© 2024 egawashoko.com
2024-10-17
「下山」と書いて「にざやま」と読みます。
今日、行ってきた美術館がある地区の名前です。
近くには「上野」と書いて「うわの」と読む地区もあります。
学生だったら、どちらも出席簿に読み仮名ふられます。間違いなく。
(風呂猫有田)
2024-10-17
テレビでプロポーズのシーンを見ながら息子5歳にどんな女の子を連れてくるのかなって質問したら黙って、わたしを指さした。
人生最大のドラマチックな瞬間だった。ありがとう。
(匿名さん)
いっちゃんおいしいHBC
北海道の食は、まだまだいける。
HBCラジオ ラジフェス!!2024
新さっぽろサンピアザ 光の広場&おまつり広場開催
「ちょい飲み手帖」札幌版 vol.1
札幌のお得な「ちょい飲みセット」が大集結!
9月6日(金)まで見逃し配信販売中
広告
※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。
D'ac
読者になる
ふやけ酢大豆
読者になる
しびれくらげ
読者になる
□冥王星の日
今日、2/18は今日の記念日のトップに掲げたとおり「冥王星の日」です。
アメリカのローウェル天文台のクライド・トンボーが 1930/1/23と1/29に撮
影した写真から冥王星を発見しました。「冥王星の日」はこれを記念した日
です。
◇二つの「冥王星の日」
今日は「冥王星の日」ですが、実はもう一つ「冥王星の日」とされる日があ
ります。それは、1/23。
理由は既にお解りですね?
こちらの方は、冥王星発見の切っ掛けとなった写真が撮影された1/23を記念
した日です。
なぜ「冥王星の日」が二日もあるのかですが、これは至極現実的な話であっ
て、特別な何かがあったわけではありません。
現在は「写真」と言えばデジタルカメラ(あるいはスマートフォン内蔵のカ
メラ)のもの。撮影した瞬間から撮影した写真を見ることが出来ますが1930
年当時の写真と言えば、写真は写真乾板(ガラス表面に感光剤等を塗布した
もの)を用いて撮影し、撮影後にはこれを取り外して、暗室で現像しなけれ
ばなりませんから、写っている星々を精査するには、それなりの時間、急い
でも数時間、普通は数日以上がかかります。
当時トンボーが行っていた未知の惑星捜索方法は、同じ区域の星空を数日お
いて写真撮影してそれによって得られた二枚の写真を比較するというもので
した。写真の現像の手間暇を考えればこんな観測のためには、かなりの日数
がかかってしまうのです。
さて、この観測では同じ区域の星空を撮影した写真を比較しますから、写っ
ている星はほとんど同じ。星座を形作る「恒星」と呼ばれる星は同じ位置に
写ります。ところが惑星は位置を変えますから二枚の写真では異なる場所に
写っているはず。そうした「移動した星」を探すわけです。
こう書いてしまうと簡単そうですが、実際の作業は大変。写真にはそれこそ
「星の数ほど、星が写っている」
わけですから。写真には偶然写った流星や現像の際についた汚れなどなど、
星以外のものも写り込んでいるわけですから、そうしたものも一つづつ候補
から外して、本命を探すわけです。
今なら、デジタルカメラで撮影して、その画像をコンピュータで解析を進め
ることで、スピードアップしていますが、写真乾板を地道に人間が調べた時
代には、これを調べるには結構な時間がかかったのでした。
トンボーは典型的な「観測者」。
観測命といった人物でした。
こうした人は観測条件が良ければひたすら観測します。
条件の良いときにせっせと観測し、条件が悪い日(例えば満月の時期とか、
曇った日とか)に、溜まった観測結果を整理するというパターンになりがち
です。たぶん、冥王星が写っていた写真についてもこんな具合で、撮影日と
写真上で発見された日が 1ヶ月も違っていたのでしょう。
こうした、作業にかかる時間のため、二つの冥王星の日が出来てしまったわ
けです。
◇ちょっと寄り道
冥王星発見者、トンボ-が在籍していたローウェル天文台は、パーシヴァル
・ローウェルという人物が海王星の更に外側にあるだろうと天体力学的に予
測された未知の惑星を探す目的で設立した天文台でした。
冥王星発見の時点では既に創設者のローウェルは亡くなっていましたが、冥
王星発見がこの天文台のトンボーによって為されたのは、ローウェルの執念
が生んだ幸運でしょうか。
天文台創設者のローウェルも、草葉の蔭で喜んでいることでしょう。
◇冥王星その後
こうして発見された惑星は、冥界を司る神の名をとって「Pluto」 と名付け
られました。太陽系の最深部で太陽の光すら届かない闇の世界をイメージし
たのでしょう。和名となった冥王星は野尻抱影氏が提案したものです(ちな
みに、中国でもこの「冥王星」の名を使っているそうです)。
Pluto の略号は「PL」。Pluto の先頭の二文字ですが、同時にパーシヴァル
・ローウェルのイニシャルでもあります。この辺り、ローウェルへの敬意も
込めたのでしょうか。
ちなみにこうして太陽系第 9番目の惑星とされた冥王星ですが、発見当時は
遠すぎて判らなかったその姿が徐々に明らかになって、近年になって続々と
発見されているエッジワース・カイパーベルト天体と呼ばれる天体の中の最
大級のものの一つであることがわかって来ました。
カイパーベルト天体の中では最大級とはいえ、他の 8惑星に比べると、とっ
ても小さい天体(質量でいうと地球の 1/400くらい、月と比べても 1/5ほど
しかありません)であるということで現在は「惑星」から「dwarf planet」
へと分類変更されました。
dwarf planetは矮小な惑星と言うほどの意味です。
dwarf planetへの分類変更があったため、冥王星には
小惑星番号134340
という番号が与えられました。
ちなみに、小惑星一覧に記載された「発見日」は1/23。
こちらは、最初の写真が撮影された日が発見日とされています。
★ ■■■ 連絡&お知らせコーナー ■■■ ★
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
■埋め草の記 (「編集後記」のようなもの)
昨夜、いつものようにバドミントンの練習に出かけておりましたが、そこで
20年来のバドミントン仲間が亡くなっていたことを知りました。
亡くなった日は亡くなったことを知った前日のこと。一昨日のことでした。
亡くなった方とは今年に入っても何度か一緒に練習しましたから、最後に会
ってから1ヶ月も経っていない状態での訃報でした。
そんなわけなので「事故?」と思ったのですが、話を聴くと膵臓がんとのこ
と。がんが見つかったのは最近だったとのこと。
最後に体育館で会った時には本人も知らなかったのでしょう。
今日までの生活が明日もまた続く、そう思いがちですがいつまでもそういう
わけには行かないんですね。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
BIGLOBEトップ
ウェブリブログ
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。
BIGLOBEのサービス一覧
一覧を見る
ウェブリブログサービス終了のお知らせ
ブログのお引越しと転送設定のお願い
(1/1)あけましておめでとうございます
ウェブリブログサービス終了に関するご案内とお願い
お問い合わせ
このページの先頭へ▲
1971年 東京都練馬区生まれ。デイリーポータルZ株式会社代表。
1996年から東京トイレマップ、webやぎの目などの個人サイトを作り始める。1999年にサイトを元にした「死ぬかと思った」を出版。以降、執筆、イベントの活動が増えていくる。
2002年 デイリーポータルZを立ち上げる。以来ずっとサイトで執筆、編集を行う。2023年デイリーポータルZ株式会社を設立し、2024年からデイリーポータルZを承継。
日記(423)
旅日記ほか旅関連(166)
2011年09月(10)
2011年07月(18)
2010年10月(8)
2022-06-06
心が遭難している
雨の日も洗濯をする。
ルーチンで体を自動的に動かすのが楽で好きで、だから朝起きたら雨でも晴れでも洗濯機は回す。
人というのは、決定に体力を使いストレスを感じるものなんじゃないか。
考えてみれば、お給料をもらう仕事というのは決定することそのものじゃないか。決定するかわりにお金がもらえる。多くの決定をしてくれる人ほど仕事ができると頼もしく感じる。
雨音で目が覚めるくらい強い雨の日で、でもぼんやり洗濯機を回した。
最近娘はいよいよ朝食が量を食べられなくなり、パンは1枚食べるのはあきらめて半分にしようと話して決めたから、冷凍保存の食パンに果物をむく小さなナイフで切れ込みを入れてふたつに割ってオーブンに入れた。
私は若いころからずっと朝食が好きで、高校生のころだったか、休みの日の朝に食パンを一斤食べたことがあった。娘とは本当に、体のつくりがちがうのだなと思う。
起きて来た息子と焼けたパンを食み、すると娘もドロドロ体をゆらしてやってきて3人集まった。
雨の日の洗濯は居間に干す。干した下からがんがん除湿器の部屋干しモードで湿気を吸う作戦。除湿器の風がよくあたるようにベランダに干すときとは少し違うフォーメーションで洗濯物を吊るさねばならない。
洗濯もののパズルをひとつ組み違え、ひとりごとで「これじゃだめだ」と言ってやりなおしていると、聞きつけた息子が
「……これじゃ……これじゃだめだ!」
と目ざとくセリフを拾ってくる。
「……こんなんじゃ……ぜってえに勝てねえ……」
スポーツ漫画だな、と思ったから私もテニスの壁打ちのジェスチャーをして「……これじゃだめだ!」と言い直したらしっかりウケた。
子らは学校へ出かけ、私は在宅勤務。
いっときやんだ雨は昼過ぎに強まって、スマホの天気予報アプリで雨雲を見るとゲリラ豪雨の雲だった。
くるぞくるぞと思う頃、果汁グミくらいの大きさのありそうな雨粒がボボボボボと地面からベランダの床から窓からたたきつけ跳ね返り、ごうごう鳴る風は路地を行く、パリっ! という音の直後にバババババババと雷が落ちた。
すっげ!
怖い、生命が不安、と感じるよりも感心して「やるじゃん」みたいな気持ちになり、おそらくそれは「茫然とした」のだろう。
ふっと照明が消えた。すぐ戻った。仕事を続けようとしたところネットワークがおかしく、WiFiが切れたようだった。
他の家電はすべて通電が続いているようで問題はない。WiFiにのみなにかあったんだろうか、つなぎなおすとすぐに元通りになった。
午後になって娘がやあやあとご機嫌にほがらかに帰宅し、雷すごかったねえ、学校盛り上がったよと嬉しそう。そのままソファに横になってまんがを読み出した。
息子も同じように雷すごかったわ~と帰宅して、冷凍庫からアイスを取り出して食べるとソファの娘から「ずるい」ととがめられるから「おまえもたべれ」と対抗し、対抗しながら「教室のWiFi止まったもんね、雷で」というものだから「うちもそうだったよ!」と驚いた。
雷でWiFiは止まりがちなものなのか。
というか、教室でよくWiFiが止まったことに気づくね? と聞くと、授業でタブレットを使っているからネットにつながらないと滞るんだそうだ。なるほどなあ。
先週、飲み切ったインスタントコーヒーの空きビンに息子はそこいらで摘んだねこじゃらしを生けた。これがまだ枯れず、感心してまた眺める。
やぶからぼうに娘が「低体温症かもしれない」といって、塾に行くのに体温を測って出た温度が35度台だったらしい。
「遭難してるんじゃないか」と兄にいわれて「心が……?」と妹は返し、この人たちは最近気の利いたやりとりを切磋琢磨している。
体温はもう一度測ったらいつもの平熱だった。
日記 子育て
新規登録
ログイン
当ウェブサイトは下記に移転しました
https://www.uohen.net
×
この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。