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  1. 2025/06/17 16:27:17 偽日記@はてな含むアンテナおとなりページ

    2025-06-15
    2025-06-15
    ⚫︎『ここはすべての夜明けまえ』(間宮改衣)を読んだ。とても巧みに構築された作品だと思った。まずは強い情動として作品世界が開かれ、それが途中で「知」による相対化が起こって反転し、最後に、情動にも知にも還元できない、倫理と対話という次元に至って終わる。
    まず、ひらがなを多用した、擬・白痴的な文体によって、距離や分節化が入り込む余地のないような強い情動に染め上げられた「家族という愛憎地獄」が描かれる。それが途中で唐突に、「知」による分節・分析が介入することで世界が反転する(文体も変化する)。それと同時に、「被害者」だった話者=主人公が「加害者」へと反転する。ここで「知」とは二種類あり、一方は、話者=主人公が「旅」の経験を通じて獲得したものとしての知で、もう一方は、文明の進歩によってたどり着いたもの(人工知能との一体化)としての知である。この、情動から知への転換により、一種の露悪的なアイロニーが立ち上がる(エモからアイロニーへの転換)。
    だが、ここで終われば凡庸な作品であろう。旅を通じて獲得された話者=主人公の知は、文明的な知との対話を通じて、ある倫理的な地点へ到達する。ここで初めて、話者=主人公は自らの意思をもつ。そして、話者=主人公は、倫理により導かれた自らの意思を、文明的な知の代表者に向けて主張する。話者=主人公は、理解されないかもしれないが、たとえ理解されないとしても、自分の意思をできるだけ正確に表現しようとするということを初めて試みるのだ(決して「わかりやすく」馴らさないという他者の尊重)。文明側の知は、話者=主人公の倫理=意思を理解できないが、その「理解できない意思」を理解できないまま尊重する(この「他者の尊重」も文明的な知の一部である)。そして、この伝わらなさこそが「対話」である。
    作品の最後でようやく、話者=主人公は、決して救われることはないという「救い」に到達し、「愛憎」という重力から脱しうるある種の自由の感覚を得るのだが、この時にすでに彼女の(あまりにも長すぎた)寿命は尽きかけており、残された時間はわずかである。
    (文明的な知は、話者=主人公の「倫理」とは噛み合わないが、しかし、彼女が「文明的な知に受け入れられる(保護される)」という過程、および文明的知との対話なしには彼女の「倫理」への到達はあり得なかっただろうという意味で、話者=主人公にとって文明的な知は必要だったのだ。だから彼女は、自分とは噛み合わない文明的知の将来を祈る。)
    (追記。人間≒エモが、地球と共に終わりを告げ、代わりに、人工知能が宇宙に向けて飛び立っていく。)
    furuyatoshihiro 2025-06-15 00:00 読者になる
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    2025-06-15

  2. 2025/06/17 14:59:20 田島老師の御ブログ含むアンテナおとなりページ

    2025年06月16日
    アヴァンギャルドとしてのアリストテレス
    クラシックのまん真ん中で、最良の意味で保守的なアリストテレスを、アヴァンギャルドと言うのは、いかにもあざといキャッチコピーのような感じがして気が進まないが、長い間に手あかがついたアリストテレスイメージを一新するにはそれも必要かもしれない。我々の目的は、アリストテレスの根本洞察を現代に生かしながら、同時にそれが現代の哲学的論争の最前線に十分に寄与しうる内容を持つことを示すことである。
    そこで、とりあえず倫理学の「中庸論」から始めることにしよう。そもそもそこにも、一見して穏当な主張のように見えるものが、一枚めくれば穏当とはとても言えないエッジを秘めていることがわかるのである。通常、徳は悪徳と悪徳との中間に位置し、両極端にある欠陥を免れていることであるというのが、中庸論の趣旨であると思われているが、そんなものであれば、それが倫理思想として大きな間違いを犯しているとは言えないにしても、我々に鋭い洞察をもたらすものとは言えないシロモノ、せいぜい「凡庸」な常識の域を出ないものと思われるであろう。勇気が臆病と向こう見ずの中間であるとしても、その間にはずいぶんの広がりがあるはずだから、「中間」と言っただけでは、ほとんど何も積極的な規定を与えたことにならないだろう。
    しかしこのような疑問が生まれるのも、中庸論の常識的理解が、徳を二つの悪徳からその中間として規定するものであると見なしているからに過ぎない。実際には、中庸論は徳を二つの悪徳を足して二で割るように規定しようとするものではないのである。少し考えてみれば明らかであるが、臆病が危険を避ける気質であり、向こう見ずが危険や冒険を好む気質であるとすれば、それらが悪徳と言われる理由がはっきりしない。危険を避けることが必ずしも悪徳と言えない場合は多いだろうし、冒険を好むことが悪徳ともいえないだろう。危険を避けたり危険を好むことは、それ自体としてみれば決して悪徳そのものではない。危険を好むことで悪い結果を招くことも多い反面、危険を避けることで進歩を止めてしまうこともある。危険に対する積極的・消極的態度は、いずれもそれ自体は倫理的に中立的であるとみなすほかはない。
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    easter1916 at 04:20|Permalink│Comments(0)│ │哲学ノート
    アヴァンギャルドとしてのアリストテレス
    哲学ノート (238)

  3. 2025/06/17 07:07:02 古本屋ツアー・イン・ジャパン含むアンテナおとなりページ

    2025年06月16日
    6/16衝撃のラッキー二乗。
    先日入手した國枝史郎の「武道一貫記」(2025/06/07参照)を読み進めているのだが、表題作の中編「武道一貫記」が面白過ぎて盛大に感動する。仇討ち話を背骨にした伝奇小説なのだが、人物と幻の名刀の関係と繋がりが、様々な偶然で出会い、離れ、またこんがらがりつつ出会うのだが、もう『嘘だろ!』叫びたくなる偶然の連続が、作家と言う神の手腕により、鼻白む直前のギリギリで接続し、思わず文章と物語のグルーヴに乗せられまくってしまうのが、とても心地良いのである。いや、こんな物語を考える國枝史郎は、間違いなく天才である。そんなことを最近考えながら、午後二時過ぎに天沼の住宅街に流れ着く。なので南に下って荻窪に至り、「古書ワルツ荻窪店」(2020/07/30参照)を覗く。ワコール「サトウハチロー詩集 ある日のうた/谷内六郎絵」西田書店「円田英二と阪妻そして内田吐夢 知られざる巣鴨撮影所時代の物語」筑摩書房「YASUJI東京/杉浦日向子」を計880円で購入する。「YASUJI東京」は漫画棚に帯付き220円で挿さっていたので、ラッキー!と即購入したのだが、うぉぉぉぉぉぉぉっ!見返し遊び紙裏に、猫の絵入りの献呈署名ぐぁ入っているではないかっ!これは衝撃のラッキー二乗である。「YASUJI東京」の署名本を手に入れる機会に恵まれるとは……やはり古本屋さんは巡ってナンボですな。
    ※「日本古書通信 2025年6月号」のリレー連載『ミステリ懐旧三面鏡』は北原尚彦氏の番。兼業作家時代に遠回りして帰る途中の代々木上原の古本屋さんで、ハヤカワ・サスペンス・シリーズの「十三階の女」を掘り出すお話……「十三階の女」って、ポケミスともハヤカワ・SFとも違うシリーズだったんですか……。
    【関連する記事】
    2/7「古本屋ツアー・イン・ジャパンの大放出古本市」2DAYS!
    11/19古本屋バイト・イン・J町 最終日
    11/18古本屋バイト・イン・J町 その4
    11/16古本屋バイト・イン・J町 その3
    11/15古本屋バイト・イン・J町 その2
    posted by tokusan at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | |
    (06/16)6/16衝撃のラッキー二乗。
    カテゴリ無し(7)
    2025年06月(14)

  4. 2025/06/16 16:28:55 プロパガンダファクトリー含むアンテナおとなりページ

    サッカー(U18) (694)
    プレミアW 名古屋×神村学園
    2025 6月 15 23:20:54
    プレミアW 名古屋×神村学園
    サッカー(U18)
    昨日に続いて今日も東海地方で育成年代の試合を見る。
    関東在住なので「プレミアWEST」は見に行きにくい。
    計画的に満遍なく見ようと思っていて、
    そんな中でこのカードを見ることにしていた。
    名古屋グランパスU-18は5勝2分け2敗で4位。
    神村学園は2勝1分け5敗で8位。
    つまり消化試合数に1つ差があります。
    名古屋グランパスU-18
    GK 16 加藤直太郎 08.06.20 193/78 名古屋グランパスU-15
    DF  5 神戸間那  07.10.22 177/65 名古屋グランパスU-15
    24 オディケチソン太地
    08.06/17 190/72 JFAアカデミー福島U-15 EAST
    18 神谷輝一  08.05.28 169/63 名古屋グランパスU-15
    MF 28 千賀翔太郎 08.09.18 172/67 名古屋グランパスU-15
    6 野村勇仁  07.06.05 173/68 名古屋グランパスU-15
    10 八色真人  07.04.29 168/66 名古屋グランパスU-15
    9 野中祐吾  07.04.05 169/66 名古屋グランパスU-15
    15 垣吉良真  09.02.12 173/65 名古屋グランパスU-15
    20 小島蒼斗  08.07.15 168/64 FCオリベ多治見U15
    FW 11 大西利都  07.05.29 179/75 名古屋グランパスU-15
    -------大西-------
    ---小島-----垣吉----
    -野中--八色--野村--千賀-
    ---神谷--オディケ--神戸---
    ----------------
    -------加藤-------
    神村学園高等部
    GK 17 寺田健太郎 08.01.10 185/78 スマイス・セレソン
    DF  6 堀ノ口瑛太 07.07.13 177/68 神村学園中等部
    5 中野陽斗  07.05/08 181/75 神村学園中等部
    3 今村太樹  07.06/06 181/75 神村学園中等部
    MF 21 竹野楓太  08.08.04 182/75 神村学園中等部
    14 福島和毅  07.04.27 166/62 神村学園中等部
    15 岡本桂乙  07.10.10 169/60 ソレッソ熊本
    8 荒木仁翔  07.08.02 170/62 ソレッソ熊本
    11 徳村楓大  07.11.26 168/62 神村学園中等部
    19 花城瑛汰  08.09.20 164/61 神村学園中等部
    FW  9 倉中悠駕  07.04.08 180/74 日南市立吾田中
    -------倉中-------
    ---花城------徳村---
    -荒木--岡本--福島--竹野-
    ---堀ノ口--中野--今村---
    ----------------
    -------寺田-------
    名古屋は八色真人が左利き。
    あと森壮一朗が既にプロ契約を締結済みだ。
    U-18の試合に出ることもあるけれど、
    ちょうどU-20日本代表の欧州遠征に参加中です。
    GK萩裕陽も負傷中で不在。
    神村学園は今村太樹、荒木仁翔が左利き。
    布陣は[3-4-2-1]で採ったけど、
    相手ボール時は花城瑛汰がトップ下に落ちて[3-4-1-2]にもなる。
    神村学園と言ったら技巧派軍団で、それは今年も変わらない。
    ただ今日は11人中5名が180オーバーで
    自分の知る限り神村学園史上「最大」のチームです。
    9分、名古屋は相手のビルドアップにプレスを掛ける。
    千賀翔太は右サイドの高い位置でボールを奪い斜め後ろに下げる。
    最後は八色真人が左足ミドルをネットに突き刺した!
    <名古屋グランパスU-18 1-0 神村学園高等部>
    神村学園は後ろに人をかけて細かくビルドアップをしてくる。
    GK寺田健太郎も最終ラインに入って、4枚回しをしていた。
    「相手を食いつかせて、それで生まれたスペース」を活かす狙いだ。
    名古屋もこれに対して1トップ2シャドーが前からプレスをに行く。
    更にサイド、中央のパスコースにもタイトに寄せていた。
    要は「マンマークプレス」をかけて、これが立ち上がりは有効だった。
    前線はやはり大西利都が中心。
    彼はチェイシング、裏取りが強みで
    力強さ、高さも去年からはっきり増している。
    中盤は八色真人はがプレーメーカー的な仕事をしていた。
    この場面は「一振り」で貢献した。
    20分、名古屋はカウンターから中央を崩す。
    オディケチソン太地が前に踏み込んで奪って縦につなぐ。
    大西利都がつないで、小島蒼斗は少し運んでスルーパス。
    野中祐吾はエリア左に抜け出してフリーでシュートを放つ。
    かなり決定的だったもののGKが触って枠外。
    オディケチソン太地は190センチ超の大型CB。
    現高2世代は広島の森井莉人、鹿島の元砂晏翔仁ウデンバと
    「アフリカ系のミックスで190センチ超のCB」が3人いますね。
    31分、神村学園は荒木仁翔が左サイドから左足で折り返す。
    福島和毅は浮き球を絶妙のワンタッチでDFの裏に落とす。
    倉中悠駕がエリア左から放ったシュートは決定的だった。
    ここはGK加藤直太郎がよくブロック。
    福島和毅は1年次から主力だった神村のプレーメーカー。
    チームとして彼にボールを集めていたし、集まっていた。
    スタイルを一言でいうと「イニエスタ」で、
    とにかく技術と判断のミスが異常に少ない。
    重心移動、プレーからプレーの移行が早くて、
    常に先手を取ってプレーできる。
    足裏でいなして間を作ったり、ボールを下げたり、
    「テンポのコントロール」も的確だった。
    相手が詰めてこなければ自分で運び出せる。
    1タッチでスペースに流し込む、
    縦パスやスルーパスでテンポを上げるような組み立てもできる。
    1年のときから上手かったけど、今日はちょっと別格なプレーでした。
    30分すぎから試合は一気に神村学園のペースに変わる。
    17時開始とはいえ日差しが強く、それなりに高温だった。
    マンツーマンプレスを90分間かけ続けることはなかなか難しい。
    名古屋がセットして守ると、
    神村学園は高い位置に押し込んで試合を進められるようになる。
    前半アディショナルタイムの提示は4分。
    46分、神村学園は徳村楓大が右サイドからゴールライン際にドリブル。
    高速ドリブルでエリア内に切れ込み、相手CBのファイルを誘う。
    神村学園にペナルティキックが与えられた。
    神村学園は右サイドにスピードに恵まれた、個で仕掛けられるタイプが揃っている。
    この場面は竹野楓太の個人技でしたね。
    47分、神村学園は徳村楓大がGKの逆を突いてゴール左にPKを流し込む。
    <神村学園高等部 1-1 名古屋グランパスU-18>
    49分、神村学園は右CKを荒木仁翔が左足で入れる。
    中野陽斗がファーに飛び込んで打点の高いヘッドを合わせた。
    <神村学園高等部 2-1 名古屋グランパスU-18>
    ロスタイムの2得点で神村学園が前半のうちに逆転成功。
    2-1とリードして前半を終えた。
    試合は後半。
    55分、神村学園は徳村楓大が高い

  5. 2025/06/16 12:05:53 文壇高円寺含むアンテナおとなりページ

    2025/06/15
    帰郷 その二
    いかに余力を残しながら移動するか。せっかく遠くに来たのだから、いろいろなところに行きたいという欲を抑える。食べすぎず、飲みすぎず、歩きすぎず……。旅先だと普段より動きたくなる。旅が帰ってきて、翌日、すぐ仕事にとりかかれるのが理想だが、そうはならないのが現実だ。
    出発前、右のふくらはぎがつって足の調子がよくない。痛みはないが、違和感がある。無理は禁物である。
    六月八日(日)、午前十一時に郷里の家を出て名古屋。西口の地下街のエスカ、昭和通りをすこし歩く。おにぎりを買う。そのあと中央本線で恵那駅へ。中山道の大井宿を歩く。大井宿は二度目、前に行ったのは二〇一八年か。時が経つのは早い。
    二〇一六年五月末に父が亡くなり、その年に街道歩きをはじめた。以来、年に数回、東京〜名古屋間をJR中央本線で移動するようになった。まだまだ行ったことのない宿場は残っているが、中山道は歩いて楽しい町だらけだ。電車からの景色もいい。川と旧街道好きにはたまらない。
    街道の研究をはじめる前から東海道は五十三次の半分くらいの宿場町を訪れていた(宿場町と意識していなかったが)。四十代半ばすぎまで中山道は知らない町ばかりだった。三重県の隣の県にもかかわらず、岐阜県はいつも通り過ぎていた。せめて三十代の半ばあたりに街道の面白さに気づいていれば……。
    駅前のホテルのチェックインの時間まで旧中山道を散策——明智鉄道の線路の先の菅原神社まで行く。枡形の曲り道が六箇所ある。阿木(あぎ)川沿いもすこし歩く。中山道六十九次の絵が並ぶ大井橋を見る。広重と英泉の絵も中山道に興味を持つようになったきっかけの一つだ。絵を見て「ここに行きたい」とおもう。そんなふうに旅をしたことはなかった。
    午後三時すぎ、宿に向かう。二時間ほど体力を回復するため、だらだらし、スーパーマーケットバロー恵那店のフードコートでスガキヤで肉入ラーメン。バロー恵那店はバロー一号店。もともと主婦の店恵那店と知る。
    食後、音楽酒房ともばぁに行く。オグラさん(インチキ手廻しオルガン)、詩野さん、CRAZY HARUさんのライブ。三重に行く前、このライブを知った。オグラさんの「不思議な遊び場」という曲、ここ最近考えていたことと重なる。オグラさんの曲、後から歌詞の意味がわかることが多い。十年以上前に唱歌を歌いはじめたときも最初はピンとこなかった。年々、唱歌の歌詞のよさが心にしみるようになった。
    翌日、中津川駅でオグラさんと昼すぎに待ち合わせ。中津川には十時前に着き、宿場町を歩く。旧中山道を歩いて中津川。中津川遊歩道公園(ミニ中山道)を歩いて本町公園に行く。ルビットタウン中津川のフードコートでスガキヤまるごとミニセット。三泊四日の旅でスガキヤに三回入る。中津川市ひと・まちテラスで休憩し、中山道関係の無料の資料をもらう。東山魁夷の展示もあった。
    オグラさんの車に乗せてもらって東京に帰る。中津川から中央自動車道。すごく長いトンネルを通る。家に帰ってから恵那山(えなさん)トンネルと知る。上り線は八千六百四十九メートル(現在は国内六位の長さらしい)。駒ヶ岳サービスエリアの名水庵で舞茸天うどん。うまかった。
    わたしは車の免許を持っていないので駒ヶ岳サービスエリアには次いつ行けるかわからない。
    Posted by 荻原魚雷 at 3:44 午後
    ▼ 2025 (33)
    ▼ 6月 (4)
    帰郷 その二

  6. 2025/06/15 23:45:51 Hatena::Diary含むアンテナおとなりページ

    2025-06-15
    田中眞澄/その場所に映画ありて
    追悼スタジオams*1
    鈴木英夫〝発見〟、或いは底辺観客の逆襲*2
    小津の「全日記」がフランス語になった*3
    「祇園の姉妹」は「ぎおんのしまい」ではない*4
    紅葉坂を登って*5
    おばあちゃんの思い出話に注目してみよう*6
    「鵠沼海岸」で下車しても、海には行かないその理由わけは*7
    バコ・サディコフ賛江(Ⅰ)*8
    バコ・サディコフ賛江(Ⅱ)*9
    BOX東中野での五時間半*10
    何がジェイン・オースティンに起こったか*11
    あわしま物語*12
    ドイツ文化センターの無声映画上映の主題による気紛れな変奏*13
    『瞼の母』の父は「第七天国」だった*14
    〝美空ひばり映画祭り〟への即時的反応*15
    セプテンバー・ソング──瞑想の暇なき迷走*16
    カフカとチャップリンは同時代人*17
    「今日から明日へ」御鑑賞の手引き*18
    小さな故意(?)のメロディ──「陽気な踊子」の音楽伴奏から*19
    誰も論じなかった澤登翠 Ⅰ*20
    誰も論じなかった澤登翠 Ⅱ*21
    清水宏の鉛筆で今回の原稿は書いている*22
    京都で森雅之の学生時代のアパートを捜し歩いた*23
    第二回アジア・フィルム・フェスティヴァル瞥見*24
    台湾映画祭の大穴、怪作「息子の嫁」*25
    鞍馬天狗、暗闇坂に現わる*26
    馬と二〇世紀──モンゴル映画祭の印象*27
    大正残俠伝──〝映画史〟になる前の河合徳三郎 Ⅰ*28
    大正残俠伝──〝映画史〟になる前の河合徳三郎 Ⅱ*29
    ドキュメンタリーな日々のさなかで*30
    「山猫令嬢」意外や意外*31
    いとしのカースン、いとしのジュリー*32
    その夏の今は*33
    エラリイ・クイーン氏のハリウッドに於ける冒険*34
    おはつ地蔵由来*35
    インド映画祭で風邪をひく*36
    利根はる惠的な午後の誘惑*37
    黒澤明の近未来*38
    不適切な関係をめぐって*39
    明日待子よ永遠なれ Ⅰ*40
    明日待子よ永遠なれ Ⅱ*41
    第一一回東京国際映画祭雑感*42
    古山三郎氏会見記*43
    〝みそのコレクション〟ポスター展を解読する*44
    木下惠介の居た場所──全国新聞やじうまチェック*45
    一九九九年一月三一日、東京*46
    人形町の日曜日*47
    ローマ、一九一五年──文豪ピランデッロの洞察*48
    小さな春の祭典*49
    『小川紳介と小川プロ』シンポジウムが提示しなかったこと*50
    二七年目のスコリモフスキ再〝出発〟に寄せて*51
    カルメン京都へ行く Ⅰ*52
    カルメン京都へ行く Ⅱ*53
    逝けるオールドファンへの挽歌*54
    とざいとーざい「折鶴お千」*55
    下高井戸的火曜日の恍惚と不安*56
    ピアニストを撃つな!*57
    蓼科行 Ⅰ*58
    蓼科行 Ⅱ*59
    『キネマの美女』のあとがきに代えて*60
    大雄寺、そして西林寺へ*61
    扉一つの隔り──「ファウスト」逸聞*62
    パリで一緒に──木下惠介と三島由紀夫*63
    城のある町にて*64
    『殺人事件』の背後関係*65
    シンガポール発、小津安二郎戦後第一声*66
    或るプロレタリア作家の映画説明者経験・予告篇*67
    (『キネマ旬報』掲載)
    *1:1997年4月上旬号、フィルムセンター最多有料鑑賞者
    *2:1997年4月下旬号、鈴木英夫研究会会員
    *3:1997年5月上旬号、破邪顕正の酒徒
    *4:1997年5月下旬号、他称映画史研究者
    *5:1997年6月上旬号、単独歩行者
    *6:1997年6月下旬号、考える足
    *7:1997年7月上旬号、閑人
    *8:1997年7月下旬号、空ッ腹誠徒
    *9:1997年8月上旬号、ひとり狼
    *10:1997年8月下旬号、ストレイ・シープ
    *11:1997年9月上旬号、好事家
    *12:1997年9月下旬号、隅の老人
    *13:1997年10月上旬号、文化越境者
    *14:1997年10月下旬号、カザルスホール最前列聴衆
    *15:1997年11月上旬号、気×いピエロ
    *16:1997年11月下旬号、小言幸兵衛
    *17:1997年12月上旬号、善魔
    *18:1997年12月下旬号、ほら吹き童爺
    *19:1998年1月上旬号、荒野の狼
    *20:1998年1月下旬号、非常線の男
    *21:1998年2月上旬号、二代目正直正太夫
    *22:1998年3月上旬号、春来る鬼
    *23:1998年3月下旬号、アベルの末裔
    *24:1998年4月上旬号、闘う蒙古斑
    *25:1998年4月下旬号、ストレンジラヴ博士
    *26:1998年5月上旬号、卑小なる暗闇
    *27:1998年5月下旬号、主婦之友
    *28:1998年6月上旬号、無為失禁イヂオート、『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録
    *29:1998年6月下旬号、闇太郎、『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録
    *30:1998年7月上旬号、のんきな観者
    *31:1998年7月下旬号、悪夢の標的
    *32:1998年8月上旬号、男の敵
    *33:1998年8月下旬号、不可解仙人
    *34:1998年9月上旬号、オドラデク
    *35:1998年9月下旬号、不可触仙人、『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録
    *36:1998年10月上旬号、酔ひどれ菩薩
    *37:1998年10月下旬号、話の泉
    *38:1998年11月上旬号、日々の背信
    *39:1998年11月下旬号、無知の技法
    *40:1998年12月上旬号、六分の侠気
    *41:1998年12月下旬号、四分の熱
    *42:1999年1月上旬号、お目出たき人
    *43:1999年1月下旬号、悔なき煩悩
    *44:1999年2月上旬号、周遊する長期戦
    *45:1999年3月上旬号、不思議の国の三月兎
    *46:1999年3月下旬号、突飛者
    *47:1999年4月上旬号、何もない春
    *48:1999年4月下旬号、閑居小人
    *49:1999年5月上旬号、淑女の忘れ物
    *50:1999年5月下旬号、「NO」と言う日本人
    *51:1999年6月上旬号、孤寂なる発光体
    *52:1999年6月下旬号、一代の過客
    *53:1999年7月上旬号、白き手の猟人
    *54:1999年7月下旬号、泥酔ひ人生
    *55:1999年8月上旬号、雑学王、『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録
    *56:1999年8月下旬号、雑談王
    *57:1999年9月上旬号、痴人哀楽
    *58:1999年9月下旬号、虚無への供物
    *59:1999年10月上旬号、独絃哀歌
    *60:1999年10月下旬号、嵐を呼ぶ男
    *61:1999年11月上旬号、にいたん
    *62:1999年11月下旬号、夢野狂四郎
    *63:1999年12月上旬号、離騒
    *64:1999年12月下旬号、在りし日の歌
    *65:2000年1月上旬号、ジャンルなき戦い
    *66:2000年1月下旬号、こぞのゆき
    *67:2000年2月上旬号、不射之射、『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』収録
    YokoiMoppo 2025-06-15 00:00 読者になる
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  7. 2025/06/15 20:26:38 猫額洞の日々含むアンテナおとなりページ

    2025年 06月 14日
    I respect Susan
    アメリカでパレスティナ側に立つことの困難を思うと、
    スーザン・サランドンのブレない姿勢を尊敬するしかない。
    イスラエル=ユダヤではない。この場合のユダヤはアウシュ
    ビッツの子孫の意である。その点で、イスラエル建国は不正義
    である。
    建国を認めた、ことにイギリスの無責任や、反イスラエル的
    言動を"反ユダヤ主義"だと称して否定するドイツの思考停止は
    怠惰極まりない。
    誰かの言動に対して投げかけられる、"反ユダヤ主義"という
    記号は、もはやスターリニズム/ナチズムに等しい。天皇の名の
    下に正当化された全ての戦争犯罪と同じように。
    イスラエルの全市民がネタニヤフを支持しているわけではない
    と知っていても、イランに攻撃されたテルアビブ市街をTVで見て、
    気の毒だと思えない。ガザを見ろ、こんなに小部分ではなく全部が
    瓦礫になっている。瓦礫の下には死体があった、と画面につぶやく。
    パレスティナはもはや制圧した、けれども次の戦争を起こさないと
    また汚職事件で追及されるので、今度はイランとの戦いでイスラエル
    国民の目を欺こうとするネタニヤフ。核施設を攻撃する恐怖はない
    のか?
    パレスティナに人道援助する外国人を入れさせない、ジャーナリスト
    を入れさせない、パレスティナから情報を発信させない。そうして、
    いかがわしい食糧支援団体をでっちあげて、パレスティナの人々を遠く
    から食糧配給におびき寄せて殺す。
    この映像を投稿したのがイスラエルの反戦活動家であることが唯一の
    救いだなんて、あまりにも悲惨ではないか。
    Stop the Gaza Genocide
    自民党裏金リスト(選挙区別一覧)___顔写真と名前の下の左側、
    プロフィール図柄(?)を開けると当人の公式サイト、右側を
    開けると自民党サイトの彼・彼女の紹介になる。
    ..... Ads by Yahoo! ........
    # by byogakudo | 2025-06-14 22:11 | 雑録 | Comments(0)

  8. 2025/06/13 17:30:03 黌門客含むアンテナおとなりページ

    今年は年始から“大作づいている”とでもいおうか、意識的に長篇小説に取り組んでいる。
    たとえば1月末から2月末にかけては、ドストエフスキー/原卓也訳『カラマーゾフの兄弟』(新潮文庫、三巻本)を8年ぶりで読んでいた(27日間かけて読了した)。その間、新聞書評に惹かれて偶々読んだ児島青『本なら売るほど(1)』(KADOKAWA2025)の第4話「201号入居者あり」(pp.87-126)に、まさにその新潮文庫版カラキョーが登場したことには驚いた。
    5月には、著者の生誕100年を意識してのことでもあったが、辻邦生『西行花伝』(新潮文庫2011改版←新潮文庫1999←新潮社1995)を手に取って、かなりの時間(3週間ほど)をかけて読み通した。こちらも読んでいる最中に、Eテレ「心おどる あの人の本棚(3)」(4月15日放送、録画を視聴)で角幡唯介氏が紹介しているのをたまさか目にして驚かされたものだった。辻の「作り込んだ世界観に嵌まった」という角幡氏は、自身の本棚にある文庫版の『西行花伝』を取り出してみせながら、「すごい傑作」、「構成もそうだし、文章表現もそうだし、テーマ性」も含めて「この小説としての完成度の高さがすごすぎ」る、と語っていた。ちなみに、NHKテキストの『心おどる あの人の本棚』pp.25-34(角幡氏のパート)には、『西行花伝』を含めて辻の作品は紹介されていない。
    『西行花伝』(以下『花伝』)は、西行*1(元永元1118年-建久元1190年、俗名・佐藤義清〈のりきよ〉)の生涯を、西行自身をも含めた様々な語り手たちの独語や述懐をとおして重層的に描き出した作品である――と、ごく大雑把に言ってしまえばそのように纏めることができる。言語表現はあくまで今様=当世風であって、例を出せばきりがないのだけれど、二三挙げておけば、まずは西住上人の語りに、
    というくだりが有る。しかしここにみえる「爆笑」は、「比較的新しいことばで、昭和時代に入ってから一般化したものと考えられ」る(飯間浩明『三省堂国語辞典のひみつ―辞書を編む現場から』新潮文庫2017←三省堂2014:54)。
    また、西行による(架空の)書翰を和らげた部分には、
    と有るのだが、この「宮大工」は、
    わたしは法隆寺の棟梁です。代々法隆寺の修繕や解体を仕事にしてきたんです。昔は『宮大工』とはよばずに『寺社番匠(じしゃばんしょう)』と言っていたそうです。これが明治の廃仏毀釈政策をさかいめに社より上にあった寺がなくなり、『宮大工』と呼ばれるようになったんです。(西岡常一『木に学べ―法隆寺・薬師寺の美』小学館ライブラリー1991←小学館1988:10*2)
    という証言に随えば、こちらも近代以降の表現だということになる。それでも、ほとんど違和感を抱くことなく読み進められるのは、なにも作者の力業による訣ではなく、細部まで描き込まれた道具立てへの凝りようや、視覚や嗅覚などの五感にうったえかけて来るような書きぶりによるのだろう。そも当時の口語を復原できるはずなどないのだし、そういった点にあまりに拘りすぎると、かえっていささか感興を殺ぐことにもなりかねない。
    その本自体は未読だが、白洲正子が面白いことを書いている。
    しかしたとえば、鎌倉期に成立した『西行物語』は、出家のきっかけを佐藤憲康の死にあるとみる。そのくだりを引く。
    『花伝』「六の帖」にみえる描写(pp.214-15)は、どうやら上記を下敷きにしたとおぼしいが、だからといって、それが出家の直接のきっかけになったとは看做していない。『西行物語』の訳注によると、これまでに唱えられた「出家の理由」に関する説は次の如くである。
    寺澤行忠氏は、「たしかに恋愛問題が出家の直接の誘因であった可能性は、かなりあったと考えられる」ことを一応は認めつつも、「ただ西行と待賢門院璋子がそのような関係にあったのかどうか、その事実を裏付けることはできない。西行自身は、自ら詠んだ歌の中に、恋の対象が特定できるような痕跡を、まったく残していない」(『西行―歌と旅と人生』新潮選書2024:30)と述べている。無難なところとしては、「直接」「間接」の別を問わず、上記の四の説を採ることになるのだろう。
    これに加えて、「そもそも西行の歌はいつ詠まれたのか、はっきりしないものが多い。伝記研究には有用であるところから、詞書などによって詠まれた時期や場所が特定できる歌が、多く取り上げられるが、詠まれた場所、あるいは詠まれた折の事情がわからない歌の方が、はるかに多い」という(寺澤前掲「はじめに」p.7)。
    たとえば、小林秀雄もかつて紹介した名高い歌として、『聞書集』所収の「地獄絵を見て」と題する連作がある。「見るも憂しいかにかすべき我心かゝる報い(むくひ)の罪やありける」に始まる二十七首のこの連作について、白洲正子は、西行が「再度みちのくへ旅をした後の(晩年の―引用者)歌であることは(略)想像はつく」(白洲前掲p.322)と書いているが、一般的にはこれらも、「いつごろ詠まれた歌か、まったくわからない」(寺澤前掲p.112)とされる。
    『花伝』には、西行をはじめ寂然や慈円の歌があまた引用されるが、上記の様に、いつの作か分らぬものについては、他の人物の回想部分に出すなど、巧妙に処理しているように見受けられる。
    有名な話ではあるが、校訂者の伊東氏によれば「『古事談』以外未見である」(p.336)そうで、真偽ももちろん不明。しかし、こういった鳥羽院と崇徳院との確執が、保元の乱の遠因になったともされる。『花伝』「四の帖」は、待賢門院堀河(堀河局)*6の語りをとおして西行の姿が描かれる章だが、ここにも、「鳥羽の帝と女院のあいだにお生れ遊ばされた御子――間もなく崇徳の帝になられるお方を鳥羽の帝はつねに「叔父子」とお呼びなされていたことは、側近にはよく知られていた事実でございました。(略)女院が白河法皇さまと夜ごと逢瀬を楽しまれ、その御胤を女院が宿されるとしますと、その御子は、なるほど形の上では鳥羽の帝の御子ではございますが、実のところは、叔父に当られる方になるわけで、それで、この御子を「叔父子」とお呼びになったのでございます」(pp.138-39)というくだりがみえる。
    ちなみに、『花伝』のひとつの読みどころとなるのが、「十三の帖」から「十六の帖」に至る部分、すなわち、保元の乱で敗れた崇徳院の「讃岐配流」を経て、西行によるかの有名な「四国白峰鎮魂」へと至る條であって、そこでは、不本意にも争いに巻き込まれざるをえなかった崇徳院の悲劇が、哀切きわまる筆致で描かれる。
    さきの話に戻ると、「十三の帖」の引用部冒頭、「西行がようやく新院のあとに追いつくことができたのは、その翌日の夜のこと」とある「その翌日」は、「保元元年(1156)七月十二日」だと読めて、『花伝』では西行が「このときのこと」について「かかる世に~」の歌を詠んだことになっている。これについては、宇津木言行校注『山家集』(角川ソフィア文庫2018)の当該歌の「補注」に、
    と有るから、「七月十二日」のこととみて矛盾はないようである。『花伝』は巧みにフィクションを織り交ぜながらも、そういった細かなところでは手を抜いてい

  9. 2025/06/05 17:05:15 小谷野敦ブログ含むアンテナおとなりページ

    2025-06-05
    日本文化の猥雑な部分
    「立ち読みの歴史」を読んで、日本文化の猥雑な部分に触れていたら良かったと思った。本文中、西洋には立ち読みがないという過去の日本人の証言に触れて、ないことはない、としているが、実は西洋の新刊書店というのは、日本のそれとは雰囲気が違って、ひどく生真面目な感じがして、そのために立ち読みをするという気分にならない。私はカナダのヴァンクーヴァーの書店しか行ったことはないが、北米では概してこんな感じで、ヨーロッパもそれに近いだろうと思っている。
    それは本のあり方にも現れていて、西洋には高級文化と低級文化の間の中間文化がない。テレビなどはそれに近いが、書籍でいえば、新書のようなものはない。文庫クセジュというのがあるが、あれは新書の中の「キリスト教入門」みたいなものだ。もっといえば、浅田彰の『逃走論』とか栗本慎一郎の『パンツをはいたサル』とか上野千鶴子の『セクシィ・ギャルの大研究』みたいな、学者が書いた猥雑な本というのが西洋にはない。もっともそういう本が流行ったのは日本でも1980年から2000年ころなので、限定的ではある。
    あと雑誌のあり方が違う。『ブルータス』とか『ダヴィンチ』みたいな、本のことを扱っているのにひどく猥雑な雑誌というのは、西洋にはない。今はなくなった『噂の真相』みたいな雑誌も、ない。1970年ころから2000年ころまで、日本には女優のヌード写真集というのがあったが、西洋にはそういうのはない。『プレイボーイ』や『ペントハウス』といった月刊雑誌に、陰部の見えないヌードが載っていたりするが、これはヌードモデルのもので、あとは「XXX」という実に下品な店で売っているセックスをもろに写したハードコア・ポルノがあるだけだ。女優が映画で脱ぐことはあっても、写真集になることはない。
    あと、2000年ころから変わってきたが、大河ドラマのような、歴史をドラマ化するということが西洋では日本ほど盛んではなく、私は2000年ころ、アメリカ独立革命を描いた映画を探して見つからなかった。その後「ジョン・アダムス」のような優れた連続ドラマができたが、こういうのは日本のマネである。日本に多い歴史小説や歴史ドラマの元祖は講談で、こういう自国の歴史に取材した話芸というのは西洋にはなかったようで、西洋の歴史小説というのはどういうわけか「レ・ミゼラブル」のように、歴史を背景に架空の人物が動き回るものが主だった。
    そういうことの結果として、日本の書店は、色々な本や雑誌を覗いて楽しむ「遊び場」的な雰囲気があったのに対して、西洋の書店にはそういう雰囲気がなかった。だいたい西洋の本のハードカバーは立ち読みするには重すぎるし、フランスではちゃんとした本は装幀がされていなかったりする。あと日本では文庫本というのがあり、ドイツのレクラム文庫をマネしたというが、レクラム文庫は中身は堅いものだし、いわゆるペーパーバックは、書店というよりドラッグストアなどで売っている。雑誌類も、書店で売っているのは堅いものが多く、ヌード雑誌などはドラッグストアである。
    というような違いがある、ということを書いたら面白かった、と思ったのである。
    (小谷野敦)
    jun-jun1965 2025-06-05 11:11 読者になる
    日本文化の猥雑な部分

  10. 2025/06/02 16:45:11 読書猿blog含むアンテナおとなりページ

    読書猿『ゼロからの読書教室』NHK出版
    2025/5/23刊行

  11. 2025/05/22 10:09:13 しのばずくん便り含むアンテナおとなりページ

    2025-05-20
    第25回 一箱古本市 店主さん箱写真
    2025年5月5日[月・祝]に開催しました「不忍ブックストリートの一箱古本市」の店主さんの箱写真をアップしました。
    ※箱写真はクリックすると拡大されます。
    下記の目次の大家さん(会場)名をクリックしていただくと、それぞれのスポットへジャンプできます。
    ■ 文京区立森鷗外記念館/14箱
    ■ 古本や めねふね堂/2箱
    ■ 往来堂書店/2箱
    ■ 根津教会/8箱
    ■ kitchen haco 2階/4箱
    ■ HOTEL GRAPHY NEZU/8箱
    ■ 忠綱寺/8箱
    大家さん(会場):7スポット/全46箱
    ■ 文京区立森鷗外記念館/14箱
    文京区立森鷗外記念館 文京区千駄木1-23-4
    https://moriogai-kinenkan.jp/
    特別展「本を捧ぐ—鴎外と献呈本」(4/12~6/29)
    モリキネbooks(文京区立森鷗外記念館)
    とみきち屋
    https://x.com/keioki72
    BOOKS 鳩♡ずきん
    https://x.com/marimohoshi
    mondobooks
    https://x.com/syslovbooks
    GEORGE BOOKS
    https://x.com/tatenokun
    読書サロン
    https://sites.google.com/site/yomuyomuutouto/
    秘渡箱
    https://x.com/kazumihisyazaki
    古本仮面
    https://x.com/4mmoejy48dysxmo
    DATURA
    https://x.com/kido_datura
    NutsBookStand
    https://x.com/nutsbookstand
    Sinne ja Takaisin
    https://www.instagram.com/tyyni_lehto/
    そらまめ書林
    https://x.com/ine0214
    エイリアン庵
    https://x.com/hesonogomadango
    もよもよ文庫
    https://moyomoyo-moyo.hatenablog.com
    ■ 古本や めねふね堂/2箱
    古本や めねふね堂 台東区谷中2-16-10
    https://www.instagram.com/menehunedo60/
    2024年10月オープンの古本屋さんです!
    旅猫書房
    https://www.instagram.com/tabinekojp
    やまがら文庫
    https://x.com/heno3ban
    ■ 往来堂書店/2箱
    往来堂書店 文京区千駄木2-47-11
    https://ohraido.com/
    新刊書店です。「往来堂みんなの本棚」棚主募集中!
    脳天松家
    https://x.com/noutenmatsu
    デイリーマザキ
    https://x.com/mazaki_oya
    ■ 根津教会/8箱
    日本基督教団根津教会 文京区根津1-19-6
    https://neduchurch.wixsite.com/nezu
    1919年(大正8)建築 有形文化財に登録されています。
    ビーナイスの本屋さん
    https://benice-books.stores.jp
    古書アルマジロ
    https://x.com/tantaka03
    晴山屋
    https://x.com/haruyamaya_sora
    kamebooks
    https://x.com/kamebooks1
    甲斐古堂 (kaifurudo)
    https://x.com/kaifurudo
    翠柳舎
    https://note.com/limber_jacana350
    白玉堂
    https://x.com/hokkoridango
    静かな本棚
    ■ kitchen haco 2階/4箱
    kitchen haco 2階 文京区根津2-19-6
    https://www.haco-nezu.com/
    歯医者さんの名残りがたのしい空間。1階はカフェ。
    股旅同盟
    https://x.com/kazukisato
    つぐみ文庫
    https://x.com/b_tsugumi
    goro's文庫
    https://x.com/1301goro
    book theater splicer
    https://www.instagram.com/b_t_splicer/
    ■ HOTEL GRAPHY NEZU/8箱
    HOTEL GRAPHY NEZU 台東区池之端4-5-10
    https://www.livelyhotels.com/ja/hotelgraphy/
    あまりもの
    https://x.com/tinamisango
    M&M 書店
    https://x.com/yonosuke88
    ドンべーブックス
    https://x.com/dombeebooks2023
    Toddling book store
    POCKET
    アマルコルド吉田
    whimbook
    https://www.instagram.com/asak.o_o.megane/
    本やとしょかん はんぶんこ
    https://taittsuu.com/users/h_sahashi_lib
    ■ 忠綱寺/8箱
    忠綱寺 台東区池之端2-5-43
    https://chukoji.jp/
    古書ますく堂
    https://x.com/namakemask
    コローのアトリエ
    https://x.com/nekomataheisuke
    惑星屋
    https://x.com/yamanashi9999
    古本Plava Stablo
    https://x.com/hirolynne
    ちどり文庫
    https://www.instagram.com/chidoribunko/
    まんぷくブックス
    https://bsky.app/profile/manpukubooks.bsky.social
    .books(ドットブックス)
    https://x.com/dot__books
    タイプショップg
    https://typeshop-g.co.jp/
    チラシ
    イラスト:はと
    デザイン:土屋みづほ
    #不忍ブックストリート #一箱古本市 #しのばずくん #1hakoSBS
    shinobazukun 2025-05-20 11:44
    第25回 一箱古本市 店主さん箱写真

  12. 2025/05/15 14:23:58 晩鮭亭日常含むアンテナおとなりページ

    2025-05-12
    はじめての入院(サプライズあり)。
    昨年に受けた健康診断で腸の精密検査をするように指示を受けた。
    診断で腸からの出血が見られたためだという。
    自覚症状がなく、仕事も忙しかったため精密検査を先延ばしにしていたが、今年の3月に自分がリーダーをしていた3年間のプロジェクトが終わり、時間に余裕ができたので地元の消化器科のクリニックに行って内視鏡検査を受けたところ、腸にポリープがあり、小さい2つは取ったが、大きなポリープ1つは病院に入院して手術を受けなければならないとのことだった。良性だと思われるが、大きいポリープは今後悪性の癌となる可能性があるため早期に切除しておくのが得策だと言われ、近場の大きな病院に紹介状を書いてくれた。
    GW期間中の入院は医師が手薄になるとの理由で断られ、連休明けの入院、即日手術となった。若い頃、海外旅行から帰国後に食あたりで一泊だけ(自分で救急車を呼んで)入院したことがあるが、1週間の入院(と言われた)ははじめてだ。ネットで入院に必要なものを検索し、関連動画をあれこれ見ているうちに荷物はスーツケース一杯になった。初日に手術が終われば、あとは経過観察のために病院にいるだけだから暇になることは分かっていたので、ポケットWi-Fiをレンタルし、タブレットとKindleと単行本1冊と新書1冊もスーツケースに入れた。
    病室は4人部屋。初日の同室は年上と思われる男性患者が2人。耳の遠い後期高齢者に見える1人と一泊でポリープ切除手術を受けに来た前期高齢者に見える1人。後者の男性は、看護師の説明に対して「えっ」と驚き、看護師がいなくなると「オレが何でそんなことしなきゃならないんだよ」と愚痴を言い、病室に勝手にパンを持ち込んだり、退院前に病院の外に友達に会いに行こうとして看護師にとめられたりなどを繰り返していた。高齢男性のワガママ振りは世間やネットでよく聞く話であるが、目の当たりにすると自分はそうなるまいという思いが強くなる。
    耳の遠い前者の男性は、看護師の呼びかけが聞き取れないのか、反応しないことが多く、そのため看護師の人たちは大声で繰り返し声がけをしなければいけなくなり、その結果まるで大声でけんかをしているような状況が度々病室内に出来した。
    そんな状況なので病室でのんびり読書とはいかず、耳にノイズキャンセリングのイヤフォンを入れて、タブレットで動画を見ることで病室の喧噪から自分を遮断することが多かった。また、最初の2日間は、左手に点滴の管、右手の人差し指には洗濯ばさみ型のセンサーが付けられている状態であったので読書がしづらかった。その結果、観た映画が「室町無頼」、「侍タイムスリッパー」、「ザ・ファースト・スラムダンク」、「パーフェクト・デイズ」の4本。それぞれ楽しく観たが、定年を数年後に控えた身には「パーフェクト・デイズ」がやはり気になった。作中に出てくるパトリシア・ハイスミスの短編集「11の物語」は、カタツムリの写真がカバーのハヤカワ文庫でその昔読んだ。主人公の姪が言及する「すっぽん」も読んだはずだが、内容は全く覚えてなかった。姪が「すっぽん」のヴィクターにシンパシーを寄せる理由は映画では説明されない。姪が母親とけんかをして家出し、主人公の部屋を訪ねてくるが、姪と母親の間にどのような諍いがあったのかも説明されない。ヴィム・ベンダースは「すっぽん」を引用することでその説明を省略したのかも知れないと思ったが、文庫本は自宅の本棚のどこかに埋もれてしまっている。アマゾンのポイントを使ってKindleで「11の物語」を買って、休日の誰もいない総合受付前の待合室の椅子に座って「すっぽん」を読んだ。11歳のヴィクターと母親とのすれ違い、母親の無理解がスッポンを媒介として描かれ、スッポンの死がヴィクターの母親に対する殺意へと変わっていく物語。
    点滴とセンサーが外れた3日目からは、タブレットで溜まっていた未読のコミックスを読んだ。信濃川日出雄「山と食欲と私」(新潮社)、石塚真一「BLUE GIANT MOMENTUM」(小学館)、眉月じゅん「九龍ジェネリックロマンス」(集英社)、児島青「本なら売るほど」(KADOKAWA)等を読んだ。古本屋好きとしては古本屋を舞台とした「本なら売るほど」がやはり興味深い。
    「本なら売るほど」では実在する本が登場し、各話の主軸となっているのだが、その中でも思い入れのある本が出てくるのが第10話・11話「丘の上ホテル(前・後編)」(2巻に収録)。久世光彦「一九三四年冬ー乱歩」(集英社)が登場する。この作品は最初集英社のPR雑誌『青春と読書』に「乱歩は散歩」の題名で連載されているのを知って一部を読んでおり、改題されて大きめの単行本になってから通読した。作中に乱歩作として短編「梔子姫」が創作されていて、その完成度の高さに驚き、久世光彦という才人を知った。久世作品としては「卑弥呼」(新潮文庫)と並んで好きな本となった。「本なら売るほど」では僕の読んだ単行本で登場しているのもいいし、舞台となる「丘の上ホテル」(もちろん「山の上ホテル」のこと)も一度泊まってみたいと思いながら果たせなかったこともあり、作中で一番気に入った話となった。
    術後の経過も良好で、本日無事退院となったが、荷物をスーツケースに仕舞い、病室で退院許可書が来るのを待っている時に、背後で大きな音がして振り向いてみると耳の遠い入院患者の男性が頭を抱えて倒れており、慌ててナースコールで看護師を呼んだ。担架に乗せられ運ばれていく男性は看護師の呼びかけに何も応えず頭を抱えていた。意識がないのではなく、耳が遠いためにその呼びかけが聞こえていないことを願って病院を後にした。体重は入院前と比べ4キロ減っていた。
    スーツケースに入れていった衣類のほとんどは使わなかった。持って行った単行本と新書も結局1行も読まなかった。無駄なものが入った重いスーツケースを持ち帰ることになったが、初めてといってもいい入院で何が必要で何が必要でないかを学ぶことができたのでよしとしたい。
    この入院で一番驚いたのは、入院当日の手術室で、鎮静剤で少しずつ朦朧としていく僕に執刀医の先生が、「××さん、今日は○○クリニックの△△先生も手術に立ち合ってくれます」と声をかけ、この病院に紹介状を書いてくれた地元の先生が突然現れたことだった。手術にサプライズゲストがくることがあるのかと思いながらまどろみ、手術が終わった時には△△先生の姿はもうなかった。あれは現実だったのだろうか。
    vanjacketei 2025-05-12 17:32 読者になる
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    はじめての入院(サプライズあり)。
    2025 / 5

  13. 2025/04/02 10:22:57 退屈男と本と街含むアンテナおとなりページ

    < April 2025 >
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  14. 2025/03/24 10:54:11 稲葉大大人ブログ含むアンテナおとなりページ

    2025-03-23
    久保田さゆり『動物のもつ倫理的な重み』コメント(京都生命倫理研究会2025年3月例会 2025年3月22日 於:キャンパスプラザ京都)
    論点 本
    本書で久保田は動物倫理における「最小主義」的立場を提示しようと試みるが、久保田の議論はどのような意味で「最小主義」と言えるのか? 理論的な負荷、前提が少ないという意味では最小ではない。この意味では功利主義やカント主義の方が理論的前提が少ない。むしろ「自然な常識からの距離が小さい」という意味で、常識道徳からの最小の改編で済む、という意味で最小主義である。つまりある種の保守主義である。しかし出発点としての誰もが認める常識道徳などというものがあるかどうかは自明ではない。ここが理論としての弱点である。
    実際には久保田の議論は、特定の規範倫理学理論にコミットしないといいつつ、徳倫理学の一種として理解できる。ここで動物は道徳的配慮の対象として道徳的地位を持つが、道徳的行為能力を十分には(あるいはまったく)持たない存在として位置づけられる。単純な功利主義は前者を、単純なカント主義は後者を重視するが、その両者の適切なバランスを考える立場であると言える。
    この立場に問題があるとすれば、差別を許容する理論であるということであり、実際久保田の議論は動物を差別する。差別するから大切にしない、蔑視しないがしろにするというわけではない。動物を動物なりに大事にする。しかし人間より劣位に置く。
    そう考えると久保田的徳倫理は功利主義やカント主義に対して道徳理論として劣るようにも見える。なぜなら差別を許容するからだ。これは場合によっては人間の間の差別の正当化にもつながりかねない理論である。しかし先に見たように、それが道徳的patiencyと道徳的agencyの両者を応分に重視するという意味では、理論的にはより包括的でありその意味でより優れているともいえる。
    しかもより包括的かつ保守的であるがゆえの強みもある。たとえば功利主義やカント主義におけるような徹底的な反動物差別主義の立場に立つと、ペット、家畜、野生動物、そのいずれについても長期主義的な観点からすればその扱いに対して大変な困難が生じる。つまりこれらの理論を徹底化すると、場合によっては選択的絶滅主義・反出生主義を帰結したり、あるいは逆にあらゆる動物をペットとして愛玩する、あるいは人間並みに知性化して文明社会の成員として取り込むことを目指す(なぜなら野生動物の生においては苦痛が上回るだろうから)、といった極端な方向性がもっともらしくなるからだ。これに対して久保田の議論からは、より無理のない未来が展望できるだろう。
    またこのような立場は、ペットや家畜など、実際に具体的に動物個体とかかわりあう人間の立場、経験を重視するという点において、純粋に理論的に功利主義やカント主義の立場から展開される議論よりもある意味で豊かなものでありうるかもしれない。
    動物のもつ倫理的な重み 最小主義から考える動物倫理
    作者:久保田さゆり
    勁草書房
    Amazon
    shinichiroinaba 2025-03-23 14:52 読者になる
    久保田さゆり『動物のもつ倫理的な重み』コメント(京都生命倫理研究会2025年3月例会 2025年3月22日 於:キャンパスプラザ京都)
    2025 / 3

  15. 2025/02/28 22:53:21 武藤文雄のサッカー講釈含むアンテナおとなりページ

    Jリーグ(1106)
    2025年02月28日
    敵地徳島戦、工藤蒼生の痛恨
    徳島ヴォルティス1-0ベガルタ仙台
    52分に逆襲速攻から失点、その後猛攻をしかけたが取り返せず悔しい敗戦。敵地とは言え勝ち点ゼロは痛く、課題も多い試合ではあった。一方で、リードを奪われた後の攻撃は中々見事、新戦力の台頭もあり今後に期待を抱くこともできた。
    失点は完全に工藤蒼生の判断ミスからだった。前半、圧倒的に劣勢だったのを何とか0-0でしのいだハーフタイム。森山監督は有田恵人に代えて荒木駿太を起用。荒木が前後左右によく動き、後方からの縦パスを受けるようになり事態は改善された。ところが、52分工藤が敵陣で中途半端な持ち出しから簡単にボールを奪われ速攻を許す、素早く戻った蒼生だが引いてきた徳島の渡大生に巧みにスクリーンされポストプレイを許す、そのボールを受けたジョアン・ヴィクトルと渡に見事な連係から崩され失点。渡の妙技には「恐れ入りました」と言うしかないのだが、失点の主因は不用意な持ち出しを奪われた蒼生にあった。
    前半開始早々、ベガルタは最前線のフォアチェックを外され、速攻を許す。右サイドを徳島のベテラン杉本太郎に突破され、逆サイドに振られた後決定機を許すも、林が好捕でかろうじてしのぐ。敵地戦の開始早々まだ様子を見るべき時間帯に、あそこまで見事に注文にはまり崩されてはいけない。この場面で、前線で止め切れなかったことで、以降フォアチェックに行き切れないことが増え、徳島に圧倒的にボール保持されることとなった。それでも、組織守備で我慢を継続、好機はほとんど許さず何とか0-0で前半終了。
    徳島のフォアチェックはよくベガルタの特徴を研究していた。真瀬拓海を押し込み、裏狙いで前に行こうとする有田恵人との間を分断する。逆サイドでは、右利きの左DF奥山政幸の縦を押さえて中に追い込む。森山氏の目論見は、俊足の有田へロングボールを入れて走らせ、徳島の3CBを押し下げることで、押し込まれの連続を防ぐことだったのだろう。しかし、強風下ロングボールは風で押し戻されてしまい、敵のラインは下がらない。さらに鎌田大夢も前への持ち出しに拘泥して、ハーフウェイライン近傍で複数の徳島MFにはさまれてボールを奪われることが再三。この鎌田の無理し過ぎは前節の鳥栖戦でも見受けられた傾向、押し込まれた場面で守備陣の押し上げが遅れている時には前進ではなくボール保持を狙うべきなのだが。あそこまで押し込まれてしまっては相応に失点のリスクは高まってしまう。
    一方で、これだけ圧倒された前半を無失点で終えることができたのは大したものだ。悪い展開なりに4-4-2のブロックを丹念に維持し好機をほとんど許さなかったことは長いシーズンが始まるにあたり結構なことだと思う。ただ、状況が改善された後半序盤に速攻を許し失点するのだから、サッカーは難しい。
    失点はしたが、荒木の投入で流れがよくなったこと、先制した徳島が後方を固めるやり方に切替えたこともあり、ベガルタは押し込むことができるようになる。さらに、中盤に武田英寿を起用、武田はよくボールに触り中盤を構成、鎌田と武田とタイプの異なるパサーを起点に複数回の好機を掴んだが、相良、郷家、鬼木らのシュートがどうにも決まらず、悔しい敗戦となった。
    悔しいが、極端に悲観する内容ではなかった。前半圧倒的攻勢を許したことは課題ではあるが、強風という誤算が痛かった。どうしても勝たなければならない試合だったならば、守山氏は前半で有田に代えて荒木なりエロンを起用したのではないか。しかし、長いシーズンを考えれば、信頼して起用したスタメンを維持したのは決して間違っていたとは思えない。そして押し込まれたなりに守備の充実も見られたのは確かだし。また上記の通り、武田が機能したことはこの試合の大きな収穫となった(デュエル負けでボールを奪われるところは改善の余地ありだが)。攻撃ラインも宮崎鴻、荒木、武田と言った新加入選手が多いだけに、連携の妙には至っていないのはしかたがない。焦らずにチームの熟成を待ちたいものだ。
    さて、いよいよホーム開幕となる大分戦。大分は開幕戦でいきなりJ1から降格してきた札幌に快勝、順調な出足を切っている。芝の張り替えもありユアテックが使えないため、キューアンドエースタジアムでの地元開催戦。遠いとか、不便とか、行くだけでカネがかかるとか、トラックが邪魔で見づらいとか、屋根が機能的でなく濡れやすいとか、23年前にトルコにやられたとか、文句を言うとキリがない。しかし、前回J1昇格を決めた2009年シーズンとの類似性も感じるではないか。前シーズンのあと一歩での昇格失敗、リーグ序盤のキューアンドエースタジアム利用。
    そのような雑事よりも何より、工藤蒼生は並々ならぬ気迫でこの試合に臨んでくれることだろう。痛恨のボール喪失、さらに渡に出し抜かれたこと。中盤後方のタレントとしては絶対に犯してはならないプレイを連発してしまった。だからこそ、あの悔しい失敗経験を活かし、蒼生がこのホーム開幕で見事なリベンジ劇を見せてくれることと期待していても構わないだろう。

  16. 2025/02/21 23:46:36 内田樹含むアンテナおとなりページ

    守先生3月のご予定

  17. 2025/01/02 23:35:11 Football is the weapon of the future -Authorized Edition- 清義明のブログ含むアンテナおとなりページ

    © 2004-2025 Yoshiaki Sei / On the conrer Inc..

  18. 2024/12/13 07:58:39 岸政彦日記含むアンテナおとなりページ

    投稿日: 2024/12/122024/12/12
    沖縄社会学会 第7回大会
    沖縄社会学会第7回大会のお知らせです。
    日時:2024年12月15日(日)9:30~16:00
    会場:名桜大学 看護学科棟 講義室1(沖縄県名護市為又1220-1)
    開催方式:対面とzoomオンライン配信のハイブリッド
    ※ 大会に参加する場合は以下のリンクより、申込みください。前日にzoomのリンクを送ります。
    ※ 参加無料、途中退席/参加可です。
    予約申込はこちらからお願いします。
    https://forms.gle/go9eEubQGtdUzSBU7
    第1部 個人報告(9:30~12:30)
    9:30 第1報告
    岸 政彦(京都大学)
    「人生についての信念――沖縄戦と戦後の生活史から」
    10:15 第2報告
    玉城 尚美(所属なし)
    「A市の人事配置と管理職登用から考察するジェンダー格差」
    11:00 第3報告
    池尾 靖志(立命館大学 非常勤講師)
    「南西諸島における国民保護と住民避難」
    11:45 第4報告
    石川 勇人(大阪大学 大学院)
    「元白梅学徒隊中山きくの記録活動のはじまり――広島在住時代のライフヒストリーを基軸に」
    12:30〜13:30 休憩
    第2部 シンポジウム/パネルディスカッション(13:30~16:00)
    13:30
    「米軍統治下沖縄の公衆衛生政策――ハンセン病政策と公衆衛生看護婦制度から」
    ≪主旨≫
    今年、沖縄社会学会が初めて開催される山原に、86年前(1938年)、ハンセン病患者隔離政策の拠点として愛楽園が開設された。戦前から行われていたハンセン病隔離政策は、米軍統治下沖縄においても継続した。愛楽園に隔離されて暮らした人々は、公衆衛生看護婦(以下、公看)が医療や公衆衛生を担った米軍統治下の沖縄の人々とともにあった。
    米軍によって性病予防の担い手として1951年に導入された公看は、慢性的な医療人材・施設不足に悩まされていた沖縄において、地域医療の重要な担い手となった。占領下沖縄では1950年代〜60年代にかけて結核が蔓延しており、公看の業務の多くも結核に関するものだった。公看の仕事のハンセン病患者に関する割合は少なかったが、ハンセン病隔離政策において、公看が果たした役割は大きい。
    本シンポジウムでは、米軍統治下沖縄におけるハンセン病政策及び公衆衛生看護婦制度を、米軍統治の歴史や冷戦の文化政治という世界史的文脈に位置づけて示した上で(増渕)、愛楽園の歴史を概観し、ハンセン病患者・回復者・家族にとってハンセン病政策がどのような経験であったのか検討する(鈴木)。こうした作業を通して、米軍と衛生政策の関係という現在にも続く問題を考えるための視座を提示する。
    報告
    増渕 あさ子 (同志社大学政策学部助教。専門は沖縄占領史・医療史)
    鈴木 陽子 (沖縄愛楽園交流会館学芸員、立命館大学生存学研究所客員研究員)
    進行
    山城 紀子 (ジャーナリスト 元沖縄タイムス記者)
    16:00 終了
    沖縄社会学会 第7回大会
    2024年12月

  19. 2024/11/11 00:21:40 daily-sumus2含むアンテナおとなりページ

    5

  20. 2024/08/14 00:41:12 qfwfqの水に流して Una pietra sopra含むアンテナおとなりページ

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  21. 2024/06/22 06:22:06 〜蹴球幻想〜  ミカミカンタ 含むアンテナおとなりページ

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  22. 2024/06/13 01:38:21 古本ソムリエの日記含むアンテナおとなりページ

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  23. 2024/03/28 11:01:05 東川端参丁目の備忘録含むアンテナおとなりページ

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  24. 2024/03/28 08:18:40 不未之奇含むアンテナおとなりページ

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  25. 2024/03/28 06:40:26 書林雜記含むアンテナおとなりページ

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  26. 2024/03/28 03:54:02 okatakeの日記含むアンテナおとなりページ

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  27. 2024/03/27 19:33:52 鹿島拾市ブログ2含むアンテナおとなりページ

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  28. 2024/03/27 02:56:20 DOXA(独立左派日誌)含むアンテナおとなりページ

    DOXA(独立左派日誌)
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  29. 2024/02/11 10:15:41 絶望書店日記含むアンテナおとなりページ

    『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
    冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
    すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
    我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
    彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
    執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
    戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
    解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
    事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
    内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
    世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!
    ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。
    絶望書店主人推薦本
    『冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』
    冤罪、殺人、戦争、テロ、大恐慌。
    すべての悲劇の原因は、人間の正しい心だった!
    我が身を捨て、無実の少年を死刑から救おうとした刑事。
    彼の遺した一冊の書から、人間の本質へ迫る迷宮に迷い込む!
    執筆八年!『戦前の少年犯罪』著者が挑む、21世紀の道徳感情論!
    戦時に起こった史上最悪の少年犯罪<浜松九人連続殺人事件>。
    解決した名刑事が戦後に犯す<二俣事件>など冤罪の数々。
    事件に挑戦する日本初のプロファイラー。
    内務省と司法省の暗躍がいま初めて暴かれる!
    世界のすべてと人の心、さらには昭和史の裏面をも抉るミステリ・ノンフィクション!
    ※宮崎哲弥氏が本書について熱く語っています。こちらでお聴きください。

  30. 2023/06/06 00:45:40 見物人の論理含むアンテナおとなりページ

    令和の名将、世界を制す。

  31. 2023/02/17 17:09:35 風太郎の気ままな水先案内(とみきち屋)含むアンテナおとなりページ

    2022年4月29日 (金曜日) 一箱古本市 | 固定リンク | コメント (1)
    Merlerhila on 2022年「第22回不忍ブックストリート 一箱古本市」出品本の一部紹介(2)

  32. 2021/11/16 15:03:59 偉愚庵亭憮録含むアンテナおとなりページ

    2021年11月
    2021/11/13
    ジョークの暴力性について
    ツイッターのタイムラインで冗談の話題が出ていたので、久しぶりにブログを更新してみる。
    ご紹介するのは、2015年の1月に「日経ビジネスオンライン」(←当時)の連載コラムのために書いたテキストだ。
    さきほど検索してみたところ、あらまあびっくり、消えている。
    どうやら、あの媒体は、古い記事を削除する方針を貫いている。悲しい。
    あんまり悲しいので、ブロクにテキストをアップすることにした。
    細かい部分は、掲載当時の記述と食い違っているかもしれない。でもまあ、私が編集部に送った原稿はこのバージョンだった。
    どういうタイトルがついていたのか、記憶が曖昧なのだが、以下、仮のタイトルを付してご紹介する。乞ご笑覧。
    オダジマは、6年半も前から「笑い」を過剰に高く評価する風潮に敵意を抱いていたののだね。それも、真顔で。
    というわけで、いつも真顔でいることの大切さをニコリともせずに真顔で訴えたマジメな原稿です。
    ユーモアは暴力である
    あけましておめでとうございます。
    新年第一回目の更新分は、インフルエンザのためお休みしました。
    無理のきかない年齢になってまいりました。いろいろなことがあります。
    待ち焦がれた読者を想定して休載を詫びてみせるのも、かえって傲慢な感じがいたしますので、なんとなくぬるーっとはじめることにしましょう。
    フランスでこの7日と9日に連続して起きたテロ事件は、17人の死者を出す惨事になった。
    一週間を経てあらためて振り返ってみると、この事件が、これまでにない多様な問題を投げかける出来事だったことがわかる。
    表現の自由と宗教の尊厳の問題、宗教への冒涜とヘイトスピーチの関係、テロ警備と市民生活、多文化主義と移民の問題など、数え上げれば切りがない。
    どれもこれも簡単に結論の出せる問題ではない。
    それ以前に、半端な知識や安易な観察で踏み込んで良い話題ではないのだろう。
    なので、事件の核心部分については意気地無く黙ることにする。
    ここでは、「ユーモア」の話をする。
    あえてユーモアを主題に持ってきたのは、14日の朝日新聞に載った
    《「犯人はユーモア失っていた」 仏紙風刺漫画家が会見》
    http://digital.asahi.com/articles/ASH1G01DPH1FUHBI03J.html?iref=com_rnavi_srank
    という記事に、考えさせられたからだ。
    会見の中で、風刺漫画家のラウド・ルジエさん(43)は、ユーモアについて以下のように語っている。
    《最後に、報道陣から「この絵を描いたことで心配はないか」と質問が出ると、「ユーモアの知性を信じている。犯人はユーモアを失っていただけだ」と言い切った。》
    正直な話をすると、私は、ルジエ氏が何を言いたいのか、何を言っているのか、まったく了解することができないでいる。
    犯人がシャルリ・エブドのユーモアを理解しなかった点については、ルジエ氏が指摘している通りなのだと思う。
    でも、だとしても、ユーモアについての理解の有無とテロリズムは別の次元の話だ。
    新聞の出版にたずさっている人間であれば、どうしてこの程度のことがわからないのだろうか。
    私自身の話をすれば、検索してたどりついたシャルリ・エブドの風刺マンガからは、ほとんどまったくユーモアのエッセンスを感じ取ることができなかった。
    フランス語が読めるわけではないので、文字に関しては英訳してあるサイトのものを捜したり、ウェブ上の辞書の世話になったりした。
    で、かなりの数のネタをサルベージした次第なのだが、どれもこれも、ひとつとして笑えない。いや、大げさに言っているのではない。「charlie hebdo」で画像検索をしてみれば、一目瞭然だ。これで笑う日本人が果たして何人いるのだろうか。
    私は、単に不快だった。
    つまり、ユーモアの理解度からすれば、私は、テロの犯人とそんなに違わなかったわけだ。
    とはいえ、もちろん、ポンチ絵を見てムカついたからといって、私は編集部にカチコミをかけたりしない。
    世界中のほとんどすべての新聞読者と同じく、笑えないネタに対しては黙殺を決め込む。それだけの話だ。
    ユーモアは、伝わりにくいものだ。
    仮に出来の良いユーモアってなものがあったのだとして、笑ってくれるのは読者のうちの2割に過ぎない。半数の人間は無反応だろうし、残りの3割は気分を害している。笑いというのはおおよそそうしたものだ。とすれば、ユーモアを発信している側の人間が、受け手の無理解を責める態度は、傲慢以外のナニモノでもない。
    客が笑わないのは客の側の責任ではない。笑わせることができなかった制作側の人間(芸人ないしは文筆家)の責任だ。
    犯人は、なるほどシャルリ・エブドのユーモアを理解しなかった。
    だが、問題はそこではない。
    唯一の問題は、犯人が暴力に訴えたことだ。
    マシンガンを乱射して、編集部の人間を殺害し、警察官を殺害したことだ。
    どんな理由があろうとも、殺人は、100パーセント、いかなる方向からも擁護できない。
    彼らが敬虔なムスリムで、シャルリ・エブドの涜神的なポンチ絵に怒りを感じていたのだとしても、そんなことは犯行を免罪する理由にはならない。
    とはいえ、犯罪とは別に、犯人がユーモアを解さなかった(「ユーモアを失っていた」と、ルジエ氏は言ったが)ことそのものは、特段に責められるべきことがらではない。
    彼らがユーモアを解さなかったことと、テロにうったえたことはまったく別の問題だ。
    ユーモアのわかる人間ならテロリストにならないわけではないし、犯人がユーモアを理解していれば、テロに訴えなかったはずだみたいな甘ったるいお話でもない。
    ルジエ氏の言い方だと、犯人は、ユーモアの知性を理解しない人間であるがゆえに、犯行に及んだように聞こえてしまう。
    そうでなくても、彼のものの言い方は、ユーモアを解さない人間をテロリストと同じ集合に分類してしまっている。
    とすると、私も犯人と同じ側の人間だってなことになってしまう。
    違うぞ。
    私は、シャルリ風の高飛車なユーモアを解さないという意味では、犯人と同じだ。しかしながら、私は非暴力を貫いている点で、自らの主義主張を暴力という手段で実現しようとした犯人とは正反対の人間だ。
    一緒にされては困る。
    ユーモアみたいな粗雑なもので私を分類しないでほしい。
    ルジエ氏の立場に立って考えてみれば、彼のあの日の会見での発言は、普段の彼の言葉とは違う、感情的な反応だったのだろう。
    当日、彼は、自分の同僚を何人も殺された直後の状態で会見に臨んでいた。
    感情的にならない方がむしろ不自然だったと言っても良い。
    ルジエ氏は、自分自身もまかり間違えば殺されたかもしれない立場だった。
    そう思えば、犯人を貶めたかった気持ちは十分に理解できる。
    興味深いのは、ルジエ氏が犯人を「ユーモアを失っていた」という言い方で非難しようとしたことだ。
    非難の言葉にはその人間の信念が露呈する。
    ルジエ氏は、おそらくユーモアを持たない人間を、人として低級な人間であると考えている。
    だからこそ、テロリストに対してその言葉をぶつけた。
    ということは、彼自身は、ユーモアを使いこなし

  33. 2021/07/13 16:14:39 増田大人ブログ含むアンテナおとなりページ

    読者になる

  34. 2021/07/08 19:43:27 老子的アナーキストブログ含むアンテナおとなりページ

    © Yahoo Japan

  35. 2021/07/06 16:11:15 Critical Life (期限付き)含むアンテナおとなりページ

    米津玄師
    米津玄師『死神』が朝のテレビで普通に流れてる世界ヤバい
    www.youtube.com 米津玄師の『死神』を聴いて無意識に「ありがとう…」とつぶやいてた。すぐに近くの山に登り、頂上から遠い空に向かって「米津ーーー!!」と叫んだ。 「落語『死神』をテーマに曲を作る」、この発想がすでに「米津ここにあり」。そもそも死神は「サゲ…
    kansou - 2021-07-03 18:30:42
    まとめ
    2021年上半期でよかった新刊マンガ10選+α
    アジで勢いつけて真夜中に一気に書き上げないとブログやれなくなった。 レギュレーション 十選 切畑水葉『阪急タイムマシン』(BRIDGE COMICS)(単巻完結) 伊奈子『泥濘の食卓』(バンチコミックス)(連載) 幾花にいろ『あんじゅう』(楽園コミックス)(連載) ナ…
    名馬であれば馬のうち - 2021-07-06 07:56:49
    GCP
    セキュリティガードレールを作って、非エンジニアに安心してGCPを提供できるようにした話
    はじめまして、モノタロウでGCPの管理をしている吉本です。 今回はモノタロウの社内全体でデータ基盤として使っているGCPをテーマに、大規模組織におけるクラウド運用の取り組みをお話します。 データ民主化による現場主導のデータ活用 クラウドの利用拡大に伴う課題 C…
    MonotaRO Tech Blog - 2021-07-06 09:00:01
    ムールフリット
    こんにちは。ムールフリットというものを知らなかったのだわ 沢山食べることにより生まれるおいしさ、量のおいしさは、日本ではあんまり一般的ではないのかもなと思う。ムールフリットは完全に量がおいしさ。あれはふたつ三つ食べても仕方がない。 〓 南インド屋 (@mina…
    パル - 2021-07-05 22:46:38
    生活
    206号室に、さようなら。
    5年と3ヶ月住んだ部屋から、引っ越しました。 理由は一般的なところで言う「気分転換」です。引っ越すのは徒歩5分の近所。 ちょっと前は早く引っ越したい一心でしたが、長く住んだこともあり、最後の数週間は惜別の気持ちが募りました。 上京してからずっと住んでいた…
    No.26 - 2021-07-04 23:41:56
    料理
    【レシピ】オクラとちくわのやみつき梅肉和え
    今日は暑い時期にピッタリのオクラと梅肉を使ったさっぱり系の一品をご紹介します(*・〓・*)〓! ちくわでかさ増しする事で食べ応えも抜群です〓 さっぱり梅干しにごま油ベースの味付けに、塩こんぶで旨味を増し増しなやつです(´艸`)* そのまんま食べても良いですし、冷や…
    しにゃごはん blog - 2021-07-05 06:54:36
    出版社の編集者は何をする人なのか
    かつては出版社の中に編集者という職業があって、著者に執筆を依頼したり、そうして書いてもらった原稿を取りに行ったり、誤字脱字や「てにをは」を矯正したり、漢字や送り仮名の表記を出版社のルールに従って統一したり、それを印刷製本する指示を出したり、そういう…
    golden-luckyの日記 - 2021-07-06 12:58:47
    ありがとう『ドラゴンクエストライバルズ』
    ちょもすです。 ドラゴンクエストライバルズ エースは、2021年7月5日(月) 13:00をもってサービスを終了いたしました。約3年半にわたりご愛顧いただき、誠にありがとうございました!#DQライバルズエース(イラスト: @ArtePiazza より) pic.twitter.com/2nbbJNyS5p〓 ドラ…
    chomoshのブログ - 2021-07-05 14:38:26
    あまのっちと剛くん
    あまのっちと剛くんのトークよかったね。天野ひろゆき×草彅剛「また賞をとって、つよポン」と、拍手で祝福してくれた。 あまのっち、ほんとに優しい。 役者としての草彅剛を心からリスペクトしてくださってるんだよね。 それに対して、 「いやいやいや、とんでもない。あ…
    yumipon0524’s diary - 2021-07-06 06:55:43
    【今週のお題】暮らしていくなら、どこがいい? 「住みたい場所」についてブログを書きませんか?
    アニメ
    【幸福は創造の敵──】『映画大好きポンポさん』 劇場アニメ&原作感想をまとめ読みしよう!
    www.youtube.com 2021年6月4日から公開中の劇場アニメ『映画大好きポンポさん』。杉谷庄吾【人間プラモ】さんによる同名人気コミックを原作とするこの作品のキャッチコピーは、「幸福は創造の敵──」。 敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで製作アシスタントをし…
    今週のはてなブログランキング〔2021年7月第1週〕
    はてなブログ独自の集計による人気記事のランキング。6月27日(日)から7月3日(土)〔2021年7月第1週〕のトップ30です*1。 # タイトル/著者とブックマーク 1 大手金融機関から運用商品を買わない方が良い理由を金融庁が解説している - 銀行員のための教科書 by id:na…
    わたしの偏愛
    あのスーパーで流れている曲がどんだけガチか、夜通し語りたい。店内BGMにハマったら人生楽しくなった話【わたしの偏愛】
    はてなブログは、「書きたい」気持ちに応えるブログサービス。ささいな日常や忘れらない出来事を綴るブログだけでなく、「推しへの思い」や「好きな映画の感想」「お笑いの分析」など、趣味や好きなものへの思いを言葉にするブログも数多く見られます。そこで、週刊は…
    インタビュー
    あさのますみさん『逝ってしまった君へ』インタビュー「まとまらない気持ちだからこそ、文章にした」
    2020年3月、Web上で自らの意思で死を選んだ友人について綴ったエッセイを公開した声優・作家の浅野真澄/あさのますみ(id:masumi_asano)さん。このほど、その内容を大幅に加筆しまとめた長編エッセイ『逝ってしまった君へ』(小学館)が6月30日に発売されました。「大…
    SmartHR とフルリモートワークと、時々、オフィス
    こんにちは!CTO の芹澤です。 今回は SmartHR のプロダクトチームで行われているリモートワークの状況と、今後の働き方に関するお話です。 昨年度よりコロナ禍における暫定対応として採用されていたリモートワークを前提とした働き方について、そろそろ恒久的な方針を…
    SmartHR Tech Blog - 2021-07-05 12:01:06
    仕事
    在宅ベテラン勢に、買ってよかった「在宅のお供」を自由プレゼンしてもらった【リモートワークアイテム連載 最終回】
    長期にわたってリモートワーク(在宅勤務)を続けていると、仕事をする環境だけではなく、ストレスを解消するための工夫も必要になっていきます。家で快適に過ごすことも、在宅ワークでは大事ですよね。そこで今回は、長年リモートワークをしている“ベテランリモートワ…
    ソレドコ - 2021-07-05 10:30:04
    資産形成・投資
    FIREで真に重要なのは早期退職ではなく経済的自立である
    おはようございます。 最近、FIREという言葉を耳にすることが増

  36. 2021/06/05 01:09:27 天沼メガネ節含むアンテナおとなりページ

    2021年6月4日
    なにもいいたくない。

  37. 2021/03/22 20:46:09 三月記(仮題)含むアンテナおとなりページ

    2021年03月22日
    「海鳴り」33号が届きました
    昨年までは「海鳴り」が出たら、編集工房ノアの本の通販のおまけとして配布していましたが、三月書房は昨年末に廃業しましたので、そーゆーことはできなくなりました。うちの店では毎年200冊ほども配布させていただいていましたので、今年もお知らせだけはしておきます。
    この号で一番の読み物は、山田稔氏の「同僚━生田耕作さんのこと」でしょう。2段組み14頁分ありますが、山田氏が生田氏について、これだけまとまった量を書かれたのは初めてかと思います。そのほかの内容は上記の画像をクリックしていただけば目次が読めるはずです。
    「海鳴り」の入手方法は聞いておりませんが、おそらく一部の書店では無料配布するはずです。非売品なのでこれだけを購入することはできないでしょう。発行所に頼めば送ってくれるのか、送料はいくらなのかもわかりません。これはあくまでも個人的な意見ですが、発行所に何か1冊通販の申し込みをして、ついでにおまけに添えてくれるようにお願いするのがよろしいかと思います。表紙の裏に昨年1月以降の新刊リストが掲載されています。下記に画像を載せておきますのでご参考にどうぞ。クリックすれば拡大するはずです。
    まことに不便なことに、編集工房ノアにはサイトがありません。グーグルすると、いまだに三月書房のページが上位に出てきます。メールも利用されていません。ゆえに通販の申し込みは郵便か固定電話かFAXしかできないでしょう。住所と電話は検索すればすぐにわかるはずです。

  38. 2021/03/09 14:42:19 紋切型事典含むアンテナおとなりページ

    ※https://blog.goo.ne.jp/j9090380は、見つかりませんでした。

  39. 2021/02/02 07:15:21 わめぞ含むアンテナおとなりページ

    FAQ / お問い合わせ窓口

  40. 2021/02/02 06:28:25 空想書店 書肆紅屋含むアンテナおとなりページ

    FAQ / お問い合わせ窓口

  41. 2021/02/02 06:09:44 はほへほ旅日記・書物日誌含むアンテナおとなりページ

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  42. 2021/02/01 12:09:53 読書で日暮らし含むアンテナおとなりページ

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  43. 2020/12/15 19:06:39 深夜のシマネコBlog - livedoor Blog(ブログ)含むアンテナおとなりページ

    codoc用テスト記事
    2020年12月

  44. 2020/07/28 09:16:04 Irresponsible Rumors含むアンテナおとなりページ

    最近の噂
    風の噂ではございますが……
    なお、リンクする場合には各コメントの日付のあとにある「id」をクリックすると、そのコメントのユニーク id が url 欄に表示されるぞ。
    2012/05
    しばらく前に、カルロス・フエンテス他界。しばらく前に、フエンテスの小説やノンフィクションをまとめて読んで、もうフエンテスは一通り見切ったと思っていたが、それでもかの大作「テラ・ノストラ」は未だに期待だし、その才能と知性は刮目すべきものがあり、また一部の文のかっこよさと洗練ぶりはずばぬけたものがあった。正直いって、その洗練ぶりがかれの目指すラテンアメリカ土着的な泥臭さと相容れない面はあって、それが彼の弱点でもあったんじゃないかとも思う。ガルシア=マルケスは、発端となったおばあちゃんの昔話的な語り口があり、バルガス=ジョサは何でも力でねじふせるような野蛮さがあるし、カルペンティエールもそこらへん洗練しすぎずうまく逃げているんだけど…… ともあれ、ご冥福を。(2012/05/21, id)
    先日までインドのタミルナド州にいたんだが、電力事情がひどい。日本の工場とかでも、週二日完全停電に、その他の日も一日六時間停電というまともでない状況になっている。ところが、先月末に突然それがちょっと改善しはじめた。なぜかというと、風が少し早めに吹いてきたから。タミルナド州は、いま稼動発電容量の半分くらいが風力を中心とした再生可能エネルギー。ところが、これまでの月は風がふかないので、その風力からの電力はゼロ。それが、風が吹いたら突然総電力の四分の一くらいがまかなえるようになった。
    しかし……こんな風頼みでは仕事にならない。停電するのも困ったものだけれど、仕事に使うなら、停電するといいつつ実は電気がきました、というのも困る。タミルナド州は結構でかい(日本の三分の一くらい)だから、多少は平準化されると思っていたんだけれど、ダメなときは完全にゼロの状態が何ヶ月も続くのか! これ使うなら、どうしてもバックアップの火力かなんか必要になってくる。それを考えると、自然エネルギーへの転換をすすめましょうなんていうお題目がまったくリアリティなしに聞こえてしまう……(2012/05/20, id)
    2012/04
    LaTeX の環境を更新しようとおもって、そろそろ Windows とMac とLinux (最近ほとんど使わないが) の環境もそろえたいしと思って、W32 環境から texlive に移行しようとあれこれ。最初はいろいろ苦労したが、最終的には成功。よかったよかった。TexMaker とか TexWorks とかの専用エディタも使えるようになったのは便利。ただ、変なotf系の小細工して、鄧小平の鄧を勝手に utf{21E}とかに置き換えるのは迷惑だなあ。そういうのをなしにするために utf-8使ってんのに。
    あと、パッケージの更新が楽なのはうれしい。これまでは年に一度くらい、W32Tex環境まるごと入れ替えで更新してたんだよね。 (2012/04/07, id)
    2011/10
    ラオスにきたら、いつも使っている携帯電話がつながったりつながらなかったり。SMSも送れなかったりする。するとカウンターパートから連絡がきて、今使っている携帯電話(TIGO 改め Beeline) を換えろという。TIGO から他のキャリアの電話につながらなくなっているから、といって。なんじゃそりゃ。
    TIGO の機械の故障らしい、と言われたんだが、調べてみたら、なんと TIGO が(おそらく Beeline に買収/改名する過程で)協定破りのプロモーションをやって、それに対して他の携帯会社が制裁措置として、TIGO/Beeline への回線接続を切ったんだって。ひでえ。協定破りって、少しお得なプランを出したとかそんな話だけど、それでここまでやるか?!? そんなことをしたら業界全体の利益が下がるからというんだけど、それってカルテルっていうんですよー。社会主義国は知らないかもしれないけど、いけないことなんですよー。
    しかし TIGO も、古いページから新しい Beeline のページにリンクを張るくらいの手間を惜しまなければいいのに(といってもその新しいページが見当たらない……)。 (2011/10/27, id)
    遊びで受けてみた TOEFL ibt だが、ライティングがこんなに低いとはちょっとがっかり。少し書き方に凝りすぎたか。もうちょっとシンプルに書けばよかった。あと、ぼーっとしていてちょっと聞き逃した部分があったせいもあるのかなあ。 (2011/10/26, id)
    2011/9
    まったく知らなかったが、今月頭に、かのプロジェクトグーテンベルグ創始者のマイケル・ハートが他界していた。このプロジェクトにはテキストももらったし、いろんな権利やテキスト配布がらみの考え方も教わったし、何より「こんなことやっちゃえるんだ」と目から鱗を取ってくれたことには何よりも感謝している。その恩恵と遺志に応えるためにも、自由に流通する文書をどんどん増やさなきゃ。気がつかなかったけれど、今見たら The Economist にも立派な追悼文が出ている。もっと枯れたジジイかと思っていたよ…… (2011/9/29, id)
    最近の The Economist では、アジアの女性が晩婚化、未婚化していて、それは高等教育が進み、家庭や育児に縛られない経済的な独立性が確保されたからだ、という議論をしていた。そしてその結果としてアジアの男性は結婚はおろかセックスもできずに悶々としている、という話。
    それに対していくつか投書がその数号後で紹介され、男だって都市化に伴いいろいろ火遊びのチャンスができてるよ、という指摘とか、家庭のよさは忘れられていないよ、という投書の中に混じってこんなのがあった。
    拝啓 高学歴アジア女性が金銭的にdependent (訳注:independentのまちがいのはず)になるにつれて、確かに結婚は減っていますが、それでも彼女たちは活発なセックスライフを送っています。そしてますます若い男を愛人として選ぶようになり、既婚女性よりもっとセックスライフを楽しんでいるのです。このトレンドは戦後の日本で始まったもので、当時は大量の未亡人が再婚するよりも新しい「伴侶」を選んだのでした。
    アジアでは、三十代、四十代の独身女性が二十代のツバメを持つのはごく普通のことです。ダンスクラブの多くはハンサムな若者をウェイターとして雇い、かれらは連れ出し可であることがほとんどです。つまりアジアの若い男性は、たぶん貴誌の考えるほど寂しくはないうえ、年上の愛人から性技の手ほどきも受けられるのです。
    ピングー・リュウ(フロリダ州ボカラートン) The Economist 2011/9/10-16号、p.16
    リュウさん、ご自分の願望を信じやすいThe Economist にぶちまけてはいけません。あなた、どう見てもなんかの読み過ぎです。 (2011/9/27, id)
    矢作俊彦がぼくのGQの文章に「反論」したというので見てみた。ぼくには「論」にはまったく思えず、ただの付け焼き刃の感情垂れ流しポジショ

  45. 2020/07/25 03:54:37 conflict error含むアンテナおとなりページ

    こちらのブログには認証がかかっています。
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  46. 2020/07/01 01:23:11 新・ますたろう日記含むアンテナおとなりページ

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  47. 2020/05/08 15:40:43 サポティスタβ版含むアンテナおとなりページ

    むしろスチームクリーナーのパワーで溶けた油が飛び散ってかえって面倒な事に! 高温の効果があっても圧力だけで汚れを落とすのはおすすめできない。
    各メーカーの商品ページをよく読むと「水道水はタンク内にカルキの結晶が付くため、必ず蒸留水をお使いください」と注意書きがあります。スチームファーストはカルキ除去パウダーが付いてくるので唯一水道水が使えるスチームクリーナーです。
    ● 公式サイトでは推奨されていませんが、効果があるのでは?と思った私は、スチームクリーナー専用洗剤をスチームファーストミニに少しだけ入れてみました。
    ● ハンディタイプのスチームクリーナーなら、充電式でコードレスがありそうな気がします。しかし、コードレスのスチームクリーナーは、今のところ存在していません。
    小型のバッテリーでお湯を沸騰させる電力をまかなえません。バッテリーが大きくなりスチームクリーナーは相当な重さになると思います。
    ネットで調べてみても評判いいのに…私の評価としては微妙です。

  48. 2018/09/02 03:03:37 (勇)太陽工務店×RYKN含むアンテナおとなりページ

    Not Found
    The requested document was not found on this server.
    Web Server at hitachidai.net

  49. 2017/11/14 01:59:12 Amazon.co.jp: 小谷野敦さんのプロフィール: レビュー含むアンテナおとなりページ

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    5つ星のうち 2.0 つまらんのだ, 2017/11/13
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    のちに五社英雄が再映画化するがこれもつまらなかった。だいたい原作からして、占領下の解放的雰囲気にあっていたから話題になっただけで大したもんでhなく、娼婦のリンチシーンがあるというだけのもので、筋立てはごくつまらない。野川由美子が美人だったのは分かった・・・。
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    だれかの木琴 [DVD]
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    5つ星のうち 4.0 常磐貴子が美しい, 2017/11/12
    レビュー対象商品: だれかの木琴 [DVD] (DVD)
    井上荒野の原作(2010年)。人妻が美容師にストーカーする話だが、もっと激しくなるのかと思っていたらわりとあっさり終わった。常盤貴子の美しさが印象に残るが、原作ではこんな美女ではないようだ。あと娘役の木村美言が可憐。池松壮亮は寺島しのぶとも人妻不倫の映画に出ていたがなんかそういう俳優なんだろうか。
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    15 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
    2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
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  50. 2017/03/16 01:11:27 高遠弘美の休み時間・再開(告知板)含むアンテナおとなりページ

    フォーレ協会の研究会での講演
    二月初めの記事でご案内した四月十六日の講演会はすでに満席になり、キャンセル待ちださうです。ひとりで吃驚してをります。
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  51. 2016/03/14 22:36:44 SOCCER UNDERGROUND BLOG含むアンテナおとなりページ

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  52. 2015/01/21 07:24:55 つのだま日記含むアンテナおとなりページ

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  53. 2012/12/01 02:45:25 Inspirace含むアンテナおとなりページ

    Forbidden
    You don’t have permission to access /on this server.

  54. 2011/03/22 17:42:50 KOIKOI日記含むアンテナおとなりページ

    指定されたファイルが見つかりません。
    ■考えられる原因:
    ファイルが存在しない。
    指定されたURLに元々ファイルが存在しないか、既にファイルが削除されているためにこのエラーが表示されます。
    アドレスの指定が間違っている。
    リンク先のアドレスを間違って指定している場合、このエラーが表示されます。
    ■対処法:
    入力したURLを確認後、ブラウザで再読み込み(Reload)を行ってください。
    HTTP 404 File Not Found

  55. 2011/03/12 21:25:45 風のジジ含むアンテナおとなりページ

    死刑反対論者の反撃 不服従の勧め 蛙の声 マンガ家の人生

  56. 2008/11/03 21:16:28 パペッティア通信含むアンテナおとなりページ

    日本野球は韓国に敗れたのではない。恥辱のあまり崩れ落ちたのである (11)