ/撮影:アーネスト・R・ディッカーソン/音楽:トム・ヌーナン/出演:ダニー・アイエロ、トム・ヌーナン、ロバート・ウェイル
Episode 5
『Mookie and Pookie(ムーキーとプーキー)』
(1984年11月4日放送)
ムーキーとプーキーは固い絆に結ばれた双子の兄妹。病弱なムーキーは自らの死期を悟り、己の人格をプログラム化して残そうとしていた。そしてムーキーの死後、形見のパソコンを受け継いだプーキーに、何者かが呼びかける……。
そろそろカネと欲望の話はもういいかな、と思ってきた頃に投じられる、一服の清涼剤的SFファンタジー回。死を超越して生き続ける兄妹の絆、その存在に疑念を抱く両親との衝突を描く。『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(1995)的に言えば、コンピュータから生者に囁きかけるゴースト(魂)の物語を、ホラーではなく肯定的なファミリードラマとして描いたのは、1984年当時としてはなかなか斬新だったのではないか。
ムーキーの遺志、もとい生存を主張するプーキー役を健気に演じたジャスティン・ベイトマンは、俳優ジェイソン・ベイトマンの姉。主演作『サティスファクション』(1989)では共演のジュリア・ロバーツのほうに注目が集まり、弟ほどは役者として大成しなかった。2000年代以降は多数のTVドラマにゲスト出演、近年『Violet』(2021)という作品で劇場長編監督デビューも果たした。母親役は『鳥』(1963)の大女優ティッピ・へドレン。最初は困惑するが、やがて娘の言葉を受け入れていく母親のキャラクターと、非常識な話をまるで信じず電源を切ってしまおうとする父親(ジョージ・シムズ)が対照的に描かれるのがおもしろい。
監督のティムナ・レーノンについてはあまり資料がないが、リチャード・ブーン主演の『Madron』(1970)という西部劇で「Script Girl」とクレジットされているそうなので女性なのだろう。撮影のカレン・グロスマンも、本シリーズを支えたメインスタッフの1人。映画ではトム・クルーズの出世作『卒業白書』(1983)などを手がけている。その顔ぶれによるものか、女性的な繊細さと優しさを感じる一編である。
■製作:T・J・カストロノヴァ/監督:ティムナ・レーノン/原案:マーク・フィールズ、ダン・クレインマン/脚本:ダン・クレインマン/撮影:カレン・グロスマン/出演:ジャスティン・ベイトマン、ティッピ・ヘドレン、ジョージ・シムズ
Episode 6
『Slippage』
(1984年11月11日放送)
グラフィックデザイナーのリッチ・ホールは、転職を希望する会社から面接結果が届くのを待っていた。その間も、せっせと自分を売り込むためのポートフォリオを準備していたが、いつしか彼は自分の存在が消えかけていることに気づく……。
アイデンティティーの喪失という現代的テーマを描いた、残酷な不条理劇。『ウォリアーズ』(1979)や『コマンドー』(1985)、『ツイン・ピークス』シリーズでおなじみの個性派デヴィッド・パトリック・ケリーが、自身の脆弱なパーソナリティーに直面する現代人の恐怖を切実に演じる。実は繊細な演技もうまいことがよくわかる一編だ。
「分不相応」というフレーズが思わず浮かんでしまう美人妻を演じるのは、オーストラリア出身の女優ケリー・アームストロング。冴えない夫を無邪気に愛する、メチャメチャ性格のいい女性として描かれるので、ラストの残酷さがより際立つ。
原題は「滑り」「ずれ」といった意味だが、為替相場で生じる「実体価格と相場価格のずれ」を指すビジネス用語でもあるという(やっぱり残酷な話だ)。原作のマイケル・キュービー=マクダウェルは『スター・ウォーズ』の小説版シリーズを手がけたSF作家で、脚本家マイケル・マクダウェルとは別人。
監督は『マーティン 呪われた吸血少年』(1977)以降、ロメロ作品の撮影を多く手がけ、『クリープショー2/怨霊』(1987)の監督もつとめたマイケル・ゴーニック。硬質なタッチと現代性の重視は、師匠譲りと言えるかもしれない。
■製作:ウィリアム・テイトラー/監督:マイケル・ゴーニック/原作短編:マイケル・キュービー=マクダウェル/脚本:マーク・デュランド/撮影:アーネスト・R・ディッカーソン/音楽:トム・ヌーナン&ミュージック・スウィート・ミュージック/出演:デヴィッド・パトリック・ケリー、ケリー・アームストロング、フィリップ・キャズノフ
Episode 7
『Inside the Closet(インサイド・ザ・クローゼット)』
(1984年11月18日放送)
下宿を探していた大学院生のゲイルは、獣医学部長フェナー博士の屋敷を訪ねる。2階の部屋を借りた彼女は、鍵のかかったクローゼットの扉の向こうから、夜な夜な奇妙な音を耳にする。まるでネズミが床を引っ掻くような……。しかし、フェナー博士は「2階にネズミなどいない」と否定するばかり。あるとき、ゲイルはクローゼットの扉が開いているのを目撃し、何がいるのか探り当てようとするが……。
ロメロ作品を支えた特殊メイクの神様、トム・サヴィーニが監督を手がけたシリーズ随一の人気エピソード。古い屋敷に隠された謎の怪異を描く古典的ホラーストーリーを、オーソドックスなサスペンス演出で手堅く描いており、演出力の確かさを感じさせる。ジャンルのツボを心得た脚本は『ビートルジュース』(1988)で知られる鬼才マイケル・マクダウェルによるもの。『TFTD』第1シーズンでは4本のエピソードで脚本を担当し、クオリティアップに貢献している。
クライマックスに登場する“クローゼット・クリーチャー”は、サヴィーニ自身がデザイン・造形を手がけた『TFTD』シリーズを代表する名キャラクター。不気味さ、気色悪さ、凶暴性、さらに小動物的な愛らしさまで見事に表現された逸品だ。
己の好奇心に正直なヒロインを、カナダ出身の女優ロバータ・ウェイスが好演。そのスタントを担当したのは、サヴィーニ監督作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世記』(1990)に主演したパトリシア・トールマン。秘密を抱える獣医学の権威フェナー博士を演じたのは『デモン・シード』(1977)のフリッツ・ウィーヴァー。いかにもマッドサイエンティスト的な佇まいは『ZOMBIO 死霊のしたたり』(1985)のデヴィッド・ゲイルにも匹敵する。
ちなみに本シリーズの音楽は、70年代以前のロメロ作品と同じく、全般的にライブラリー音源を多用しているが、このエピソードでは一部にわざわざ『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と同じ楽曲を使用(ゾンビにライフルを奪われそうになる場面の曲)。洒落たオマージュ演出だ。
■製作:ウィリアム・テイトラー/監督・クリーチャーデザイン&クリエイト:トム・サヴィーニ/脚本:マイケル・マクダウェル/撮影:ロバート・ドレイパー/出演:フリッツ・ウィーヴァー、ロバータ・ウェイス
Episode 8
『The Word Processor of the Gods(ワードプロセッサー)』
(1984年11月25日放送)
作家のリチャードは、不慮の死を遂げた甥のジョナサ
2025.3.17 text 58,59,60 New!
EVENT
2025.3.22
3月29日(土)「皿をまわせば別世界」開催キャンセルのお知らせ
表現規制の歴史 (7)
2025年03月 (1)
2025.03.23 (まとめ)第2次トランプ政権(2025年~)による学術・研究・知的自由への影響(2025年3月まで)
表現規制の歴史
学術研究への影響
主要な出来事(時系列):
2025年1月下旬 – トランプ大統領就任直後、連邦政府機関に対し「無駄の削減」を求める大統領令(2月11日付)を発令。これを受け、国立衛生研究所(NIH)は2025年1月に助成金審査会議の開催を一時停止し、新規研究助成の決定が滞る事態となった。大学側は研究資金の流れが「細る」のを感じ始め、博士課程学生の受け入れ抑制やプロジェクト縮小を検討し始めた。
2025年2月~3月 – 連邦研究予算の大幅削減計画が表面化。とりわけNIH予算の削減は大学研究に直接影響し、デューク大学では2024年1~2月に166件だったNIH助成金・契約の採択通知が、2025年同時期には64件に激減したと報告された。3月時点で、NIHから年間5億8千万ドルの研究費を得てきた同大学は、予算削減の差し止めを求める訴訟によって削減が一時凍結されたものの、既に採用凍結や研究計画縮小、資金喪失に備えた緊急計画の策定を余儀なくされている。多くの大学が同様の危機対応に追われた。
2025年3月11日 – 米国立科学財団(NSF)による学部生向け研究プログラム(REU)の中止が相次ぐ。NSF予算の不透明さから「少なくとも12のREUサイトがこの夏の計画を中止した」と報じられ、長年にわたり若手育成の要だった夏季研究プログラムが打撃を受けた (Trump’s cuts threaten key NSF undergrad research program)。これは大学院進学や将来の研究者キャリアへの悪影響が懸念される出来事である。
2025年3月中旬 – 連邦議会は9月末までの予算を現行水準で維持する「継続予算決議」を可決したが、軍事費に60億ドル上乗せする一方、民生プログラムを130億ドル削減する内容となった。このため、NIHの一部長期プロジェクト(BRAINイニシアチブやAll of Usゲノム医学など)は特別基金の枯渇により2025年度予算が合計2億8千万ドル減少し、国防総省の医学研究プログラムも57%(約8億5千万ドル)の大幅減となった。研究現場では資金不足によるプロジェクト縮小・スタッフ解雇の懸念が急速に高まった。
2025年3月下旬 – 研究環境の政治化も進行。連邦政府は「多様性・公平性・インクルージョン(DEI)」関連の取組を排除する方針を打ち出し、NIHの多様性奨学金プログラムも停止された。例えば、ある黒人の博士課程学生は当初NIHの多様性奨励プログラムへの応募を予定していたが、トランプ政権が連邦政府からDEI関連イニシアチブを一掃し始めたため、急遽DEIに関係ない別の助成金を探さざるを得なくなった。研究費配分が政治的理念で左右され、研究テーマの選択にも自己検閲が生じる懸念が高まっている。
国際共同研究への障壁の顕在化(2025年1~3月) – トランプ政権は第1期で導入した入国制限(通称「渡航禁止令」)を大幅拡大する構想を示した。3月17日の報道によれば、対象国は7か国から最大41か国へ拡大される可能性があり、うちエリトリアやミャンマーなど5か国は学生ビザの発給停止を含む部分的渡航禁止の対象に検討されている。また1月20日付の大統領令では「外国人に対する入国審査の強化」が指示され、研究者・留学生に対する審査が厳格化された。2月初旬には一部の外国人研究者が入国審査で長時間拘束される事例も報告され、国際会議や共同研究への参加に支障が出始めた。3月までに大学主導の国際研究プロジェクトの延期・中止が相次ぎ、海外の共同研究者との往来が滞る傾向が強まっている。
政策変更・削減措置の一覧(学術研究分野):
日付 政策・措置 内容・規模(削減額等) 影響対象・分野 出典
2025年1月 NIH助成金審査の一時停止 研究助成金の新規審査を停止。研究費配分が事実上凍結 大学の研究プロジェクト全般
2025年2月 連邦研究費の暫定予算(継続予算決議) 民生プログラム予算を130億ドル削減。NIH主要計画で2.8億ドル減、国防総省医学研究で57%減など 医学・科学研究(脳研究、ゲノム研究、防衛医研など)
2025年3月 NIH研究費の削減(裁判で一時停止) 大学への研究補助金大幅削減を計画(例:デューク大で年間5.8億ドル削減通知)※州政府の提訴で一時差し止め 医学・生命科学研究
2025年3月 NSF学部生研究(REU)プログラムの縮小 夏季研究インターン(REU)が資金不安で中止相次ぐ(少なくとも12サイトで実施中止) (Trump’s cuts threaten key NSF undergrad research program) 若手研究者育成、人材パイプライン (Trump’s cuts threaten key NSF undergrad research program)
2025年3月 研究費の多様性プログラム排除(DEI禁止) NIHの多様性奨学金を含む、特定人種・属性支援の研究費を停止 マイノリティ研究者、社会科学研究
2025年3月~ 研究機関の大規模リストラ計画(予告) 各科学機関が人員削減計画を準備。NSFでは職員の最大50%削減(約800人)との情報。将来的に予算半減(90億→40億ドル台)案も浮上 主要連邦科学機関(NSFなど)
2025年1~3月 渡航禁止令の拡大と入国審査強化(計画) 渡航禁止対象国を最大41か国に拡大検討。一部で学生ビザ停止を含む。入国審査を大幅強化 国際共同研究、留学生交流
悪影響の要約(学術研究): 研究予算の急激な引き締めと不透明化により、大学の研究体制は混乱し、人員採用やプロジェクト継続が脅かされた。2025年初頭から各大学は研究費削減への緊急対応(採用凍結・計画縮小)を強いられ、若手研究者育成プログラムも中止が相次いだ (Trump’s cuts threaten key NSF undergrad research program)。また、研究の政治化が進み、連邦政府は自らの政治方針に沿わない分野(多様性研究や気候変動など)への資金提供を制限する姿勢を示した。国際的にも査証(ビザ)政策の強化や渡航制限拡大により、共同研究や学術交流に高い障壁が生じている。これらにより米国の研究環境は閉鎖的となり、将来のイノベーション基盤が損なわれつつある。
大学・高等教育への影響
主要な出来事(時系列):
2025年1月~2月: 留学生・国際研究者への圧力強化 – トランプ政権は就任直後から移民・留学生に対する取り締まりを強化した。1月下旬には初期の渡航禁止令拡大の方針が示され、2月に入ると連邦移民当局が大学の寮に踏み込み、留学生のビザを取り消し、キャンパス抗議に参加した留学生の強制退去を警告する事態が発生した (Colleges Fear Decline in International Student Enrollment)。緑カード(永住権)保持者の研究者が逮捕されるケースも報じられ、学術コミュニティに動揺が広がった (Colleges Fear Decline in International Student Enrollment)。さらに科学・工学系分野の留学生や大学院生に多く支給されていたSTEM研究助成金「数億ドル規模」が削減されたため、多くの大学院プログラムで留学生の新規受け入れを一時停止する動きが出た (Colleges Fear Decline in International Student Enrollment)。西バージニア大学で国際戦略担当副学長を務めたWilliam Brustein氏は、「ビザ取り締まりや研究費削減、目立つ逮捕劇によって、今年の留学生減少は2017年(第1次政権時)の比ではないだろう。多くの学生が米国以外(英国、カナダ、アジアなど)に流れると予想する」と述べている。
2025年1月: 大学のDEIプログラム縮小の動き – トランプ政権は全米の大学に対し、過去にバイデン政権下で推進された多様性・公平・包括(DEI)プログラムの見直しを迫る姿勢を示した。特に1月中旬、保守系団体の働きかけにより、ビジネス分野でマイノリティ支援を行ってきた非営利組織「The PhD Project」が標的となり、同団体と提携する45の大学に調査が入った。連邦教育省は各大学に対し、この組織との関係や「人種に基づく奨学金」の提供状況を報告するよう3月31日締切で要求し、違反が認定されれば連邦資金停止も辞さない構えを見せた。この動きに対し、多くの大学は慎重姿勢を取りつつも、一部では当該団体との関係解消に踏み切る例が出た。例えばケンタッキー大学は3月中旬に同団体との提携打ち切りを発表し、ワイオミング大学もビジネススクールによる財政支援を今年度停止すると表明した。DEI推進を掲げてきた学術プログラムや奨学金が次々と終了に追い込まれつつある。
2025年3月19日: 学問の自由への介入(コロンビア大学の事例) – ニューヨークのコロンビア大学は、前年末からのパレスチナ支持デモへの対応を巡りトランプ政権と対立していたが、3月21日、連邦政府の要求する一連の措置を受け入れると発表した。これは政権が同大学に対し「キャンパスの反ユダヤ主義対策」と称して抗議活動への規制強化(マスク禁止や逮捕権を持つ警官の増員)、中東研究プログラムの再編や新高官ポスト設置などを要求し、応じなければ約4億ドルの連邦研究資金を停止すると脅したことによる。コロンビア大学は法的異議や学問の自治への懸念がある中で譲歩し、「250年以上の歴史で前例のない学問への政府介入だ」との批判を浴びた。全米大学教授協会(AAUP)会長のトッド・ウルフソン氏は記者会見で「我々はコロンビア大学が学問の自由と言論の権利を守り、政府の要求に屈しないことを望んでいたが、結果は期待外れだ」と強く非難した。歴史学教授のカール・ジェイコビー氏も「連邦政府が一大学の特定学部を支配しようとしたのは初めてであり、トランプ政権はこれからが本番だ」と警告している。教育政策専門家のロバート・ケルチェン氏は「トランプが望むものを完全にコロンビアから勝ち取った。次は名だたる他大学も従わざるを得なくなるだろう。これは米高等教育史の転換点だ」と述べ、他大学への波及効果を指摘した (Columbia Agrees to Trump’s Demands)。
2025年3月20日: 大学自治へのさらなる圧力 – トランプ大統領は「教育の自由と多様性」を掲げた非営利団体やプログラムにもメスを入れ、特定の思想に基づく教育活動を排除する大統領令を連発した。例えば、「過激な偏向教育の終焉」と銘打った大統領令では、学校教育における「ジェンダー・イデオロギー」や「差別的平等イデオロギー」を“洗脳”とみなし、そうした教育を行う機関への連邦資金を打ち切る計画策定を各省庁に命じた (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice)。この命令には、第1次政権で物議を醸した「1776委員会」の復活も含まれており、アメリカ建国の精神を称える「愛国教育」を推進することが掲げられた (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice)。一方、ジェンダーや人種差別の問題を教育するプログラムは「急進的な偏向」とみなされ、連邦支援から排除される方向となった (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice) (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice)。これらの動きは大学のみならず初等中等教育にも影響し、教育内容への政治的介入として懸念されている。
政策変更・措置の一覧(高等教育分野):
日付 政策・措置 内容・狙い 影響対象 出典
2025年1~2月 留学生・研究者への査証厳格化と弾圧 寮への立ち入り・ビザ取消・逮捕等で留学生を威圧。研究参加デモの留学生に国外退去警告 (Colleges Fear Decline in International Student Enrollment)。STEM研究助成も削減 (Colleges Fear Decline in International Student Enrollment) 留学生、国際研究者、大学院プログラム (Colleges Fear Decline in International Student Enrollment) (Colleges Fear Decline in International Student Enrollment)
2025年1月 大学のDEI関連団体調査 The PhD Projectとの関係について45大学に照会。人種別奨学金6校調査 大学の多様性推進プログラム
2025年3月 大学への資金停止圧力(コロンビア大学) 反政府的とみなす動きに連邦研究資金停止を示唆し要求受諾を強要(4億ドル規模の資金凍結を通告) 学問の自由、大学自治
2025年3月 抗議活動規制と学部再編(コロンビア大学) 規律違反処分手続きの見直し、デモでのマスク禁止、キャンパス警官36名増員、中東研究の監督官新設等 コロンビア大(他大学への先例に)
2025年3月 「1776委員会」復活と愛国教育推進 行政命令で愛国的歴史教育を推進(バイデン政権が廃止した1776委員会を再設置) (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice) 教育内容(歴史・公民) (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice)
2025年3月 「過激な偏向教育」禁止措置 ジェンダー・人種平等に関する教育を「偏向」と断じ、該当校への連邦資金停止を指示 (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice) (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice) 教育課程全般(K-12~大学) (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice) (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice)
2025年3月20日 連邦教育省の解体指示(行政命令) 大統領令で米国教育省を廃止する方針を表明。※連邦学生援助の所管見直し(学生ローン業務を中小企業庁へ移管検討) 連邦教育行政(初等~高等教育全般)
悪影響の要約(大学・高等教育): トランプ政権2期目では、大学の自治と学問の自由が直接的な政治介入の対象となった。留学生・外国人研究者に対する締め付けで国際キャンパスは萎縮し、優秀な人材が米国を避ける傾向が強まった。さらに大学の多様性推進策(DEI)は「逆差別」視され、関連プログラムや提携団体は次々と整理・撤廃に追い込まれた。コロンビア大学が示したように、政府は巨額の研究資金凍結をてこに大学運営に干渉し、抗議活動の規制やカリキュラムの見直しまで要求した。また、教育内容にも踏み込み、「愛国教育」の名の下に歴史認識の誘導やジェンダー・人種教育の封じ込めを図った (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice) (What's in Trump's New Executive Orders on Indoctrination and School Choice)。これらの措置により、高等教育機関は政府の顔色をうかがいながら運営を余儀なくされ、批判的思考や多様性尊重といった大学の基本価値が損なわれつつある。
図書館・情報アクセスへの影響
主要な出来事(時系列):
2025年1月31日: 政府ウェブサイトからのデータ削除事件 – トランプ大統領は就任直後に署名した「ジェンダー・アイデオロギー廃止」に関する大統領令に基づき、各省庁に対し迅速な対応を要求した (Health data, entire pages wiped from federal websites as Trump officials target 'gender ideology' | AP News)。その結果、1月末までに連邦政府の公式サイトから公衆衛生や性別に関するデータが大量に削除され、一部のウェブページは「このページは現在利用できません」というエラーメッセージを表示する状態になった (Health data, entire pages wiped from federal websites as Trump officials target 'gender ideology' | AP News)。例えば、米国国勢調査局サイトの「性的指向と性自認(SOGI)」に関する情報ページは、1月24日時点では閲覧できていたが、わずか1週間後の1月31日にはアクセス不能となり、「メンテナンス中」の表示に差し替えられた。 (Health data, entire pages wiped from federal websites as Trump officials target 'gender ideology' | AP News) (Health data, entire pages wiped from federal websites as Trump officials target 'gender ideology' | AP News)この対応は各機関が大統領令への即応を図った結果で、公衆衛生や統計データに関する重要情報が予告なく消失したことから、市民や研究者の間で強い懸念と混乱を招いた。さらに同日、連邦職員にはEメール署名からの代名詞(プリファード・プロノウン)の削除が指示され、行政内部でも多様性に関する表現が抹消された (Health data, entire pages wiped from federal websites as Trump officials target 'gender ideology' | AP News)。
2025年3月13日: 情報機関の報告からのDEI記述削除 – 国家情報長官(DNI)室の検閲の一環として、DNI監察総監室が議会に提出した2024年9月期の半期報告書から、多様性・公平・包括(DEI)に関する取り組み状況の記述が削除されていたことが明らかになった。トランプ政権は連邦政府全体でDEI関連情報の公表を控える方針を取っており、情報公開の分野でも「政治的に好ましくない内容」は伏せられる傾向が強まった。
2025年3月15日: 独立系機関・図書館への資金断絶(大統領令) – 3月15日、トランプ大統領は「連邦官僚制の継続的縮小」を目的とする大統領令に署名し、博物館・図書館サービス機構(IMLS)をはじめ7つの連邦機関を「可能な限り」廃止するよう指示した。IMLSは米国の博物館・図書館への最大の連邦助成機関であり、全米の大学図書館・公立図書館・ミュージアムで何百件ものプログラムを支えてきた。例えば、この機構の助成金により、ミシガン州の部族大学が図書館改修中もサービスを維持し、バージニア州の歴史的黒人大学が古い女子大学の資料をデジタル化し、フロリダ州の研究者が自閉症の学生を支援する学校司書プログラムに取り組む (Trump Order Threatens University Libraries, Museums)など、重要な教育プロジェクトが進められていた。しかし大統領令発効に伴い、それらの助成事業は一斉に存続の危機に立たされた。この措置には、米グローバル・メディア局(USAGM;ボイス・オブ・アメリカ等を所管)やホームレス問題対策評議会、ウッドロウ・ウィルソン国際学術センター(スミソニアン傘下)なども含まれており、公共の知的インフラと情報発信機関に対する包括的な資金源遮断であった。
2025年3月20日: 図書館・博物館コミュニティの反応 – IMLS廃止の報に対し、大学図書館員や博物館関係者は強く反発した。全米歴史学会(AHA)は3月20日に声明を出し、「この機関(IMLS)は人文学へのアクセス提供に極めて重要な役割を果たしてきた。図書館と博物館は歴史学的営為のインフラの中核であり、教育と研究の場である」として、連邦議会に対し廃止阻止を求めるよう呼びかけた。大学博物館・ギャラリー協会のクリスティナ・デュロシェ会長も「IMLSへの予算カットは学術機関に壊滅的な影響を与えかねない」と述べ、地方の大学やコミュニティで文化遺産を守り教育する取り組みが立ちゆかなくなると警告した(同日付メール声明)。これら声明は、図書館・博物館が単なる娯楽施設ではなく、地域社会に知識と学習の機会を提供するライフラインであることを強調し、IMLS解体に強く抗議するものだった。
政策変更・措置の一覧(情報アクセス分野):
日付 政策・措置 内容・影響 対象・分野 出典
2025年1月 行政サイト上の情報削除(LGBTQ・保健分野) トランプ政権の指示で性的指向・性自認や公衆衛生データのページが次々削除 ([Health data, entire pages wiped from federal websites as Trump officials target 'gender ideology' AP News](https://apnews.com/article/trump-gender-ideology-sex-pronouns-order-transgender-2d7e54837f5d0651ed0cefa5ea0d6301#:~:text=Public%20health%20data%20disappeared%20from,back%20protections%20for%20transgender%20people)) 連邦政府公式サイト(国勢調査局等)
2025年1月 職員のEメール署名からの代名詞削除指示 トランプ大統領の大統領令に対応し、省庁職員が署名のhe/she等を除去 ([Health data, entire pages wiped from federal websites as Trump officials target 'gender ideology' AP News](https://apnews.com/article/trump-gender-ideology-sex-pronouns-order-transgender-2d7e54837f5d0651ed0cefa5ea0d6301#:~:text=Public%20health%20data%20disappeared%20from,back%20protections%20for%20tran
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ディラン映画がまた作られた
『名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN』鑑賞。
ボブ・ディランに扮したティモシー・シャラメの評判がすこぶるよいのは知っていたがまさかここまでいいとは思わなかった。
シャラメがシャラメでありつつディランにしか見えなくて一体これはどういう素質の持ち主か。終始圧倒された。
ディランは最初から才能に溢れていたのかと改めて思う。
冒頭の上京シーン、宇宙人のような存在感でふらっとヴィレッジに降り立ち、瞬く間に有名になっていく。
ミュージシャンとして既に出来上がっていて運もいいので、トントン拍子に事が運ぶ。紆余曲折経てのサクセスストーリーとはならない。
映画を見るとそれを実感する。急に現れたエイリアンみたいなディラン。
ジェームズ・マンゴールド監督の作品は何本か見ていていずれも娯楽大作としてハズレなしだったが今回も然り。
ディランの情けない部分も含めた“ロック”な部分を、音楽中心にぎゅっと凝縮して見せてくれるマンゴールドの潔さ、素晴らしい。
トニー・スコット亡き今、ジャンルを横断してそつなく撮りこなしていくハリウッドの監督として引き続き注視していきたい。
追記:
・アラン・ローマックスの描かれ方がカッコ悪かった。
・「ユダ!」はロイヤル・アルバート・ホールのコンサートでなかったっけな、と思ったけどフィクションとしてあそこに織り交ぜるのは納得(いや単に私の勘違いか?)
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# by asa_naka | 2025-03-02 23:18 | 作品/米国
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せいかつのつぶやき
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蒸篭、レンジ調理器、裏ボア割烹着! 年末恒例「買ってよかった」ブログまとめキッチン用品編 【今週のお題】
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【年末年始まとめ読み】2024年の「年間総合はてなブログランキング」トップ100と「はてな匿名ダイアリー」トップ50を一挙公開!
今年気になった記事は入ってる?気づけば今年もあっという間に年の瀬ですね! 皆さんにとってこの1年はどのような年でしたか? はてなブログでは2024年もさまざまな話題が書き残されています。特に週刊はてなブログで、毎週月曜日に公開している「今週のはてなブログランキング*1」には、そのときどきの注目記事が集まっています!今回は、その総決算として2024年にもっとも注目を集めた「年間総合はてなブログランキング」トップ100の記事と、「はてな匿名ダイアリー」トップ50の記事を発表します*2! 集計期間は2…
【BL漫画・BLコミックレビュー】乙女心に恋心【単行本 分冊版】2
乙女心に恋心【単行本 分冊版】2を無料で試し読み! 乙女心に恋心【単行本 分冊版】2の購入はこちら 乙女心に恋心【単行本 分冊版】2:予想を超える甘さと切なさ、そして…胸キュン! 久しぶりにドハマりしたBLに出会えました!『乙女心に恋心【単行本 分冊版】2』は、…
ハム美のBLコミックレビュー
ゆくえ萌葱
半年ぶりのJolene系列レストラン『Westerns Laundry』
こんにちは、tomoeagle (Instagram)です。 先日りえちゃんくにかちゃんひろこちゃんと一緒にミシュラン ビブグルマンにも選出されている魚介類が美味しいJolene系列レストラン『Westerns Laundry』に行って来ましたよ。 過去に『Westerns Laundry』に行った時のブログ …
ロンドンのテムズでズンドコレボリューション
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【漫画レビュー/感想/あらすじ】楠木さんは高校デビューに失敗している 4【みいみつき 】
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ComiRepo!【コミレポ!】~雑食漫画読みの徹底レビュー~
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おかざき花火大会の前日、岡崎城下の伝馬通りと籠田公園を使って「家康公夏まつり(4日目)」が開催 《伝馬通り会場》 「浴衣で打ち水パレード」 この日も前日と同じ17時からまつりがスタート。最初はみんなで伝馬通りを打ち水して、涼しい空間にしていく ユーチューバー…
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夏の暑さで泡だらけ『カクキュー八丁味噌会場・岡崎公園会場』岡崎城下家康公夏まつり(3日目)
おかざき花火大会の前々日に、岡崎城下の康生地区で「家康公夏まつり」が開催 《カクキュー八丁味噌会場》 「グレート家康公「葵」武将隊ステージ」オープニングは武将隊の演武 叩いてかぶってじゃんけんポンのコーナー。武将隊に勝つとステッカーがもらえる 小さい子…
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なぜ同じアニメなのに、様々なパチンコメーカーが作っているのか?
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【パチスロ女子】ピンクのメダル日記
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はじめに 現代の忙しい生活の中で、朝の目覚めをより快適にしたいと考える方は多いでしょう。特に、冬の暗い朝や夜勤明けなど、自然な光を感じにくい環境では、スムーズな目覚めが難しいことがあります。そんな課題を解決するために開発されたのが、高照度光目覚まし時…
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【USJ】ドンキーコング・カントリー攻略!整理券の取り方&クレイジートロッコ体験レポ【待ち時間・お得情報】
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半年ぶりのJolene系列レストラン『
Dream Requiem
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井口奈己
映画監督。東京生まれ。上野、御徒町、秋葉原のトライアングルに育つ。『三月のライオン』『地獄の警備員』などの現場に録音助手として参加。その後、自らシナリオを書き演出した初の自主映画『犬猫』が話題を呼び、日本映画プロフェッショナル大賞・新人賞を受賞するという快挙を果たした。2004 年『犬猫』のリメイクで商業映画デビュー。2008年『人のセックスを笑うな』、2014年『ニシノユキヒコの恋と冒険』を監督した。
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Posted at 01:37 PM in Year End Best Ofs | Permalink | Comments (4)
George on Notable Films of 2024
George on Notable Films of 2024
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2024年12月27日金曜日
東京国際映画祭2024〜映画『リュミエール!リュミエール!』トークショーレポートtext藤野 みさき
ティエリー・フレモー監督 ©️ 2024 TIFF
ジャン=リュック・ゴダールは「映画を通じて、他で観ることができないことを観ることができる」と言っていました。リュミエールたちも映画を通じて他では観ることができないことを映画として観にゆける、と言っています。そのことばは時を越えて、いま、皆さまの前に存在しています。映画の冒険は、まだまだ続くのです。――ティエリー・フレモー
2024年11月1日、第37回東京国際映画祭【ガラ・セレクション】部門にて、本邦初公開となる『リュミエール!リュミエール!』が上映されました。監督を務められたのは、カンヌ国際映画祭総代表・リュミエール研究所所長と、多彩な顔をもつ、ティエリー・フレモー氏。この世界に映画が誕生して、130年が経とうとしているいまだからこそ、映画の原点であり「映画の父」と呼ばれるリュミエール兄弟の遺された映画に想いをはせます。
本作『リュミエール!リュミエール!』は、前作『リュミエール!』(2017年)の続編として制作されました。様々な映像が渦巻くいまの世界に、もういちど、「映画の原点」をみつめてみたい。フレモー監督から語られるリュミエール兄弟への愛と数々の映画人に胸を踊らせ、時代が変わっても変わらず存在することの美しさにこころをうたれます。映画を愛すること、観ることの「歓び」をあらためて想い出させてくれる、フレモー監督の珠玉のトークショーです。その内容を、全文掲載としてここに記します。
(上映日:2024年11月1日(金)。東京国際映画祭公式YouTubeチャンネルアーカイヴ動画より。構成・文章:藤野 みさき)
Ⅰ いまを生きる人々にもリュミエールの映画を届けたい
——それでは早速ゲストにご登場いただきましょう。フランス・リオンにあるリュミエール研究所所長、カンヌ国際映画祭の総代表、そして本作の監督、脚本、編集、プロデュース、ナレーション、という五つの役割をおひとりでされたという、ティエリー・フレモー監督です。皆さま、大きな拍手でお迎えください。
客席からは暖かな拍手が贈られました。
——ティエリー・フレモー監督、まずはひとことご挨拶をいただけますか?
ティエリー・フレモー(以下TF):皆さま、こんにちは。今回が観客の皆さまに上映を行なうのが三度目の機会になります。ですので、まだ恥ずかしい気持ちもあり、皆さまの反応もどうなのだろうという思いもありましたが、(観客席より)先程「ブラボー!」ということばもいただいたので、これは良かったということなのかなと思い安堵しております。
――大変素晴らしい作品でした。それでは詳しく作品についてお伺いしてゆきますが、その前に簡潔に本作の紹介をさせていただきます。本作『リュミエール!リュミエール!』は、2017年に公開され、フランスでは13万人を動員し、世界の33ヶ国で公開された『リュミエール!』の続編です。「映画の父」と称されるリュミエールが発明したシネマトグラフで撮影された約50秒、1,400本のなかからあらためて110本を厳選し、4Kデジタルによって完璧に修復されました。そのより深く、美しく甦った映像を、フレモー監督が一本の映画として製作されました。前作の成功からどのような経緯で、この二作品目をつくることになったのでしょうか?
TF:私はリュミエールが遺された「遺産」といえる作品たちを、21世紀を生きる人々にも届けなければという責任感を日頃から感じております。私はリュミエールの映画に恋をしています。私と私のチームの皆は日頃からリュミエールの映画に慣れ親しみ、(映画を)観て知ることができますが、それは特権的なものになってしまいます。ですので、これらを他の方々にも届けなくてはならないという責任感を感じています。リュミエールがのこした作品の数については、カタログに掲載されている、オフィシャルにのこっているものとしては1,500作品ほどですが、カタログに掲載されていない作品を含めますと、もう500作品ほどあります。合計で、約2,000もの作品がのこっているのです。
ひとつめ(一作品目)の『リュミエール!』なのですが、こちらはどちらかというと、既に皆さまもご存じの作品をまじえながら、映画をご紹介してゆくという作品でした。この度製作した二作品目は、やはり一作品目の繰り返しになってはいけませんので、「新しいやりかた・魅せかた」を考えなくてはいけませんでした。ですので、本作は修復を経た映像の美しいものから選びました。そしていままでに約500本の映像の修復が完了しておりますので、まだ約1,500本もの作品が残っているのです。そして、リュミエールが映画を撮ったのが、1905年で終わってしまっています。ですので、当時の作品をいまの劇場によみがえらせておみせする、ということを考えました。なぜなら、リュミエールはシネマトグラフ最後の発明家にして最初の映画監督でもありましたので、そのふたつの側面をしっかりと紹介してゆかなければならないと考えました。
II シネマトグラフについて
――シネマトグラフという技術ですが、どのようなものなのかを簡単にご説明いただけますか?
TF:シネマトグラフというのは、小さく、とてもシンプルな機械です。それはフランス・リヨンにある「リュミエール美術館」でも展示されています。非常にシンプルな機械ですので、映写をするときもシンプルな美しさを捉えることができます。そして「シンプルなもののなかにある美しさ」というものが、リュミエールが遺した“魔法”です。現在あらゆる映画監督の映画を観ますと、リュミエールの「シンプルなもののなかにある美しさ」が継承されていることを感じます。
ピカソは「生涯を通じて子どもごころを忘れずに絵を描きたい」ということばをのこされていましたが、リュミエールに関しましても、純真無垢な、無邪気に撮っているかのようなところがあります。それこそが、詩的な映像の力強さに繋がっていると思います。リュミエールの描く詩的な部分は様々なひとの人生を描いています。それは、あなたの人生かもしれませんし、私の人生かもしれません。リュミエールの作品は、皆に通じる「ひとの生きている姿」というものを映しだしているのです。
Ⅲ リュミエールの後継者 紡がれる映画人
――この作品のなかでも、フレモー監督が解説をしておられましたが、「原点にして頂点」ということばが、私には大変響きました。まさにその通りだと思いましたし、後継者としてアッバス・キアロスタミや小津安二郎といった名前をお出しになっていましたが、いまの日本におけるリュミエールの後継者は、どのようなかたがいらっしゃるとお考えですか?
TF:リュミエールらしさ、足跡や渓流というのは、様々なかたから感じられます。カール・テオドール・ドライエル、ロベール・ブレッソン、小津安二郎、モーリス・ピアラなど……。かれらの作品にはなにか流れというものが繋がっているように感じられます。最近の日本の監督でしたら、濱口竜介、是枝裕和など、シンプルな映像のなかに美しさがあるという意味で、リュミエールから継承しているかなと思っております。ショットがシンプルであるがゆえに力強く、訴えかけるものがある、ということが素晴らしいと思います。いま、フランスの一部の映画やアメリカの一部の映画は壮大さを求めすぎており、すこし違う方向にいっていると感じます。しかし日本の映画には一部リュミエールらしさが継承されていると感じられます。
構図に関しましては、リュミエールVSジョルジュ・メリエス(以下メリエス)ですとか、ドキュメンタリーVSフィクションですとか、そのように考えるものではないと思っております。このたびご覧になってお分かりいただけたかと思うのですが、リュミエールもドキュメンタリーのようにただ記録するのではなく、フィクションにファンタジーと、様々なことをかれらはおこなっています。一方でメリエスはと言いますと、より幻想的な世界を求めていました。例えるならば、リュミエールはロベルト・ロッセリーニ、メリエスはフェデリコ・フェリーニでしょうか。リュミエールは、リアリズム、ナチュラリズムを求めており、世界の美しいものをありのままの姿で撮っていくということをおこなってきました。一方でメリエスは、世界にあるものを加工して違うものに創りあげてゆく、という手法をとっておりました。リュミエールはのちのジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、エリック・ロメールといったヌーヴェルヴァーグの監督たちに繋がってゆき、メリエスはハリウッドに繋がっていったと思います。ですが、私はその両方を愛しています。リュミエールもメリエスも好きですし、ヌーヴェルヴァーグもハリウッドも好きです。そのふたつはけっして対立しているものではなく補完的なものです。それぞれの存在が一緒に存在するということ、それこそが映画なのです。
ティエリー・フレモー監督 ©︎ 2024 TIFF
Ⅳ キャメラの構図やショットについて
――本作を通じて、映画におけるショットの重要性をあらためて実感いたしました。そして面白いなと思ったのは、キャメラは世界中をまわっているわけですけれども、日本の(光景を捉えた)シーンでは、のちに「小津アングル」と呼ばれるローアングルも登場します。つまりはリュミエールのチームというのは、既にローアングルを発明していたということだと思うのです。かれらのキャメラの構図やショットを決める的確さについてはどのようにお考えですか?
TF:映画のナレーションでも言っているのですが、リュミエールは映画を撮るとき、基本的な質問を自分自身に問いかけていると感じます。基本的な問いかけというのは、キャメラを固定して撮るのでしたら、ここに置くのか向こうに置くのか、上から撮るのか下から撮るのか、というところから考えはじめます。(映画のなかで)日本人の家族が食卓を囲んで食事をとっている場面がありますが、かれらは畳のうえに座って食事をとっているので、あのときはどこから撮ろうかと考えたときに、ローアングルから撮影すれば、最もそのときの雰囲気・場所が再現できると考えて、あのアングルから撮ったのだろうと思います。ジョン・フォードがかつて「キャメラを設置するなら良い場所はひとつしかない」のだと、言っていました。ひとつ「ここだ」という場所があるのだ、と。かれは、食卓を囲むシーンというのは、いつもどこから撮影したら良いのか正解が見つからなかったのですが、その映像を観て、リュミエールはわかっていたのだと思ったそうです。当時のリュミエールの映像に映っている人々というのは、過去の先祖やむかしの人々たちです。これは日本人だから……ということではなく、私たちにも通じる本当に普通の人々なのだということに、いま観ても非常に感銘を受けるのです。
Ⅴ 作品の選定・デジタル修復について
――すでに約500本ほどの作品が修復されているとおっしゃられていましたが、何から修復をしてゆくのでしょうか? 通常ですと重要な作品からおこなってゆくこともあるかと思います。それらもフレモー監督が選んでおられるのでしょうか?
TF:まず、私のパソコンにはリュミエールの作品の約2,000本がはいっております。そしてちょくちょく観るのが好きなのです。ですが、なかには非常に状態の悪いものもあり、これは修復しなくても良いのかなと思う作品も幾つか存在します。その一方で修復をすればこれは素晴らしいクォリティになるかもしれないと推測できる作品もあります。私はこの映画を通じてリュミエールがのこした映画についてをより語りたいと思いましたので、その意向にそいながら、映画を選び、修復いたしました。ですが、映画を観てゆきますと、映画のほうから私に「ここにいるよ! 修復してこの映画につかって!」と語りかけてきてくれるように感じました。
そして今後、三つめ、四つめと、作品を製作する可能性ももちろんあるのです。ひとつめとふたつめのやりかた・魅せかたが違ってくるとも思いますけれども、この場をお借りして配給のギャガさんに感謝を申しあげます。おかげさまで日本の配給が非常にうまくゆきました。反響もよく、その後の期待値もあがってきましたので、違う作品を作らなくてはいけないなという気持ちでおります。(本作を含めて)ふたつの作品はいづれも過去を旅してまいりました。三つめの旅がしたいという方がおられましたら、是非私に言っていただけたらと思います。
フレモー監督のことばに、客席からは暖かな拍手が贈られました。
Ⅵ リュミエールが私たちにのこしたもの
――もうひとつ、私が訊きたいことがございます。本作の後半に75mmでルイ・リュミエールが撮影をしたふたつの作品が登場します。『翠宮の落成式』と『歩く歩道の光景』です。このふたつは劇場で初めて公開されるとお聞きしておりますが、本当にすばらしい作品だったと思います。この二作の魅力をあらためて教えていただきたいのと、この度なぜこのふたつの作品を入れたのかを、お伺いできますか?
TF:リュミエールは発明家であり、実験者でもありました。かれらは1930年代に独自の3Dの撮り方も発明しています。ですので、かれらは常に新しい発明を求めており、そこで75mmというかなり幅のあるフィルムをつかおうと思いついたのです。実際に75mmのフィルムを使用し、15作品ほど残しております。ですが、映画は撮影したものの、公開することができませんでした。なぜかといいますと、フィルムが非常に幅広く、それを綺麗に映しだすにはかなりの明るい照明が必要だったのです。ですが、ランプを近づけますと燃えてしまうという問題がありましたので、当時劇場で公開することができませんでした。ですので、75mmで撮影したものは存在していたのですが、いままで公開されることがありませんでした。いまはデジタルの修復のおかげで、大変綺麗なクォリティでお見せすることができました。75mmの作品をご覧になられた皆さまはとても特権的な方々です。
リュミエールは、当時「映画の未来」についてはあまり信用してはいませんでした。ですが、かれらは約2,000もの作品をのこされています。そして、ふたつの重要な現象があります。ひとつめは、リュミエールは映画でできる様々なことをおこない、のちの人々に継承してゆき世界に届けた、ということ。ふたつめは、かれらはカラー写真を発明したことです。実際1903年に「オトクローム」というカラー写真を発明しています。ですので、シネマトグラフを発明した方が、カラー写真も発明したことになるのです。それらが、私の出身地でもあるリオンから誕生しています。ですので、リュミエールがのこした「遺産」を皆さまにお届けする、という素晴らしいことができております。そして、リュミエールがのちの後継者たちに映画を継承させていった、ということが言えるのですが、「リュミエールが当時おこなっていたこと」をいま観て忘れてはいけない、思い出さなくてはならないと感じて、この作品を製作しました。
これはナレーションでも言っていることなのですが、本作の考えとしましては、一時間半の作品のなかでたくさんのこっている作品を集めてひとつの作品に仕上げる、という風に製作しております。リュミエールがのこした映画を、いま、またこのように映して皆さまにお届けするということができておりますけれども、かれらは映画(シネマ)という芸術をのこしただけではなく、劇場に足を運んで映画を観るという慣習ものこしているのです。いまでは、テレビやインターネット、配信プラットフォームやiPhoneなど、さまざまなところに映像が氾濫していますが、そのなかでも、映画はますます重要性を増してゆくと思います。
ジャン=リュック・ゴダールと、一度かれの故郷であるスイスで道を歩いていたときに、かれは「映画を通じて、他で観ることができないことを観ることができる」と言っていました。リュミエールたちも映画を通じて他では観ることができないことを映画として観にゆける、と言っています。そのことばは時を越えて、いま、皆さまの前に存在しています。映画の冒険は、まだまだ続くのです。
(text:藤野 みさき)
* * * * *
© Institut Lumière 2024
『リュミエール!リュミエール』
原題:Lumière! The Adventure Continues
105分/モノクロ/フランス語/2024年/フランス
◉ 作品解説
多くの演出、撮影技法、撮影機材を開発した「映画の父」リュミエール兄弟。“シネマトグラフ”で撮影された約1400本の作品のなかから110 本を厳選し、完璧に修復。『リュミエール!』(17)から7年、さらに映画の起源に深く迫り、映画の未来に想いを馳せる“映画の原点”を伝えるドキュメンタリーが完成した。映画史上最も偉大で、最も美しい映画のはじまりを彩るのは、リュミエール兄弟と同時代に生きたガブリエル・フォーレによる楽曲の数々。映画を愛してやまない全ての人に贈る奇跡の映像の数々が、約130年前の世界へ誘う――。(第37回東京国際映画祭公式ホームページ、映画『リュミエール!リュミエール』作品解説より。)
◉ 監督:ティエリー・フレモー
カンヌ映画祭総代表。リヨンのリュミエール研究所の所長を務める。リュミエールの作品(映画、写真)の保存と、初期のシネマトグラフ映画の復元に長年携わる。リュミエール兄弟を発明者としてだけでなく、映画史における最初の映画監督として称える映画『リュミエール!』(17)および続編の本作を製作した。(第37回東京国際映画祭公式ホームページ、映画『リュミエール!リュミエール』監督紹介より。)
監督/脚本/編集/プロデューサー/ナレーション:ティエリー・フレモー
音楽:ガブリエル・フォーレ
エグゼクティブ・プロデューサー:マエル・アルノー
アソシエイト・プロデューサー:ナタナエル・カルミッツ(MK2)
プロダクション・マネージャー:マーゴット・ロッシ
編集:ジョナサン・カヴシアル
編集:シモン・ジェメリ
映画史アドバイザー:ファブリス・カルゼトー二
映画史アドバイザー:ジャン・マルク・ラモット
プロダクション:ソルティ―・ユージーヌ・プロダクション
プロダクション:リュミエール研究所
『リュミエール!リュミエール!』は、11月22日(金)より、シネスイッチ銀座他にて全国順次公開中です。
◉ 『リュミエール!リュミエール!』公式ホームページ
https://gaga.ne.jp/lumiere2/
【第37回東京国際映画祭】
開催期間:2024年10月28日(月)~11月6日(水)【10日間】※会期終了
◉ 会場
【日比谷】:東京ミッドタウン日比谷/日比谷ステップ広場/LEXUS MEETS…/BASE Q/TOHOシネマズ スクリーン1/TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12・13/TOHOシネマズ シャンテ/東京宝塚劇場/帝国ホテル
【有楽町】:ヒューマントラストシネマ有楽町/丸の内ピカデリー/丸の内ピカデリードルビーシネマ/有楽町よみうりホール/角川シネマ有楽町/TIFF有楽町駅前チケットセンター/TIFF有楽町駅前インフォメーションセンター
【丸の内】:マルキューブ
【銀座】:シネスイッチ銀座/丸の内 TOEI
【その他】:国立映画アーカイブ/TOHOシネマズ 日本橋
◉ 第37回東京国際映画祭公式ホームページ
https://2024.tiff-jp.net/ja/
1992年、栃木県出身。シネマ・キャンプ映画批評・ライター講座第二期後期受講生。現在長期療養中です。
投稿者 ことばの映画館web(Misaki Fujino) 時刻: 14:00 0 件のコメント:
► 2023 (2)
► 12月 (1)
▼ 2024 (1)
東京国際映画祭2024〜映画『リュミエール!リュミエール!』トークショーレポートtext藤野 みさき
目標は「1日1アイス」。初日はLeTAOのソフトクリーム!
2泊3日・夏の札幌小樽旅行
十数年ぶりに飛行機に乗り、北海道旅行をした!! 数年前から行きたいねえとはいっていたものの、そもそも休みを合わせにくかったり、私の有給休暇が壊滅状態になったりで計画が遅れに遅れ、数年越しの成就。 0日目 1日目 十数年ぶりの飛行機✈ 新千歳空港着 Hanke -San…
ごきげんライフ
出かける
外に出る楽しみ。友だちにも会いやすくなってハッピー!
休日モーニング活動はじめました
私は元来出不精だった。休日はアイドルの現場があれば外へ出るが、何も予定がなければ家に引きこもり、Blu-rayレコーダーに毎日録画されるドラマたちをひたすら消化し、ソファでゴロゴロしながら山になっている積読本を消化したり、YouTubeやNetflixを見たりして、一日…
それは恋とか愛とかの類ではなくて
4回目の来場。出店したいという気持ちがわいてきた!
文学フリマ東京39に参加した日
文学フリマ東京39に行ってきました! 会場が変わったことで キャパが大きくなった分広々と回れるかなと思っていたら、その分人が多かったので、動きやすさはあんまり変わらなかった印象。何故なら沢山の人がいて混んでいるから! 天井は高かったので、圧迫感は無かった…
いいものはいい
感想もの
ふりかけ「おにぎり」が美味しくて、お茶碗一杯分食べる
20241130 TKGブームはもはや過ぎ去って今やONGR推し
なんとか9時過ぎに起床。平日と同じ時間に起床できる休日ははたしておとずれるのだろうか。 洗濯機を回して、朝ごはんは4日前から脈々と続く粕汁。 粕汁よりシチューのほうが断然作る頻度が多いのでシチューみたいだなと思って食べたらやっぱり粕汁。美味しいのだけど…
ふんがふんがブログ(仮+)
会社の歓送迎会へ。普段とは違う席に座ってよかった
10月12日~10月25日の日記 ピクニックで読書/ミュシャ展に行く/良いところを褒めあう幸せな飲み会
10月12(土)朝からお弁当を作ってコーヒーも淹れる。今日はピクニックに行く日。お気に入りのLLNUITトートバッグに、青い水筒と青い本を詰める。小物でコーディネート組むのって楽しいかもと気づいた。今日のお目当ての公園は、家から15分ほど歩いた場所で、ひたすら川…
しめの日記帳
日記
東神奈川を歩く。panpanyaが描く背景の雰囲気に近い?
散歩向きの町
今日は天気がいいので散歩に行った。前バスに乗ってた時に道路から水路に多くの船が停泊してる様子を見てなんだか気になり、暇だったので歩くことにした。東北線に乗って東神奈川で降りるとよく晴れてて気持ちよかった。 そのまま子安の方に行ってもよかったのだが、道…
解剖学の少年
続きが気になる!
おすすめ有料記事
「そういう、p_shirokumaは縦の旅行をしてきたのか?」
私が経験した縦の旅行/横の旅行(らしきもの)
有料 先日、books&appsさんに寄稿した『エリートたちには「縦の旅行」が足りない | Books&Apps』という文章ははてなブックマークだけにとどまらない反響があり、それを読んで糧にした。ただ、こんなに読まれた理由はタイトルのおかげもあったのだろう。私の寄稿記事はほとん…
シロクマの屑籠
はてなブログPro
シロクマの屑籠有料記事
会場の受付装飾と、新郎の胸元につけるブートニアを制作
結婚披露宴に折り紙をプレゼントしました/Origami decoration for wedding
有料 先日、友人の結婚式がありました。ふたりの新しい門出をみんなで喜び祝う、あたたかなパーティとなり、とても良い時間を過ごせました。めでたい。おめでとう。The other day my friend's wedding was held.We spent a special time that all of participants celebrate…
まさにぃの折り紙コラム
自分のブログで有料販売・サブスクの作成ができます! 詳しくはこちら
マレーシアでは酒を忘れていた。東京に戻ると途端に……
酒を飲ませる国のこと
12月になってしまった。週に1度はブログを書こうと思って、6月からなんとなくペースを掴んでやってきたつもりだったのだけど、先月半ばに東京に帰ったタイミングでそんなのは一気に崩れてしまった。 東京で何をしていたかというと、主に酒を飲んでいたのではないかと…
いろいろなことがある
日記を厳選・再編集した1冊だが、時たま短編小説が現れる
「納税、のち、ヘラクレスメス」を読んだ
納税、のち、ヘラクレスメス のべつ考える日々 (コルク) 作者:品田遊 コルク Amazon ネットではオモコロのダ・ヴィンチ・恐山という名前の方が有名かもしれない。品田遊は彼の作家名義である。毎日noteで更新している日記を厳選し、再編集した1冊だ(ちなみに私も購読し…
ねぎ畑
本
小林啓倫さんは重要な仕事を押さえていてすごい
2024年に素晴らしい仕事をした1973年組の翻訳家たち
さて、2024年も残りひと月を切ってしまった。2024年を振り返るというわけではないが、今年はワタシと同じ1973年生まれの翻訳家の仕事が充実していたのでまとめて取り上げておきたい。一人目は野中モモさんだが、今年はナージャ・トロコンニコワ『読書と暴動 プッシー・…
YAMDAS現更新履歴
初日から足首を捻った。好きな体操だけをやる方針に変更
ラジオ体操にははやすぎる 2024年12月1日
少し前の話になるけど、10月は毎日体操するぞ〜を目標にしていた。NHKのテレビ体操を録画しておいて、その日のうちにやる。スポーツの秋だし、ちょっとの運動習慣で体調とか良くなったらいいな〜と思って実施、したんだけど、出だしからよくなかった…まず初日からジャ…
きろくのための日記
辛すぎないけれどスパイスがギュンギュンに効いている!
御徒町の南インド|アーンドラ・キッチン
カレーが食べたい、と御徒町へ。歩いていると次々とカレーの国のお店に出会う御徒町。いろいろと気になるお店を横目、この日に向かったお店は南インドのアーンドラ・プラデシュ州の料理のお店「アーンドラ・キッチン」。 2009年に御徒町にオープンの日本初のアーンドラ…
ひつじ泥棒2
theme: どうでもいいような話
「体力は睡眠でしか回復しない」。手間を削るか放置を増やす
赤ちゃんが生まれてやってよかったこと・あってよかったもの
この記事はpyspa Advent Calendar 2024 - Adventarの一日目です。二日目は hidesuke さんの ISMS取得たいへんという話 - 名称未定ドキュメント"Que" です。 子宝を授かった際に先人達の教えに非常に助けられたので、感謝を込めて自分の記録も残します。 やってよかった…
unnamed
一泊二日の弾丸旅行、長野駅周辺エリアに絞って楽しむ
牛に引かれて善光寺@2024年11月
2024年11月。最近急に冬めいてきたな~と思っていたころ、大学の友人から一通のLINEが。 「来週末、長野行かない?」 急。急だな~。でも行きたい。 翌週は日曜日の夕方に海を見ながら焚き火の予定があったので、土曜日朝~日曜日お昼までの弾丸で、長野に行くことに。…
平和かわいい旅
2024年11月 長野
先人を参考に「こういうのでもいいんだな」と思えたらいい
本の記録(11月)
また何冊か本を読んだので、感想を書いておきます。前に記事を書いてからの1ヶ月で4冊(1冊途中なので厳密には3冊半くらい)読んだのは、それなりに忙しかった中でまあまあよく読んだなという感じがある。貪るように読んでいた時期があり、でも最近少し息切れしてきた…
思い出の向こう側
本
「本を手放してもまたすぐ手に入る!」そんなことない!
断捨離の本を3冊読んだ
断捨離の本を読みました。 断捨離するぞ!!!! pic.twitter.com/PEEpON0AVl— あおい(Aoi) (@_a0i) 2024年11月29日 「はじめての断捨離」を読んだ感想 https://www.amazon.co.jp/dp/4299015045 この本は「本当に部屋がごちゃごちゃして困っている人」であったり「長…
腹は減る
ずっと愛用! 中の紙は無地で、黄みがかった色合い
新聞のスクラップにダイソーノートがおすすめ、というかお気に入りという話
今日のブログを書くのに振り返ってみたら、新聞のスクラップをはじめて2年以上経過していた。 基本的に読んで面白かったコラムや、興味をそそられた三面記事を貼りつけることが多い。今年は夕刊で好きな作家(有栖川有栖)の連載小説もはじまり、専用のノートを作って…
夜明けのマックで号泣した日もあった
暮らしのこと
ちょっと切ない思い出があるIKEAで朝ごはんを食べる。
21周年目の、結婚記念日。
11月23日の勤労感謝の日は、わたしたちの結婚記念日でもあります。 お祝いというと大げさなのですが「何がしたい?」とご主人の問いかけに、わたしは毎年のように「IKEAで朝ごはんが食べたい!」とリクエスト。 クリスマスの雰囲気が漂う店内で、北欧のご飯を食べる。…
ミカドヤな日常
つぶやき
お題「手土産」。詫び入れの時はお菓子のグレードが上がる
手土産シンドローム
今週のお題「手土産」 手土産といえば得意先に行く際にいつも悩んでいる。 相手側の人数や日持ち、好みなど考えるとなかなか決まらない。 先日もらった、名古屋土産 名古屋と言えば・・・ もらう手土産を見るとそのへんはあまり考えずに予算で決めているような気がする…
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旅
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逢坂誠二いわく、"玉木代表はダメだ。「国は赤字。地方は常に黒字」これは当然だ、地方は歳入の範囲内でしか歳出予算を編成できない仕組みのため、常に黒字が原則。こんなことも知らなかったのか。地方財政を論ずる資格なし。"
kojitakenの日記
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【手帳の中身】週間ページ・フリーページに、何を書いたらいいかわからない! はてなブロガーはどう使ってる?
来年の手帳、もう買いました?紙の手帳が好きです。デジタルで管理する方が便利かもと思いつつも、自分の好きなように書き込むことができる自由度の高さに惹かれて手帳を購入してしまうんですよね。しかしそのメリットでもある自由度の高さに悩むこともあります。それは、月間ページ以外をうまく使いこなせない問題。予定を書けばいい月間ページと違って、週間ページやフリーページには何を書いていいのかがわからないんです。何かを書きたいという気持ちはあるので、日記を書いたりシールを貼ってみたりと頑張ってページを埋めてみるんで…
今週のはてなブログランキング〔2024年11月第5週〕
はてなブログ独自の集計による人気記事のランキング。11月24日(日)から11月30日(土)〔2024年11月第5週〕のトップ30です*1。 # タイトル/著者とブックマーク 1 兵庫県知事選前後におけるデマ、真偽不明などの情報 - 電脳塵芥 by id:nou_yunyun 2 ミラーレス一眼(動画・スチル)撮影で必須な機材、あると便利な機材 - とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ by id:sumizoon 3 自分が信じたい迷信を事実だと思い込んでいるはてブ民が兵庫県民を誹謗中傷してい…
Odai
Logbum Campの特別お題「#最高のキャンプ」「#Logbum使ってみた」結果発表!
忘れられないキャンプの思い出や楽しいキャンプレポートが集まりました! Logbum Camp×はてなブログ特別お題キャンペーンにたくさんの投稿をありがとうございました。大賞(2名)と優秀賞(4名)が決定しましたので、謹んで発表いたします。 はてなブログでは2024年10月15日(火)から10月28日(月)まで、損保ジャパンと共同で特別お題キャンペーンを実施しました。 最高のキャンプを書こう! キャンプ情報をまとめて公開しよう! キャンプグッズがもらえる! キャンプなお題キャンペーンの始まりです …
はてなブロガーの納豆事情。トーストに乗せたり、ミントで自作したりしているようです【今週のお題「納豆」まとめ】
しそ海苔納豆って関東では売ってないんですか!?はてなブログでは毎週「今週のお題」を出題しています。今回は、2024年10月11日から募集した今週のお題「納豆」に寄せられたエントリーから、週刊はてなブログ編集部がおすすめしたい記事をピックアップして紹介します!冷蔵庫に入っていると安心感のある納豆。あのネバネバが好きとか嫌いとかいわれる食材ですが、その食べ方は家庭ごとにいろいろありますよね。定番の納豆ご飯はもちろん、オムレツや炒飯の具として活躍するほか、私の実家ではポテトチップスに乗せて食べていまし…
Joshin web - 純正アクセサリー(周辺機器・アクセサリー)|Yahoo!ショッピング
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トレンド情報★小岩井チェッカー
河口湖 御坂山〜黒岳へ その2
下り始めて数分。 ここも展望台じゃないかー。 これから、河口湖のほとりまで下りていきます。 標高差850m、約2時間。 ってことは… 急坂の連続〜。 急坂がちゃんと急坂に見えるような写真って、どうやれば撮れるんでしょうか? 帰ったらすぐに、地図へ「けっこう急坂…
登って潜って、月をみて。
山の記録
「乙巳(きのとみ)」を深掘りリサーチ!干支(十干十二支)についてもまとめレポート
2025年は、十二支で「巳(み)」、十干十二支で「乙巳(きのとみ)」の年です。 巳は蛇を意味し、乙は木を表します。この組み合わせが持つ意味や、乙巳生まれの人の特徴、過去の乙巳の年など、詳しく解説していきます。 干支(えと)チョコレート 乙巳(きのとみ) 干支…
アリエスコム ARIEScom
”生き物にまつわる言葉”を深掘り
1976 濃紺 リーバイス505 66モデル 70's LEVI'S VINTAGE DENIM PANTS
リーバイス501も良いですが、505も同じ位好きです。 今回は66モデル前期の505をとある名古屋の古着屋さんから発掘しました。 素敵なオーナーさんでした。 ここまで濃紺で状態良好な個体で良心的な価格に驚きました。 それではご紹介していきます。 505なので501よりも…
VINTAGE CLOTHES BLOG
🐻🎅
新しいサンタがやってきました。 このプレゼントを抱えたかわいいサンタはUSヴィンテージ品ですが 状態も良好でいいお買物でした。 この子もブローライトです 前からいるサンタとおなじくらいのサイズかと思っていたら ひとまわりくらい大きかった。 ちなみに左側の子…
小さな世界
雑貨
冬といえば?季節を感じる5つの魅力をご紹介
寒い冬がやってきましたね。皆さんにとって「冬」と聞いて思い浮かぶものは何ですか?コタツでぬくぬく過ごす時間?それともキラキラ輝くイルミネーション?この記事では、冬ならではの楽しみを5つピックアップしてご紹介します!寒さがちょっと苦手な方も、この記事を…
気になったことまとめ 人生修行中 修行僧
読書
音楽ライブ
突然だが、あなたは音楽ライブに訪れたことがあるだろうか 私は結構行っていると自負している 音楽が大好きなので行っているのだが、程々な悩みがある まず最初に言っておくと、生の音楽ライブは大好きだ しかしそれと同時に苦痛でもある 音楽ライブというのは嫌なこと…
tutumashikuの日記
郵便ポストのち衝突未遂
退職届けを出すため、用事のついでに郵便ポストへと向かう 期限は10日余裕がある、珍しく余裕をもって行動している私 その背景には、最近自堕落すぎる生活をしすぎた反動があった シャキッと気を引き締める一つとして退職届けを出すが存在していた 徒歩3分だが用事…
tutumashikuの日記
真夏の夜の夢かと思った話
あれは忘れもしません。 わたしが今の会社に入社し、初出社した日の夜のことです。初めての事務所、初めて会う人達、初めての仕事と初めて尽くしの挙句、パワハラの洗礼まで受けたわたしは、猛烈に疲弊していたにも関わらず、一日中緊張していた煽りか、お目めパッチリ…
愚者は風にかく語りき
雑談
26歳女断捨離④トラウマがえぐい
最近彼氏が地元に強制送還されました。 私たち2人は親がヤバいと言う共通点があり お互いに状況的にめちゃくちゃ時間が空いてしまったので それを埋めるようにめちゃめちゃ掃除したり 本を読んだり 精神科医のYouTubeを見たりしています。 親を責めたりはしないです。 …
断捨離で汚部屋脱出 ミニマリスト寄りの綺麗好きになるブログ
Bambu Lab A1 Miniで製作可能なエンクロージャー付き小型CoreXY 3Dプリンターの紹介
TL;DR ここしばらくの間、小型3Dプリンターの製作を進めていました。現在、製作している「Fraxinus 00cw」は次のような3Dプリンターです。 USB-C PD 65W給電で動作する、小型CoreXY 3Dプリンターです。 本体サイズはエンクロージャー込みで186(W)x160(D)x184(H)mm、造…
c-bata web
固くてヌケない
日立の古いスライドマルノコの修理依頼。 スライドのポールの動きが悪いので直してほしいとのこと。 さすがに部品打ち切りなので(あっても市販品の方が安い) 市販のボールブッシュを取り寄せました。 ところが叩いても硬くて抜けません。 新品のボールブッシュで叩く…
大工道具屋のひとりごと
CoCo壱番屋新メニュー『The海老スープカレー』5辛で実食!!スパイスの効いたスープカレーはしっかり海老エキスが感じられ美味し!!
読みにきていただきありがとうございます。 カレーとラーメンと唐揚げ率の高いクッキング父ちゃんです。 12/1はCoCo壱から新商品が発売されるってことなので早速やってまいりました!! 今回の新メニューは、「The海老スープカレー」と「ローストチキンスープカレー」…
クッキング父ちゃん食べ歩き食レポブログ
クッキング父ちゃん的孤独のグルメ食レポ
【ベストを更新し続ける森山ベガルタ】J1昇格プレーオフ準決勝 V・ファーレン長崎vsベガルタ仙台
さて、今回はJ1昇格プレーオフ準決勝、V・ファーレン長崎戦を振り返ります。 ↓リーグ最終節のレビューはこちら khigu-soccer.hatenablog.com スタメン 前半 (1)ボールを持たせることに成功した仙台 (2)出口となる中島元彦 後半 (1)長崎の変化と突き放した仙台 (2)引き…
ヒグのサッカー分析ブログ
Jリーグ2024
最近のRedash
SREの菅原です。 この記事はカンム Advent Calendar 2024の4日目の記事です。 最近のRedashの開発状況について、知っている範囲ですこし書いてみたいと思います。 redash.io Redashといえば様々なデータソースをSQLを使って可視化できるBIツールで、カンムでも業務のデ…
カンムテックブログ
はてなブログ for DevBlog
香港ディズニーランドホテルの無料アクティビティ 子連れHKDL#4
雨が激しく、早めにアウトした2日目。夜はホテル内で楽しむことにしました。 インパの様子はこちら 隠れミッキー探し ボードゲームの貸し出し インパの様子はこちら www.oukakreuz.com www.oukakreuz.com 隠れミッキー探し ホテル内の隠れミッキーを探すとプレゼントが…
欲しがります負けたって
はてなブログPro
香港ディズニーランド(HKDL)
ソファ問題が解決!?
Yonsei UniversityのJineon Baekという人がプレプリントサーバ arXiv にソファ問題を解決したとするプレプリント"Optimality of Gerver’s Sofa"を投稿している。arxiv.org119ページの大論文だ。 ソファ問題(英語では the moving sofa problem)と呼ばれる1966年来の未…
INTEGERS
docker buildx bake で高速並列ビルド
Docker ビルド職人の朝は早いーー 毎日コンテナイメージを山ほどビルドしては捨てている皆様、おはようございます。 ビルドの速度はそのまま CI にかかる時間だったりするので、短縮には余念のないことと思います。 レイヤのキャッシュやマルチステージビルドといった…
誰かの役に立てばいいブログ
Programming
「助っ人外国人」の残留メンバーを見て思ったこと
3人の助っ人外国人が残留 楽天イーグルスは、今シーズンの助っ人外国人のうち、ソン、ターリー、フランコの3人と来シーズンも契約を結ぶと発表した。もう一人いた「ポンセ投手」はハズレた。 詳しくデータ分析したわけではないが、今シーズンの働きぶりを見た感覚と…
わしろぐ
楽天イーグルス
『ちゃっと(茶土家)』清水駅併設の立ち呑み居酒屋がOPEN!
少し早めの一杯にも!清水駅階段横の立ち呑み居酒屋! 清水区真砂町、JR清水駅西口の階段横に2024年12月1日にオープンした立ち呑み居酒屋。9月末に閉店された、元CoCo壱番屋さんだったテナントです。 ASTY静岡に出店する【炉囲土】さんや【三田菜】さんと同じグループ…
みなと町でも桜は咲くら静岡市
静岡グルメ
【今週のお題】「手土産」をテーマにブログを書いてみませんか
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0からはじめる収益化
3巻まで持ってる本を調べたらもう10
最近今までとは違う考え方になってきたことがあって、それは子供についてです。 私は約20年前に、妊娠したことがありますがその際は、人工妊娠中絶しています。 自分が妊娠を途中でやめて出産しなかったことについて、なぜなのだろうとか、一般的に信じられている倫理観を背景に自分を責めたりとかもずっとしてきましたが最近思っているのは全く違うことです。 子供産まなくてよかったな、こう思うようになりました。 ものすごくあからさまに言ってしまえばこの世は苦しみに満ちていて、 その苦しみの中で子供を産んで その子供に「幸せになってね」っていうこと自体、かなりの無理ゲーを強いていますし また、「幸せになってね」っていう親本人が、 何が幸せか全然わかってないケースがほとんどです。 たかだか2世紀ちょっとの歴史の資本主義のドグマに、人生の時間を全振りしろ、という 親が多いように思いますが、資本主義の本質は、 不要なものを必要なことに見せかけて経済を拡大しながら、より多くの分け前をとる ということだと思いますがその中で必須なスケールは「人と比べる」ということです。 あの人に比べて多い、少ない(優越、劣等)、これをやり続けるとどうなるかというと 一番このスケールにおいて「勝ってる人たち」だと思われるイギリス王室でさえ、 ダイアナさんがメンヘラになるとか、結局どこまで行っても 幸せになれてないわけで、終わりがないし、果たしてそれは幸せなのか?という。 話は変わりますが、人の行動の原動力になる唯一のもの、 それは「孤独感」です。 最近、占いの仕事をさせていただくことが結構あるのですが、 みんな、一言で言うと孤独になりたくなくて悩んでいる。 お金がないのも、友達がいないのも、恋人と別れたのも、 なぜ悩むかというと孤独を想起させるから。 孤独感を覚えると死を連想して恐れるんだと思います。 子供を作る行為、その動機の中にまったく、一切 「自分の孤独感を軽くしてくれる存在」が欲しい、 これを思わない親はいないんじゃないかなと思うと、 「孤独ぐらい自分で向き合いなさいよ」 と思ったりするのです。 あと、何度かこのような発言を聞いたことがあります。 「自分一人だけだと自殺してしまうと思ったから、子供を産んだ」 「子供がいるから頑張れる、子供がいなかったら離婚していた」 これって美談じゃないと思うんですよ...
ふと今日、チャートを見て思ったことを書いてみます。 たぶん今後円の価値は下がり続けます(対ドルでも、ユーロでも円安になる)。 ドルはたぶん120円はつけてくると思う、2,3年ぐらいでそうなるんじゃないかな。。。 ユーロはおそらく今後10年ぐらいで160円とか行くんじゃないだろうか。 ああ、でもまっすぐ行くわけじゃなくて、円高に戻りをつけながら徐々に 下値を切り上げて向かっていくので今から円安方向に全betしないでくださいね。 普段は1時間足と1分足でしかトレードしてない私なので、 超長期的にみて120円になろうが、160円になろうが別にいいんですけど、、、 ボラとチャートの形だけ見てるので、値段がいくらかとかも正直見てないこともあるぐらいなので。 ただしね、自分は日本円を集めて銀行預金も円建てなので 相対的にはめっちゃ損するわけですよ。 じゃあ、ドル建てとかで貯金するかーってなるけど、 日本円を海外口座に送金するのはまずめちゃくちゃ大変(手数料もバカみたいに高い・・・) まあこれちょっと調べていこう、、、ってなりました。 (ソニー銀行ってどうなん??) で、最近、 ちゃん社長さんのnote を読んでいるのですが、 ちゃん社長さんっていうのは私と同じロスジェネ超氷河期世代の方で、 マレーシアでコンテナリースの会社を経営している日本の方ですが、 彼も円安進行すると予言していますね。 彼は日本はインバウンド大国になるしかない、、、と書いてます これは私の予想なんですが、2050年位までの超長期で見ると、日本経済収縮と共に円の価値は確実に下がり、円安が進みます。本来は輸出産業にはプラスですが、イノベーションの停滞により、輸出できるもの自体が減ります。最終的に円安の恩恵に預かるのはインバウンドだけになり、観光客が爆発します。 https://twitter.com/Malaysiachansan/status/1414007826221961216?s=20 インバウンドって何かって言ったら、もう 輸出できるものがない(イノベーションも起こせず、資源や製品も輸出できない)ので、 土地のもつ歴史や観光資源で食っていこうというそういうことなので、 ほぼ一次産業みたいなもんかなって思うんだけど、 (素敵な農家さんみたいな) それでふと思ったのが、 これから生まれてくる子供...
この本は、山下良道さんの本です 。 著者の山下さんは日本の曹洞宗の僧侶から出発し、テーラワーダ仏教の比丘になり、比丘をおやめになって現在は日本で瞑想と仏教3.0(初期仏教と大乗仏教の融合)を教えられている方です。 私にとってはとてもいい本でした。 私の震災後の人生について、自分がなぜこういう生活を送っているのか、、、そのことを客観的に理解させてくれた本でした。 震災前からそもそも私にはACという自分で握りしめているバックグラウンドがありました(母が子供虐待、その後自殺。父がモラ、養育費不払い等)。 それで自分なりに自立ということに対してすごく執着して生きてきました。 家が安全ではなかったので、とにかく自分が安全になれる場所が欲しい。 氷河期でしたが運よく、割と大企業、やりがい実現できそうな仕事に就くことができました。しばらくは安定していたのですが何かものすごく違和感を覚えるようになってきました。 そんな時に震災が起きました。 原発事故で心がぐらぐらに揺れたし、日本はもう変わってしまったと、あの頃どこまで自覚していたかわかりませんが、 死ぬかと思いました。 そのぐらい危機を感じ、 まずは政府、それから東京電力を責めました。 そして歴史を調べていくと、 明治維新のころから日本は、日本人は大体マインドが東電なのだと 「 失敗の本質 」を読んだのもこのころです。 そこには、「計画が間違っていると判明しても、軌道修正をしない」「上層部が責任を取らずどこまでも現場の自助努力で何とかしてきた」日本の伝統がこれでもかというほど例示されていました。 あー日本ってこうだわ、ずっとこうだった。 戊辰戦争のころからこうだわ、、、、 と思いつつ「そんな日本を変えたい」と思い(すげえな・・・w)、 福島の衆議院選挙に知人を立候補させたり(これで躁うつ病になった)、 いろいろしました。 世の中が変われば自分の苦しみは消えるだろうと思いました。 世の中を変えるということは、逆説的に言えば、世の中を動かしている人たちは悪である、ということを私が認識している、ということなのですが、 この世界観で選挙を戦った結果、私は悪に敗れました。 その時面白かった現象は私たちは脱原発を絶対に正しいと信じて 福島県いわき市のいわき駅前で街頭演説をしていましたが、 そんな原発のおひざ元で受けたのは賛同の拍手...
私が個人トレーダーになってよかったなと思うことのひとつは、 幸せになったことなのですが(笑)、 幸せって、お金稼げるから幸せという意味ではなくて、、、(はじめはそれが目的だったけど) やっぱり、自分にウソをつかなくて済む生活が送れるようになった、 これは大きいなーと思います。 あと、トレードの考え方。これを身に着けることによって人生が飛躍的にはかどった感じがします。 私は、ACで長年苦しんできました(母親が子供虐待&その後自殺、父親がモラ)が、 本当に苦しんでいたので、 本当にいろいろやってきました。 ちょっと話は芸能ネタ? に迂回しますが、、、 小林摩耶さんというアナウンサーさんが、 妹さんを若くしてなくし(34歳だったとか・・・)、 それで精神のバランスを崩して、怪しい整体師と結婚してしまった、、、 そして、最近、離婚されて、4年ぶりに洗脳が解けた! とかいって みんなが良かったねみたいなことを言っているのをネットでみましたが、 私の感想はこうです 「たった4年で済むとはさすがや・・・」と。 小林摩耶さんは、頭のよい、素直な方なんだろうと思います。そして運もよいと思います。 苦しみの沼にはまって一生そのままの人もたくさんいますから・・・ 私ですか? 母が自殺して17年ぐらいですね。 トレードの考えが身についてから数年たちますが、それでようやくラクだ! あれ? 人生って、、、結構いいものでは? と実感できるようになったのは。 それまでは、スピり倒しましたし、精神医学も手あたり次第学び、 自分でも精神保健福祉士の資格も取り、、、まーいろいろやりました。 神社仏閣にも異様に詳しくなりました。瞑想もしたし(これは今もしてます)、 仏教の勉強や聖書の精読(これも今もしてますw)、 手あたり次第にやりました。とにかくラクになりたい、、、と。 だから、4年! 早い! すごい。さすが。という感想でした。 で、、、トレードの考え方を身につけたら楽になった、これってじゃあどういう考え方なのよ、ということが気になる方のために(もしいれば)、 私がお金が稼げるようになっただけではなく、人生がラクになったトレードの考え方、これを書きます。 「原因を探さない」 これです。 トレードって、上がってるときに買って下がり出したら売るとか、 下がってるときに売って、上がりだしたら買い戻す...
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さとうじゅんこ 11/7up!
2024.12.7
どうぶつ音楽会
さいたま市文化センター(南浦和)/11:00-
2024.12.15
東京の空の下、アコルデオンは歌い花は咲く
クリスマスソングとシャンソンの夕べ
chaabee(門前仲町)/ 18:00-
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2024年 09月 23日
フラナリー・オコナー『フラナリー・オコナー全短編』
先日、出張の車中で『サヴァナの王国』という新潮文庫の新刊を読んでいたところ、思いがけない名前に出会った。2022年に原著が発表され、ゴールド・ダガー賞を受賞したこの小説自体もアメリカの暗黒の歴史が色濃く刻まれたジョージア州サヴァナと呼ばれる地域をめぐるかなりきつい暗黒小説であったが、その中で登場人物がフラナリー・オコナー、サヴァナで生まれ、短編の名手として知られながら40年ほどで短い生涯を終えた女性作家に何度か言及しているのだ。
うちの女性たちはフラナリーを読もうとしない。サヴァナが舞台だから、去年「精霊の宿る宮」を読ませてみたけれど、やっぱり反応は芳しくなかった。だって、モルガナ、登場人物がみんなグロテスクなんだものって、彼女たちは言うの。みじめったらしいって。
そういえば最近復刊された彼女の短編集を確か求めていたはずであったと書棚から取り出してみる。「精霊の宿る宮」も含まれている。かくして長い迂路を介して私は初めてこの作家の短編を通読することとなった。なるほど、かなりグロテスクな内容だ。
昭和の時代に発表された小説を読む時(本書が最初に訳出されたのは2003年)、本書の巻末にある次のようなエクスキューズが記されていることはもはや通例といってもよい。
本文の人種、身分、身体障害、精神障害に関する表現には、今日の人権感覚に照らして不適切と思われるものがあるが、時代背景は作品の価値、作者の意図などを考え原文を尊重した訳文とした。
本書においてはまさにこれらの人権的にネガティヴな感情が主題化されている。「全短編」と題されたちくま文庫版のうち、上巻には彼女の最初の短編集「善人はなかなかいない」と初期作品6篇が収録されている。「善人はなかなかいない」の原著は1955年、彼女が30歳の時に発表されている。オコナーは難病に苦しみ、39歳で早世したとのことであるが、大学に修士論文として提出されたという初期作品と彼女が注目を浴びるきっかけとなった短編集の間に大きな開きはなく、早い時期から完成された文体と独特の世界観を持った作家であることがわかる。
このレヴューではまず冒頭に収められた表題作「善人はなかなかいない」という短編について全編を要約する。このとんでもない短編を一読する時、短編集に通底するグロテスクさが理解できるだろうと考えるからだ。
「おばあちゃんはフロリダへ行きたくなかった」という一文で始まるこの短編はこんな内容だ。登場人物はおばあちゃんと息子のベイリー、その妻(小説の中では母親と呼ばれ、名前は記されていない)、ジョン・ウェズリーとジューン・スターという8歳と彼より年少の行儀が悪く、口汚い兄妹。さらにもう一人、生まれたばかりの赤ん坊。冒頭の文章が暗示するとおり、彼らは車でジョージアからフロリダに向かう。旅行の目的は特に記されていないから物見遊山であろうか。おばあちゃんはフロリダには監獄を脱走した「はみだし者」を名乗る一群の男たちが向かっているから、行き先をテネシーに変更しようと新聞を片手に懇願するが、孫たちは汚い言葉でそれに応じ、結局一家は早朝に車に同乗してフロリダに向かう。おばあちゃんは連れていくと知られれば車に乗せてもらえない猫を籠に入れてひそかに車内に持ち込む。五人は途中のモーテルで食事をする。大人たちは最近では善人はなかなかいないと愚痴をぶつけ合い、子どもたちはこましゃくれた言葉でモーテルのおかみさんをののしる。再び出発した一行はおばあちゃんが昔訪ねたことのある「秘密の壁板」がある大農園屋敷に立ち寄ろうとするが、途中で籠から飛び出た猫が運転中のベイリーに飛び乗ったため車が横転する事故にいたる。怪我を負って助けを求める家族の前に現れたのはなんと監獄から脱走した「はみだし者」たちであった。自分たちの正体が見破られたと知った男たちは、最初にベイリーを、続いて妻と子どもたちを森へと連れ去っては銃撃する。イエス様が彼らを救ってくれるかという問答をした後で、男は残されたおばあちゃんにも弾丸を打ち込む。
この要約だけでも、なんともグロテスクで救いのない、暴力的な短編であることが理解されよう。この短編にはオコナーの小説を通底するいくつかの主題がすでに明らかである。まずはアメリカ南部、ジョージア州というトポスだ。私はアメリカの地理や歴史に詳しいわけではないが、最初に触れた「サヴァナの王国」を通読した印象として、この地がアメリカの奴隷制度の拠点であり、おそらくはこの短編集が執筆された当時においても黒人差別が苛烈であったことが理解される。(キング牧師らによる公民権運動が起こったのはまさに本書の原著が発表された同じ時代である)後述するとおり、本書には「黒いやつら」と表記される黒人への差別意識が一貫している。一方でこの短編集には、先の「おばあちゃん」と「はみだし者」の対話が暗示するとおり、カトリック教徒としてのオコナーの位置も明らかである。つまりアメリカ南部に生きるカトリック教徒が抱きうる世界観が反映されており、それは収録された作品のいずれからも明らかなとおり、きわめて矛盾に満ち、苛烈な認識であったはずだ。奴隷制度に由来する黒人差別という現実をカトリックの教義といかに両立させるかという問題はアメリカ南部に生活する作家にとっては真剣な課題ではなかっただろうか。いくつかの短編に「分をわきまえた黒いやつ」という言葉が登場するが、自分たちに従属している限り存在を認めるという、まことに白人にとって都合のよい、差別的な認識が当時、この地域に共有されていたことが理解される。かかる気風を反映しているためであろうか、オコナーの短編は多くがざらついた、救いのない読後感を残す。
印象に残ったいくつかの作品について短くコメントしておこう。まず「人造黒人」は老人と少年、ミスタ・ヘッドとネルソンのアトランタ旅行を主題としている。朝5時過ぎに電車に乗ってアトランタに向かう二人にとってアトランタはほぼ未知の都市であり、そこでは「黒いやつら」との邂逅を含めて想像もできなかった事件が連続する。道に迷い、小さないさかいの後、老人は都会の路頭でトラブルに巻き込まれた少年が自分の身内であることをひとたびは否定する。(私の見立てではこれはペテロによるキリストの否認の反復だ)夜になってなんとか帰宅するや、老人は一種の宗教的改心を自覚し、少年は「アトランタに行けてよかったが、二度と行かない」と独白するのであった。見知らぬ土地での困惑と恐怖、不信がないまぜになった短編の背景にはニグロフォビアとでも呼ぶのであろうか、黒人への恐怖感が透けてみえる。あるいは「田舎の善人」は狩猟事故によって片足に義足をつけた娘とその母のぎすぎした関係、そこに闖入する聖書を押し売りする青年の物語であり、娘はジョイという名を「音のきたない」ハルガへと改名して母への抵抗を示す、理解や優しさとはかけ離れた最後の場面にいたるまで緊張感がみなぎる掌編である。さらにこの短編集中で最も長い「強制追放者」はナチス・ドイツによってヨーロッパから追放された人々の通称をタイトルとして、ガイザックという亡命ポーランド人が登場する。カトリックの神父を介して亡命したガイザックはおそらくはアメリカ南部のミセス・マッキンタイアの農場で働くこととなる。そこにはすでにショートレイ夫妻という貧農と黒人たちも働いていた。トラクターをはじめとする農耕機械の運転に秀で、熱心に働くガイザックは最初、ミセス・マッキンタイアに気に入られるが、農場主と亡命者、貧農、黒人という戦時下のアメリカ南部の縮図のごとき関係性は次第にきしみ始めて、悲劇的な結末を迎える。
ここに収められた短編はいずれも人種、障害、階級といった問題をめぐる差別や分断を主題としている。オコナーは時に独特のユーモアを交えながらも、それらを私たちの前に投げ出すだけであり、解決や和解、奇跡を示すことはない。例えば人種問題に関して「床屋」という初期短編においては人種差別に反論しようとする男の喜劇的な努力が活写されている。しかしながら作者は決して教条的に人種差別反対を叫ぶのではなく、黒人に対する恐怖と差別が瀰漫する50年代のアメリカ南部の社会を切り取って示す。私はここで描かれた情景に今までも何人ものアメリカの作家を通して馴染んできた気がする。黒人や貧農をめぐる暴力の連鎖はフォークナーからコーマック・マッカーシーにいたる骨太の作家たちが常に主題としてきたところであり、あるいは本書の時代背景から私は直ちにこのブログでもレヴューしたカーソン・マッカラーズ(今、確認したところマッカラーズもまたジョージア州生まれである)の「啞のギリシャ人」が登場する傑作を連想した。オコナーが短編の名手と呼ばれるゆえんはO・ヘンリー賞を四回受賞したことにあるらしいが、都会的で基本的に善意に満ちた人間関係が描写されるヘンリーと土俗的で悪意に満ちたオコナーの短編はむしろ正反対の特質を宿している。それはニューヨークとサヴァナ、洗練された北部と土俗的な南部の差に還元されるのだろうか。どの短編であったか、「風と共に去りぬ」のプレミアム上映会に招待されるエピソードがあったが、瞥見される差別性のゆえに今日では上映されることが少ないこの映画と本書のテイストもまたよく似ている。(黒人であれば分をわきまえろ)先にこのブログでポール・オースターについて論じたが、現在においてもアメリカにはオースターに代表される知的で抽象的、前衛的な小説家たちと例えばコーマック・マッカーシーのごときごつごつとした手触りの一筋縄ではいかない作家たちが存在する。オコナーの傍らに例えばフィツェジェラルドを置く時、かかる分裂がアメリカ文学の脈々たる伝統であることも理解される。一国の文学史の中にこのような分裂をはらむ例を私はほかに思いつくことができない。
本書を読んで私はあらためて、文学が倫理より上位に位置することを確信した。人種差別、障害者への視線、支配と被支配、確かに今日、私たちはこれらの短編の中で露骨に示される不正義を批判することができるだろう。しかしそれは私たちがポリティカル・コレクトネスという批判の余地なき大義が瀰漫する、同様に不自由な社会に身を置いているからにすぎないのではないか。私たちの常識、倫理性も異なった人権感覚に照らせば不適切な、きわめて相対的な内容であるかもしれない。本書で私が感銘を受けたのは誰が正しいとか、何が正義かといった問いではなく、陋劣な現実に対抗する作家の(この場合は多分にキリスト教的な)覚醒が登場人物をとおして、まぎれもない文学の言葉として私たちに提示されているからだ。やや長くなるが、この点を明確に示すパッセージを最後に引用してレヴューを終える。「人造黒人」の最後、アトランタから帰還した老人、ミスタ・ヘッドが宗教的改心を体験する場面だ。
すると憐みの働きが老人の誇りを炎のようにおおい、焼き尽くした。これまで自分が大罪を犯した罪人だと思ったことはなかった。だが、こういうほんとうの堕落でありながら、しかも堕落した当人が絶望に陥らないように、これまでかくされていたのだとわかった。時のはじめ以来、自分の心にアダムの原罪をやどした時から今にいたるまで、つまりあわれなネルソンとのつながりを否定したときにいたるまで、自分の罪は赦されていると悟った。自分が犯したとはっきり認められないほどおそろしい罪など存在しない。神の愛は、神の赦しに釣り合うほど大きいのだから、自分はこの瞬間、天国に入れるようになったのだ。
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# by gravity97 | 2024-09-23 21:00 | 海外文学 | Comments(0)
2023-07-16
■
大室佑介さんの新作《Haus-012》(2023年竣工)を見学。『精選建築文集1 谷口吉郎・清家清・篠原一男』のトーク(2月26日)で、大室さんが谷口吉郎ファンであることを知ったからか、エントランスの作り方はどこか谷口自邸(1935年竣工)を思わせる。
今日の住宅もやはりシンメトリー。しかし幾何学の骨張った印象はなく、新築ながら生活のイメージが漂い、なんとなく懐かしさすら感じさせる。大室さんの手製の建具や手摺り、内装の仕上げの「普通さ」も影響しているだろうか。とはいえ間口が狭く奥行きが深いぶん、大室さんの他の作品(http://www.ichiku.org/portfolio/works/)と比べて、体験としてのシンメトリー性は強くないだろう。むしろ内外とも斜め方向に伸びる垂直性・水平性が強い。
シンメトリーの他にも様々な部分で正方形や白銀比が使われているようだけど、そういう知的な操作の存在を知ることは、実際にそこに暮らす住人にとってどんな意味があるだろうか。生活と無縁の衒学的なものと受け止められてしまう場合もあるとしても、空間に潜む古典的・調和的な秩序を認識することで、垂直・水平の動的な体験を相対化し、より重層的な場の知覚をもたらすのではないか、という気がした。
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richeamateur 2023-07-16 00:00 読者になる
2024-07-22
メモ
◇ アナ・メンディエタはどこ?
https://whereis-projectinjapan.studio.site/
◇ New York Timesが選ぶ21世紀の100冊の邦訳リスト - YAMDAS現更新履歴
https://yamdas.hatenablog.com/entry/20240716/best-books-21st-century
◇ テクノ封建制の時代へようこそ──クラウド農奴と現代の封建領主たち | WIRED.jp
https://wired.jp/article/sz-yanis-varoufakis-technofeudalism-interview/
◇ メディア効果論 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E8%AB%96
◇ 先有傾向(せんゆうけいこう)とは? 意味や使い方 - コトバンク
https://kotento.com/2023/04/08/klapper/https://kotobank.jp/word/%E5%85%88%E6%9C%89%E5%82%BE%E5%90%91-1354620
◇ 皮下注射モデル - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%AE%E4%B8%8B%E6%B3%A8%E5%B0%84%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB
◇ メディア効果論 | 社会心理学
https://kagaku-jiten.com/social-psychology/society/media-effect-theory.html
◇ ネガティブ・ケイパビリティ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3
◇ ソール・バス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9
◇ 県美の「名画」 偽物かも… ジャン・メッツァンジェ 自転車乗り 天才贋作師、ネットに酷似作品 徳島 /徳島 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240718/ddl/k36/040/299000c
◇「まさかコレが…」学芸員も驚いた!高知県立美術館所蔵の1800万円絵画「少女と白鳥」に贋作疑惑 « 高知のニュース - 高知さんさんテレビ
https://www.sunsuntv.co.jp/news/2024/07/2748051
◇ ドイツの天才贋作師、美術界をだまして億万長者に - CNN.co.jp
https://www.cnn.co.jp/style/arts/35201471.html
◇ The Awful Truth with Michael Moore s02e05 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lYhBtt2mpjM
◇ Ficus for Congress - The Awful Truth with Michael Moore (part 1 of 3) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wqa_bhwA-1E
◇ Asian Avant-Garde Film Festival at M+
https://aagff.mplus.org.hk/
◇ Kazuyuki Takezaki: Before Spring - 47 Canal
https://47canal.us/exhibitions/before-spring
◇〈hirvi Acousmonium live 2024〉を終えて ~アクースモニウムについての走り書き~|よろすず
https://note.com/yorosz/n/na81cb348b36d
◇ ネストール・アルメンドロス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B9
◇ 太田三郎 (芸術家) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E4%B8%89%E9%83%8E_(%E8%8A%B8%E8%A1%93%E5%AE%B6)
◇ Danny Lyon's Photography Is a Great Lesson for the Trump Era
https://www.vulture.com/2017/02/danny-lyons-photography-is-a-great-lesson-for-the-trump-era.html
◇「サイボーグ宣言」ダナ・J・ハラウェイ – artscape
https://artscape.jp/artword/5972/
◇ 1140夜 『猿と女とサイボーグ』 ダナ・ハラウェイ − 松岡正剛の千夜千冊
https://1000ya.isis.ne.jp/1140.html
◇ Small File Media Festival – The Cinematheque | Simon Fraser University
https://smallfile.ca/
◇ Gastr del Sol – We Have Dozens of Titles – centralregionblog
https://centralregionblog.wordpress.com/2024/05/30/gastr-del-sol-we-have-dozens-of-titles/
n-291 2024-07-22 01:52 読者になる
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2024 / 7
2018年11月13日 (火)
今書いている本『倭国神話論の刷新 タカミムスヒとカミムスヒ』の「はじめに」
いま書いている本の「はじめに」ができましたので、アップしておきます。
完全にこのままになるかどうかは分かりませんが、私は本の執筆のある段階で「はじめに」を書かないと続きが賭けない方なので、書きました。これが書けたということで順調に進むことを予期しています。
『倭国神話論の刷新 火山と竈の至高神、タカミムスヒとカミムスヒ』
はじめにー忘れられた神
神話の至高神は天照大神か
「葦原の千五百秋の瑞穂の国は、是、吾が子孫の王たるべき地なり。爾、皇孫、就でまして治せ。行矣(さきくませ)。宝祚の隆えまさむこと、当に天壌と窮り無けむ」
(『日本書紀』神代、第九段、第一の一書)
現代語訳「葦原の広がる豊かな水の国は、私の子孫が王となるべき地である。お前は、皇孫として、そこに降っていって治めよ。祝福されて行け。天の後継者が隆盛することは、天地が窮まることがないのと同じであろう」
これは『日本書紀』の「天孫降臨」条(第一の一書)に伝えられた、女神天照大神(アマテラス)の発したいわゆる天壌無窮の神勅である。アマテラスが、その孫の天津彦彦瓊々杵尊(ニニギ)が下界に下るにあたって与えた神勅であって、この神勅をうけてアマテラスの子孫、ニニギの子孫として天皇家が万世一系の王統を維持し、「葦原の千五百秋の瑞穂の国」(日本)を統治するという訳である。
現在、「天上無窮の神勅」といっても、すでにほとんどの人が読んだことはないだろうが、第二次大戦が終了するまでは、これはたいへん有名な文章で、これを聞いたことがない人はいなかった。たとえば一九三七年、日中戦争が始まる三ヶ月ほど前、文部省思想局が発行した『国体の本義』は、その冒頭「第一 大日本国体 一肇国」を「大日本帝国は、万世一系の天皇皇祖の神勅を奉じて永遠にこれを統治し給うこれ、我が万古不易の国体である」と始めている。傍点部の「天皇皇祖の神勅」が右の「天壌無窮の神勅」であった。『国体の本義』は続けて、「而してこの大義に基づき、一大家族国家として億兆一心聖旨を奉体して、克く忠孝の美徳を発揮する。これ、我が国体の精華とするところである。この国体は、我が国永遠不変の大本であり、国史を貫いて炳として輝いている。而してそれは、国家の発展と共に彌々鞏く、天壌と共に窮るところがない。我らは先ず我が肇国の事実の中に、この大本が如何に生き輝いているかを知らねばならぬ」と説明する。続いて『国体の本義』は伊弉諾(イザナキ)・伊弉冉(イザナミ)の男女の神による国土造成神話を説明した後、この二神が「先づ大八洲を生み、次いで山川・草木・神々を生み、さらにこれらを統治せられる至高の神たる天照大神を生み給うた」としている。
続いて、一九四一年に同じく文部省の教学局の公定した『臣民の道』はアメリカに対する宣戦布告の五ヶ月前にあたる。そこでは『国体の本義』よりもさらに明瞭に日本の「国体」は天照大神の子孫としての現人神である天皇が国家を統治することにあることが述べられている。「国体は我が国永遠不易の大本であって、天壌と共に極まるところがない皇祖天照大神は皇孫瓊々杵ノ尊を大八洲に降臨せしめられ、神勅を下し給う」「歴代の天皇は天照大神の御心を以つて御心とし、大神と御一体とならせ給い、現人神として下万民を統べしらし給う」というのである。
またこの『臣民の道』はとくに「臣民」の忠義を強調する。一部引用すると、「我らの祖先は大方は名もなき民として、日に夜に皇国の富強に努めその繁栄に竭くし、忠良なる臣民としての生涯を送ってきたのである」「臣民の道は、皇孫降臨の際奉仕せられた神々の精神をそのままに、億兆心を一にして天皇にまつろひ奉るにある」「神勅を下し給ふて君臣の大義を定め、民の生くべき道を示され、(中略)臣民を赤子として愛撫せられた」「君臣の間に於いて現はれた最も根源的なものが忠であり、(中略)而して天皇と臣民との関係は、義は君臣にして情は父子である。神と君、君と臣とはまさに一体である」などとある。天皇と臣民の関係は、神と人間の関係、神とそこに一体化すべき臣下、民の関係であるというのである。このような君臣関係の捉え方は、すでに『国体の本義』にもあって、そこには「身分の高いもの、低いもの、富んだもの、貧しいもの」、「上に立つものー下に働くもの、それら各々が分を守ることによって集団の和は得られ」、その上に立って「君臣相和」などとあった。しかし『臣民の道』において、「民・臣下」の忠義の道がさらに強調されるようになっていることは明らかである。
ここにあるのは、アマテラスが「天壌無窮の神勅」によって現人神たる天皇に国家を統治する権限をあたえたという神話である。その観点からいえば、アマテラスが神話の「至高神」であるということは疑えないことであろう。実際、後にもふれるように『古事記』にも『日本書紀』にもアマテラスを「至高神」として扱う記事はいくつも存在する。またこれが現在の日本でも一つの常識的なものであることはいうまでもない。
このような歴史観、つまり「国体」の本質は臣民は天皇に対して敬神愛国の精神をもって奉仕することにあり、それによって「国史」は貫かれているという歴史観を、普通、皇国史観という。『国体の本義』と『臣民の道』の二つの文書は、この史観を国定の歴史の見方としたものである。それと対比するため、次に終戦の年の翌年一月に発せられた昭和天皇の詔書、いわゆる「人間宣言」の要点を引用してみよう。
「朕ト爾等国民トノ間ノ紐帯ハ、終始相互ノ信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ、単ナル神話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ。天皇ヲ以テ現御神トシ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニモ非ズ」
ここにいう<天皇は現御神であり、日本民族は他民族に優越する世界支配の運命をもっている>という「架空ナル観念」というものが、以上にみてきた『国体の本義』や『臣民の道』によって展開されたものであることはいうまでもない。現在になってみれば、この思想が有効でないのは自然なことである。
しかし、本書は、この皇国史観それ自体に立ち入って論ずることは課題としていない。私が問題としたいのは、その前提となっている神話の理解そのものであり、とくに倭国神話の中には天照大神ではない神話の至高神がたしかに存在したという事実そのものである。
つまり、『古事記』の冒頭には、次のように「天御中主神、高御産巣日神、神産巣日神」の三神が登場する。
「天地初めて発りし時、高天原に成りませる神の名は、天御中主神、高御産巣日神、神産巣日神。この三柱の神は、みな独神と成りまして、身を隠したまひき」
現代語訳。天地が始めて発生したとき、高天原に成った神の名は、天御中主神、高御産巣日神、神産巣日神であった。この三柱の神は、みな独神と成られて、身を隠しされた)
これによれば、天地の生成のとき、まず(1)アマノミナカヌシ(天御中主)という神、そして(2)タカミムスヒ(高御産巣日)という神、そしてタカミムスヒのペアのようにして(3)カミムスヒ(神産巣日)という神が登場したというのである。これらの神々は『古事記』序文でも天地が形成される前の混沌から初めて発生して「造化の首」(創造の最初)となったとされている。この順序からいけば、アマノミナカヌシ・タカミムスヒ・カミムスヒの、いわゆる「造化三神」こそが神話の「至高神」というにふさわしいものではないか。
それに対してアマテラスはもっと後に登場する。つまり、『古事記』によれば、この造化三神の次ぎには、(4)宇摩志阿斯訶備比古遲(ウマシアシカビヒコヂ)神、(5)天之常立(アメノトコタチ)神が登場し(以上を「別天神」という)、さらに(6)国之常立(クニノトコタチ)神、(7)豊雲野(トヨクモノ)神の二神がきて、次ぎに五組のペアの神がくる。(8)宇比地邇(ウヒヂニ)神、(9)妹須比智邇(イモスヒヂニ)神、(10)角杙(ツノグイ)神、(11)妹活杙(イモイクグイ)神、(12)意富斗能地(オホトノヂ)神、(13)妹大斗乃辨(イモオオトノベ)神、(14)淤母陀流(オモダル)神、(15)妹阿夜訶志古泥(イモアヤカシコネ)神、(16)伊邪那岐(イザナキ)神、(17)妹伊邪那美(イモイザナミ)神である(以上を「神世七代」という)。この部分は全体で「別天神」五柱、「神世七代」一二柱、総計一七柱となるが、文字数にすると決して多いものではなく、神名を並べただけで、その神名の意味も全体の文脈も解釈が定まっていない。そして、最後にイザナキ・イザナミの男女の神がきて、彼らが「天の浮橋」に立って「天の沼矛」でどろどろした海をかき回してオノゴロ島という島を作り、その上に天から降り立って性交して国土や神々を産んだという。その物語がイザナミの死とイザナキの地獄巡り、そして天照大神・月読命・須佐之男命の三貴神の誕生と続くことはよく知られているだろう。
たしかにアマテラスは「天壌無窮の神勅」によって天皇に国土の統治権をあたえたという点では「至高神」であるといえるかもしれない。しかし、アマテラスは、この長い神々の系図、神統譜の最後に登場するのであって、その側面からすると、神々の世界の中で至高神といえるかどうかは問題があるだろう。これは至高神といっても、その神がどのような意味で至高神であるかは厳密に考えなければならないということを意味する。そもそも、造化三神といわれるアマノミナカヌシ・タカミムスヒ・カミムスヒの三神はどういう神であって、その神とアマテラスはいったいどういう関係なのかを説明することなしに、ただアマテラスを至上神であるといっても、神話とその物語の理解としてはほとんど意味がないことになるだろう。
しかも問題なのは、実は「造化三神」こそ「至高神」であるという主張が古くから存在したことである。しかもそれは古く一二世紀以降に発達した伊勢神道で確認できる。伊勢神宮とは外宮を中心に展開したものであるが、そこでは神話の至高神はトップに登場するアマノミナカヌシであるという意見が強力に主張された。そしてそれを受け継いだ足利時代の吉田神道においても、徳川時代の垂加神道においても同じような主張は繰り返されている。
またなによりも徳川時代の「国学」の大成者、本居宣長はタカミムスヒこそが神話の「至高神」であるとした。本書で詳しくみていくように、『古事記』でも『日本書紀』でもタカミムスヒはいかにも「至高神」らしい姿と行動をみせており、この宣長の学説は、二三〇年ほどが経った今でも、実は学界では通説というべき位置をもっているのである。
奇妙なのは、それにも関わらず、現在の日本では倭国神話の「至高神」というともっぱら天照大神であるということになっていることである。他方、アマノミナカヌシやタカミムスヒなどの神が、現在の日本ではほとんど知られていない。神道について相当に深い信仰をもつか、あるいは神話に専門的な興味をもっている人々以外、ほとんどの人は、この神の名前を知らないのではないだろうか。アマノミナカヌシとタカミムスヒの両方の名前を知っている人は、日本の国籍をもつ人のうち一〇〇人に一人もいないのではないだろうか。
神話の至高神がどのような神であるかというのは神話を世界観として考える上では決定的な問題である。もちろん、ある民族の神話において至高神と考えることができる神が二人、または複数いるということはありうることであるが、その場合は、その複数の至高神の関係、つまり、ここでいえばアマノミナカヌシ・タカミムスヒとアマテラスの関係はどのようなものであるかというのは大問題になるはずである。ところが、日本社会で神話について語られる場合でも、これはまったく問題にならない。それどころかアマノミナカヌシ・タカミムスヒという神の名前さえも知られていないのである。
これはあまりに偏頗な状態であるといわざるをえない。世界各国では考えられない事態である。ヨーロッパでは一七世紀以降、ゲルマンやケルトなどの民族的な神話についての研究が進み、それはいわゆる国民国家の形成のなかで大きな位置をもった。これと同様に、日本でも早く一八世紀の「国学」において本格的な神話研究が始まったのは学術の歴史として誇るべきことであるが、しかし、もっとも肝心の神話の至上神の名前さえも多くの人びとが知られていない。日本の民族的な神話、というよりも「日本」という国号ができる前、九州から近畿地方を舞台に語られ、日本の国家形成の重要な条件となった神話についての本居宣長以来の研究はほとんど社会の中に知られておらず、神話の至高神の名前さえ十分には知られていないのである。
日本では人文諸科学の学者の常識と国民の知識の間に大きなギャップがあるということはよく言われることであるが、これはその中でももっとも大きなギャップというべきであろう。もとより、このようになった事情は、この国の近代の歴史が辿った蹉跌多い歴史に原因があったといえるだろう。つまり、日本では明治国家がアマテラス信仰を国定化し、第二次大戦中に、それが戦争の中で鼓舞された。これが、いわば「羹にこりて膾を吹く」というべき事態をもたらし、神話を一種のタブーとし、それについての知識を曖昧なものとし、結果として、伝統文化のなかでの神話の位置を大きく下げる結果をもたらしたことは否定できない。
しかし、このような奇妙な事態の責任を歴史の経過のみに求めることが許されるのであろうか。つまり『国体の本義』のイデオロギーによって遂行された戦争が無惨な結果を日本と東アジアにもたらしてから、すでに七〇年余になる。また本居宣長によって神話の本格的な学術的研究が開始されてから数えれば二三〇年以上の時間が経過しているのである。それにも関わらず、神話学・歴史学の常識が日本社会に知られていないのは、やはり神話学・歴史学の側にも相当の責任があるというべきなのではないだろうか。
この責任を果たし、新しく分かりやすい形で伝統的な神話の実像を説明し、それによって、一時はほとんどの日本人が信じていた<天皇は現御神であり、日本民族は他民族に優越する世界支配の運命をもっている>という「観念」が、どのような意味で「架空」であるかを説明すること。それによってこそ、『国体の本義』『臣民の道』の影響の下で人生を送った様々な人々の経験を追体験し、記憶し、再出発することが、本当の意味で可能になるのではないだろうか。それを終えなければ「日本人」にとって、あの戦争は終わったことにはならないのではないか。
2018年11月13日 (火) 神道・神祇 | 固定リンク
2018年10月31日 (水)
聖徳太子の憲法17条の「和を以て尊となす」は民主主義か
稲田議員の国会質問について毎日新聞の取材をうけてお答えしました。ただし、デジタル版などに掲載されたのは、このまったくの一部ですので、ここでオープンしてしまいます。
民主主義とは平等な諸個人が出自・職業・民族などの相違をこえて宗教・思想・信条などを含むすべての尊厳と自由を行使することであって、そのようなシステムが一応現実化したのは20世紀の普通選挙権の実施以降です(平凡社『大百科事典』民主主義の項目)。
しかし、現在でもたとえば男女平等の規定の追加が何度も妨げられたままで民族の平等規定も存在しないアメリカ憲法のようにひどい憲法も存在する状態です。
ですから、そういう民主主義が前近代の世界にはどこにも存在しなかったことはいうまでもなく、たとえばギリシャのデモクラシーも市民=奴隷主相互の平等にすぎません。
いわれる聖徳太子の憲法17条の「和を以て尊となす」は『論語』の一節、儒教思想ですので民主主義とは関係がありません。『国体の本義』も、その本質を「君臣相和」「上に立つ者と下に立つものの和」であって「理性から出発し互いに独立した個人の協調」とはまったく違うものとしています。『国体の本義』は五箇条の誓文のいう「公論」も同時に出された宸翰に「百官諸侯卜広ク相誓ヒ」とあるのを中心に説明しています。『国体の本義』は戦争中の国定思想でしたが、これらの説明は正しいでしょう。
問題はこのようなシステムとしての民主主義でなく、思想としての民主主義が日本にあったかどうかですが、東アジアで民主主義的思想の側面をもつといって問題ないのは、私は『老子』の思想であると考えています。しかし『老子』の思想は日本ではなかなかそのような形では受容されませんでした。また同じく『国体の本義』が日本の思想の基調をなした諸思想のうち、儒教と仏教を誉めあげながら『老子』の思想は「歴史的基礎のない個人主義におちいった」としているように前近代の日本国家は老荘の思想を拒否していたというのが正しいでしょう。
その意味では言説としての民主主義は日本ではなかなか難しい運命を歩んできたというのが妥当だろうと思います。
2018年10月31日 (水) 社会批評 | 固定リンク
2018年10月28日 (日)
ものぐさ太郎から三年寝太郎へ
以下、著書『物語の中世』(初刊、東京大学出版会、再刊2013年講談社学術文庫)の「ものぐさ太郎から三年寝太郎へ」の入稿データの全文公開です。ただし、図版・図はなく、また本作成の段階での校正追加は反映されていません。
ものぐさ太郎から三年寝太郎へ
はじめに
三年寝太郎・隣の寝太郎・力太郎
「三年寝太郎」は、今の子供たちもよく知っている昔話の一つであろう。寝太郎は三年と三月もの間、寝ほうけていたが、折からの旱魃で村人が苦しんでいるのをみて、急に起き上がり、大川から井手を掘って水を引こうといいだす。最初は馬鹿にしていた村人も、一人で井溝を掘り続ける寝太郎の姿をみて協力しだす。そしてとうとう、潅漑用水は完成し、日照りの時も水に困ることがなくなり、村は豊かになり、寝太郎も働き者の若者となって幸せに暮らしたというわけである。
我が家にある絵本、文・大川悦生、絵・渡辺三郎の『三ねんねたろう』(ポプラ社、一九六七年)では、寝太郎民話はさらに心をはげますニュアンスのものになっている。寝太郎は、本来は働き者の孝行息子だったが、働いても働いても暮らしは楽にならず、代官所や地主に年貢を納めてしまうと、これっぽっちの米も残らず、ひどい日照りの年に母親を失ってからはまったくやる気を失ってしまったという。つまり、寝ほうけていたのには十分な理由があったという訳である。そして、彼は実直で人の良すぎる、しかし、力持ちの大男に描かれている。村の子供たちは彼が大好きで、子供たちは寝太郎の家の前を通る時には、いつも「寝太郎どん、ねむり病気と違うんか。おいしゃさん呼んで、苦い薬のませたら、目さますやろ」などとはやしたてたという。寝太郎はまずはこの子供たちの協力をえて井堰を完成させたのである。
このような寝太郎物語の原型は、山口県山陽町厚狭に伝わった民話、「厚狭の寝太郎」にある。この民話は柳田国男が注目してはじめて有名になったものであるが、厚狭では江戸時代に寝太郎のお陰で数千町歩の荒地が開発されたと伝承されており、寝太郎の木像や、長者となった寝太郎を祭る「寝太郎荒神」という神社が残されているという(「隣の寝太郎」、『定本柳田国男集』⑧、筑摩書房)。
その話型の明るさが子供向けの絵本にふさわしいのだろう。我が家の絵本も、その「あとがき」に断ってあるように「厚狭の寝太郎」を原話としているのである。ただ、問題は、柳田が述べているように、一般に「隣の寝太郎」民話といわれている全国各地に残る寝太郎民話は、これとは相当趣向を異にするものであることである。寝太郎が寝てばかりいることは同じであるが、長者になった道筋は全然違う。寝太郎は隣の富裕な長者をだまして、その一人の娘を妻にしたというのである。ある正月元旦の明け方に寝太郎は、白鷺(あるいは鳩・鶏などの場合もある)を抱えて、隣との境の大きな椋の樹の梢に登って隠れ、そこから作り声をして「おれはこの土地の氏神である。娘には必ず隣の寝太郎を聟に取れ」とよばわった。そして寝太郎が放った鳥が鎮守の森をさして飛んでいくのをみて、長者はこの神のお告げをすっかり信じてしまい、「隣の寝太郎」はまんまと聟に納まったのである。
柳田は「唯一つの長州の例(つまり厚狭の例)を除く他、妙に求婚手段の成功の方に力を入れて説くものが多い」といっているが、戦後の関敬吾編の『日本昔話大成』によっても、厚狭のような寝太郎民話はほかに発見されてはいないようである。しかし、「厚狭の寝太郎」はまったく孤立した、単なる例外の作り話という訳ではないだろう。というのは、柳田国男の紹介している信州安曇郡の寝太郎民話では、笹を刈っていた若者が昼寝をしている内に、頭に二本の角が生えたとか、急に巨人に化してしまったとかで、三年の間、山中に隠れてしまったが、夜には返ってきて一人で自分の家の田植・田業を一晩のうちに片付けてくれたという。ここには、長者の娘との婚姻譚でめでたしめでたしとなるのではなく、同じように「大力」の労働で話が終わるスタイルの寝太郎民話を確認できるのである。周防と信州という遠く離れた場所に、同じ昔話の類型が残されていることは興味を引くところである。
そして、この大力の話が「こんび太郎」とか「力太郎」とかいわれる類型の民話と連続するものであることはいうまでもない。我が家には、文・今江祥智、絵・田島征三の『ちからたろう』(ポプラ社、一九六七年)の絵本もある。その原話は東北地方に伝承されたもので、貧しいジジ・ババが自分たちのコンビ(あか)を集めてコネだした「こんび太郎」が、あたかも桃太郎が食べれば食べただけ大きくなったのと同じように、大きく生長して「力太郎」となった。そして彼は妖怪をやっつけ、人身御供に捧げられようとしていた長者の娘を助けて、その聟になったという。
ようするに、これらの民話は怠け者であったり、取るにたらない出自であったために軽蔑されていた男子が、一風かわった仕方で成功し、村の長者あるいは長者の聟になるという点で共通した話しなのである。関敬吾編の『日本昔話大成』によれば、このような昔話は実に分厚く、日本全国の各所で伝承されていた。そして、それを前提として考えると、「厚狭の寝太郎」型の「寝太郎」民話が、「隣の寝太郎」型と「力太郎」型の間にある昔話のスタイルとして、それなりの必然性をもっていたことは明らかであろう。
このような昔話の背景に何を考えるべきか、こういう耳に親しい民話を解釈し理解するために中世史学は何ができるかというのが、以下の問題である。
Ⅰ物ぐさ太郎の性格分析(一)
さて、「寝太郎」譚を初めて確認できるのは、中世末期の奈良興福寺の僧侶、英俊の日記、『多門院日記』(天文十三年[一五四四]九月六日条)に「社参し了、聞書一枚これを写す、七貧且寝太郎、有二子、投物童子、童子、食語二郎、不急三郎、破毀四郎」とある例である。そしてさらに時代をさかのぼって、南北朝期から室町時代の頃のものといわれる『仁和寺絵目録』に「物久佐聟絵一巻」とある(参照、家永三郎『上代倭絵年表』改定版、一九六六、墨水書房)。残念なことに、この「ものぐさ聟絵」なるものは残っていないが、それが近世初期にテキスト化された『御伽草子』の「物くさ太郎」譚と重なるものであったことは疑いをいれない。
『御伽草子』の「物ぐさ太郎」は、「寝太郎」民話と基本的に同じ類型の話であり、ということは、この種の話しは中世の相当早い時期から語られていたと考えることができる。そこで、三年寝太郎の分析を、まずは国文学の立場からの研究が蓄積されているこの「物くさ太郎」から開始することにしよう。この説話も、よく知られているものだが、『御伽草子』によれば、そのあら筋は次のようなものである。
信濃国筑摩郡あたらし郷に「ものくさ太郎ひぢかす」という男がいた。彼は「足手の あかがり、のみ、しらみ、ひじの苔」にまみれ、「四五日のうちにも起き上らず臥せ たりけり」という生活をしていた。人が
2024-06-30
「展評」
子供だった時分、楽しげな時間に「魔を指す」ものが数々あった。その中の一つに「霊柩車が通る」というものがある。「霊柩車」を先頭にした車列が眼の前を通過し、それらが視界から消え去るまで「親指を隠す」という事も行われたりもした。
「親指を『隠す』」理由、何故に「隠す」のが「親指」でなければならないのかの理由は様々に言われている。その一々はここでは記さないが、要は「死」(「不浄/穢れ」)の領域が「生」(「浄」)の領域に入り込むのを阻止する「まじない」の一つが、「霊柩車を見たら親指を隠す」である。「親指」さえ「隠し」てしまえば、後は「生」(「浄」)の領域で幾らでも遊べると、可憐な子供は信じる/信じさせられるのである。
「浄」と「不浄」を切り離す「まじない」としては「えんがちょ」というものもある。「えんがちょ」は、排泄物等の「向こう側」(不浄)に行ってしまった物質に触れた際に、「不浄」の「『感染』拡大」を防止する「効果」があるとされる。実際問題としては屁の突っ張りにすら何光年も遠くても、それでも「3秒ルール」的な「精神」安定上の「意味」は、可憐な「子供」の「界隈」に於いては大いにある。「コロナ禍」で猛烈に拡散した「アマビエ」──可憐な「アーティスト」がその拡散の先棒を率先して担ぐなどという事もあった──も、可憐な「えんがちょ」の可憐なバリエーションの一つだった。それはまた「千引岩」(注1)的な「伝統」の一つなのかもしれない。
(注1)「爾千引石引塞其黄泉比良坂」(「千人引きの大きな岩をその黄泉比良坂まで引っ張ってきてこれを塞ぐ」:古事記)
とは言え、しばしば「えんがちょ」という「浄化」は、「差別」──「被差別」を「不浄」故のものとする──をドライブする動力源になるという事は忘れてはならない。子供時分にその「存在」を理由に他人様相手に「えんがちょ」を行使した記憶を持つ人間は少なくないのではないか。胸に「よーく」手を当てて回顧してみれば、その「えんがちょ」が「差別」と切り離せないものであった事に思い至る事もあるだろう。
いずれにしても「霊柩車を見たら親指を隠す」も「えんがちょ」も、自らが「浄」の側に「いる」と信憑している──根拠薄弱──側にいる者が行う「まじない」だ。「まじない」というのは何処までも「生」(浄)の側に「いる」者のものであり、「死」(不浄)の側が宛名のものではない。キョンシー(殭屍)の「暴走」を「停止」させる護符が、こちらが「読める」様に向けられている──「死体」であるキョンシーは読めない──のは何故か。
「生」と「死」を峻別する「まじない」とは異なり、相対的に「洗練」された宗教の教義は、多かれ少なかれ「裏腹」なものとして見られる「生」と「死」を「総合」する。その下(もと)で執り行われる葬儀の際、読経や説教等というものがされるが、それらの宛名も「死者」に対するものの様でありながら、実際には「生者」である参列者に向けてのものだ。
木魚を叩きながら僧侶の口から誦せられる日本的様式美(注2)の「しきそくぜーくう、くうそくぜーしき、じゅそうぎょうしきやくぶーにょぜー(yad rūpaṃ sā śūnyatā,yā śūnyatā tad rūpam,evam eva vedanāsaṃjñāsaṃskāravijñānāni.)」は、「死者」に「言い聞かせる」ものであるというよりは、「聞いてっか?そこのおまいら」である。葬儀会場で簡易なルビ振り「経典」を渡され、参列者が僧侶と共にそれを唱和するのは、そこに書かれている事を「生者」の側にいる者に宛てる為だ。司祭がバイブルの一節を引いたりするのも「聞いてっか?そこのおまいら」であり、賛美歌の聴者はそれを歌う者なのである。誰でもない「あなた」に宛てている様に書かれているものの宛名の一つが、それを発しそれを聞く自分自身であるという構造をそれらは持つ。葬儀とは「生」と「死」の「総合」後の「生者」に対するセルフ教化の装置なのである。
(注2)「元歌」に近いとされるもの。
========
「大村益三とその残欠 -『ネコになる』という選択肢-」(以下「残欠」:2024年4月26日〜6月30日「新潟市美術館」)は、楽しげな美術館展示──基本的に「楽しげ」にする事を企図しているのが「展覧会」という「見世物」である(注3)──に「魔を指す」形で闖入して来た「霊柩車」(注4)の如きものだ。しかもそれは、実際の「霊柩車」の様にたまたま通り過ぎているというものではなく、わざわざその場に「乗り付け」ているものであり、その意味でその存在としては、時と場合によっては傍迷惑ですらある「街宣車」に近いものだ。「ピュア」な「子供の心」を「失わない」美術館詣の善男善女は、「残欠」展という「『柩』が積載された『街宣車』」を前にして「親指を隠す」事をしなければならず、「えんがちょ」の印を結ばねばならないのかもしれない。
(注3)そして「残欠」展もまた、「展」である以上「楽しさ」を目指している「見世物」である。
(注4)実際の「霊柩車」は、家や斎場から火葬場に向かうものであるが、「残欠」は「焼けた」後のものが並べられている。そして現実の火葬場は、火夫が竹の箸で骨(残欠)をピックアップしながら、その「太さ」(例)をして「体が丈夫な方だったのですね」(例)などという「復元」/「捏造」に基づく「評価」が飛び交う空間なのである。
「残欠」展は京都の「一条戻橋」、或いは「もののけ」がパレードする百鬼夜行の舞台である一条通──平安京に於ける「この世」と「あの世」の空間的境界線──の様なもので、「この世」(浄)と「あの世」(不浄)の境界の、「あの世」側に位置している。その境界(「残欠」展)の向こう側はすっかり「あの世」なのだ。
即ち2024年4月26日から6月30日までの「新潟市美術館」に於ける「残欠」展を蝶番とした「コレクション展 ニャン ーネコ用品専門展ー」(以下「ネコ用品」)は、担当学芸員である藤井素彦氏の表現を借りれば「この星に生きる全ての人間が命を失った時(人類滅亡)」以降の、言わば「人間」の「墓地」なのである。そもそも美術館の「常設展」は、普段は「冷暗所」に仕舞い込まれた「美術作品」がムクムクと「蘇生」し、「生き生き」と「歌い踊る」様を「見せている」ものだ。
Michael Wolgemut, Danse Macabre, woodcut of the Nuremberg chronicles (f 264r), 1493
「常設展」の「脱構築(deconstruction)」とも言える「ネコ用品」展では、「収蔵作品」を「ネコじゃらし gazing」や「キャットタワー climbing)」等のネコ用品に見立て(「捏造」して)いるが、しかしそれらは実際には「人間」にとってしか意味を持たない文字列や十字架を頂く「石」(「墓標」)(注5)が並ぶばかりなのである。
(注5)「墓標」としての「石」に刻まれる文字列は、「先祖代々之墓」「〇〇家之墓」的な「家制度」を前提にしたものが多いが、それを嫌って「愛」や「絆」や「想」や「夢」や「空」や「希望」や「平和」等──日本のモニュメント彫刻のタイトルに使用される語句をダイレクトに想起させる──と刻むものもある。しかし「この星に生きる人間」が付したその「表現」の如何に関わらず、ネコにとっては「石」は「石」以上でも以下でもないものなのであり、どの「石」がどのネコ用品になるかは、ネコのみぞ知るなのである。
通常の「常設展」ならば、その「美術作品」の「楽しげ」な「ダンス」を見てそれに興じる事も出来るだろう。しかし「ネコ用品」展は「死」のゲート(「残欠」)を一旦潜らされ、その「通過」こそが前景化されているのだ。結果として「ネコ用品」展──及び「企画展」──に並ぶ「美術作品」を、「普段」通りに「鑑賞」するというのは、かなりハードルが高い営為となってしまっている(注6)。「残欠」展/「ネコ用品」展というメデューサは、その周囲にある「美術作品」──少なくとも同館内までは及ぶ──を「石化」する(「人類以降の時間」に拉致する)だけでなく、見る者をも「石化」する(同)のだ。それは「石」になどなりたくない善男善女にとっての脅威であり、可憐の敵であると言えるだろう。「残欠」展/「ネコ用品」展は、それらを構成する「一つ一つ」を見るものではなく、「展覧会」を装った「装置(equipment)」なのである。
(注6)五十嵐太郎氏のXポスト。
「遠藤彰子展 巨大画の迷宮にさまよう」@新潟市美。もともと常設にも展示されていた作家の個展。さすがにキーファーほどではないが、どんどん巨大化する絵画。ねじれた空間の建築的、あるいは街の表現が多く、楽しめる。ただし、先に常設のネコ展を見ない方が良い。おそらく、普通に鑑賞できなくなる
— taroigarashi (@taroigarashi) 2024年6月28日
東京のネコ集結地の一つとして名高い「谷中霊園」。そこにある墓石は、ネコ目線では「猫ひんやりプレート」(「石」)でしかないのであり、ネコ社会に於けるネコ相互間に於けるテンポラルなテリトリーを保証するもの(隠れ場所)でしかないのであり、「死者」に対して「人間」が花を手向ける花立てはネコの水飲み場でしかない。そもそもが「墓地」という「人間」にとって「死」の領域にあるとされる場は、ネコにとっては単純に生活の場であり、その生存を維持する狩猟の場であり、次世代に繋げる発展の場である。「人間」にとって「死」の場所である「墓地」は、ネコにとって全き「生」の場なのだ。
「ネコ用品」展/「残欠」展は、生物種として極めて弱々しい「人間」によって、ネコにとっては心地の良い「ひんやりプレート」を「意味」有りげに削った「痕跡(écriture)」でしかない「◯◯家」や「先祖代々」や「愛」や「夢」や「希望」や「平和」の如く弱々しい「人間」の営為である「美術作品」が、生物的サバイブの「勝利」者として「仮構」された「ネコ」を介する事で反転し「墓標」化/「ひんやりプレート」化されたものである。
「ネコ用品」展/「残欠」展という「装置」は、「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」「人に訪れる死を忘ることなかれ」的な「呪い」の掛けられた「九相図」でもある。「美」の横に、その「骨」を置く様な「蛮行」である。しかしその「呪い」が「呪い」として成立する事こそが、逆説的に「芸術」という「ネコ」(例)世界とは無縁のものが成立する必要条件なのである。「芸術」は、「私はネコではない」(例)という弱々しい自己規定──「ネコ」(例)を始めとしたあらゆる「生」の形の「補集合」──によってのみ、辛うじて成立可能な何かなのだ。
「人間」は何時か死ぬ。「ネコ」も何時か死ぬ。恐らく前者の「死」は「芸術の死」にも通じるものがあるだろう。しかし後者の「死」は、「芸術の死」とは全く無縁なものなのだ。
murrari 2024-06-30 07:28 読者になる
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ロッククラリネット奏者。University of New Orleans卒業。
1904年製"アルバート式"の楽器による歌うようなスタイルとソウルフルなパフォーマンスでジャンルを横断する。共演者は多岐に渡り、野外フェスからスナックまで演奏場所を選ばない。歌謡バンド「ペーソス」のメンバーとして寄席にも出演する。
of Tropique名義で制作するエキゾチックな楽曲は海外で評価が高くAppleやGimletなど複数の欧米企業に使用されている。ワシントンD.C.のElectric Cowbell Recordsから2021年にシングル、2023年にアルバムをリリースし、現在はアルゼンチンの人気ミュージシャンRolando Brunoとの共作を準備中。国内では冨永昌敬、東海林毅などの監督作品の音楽を手がける。2023年秋にはオダギリジョー主演のドラマ『僕の手を売ります』の音楽を担当した。
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リードタイムが長くなるとモチベーションが低下する
記事執筆のモチベーションを維持するために「人の役に立つ」ことを諦める
2024年は、「技術発信を頑張る」というのを目標にしている。 この目標は1月に設定して、既に3か月が経過しているが、今のところ上手くいっていない。 書いた記事はまだ二つだけで、この記事を書くにもかなり苦労した。 zenn.dev zenn.dev 目標を設定したときはモチベー…
yuki-uchidaの雑思考
管理が大変そう? いや、テフロンより雑に扱えるが?
【鉄フライパンは】愛用歴2年の経過報告。【いいぞ】
唐突に鉄フライパンに手を出してから約2年。いろいろな人におすすめしてきたものの、 実際に購入に至ったのは今のところ母ひとり。
とあるバビロニアンのブログ。
食べ物
当時は無鉄砲さがあった。では、ここ最近の自分はどうか?
10年前の自分に言っても信じて貰えないこと
10年前の自分は大学3年生で、初めてのヒッチハイクに挑戦すべく用賀インターへ向かったり、深夜の横浜をレンタカーで疾走したりとなかなか頑張っていたらしい。また当時契約社員として働いていたAppleはとても給料が良かったから一時的に金持ちになり、インドへの航空…
社宅生活
雑記
春は新芽! 花と同じくらい撮るのが楽しい
新芽LOVER
フォトグラファーにとって春は花撮りが楽しい季節。でも私は同じくらい新芽を撮るのが好きです。芽吹き始めた葉っぱ、瑞々しい緑色、柔らかそうな葉肉、たまりませんね。 というわけで、新芽撮影のススメです。 いきなりマニアックなところから。 どこが新芽?と思うか…
An Ordinary Life
Lens: NOKTON_40mm_F1.2_Aspherical
野球から帰って20時過ぎでも明るい食卓。CAは楽園!
春の雑記〜カリフォルニア暮らし〜
アメリカの朝のにおいが好きだ。 なんとも言えない、歴史もしがらみもない新しい香りがする。 最近のカリフォルニアはぴっかーんと晴れて、みんなバケツの様なサイズの冷たい飲み物を片手に出かけている。 野球 ある日の球場にて、道の名前「リトルリーグブルバード」…
人と食
人
柔らかそうなのを摘む! どうやら2種類混ざっているらしい
森の恵みを食べてみる
日曜は日和田山に出かけて山頂でホットサンドをして下りてきた。 単にハイキングをしたわけで、一番の戦果はというとゼンマイを採ったことだ。これは林道歩きの途中で見つけて結構生えていたので相方と2人して柔らかそうなのを探した。 図鑑があればと思うのだが、こ…
クモノカタチ
登山
神代桜とスパイスパフェ、春の美しいものを堪能する
今年も春がきた
こんにちは。 春ですね。 毎日暖かくて幸せです…! 今年も神代桜見に行ってきましたよ! ものすごい人でした。 駐車場までも大渋滞で。 コロナの時、全然人いなかったからナメてました笑 さすがに混む時間帯避けて夕方行ったんですけどね! 15時半くらいだったのにまだ…
山梨移住日記
なんというかわいさ! 仕事の合間にうっとり見つめてしまう
爪がかわいいだけで気分が良い
先月、日帰りでお伊勢さんに行ってきた。 日本で最も格式の高い伊勢神宮にお参りするのだから身なりをそれなりに小綺麗にしていかなくてはと思い、旅行の二週間前くらいから美容院に行ったり新しい服や靴を用意したりと身支度を始めた。 その身支度のひとつに、"手先を…
ドーナツの穴
美容
ゴリラに支配されている世界。鏡音レンの衣装を着た
夢詰め合わせ
駅の夢 駅にいると認識してたけど、ちょくちょく場面が自室に切り替わったりしていて安定してなかった。駅の夢と自室の夢を別々に見たけど起きた時に脳内で混ざったのかも。 出勤途中、駅でラジオが流れてた。D.Gray-man旧アニメEDの『regret』が流れていて、「Dグレの…
親しくなるためのステップを乗り越えてゆく
スノーボール式
・ナマ言ってすんません!!! shaker0831.hatenablog.com ・友達ができないだのごちゃごちゃ言ってましたが、今日無事に仲を深めてきました。昼までがっつり寝たあと、公園で遊ぼう!という誘いが全体ラインでポストされ、勇気を出して飛びついた。キャッチボールとサ…
軽快ブログ
日記
「はてなブログMedia」を利用する企業の記事をピックアップ!
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はてなブログMediaとは?
SUUMOタウン
小岩のイトーヨーカドーで教わった、自分が大人になったこと|文・古賀及子
株式会社リクルート
りっすん by イーアイデム
男のわたしが時短勤務を選んでみて。育児との両立に悩み、フルタイムをやめて気付いたこと
株式会社アイデム
サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア
Maestraudio MAPro1000 〜小型でも広いサウンドステージを実現する国産インイヤモニター
株式会社リットーミュージック
サーバーワークスエンジニアブログ
Claude 3 Opus の実力を Amazon Bedrock でいろいろな「こけし」の画像を使って確認する
株式会社サーバーワークス
スタンバイplus(プラス)|仕事探しに新たな視点と選択肢をプラスする
ティッシュ配りをする際のコツは?受け取ってくれる人の見極め方とは
株式会社スタンバイ
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Pythonで構築したAzure Functions関数を事前ビルドして閉域環境にデプロイする
日本ビジネスシステムズ株式会社
私が 1on1 でしていること
Mobile Factory Tech Blog
「うちは普通の新聞じゃなく、NYタイムズだよ?なんで明日、宮崎駿にインタビューできねぇの?」…すげぇな!!
INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
自分が会社員だった時の転職活動
下町柚子黄昏記 by @yuzutas0
失敗から学ぶシステム開発委託
CARTA TECH BLOG
ディズニーがジブリと提携直前に抱いた「懸念」、今では「お前らド素人?」に見えるけど「常識もすぐ変わる」の実例なんだろーね…
INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
インターネットが生まれるまで
デマこい!
はてなブログがnoteと比べて優れている点を紹介します
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関数とGASを使い分けてスプレッドシートでシステムを作る
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中国製電気自動車(EV)は今年、欧州市場の25%を占める見通し
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目的を規定せずにモデリングを考えても意味がない
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カレー作りは自由だ! ショウガで、春キャベツで「手軽な冒険」を楽しむ
何を入れてもおいしい🍛2週間に一度は、夕飯にカレーを作っています。おいしいし、なによりカレールーを使えば素早く簡単に作れるところが気に入っています。でもそんなふうに高頻度で作っていたら、たまにはいつもとは一味違うカレーが食べたいと思うようになりました。そこで隠し味にソースやコーヒーを入れてみたり、素揚げした野菜をトッピングしてみたりしたのですが……なんだか物足りない。だってまだまだいつもの味と変わらないんですもん!じゃあ気合を入れてスパイスカレーに挑戦してみる?いやでも私は手軽だからカレーを作っ…
ブクマ数ランキング
今週のはてなブログランキング〔2024年4月第2週〕
はてなブログ独自の集計による人気記事のランキング。4月7日(日)から4月13日(土)〔2024年4月第2週〕のトップ30です*1。 # タイトル/著者とブックマーク 1 私が 1on1 でしていること - Mobile Factory Tech Blog by id:mobile-factory 2 「うちは普通の新聞じゃなく、NYタイムズだよ?なんで明日、宮崎駿にインタビューできねぇの?」…すげぇな!! - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE- by…
Odai
卒業したい「スマホの見すぎ」。 どういう場面で見すぎてる?
来年みんなで卒業式をしましょう!はてなブログでは毎週「今週のお題」を出題しています。今回は、2024年3月15日から募集した今週のお題「卒業したいもの」に寄せられたエントリーから、週刊はてなブログ編集部がおすすめしたい記事をピックアップして紹介します!3月に出題した今週のお題「卒業したいもの」。このお題への投稿を確認しているとスマホの見すぎを卒業したいという内容の記事がたくさん投稿されていました。これはよくわかります。私もムダにスマホを眺める時間が年々増えてしまっている気がします。手持ち無沙汰な…
運動の習慣をつけるのに必要なのは、強い意志じゃなくて工夫! お題「習慣にしたいこと・していること」まとめ
「気づいたらやっちゃってた」にするのがいいみたいですはてなブログでは毎週「今週のお題」を出題しています。今回は、2024年2月23日から募集した今週のお題「習慣にしたいこと・していること」に寄せられたエントリーから、週刊はてなブログ編集部がおすすめしたい記事をピックアップして紹介します!みなさんには、運動をする習慣がありますか?はっきり言って、私にはありません。つねに首・肩がバキバキに凝り固まっており、月に一度はひどい頭痛に苦しんでいる程度には体を動かしていません。どうしてこんな書き出しから始め…
クリームコロッケおいしいなー
今日のお昼ご飯は〜オオゼキで買った、「たいめいけんハンバーグ弁当」! クリームコロッケ美味し♪ 美味しかったです!ごちそうさまでした️ #俺の #私の #お昼ご飯 #おひるご飯 #ランチ #lunch #スーパーマーケット #オオゼキ #弁当 #たいめいけん #ハンバーグ #弁当 #…
やまちゃんのそんな事どーでもいいじゃん!
昼ご飯
スタジアムのために325億円、一方でフードバンクに長蛇の列
区は、サッカースタジアム建設のために東新小岩1丁目の私学事業団運動場を325億円で取得し、当面運動場をそのまま区民が利用できるようにするとして、本日、その利用の説明会が開催された。50人を超える参加者で、出された質問は利用説明についてではなく、焦点…
mikota_junichi_jcpの日記
老けない人の習慣や特徴とは?マイナス10歳に見られる男の場合
実年齢を言っても、なかなか信じてもらえません。これを書いている時点で「41歳」なのですが、その通りに見られることは滅多になく、最低でも「マイナス5歳」に、ひどい時は「マイナス10歳」くらいに見られます。 先日、運転免許証の更新をしたのですが、5年前と全く変…
女性起業家向けビジネスコンサルタント笹野健の公式ブログ
笹野健はどういう人物なのか?
Photo No.1851 / 皮膚科へ行って、あとはぶらぶら
iPhone 14 こんばんは、今日も一日お疲れ様でした 今日もお立ち寄りいただきありがとうございます 昨晩はブログを途中で切り上げアップしたつもりになって、妻と出かけておりました。で、夜、念のために確認したら…アップし忘れてるじゃないですか 慌てて何とか記事を…
アラフィフいろいろありすぎ
日常
オペラ速報・ムーティ・オペラ『アイーダ二日目(4/20土)』追記
第四幕まで終わりました。アイーダ役シーリは目立った瑕疵もなく、前半の好調さを後半でも維持し、安定したソプラノの魅力を遺憾なく発揮して幕となりました。さすが、スカラ座で好評を博したアイーダを、その後多くの歌劇場で磨きをかけた歌声で、今日の公演を歌い通…
HUKKATS hyoro Roc
#93 大切な夫とキキ家族
2022年12月18日、神奈川にお見舞いに来てくれてたチチ母を羽田空港で見送ってから、私たち家族全員寂しくなった。 黒猫太郎と柴キッズも、帰宅すると「あれ?チチ母は?」って顔で見てきて玄関とサンルームを行ったり来たりして探している。 「寂しいね。また早く来て…
いのちの記録
ともだち
#92 チチ母がやってきた
2022年12月、退院してから数日は胸痛発作がきてニトロを使っていた。 朝、起きてから換気のために窓開けて冷たい風を吸った瞬間、胸痛が来た日もあった。 冬は換気も要注意ッス(`・ω・´) 活動面では、自分の身の回りの事をするのもままならず、家事も何も出来なかった。…
いのちの記録
日常と交流
ヒロコーヒー 伊丹いながわ店
ランキング参加中【公式】2024年開設ブログ ランキング参加中個人投資家 友だちと、投資ミーティングしよーと、行ってきました。 ヒロコーヒー伊丹いながわ店は、川沿いにある、お洒落なカフェです。近くに飛行場があるのでテラス席からは、飛び立つ飛行機見えて気持ち…
nfufの記録
休憩で #マクドナルド で #マックシェイク いただきました! 甘くて美味しい✨ #マック
休憩で #マクドナルド で#マックシェイク いただきました!甘くて美味しい✨#マック
chocoshi’s blog
ブログの目的
自分が買ったポケモングッズの紹介やポケモンでランクマッチ及び公式大会で好成績を取る為に、日々の対戦を記録する事。
はるきのポケモン対戦ブログ
大型書店が好きな自分にとって理想的なアプリだったhonto withのこと
ほぼすべての個人が専用の情報端末を持ち歩く社会でありながら、印刷製本された「紙書籍」というパッケージの形で知識や物語に接することを好む人がまだまだ十分に多く、その小売りに特化した店舗が「書店」として成立できていた2024年、それでも年々縮小する需要の前…
golden-luckyの日記
もし「GitHub Copilot」を現役弁護士が使ったら?
こんにちは。GitHub Copilotを先日初めて触って、感銘を受けたMNTSQ代表の板谷です。MNTSQの代表をしておりますが、現役の弁護士でもあります。 なぜ私が、GitHub Copilotに感銘を受けたかというと、「プログラミングの LLM による進化」は、契約という言語をコーディ…
MNTSQ Techブログ
はてなブログ for DevBlog
自然言語処理・機械学習
幡野広志さんのワークショップへ
前橋の自宅を出るとき、ちょうど朝日が昇ってきたところだった。妻が事前に用意してくれたパンをかじりながら駅に向かう。 写真家、幡野広志さんのワークショップに参加するため久しぶりの電車で東京へ。
朝焼け3.7
最後の一口までゴロゴロが楽しめる松屋『ごろごろ煮込みチキンカレー』が2024年もやっぱり美味いぞ!!ごろチキサイコー!!
読みにきていただきありがとうございます。 深夜のカレーが何より大好きクッキング父ちゃんです。 今日もしこたま飲みました…千鳥足で向かったお店は松屋相模大野店でございます。 遅い時間まで空いてるのが嬉しいわけですわ。 本日のお目当てはごろチキ!! 発売日に…
クッキング父ちゃん食べ歩き食レポブログ
クッキング父ちゃん的孤独のグルメ食レポ
物理学・生物学的に考えた時、地球外生命体はどのような機能を持っているのか──『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』
まじめにエイリアンの姿を想像してみた作者:アリク カーシェンバウム柏書房Amazonこの『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』は、書名だけみると小学生ぐらいの夏休みの自由研究みたいだが、実際は動物学者の著者が、生物学、物理学など科学の知識を総動員して「地…
SF
備蓄の管理は簡単に
昨夜は遅い時間に大きめの地震がありました。 中央構造線が揺れているのではないか、と言われています。中央構造線の近くでなくとも、日本中には断層が張り巡らされているから、いつどこで大きな地震が起きてもおかしくないと心づもりが大事。大きな被害はなくとも、電…
cozy-nest 小さく整う暮らし
防災・アウトドア
テックカンファレンスに参加する理由は「なんとなく」や「ただ楽しいから」で良い
こういう記事があった。 zenn.dev 自分は2019年から2023年までCloudNative Daysという国内最大のクラウドネイティブ技術カンファレンスのCo-chairを務めていたり、今年はPlatform Engineering Kaigi 2024というカンファレンスの代表をしている。最近ではカンファレンス…
Cloud Penguins
「撃って」「○○する」ゲーム それがシューティングゲーム
4/17にTokyo Indiesでシューティングゲーム (STG)のアイデアを考える話をした。 プレゼンのスライドは以下の通り。でもほとんど口頭で話したので、このスライドだけ見ても何の話か分からない。なのでその補足を書こうと思う。 「撃って」「敵を倒す」ゲーム、それがSTG…
ABAの日誌
バッテリーの組み合わせを変えなかった今江監督のエラーということで...。
L5−4E 今江イーグルスは試行錯誤の日々である。日替わりスタメンにもだいぶ慣れてきたところだったが、オリックスとのカード最終戦、さすがに島内をベンチに置いて伊藤裕季也を4番に置いたのには驚いた。 あれは川島コーチのアイデアだったか。結果は3三振とファー…
わしろぐ
楽天イーグルス
ウエットスーツもシーコング、月々1万円で念願のファットキャット、売れるイェップ!
こんにちは岡田です。 あなたのサーフボードコンサルタント、『イェップ!』はもうご利用いただいておりますでしょうか? イェップ!はメルカリやヤフオクのように自分でボードを出品する形式のフリマサイトです。 それも、シーコングが運営する”サーフボード専門”のフ…
シーコング店長ブログ
サーフギア/アパレル-ウェットスーツ
【今週のお題】「お弁当」をテーマにブログを書いてみませんか
記事の有料販売をはじめよう
0からはじめる収益化
肩脱臼防止でPTさんとキャッチボール:プロテインでケア
あたしは肩が脱臼しやすい。 ⇒ 肩が脱臼しやすい・インナーマッスル強化でもっと強く美しく - ゆん。Drum女子のブログ 肘とかも。 体はすごく柔らかいのだけど、強さがないのね。 最近、PTさんがバスケットボールを持ってきて、PTさんとキャッチボールしてる。 バスケ…
ゆん。Drum女子のブログ
今の気持ち
転職をして一ヶ月ちょっとが経ちました。 なんとなくですが、社内の雰囲気は分かってきました。そう思っているだけかもしれませんが。 年の離れた若い社員さんとのコミュニケーションは気を遣うというか、上からの言い方だったかな、と後から思ったりしています。向こ…
自力
日記
今日の晩ごはん
なんとか土曜日乗り切りました…!笑 増加する娘の体力と、低下する私の機動力…。 明日どうしようかな〜公園、なんかあった時すぐフォロー入れないしなぁ。 屋内施設かなぁ、良い天気そうだけど…。 まぁ明日のことは明日の私に任せます!!笑 今日の晩ごはんはこちら〜…
camelliatanのブログ
日記
宇宙人同士の邂逅
本編
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ノア・スミス「週末の小ネタ:アメリカ社会の不穏な情勢が退潮しつつある小さなきざし」(2024年3月29日)
裕's Object Relational World
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日曜日の朝から憂鬱な僕は人生の七分の一を損している(跡地)
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専念 Q
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hystericgrammarsdiaryの日記
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hke1120の日記
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昨日は必然、今日は偶然。
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なにがし庵日記
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真夜中の報酬
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キャラウエイ10 「お待ちしてました!」 ハーブや紅茶のお店みたいに
キャラウエイ9 220922 Mポルナレフは気がつくと
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別冊 東京直撃地獄拳! あなたになら言える秘密色のはちみつ。(日曜日が待ち遠しいと思った、わたしのたった365日の中の野良猫ロックでつぐみな日々と映画たちは、皆殺しの天使と 痛いほどきみが好きな金魚のしずく、もしくは 勝手にロリータしやがれな秋刀魚の味。)から、別冊 東京直撃地獄拳! あなたになら言える秘密色のはちみつ。(日曜日が待ち遠しいと思った、わたしのたった365日の中の野良猫ロックな日々と映画たちは 意外とオルカよりも速く泳ぐ。痛いほどきみが好きな金魚のしずくは、バトルクリーク・ブローな皆殺しの天使。)から、別冊 東京直撃地獄拳! あなたになら言える秘密色のはちみつ。(日曜日が待ち遠しいと思った、わたしのたった365日の中の野良猫ロックでつぐみな日々と映画たちは、皆殺しの天使と 痛いほどきみが好きな金魚のしずく、もしくは 勝手に はつ恋しやがれな 桜咲く頃 恋風バニシングレッドラインXXX。)から、別冊 東京直撃地獄拳! あなたになら言える秘密色のはちみつ。(日曜日が待ち遠しいと思った、わたしのたった365日の中の野良猫ロックで つぐみな日々と映画たちは、痛いほどきみが好きな金魚のしずく、もしくは 悲しみも喜びも幾年月な 魔界の初恋大陸。)
こんにちは。えっと、ゴルゴ13の第149巻のタイトルは「激突!AK-100vsM-16」(2002)でした。わたしも映画と激突しながら胸キュンしようと思います。というわけで、一年間で365本の映画を観ることができるか否かを、このお部屋は期間限定で サスペリアしようと思っています。けっしてひとりではみないでください。
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【6/29まで残り1週間】ブログ移行ツールの提供を開始しました
Actors and Acting (100)
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村田 厚生 ソロ・パフォーマンス “Motion”
投稿日時: 2022/12/13 投稿者: tikeda
プログラム:
・アンドレアス・エドゥアルド・フランク / 私と私自身の狭間に I
トロンボーンとエレクトロクス、ビデオのための (2015-2016)
・後藤 英 / Collidebone
トロンボーンとライブ・エレクトロニクス、ビジュアル・メディアのための(委嘱初演)
・佐原 洸 / 連歌 II
トロンボーンとエレクトロクスのための(委嘱初演)
・池田 拓実 / par fumée
9軸センサモジュールを伴うトロンボーンのための (2020)
・村田 厚生・磯部 英彬 / Fall
トロンボーンとレーザー距離計のための (初演)
出演者:
トロンボーン:村田 厚生
エレクトロニクス:佐原 洸
技術:磯部 英彬
映像:横山 徹
レーザー:秋山 大知
協力:鄭 瑀
日時:
2022年12月13日(火)
18:30開場 19:00開演
会場:
杉並公会堂 小ホール
料金:
前売り・予約 3,000円
当日 3,500円
学生 2,000円
前売り: https://teket.jp/4420/15193
予約・問い合わせ:1213@sonata.jp
カテゴリー: composition
村田 厚生 ソロ・パフォーマンス “Motion”
2022年11月10日19:11
カテゴリ
ナタリー・デセイ来日公演 そして シャルル・クロ
ナタリー・デセイが来日した。11月9日の東京公演を聞いた。前半はモーツァルトのオペラアリアを中心としたもの、そして後半はフランスの歌曲を歌うというものだった。この公演は、最近デセイと一緒に活動しているピアニスト フィリップ・カサールとのデュオコンサートであり、カサールのピアノの美しい音にデセイのドラマが共鳴しあうというものだった。
さて、デセイを生で初めてきいたのは、2003年12月9日のガルニエでの「ナクソス島のアリアドネ」だった。あの、チャーミングなツェルビネッタがビキニ姿で難曲を見事に歌った。
そして、2006年のルチア、2009年のメリザンドを聞いたけど、それしか聞けなかったのは今でも後悔している。ジュネーブでホフマンの三役を歌うというアナウンスが出たときは、チケットを買う直前だったが、それはキャンセルになったり、彼女自体の声の問題は、予想以上にシリアスだったのだろう。
そもそも、僕がデセイを初めて聞いたのは、モーツァルトのオペラアリア集ではあったけど、彼女が女優歌手であることを知ったのは、オッフェンバックの「天国と地獄」だった。(とくにナウリとの「ハエの二重唱」は本当にすばらしい)それは、アリアドネ同様、ローラン・ペリが演出したもので、彼とデセイはいくつもの名舞台を作ってきたのだ。そして、そこにミンコフスキーが絡んでいた。さらに、新国立劇場のヘンデルのチェーザレは、デセイのクレオパトラだから成立したような演出であって、東京の公演から僕はデセイの舞台の残り香を感じられたら良いかなとも思っていた。
それで、久しぶりに今回の来日公演に接して、僕はデセイはデセイでしかなく、デセイ教という信者でありつづけるしかないことを自覚するしかなかった。僕にとってデセイはデセイ様でありつづけている。そんな盲目的なデセイ信者として、聞いた今回の一番は、ショーソンからプーランクへの流れであり、それはシャルル・クロからジャン・コクトーという詩人たちの言葉の連なりだ。
先ず、クロの著名なナンセンス詩「燻製ニシン」が収録されている、1873年の『白檀の小箱』の冒頭「占い」という章に掲載されている「夜想曲」(ちなみに、この詩はアルセーヌ・ウーセイに捧げられている)からとられている「終わりなき歌」だ、ここでは、3行ごとのブロックが16つまり、48行の詩はフランス詩のお約束どおり、見事な脚韻が綴られている、ただその内容は高尚な詩というのではなく、流行歌の世界であって、それがコクトーのモンテカルロと呼応する。それに女優デセイの見事な声が重なっていく、それは本当に幸せな時間であり、このままデセイのフランス語を永遠に聞いていたくなるが、最後にMonte Carloと発した瞬間、僕は映画のワンシーンを見ているような気持ちになった。
それは、シャルル・クロでも同様で、ジャン・リュック・ゴダールが『フランス映画の2×50年』で、ミッシェル・ピコリという役者の身体を通して発せられた「真の映画のきざし」39:20あたり:という言葉の意味を、デセイの歌唱 否 演技をとおして発せられた声で再確認することになったのだ。
ゴダールは、そのとき、二人のシャルルの名をあげいている、つまり、クロとボードレールであるのだが、それはラヴェルの「マ・メール・ロワ」の音楽とともに、マキシム・デュ・カンに捧げられた詩「旅」の朗読を導く、それはジュリー・デルピーの声なのだが、そこには歌がない。
そして、女優にして歌手としてのデセイ、僕らは彼女に嘗てのオランピアや夜の女王を求めることはないし、今のデセイの声と演技を通して、彼女と共に生きている悦びを感じていくのだ。
dessay
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ナタリー・デセイ来日公演 そして シャルル・クロ
website on パリのラ・ヴィレット公園がたいへんなことになっているらしい
2022年3月16日水曜日
遂に日本でも電懋ブームが?
(えいが)(しようもない日常)
〈「はじめに」という名の言い訳〉
下記の記事は、2月はじめに書いたものです。
当ブログ(Blogger)は、スマホでの更新が恐ろしくしにくい設定のため(ハイパーリンクもロクに貼ることができない)、下書きのまま放置しておりました。
その後、楚原監督の訃報もあり、その件も加筆してからと思いながらずるずると時は流れ、気付けば3月半ばになっておりました。
そんなわけで、今回は敢えてそのままアップいたします。
悪しからず、ご了承下さいませ。
↓↓↓ここから↓↓↓
どうも。
いつの間にやら2022年でございます。
おかげさまで、昨年暮れにお知らせした研究会でのおしゃべりも無事に終了いたしました。
さて。
今年初め、国立映画アーカイブで開催された特集上映「香港映画発展史探究」。
前身のフィルムセンター時代も含め、国立映画アーカイブでは初めて(!)の香港映画に関する大規模特集上映でした。
その中で、満を持してというべきか、ようやくというべきか、遂に上映されたのが王天林&葛蘭の最高傑作である『野バラの恋(野玫瑰之戀)』。
これが予想通り(当たり前よねー)大変な好評でして、電懋(國泰。キャセイ・オーガニゼーション)作品に興味を持つ方も増えている模様です。
思えば、不肖せんきちがメインサイト「旅荘 愛のさざなみ」(永遠の未完成サイトw)を立ち上げ、インターネット上で電懋作品の紹介を始めたのが2004年のこと。
それから20年近くの歳月を経て、ようやく時代がオレに追い付いたか!(大げさ)と感慨に耽っております。
まあ、ライバルである邵氏に関しても、日本における享受は新派武侠映画以降の作品が中心で、それ以前の「女優の時代」の作品は殆ど顧みられることがないのも残念なのですが、今回の特集をきっかけに、電懋や邵氏の女優メイン作品が日本でももっともっと見られるようになって欲しいものです。
そういえば、なぜに上映されなかったのかしらん、李麗華様の作品……。
投稿者 せんきち 時刻: 11:45 0 件のコメント:
ラベル: えいが, しようもない日常, たび
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遂に日本でも電懋ブームが?
► 2021 (4)
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「カミ」なき時代の影向図──「かげ」の論理
田中純 (2021年12月 2日 19:58)
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『UP』12月号に寄稿しました。連載「イメージの記憶」の第66回です。 書誌情報は田中純「「カミ」なき時代の影向図──「かげ」の論理」、『UP』590号(2021年12月号)、東京大学出版会、2021年、41〜47頁。
2021年12月
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「カミ」なき時代の影向図──「かげ」の論理
2021年12月 (1)
Essays (189)
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2021年07月21日
7月30日発売!映画芸術476号
2021年07月21日
7月30日発売!映画芸術476号
ドライブ・マイ・カー
巧みな演出法と話法で新作毎に注目される俊英・濱口竜介が村上春樹の短編に挑んだ『ドライブ・マイ・カー』、チェーホフの「ワーニャ叔父さん」の舞台劇を交差させ、登場人物の多重な心理に繊細な眼差しを向ける濱口演出、本領発揮の出来。その背景を探る
【インタビュー】濱口竜介
現場で何かが起こる、その可能性を高めるためにはできるだけ準備をすることに尽きます
サンマデモクラシー
1963年の沖縄、サンマにかかっていた関税の還付を求めてひとりの女性・玉城ウシが裁判を起こした――「ウシがアメリカに喧嘩を売った」、この過去の出来事を突破口にして、複雑な沖縄自治の課題に挑んだひとりのテレビマン・山里孫存に、数々の秀作を作り、現在はNHK沖縄に在籍する渡辺考が熱い思いを寄せる
【対談】山里孫存×渡辺 考
こんな沖縄があった、こんな人たちが生きていた……。復帰以前の沖縄を伝えていくのは、自分の宿命だという思いがあります
音 好宏 半植民地的な米軍統治への怒りがここに
緊急特集
遠ざかるピンク映画 その見えざる現場でいま何が起こっているか?
内藤忠司 『ハレンチ君主 いんびな休日』に早くから関わってしまった私の、裁判傍聴記
いまおかしんじ 痴漢保健室
菅 孝行 週刊新潮が「作った」不敬映画 『ハレンチ君主 いんびな休日』を読む
井上淳一 私の初めてのピンク映画の行方
坂本 礼 『まったくなぁ。』
[シナリオ]ハレンチ君主 いんびな休日 荒木太郎+いまおかしんじ
東アジア反日武装戦線をめぐって、ふたたび
[再録] 鈴木邦男 『テロ 東アジア反日武装戦線と赤報隊 新版』第2部 戦争・原罪意識そして〈狼〉
稲川方人 黒川芳正『母たち』を見る 政治的戦略としての「母性」
インタビュー フランソワ・オゾン 取材・文 魚住桜子
一途な感情や幻想、思い込みによる失望、そこには普遍性があり、ホモセクシュアリティとは直接的な関係はありません
アイダよ、何処へ?
後藤和夫 事実を直視せずに明日はない
MINAMATA-ミナマタ-
代島治彦 ドキュメンタリーとは異なる地平へ
北園現代史 自由の裏に隠された衝撃の実態 一般公開Ver.
桃井 章 学校の外は、政治の嵐の只中にある
浜の朝日の嘘つきどもと
大内 靖 映画は今日も嘘をつく。だって何もはじまっていないのだから
キネマの神様
荻野洋一 現代日本映画にとって山田洋次とは何なのか?
特別座談会 配給会社はいまどうしている?
私たちがいま担うべきもの
志村大祐(ザジフィルムズ) 加藤武史(アンプラグド)
村田敦子(ミモザフィルムズ) 小林三四郎(太秦)
田井 肇(シネマ5支配人) 北條誠人(ユーロスペース支配人)
寺脇 研(映画運動家)
連載トーク第2回 映画たちよ!私たちのディスクール
映画はどこで自由となりどこで不自由となるのだろうか
川口敦子 児玉美月 岩槻 歩 近藤希実
追悼 清水邦夫
石橋蓮司 蜷川さんが去って、蟹江もいなくて、清水さんも逝ってしまって、甘美な時は終わった
追悼 谷口晃
吉村英夫 好敵手谷口晃との40年
いまおかしんじ 倫理の先生
林 久登 脚本から見えてくる景色
[遺文] 谷口 晃 シナリオ修業体験記
[谷口晃遺稿シナリオ] ブント・ノスタルジア
追悼 李麗仙
足立正生 わが時代の女王は、最後には能楽劇を演じつつ、逝ってしまった
太陽肛門スパパーン 新作アルバムを聴け!
花咲政之輔 円谷幸吉の魂を先頭に、東京オリンピックを阻止し、近代オリンピックを廃絶しよう!
うみべの女の子/サマーフィルムにのって/かば/最後にして最初の人類/素晴らしき、きのこの世界/東京自転車節/黄龍の村
岩槻歩/菊井崇史/桝田 豊/武隈風人/大久保渉/柴垣萌子/磯田 勉
Books Reviews
佐藤美鈴 荒井晴彦、森 達也、白石和彌、井上淳一著「映画評論家への逆襲」
高橋伴明 藤森益弘著「夢の炎 映画に恋した男たち」
松岡錠司 岸惠子著「岸惠子自伝」
坪井里緒 川本三郎著「映画のメリーゴーラウンド」
児玉美月 西森路代+ハン・トンヒョン著「韓国映画・ドラマ──わたしたちのおしゃべりの記録2014〜2020」
井上淳一 安井国穂著「仮面の狂騒 警視庁機動捜査隊216」
川口敦子 猿渡由紀著「ウディ・アレン追放」
編集部の一冊 寺脇 研著「西部邁が支持したアメリカ映画論」
菅孝行の戦後史 ことにおいて後悔せず
大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から
わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介
邦洋★映画合戦 荒井晴彦×寺脇 研
春日信一 雀の涙
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お知らせ
2020年
詳細
2020年9月18日
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
「U-Page+」サービス提供終了について
平素はSo-netをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、誠に勝手ながら、2021年1月28日(木)をもちまして、「U-page+」サービスの提供を終了させていただくこととなりました。
サービスをご利用いただいておりますお客さまには、ご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げますとともに、これまでのご愛顧に厚くお礼申し上げます。
記
■提供終了サービス名
U-Page+
■提供終了日
2021年1月28日(木) 15:00
提供終了日以降、お客さまのWebコンテンツの表示、FTPからのデータダウンロードができなくなります。
■解約のお手続きについて
2021年1月28日(木)をもって自動解約となりますので、お客さまご自身での解約のお手続きは必要ございません。
サービス終了日以前に解約をご希望のお客さまは、解約のお手続きが必要です。
下記のWebページよりお手続きください。
解約手続き
※上記Webページの「解約」ボタンをクリックした後に表示される画面の案内にそって、
So-netのユーザーID、ユーザーIDパスワードを入力してください。
■ご利用料金について
2020年12月度のご利用分まで
※サービス提供終了月となる2021年1月分のご利用料金は無料となります。
■代替サービスについて
誠に申し訳ございませんが、弊社での代替サービスはご用意しておりません。
他社様のサービスへの移行をご検討ください。
■類似サービスについて
代替サービスのご用意はございませんが、独自ドメインを取得していただければ、新たなWebスペースをご利用できる類似サービスを提供しております。(現在ご利用されているURLとは異なります)
So-net レンタルサーバーHS
■よくあるご質問
Q:ホームページはいつまで公開されているの?
A:お客さまのホームページは、2021年1月28日(木)15:00まで公開させていただきます。
サービス終了後は、サービス終了案内に切り替えさせていただきます。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
Q:データはいつまでダウンロードできますか?
A:2021年1月28日(木)15:00までFTPへログインし、データのダウンロードや削除が可能です。
サービス終了時刻以降は、FTPへログインすることができなくなります。
お手数をおかけしますが、サービス終了日までに必要なデータのダウンロードをお願いいたします。
なお、サービス終了後にデータを削除させていただきます。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
Q:エクスポート機能などは提供されますか?
A:誠に申し訳ございませんが提供の予定はございません。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
Q:URLを延長して利用したい
A:大変恐れ入りますが、ご利用されているURLで表示されているWebコンテンツは、
2021年1月28日(木)15:00をもってサービス終了案内に切り替わり、
その後はURLをご利用いただくことはできません。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
Q:サービス終了案内の内容と掲載期間は?
A:お客さまのWebコンテンツに関連した情報は表示せず、
U-Page+サービスを終了した旨のみをご案内をさせていただきます。
サービス終了案内は2月末まで表示させていただきます。
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Q:サイト訪問者へ告知を出したい
A:他社様のサービスにて新サイトを作成いただき、
「U-Page+」側に新サイトのURLをご掲載することをおすすめいたします。
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
会社情報
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よくあるご質問・お問い合わせ
2019-01-21
2018年映画ベスト10
映画秘宝2019年3月号が発売になりましたんで、2018年の映画ベストを転載させていただきます。
2 『ブリグズビー・ベア』(2017 デイヴ・マッケイ)
3 『パディントン2』(2017 ポール・キング)
4 『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017 ギジェルモ・デル=トロ)
5 『覗かれる人妻 シュレーディンガーの女』(2018 城定秀夫)
6 『Dimension』(1991-7 ラース・フォン・トリアー)
7 『快楽の漸進的横滑り』(1974 アラン・ロブ=グリエ)
8 『レディ・プレイヤー・ワン』(2018 スティーブン・スピルバーグ)
9 『ボトロップの120日』(1997 クリストフ・シュリンゲンジーフ)
10『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(2018 パノス・コスマトス)
去年は城定監督で何を選ぶかというのが頭のひねりどころだったかと思いますが、ここはあえて『恋の豚』をはずしてこれ。狙いすぎですね。トホホ、コメントその他は本誌をどうぞ。なぜこれが一位なのかという話も含め、冒頭で町山と対談しております。対談の中で高橋洋さんの名前を出してしまってますが、これぼくの勝手な思い込みですんで、高橋洋さん(本人)にはなんの関係もありません。お詫びして、すべての責任はわたくしにあることを言明しておきます。
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指と科学とお相撲と(2)
2012-02-08 (水)
前回の記事から時間がたってしまいましたが、指と日本の伝統的格闘技、すなわち「大相撲」の関係について、ご紹介したいと思います。実はのんびりしている間に、大手ブログサイトで論文が紹介されてしまったり、研究チームのリーダーである大竹文雄先生ご自身がブログで紹介されたりしたので、研究結果の大枠について、すでにご存知の方も多いと思います。そこで、それらの記事で触れられていない、論文の細部、重箱の隅の味わい方をご紹介しようかと思います。
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亀の甲より年の功
2011-12-03 (土)
皆さんは年を取るということにどういうイメージを持っているでしょうか。
記憶力は衰え,思考能力は鈍くなり,気力も低下する,といったネガティブな印象を持たれるかもしれません。
ところが実際はそうとばかりは言えないようです。
今日は,老人たちが若者たちよりも的確な判断を行っているということをお話ししたいと思います。
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指と科学とお相撲と(1)
2011-12-02 (金)
皆さん「科学」というものに、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
これは科学者の側の被害妄想かも知れませんが、しばしば「科学的」というと「ゼッタイに正しい」「ゼッタイとは言わないまでも、かなり正しい」と思われていたり、そこから逆に「こんな妙な話を”正しい”というのだから、科学は怪しい」とか思われることがあるように感じます。被害妄想かも知れませんが。
「科学の定義」については、色々な意見があることと思います。ただ一つ言えることは、「一人の天才科学者によって、世紀の大発見がなされる」という科学へのイメージは、しばしば誤りである、ということです。
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怖い顔の目的、あるいは楳図かずおについての一考察
2011-11-30 (水)
楳図かずおでも何でも良いので、ホラーやサスペンスの漫画や映画で、恐怖に襲われて叫んでいる被害者の顔を想像してください。感情の心理学という研究領域では、それを「恐怖顔」 fearful face とか「恐怖表情」fearful facial expression などと呼びます。人類学的な調査に基づいて、この「恐怖表情」をはじめ、「怒り」、「嫌悪」、「幸福」、「悲しみ」、「驚き」といった表情は、文化や民族によらず人間一般に共通していると考えられており、「基本6感情」と呼ばれることもあります。
さて、仮にこうした顔表情がヒト一般、すなわちホモ・サピエンス Homo sapiens という種一般に見られるとすると、そこには何らかの進化的背景がありそうだ、という気がしてきます。事実、進化理論を最初に唱えたチャールズ・ダーウィン Charles Darwin も、既にこの点に気付いていたようで、『人及び動物の表情について The Expressions of Emotions in Man and Animals』という著作で、人間の顔表情が動物のそれから連続的に進化してきた可能性を提唱しています。
しかしそれにしても、それぞれの表情は、なぜ「この形」になったのでしょうか?
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能面の笑み、能面の憂い
2011-02-15 (火)
子どもの頃のある冬の晩、ふと見上げた夜空に三つの明るい星が並んでいることに気が付きました。きれいな星を見つけたことを親に得意げに伝えたら「あれはオリオン座だよ」と簡単に返されました。その時に「ああ、みんな思うことは同じなんだな」と感じたことを覚えています。
オリオン座という名前は知っていました。でも、それがどんな星座かは知りませんでした。それでも、あの三つ星は「特別なもの」としてヒライシの目に映ったのです。20世紀のアジアの片隅に住む少年にも、古代ギリシャの人々にも、あの三つ星は特別に見える。古代のシュメール文化、エジプト、中国などでも、オリオンの三つ星は特別なものと考えられていたそうです(Wikipeida; オリオン座)。時代も言葉も文化も違う人々が、同じものをみて同じように感じる。人間にはさまざまな違いがあるけれど、同じ「こころ」もあるのだと思うと、ちょっと嬉しくなります。今回はそんな研究を紹介しましょう。テーマは日本文化。能です。
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2016年9月21日
さっきかあ突然眼精疲労というのか目の億とかがなんかじんじんと、パソコンから離れて他の仕事をしてr9うあいだにというかそのあとからじんじんとしてきて、と同時に手の指の先に軽いしびれを感じて、それが2度怒ったかrこれは眼精疲労と手先のしびれなんだろうということにして、ここ一週間くらい慣れないことというか要らrをうっずっと見ていたりhtmlとかのコードとかをずっと改定有りとかそいういうことというかとにかくずっとパソコンの画面を司祭にいてみていたという感じがあるからrそれで疲れがきたのかmそいrねあい。今日も営業が終わったrコードをどうこうちしようかとか思っていたけれどこれはやmておいた方がいいというkとなのかmしれないと思ったのでやめることにした。きょうは本を読もう、とも思ったここのところでzん前読んでいない。それよりもやらないとというか熱中してしまったことがあったからで、だから全然読んでいない。フォークナーも寝る前に少し読むくらいでzねえね進まない。クリスマス。が表に出ていた。それから今日は必死ぶりに承前とした日だった。雨のせいと思う。雨が降っているのがしんどいかなしいつらい。お客さんが来ないとかそいうう影響とかそいう話ではなくて津雨が辛い。暗い。目が疲れた。だからさっきからこれは一度もディスプレイを水にウッチ得るわけなんだけどどうなっているのだろうjかウッチ得るし指が疲れたから可動域が少ないというか力みがゼロな家事で打っているからさっきからう¥打ち間違いはたくさんしていると思っている。目が疲れた。夢ばかり見る。ジェットコースターに乗らなかった夢とかを最近は見た。今朝はうどん屋だか蕎麦屋だかを紹介してモラタ夢を見た着たする。うまく、ふるまえなかったな、と反省した夢を見た。うまk振る舞うことなんてできやしない。うまくふるまえてい。いややめておこう今日はネガティブな気分におかされている。いつからか、昼くらいからか。忘れた。昼寝したあとからか。zすごく眠かった。昼も夜も暇だった。それでいて雨だた。昨日やれることは一通りやった気がした。だからもう何もやれることが、10日後くりあまっでは何もというくぁえではないけれど些細なことしかできないから、sの虚脱感もあったのかもしrない。なんせ、hamlなんて僕には打てない。いや打てないわkではないだろうけれど、僕がちまちまtお打つよりも教わった方がずっと早いことというのが世の中にはクソほどあるわけで、コードを打つことはまったくそれdから昨日、だいたいできるとこrっは終わったkラ、気持ちも一緒に終わったのかsも淹れない。
表現。という言葉を思う。読書日記をつけたい。書き出しはこうなる。htmlのコードとかをずっと書いていた、だから本はmるで読んでいない。たまに暇なときに岸政彦と雨宮、雨宮姓の著名な人って何人かいて僕は違いが知らないからやっぱりw擦れてしまった。岸政彦と雨宮さんの対談というか雑談の本をたまにめくった。岸政彦の視線はほんとうに、僕は本当に真摯というか優しさというか凛とした優しさというか倫理的な態度だと、とても強く思う。広さがあるし、それでいて同時に、なんだろう感情みたいなものに大して嘘を言わない感じというか、とにかく信用というか信頼できる、好き。あとバールボッサの方の最近出た本もちまちま読んでいる。だいたいnoteに一回書いてあった呼んだことのある内容になっている。noteもこうやっていつか本になるのか、と思うとなんかすごいなと思う。バールボッサの方も僕はどうも妙にリスペクトみたいなものおをしているところがあり、楽しく読む。あとフォークナーも読んでいる。クリスマsが何か表にでてきた。日記、日付を最初に淹れないと。忘れてた。9月19日か20日、本を読んでいない。ああたmが気持ち悪い。眼精疲労。指先のしびれ。医女。
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1 受験・勉強
2 ライブ・バンド
3 介護
4 病気・闘病
5 金融・マネー
6 スピリチュアル
7 科学
8 健康・医療
9 コスプレ
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11 イベント・祭り
12 メンタル
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14 時事・ニュース
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16 スクール・セミナー
18 車・バイク
19 ブログ
20 競馬・ギャンブル
【お知らせ】 2014年7月1日 更新
LOVELOGのサービス終了について
au one netのブログサービス 『LOVELOG』は2014年6月30日をもちまして提供を終了致しました。
永らくのご利用、誠にありがとうございました。
引き続きau one netをご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
※お手数ではございますが、新ブログにて閲覧の皆さま向けにブログURL変更等をご周知いただけますよう、お願い申し上げます。
お問合せ
「livedoor ブログ検索」ブログパーツは、サービスを終了しました。
2014/01/20
引っ越し
こちらに引越しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/akibiyori0919/
ひきつづき、宜しくお願いします。
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恐れ入りますが、しばらく時間がたってから、
アクセスいただきますよう、よろしくお願いいたします。
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2007-08-19
告知です。
『映画の離陸 コンドル篇』
■日時 8月19日(日)13:30〜
■開場 映画美学校 第一試写室
■プログラム
13:30〜『日記/ネバーセイ・ネバーアゲイン』監督:西山洋市(ゲスト交渉中)
『ファララ』監督:塩田明彦(ゲスト交渉中)
15:05〜『アリス・イン・ワンダーランド』監督:筒井武文(来場決定!)
16:35〜『四つ数えろ』監督:万田邦敏(来場決定!)
『女の子はみんな双子である』監督:万田邦敏
17:30〜ゲスト監督によるトークショー
■料金 全回入場無料
主催はB学校同期のKさんとOさん。ほんと素晴らしい企画っす。
僕は行けないのが残念(なんとかして観たい…)。次回がナニ篇なのか今から気になります。