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7. こさかこうざん 小坂鉱山 用例 2024-11-20 20:48:57 公開 2021-03-24 13:32:19古書人さん投稿
8. かづの 鹿角 用例 2024-11-20 20:48:40 公開 2021-03-24 13:30:23古書人さん投稿
9. すいあげ 吸上 用例 2024-11-20 20:48:28 公開 2021-03-24 10:59:36古書人さん投稿
10. はりこむ 張込 用例 2024-11-20 20:48:13 公開 2021-03-24 10:04:09古書人さん投稿
11. えいぞく 永続 用例 2024-11-20 20:47:58 公開 2021-03-24 09:43:41古書人さん投稿
12. かいたく 開拓 用例 2024-11-20 20:47:36 公開 2021-03-24 09:36:05古書人さん投稿
13. けやのおおど 芥屋の大門 項目 2024-11-20 20:46:50 公開 2021-03-23 11:07:41古書人さん投稿
14. わしば 鷲羽 項目 2024-11-20 20:46:29 公開 2021-03-23 10:45:03古書人さん投稿
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発売日 2024/11
続いて、田中聡・斎藤英喜・山下久夫・星優也編『〈学知史〉から近現代を問い直す』(有志舎、令和6年3月)の栗田英彦「ポスト全共闘の学知としてのオカルト史研究ーー武田崇元から吉永進一へーー」。「なお、U超研-近代ピラミッド協会からは、在野の古書マニアでブロガーとしても知られる「神保町のオタ」も輩出している」とある。岩波の「帝国日本の学知」以来「学知」という言葉が好きなので、タイトルに「学知」を冠した本に名前が出て嬉しい。私なんかは、京大UFO超心理研究会や近代ピラミッド協会に参加していたことが自慢である。しかし、世間的には必ずしも自慢できるサークルとは受け止められないので、他に「輩出」したアカデミズムの研究者名を追加するのは遠慮しておこう(^_^;)
そして、古本道の大先輩高橋輝次さんから届いたばかりの『戦前モダニズム出版社探検:金星堂、厚生閣書店、椎の木社ほか』(論創社、令和6年11月)。「毎回、興味深く拝見している”神保町のオタさん“の最近のブログ」云々と登場していた。ありがとうございます。いつまでもお元気で御活躍いただけますように。
最終更新日 2024.11.20
2024-11-20 誕生日の贈物
中谷 宇吉郎 砂場清隆 木下聡
2024-11-04 道中一枚絵 その二
2024-11-04 道中一枚絵 その一
坂口 安吾 持田和踏 ばっちゃん
2024-10-20 茶の間はガラあき
29年連用「喫煙日記」11月20日 蟻になった日
2024/11/20/水
[6:40起床(2:00トイレ起き)/晴(なんか急に寒くなった)/高2B]
今週は月・火と目まぐるしい日が続き、睡眠不足もあって相当疲れた。
昨日の授業を終えた段階ではもうヘロヘロ。すぐに帰って休むという選択肢もあったが、思い切って安兵衛に立ち寄った。
鳥刺しや寿司を食べながら、そんなに濃くない焼酎のお湯割りを2杯(がらるっど・CONTA)と水割りを1杯(CONTA)飲んで帰宅。そのおかげで昨夜から今朝にかけてはぐっすり眠れた。体調もかなり回復。CONTAがおいしいので、正月用に1升瓶を分けてもらった。正月前に飲んでしまいそうだけど(^^;)。
きょうはこれから、午後母との面会に出向き(箕面萱野)、そのあと石橋の教室に戻って高2の授業を行なう。今週末には姪っ子の結婚式が控えているから、身支度の確認もしておかなきゃ。
今朝の体重は64.5kg(前日比±0)。
経済状態の変化により、先月1日を期してアリに戻った。
このごろはもうあまり記さぬが、政治の世界は何がなんだか。トランプが2度目の大統領になり、兵庫知事選では驚異の人格破綻者・斎藤ハラッサー元彦が当選した。
1日1話の無料マンガ、いまは「部長K」や「入学傭兵」を読んでいるが、これも「○話までで終了」となるのだろうなあ。
2023年:介護の日々…という意味ではアリなのかなあ/64.9kg/夫婦で安兵衛/ときわ台(粗相の日)→授業
2022年:アリかキリギリスかわからん/65.3kg/ときわ台/夫婦でペルティカ/「一本満足」を大量購入
2021年:アリな1年(コロナの影響大)/戸川氏と安兵衛
2020年:たぶんキリギリス/64.4kg/ドラマ「一億円のさようなら」
2019年:まだキリギリス/64.4kg/はしご酒(安兵衛→おばんざいきむら)
2018年:キリギリス生活も終わりか.../「スティール・キス」
2017年:63.3kg/ペルティカでケロタンの誕生日祝い/「ひよっこ」を見終える
2016年:蟻って誰?
2015年:
2014年:蟻生活は終了/意識とは「後追いの錯覚」/「脳はなぜ『心』を作ったのか」
2013年:蟻とは言えない/耳下腺がピリピリ/新年度高1は20人強か
2012年:また蟻に/編集作業(TeX→画像キャプションで四苦八苦
第5回「東京版権説明会」、海外11カ国から92社・320人が来場
海外出版社・エージェントなどと版権交渉を行う商談会「東京版権説明会」(Tokyo Rights Meeting)が11月6・7日、TKP市ヶ谷カンファレンスセンター(東京・新宿区)で催された。今年は国内の出版社79社が出 […]
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2024年11月19日
ニュースフラッシュ
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徳間書店、「アサ芸」と写真家の共同プロジェクト始動
今年創刊68周年を迎えた週刊誌「アサヒ芸能」と写真家・福島裕二氏の共同プロジェクト「and Muse(アンド・ミューズ)」を始動。第1回の写真展はセクシー女優・清宮仁愛さんをモデルにした写真展。11月22日から同24日、 […]
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2024年11月19日
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廣文館、8年ぶり新規出店へ
12月4日、広島・佐伯区にあるイオンタウン楽々園2階に店舗面積216坪の新規店、「廣文館イオンタウン楽々園店」をプレオープンする。グランドオープンは12月6日。本、文具、雑貨を取り扱い、カフェを併設する。店長は片山幸宏氏 […]
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2024年11月19日
ニュースフラッシュ
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電子出版制作・流通協議会、「オンデマンド出版流通」セミナー開催へ
12月2日午後3時から、東京・千代田区の出版クラブビルとオンラインで「オンデマンド出版流通」に関連したセミナーを開催する。トーハン書籍部の櫻井秀則部長による出版流通の現状とオンデマンド出版に関する基調講演に加え、櫻井氏、 […]
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2024年11月19日
ニュースフラッシュ
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2024-11-17
昨日のツヅキ
久しぶりに何も用事がない日曜日。今日は一日うだうだして、先週末から読み始めたミステリを読んでしまうぞー。
読んでいるのはワシントン・ポーシリーズ3作目の『キュレーターの殺人』。このシリーズ、3年ほど前に『ストーンサークルの殺人』『ブラックサマーの殺人』の2作目までを読み、面白いことは面白いが、ズブズブとハマらなかったので、そこで止まっていたのだ。しかもそれぞれが600~700頁と分厚くて、次に何を読もうかなと迷った時に、つい他の薄い本に手が伸びてしまうというのもあった。
今回、本当は最新作の『ボタニストの殺人 上・下』を読みたかったのだが、せっかく2作目まで読んでるので、この際、順番通りに片付けちゃおうと思い『キュレーターの殺人』を読み始めたところ、おもしろおおおおい!やめられなくなってしまった。短い章立てでサクサク進むので昼休み、通勤電車、寝る前とキリをつけやすい。3作目にしてハマったわ。イギリスのカンブリア地方にも詳しくなるし。ポーの相棒の有能すぎるティリーさんは「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」のアストリッド枠だね。今のところあと2作残っているのがうれしくってたまらない。
面白いミステリがある日々っていいもんですねえ。夕飯と入浴、歯磨きを済ませ、あとは寝るだけとなって布団に入り、ミステリの続きを読める喜びを嚙みしめている秋の夜長。これからうんと寒くなると布団から手を出すのが億劫になる。
yomunel 2024-11-17 23:38 読者になる
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昨日のツヅキ
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業務説明会申込受付中・職員採用試験の変更点を掲載
12/10(火)に関西館で、1/24(金)に東京本館で、対面形式の業務説明会を開催します。また、オンライン形式の業務説明会も申込受付中です。(本説明会は採用選考活動ではありません。)令和7年度職員採用試験の令和6年度からの変更点を掲載しました。詳細は採用情報をご覧ください。
ウェブサイトを
後世に伝えます!
インターネット上の情報は更新や削除がされやすく、ウェブサイト自体が消滅してしまうこともあります。消えてしまいやすいインターネット上の情報を将来にわたって利用できるよう、ウェブサイトを定期的に収集・保存しています。
2024年11月19日
刊行物
立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』No.1296「デジタルプラットフォーム規制の動向―競争政策の観点から―」(PDF: 478KB)を掲載
2024年11月19日
刊行物
立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』No.1295「2024年年金財政検証の概要と評価」(PDF: 692KB)を掲載
2024年11月19日
その他
国際子ども図書館公式Instagramアカウントを開設しました。
2024年11月19日
採用情報
「令和7年度国立国会図書館職員採用試験の変更点」を掲載しました
受付中
2024年12月20日(金)東京本館
第35回保存フォーラム
受付中
2025年1月11日(土)東北大学災害科学国際研究所 多目的ホール
令和6年度東日本大震災アーカイブシンポジウム―震災アーカイブが残すべき「記録」と「記憶」について―
2024年11月19日
刊行物
立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』No.1296「デジタルプラットフォーム規制の動向―競争政策の観点から―」(PDF: 478KB)を掲載
2024年11月19日
刊行物
立法調査資料『調査と情報-ISSUE BRIEF-』No.1295「2024年年金財政検証の概要と評価」(PDF: 692KB)を掲載
2024年11月19日
採用情報
「令和7年度国立国会図書館職員採用試験の変更点」を掲載しました
2024.11.19 令和7年1月採用 公立大学法人金沢美術工芸大学非常勤職員(美術館事務) 採用試験 第2次試験合格発表
2024.11.18 【入試】令和7年度一般選抜 出願様式の一部変更について
19Nov
(ワールドウォッチング)南アフリカの裁判所が、がんばる。
南ア裁判所、違法採掘者の封じ込め中止を命令 水と食料断たれた数百人が地下に南ア裁判所、違法採掘者の封じ込め中止を命令 水と食料断たれた数百人が地下に南アフリカ北西州にある金鉱山の廃坑で、違法採掘者数百人が水や食料の供給を断たれたまま地下で身動きできなくなっている状況をめぐり、プレトリアの高裁が坑内にいる全員の脱出を認めるべきとする仮命令を出し、出口をふさいではならないと言い渡した。地元放送局のSABCが伝えた。www.cnn.co.jp
東武日光線新大平下駅前で古本市(プラッツおおひら古本市)(栃木県)
期間:2024/11/23~2024/11/24
場所:まちづくり交流センター プラッツおおひら(栃木県栃木市大平町富田558-11) (栃木県栃木市大平町富田558-11) 東武日光線新大平下駅東口より徒歩1分
第73回東武古書の市(栃木県)
期間:2024/12/25~2025/01/05
場所:東武宇都宮百貨店 5Fイベントプラザ(宇都宮市宮園町5-4) 東武宇都宮駅よりすぐ(百貨店直結) JR宇都宮駅よりタクシー5分/バス10分+徒歩5分/徒歩25分
2024-10-19
【中野】「アドラー心理学ゼミナール」秋学期の第1回目
2024年10月19日(土)
エクステンションセンター中野校での「アドラー心理学ゼミナール」秋学期の第1回目。申し込み者は34人で、出席は32人だった。春学期は29人だったので増加した。通常秋学期は少し人数が減るのにちょっと不思議だった。内訳を見ると、新規参加者が17人であり、リピーターとちょうど半々ということになる。新規参加者が増えたのはありがたいことだ。
初回なので、事務所に挨拶に行くと、「できれば来年度もゼミナールをお願いしたい」と授業カレンダーを示された。今回でエクステンションも一度打ち止めにしようと考えていたのだけれども、先手を打たれてしまった! 「ちょっと考えさせてください」と引き取ったのだけど、教室に戻って受講生に聞いてみると、「来年もやれ」的な圧を感じたので、やる方向で考え直すことにした。そうすると、2025年度もアドラーゼミとエクステンションのゼミナールの二輪運行になるな。白秋ゼミをどこに入れるか考えなくては。
初回なので、授業の進め方と心理学史のイントロをした。ちょいちょい話が脱線したが、受講生にしゃべってもらうことが秋学期の目玉なので、これで良い。帰りは、希望者でグッドモーニングカフェでお茶をしようと思ったが、貸切だったので、大阪王将で軽く食べて楽しい時間を過ごした。
kogo 2024-10-19 00:00 読者になる
2024-11-19
大きな山にはそろそろ雪が
2024/11/18
(開講)133回ワン・コイン古文書講座開講
こんにちは。年末のワン・コイン古文書講座のご案内を申し上げます。今回のワン・コイン古文書講座も、初登場の講師の先生、武田真幸先生をお迎えいたします。ご参加のほどよろしくお願いいたします。
運営の都合上、多くのところは自己責任でお願いします。お出かけ直前に、このブログの内容をご確認下さい。変更点などがある可能性があるためです。
第133回ワン・コイン古文書講座
〇日時:12月7日(土曜日)14時~16時
〇場所:宮前市民館(川崎市宮前区前平2-20-4宮前文化センター[最寄り駅は東急田園都市線宮前平駅]) 宮前市民館のホーム・ページ 第4会議室
〇料金:500円(一ヶ月会費)
〇講師:武田真幸(たけだまさき)先生(立川市市史編さん室 会計年度任用職員)
〇題名:「「地震災献金一件」にみる代官江川氏と多摩地域」
〇講師より一言:「江戸時代の村や百姓は、領主の財政難などを理由に、年貢以外にも経済的な負担を度々課せられていました。幕末の江戸を襲った安政の大地震では、武家屋敷にも大きな被害があり、代官江川氏は多摩地域の村々に「献金」を呼びかけますが、これも村々にとって強制に等しいものでした。この献金一件をめぐる史料からは、幕末期の世相や、身分制社会に生きる村びとたちの考えの一端を知ることができます。史料をもとに江戸時代の領主と村の関係を見ていきたいと思います。」
〇参加方法 参加する際には必ず下記ワン・コイン古文書講座事務局宛メールアドレス宛てに参加希望の旨のメールをご送信下さい(メール題名は「講座希望」と記入して下さい。なお、下記のyahooメールはわたし宛のメールではなくワン・コイン古文書講座事務局宛のメールです。高尾個人に対するメールはysktko@nifty.comです。お間違えのないようにお願いします)。感染症対策のため手指消毒の励行に、ご協力をお願いいたします。次回の予定は未定です。
2024/11/18 | 固定リンク | 0 | コメント (0)
«(お知らせ)ワン・コイン古文書講座の今後の運営について
(開講)133回ワン・コイン古文書講座開講
2024年11月
2024年11月17日 (日)
言語の起源(その2)
このブログへの投稿も900回を超えるときっと同趣旨の記事が多くなっていると思う。
果たせるかな、2014年の10月、「起源の探求」というタイトルで3回にわたって投稿していた。
なつかしさに駆られて読み返してみると、次のようなことが書かれていた。
1.「起源」ということばは魅力的で私たちの魂をひきつけてやまないが、その探求は至難の業である。
2.「言語の起源」に関する日欧の姿勢の違い。
3.ソシュールは「前日と同じ形で話されなかった言語は知られたことがない。」と言っている。
この記事は10年前に書いたものだ。
今は少しは進歩しているだろうか?
同じところをうろうろしているような気がする。
3番目のソシュールのことばはなるほど真実だ。
でもこれを繰り返していけば結局言語の起源は「ない」ということになる、
ここはソシュール先生の言に従って、言語の起源はない、と割り切ってこの問題から撤退するのが現実的な生き方かもしれない。
それでも…という未練はあるが。
これで言語の起源とは縁が切れたことになるが、他にも起源を探るべき問題はいくつもある。
前に述べたように衣服の起源、糸の起源などは歴史的、考古学的に根気良く調べれば明らかになるにちがいない。
生命の起源はまだ未解決の問題だが、科学的研究によっていずれ明らかになるだろう。
ほかにも、貨幣の起源、農業の起源、資本主義の起源などいくつもある。
言語の起源の問題がこれらと違うところは歴史的、考古学的研究も科学的研究も無効だというところである。
私たちは徒手空拳で難問に立ち向かうことはできない。
ならば何か別のアプローチ方法はあるだろうか?
言語は人類だけのコミュニケーションツールだから、コミュニケーションの歴史的発展の観点から考えていけばどうだろう?
しかし、何分古い時代にことだから証拠が現存していない。
どうも八方塞がりだ。
言語はコミュニケーションツールであるだけでなく、思考のツールでもある。
言語以前から人類には思考能力が備わっていたと思う。
それが言語と出会って具体的な思考が始まった。
思考がことばによって形を与えられ、それがことばのコミュニケーション機能によって人々の間に広がってゆく…。
人間にとってことばほどありがたいものはない。
その起源がわからない、というのは分か
11月17日(日)
今週買った本。
○Sharon Shinn Alibi (Fairwood Press, 2024)
買った本はこれだけかな。
今週買った雑誌としては、本の雑誌 十二月号とNight Land Quarterly Vol. 37の二冊。
江波『銀河之心I 天垂星防衛 上・下』(中原尚哉、光吉さくら、ワン・チャイ訳/ハヤカワ文庫SF)ご恵贈賜りました。
アンドレイ・サプコフシキ『ウィッチャー 嵐の季節』(川野靖子訳/ハヤカワ文庫FT)ご恵贈賜りました。
今週、pdf化した本。
◆The Collected Supernatural & Weird Fiction of Edith Wharton, Volume 1(Leonaur, 2016)
◆『筒井康隆全集2』(新潮社)
◆小松左京『五月の晴れた日に』(ハヤカワ文庫)
◆小松左京『偉大なる存在』(ハヤカワ文庫)
◆小松左京『ある生き物の記録』(ハヤカワ文庫)
◆小松左京『鏡の中の世界』(ハヤカワ文庫)
◆光瀬龍『喪われた都市の記録』(ハヤカワ文庫)
◆大原まり子『一人で歩いていった猫』(ハヤカワ文庫)
◆山野浩一『X電車で行こう』(ハヤカワ文庫)
◆石原藤夫『ブラックホール惑星』(ハヤカワ文庫)
◆石原藤夫『ハイウェイ惑星』(ハヤカワ文庫)
◆神林長平『七胴落とし』(ハヤカワ文庫)
◆神林長平『狐と踊れ』(ハヤカワ文庫)
◆神林長平『言葉使い師』(ハヤカワ文庫)
何もかも少ない。疲れてゐるのか。
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Software Design (ソフトウェアデザイン) 2024年11月号。Software Design総集編【2018~2023】、WEB+DB PRESS総集編。WEB+DB PRESSは休刊したんだね。 ― 2024年11月16日 22時32分10秒
Software Design (ソフトウェアデザイン) 2024年11月号。
第1特集は、「新世代の開発スタイル はじめてのAI駆動開発」です。
非常に面白い。ウェブには、Copilotを使った体験記があふれているけど、コーディングだけじゃなくて、いろんな側面をまとめてある。
第2特集は、「ランサムウェア対策のアプローチ」です。
EDRとマイクロセグメンテーションのほかに、ゼロトラストもよく言われますね。
https://cloud.google.com/learn/what-is-zero-trust?hl=ja
ゼロトラスト セキュリティとは
ソフトウェアデザイン 2024年11月号 雑誌 – 2024/10/18
Software Design編集部 (編集)
Software Design (ソフトウェアデザイン) 2024年11月号 [雑誌] Kindle版
Software Design 編集部 (編集) 形式: Kindle版
この号を買ったら、アマゾンが、これも買えと言って、Software Design総集編【2018~2023】を薦めてきた。今、ベストセラー1位 - カテゴリ Webプログラミングだって。
Software Design総集編【2018~2023】 単行本(ソフトカバー) – 2024/10/12
Software Design編集部 (編集)
4.8 5つ星のうち4.8 9個の評価
ベストセラー1位 - カテゴリ Webプログラミング
2024-08-13
江戸絵画縦横無尽! 摘水軒コレクション名品展
展覽會
千葉市美術館にて。村瀬太乙の鷺画に衝撃を受ける。
funaki_naoto 2024-08-13 00:00 読者になる
2024-08-13
日日のこと
日録
お昼は一福のうどん。
千葉のリサイクルショップ巡り。ひたすら走り回った。見知らぬ土地の見知らぬ風景をみる楽しみもある。
funaki_naoto 2024-08-13 00:00 読者になる
日日のこと
日録
埼玉のリサイクルショップを回る。
お昼はラーメン。
2024年11月14日
墓石の銘を書いた(その3)
墓石の銘を書いた(その1)
墓石の銘を書いた(その2)のつづき。
さて、材料は揃った。次はレイアウトである。施主代行(母)と石屋へ行って検討した結果、落款は削除、ユリの絵は左上に入れることになった。
それから一月ほどたって、いよいよ墓石が完成した。書は深彫りで筆脈が再現されているか心配だったが、うまくでている。ユリは浅彫りで白い塗料を塗ってある。
ユリのアップ。縮小したので原稿よりもかなり簡略化されたが、元の絵の雰囲気は残っている。
自分の書がこうして石に刻まれるというのは、言葉には出来ない不思議な感じがする。施主代行(母)も満足してくれた。施主(父)に写真を見せたら、「あーそうか」と言っていた。
この墓石がいつまで存在するかは分からないが、それもまた善哉、善哉。
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#墓石
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美術と書道2
日常3
by 中川聡@やたナビ
その2につづく。
墓石の銘を書いた(その3)
美術と書道2 (67)
日常3 (7)
◎『北方ジャーナル』2024年12号発売中。
http://hoppojournal.sapolog.com/e503989.html
〇スガの連載「よいどれブンガク夜話」第179夜は澁澤幸子『澁澤龍彥の少年世界』――「兄は実生活ではほとんどバカと言っていい部分があった」であります。
北鎌倉への新築移転、矢川澄子との離婚、独身時代に編集を担当した雑誌『血と薔薇』、それから実生活での徹底した「無能の人」(そこがまたカッコイイ!)ぶりについて、ちょこっと書いてます。
連載エッセイ「古本屋女房の古本的日常」第131回は
「結局怖いのは現実です」であります。
このところ頻発し、札幌の豊平区でも発生した「闇バイト」強盗から、ひと昔、ふた昔前のバイオレンス小説を想い起し、小説にあるから現実にやってみようとした事件、それもミステリの王道である密室物と現実の事件についての関係について、ほんのほんのちょこっと書いてます。
『北方ジャーナル』は
セイコーマートに置かれています。Amazonでも購入できます。
http://hoppojournal.sapolog.com/e503989.html
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《東洋文庫創立100周年記念》
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濱下 武志氏(東洋文庫研究部長)
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2024/12/18
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開催方式:対面(東洋文庫2階講演室)/オンライン。要事前申込。
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東洋学講座
《東洋文庫創立100周年記念》
テーマ「東洋文庫の東洋学:これまでとこれから」
「外国文字による漢語表記の歴史的展開」
高田 時雄氏(東洋文庫図書部長)
2024/12/04
18:00–20:00
開催方式:対面(東洋文庫2階講演室)/オンライン。要事前申込。
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2024/12/03
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Lectures on Chinese Calligraphy
2024-11-09
蛮勇を奮って仮称「西磐井活字」全体の整理を始めたものの築地五号と活文舎五号以外へうまくアプローチできず己の力不足を突き付けられている話
はじめに
先日、五号活字を主体とする、文選箱およそ2箱分の古い活字を入手しました。縞木綿の包みを開くと、おそらく当初の姿を保っているのであろう文選箱1つ(主にひらがな活字)と、三分の一程度が崩れてしまったらしき文選箱1つ(主に漢字活字)、そして後者の文選箱から崩れ出たものと思しき活字が古新聞にくるまれた状態で出てきました。
縞木綿の結び目を少し緩めたところ文選箱2つ(荷ほどき当初の状態)崩れ出ていた分の活字(荷ほどき当初の状態)
これは「初荷品につき入手した状態で」とされていた通りの姿であり、1箱分の一部が崩れていること等は承知していました。
入手の決め手は2つ。まず何といっても大きかったのは、いわゆる築地体後期五号仮名に見える活字と前期五号仮名に見える活字が数多く含まれていたことです。このサイズの明朝活字で、ベントン以前のものなど、本当に存在していいのか?!という感じです。もし、1本でもオリジナルのピンマーク入り活字が含まれていたら……
そしてもうひとつの決め手。当初からの緩衝材である可能性が高そうに見える古新聞に日付の情報があれば、当該活字の鋳造時期を想定するなどの手がかりになり得ます。少なくとも、「製作後100年を超えたもの」であるかどうかの判断基準にはなるでしょう*1。
実際のところ、どれくらい古い活字なのでしょうか。
もしも築地体前期五号仮名に見える活字が築地活版オリジナルであれば明治301897年末または明治31年頭までに鋳造されたものであり、築地体後期五号仮名に見える活字が築地活版オリジナルであれば明治311898年から大正121923年8月まで――前期五号仮名・後期五号仮名の切り替わりから関東大震災の前まで――の期間に鋳造されたものである、ということになるのですが、果たして……。
仮に「西磐井活字」と名づける理由
文選箱の外に崩れ出た活字の緩衝材となっていた古新聞を丁寧に広げてみると、明治401907年8月の『巖手毎日新聞』であることが判りました。
箱外活字を覆っていた古紙(全体像)箱外活字を覆っていた古紙(題字部分)箱外活字を覆っていた古紙(日付部分)
この活字群がひとつのコレクションとして成
〈第66回研究発表会のお知らせ〉
語彙・辞書研究会の第66回研究発表会を以下の要領で開催いたします。
【第66回】研究発表会
日時 2024年11月30日(土)13:10~17:00
【シンポジウム】
「日本語オノマトペは今:子音と母音の音象徴」
パネリスト
坂本 真樹 氏(電気通信大学教授)
竹田 晃子 氏(岩手大学教授)
平 弥悠紀 氏(同志社大学教授)
コーディネーター
小野 正弘 氏(明治大学教授)
開催趣意(概要)
オノマトペは、音象徴性を持つ語彙です。音象徴性とは、ある音が、グループとして、ある概念・イメージ(意味)と固く結びつくことを言います。
今回のシンポジウムは、現代の情報工学、方言、古典語で、オノマトペを扱っている専門家を迎えて、音象徴性の立場から発題していただき、オノマトペは今どうなっているのかについての認識を深めたいと思います。
第66回研究発表会は会場(新宿NSビル会議室)での対面参加と、オンラインによるリモート参加の両方の方式で開催いたします。
・会場:新宿NSビル会議室 3階3G会議室(東京都新宿区西新宿2丁目4−1)
» https://goijisho66.peatix.com
2024-11-07
みなとみらいで総合展
みなとみらい
けふは朝もはよから突撃準備。
コーヒーを2杯分作ってのむ。家人がチーズのせトーストを焼いてくれるので食す。
森さんを呼び出して筋斗雲に乗せ、一路、みなとみらいを目指す。
途中、某所で渋滞に巻き込まれ辟易。これはナビの言う通りにして回避すべきだったと反省す。されどそこを過ぎるとスイスイと不思議に進みてあっというまにみなとみらいに到着す。
さて見るべぇとて最初に皓星社ブースへ挨拶し、その後ちょっととしょけっととポスターセッションを見てから11時よりのアクセシビリティ講演を拝聴す。altのフィールドにいろいろ書き込む際の骨法をばレクチャーさる。
終わってからちょっと一回りして昼飯。雑誌の記事直しにつきて森さんと相談。そうこうしているうちに尊敬するKさんが来るとのことで待ち受けていると、思った通り飯中のドトール前を通ったので呼んで合流し、一緒に会場に舞い戻る。
サイフォンの重役さんにKさんを紹介。もう20年近く紹介したいと思っていたことが成就してわちきも嬉しいなり。
と、近くの休憩所に見知った顔の人がいて、とてもとても気になる。帰りがけ見たら、首から下げたIDに学生さんとあり、あゝあの時の、ということに。
それでちょっと挨拶す。
帰りも途中まで順調なれど、環八でひっかかり大変に難渋す。森さんに「何か面白い話をして!」と頼んだが、筋斗雲だからか学問の話はイマイチ不発にて終わる。
いつものように飲み会をして解散。ずいぶん寒くなったね。
shomotsubugyo 2024-11-07 22:12 読者になる
第25回大会参加申し込みについてのご案内(2024年11月7日)
日本語文法学会会員各位 会員の皆様におかれましては,益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 第25回大会について以下の通りご連絡申し上げます。 日本語文法学会 1.第25回大会プログラムについて…
第25回大会の参加申し込みを開始しました。
(2024年11月)
内田樹選集
今日はこれから病院ですい臓がんの切除手術の日程打ち合わせである。手術が無事に終わったとしても、もう74歳であるから、相...
2024-11-08 vendredi
韓国の出版社企画で「無知の楽しさ」という本が出た。韓国の編集者や訳者の朴東燮先生からの質問に私が答えて一冊の本になったの...
2024-11-03
明治の教科書ガイド「独案内」のページをめくる:英語学習法のヒントを探して
www.rikkyo.ac.jp
11月30日(土) 立教大学英語教育研究所 公開講演会
明治の教科書ガイド「独案内」のページをめくる:英語学習法のヒントを探して
【概要】
日本で英語学習が始まったのは今から約200年前のことです。江戸時代後期、イギリスの軍艦が長崎港に現れ、フェートン号事件と呼ばれる騒動が起こります(1808年)。その翌年、対応策として幕府が通詞(通訳兼貿易官)に英学修業を命じたことが始まりです。当時は長崎・出島でのオランダ貿易が続いており、前線で働くオランダ語に通じた「蘭通詞」が、英語のできるオランダ人から学び始めたのです。
オランダ限定であった西洋との関係は、ペリー来航に伴う開国(1854年)で英米へと広がり、英語の重要性が高まります。明治の学制や学校令により学びの制度が整っていく中、学校や独学で学ぶ人が増加し、「英学ブーム」が訪れます。当時は英米から輸入された児童向け読本を教科書とし、その参考書「独案内(ひとりあんない)」が多数出版されました。独案内のページをめくると、各英単語にカナ、訳語、数字、記号などが添えられ、未知の英語の発音や、日本語による理解を容易にする工夫が施されています。現代の「教科書ガイド」に相当し、こっそり使う人も多かったことでしょう。
本講演では、明治の教科書や独案内の実物をご覧いただきながら、そのページの中に「入門者が外国語を学ぶ斬新な方法」を見出し、当時の、そして現代の英語学習法へのヒントを探ります。さらに、年代の異なる独案内の比較から、発音や訳読の方法がどう変化し、現代の英語学習に影響したかを考察していきます。
講演に続く第二部では、幕末明治期以降の英単語集研究をリードする若き研究者・熊谷允岐氏との対談、そしてフロアとの対話を通じ、日本人が英語をどう学び、その学習効果をどう高めようとしたかを考えていきます。
umamoto 2024-11-03 01:11
2024-11-03
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2024-11-01 「故事名言」「狂瀾を既倒に廻らす」を登録
論文の執筆・投稿に当たっての注意点
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【完了】10月28日(月)6:00-7:00 データベースメンテナンス実施に伴うはてな各サービス停止についてのお知らせ
データ駆動による課題解決型人文学の創成
~データ基盤の構築・活用による次世代型人文学研究の開拓~
KICKOFF SYMPOSIUM
「AI×人文学 ーデータ駆動による未来形成ー」
2024/12/01 - 2024/12/01
日時:2024年12月1日(日) 13:00~16:10(受付開始:12:30)会場:一橋大学一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)/オンライン同時配信あり主催:大学共同利用機関法人人間文化研…
講演会
展示
特別展『賀茂季鷹と古典の「知」』
2024/10/19 - 2024/11/24
展示名:特別展『賀茂季鷹と古典の「知」』 ー京都市歴史資料館寄託山本家資料展ー 会 期:令和6(2024)年10月19日(土)~11月24日(日) 開室時間:午前9時~午後5時休館日:月曜日、祝…
2024.10.29
[お知らせ] 11月13日(水)に第11回文献資料ワークショップを開催します。
2024.10.22
[イベント] 2024年12月1日(日)に「データ駆動による課題解決型人文学の創成 ~データ基盤の構築・活用による次世代型人文学研究の開拓~ KICKOFF SYMPOSIUM 「AI×人文学 ーデータ駆動による未来形成ー」を開催します。
2024.10.21
[調達情報] 入札公告「高精度OCRを利用した全文翻刻テキスト作成業務 一式」について
つぶやき(過去ログ 108/107/106)
【完了】10月28日(月)6:00-7:00 データベースメンテナンス実施に伴うはてな各サービス停止についてのお知らせ
第50回衆院選の投票をしてきました
今年1月、「本よみうり堂」の連載「私を作った書物たち」に乙川優三郎氏が登場し、その第3回(1月21日付「読売新聞」)で芝木好子(1914-91)の『隅田川暮色』を紹介していた。
乙川氏自身によると、芝木のこの作品は「(乙川氏自身が)デビューして間もなく、文体を模索」していた時期に出会った小説だといい、「いまの作家には書けない文章だと感じた。素直に学ぼうと考えた」という。そしてまた、次の様にも述べる――「芝木好子という手本があったことは、貴重でした。吉行淳之介も、三浦哲郎も好きでしたが、私が手本にする文章ではなかった」。
これに従うならば『隅田川暮色』は、「平安時代の組紐(くみひも)の復元」を中心に据えた「芸術家小説」ということになる。芸術家小説というのは、「芝木好子の真骨頂が発揮されているように思う」(山下同前p.276)などと評される如く、後期芝木作品の集大成的な作品といえるのだろう。
また、太古から変わらない大川(隅田川)のゆったりとした流れが冴子の過去の記憶を呼び覚まし、往時と現在とを往還する筋立てには不思議な味わいもある。そして、谷川健一ではないけれど、死者こそが生者を支配するというか、冴子の、亡き父・千明に対するファーザー・コンプレックスともいうべき一方的な愛情には、どこか尋常ならざるものを感じさせる。娘の父親への愛著というテーマは、「三代の女性を描いた自伝小説」に分類される芝木の「湯葉」(この場合は実父ではなく養父)にも描き込まれていたが、『隅田川暮色』の冴子は、父親にかけるおもいが強すぎて、彼の「実体のない(略)影か、霊魂」(p.75)を見てしまうほどである。
一方で、芝木作品の短篇も実にいい。改めてそのことを感じさせられたのは、アンソロジーの『新しい日々』や『恋する昭和』を読んだからだ。ことに「十九歳」という短篇がよかった。これについては山下多恵子氏が「解説」(『恋する昭和』)で次の様に述べている。
芝木があからさまな描写を避け、「文章に含みを持たせ」ているのは、「白萩」などの短篇でも同様であるが、「十九歳」はことにその傾向が強い。ぼんやり読んでいると、うっかり読み落してしまいかねない仄めかしかたである。
「十九歳」では、末尾で二人(由木と紀子)の四十三年ぶりの再会が劇的に描かれる。この再会の場面における二人の会話が趣ふかく、その遣り取りの妙を味わう