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    書評 (333)

  5. 2024/11/18 20:35:28 shorebird 進化心理学中心の書評など含むアンテナおとなりページ

    2024-11-17
    War and Peace and War:The Rise and Fall of Empires その93
    War and Peace and War: The Rise and Fall of Empires (English Edition)
    作者:Turchin, Peter
    Plume
    ターチンによるローマ帝国衰亡論.ターチンはローマ帝国の最初の分解フェーズの始まりをメタエスニックフロンティアがイタリアから離れ,人口増と均分相続で中流ローマ市民が没落始めたBC200年ごろに置く.またターチンはここで,西洋古代史では非常に大きなテーマである奴隷制の影響を整理する.
    第11章 車輪の中の車輪 ローマ帝国のいくつもの凋落 その4
    要するに転換点は紀元前2世紀だった.前期共和政のローマ貴族はローマの栄光のために死ぬことが出来たが,後期共和政のローマ貴族は誰が最も金持ちかを巡って貴族同士で争っていたのだ.
    この社会的分解を促す力は平民の間にも働いた.ごく一部の平民は富裕になり上の階層に移動できた.しかし多くは土地を失い,小作人になったり都市に流れ込むしかなかった.この無産市民たちは軍隊に流れ込み,後の内戦の重要な要因となった.
    ターチン的に言えば,まずメタエスニックフロンティアが遠くに移動したことにより貴族層でアサビーヤが失われた.そして人口要因でこれまでローマ軍の屋台骨を支えた中間層の平民が没落し,ローマ全体のアサビーヤも侵食されたということだろう.ここから奴隷制の考察となる.
    最後に奴隷の影響について考察しておかねばならない.紀元前2世紀のローマによる地中海沿岸地方の征服はイタリアへの奴隷の大量流入を引き起こし,奴隷の人口が自由民の人口と同じぐらいになった.奴隷は鉱山労働者,ガレー船の漕ぎ手,家内召し使い,農園労働者となった.自営農が消滅し,大規模なプランテーションに取って代わられた.
    奴隷と自由民の区別は社会不平等の最も極端な形だろう.だから奴隷の増加は社会のアサビーヤを大きく腐食したに違いない.実際,奴隷制が社会資本(アサビーヤ)に深く永続的な負の影響を与える証拠がある.(ロバート・パットナムによるアメリカ合衆国の奴隷制が社会資本に与えた影響のリサーチが紹介されている.それによると,社会資本の低いゾーンがミシシッピデルタを中心にかつての南部連合地域に同心円状に広がっていることが示されている)
    この20世紀末の低社会資本地域のパターンはどう説明できるのか.パットナムは19世紀前半の奴隷制との相関を示している.実際,奴隷制は奴隷と自由民の間の社会資本を破壊するようにデザインされているのだ.抑圧されたもの同士の連帯は反乱のリスクを高めるし,自由民と奴隷間の同情に基づく平等主義的絆はシステムによりその土台が掘り崩された.奴隷解放の後も南部の支配層は垂直ネットワークの妨害を試み続けた.百年の奴隷制の後,百年のジム・クロー法人種隔離政治が続いたのだから,社会資本が低くなるのも無理はない.
    よくある古代西洋史の奴隷制に関する議論は,その生産性がどの程度まで低かったのかが焦点になっていることが多い.しかし帝国の没落を考察する上では,どの道古代地中海世界でローマより生産性の高い敵は存在しなかったので,ここではあまり焦点にならないということだろう.ターチンは当然ながら奴隷制がアサビーヤに与える影響(特に社会の中の奴隷が急増した場合)を考え,アメリカ南部のリサーチからそれがアサビーヤの浸食要因であったに違いないと結論づけている.
    つまり不平等の拡大と,その究極形である奴隷制が紀元前2世紀にローマのアサビーヤを腐食し始めたのだ.しかしながら,この時期にローマのすべてが凋落し始めたわけではない.凋落過程は非線形であり,多元的だ.例えば帝国の拡大のピークはAC98〜117のトラヤヌス帝時代だ.これはアサビーヤの凋落開始から300年後になる.ここに矛盾があるわけではない.領土拡大力はアサビーヤと帝国の持つリソースの両方で決まるからであり,アサビーヤの低下は時に緩やかで時に停止するような非常に長くかかるプロセスであるからだ.アサビーヤはグループ内競争の激化とグループ間不平等で促進され,これらの力はセキュラーサイクルとともに増えたり減ったりする.
    ここはある意味言い訳的なコメントであるようにも読める.ローマの絶頂期は紀元後2世紀の五賢帝時代だ.それより早くアサビーヤの腐食が始まったが,その影響がそれ以外の影響を打ち負かすのに300年かかったというわけだ.やや苦しいというのが私の印象だ.
    だから,非常に問題のあった後期共和政が終わった後ローマ帝国は皇帝の元で再構築できたのだ.そしてそれは3世紀の危機でまたも問題に巻き込まれ,そこでローマのアサビーヤは失われてしまった.ともあれ,共和政から帝政の移行期をもっと細かく見てみよう.
    そしてターチンは細かいケーススタディを行っていくことになる.
    shorebird 2024-11-17 11:25 読者になる

  6. 2024/11/17 06:58:36 たんなるエスノグラファーの日記含むアンテナおとなりページ

    【コメント募集中】大谷選手はMVPを受賞する?
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  7. 2024/11/16 09:40:12 ワインレッド・ネット ブログ含むアンテナおとなりページ

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  8. 2024/11/14 18:08:08 leeswijzer: boeken annex van dagboek含むアンテナおとなりページ

    太平洋戦争後、愛媛の宇和島に疎開していた著者は伊予料理に接する機会が増える。「要するに、その土地で食うものを食え」(p. 88)という教訓は、風土ごとに異なる食文化と食生活を楽しむ著者の姿勢を物語る。
    三中信宏(2024年11月8日公開|2024年11月11日加筆|2024年11月14日修正)

  9. 2024/11/12 07:10:27 the blog 4merly known as deBlog (元 出不ろぐ)含むアンテナおとなりページ

    2024-11-10
    【涜書】宇野邦一(2001/2020)『ドゥルーズ 流動の哲学』
    涜書 哲学
    ドゥルーズ 流動の哲学 [増補改訂] (講談社学術文庫)
    作者:宇野邦一
    講談社
    Amazon
    contractio 2024-11-10 21:46 読者になる

  10. 2024/11/05 20:56:16 SHA_LOG ☆ FOTO_LOG含むアンテナおとなりページ

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  11. 2024/10/27 08:33:48 山形浩生 の「経済のトリセツ」  Supported by WindowsLiveJournal含むアンテナおとなりページ

    リックライダー「コミュニケーション装置としての コンピュータ」 (1968)

  12. 2024/10/26 02:53:49 図書館退屈男含むアンテナおとなりページ

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    むしろ裾野を広げた方が...一般向けの「図書館検定」の提案 (丸山高弘の日々是電網 The First.)

  13. 2024/10/22 13:25:43 事実だけとは限りません含むアンテナおとなりページ

    「書痴の幸福なる死」余談 其の二
    「書痴の幸福なる死」余談 其の二
    其の一
    SF Prologue Wave掲載の短篇「書痴の幸福なる死」は、導入部、本論、終結部から構成され、導入部に「〇」(ゼロ)、二部に分かれている本論に「一」「二」、終結部に「x」(エックス)の数字および記号が振られています。
    導入部が「〇」なのはともかく、終結部が「x」なのは、このパートの内容が資料に基づいたものではなく、「私」(エッセイ「書痴の幸福なる死」の「著者」。小説「書痴の幸福なる死」の著者である仁木稔ではない)の「想像」だからです。だからほんとは「虚数を表す記号」を使いたかったんですけどね……それだと「i」になってまうから……読者には伝わらんだろうから……(数学畑の人でも、咄嗟に虚数のことだとは思わんでしょう)
    だからまだ解り易いだろうと「x」にしたわけですが、こういうこだわり方(素直に1、2、3、4としない)は、我ながら感性が中二だと思いました。もう50過ぎてんですけどねー。でもやる。
    さて、前回の記事で、本作には一つだけ嘘(フィクション)が混ぜてあると述べましたが、作中で想像や推測として書かれている事柄は、それには該当しません。「事実」(資料に基づく)として書かれている事柄の一つです。
    で、それがどれなのかは、ネタバレになるので解説しません。ま、興味のある人はいないでしょう。このブログで自作の解説をするのは、私自身のための覚書も兼ねているので、そちらの必要性もないし。
    そういうわけで書物や読書の歴史、本作の「主人公」であるジャーヒズ、アッバース朝の文化や政治等に興味のある方は、以下のテキストをどうぞ。本作の主な参考文献です。
    書籍(タイトル:『』は書籍名、「」は収録論文等のタイトル 著者名 出版社名)
    『図書館の誕生 古代オリエントからローマへ』L.カッソン 刀水書房
    『声の文化と文字の文化』W.J.オング 藤原書店
    『ギルガメシュ叙事詩』月本昭男・訳 岩波書店
    『紙の世界史 PAPER 歴史に突き動かされた技術』(第一章および第三章のみ参照)マーク・ランカスキー 徳間書店
    『紙と羊皮紙・写本の社会史』(Ⅱ章およびⅣ章のみ参照)箕輪成男 出版ニュース社
    『書物の文化史 メディアの変遷と知の枠組み』(第一章「東洋の書物史」のみ参照)加藤好郎ほか 丸善出版
    『中国出版文化史 書物世界史と知の風景』(第四~六章のみ参照)井上進 名古屋大学出版会
    『イスラーム 書物の歴史』小林泰/林佳世子・編 名古屋大学出版会
    『ギリシア思想とアラビア文化 初期アッバース朝の翻訳文化』D.グダス 勁草書房
    『イスラーム社会の知の伝達』湯川武 山川出版社
    『イスラーム全史』(第2章のみ参照)余部福三 勁草書房
    『イスラームの国家と王権』(第2章のみ参照)佐藤次高 岩波書店
    『聖なる学問、俗なる人生 中世のイスラーム学者』(第2章「学問修得の方法」のみ参照)谷口淳一 山川出版社
    『イスラームの生活と技術』(第2章「知識と技術の伝達 紙を中心に」のみ参照)佐藤次高 山川出版
    「製紙法の西伝」(『シルクロードの文化交流 その虚像と実像』所収)藤本勝次 同朋舎
    「住宅と住宅地」(『イスラーム世界の都市空間』所収)陣内秀信 法政大学出版局
    『アレクサンドロス変相 古代から中世イスラームへ』(第3章「イスラーム以前のイランにおけるアレクサンドロス」のみ参照)山中由里子 名古屋大学出版会
    『ペルシア語の話』(Ⅲ、Ⅳ章のみ参照)黒柳恒男 大学書林
    『中世思想原典集成Ⅱ イスラーム哲学』(竹下正孝「総序」のみ参照)上智大学中世思想研究所・編訳 平凡社
    『イスラームの人間観・世界観 宗教思想の深淵へ』(第二、三章のみ参照)和子 筑波大学出版会
    『イスラームの世界観 ガザーリーとラーズィー』(序章、第一章、第五章のみ参照)青柳かおる 明石書店
    『イスラームから見た世界史』(第七章のみ参照)タミム・アンサーリー 紀伊国屋書店
    『宗教の世界史11 イスラームの歴史1 イスラームの創始と展開』(第3章 堀井聡江「生活の指針シャリーア」のみ参照)佐藤次高・編 山川出版社
    『アラビア科学史序説』(「付録Ⅳ アル・ジャーヒズの『動物の書』について イスラムのアダブの書の典型」のみ参照)矢島裕利 岩波書店
    「けちんぼども」(『世界文学大系68 アラビア・ペルシア集』所収)ジャーヒズ 筑摩書房
    雑誌論文
    「ジャーヒズとアラブ修辞学の形成過程」濱田聖子(『日本中東学会年報』14)
    「ジャーヒズ著『けちんぼども』における逸話と登場人物 文人譚を手がかりに」濱田聖子(『日本中東学会年報』37-2)
    「アダブ考 アラブ文化におけるアンソロジーの思想」岡﨑桂二(『四天王寺大学紀要』51)
    「アラブ文学における論争ジャンル 「マカーマート」の周縁」岡﨑桂二(『四天王寺大学紀要』48)
    「アッバース朝期のセクシュアリティと同性間性愛 ジャーヒズ著『ジャーリヤとグラームの美点の書』の分析を通じて」辻大地(『東洋学報』98-4)
    「紙の伝播と使用をめぐる諸問題」清水和裕(『史淵』149)
    「イスラム世界における紙の伝播と書籍業 バグダードのワッラークを中心として」後藤裕加子(『日本中東学会年報』7)
    「マームーンとムウタスィムの新軍団」余部福三(『史林66-6』)
    英文(Web記事)
    Al-Jahiz Master of Arabic Prose
    Jahiz: Dangerous Freethinker?
    Al-Jahiz Bibliography
    al-Fatḥ b. K̲h̲āḳān
    2024年10月21日 (月) 「書痴の幸福なる死」余談 | 固定リンク
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    其の二
    «「物語の川々は大海に注ぐ」解説と余談 其の十八

  14. 2024/10/06 22:04:05 建築エコノミスト 森山のブログ含むアンテナおとなりページ

    ことわりをあきらかにする男、山本理顕⑤
    山本理顕、初期の最重要作品と私が勝手に思っている「山本邸」の解説の続きです。
    一見、篠原一男さんや相田武文さんのような、「家型」による「抽象化」。
    もしくは、「家型」のデザインにより「記号的な意味」に言及と思えてしまう家なのですが、
    理顕さんは違う。
    あくまで「社会」。
    「社会」を引き込む。
    こんな外観でどこが社会やねん?
    閉鎖的で社会に閉じとるやろが?
    と見えてしまう。
    確かに、外観はクール、素っ気ない。
    しかし、当時の素っ気ない外観建築ブームとはまったく違うんです。
    こんな平面計画をしているんです。
    外観正面派右側で、スリット状の部分は家の中に入ってL型に曲がっています。
    図で緑色で示した部分が外部です。
    外観でいう家型の真ん中に開けた隙間の部分が、正方形をL型と小さな正方形に分割しているような平面図です。
    このL型の外部というか中庭というか吹き抜け空間。
    これが家の中に入り込んでいる。
    単純な矩形のデザインですが、これが立体的になるとまったく違った様相を見せてくれます。
    これが、平面図で緑に塗った「外」の空間です。
    外から家に入ったと見せて、実はまだ家の中には入っていない。
    家型の真ん中にある吹き抜け、といっても屋根の下だから、家の中の外、という感じ。
    断面図で見ると明白で、この見せ場は外です。
    吹き抜けというか、がらんどうには、床のない橋、渡れない橋が掛けてある。
    すごいギミックですよね。
    立体的に表現すると、こうなる。
    家の中に、他者のような空間がある。
    その幻想性はアルド・ロッシのようでもあります。
    しかし、この覆われた空間の空中に差し渡される橋、このモチーフは以降の理顕さん作品に何度も登場します。
    2階の平面図で確認しても
    半分は外です。
    そして、建築作品としても「外」だけなんです。
    この家の内部空間については、雑誌発表されていません。
    この山本邸の主力のテーマは、家の中の外部を作り出すこと、に集中しています。
    そして、建築表現としても図の緑の部分に作品の意味が込められている。
    平面図のオレンジの部分は機能的にコンパクトに収められていますが、
    集合住宅・マンションの部屋のようでもあります。
    あくまで雑誌発表にはこの住居の内部写真はありません。
    建築的テーマは家の「外にある」のです。
    最小限ともいえる家の広さなのに、最大限の空間をもっている。
    外のような庭のような、路地のような広場のような、
    家の中のような、家の前の通路のような、
    たとえば、バイクをいじったり、陶芸の窯を置いてみたり、
    バーベキューしてみたり、ミニコンサート開いてみたり、そういう空間。
    むしろ、この外の取り込みによる居住空間の豊かさの確保は、
    戸建て住宅なのに、集合住宅の新手法に見えます。
    この山本邸は、この「外」を介して、隣り合って無限に増殖可能なのです。
    こんな風に。
    家の中に大階段で「外部性」を取りこんだ石井邸に対し、
    この山本邸は、家が外部性をもつことで、外部と応答可能になる、社会性を持つことを示しています。
    なので、外観がクールで素っ気なくても、かまわない。
    この家は初めから外部に接続し、社会と連続している前提だからです。
    この家が、この空間構成が、後にくる。理顕ワールドの萌芽、シード・種子、基準ユニット、ともいえるでしょう。
    つづく

  15. 2024/10/04 09:37:50 COMPLEX CAT含むアンテナおとなりページ

    David Lee Rothと劈掛...

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