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おとなりアンテナ | おすすめページ

  1. 2025/06/04 23:00:00 Kapperのブログ - 楽天ブログ(Blog)含むアンテナおとなりページ

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  2. 2025/06/04 18:10:04 leeswijzer: boeken annex van dagboek含むアンテナおとなりページ

    2025-06-04
    『イタリア食紀行 —— 南北1200キロの農山漁村と郷土料理』読了

    大石尚子
    (2025年4月25日刊行、中央公論新社[中公新書・2853]、東京, 4 color plates + 264 pp., 本体価格1,100円, ISBN:978-4-12-102853-2 → 目次|版元ページ)
    北はアルプス山麓に始まり、南はシチリアからサルデーニャにいたるイタリアの南北食文化を通観できる本。同時に、イタリア国内それぞれの地域での農業を通じた地域再生とアグリツーリズム、スローフード運動などの視点から、農業をめぐる社会問題への取り組みが論じられている。ただのイタリア料理本ではない。
    leeswijzer 2025-06-04 06:11 読者になる
    2025-06-03
    『イタリア食紀行 —— 南北1200キロの農山漁村と郷土料理』目次
    新 目
    大石尚子
    (2025年4月25日刊行、中央公論新社[中公新書・2853]、東京, 4 color plates + 264 pp., 本体価格1,100円, ISBN:978-4-12-102853-2 → 版元ページ)
    【目次】
    カラー口絵(4 plates)
    はじめに —— 食と社会の未来を求めて i
    第1章 身土不二 —— 地域に根ざした食の多様性 3
    第2章 北イタリア —— トリノ・ヴェネト州・ボローニャ 43
    1 アルプス(山)とパダーノ(平野)が育む芳醇な食 46
    2 伝統×若者 —— 食の新たな価値創造へ 66
    第3章 中央イタリア —— ローマ、トスカーナ、ウンブリア州 101
    1 アグリツーリズムが育む地域食と農村コミュニティ 104
    2 上質の暮らしをブランディングする都市農村の戦略 123
    第4章 南イタリア —— バーリ・フォッジャ・ファザーノ 141
    1 イタリアの胃袋を支える農業地帯プーリア 144
    2 ポベラッチャ(貧乏食)の知恵 172
    第5章 島々 —— アグリジェント(シチリア)・サルデーニャ 199
    1 多様な文化が交錯する島々 201
    2 時空を超えてよみがえる伝統食と暮らし 220
    おわりに —— 日本は何を学ぶべきか 245
    参考文献一覧 [264-261]
    leeswijzer 2025-06-03 10:08 読者になる
    2025-06-02
    『みすゞと雅輔』読了

    松本侑子『みすゞと雅輔』(2017年3月1日刊行,新潮社,東京, 399 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-10-416602-2 → 目次|版元ページ)
    読了。上山雅輔の日記が、長年活動をともにした古川緑波『ロッパ日記』の “補完” になっているとは知らなかった。
    leeswijzer 2025-06-02 09:09 読者になる
    『イタリア食紀行 —— 南北1200キロの農山漁村と郷土料理』読了
    『イタリア食紀行 —— 南北1200キロの農山漁村と郷土料理』目次
    『みすゞと雅輔』読了
    2025 / 6

  3. 2025/06/03 23:23:35 たんなるエスノグラファーの日記含むアンテナおとなりページ

    【コメント募集中】長嶋さんの印象的なエピソードは?
    【コメント募集中】長嶋さんの印象的なエピソードは?

  4. 2025/06/03 18:55:26 猫を償うに猫をもってせよ含むアンテナおとなりページ

    2025-06-03
    「立ち読みの歴史」アマゾンレビュー
    小谷野敦
    5つ星のうち3.0 想定の範囲を出ない。
    2025年6月2日に日本でレビュー済み
    ちょっとこの本は前宣伝が激しくて、それから見ると特に想定外のことの書いてない本だった。普通に出版文化史の、ちょっと変わった角度から見たものと思えばいいのだろう。西洋の新刊書店というのは、日本の書店に比べると、猥雑なところがなくて、すごく真面目な感じの本ばかりが並んでいるのが、立ち読みという行為に結びつかないゆえんである。著者が、日本文化のいい意味での猥雑さというものをとらえるような書き方をしたら、もっと面白い比較文化論になったのではないかと思う。
    jun-jun1965 2025-06-03 10:42 読者になる
    「立ち読みの歴史」アマゾンレビュー

  5. 2025/06/03 18:07:34 ツジメシ。プロダクトデザイナー、ときどき料理人含むアンテナおとなりページ

    「手抜きフィデウア」まとめ(2019) このブログを始めたとき(...
    ひっくり返す やることが溜まってきたの...
    最初からスライスベーコン 普通、ベーコンという...

  6. 2025/06/02 00:42:33 COMPLEX CAT含むアンテナおとなりページ

    2025年 05月 31日
    安旨オーディオ紀行 #10 アンプ...
    Onkyo WAVIO GX-77 monitor は10cmという小口径ウーハーと2cmツイーターの同軸2wa...

  7. 2025/06/01 20:37:02 極東ブログ含むアンテナおとなりページ

    映画『キリストの民。私たちの時代』ウクライナ正教会の危機
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  8. 2025/06/01 10:54:46 ココロ社 ♪ほのぼの四次元ブログ♪含むアンテナおとなりページ

    主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークnifty.comです。
    2025-05-31
    カメラで「元が取れたよ」と自分に言い聞かせることに成功した
    たとえばホテルのビュッフェ。小さな区画に区切られた不思議なお皿に和洋さまざまなおかず、スクランブルエッグやサバの味噌煮などを盛っていく。ときには肉じゃがの汁が越境して、隣のカリカリのベーコンが汁っ気たっぷりになることもあるかもしれないが、細かいことを気にしないのであれば、朝食なしプランとの差額1500円の元はたやすく取れるだろうし、がんばり次第では、宿泊費の一部を回収することすら可能である。
    しかし、カメラの場合はどうだろう。それなりに高価ではあるし、何を以て「元が取れた」とすればよいのかが不明である。カメラ好きの人の多くはそんなことは気にせず趣味に没頭しているのだろうとは思う。
    ただ、わたしの場合は違う。「元が取れた」という実感を得ないまま使い続けていくと、「老後の蓄えも大してないくせに高価な機械など買いよって……」と、もうひとりの自分がやかましいので、この際でっちあげでもよいので、「元が取れた」という実感を得ておきたいのである。
    前置きが長くなったが、GR IIIというデジタルカメラを、日常で持ち歩く用のカメラとして2年ほど前に購入した。正確に書くなら、「GR III Diary Edition」である。色遣いが80年代のPCのようで、気に入っている。
    そのときは128,520円した。その前は富士フイルムのX100Fを使っていたのだが壊れてしまったのである。GR IIIのことは気になってはいたが、いかんせん高価なので買う口実がなければ買うわけにはいかないと思っていたところに故障してしまったのである。大義名分が得られたので半笑いで注文した。いまは抽選販売で売られており、中古でも、わたしが買ったときよりも高い値段で売られている。これらを以て「元が取れた」と考えてもよいのだが、感覚的なレベルで「元が取れた」という気持ちになって心の平安が得られた記念にこれを書いている。
    昭和のころと比較すれば、1枚撮ってSNSに載せれば元は取れている(と言えなくもない)
    インターネットがなかった時代と比較すると、買ってすぐ元が取れる状態と考えることも可能である。たとえば、撮った写真をSNSで見てもらうところまでをカメラのコストと考えるなら以下のような計算も可能だろう。
    GR IIIの解像度は6000ピクセル×4000ピクセルなので、四つ切りサイズの印刷に耐えられる。これをSNSに載せ、1000人が見たと試算する。同等のことをインターネットのなかった時代にする場合、写真1200円の写真を1000人に送ることになる。昭和50年代の定形外郵便の料金120円を足すと、1枚プリントして送るのに1320円かかる。これが1000人分なのだから、1枚撮ってSNSに載せるのと同じことを昭和時代にしようと思ったら、それだけで合計132万円かかっていたと考えることもできなくはない。
    シンプルに考えて、プリント代と比較するのが適当かもしれない
    しかし、インターネットで拡散するところまでを考えて「ボロ儲けですよ」と言われてもリアリティがあまり感じられないので、単純に「デジタルなのでプリント代がかからない」という論法の方が自分の気持ちも納得しそうである。
    プリント代は、拡大して見ることもそんなに多くはないので四つ切りではなく1枚50円のL版と換算してみる。
    冒頭の128,520円をそのまま50円で割るなら、2,570枚撮れば元が取れたことになるが、デジタルカメラだから無駄にシャッターを押した分くらいは勘案しておかないとリアリティがない。「意味ないかもしれないけど念のため撮っておこう」と思って撮った写真の割合は、だいたい3枚中2枚くらい。本当に見返す写真は10枚に1枚もないように思うが、それを言っていいなら、フィルムカメラの時代に「写ルンです」で撮った写真もほとんど見返していないので、対フィルムカメラの3倍いらん写真を撮っているという状態が適切だと思う。
    上記を考えて、歩留まりを33%と考えると、7,788枚撮れば元が取れる計算である。
    いま9,189枚撮ったので、元がすでに取れていると見なせるし、そのような実感も得られている。
    「コレや!」という写真が100枚くらい撮れたらいいんじゃないのという気もしている
    もし、多摩動物園からライオンが逃走して多摩モノレール通り沿いを闊歩している写真が撮れるなどした場合は、1枚で元が取れた気分になると思うので、実際は「撮れ高」の累計が一定量に達したら、元が取れた気分になるのかもしれない。気に入っている写真が100枚も撮れたらよいのかなと思う。
    カメラの性格上、一般的にいう決定的瞬間であったり絶景を切り取ったりできるわけではないが、GR IIIがなかったら撮れていないかもしれないと思う10枚を紹介したい。おそらく解説なしだとなぜこの写真なのかがわからないと思うので、解説をつけさせていただきたい。
    (1)稼働中あるいは非稼働中の何らかの工場
    津久井湖から相模湖まで歩いているときに見かける工場。ただの散歩と思って歩いていたらちょっといい感じの工場があったときなども安心である。
    (2)ヒヨドリに葉だけ食い荒らされたブロッコリー畑
    近所の畑なのだが、日常に潜む惨劇が撮れてよかった。節操なく食い荒らしているように見えるが、人間にとっての可食部はお好きでないようで、きっちり避けている。
    (3)「ホテル 野猿」跡
    たまたま通りかかって更地になっていたので撮った。
    「野猿」という文字列を見ると、とんねるずのユニットである「野猿」の解散を苦に、ふたりの高校生が飛び降りた事件を思い出すが、そのユニット名の由来になった「ホテル野猿」が、名前を変えたあと、さらに更地になったところ。
    (4)松屋でダブル生野菜になってしまったところ
    定食に生野菜がついていたことを認識せずに生野菜をプラスしてしまったのだが、その戸惑いがよく写しとれているように思う。生野菜2セットを食べるとすごい水分量になった。
    (5)よしもとが多摩ニュータウンに来た
    よしもとがパルテノン多摩に来るというニュースを見て、二度と来てくれないだろうという気がしたので見に行ってきた。撮影禁止だろうと思ったが、開演前の説明のときに「いまなら撮ってもいいですよ!」と言われて、慌ててカバンの中を探してGR IIIがあったので撮れた。
    (6)神社のお供え
    美容室に行くまでの道にある神社のお供えを見るのが好きでよく撮っているのだが、このときは白湯と鬼ころし、焼きさつまいも&むき栗という組み合わせで、バンドだったら方向性の違いで即日解散しそうである。
    (7)晩秋の若葉台
    家から若葉台までよく散歩している。若葉台は多摩ニュータウンの中でもニューな方なのだが、ニュータウン外から見た景色が非常に好きな感じ。
    (8)いい木の幹
    買い物に行く途中でいい感じの木を見かけたときにGR IIIが役立っている。
    (9)おいしそうに撮れて実際おいしかった冷やし刀削麺
    新宿の西安で食べた冷やし

  9. 2025/06/01 06:10:35 本石町日記含むアンテナおとなりページ

    6月2日・リンク
    Fed communication for all – but understood by few
    The global impact of AI: Mind the gap
    US Fiscal Irresponsibility Is Everyone’s Problem
    How Uncertain Is the Estimated Probability of a Future Recession?
    Collateral re-use: unveiling the risk of delivery failures and higher volatility in the repo market

  10. 2025/05/31 12:21:55 the blog 4merly known as deBlog (元 出不ろぐ)含むアンテナおとなりページ

    2025-05-29
    お買いもの:読書猿(2025)『苦手な読書が好きになる:ゼロからの読書教室』
    お買いもの
    遅ればせながら購入しました。
    これで読書会やってもいいですね。
    版元
    苦手な読書が好きになる! ゼロからの読書教室
    作者:読書猿
    NHK出版
    Amazon
    第1部 本となかよくなるために……しなくてもいいこと、してもいいこと
    第1回 全部読まなくてもいい
    第2回 はじめから読まなくてもいい
    第3回 最後まで読まなくてもいい
    第4回 途中から読んでもいい
    第5回 いくつ質問してもいい
    第6回 すべてを理解できなくてもいい
    第7回 いろんな速さで読んでいい
    第8回 本の速さに合わせてもいい
    第9回 経験を超えてもいい
    第10回 小説なんて読まなくていい
    第11回 物語と距離をおいていい
    第12回 小説はなんでもありでいい
    第2部 出会いたい本に出会うために……してみるといいこと、知っておくといいこと
    第13回 いろんな本を知ろう
    第14回 本の海「図書館」へ行こう
    第15回 レファレンスカウンターに尋ねよう
    第16回 百科事典から始めよう
    第17回 百科事典を使いこなそう
    第18回 書誌はすごい道具
    第19回 書誌を使ってみよう
    第20回 件名を使いこなそう
    第21回 上位概念を考えよう
    第22回 リサーチ・ナビを活用しよう
    第23回 青空文庫に浸ろう
    第24回 デジコレにもぐろう
    contractio 2025-05-29 23:00 読者になる

  11. 2025/05/31 03:24:53 shorebird 進化心理学中心の書評など含むアンテナおとなりページ

    2025-05-30
    The Gene’s-Eye View of Evolution その4
    導入:自然を読む新しい方法 その3
    オーグレンの「The Gene’s-Eye View of Evolution」の導入(Introduction).ここまでに遺伝子視点の起源,それが巻き起こした論争,論争になった1つの理由に用語法があることが紹介された.しかしもちろん,この論争が用語法をめぐるものだけであったわけではない.オーグレンはこの論争を巡るロジックの特異性を語る.
    利己的な遺伝子のように考える方法 その1
    遺伝子視点は理論生物学において特異な位置を占める.ハミルトンは「利己的な遺伝子」の書評の中で.それを「自然を読む新しい方法」と呼んだ.それはどういう意味だろうか.
    ハミルトンの書評はネイチャー誌の1977年のもので,少し前に触れられていたネイチャー誌の書評欄で戦われたルウォンティンとの激しい論争の1コマだ.どうやら最初にルウォンティンが批判的な書評を書き,ハミルトンがそれに応戦してドーキンス擁護的な書評を書いたという経緯のようだ.
    これに対してルウォンティンがやり返した応答もあってwebで読むことができる(残念ながら元になった書評は有料コンテンツになっている).
    https://scispace.com/pdf/the-selfish-gene-4qtr2hb1uj.pdf:image=https://scispace.com/pdf/the-selfish-gene-4qtr2hb1uj.pdf
    そこではルウォンティンはハミルトンのことを「下品なダーウィニズム化(vulgar Darwinising)」にかかわってきたと罵倒し,「利己的な遺伝子」を「無価値な低俗化作品(a worthless piece of vulgarisation)」だとこきおろしている.
    またハミルトンが,自分やトリヴァースなどの進化生物学者をダーウィンに見立ててドーキンスを(ダーウィンのブルドッグと評された)ハクスレーのようだと扱っていることに対して,「自分たちをダーウィンやガリレオのように思い込むこと」についての傲慢さを指摘するとともに,自分の批判は教会の権威から出ているのではなく科学的知見に基づくのだと反論し,この応答の最後を「ハミルトン博士,ウィルバーフォース主教もきっとあなたのことを誇りに思ったことでしょう(Dr Hamilton, Bishop Wilberforce would have been proud of you.)」という皮肉で締めくくっている.
    激しくも下品な応酬だという感想だが,内容的に興味深いところがあるとするなら,それは遺伝子視点が「見方」なのか,「実証的かつ検証可能な仮説」なのかという認識論的な部分が争われているところだろう.そこがオーグレンの指摘でもある.
    遺伝子視点は実証的な仮説ではない.そしてそれはすべてを網羅する数理モデルでもない.そのかわり,それは生物学的世界に意味を与える方法なのだ.かつてドーキンスはそれを「動物や植物を観る特定の方法であり,彼等の行動の理由を探る特定の方法なのだ」と描写した.そう捉えるとこれが検証可能な仮説の形でないことがわかる.これは遺伝子視点の利点でもあり弱点でもある.
    ここでオーグレンは,ドーキンスによる我々の存在の究極の根拠が遺伝子であることを示した文章(「利己的な遺伝子」の一節)を例にとって説明する.
    オーグレンはまず原文を提示する
    原文
    Now they [genes] swarm in huge colonies, safe inside gigantic lumbering robots, sealed off from the outside world, communicating with it by tortuous indirect routes, manipulating it by remote control. They are in you and in me; they created us, body and mind; and their preservation is the ultimate rationale for our existence.
    今や彼ら(遺伝子)は巨大なコロニーを成し,大きくて鈍重なロボットの中で守られている.彼らは外界から遮断され,外界に対して曲がりくねった間接的な経路を通してのみコミュニケートし,遠隔操作で操作している.彼らはあなたの中にも,私の中にも存在している.彼らは私たちの身体も精神も作り上げた.そして,彼らが保存されることこそが,私たちの存在の究極的な理由なのである.
    この文章は遺伝子視点の本質を表現したものだ.地球は生物個体にあふれているが,進化にとって究極的に重要なのは遺伝子の繁栄であり,その過程に対して遺伝子が関与する.遺伝子視点は,私たちが生物学的現象を見る時に「それは誰の利益になっているのか?」と問うことを強いる.
    遺伝子視点は私たちに生物学的現象の真の利益者は誰かと考えさせる.この視点は,進化生物学の中心問題は適応であるとし,そして適応は,(個体でもグループでもなく)遺伝子こそが自然淘汰の究極の受益者であると考えることによって理解できるとする.
    しかしながらデニス・ノーブルがいうように遺伝子視点から語られた言説は反証不能だ.この原文にある実証的事実は遺伝子が個体の中にあるということだけだ.ノーブルはこの原文を(彼が推測に過ぎないと考えた部分を削除しつつ)こう書き換えてみせる.
    書き換え文
    Now they [genes] are trapped in huge colonies, locked inside highly intelligent beings, moulded by the outside world, communicating with it by complex processes, through which, blindly, as if by magic, function emerges. They are in you and me; we are the system that allows their code to be read; and their preservation is totally dependent on the joy we experience in reproducing ourselves. We are the ultimate rational for their existence.
    今や彼ら(遺伝子)は巨大なコロニーに閉じ込められ,高度に知的な存在の中に束縛されている.彼らは外界によって形作られ,複雑なプロセスを通して外界とコミュニケートしている.そしてその過程を通じて,まるで魔法のように,ぼんやりと機能が現れる.彼らはあなたや私の中に存在しており,私たちは彼らのコードの読み取りを許可するシステムである.そして彼らが保存されるかどうかは,私たちが自らを再生産することに喜びを感じ

  12. 2025/05/28 02:33:47 紙屋研究所含むアンテナおとなりページ

    旧ホームページから移転 (134)
    書評 (354)

  13. 2025/05/20 13:22:34 Everything You’ve Ever Dreamed含むアンテナおとなりページ

    2025-05-19
    氷河期世代に触れる者は地獄の業火に焼かれる覚悟を持ちなさい。
    日記 人生 仕事
    就職氷河期世代支援は、他人事ではない。僕も氷河期世代に属しているからだ。で、ムカついている。同じようにムカついている人は多いようだ。ムカつく点や度合いは人それぞれだが、「今更感手遅れ感」と「方法」に疑念がある点ではだいたい一致している。先日、僕のX(旧Twitter)投稿への反応を見て実感した。
    最近、氷河期世代支援が話題になっているけど、氷河期世代の上の年齢層が50代になっているのに今さら支援とか遅すぎてかえってバカにされている気がするんだよね。1人当たり1000万配るとかならまだマシだけど就労支援を真顔で話していてマジでバカにしてるよね。ずっと働いているっつーの。
    — フミコ・フミオ (@Delete_All) 2025年5月16日
    反応の幅が想定よりも少々広いくらいで大体予想の範囲内だった。というと「利いた風な口をきくな」と一喝されそうだが意見の幅が少ないように見えた。もちろんディティールをみれば氷河期世代の中でも支援策についての意見や感想は異なるし、世代の内外からは「自己責任」「甘え」と見る人も多い。ただ問題があるという点ではほぼ一致していた。
    「今更感」「手遅れ感」については疑いようがない。就職氷河期世代は40代から50代前半位。まもなく世間一般的には定年に達するその世代を今から支援したところで未来はない。政治家や国(官僚)は就労支援や教育支援を打ち出しているが、50歳前後になってから研修を受けて新人としてゼロから働くのはなかなかハードルが高いし、その施策からは「氷河期世代の人間は教育が必要な使えない人間」という見下した認識がビンビン伝わってくるし、そもそも体力的精神的にすでに下降期に入った世代を鍛えて現場仕事に就けようとするのが無茶である。たとえばIT技術を身につけても実力主義の現代において20代30代の若者に50代が勝てるわけがない。つまり、現場仕事は体力気力の衰えで難しい、技術を身につけても若い世代に勝てない、そもそも新人として働くと言うのは精神的に難しい、管理職は当然無理などの諸々の事情でうまくいかないのだ。ムカつくのは政治家や国はバカじゃないのでうまくいかないのが分かっていることだ。「国は支援はするけど仕事に就けないのはあなたたちの責任ですよ」という自己責任にを持ってくるのが目に見えるからだ。就労支援施策で国と懇ろにしてる中抜き好き好き大好きな業者に金を落とすためかな?
    なぜうまく行かないのにやってるポーズを今さらキメるのか。それは氷河期世代の人数が多いからだ。40代から50代前半の氷河期世代は約1700万人。日本の人口の分の6分の1。これは選挙や支持率対策では無視できない。団塊世代に続く次の支持層を作るということなんだけれども「今更ナメてんの?」感が凄く逆効果なのでやめた方がいい。そもそも氷河期世代が国の重荷になる事は、ずっと前から分かっていたはずだ。見捨てたのだから手切れ金のように金で解決するしかないんじゃないか。離婚時の慰謝料みたいに何百万か何千万か払えばいい。だが、財政的には難しく現実的ではないから各種支援という制度を打ち出してやってる感を出しているのだろう。
    僕は1974年生まれの氷河期世代前半だ。そこそこうまくやってきた方だと自己評価している。うまくいったのは、才能や才覚と努力と幸運のおかげ。比率としては、才能(才覚)、努力、幸運で5:3:2くらい。努力はしたつもりだが成功した要因のせいぜい3割くらいだろう。才能が5割。才能も運に入れると運の占める割合は7割。つまり個人の努力ではどうにもならないというのが僕の経験。ただその3割の努力をやりきったかどうか、それが左右したかもしれない。僕はその3割の努力をやり切った自負はある。だから氷河期世代で沈んだままの人たちには「この30年間本当に浮上するきっかけはなかったの?」「国や政府がいつか助けてくれると信じていたの?」とも思うことはある。正直いって。確かに新卒の就職は苦労した。100社近くに応募した。当時はネットでの応募は一般的でなかった。エントリー書類の書きすぎで指が痛くなり自慰ができなくなるくらいだった。最初に受かったところに入社した。世の中が厳しくなるのはわかりきっていたので、夢や希望よりもとりあえず職に就くことにしたのだ。入り口は狭かったけれども、中に入ってしまえば何とかなるだろうと。これが僕の氷河期だ。
    同じ年代の人たちは、それぞれの氷河期を生きてきた。苦労した人間もいれば、そこそこの人間もいれば、大成功した人間もいる。就職氷河期世代支援と言われていちばんムカつくのは、それぞれの氷河期があるのに、ひとつのぽっかりした穴のように扱って、わかりやす~い政治の問題に落とし込んでいることだ。最終的に自己責任に落とし込もうとしているのは、我々、冷や飯を食わされてきた氷河期世代の冷めた目にはまるっとお見通しなのだ。見捨てるなら最後まで見捨てて金で解決がやっぱいいだろう。地獄の沙汰も金しだいだ。まあ財政的に難しく、現実的ではないが、それをクリアしても制限や資格を設けたりしてあれこれ調整しているうちに氷河期世代が後期高齢者になっているという未来が見える。つまり何をやっても手遅れだしうまくいかない。つまり就職氷河期世代に手を差し伸べても、怨念の業火に焼かれるだけなのだ。その覚悟をもってほしい。氷河期世代を見捨てた政治や国からの支援や援助は期待しない方がいい。信じない方がいい。支援や援助の形でまた氷河期世代を利用して食い潰そうとしているだけだからさ。(所要時間27分)
    Delete_All 2025-05-19 18:30
    最終更新: 2025-05-19 18:30
    氷河期世代に触れる者は地獄の業火に焼かれる覚悟を持ちなさい。

  14. 2025/05/16 04:13:29 ガメ・オベールの日本語練習帳iii-大庭亀夫の生活と意見含むアンテナおとなりページ

    ピカピカの広告の中に「浮浪児の群れ」という言葉があった
    昭和遺産を愛でる時に
    このところ「昭和」は、観光資源になっていますよね。現代にはない「夢」や「エネルギー」を感じる人が多いのかもしれません。 【例】熱海の「ホテルニューアカオ」とか spur.hpplus.jp 1967年の自動車広告に驚く ところで先日、昭和の“デラックス”な広告にギョッとし…
    佐藤いぬこのブログ
    終戦から10年
    夫を待つ間は読書。凄まじい湿気と『魔性の子』は相性抜群
    往復LCC深夜乗り継ぎで行く!バリ島旅行日記
    2025年のお正月はバリ島に行っていました! 元々年末年始に海外に行く予定はなかったのですが、10月末くらいに急遽決定した旅行。当然そんな直前期に飛行機を確保しようとしても、仕事始めに間に合う時期の直行便は往復30万くらいします。バリ島に往復30万払うのは悔し…
    2LDKディスコ
    みんぱくの「民具」展。どの素材も生命由来のものなのか
    元は生命だったものから作られている
    こないだの連休中に、国立民族学博物館の特別展「民具のミカタ」に行った。日本を含む世界中の人々の生活を支えてきた道具がテーマごとに展示されていた。 まず展覧会の入り口にある挨拶文のパネルに、「民具の多くが、元は生命だったものから作られています」というよ…
    糸電話禁止日記
    思ったこと
    男性以外の視点からも韓国の現代史を知りたい。本を衝動買い
    読書日記(4/23-5/12)
    4/23 韓国旅行からの帰路、機内でハン・ガンの『すべての、白いものたちの』を読んだ。ハン・ガンはいつも、死者をどのように哀悼するかということを突き詰めて書いている作家だと思う。この本では、「私」が生後数時間で亡くなった姉を自らの身体で生き直すことを選ぶ…
    模様
    GWは長野へ! 松本でも軽井沢でもなく、上田。
    サクサクと長野北部めぐり
    わたしも万博に行きたいなあ、と言いながらやってきたのは長野の上田。長野でもなく、松本でもなく、ましてや軽井沢でもなく、上田。 ゴールデンウィーク中の東京発の北陸新幹線は、キャリーやスーツケースではなく、バックパック率が高め。軽井沢で降りる人は多かった…
    ひつじ泥棒2
    theme: たび
    マクロレンズで撮影。難しい被写体だった
    チューリップ
    #1 #2 #3 #4 #5 #6 撮影日:2025.04.12 あけぼの山農業公園のチューリップをマクロレンズで撮影しました。 色々な色のチューリップがありましたが、赤が難しいです。。 それ以前にチューリップ自体が自分にとっては難しい被写体です。 使用カメラ&レンズNikon Z7+FTZ+…
    START! good day
    風景
    読みこなす準備が自分のなかに整うまでに、約10年かかった
    ブルデュー『ディスタンクシオン』が読めるようになるまで
    有料 約10年前、ブルデュー『ディスタンクシオン』に遭遇した時は読めている気がしなかった。けれどもこの10年で、それとここ3カ月ほどで、これに再度挑む準備がついに整った。今、実際にパラパラめくって感じるのは「読める……読めるぞ!」です。読めるようになったんだ! p…
    シロクマの屑籠

    絶対にまた行きたい、“味の説得力”がある店を紹介
    【特集】2025年4月 ― 本当に美味しかった4軒
    有料 「絶対にまた行きたい」と思わせてくれた、実力派の店だけを厳選。 2025年4月、数多くのお店を訪れる中で、「これはまた絶対に行きたい」「人にすすめたい」と思えた4軒をご紹介します。焼肉から寿司、創作料理までジャンルは様々ですが、共通するのは“味の説得力”。
    Gourmet Code
    本当に美味しいお店
    キャベツとピーマンを炒めた時点で「良い買い物したかも」
    おニューのフライパンで回鍋肉を作る
    昨年9月に買い替えたフライパンが、1年も持たずにダメになった。こんなに早く痛むと思ってなかったのでショック。買い替えるしかないのでいろいろ比べた結果、ちょこちょこ見かけて気になっていたグリーンパンを買うことにした。これが結構良くて、既にサイズ違いが欲…
    chocotto diary
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    調理道具
    白浜が好き。和歌山の海や夕日や朝日はいつだって美しい
    もうパンダがいなくても
    少し前に和歌山のアドベンチャーワールドで暮らすパンダが中国に返還されるというニュースがあった。日本で生まれ育った子パンダたちもまとめて返還されて、和歌山からパンダがいなくなるという。 わたしは息子たちが生まれてからというもの、アドベンチャーワールドに…
    わたしのあたまのなか
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    わたしのあたまのなか
    息子が寝ている間、母に育児の悩みや考えていることを話す
    母の日
    自分が母になって初めての母の日。去年までとは少し違う心持ち。 実家が電車で4駅の距離にあるので、息子が産まれてから何度も母にうちへ来てもらっては、お風呂に入れるのを手伝ってもらったり、ぐずる息子を抱っこしてもらったりしている。 息子が寝ている間、その…
    理屈人間ログ
    暮らし
    修理中の金剛力士像が間近で見られる!
    2025/5/3 なら仏像館
    ゴールデンウィーク初日の5/3。奈良国立博物館で開催中の「超国宝展」へ。大満足の内容の展示会でした。さて、今回はそのまま帰りませんよ。前回「空海展」で奈良国立博物館へ来た際にやらかした事。なら仏像館の鑑賞。本来、仏像館だけの場合は有料ですが、国宝博物館…
    よんよんさんのブログ
    なんとなくなこと
    4玉半使うはずの毛糸が2玉半で完成。思い入れのある作品!
    1ヶ月かけてあみぐるみを作りました
    手芸が好きで、今まで色々なものに手を出してきました。憧れから何度も挑戦しては、何度も挫折してきた手芸…それは編み物。棒編みかぎ編み共にパッパラパー、自分には向いてないと思いつつ、でもやりたいできるようになりたい。 そんな思いで過ごしてきました。子ども…
    はずの徒然手帖
    手芸-あみぐるみ
    ほうれん草を収穫。サツマイモや生姜が出番を待っている
    畑は世帯交代
    雨の前に昨日は春まきほうれん草が大きくなり全部収穫しとても食べる量は多すぎ 隣家に差し上げ、ゆで上げて冷凍保存しました キヌサヤエンドウもよくできました 収穫の半分は隣家に引き取ってもらいました 残りは背の低いグリンピーです 種用分葱 来年用の分葱も茎が…
    老爺の日々の出来事
    チケット運を上げたい! まずは日の出と鳥居のツーショット
    日帰りで大洗に行く神頼みツアー
    今回のGWは、とにかく出張に次ぐ出張で肉体的にも精神的にも大疲労だったのに、先輩が最高ツアーに誘ってくれたおかげで楽しかったよ〜の記録!この時の楽しいを忘れないためのブログ、最高だなぁ。 集合は朝1時、終電に乗って… いざ出発!SAでお蕎麦を食べたりスマホ…
    食べて寝て生活する日記
    旅行記
    出来上がったあんまんは"ふっくらいい感じ"。手入れもラク
    フライパンにのせる蒸しプレートを買う
    我が家のキッズ(6歳と2歳)は肉まんが大好きなので、ふと「肉まんを自分で作るのって、どれくらい大変かな〜」と思い作ってみた。 自力で肉まん作るのどのくらい大変か作ってみよう〜と自作してみたけど、意外とフツーに作れた pic

  15. 2025/05/08 13:58:53 山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal含むアンテナおとなりページ

    チャンドラー『長いお別れ』4章までと翻訳方針

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