希望観測的アンテナ

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おとなりアンテナ | おすすめページ

  1. 2024/04/16 11:11:57 ほぼ日刊イトイ新聞含むアンテナおとなりページ

    ・人が一度に食べる食事の量というのは、
    どれくらいのものなのだろうか。
    うどんの一杯とか、カレーライスの一皿とか、
    これが一食分ですよ、とわかりやすいものもある。
    ぼくは、その一食分については、量的に満足している。
    つまり、もっとくださいとは言わない。
    さらには、N田さんのように大盛りにもしない。
    だから、食欲が人よりもあるほうだとは思っていなかった。
    しかし、複数の知り合いの人たちが、ぼくのことを
    「すっごくよく食う人」と噂していることを知った。
    「年甲斐もなくよく食う男」というニュアンスもある。
    言われている本人としては、うどん一杯で満足なのだから、
    大食漢だとは思えないし、なんなんだよと思うばかりだ。
    ただ、そうかそういえばと思ったのは、
    「次々にいろんなものが出てくる席」では、
    たしかに、「もっと食おう」とする傾向はある。
    焼肉の店などでは、いろいろ注文したがるし、
    そのいろいろをよろこんで食べて、
    思いついたらなにかを追加したりもする。
    コースのお好み焼きなんかの店だと、
    「これでいちおう」とデザートがくる直前に、
    「焼きそばは、ソースと塩とどっちも食べようか」
    などと気軽にオーダーしてしまう傾向はある。
    お鮨だと、おまかせで一通り食べているうちに、
    「おかわりはどれにしようか」をずっと考えている。
    賢明な読者ならすでにお気づきのことであろうが、
    ぼくが追加したがるもの注文するものは、
    すべて「一単位」が小さめなのだ。
    さっき「ソースと塩」と両方食べようとした焼きそばも、
    その店でしめで出てくるものは、小さい単位なのだ。
    焼肉の店でも、チヂミをみんなで少しずつ食べるとかさ。
    ちょっと足したものが、何種類かあったりすると、
    結局、ものすごくいっぱい食べた記憶になるんじゃない?
    というようなところで、じぶんでは納得しているのだが、
    たしかに、いっしょに食べている若い人が、
    「もう、お腹いっぱいなんで」とか早々に言うのを見ると、
    (えっ、おれはまだ食いたいぞ)と思ってしまうので、
    それはやっぱり「年甲斐もなくよく食う男」なのかなぁ。
    「大食じゃないんだけど食いしん坊」というあたりなのかな。

  2. 2024/04/15 13:45:04 出版・読書メモランダム含むアンテナおとなりページ

    2024-04-15
    古本夜話1508 滝田樗陰と室生犀星「幼年時代」
    これまでに萩原朔太郎が大正十二年の『青猫』に続いて、同じ新潮社から『蝶を夢む』や『抒情小曲集』、また室生犀星のほうは十一年に『田舎の花』を刊行していることを既述しておいた。しかし犀星は朔太郎と異なり、それまでに大正九年の『性に目覚める頃』を始めとして、やはり新潮社から『結婚者の手記』『蒼白き巣窟』『美しい氷河』『走馬燈』といった小説集を出し、作家としてもデビューしていたのである。
    それは詩集の出版が朔太郎とのコラボレーションによっていたように、小説を書くことは『愛の詩集』の上梓をきっかけにして、芥川龍之介や谷崎潤一郎と知り合った影響も大きいと思われる。犀星は『自叙伝的な風景』において、最初の作品「幼年時代」を『中央公論』の滝田樗陰に送り、何の返事もなかったので、中央公論社を訪ねたが、滝田が不在だったと書いている。ところが数日後「幼年時代」の校正刷が届き、「自分は興奮と混乱に似た感激的な状態」となり、「つとめて平気で妻に作品が雑誌に掲載されることを告げた」のである。その翌日滝田が来訪し、「性に目覚める頃」「或る少女の死まで」の初期三部作が続けて大正八年の『中央公論』に掲載されるに至った。
    この三部作は大正九年に新潮社の『性に目覚める頃』に収録され、これも幸いなことに近代文学館により複刻されている。その出版事情を補足しておけば、これらの作品は『中央公論』に掲載されたわけだから、中央公論社から単行本として刊行されるのが当然だが、大正時代の中央公論社は書籍出版部を設けておらず、それは昭和四年を待たなければならなかった。そうした当時の出版事情は文藝春秋社も同様だった。
    この『性に目覚める頃』には「この貧しき最初の創作集を滝田哲太郎におくる」との献辞にあるように、滝田樗陰に捧げられている。大正時代の多くの作家が滝田によって発掘、育成され、『中央公論』に作品を発表し、文壇的地位を得ていたのだが、犀星もその一人だったのである。それは「序」においても語られ、滝田のよく知られた人力車訪問にはふれられていないけれど、滝田の存在と尽力により、「生れて初めて一人前になれたのだといふ気が、書いたもののなかから、いまは何よりはつきりと映り出した」と述べている。
    ここでは表題作に言及すべきかと考えていたが、滝田との関係からすれ

  3. 2024/04/13 09:41:15 文壇高円寺含むアンテナおとなりページ

    2024/04/12
    蓮華寺
    花粉か黄砂か、目とのどが痛い。昨年、この時期、急性結膜炎になり、体調を崩した。外出時、なるべくマスクをするようにする。それにしても五十代、調子のいい日が四十代の半分あるかどうかだ。スローダウンを心がける。体に心を合わせていく。
    古木鐵太郎著『文芸随想』(非売品、一九八二年)を日本の古本屋(古書うつつ)で買う。発行者は古木春哉。布張りのカバーがいい。最初、裸本かとおもった。「移りゆく武蔵野」(一九三六年)の一節。
    《自分が初めて野方に越して来た頃は、家の近くには所々空地があつたが、またゝくうちにその空地にも隈なく家が建つてしまつた。越した当座は、それまでゐた所が高円寺であつた故か、今度の所は如何にも長閑で、一寸別天地といふ様な気もした》
    「鷺宮」(一九三九年)という随筆もよかった。
    《この鷺宮に越して来てからもうすぐに一年だ。こゝが前居た野方よりいゝ点は、四辺の広々としてゐること、空気のいゝことである。家の前には広い草原があり、その向うが低くなつて田圃、田圃の中には西武電車が走つてゐる》
    古木鐵太郎は高円寺、野方、鷺宮と転々と引っ越している(大和町にも住んでいた時期がある)。特別なことが書いてあるわけではないのだが、こういう文章を読んでいると気持が落ち着く。野方、鷺宮あたりの風景はものすごく変わった。もちろん高円寺も。
    時間が経つにつれ、身辺雑記や日記の中で切り取られた時間が貴重なものになる。古木鐵太郎の文章は素朴でひねりがない。新しさはないが、古くならない。
    土曜昼、西部古書会館の大均一祭(初日)、一冊二百円。七冊。おでん作る。
    日曜日、馬橋公園の桜を見てから早稲田通りの高円寺と阿佐ヶ谷の間あたりのすこし北にある泉光山蓮華寺(中野区大和町)の「花まつり」に行く(一週間前、鷺ノ宮を散歩した帰りにも寄った)。お伊勢の森のバス停のすぐ近く。
    「花まつり」は毎年四月の第一日曜に開催している。甘茶を飲む。歴史ユーチューバーのミスター武士道さんがクイズを出していて、子どもたちに大受けだった。ミスター武士道、三重県四日市市出身と知る。
    桜の季節、あっという間に終わる。
    Posted by 荻原魚雷 at 12:44 午後
    ▼ 2024 (22)
    ▼ 4月 (2)
    蓮華寺

  4. 2024/04/12 22:02:14 m.r.factory含むアンテナおとなりページ

    2024-04-12
    コロナの春 4月5日から4月11日
    コロナの春
    4月5日金曜日
    曇り。玉ねぎ人参セロリひき肉のミートソースパスタ。Sは往来座へ。文章書き、少し進む。夜、往来座へ。KOさん、asさん、ru先輩、miくん、uちゃん。缶ビール、お茶割り。またエアコンの調子が悪く、店の奥で工事業者が作業している。4月に転職したばかりのasさんに映画「櫻の園」のDVD借りる。漫画より好きとのこと。来年の名画座手帳の帯依頼用の写真撮影。編集部4人に衣装を身につけてもらい、店の奥で写真を撮る。いくつかパターンを撮り、私服でも撮影。なかなかの出来。終えて、法明寺で桜を見つつ、鬼子母神停留所までKOさんを送る。弦巻通りのまいばすけっとで買い物。お茶割り飲みつつ帰る。家に着いてからトイレットペーパーを買い忘れたことに気づき、Sがミニストップまで買いに行く。どうせすぐなくなるから、と8ロール入った袋を3つさげて戻る。夕飯は、まいばすで買った冷凍のシュウマイ、玉ねぎれんこんベーコンにシチューの素の野菜を入れたシチュー。「不適切にもほどがある」続き見る。これ春子さんだ、アキちゃんが困ってたときに助けに来た春子さんだ、と言いながらSが号泣している。あまちゃんだったんだ、と言いながら風呂場でも泣いている。S家泊。
    4月6日土曜日
    曇り。玉ねぎ人参ジャガイモ豚肉のカレー、ルーはバーモントカレーの中辛。あちこちオードリー、見る。永野さん。ツッコミはテレビの枠におさめる役。Sは往来座へ。文章書き、終わらず。夜、通称雄幸公園に桜を見に行くと、満開なのに去年と様子が違う。こんなに空がすかすかだったかと公園内で見渡すと、桜の枝もけやきの枝も太いところからぱっつり切られている。KOさんたちと法明寺に行ったさい、最近の切り方は愛がないよね、と言っていたことを思い出す。枝ぶりや木のためでなく、邪魔だから切る、に全振りしているように思える。日比谷公園も神宮外苑もそれ以外の公園や街路樹もベンチもひともすべてに優しくない。雑司ヶ谷公園で桜を見、K会長に帳簿を戻し、M家で母が作った鳥のトマト煮をもらい、往来座へ。お茶割り。コロナの後遺症で不眠症になった、昨日一睡もしてないもん、とn。早々に片付けて帰る。夕飯は、母にもらった手羽元のトマト煮、ごぼう汁。Sはミックスビーンズも食べている。麦チョコを少し。72時間の「国道

  5. 2024/03/28 03:54:02 okatakeの日記含むアンテナおとなりページ

    okatakeの日記
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  6. 2024/03/28 03:51:22 崩れた本の山の中から 草森紳一蔵書整理プロジェクト含むアンテナおとなりページ

    崩れた本の山の中から 草森紳一 蔵書整理プロジェクト
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  7. 2024/03/25 15:03:31 書評王の島含むアンテナおとなりページ

    書評王の島
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  8. 2024/03/05 19:13:07 内田樹の研究室含むアンテナおとなりページ

    道徳教育について
    道徳教育を教える先生たちの研修会に招かれた。話をする前に「梗概」を送って欲しいと言われたので、こんなことを書いた。  私...
    2024-03-05 mardi

  9. 2023/01/02 08:05:11 読書猿Classic: between / beyond readers含むアンテナおとなりページ

    2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子)

  10. 2022/05/23 15:06:23 フクヘン。- 雑誌ブルータス副編集長、鈴木芳雄のブログ含むアンテナおとなりページ

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  11. 2021/08/24 15:26:12 知ったかぶり週報含むアンテナおとなりページ

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  12. 2021/07/08 17:47:20 田中栞日記 - Yahoo!ブログ含むアンテナおとなりページ

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  13. 2020/12/09 01:03:07 木村衣有子の野営 〜観音うらメモ含むアンテナおとなりページ

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  14. 2020/09/13 11:04:50 浅生ハルミンの『私は猫ストーカー』 passage含むアンテナおとなりページ

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  15. 2020/07/30 13:55:45 富士日記 2.1 « u-ench.com PAPERS含むアンテナおとなりページ

    Aug. 24, 2019
    Aug. 23 Mon. 「ごぶさたしていました」
    ■いまや、Twitterで、さまざまな情報は発信され、なかには日々のことを書くのがあたりまえになったし、読む側にしてみればスマホしか持っていない層が増えているという。つまり、MacもWindowsも使ってないわけで(つまりコンピュータに縁がない人たち、必要としない人たちがいる)、そうなるとなあ、ブログだの日記だの、長い文章を読むのは面倒だろう。Twitterの140文字に人はもう慣れてしまったのだ。
    ■そんなご時世に「富士日記2.1」を更新するのは反時代的である。しかもだ。それこそ僕がTwitterをはじめてもう9年になり、そこから一気に「富士日記2.1」の更新頻度は下がった。なんとかしよう。続けようと一年にいっぺんは考えるのに長続きしたことがない。うっかり忘れ、たいてい一年が過ぎている。去年は舞台の告知をしょうと、かつてだったら稽古のことを毎日、書いていたが長続きしませんでした。それもしょうがない。Twitterで短い言葉ながら稽古の記録を書く。ほかにも稽古の日々を書く。かつてはそうではなかった。稽古を終えてから考えたこと、演劇についてあらためて疑問が出現し、それをどのように考えられるか検討していたように思う。というのも稽古のなかで俳優に教えられるからである。そこでからだを動かしている人たちがいる。そうした実践こそが演劇の考え方になる。そのための「富士日記2.1」だった。って、まあ、「富士日記2.1」は演劇のためだけにあるわけではないのだが。
    ■そして人間は堕落する。書かなくなってしまう。
    ■今年の夏は特別だったので、時間が比較的あった。去年はなあ、稽古のほかに、「熊野大学」に行ったり、日本近代文学館が主催する「夏の文学教室」に行ったりと忙しい夏だった。あっというまの一年ですね。で、時間があるものだから「遊園地再生事業団 PAPERS」の更新をしていた。いろいろわからないことがあり、考えた、考えた、考えました。それにはスマフォで読むということを前提にしているところがあり、更新しているとわからないことが生じるのだ。もちろん「完全スマフォ対応」には時間がかかりそうだが、それでも少しは更新していたわけだよね、「過去の公演」のページを設けそこに舞台写真を載せると同時に、文章も少し書き直した。

  16. 2019/11/01 17:42:26 MIYADAI.com Blog含むアンテナおとなりページ

    まもなく『ドルフィン・マン』がUPLINK吉祥寺で公開されますが、関連する拙論を公開します

  17. 2018/05/14 18:09:11 紀田順一郎のホームページ含むアンテナおとなりページ

    ■ ホームページ終了のお知らせ [2018.05.14]
    このたび思うところあって、ホームページを閉じることとしました。長いあいだ、ありがとうございました(5月20日をもって終了します)。
    私がホーム...

  18. 2017/09/17 09:34:14 活字中毒R。含むアンテナおとなりページ

    エンピツ
    サーバメンテナンスについて
    現在、全サービスを一時停止させていただきます。ご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。
    停止サーバー : エンピツサービスに係わる全サーバ
    サービス停止日 :2017年09月17日(日)
    サービス停止予定時間 :全日
    停止理由 :サーバー移転により
    全サーバの停止のため、閲覧、書き込み全てのサービスが一時停止となります、ご了承下さい。

  19. 2017/03/16 01:11:27 高遠弘美の休み時間・再開(告知板)含むアンテナおとなりページ

    フォーレ協会の研究会での講演
    二月初めの記事でご案内した四月十六日の講演会はすでに満席になり、キャンセル待ちださうです。ひとりで吃驚してをります。
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