愛・蔵太の気ままなアンテナ
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2024-07-07
『弱者に対して激しい憎悪を燃やす人』たち
世の中には『弱者に対して激しい憎悪を燃やす人』がいて。そういう人は大抵声が大きい。
その感情の発生には多分いろいろな理由があって
自分も弱者で、近親憎悪で許せない
自分は成功者で、弱者がさぼってるみたいで許せない
弱者に対して(社会保障などで)自分の利益が奪われているので許せない
暴力衝動がまずあり、それを振るえ、相手にダメージを与えられ、反撃されないので
強い人間(勝ち馬)に乗りたくて、それには強者側に寄り添った結果
自分より弱い相手なので搾取できる。搾取するための正当性を得るために、相手をエビルにする
幾つかあり、そして『弱者に対して激しい憎悪を燃やす人』同士、連帯したりしてる。
『弱者に対して激しい憎悪を燃やす人』は少ない…と思う。思いたいけれども、自分が正義であると思ってる人の声は大きいし、暴力を振るうのは楽しいし、やっぱりある程度生き物と人間の本性によるところも多いと思うので、そこらへんはどうにもならない気がする。
でも、人間は理性でそれを越えられるって思ってるので、ちゃんと、なんか、それ以外の人間が頑張っていかないといけないな、と思う。
orangestar 2024-07-07 11:35 読者になる
2024-03-27
1. メール動いた
好き好きほにゃらら超愛してる
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【6月18日】 「PSYCHO-FES 10th」を思い出す。常守朱役の花澤香菜さんが登壇しては「おーっす」「もういちどおーっす」と挨拶をしてから「さあいってみよう」と促すと、狡噛慎也役の関智一さんが登壇して潜在犯と間違えて一般人にドミネーターを向けて「どうもすんずれいしました」と謝った後、宜野座伸元役の野島健児さんと合流していっしょにヒゲダンスを踊り、それから須郷徹平役の東地宏樹さんがタンクトップで体操をし、髪の毛がもじゃもじゃな縢秀星になりきった石田彰さんが雷様を演じて笑いをとっていた。
それから唐之守志恩役の沢城みゆさんと六合塚弥生役の伊藤静さんと霜月美佳役の佐倉綾音さんが並んで「春一番」を歌った後で槙島聖護役の櫻井孝宏さんが「This is a pen」と言って「なんだこのやろう」と捨て台詞を吐いて去って行ったような記憶があるけれど、本当だったかどうかは定かではない。そんな空気はあったかもしれない。調べたら花澤香菜さんは「ガッコの先生」というテレビドラマでいかりや長介さんと競演してたんだ。ステージ上での長さんっぽさはその頃からのリスペクトなのかもしれないなあ。いやただのお笑い好きが出ているだけけだって? その可能性の方が高いかな。
笑うなあ、日本の新聞。グラミー賞がAI生成の楽曲についてはノミネートから外すといった宣言をしたそうで、ニュースになっているんだけれどそれに添える事例として、ジョン・レノンの声をAIによって取り出したポール・マッカートニーの話を上げている。おいおいそれはノイズまみれのテープの中から、ジョン・レノンの声だけを抽出するのにAIを使ったというだけであって、決してAIに学習させてジョン・レノン風の楽曲を生成した訳じゃない。つまりはい一種のノイズリダクションをどうして日本の新聞はAIAI生成とごっちゃにしたがるのか。デスクが本当に分かっていないのか、その方が見出しをつけやすくニュースバリューを上げやすいからだろうなあ。ポール・マッカートニーを画像で使ってるくらいだし。書いてる記者もまぬけじゃないからそれは違うと思っているのに、デスクが書き足したなら可哀想。自分でそう思って書いているならただのポン酢。どっちかな。
前に言ったら休みだった東所沢の角川ミュージアムに「はじめてのBL展」を観に行く。今度はちゃんとやっていた。驚いたのはミュージアムの前にある水辺を開放していて遊びに来た子どもが入ってバシャバシャやって遊んでた。プールみたいに綺麗じゃないけど街中にある水場程度には大丈夫だし、それほど深いわけじゃないから遊ぶには最適だろうけれど最初からそういう目的のために作られたのかがちょっと分からない。コロナ直前のオープンで初めて迎えた夏はコロナのど真ん中だったから、人が集まったり遊んだりするようなことはできなかった。公園の水場もだいたいが閉鎖。そうした状況を経てようやく迎えたフリーの夏を当初の予定どおりに開放したのかもしれないし、客寄せになるからと臨機応変で対応したのかもしれない。
ホテルとか休館になっていろいろと大変そうな東所沢という地だけれど、案外に来場者はいて書店も上の図書館も結構混んでいた。若い人が本を読まなくなったとか言われている割に、座席はだいたい埋まってそこで引っ張り出してきた本を読んでいる人が結構居た。それも漫画とかじゃなく学術書とか美術書のような難しい本。そういう人たちが存在しているならやっぱりまだまだ本は大丈夫なのかもしれない。いや電子書籍で読めないような本を読める場所だから買わずにタダで読んでいるだけなのかもしれないけれど、それでも本を読む人がいるのは現実だから、そこを糸口にして増やしていければ良いかなあ。下のライトノベル図書館はどうだったか見ていないので不明。いっぱい人はいてくれたかな。
「はじめてのBL展」は竹宮恵子さんを起点に綴られた年表があって、2番目に萩尾望都さんも登場していたけれど展示してあった原画は竹宮さんのものくらいで、グッズも竹宮さんのものだけ。そこがあるいはひとつの史観となっているのかもしれない。自分をそこに上げないで欲しいなんて話があったのかは知らない。雑紙だを「JUNE」があって「アラン」があってそして栗本薫さんの小説だとか評論があってそして「やおい」の解説から本格的なBLの登場へと至る歴史がとりまとめられていた感じ。コミックマーケットでの女性による同人誌の島の紹介もあって自分の経験なんかを確かめたい女性がいっぱい集まって魅入っていた。どのカップリングに関わったのか。聞いていけばそこにひとつのコミック史も見いだせそう。怖いからやらないけど。
【6月17日】 シングルでとったらツインにアップグレードされていたホテルで目ざめてとりあえず、谷口吉郎・吉生記念金沢建築館へと出向いて再びの第7回企画展「アニメ背景美術に描かれた都市」を鑑賞。その途中で金沢らしい武家屋敷が残った街並みを歩いてここならなるほど「わたしの幸せな結婚」とコラボして訪問地にして着物と軍服姿のカップルで歩いて恰好つけられると思った。とはいえ男女でそういう風体をするよりは女性の片方が軍服で久堂清霞を演じる感じになりそうな気がする。コラボ企画をやっているホテルもそうした女性2人の宿泊をきっと受け付けているだろうから。どうなんだろう。
見終わってハントンライスという金沢名物のオムライスにカツとフライがのった洋食を食べ金沢城なんかを見えてから新幹線でとって返して有明にある東京ガーデンシアターで「PSYCHO-FES10th」。5Fバルコニー席ってどれだけ遠いんだと思ったけれども重なるように作られたバルコニー席からはステージが見下ろすような形になって全体がちゃんと見渡せて、もしかしたらアリーナ席の後方なんかで前に人が被るよりもよほどステージを見やすいかもしれない。
ただ音響は爆音系のアーティストだとボーカルの声が楽器と混じって何を言っているのか歌詞がまるで分からない。それは歌っていたのが凜として時雨れだったからかそれともWho-ya Extendedだったからなのかは不明。EGOISTだとまあ聞けたのはバンド演奏ではなく打ち込み系でボーカルを前に立たせるようなサウンド設計だったからなのかもしれない。そんなバンド演奏から始まった「PSYCHO-FES10th」でキャスト陣が登場したパートになった時に少し驚いた。
理由は槙島聖護役の櫻井孝宏さんがしっかりと登場していたからで、いろいろあってから実物がお目見えするのってこれが初とかふと思ったけれど、ちょっと前に「モブサイコ100」のイベントにも登壇していた。それでも久々な登場にも関わらず、舞台でそうした話題もイジリもなければネットが登場に騒然としている雰囲気もなく、キャリアはキャリアだしキャストはキャストとして尊重しようといった空気がスタッフにも観客にもそしてキャスト仲間にもあるような感じがした。
表だってCMで文字通りの”顔”になる訳じゃないから声優さんの場合は他に替えの効かない役の時にはしっかりと起用されるしこうしてイベントにもその役の人として登場できるのかもしれない。不倫だ恋文だと騒がれてしまった広末涼子さんは”顔”だったからそこは下げられても仕方がないのかもしれないけれど、映画とかドラマは役なので良いような気がする。切り分けないとね。
そんなキャスト陣では六合塚弥生さんを演じている伊藤静さんがパンツスーツにポニーテール姿で公安局刑事課第一係の執行官時代を思わせる扮装で登場してくれてとてもとても愛らしくってりりしかった。細いしなあ。その見目麗しさでもってどうして隣が霜月美佳役の佐倉綾音さんであって唐之杜志恩役の沢城みゆきさんじゃないのかと何度も言って最後の挨拶の時には強引に隣を取り替えていたけれど、役では唐之杜の方が姉貴っぽいのに実際の年齢だと伊藤静さんの方が沢城みゆきさんよりも上。だから呼びつける感じかというとキャリアでは沢城さんの方が長かったりする不思議な関係の中、どちらがどうという訳でもないいちゃいちゃぶりを見せてくれてなかなか倒錯させられた。そこに割ってはいるあやねるもなかなか凄いけど。
そのあやねる、音楽なんかをこなしつつ行われた生アフレコによる朗読劇では公安局に監視官として配属されたばかりの霜月美佳を久々に演じてみせてくれて、憎々しげで鬱陶しい頃の雰囲気を思い出せた。「霜月が嫌いな人~」と会場に呼びかけていたのもそうした過去を背負って自分のポジションがどういうものか理解しているから故。もっともその後にペッツ芸やら顔芸やらを披露しイデ隊員みたいにドミネーターの変わり種を「こんなこともあろうかと」密かに開発しては取り出してみせたりして好感度を上げているんで、これで嫌われることはないだろう。
そうした朗読劇を通して現時点でのポジションが常守朱は法定執行官で狡噛慎也や宜野座伸元や須郷徹平は外務省行動課で唐之守志恩も元公安局刑事課分析官となっていたから「PSYCHO-PASS サイコパス 3」の終わりを現在地として確定させていることが分かった。そうした以上はそのポジションからそれぞれのドラマを描いていく覚悟があるってことだと思いたいけど、六合塚弥生と違って唐之守志恩が外に出られるようになってまた犯罪係数が上がりそうな公安局の仕事をしてくれるとは思えないし六合塚弥生だってやらせたくないだろうからどんな身分になるのか興味津々。
そうした朗読劇のラストに強くなった常守朱を感じつつその後に凜として時雨の爆音のライブがあってテレキャスターをリズムとかではなく旋律も弾けばディストーションもかけて響かせるTKのギタープレイの凄さと345のベースプレイとハイトーンでの叫びの迫力なんかを浴びてこいつら凄いバンドじゃないのかと今さら長良に気がついた「PSYCHO-FES10the」。新しい映像の発表はなく今の映画のノベライズが深見真さんによって書かれることくらいしか情報は得られなかったけど、終わる雰囲気はまるでなかったので常守朱が娑婆に出て霜月美佳を新局長とサンドイッチにして困らせつつすべてを知った慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフがやっぱりいろいろしでかして霜月課長の首が飛びそうになる様が描かれる時をじっくり待とう。
【6月16日】 書いてもいいよというところがあったので宿代くらいにはなるなと思って北陸新幹線に乗り金沢へ。到着してやっぱりよく分からないバス乗り場から兼六園方面に行くバスを選んで乗り込み香林坊まで行ってこれはやっぱり金沢名物を食べなくてはと、金沢カレーのターバンカレーを食べるのだった。実はゴーゴーカレーに買収されていたりするんだけれど、味とかは前からのを守っているみたい。東京で食べるゴーゴーカレーとはちょっぴり味が違うように思った。気のせいかもしれないけれど。
そこから金沢21世紀美術館まで行って少しだけ時間を潰してそして寺町経由で谷口吉郎・吉生記念金沢建築館で明日17日から開幕の第7回企画展「アニメ背景美術に描かれた都市」の内覧会を取材する。たとえ赤字であっても普段はなかなか見られないアニメーションの背景美術を間近に見られる展覧会なら行くしかないのだった。って本当のことを言えば、背景美術なら毎週のように触ってはいるけど、色を塗っただけのものとか部屋の様子を簡単に描いたものとか、本当に背景に過ぎなかったりして絵画的に凄いものはなかなか見られないのだった。
なにしろ今回選ばれた背景美術はどれもが緻密。監修に当たった東北大学大学院の五十嵐太郎教授によれば、1995年あたりをピークにしてアニメの背景美術がどんどんと緻密になっていったらしい。発端はやっぱり「AKIRA」で、大友克洋さんが描いた緻密すぎる漫画の影響も受けて背景も汚しを入れるようなことが行われ、それが緻密さの表現となって現れ後の「機動警察パトレイバー劇場版」や「機動警察パトレイバー2 the Movie」「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」へと人脈も含め流れていく。
そして「メトロポリス」や「鉄コン筋クリート」あたりでもその影響は残っているけど一方にデジタル化の波も入ってそれが大きな潮流となって手描きのアニメーション背景美術を廃れさせていく。そうした歴史の変わり目にあって最盛期を迎えた技術が、折からのバブルで沸き立つ東京という街の喧騒とも重なってあの一群の背景美術につながった。そこに歴史あり。って感じ。だからこそ観に行く価値があるってことになる。作品が多数、権利元の枠組みを超えて集まることも滅多にないし。
あとはこれは作品の傾向がそうだったからなのかもしれないけれど、都市自体がキャラクターよりも存在感を持って物語の主役を務めていたようなところもあった作品がその頃に多く現れたことも、背景美術の存在感を際立たせといったことを、ドイツでこうした展覧会をもともとはじめたシュテファン・リーケレスさんが話してた。キャラクターがあって物語があるのがアニメーションだけれど、押井守監督の一群の作品なんかは都市なり背景なりが世界観を語りストーリーを語っていた。台詞もなければキャラクターも登場しない背景だけが映し出されてたしねえ。だからこそ見て強い圧を受けるのかも。
そうしたピークからデジタル作画による背景美術へと代わって、情報量こそ確かに増したけれどもそれで感動できるかといったところで不安があるってことを、6年目の背景美術クリエイターが来て草森秀一さんと木村真二さんに質問していた。答えて草森さんなんかは「やり直せてしまうから情報量を盛りすぎてしまうかも」と話していたし、木村さんも「デジタルが間違いということはないけれど、盛りすぎてしまうから引くことを考えた方が良い」と話してた。
それは手描きを知っているからこそ分かる感覚でもあるので、それを現場で伝承できない以上はこうした実物を見せることで感じてもらうしかないんだろう。問題はけれどもこうした実物が果たして永劫に保管され続けていくかといったことで、世界が目を向け展覧会に引っ張り出して注目を浴びさせていることで捨てるに捨てられない状況は作り出しているけれど、それは一部の作品について。すべての作品の背景美術が残される訳ではない。そして知らず捨てられてしまうことになってしまう。
そうならないためにもどうして背景美術が存在するのか、その価値はどこにあるのかを改めて世に問い分かってもらう機会としてこの展覧会は大きな意味を持っていると言えそう。遠く金沢でだけ見られないところがあるものの、意のある人は見に行こう。あるいは全国の巡回を呼びかけよう。展示では「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の市場のシーンで小倉宏昌さんと草森秀一さんが同じような絵を描いているんだけれど、小倉さんはタッチが粗く草森さんは細密で違いがあることが上下の展示で示されていた。どっちが良い悪いではなく性格なんだろうなあ。そうした特徴を目の当たりにできるところもこの展覧会の凄いところ。観に行くしかないね。
「Page ON」サービスは2015年2月28日をもちまして終了させていただきました。
長らくご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
▼おしらせ (2014/10/15)
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