希望観測的アンテナ

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おとなりアンテナ | おすすめページ

  1. 2024/11/25 13:43:03 ほぼ日刊イトイ新聞含むアンテナおとなりページ

    ・人に「なにかをあげる」って、
    大人になるほどむつかしくなる。
    どんなものをあげるかを考えすぎると、
    なんだか「考え」をあげてるみたいになるじゃない。
    あと「あの人になにかあげるってむつかしいなぁ」って
    思われている人がいるけれど、
    そう思われるのは、あんまりいいことじゃない。
    その人がわるいわけじゃないんだけど、
    人になにかを「むつかしくさせちゃう」ってのは、
    いいことじゃないとも思うんだよね。
    これは、人に「怖がられる」のとも似ているかもしれない。
    ぼくは、昔から「あげる」はむつかしいと思ってて、
    「考えなし」にあげるようにしていた気がする。
    とにかく「あれこれ考えてない」がいちばん大事だった。
    これはぼくだけの考えかもしれないから、
    あんまり人には言わないことだった。
    だいたい、こんなこと言っちゃったら、
    ぼくになにかもらった人が気分よくないかもしれない。
    いや、言い訳をするけど、「考えなし」にはするけれど、
    「思い」はあるんですよ、ほんとほんと。
    いやまてよ、「思い」もないかもしれないな。
    ここらへん、とてもむつかしい問題のような気もする。
    根本的に、あげるのももらうのも「好き」なんだけどね。
    ・「照れる」っていうのも、むつかしい問題なのだ。
    基本、ぼく自身が「照れ性」だとわかっている。
    じぶんも「照れる」人間だからなのか、
    やっぱり「照れる」人が好きだという気持ちもある。
    しかし、根本が「照れ性」であっても、
    大人になったら「照れてちゃいけない」と強く思っている。
    「おまえが照れてる場合か!」と、叱ってやりたい。
    「恥ずかしい」という気持ち「照れる」感覚は、
    心の底のほうに、どっしり存在するよいものだと思う。
    しかし、それはそのまま大事にとっておけばいいので、
    大人だったら、「照れてるんじゃねぇよ!」なのである。
    正直、ぼくは、じぶんにそう言ってきたつもりだ。
    じぶん自身の「照れ」なんかを大事にしてたら、
    いっしょにいるみんなだって困っちゃうからだ。
    かといってね、「照れのない」人は苦手なのだ。
    このあたりのことも、ずっとわからないままである。
    じぶんがあいまいにしていることを考えるのもおもしろい。

  2. 2024/11/25 11:29:30 文壇高円寺含むアンテナおとなりページ

    やなせたかしはインタービューやエッセイなどで、戦争と飢えのない世界を希求し、『アンパンマン』を創作したという話をくりかえし語っている。一九一九年生まれ。やなせたかしの弟は戦死している。
    (追記)「戦争と飢えのない世界」を「戦争と飢えの世界」と書いていた。丸一日、気づかなかった。訂正した。

  3. 2024/11/22 19:13:01 m.r.factory含むアンテナおとなりページ

    2024-11-22
    コロナの秋 11月15日から11月21日
    コロナの秋
    11月15日金曜日
    雨。一昨日の残りのトマトソースにナスを足したパスタ。ここ数ヶ月、パスタが買えない、とSに話す。以前よく買っていた7分パスタ、4分パスタが近所のスーパーやコンビニから消え、かわりに微妙に細い、ぐにゃっとした食感のパスタしか棚に並ばなくなった。まれに以前買っていた7分パスタらしきものを見かけ買うも、以前とは食感がまったく違うパスタになっている。戦前、少しずつものが買えなくなっていく描写を読んだことがあるが、こんな感じだろうか。アメトーークにはまらない芸人、見る。Sは往来座へ。絵のデータを送ろうと確認すると、画像にゴミが写っている。セブンイレブンに行きスキャンし直して送る。夜、往来座へ。ru先輩、deさん、組合帰りのKUMAくん、ちらっとKOくん。赤ワインソーダ、お茶割り。往来座地下を読んでます、瀬戸さんみたいなひとができるならおれもできるって、希望なんです、とKUくんに古本屋をやることのいろいろを言われてSがうれしそう。夕飯は、ミニトマト、ナスひき肉豆腐、ごぼう汁。健康診断の結果が出る。基準値以内だがコレステロール値が去年よりあがっている。中性脂肪はぐっとさがっている。映画「飢餓海峡」を最後まで観る。三國連太郎の過去がもう少し描かれていれば。「砂の器」のなかの繰り返し繰り返しのようなものがない。左幸子はすごい。S家泊。
    11月16日土曜日
    曇り。玉ねぎセロリひき肉のトマトソースパスタ。テレビ千鳥、見る。Sの両耳から長い毛が3本ずつ生えていたので抜く。Sは往来座へ。文章。夕方、往来座へ。KWさんにいただいた塩辛、ブリ麹漬け、をS家に持って帰る。大鳥神社では酉の市。降り出した雨でひとがおらず縁日がさびしげ。文章続き。夜、往来座へ。ru先輩。焼酎お湯割り。閉店後、帳場にスクリーンを張り上映会。「キノ・ライカ 小さな町の映画館」を観る。カルッキラの住人たち、ナマケモノ会、チェス、馬、古い車、工場、湖、森。住人たちが映画館ができること、カウリスマキ監督との出会いや映画について、ぽつぽつ話している。大きな針葉樹を後ろに映画館の黄色いネオンが灯る。カルッキラに暮らす歌手、篠原敏武が日本語で歌うフィンランドの古い歌、エンディングの女性歌手の声、の余韻。途中、ru先輩が焼酎お湯割りの湯を盛大に

  4. 2024/11/21 17:30:10 出版・読書メモランダム含むアンテナおとなりページ

    2024-11-21
    古本夜話 番外編その四の3 前田出版社と『トップ』
    かつて伊達得夫の『詩人たち―ユリイカ抄』を読んで、ふたつのエピソードがずっと記憶に残っていた。それらは冒頭に置かれた「『余は発見せり』」の中で、原口統三遺稿集『二十歳のエチュード』の初版がユリイカではなく、昭和二十二年六月に「M出版社」から初版五千部で出され、たちまち売り切れたが、その暮に出版社が倒産してしまったこと、伊達が原口の遺稿の出版のことで、一高の寮を訪ね、中村稔と出会い、それがきっかけとなって、中村が書いた探偵小説をカストリ雑誌に売りこみ、中村がいくばくかの原稿料を稼いだことだった。
    (ユリイカ)
    このふたつのエピソードから、伊達がユリイカを始める前は別の出版社にいて、カストリ雑誌にも関係していた事実を知った。そしてほどなくして、古本屋の棚で『二十歳のエチュード』初版を見つけ、「M出版社」が前田出版社だとわかった。田中栞の『書肆ユリイカの本』(青土社)の初版書影によれば、初版にはフランス語仕立てのジャケットがあったようだが、私が買った初版にはそれがなかった。
    (前田出版社) (『書肆ユリイカの本』)
    この前田出版社について、長谷川郁夫は伊達の評伝『われ発見せり』(書肆山田)で、宮城のお濠の内側にある旧近衛師団の木造兵舎跡の一室を借りていて、思索社や角川書店も同じ建物内にあったと記し、次のように書いている。
    (『われ発見せり―書肆ユリイカ・伊達得夫』)
    前田出版社は、戦後できた典型的なタケノコ出版社のひとつである。「トップ」という、ゴシップスキャンダルをあつめたカストリ雑誌を出していた。「トップ」は創刊当時よく売れていたが、やがて売れ行きが落ちていった。社員は、書籍編集、雑誌編集、営業をふくめて二十名ほどだった。
    この出版社で伊達は書籍担当責任者だったが、社長の前田豊秀が女子社員と九州に逐電し、夫人と協議離婚し、伊達は夫人の離婚慰謝料を借りてユリイカを始めたようだ。その借金はユリイカ版『二十歳のエチュード』ですぐに返済したが、夫人は共同経営のつもりだったので、別の社員に「泣き言」をもらしたと長谷川は書いている。
    それはともかく、中村稔の探偵小説の売り込み先のカストリ雑誌は『トップ』と考えていいだろうし、中村も『私の昭和史・戦後篇』上巻で、小栗虫太郎の影響の強い上海を舞台にした「エロっぽ

  5. 2024/11/08 23:01:45 内田樹の研究室含むアンテナおとなりページ

    内田樹選集
    今日はこれから病院ですい臓がんの切除手術の日程打ち合わせである。手術が無事に終わったとしても、もう74歳であるから、相...
    2024-11-08 vendredi
    韓国の出版社企画で「無知の楽しさ」という本が出た。韓国の編集者や訳者の朴東燮先生からの質問に私が答えて一冊の本になったの...

  6. 2024/03/28 03:54:02 okatakeの日記含むアンテナおとなりページ

    okatakeの日記
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  7. 2024/03/28 03:51:22 崩れた本の山の中から 草森紳一蔵書整理プロジェクト含むアンテナおとなりページ

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  8. 2024/03/25 15:03:31 書評王の島含むアンテナおとなりページ

    書評王の島
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  9. 2023/01/02 08:05:11 読書猿Classic: between / beyond readers含むアンテナおとなりページ

    2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子)

  10. 2022/05/23 15:06:23 フクヘン。- 雑誌ブルータス副編集長、鈴木芳雄のブログ含むアンテナおとなりページ

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    2022年5月23日
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  11. 2021/08/24 15:26:12 知ったかぶり週報含むアンテナおとなりページ

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  12. 2021/07/08 17:47:20 田中栞日記 - Yahoo!ブログ含むアンテナおとなりページ

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  13. 2020/12/09 01:03:07 木村衣有子の野営 〜観音うらメモ含むアンテナおとなりページ

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  14. 2020/09/13 11:04:50 浅生ハルミンの『私は猫ストーカー』 passage含むアンテナおとなりページ

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  15. 2020/07/30 13:55:45 富士日記 2.1 « u-ench.com PAPERS含むアンテナおとなりページ

    Aug. 24, 2019
    Aug. 23 Mon. 「ごぶさたしていました」
    ■いまや、Twitterで、さまざまな情報は発信され、なかには日々のことを書くのがあたりまえになったし、読む側にしてみればスマホしか持っていない層が増えているという。つまり、MacもWindowsも使ってないわけで(つまりコンピュータに縁がない人たち、必要としない人たちがいる)、そうなるとなあ、ブログだの日記だの、長い文章を読むのは面倒だろう。Twitterの140文字に人はもう慣れてしまったのだ。
    ■そんなご時世に「富士日記2.1」を更新するのは反時代的である。しかもだ。それこそ僕がTwitterをはじめてもう9年になり、そこから一気に「富士日記2.1」の更新頻度は下がった。なんとかしよう。続けようと一年にいっぺんは考えるのに長続きしたことがない。うっかり忘れ、たいてい一年が過ぎている。去年は舞台の告知をしょうと、かつてだったら稽古のことを毎日、書いていたが長続きしませんでした。それもしょうがない。Twitterで短い言葉ながら稽古の記録を書く。ほかにも稽古の日々を書く。かつてはそうではなかった。稽古を終えてから考えたこと、演劇についてあらためて疑問が出現し、それをどのように考えられるか検討していたように思う。というのも稽古のなかで俳優に教えられるからである。そこでからだを動かしている人たちがいる。そうした実践こそが演劇の考え方になる。そのための「富士日記2.1」だった。って、まあ、「富士日記2.1」は演劇のためだけにあるわけではないのだが。
    ■そして人間は堕落する。書かなくなってしまう。
    ■今年の夏は特別だったので、時間が比較的あった。去年はなあ、稽古のほかに、「熊野大学」に行ったり、日本近代文学館が主催する「夏の文学教室」に行ったりと忙しい夏だった。あっというまの一年ですね。で、時間があるものだから「遊園地再生事業団 PAPERS」の更新をしていた。いろいろわからないことがあり、考えた、考えた、考えました。それにはスマフォで読むということを前提にしているところがあり、更新しているとわからないことが生じるのだ。もちろん「完全スマフォ対応」には時間がかかりそうだが、それでも少しは更新していたわけだよね、「過去の公演」のページを設けそこに舞台写真を載せると同時に、文章も少し書き直した。

  16. 2019/11/01 17:42:26 MIYADAI.com Blog含むアンテナおとなりページ

    まもなく『ドルフィン・マン』がUPLINK吉祥寺で公開されますが、関連する拙論を公開します

  17. 2018/05/14 18:09:11 紀田順一郎のホームページ含むアンテナおとなりページ

    ■ ホームページ終了のお知らせ [2018.05.14]
    このたび思うところあって、ホームページを閉じることとしました。長いあいだ、ありがとうございました(5月20日をもって終了します)。
    私がホーム...

  18. 2017/09/17 09:34:14 活字中毒R。含むアンテナおとなりページ

    エンピツ
    サーバメンテナンスについて
    現在、全サービスを一時停止させていただきます。ご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。
    停止サーバー : エンピツサービスに係わる全サーバ
    サービス停止日 :2017年09月17日(日)
    サービス停止予定時間 :全日
    停止理由 :サーバー移転により
    全サーバの停止のため、閲覧、書き込み全てのサービスが一時停止となります、ご了承下さい。

  19. 2017/03/16 01:11:27 高遠弘美の休み時間・再開(告知板)含むアンテナおとなりページ

    フォーレ協会の研究会での講演
    二月初めの記事でご案内した四月十六日の講演会はすでに満席になり、キャンセル待ちださうです。ひとりで吃驚してをります。
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