▽西東京日記 IN はてな ●03/29 00:26 2025-03-26五十嵐彰『可視化される差別』(新泉社)著者の五十嵐先生と編集部から御恵贈いただきました。どうもありがとうございます。副題は「統計分析が解明する移民・エスニックマイノリティに対する差別と排外主義」。本書は、この副題が表している通りの内容になります。しかし、「差別」と「統計分析」というのは基本的には相性の悪いものです。人々の平均身長を知りたいならば測ればいいわけですが、社会全体の差別の強さのようなものを知りたいと考えた時に「何を測ればいいのか?」というのは難しい問題です。例えば、移民に対する差別の実態を知りたくて、「あなたは移民に対して差別的な考えを持っていますか?」という質問をしたとして、その答えはその社会の移民に対する差別的な態度をそのまま反映していると言えるでしょうか?これは本書と同じ新泉社から刊行された中井遼『欧州の排外主義とナショナリズム』でも指摘され
▽へたれゲーマー駄文 ●03/24 23:12 2025-03-22Rise of the Ronin正式名称が『Rise of the Ronin』。読み方は「ライズ オブ ローニン」。「ザ」なし。日本語訳名は無い。浪人の夜明けぜよ。如何にも世界的に売っていきたさ溢れる名称である。『仁王』とかと同じく、PS版の発売がソニーで開発はコーエーテクモのテクモの方の『デッド オア アライブ』などを作っているチームの作品。『仁王』はとても『デモンズソウル』なゲームでゲームとしてはまさに「和風デモンズソウル」だったが日本の戦国時代を舞台にしながら主人公に三浦按針を持ってくる発想がしたりと膝打つものだし〓千代さんが「無双」シリーズと違って普通の格好をしていたり単に劣化複写な「和風デモンズ」ではなく『仁王』というゲームである、と言える面白さがある作品だった。そして本作「ローニン」は『エルデンリング』『SEKIRO』と