葡萄酒と薔薇の日々


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  1. 2024/04/25 11:48:21 偽日記@はてな含むアンテナおとなりページ

    2024-04-16
    2024/04/16
    ⚫︎エリー・デューリングは、「仮想世界と第四次元:マルセル・デュシャン」で、「SF美術家」としてマルセル・デュシャンを評価し、その高いポテンシャルをさまざまに検討し、記述しながら、しかし、デュシャンは結局、その可能性を十分には展開・実行・実演するには至らなかった、と、結論づける(デュシャンには、アインシュタインが足りなかった、と)。とはいえ、デュシャンがやり残したこと、彼が十分には実現できなかったポテンシャルの中にこそ、今日の芸術の重要な問題があるのだ、と言っているように読める。
    《「差異とは一つの操作である」とデュシャンは書いている。切断も同様だ。しかし、どのようにしてこの操作を示し、語ることができるだろうか ? 私たちはすでに四次元の中にいる。私たちは絶えずそれを切り取っている。それは私たちを包み込み、鏡に映る像が開いた仮想空間のように私たちに付き従う。どうすればそれを見せることができるだろうか ? デュシャンは、見世物小屋や発明品コンテスト、そして新しい幾何学といったものの要素を含む大作品を構想していた。それは網膜の絵画であるキュビズムに対する本当の美的戦争機械となるはずだった。しかし、数年の労作の末に「花嫁(花婿たちに裸体にされた)」が、これらの最初の直観の移植を提示しているように見えるが、それは本当に作品なのだろうか ? 作者の言葉を借りれば、想像を超えた「痛烈な」「燃え立つような」「可能性の表象」として捉えるべきではないだろうか ? そしてそうだとすれば、デュシャンが大ガラスによって与えようとしていたもの、つまり四次元の仮想的ドラマのプロトタイプを本当に与えているのか、と問わざるを得なくなる。答えは間違いない。それは、デュシャンの覚書に精通した観客が、実物の大ガラスを見て正当に感じる失望の大きさに等しい。デュシャンがガラス板に込めようとしたものを「読み取る」ためには、確かに多大な努力が必要となる。二枚のガラス板の「無限小の」接合点によって表される地平線を越えて、偶然に割れたガラスを越えて、ポアンカレによる位相幾何学的特徴付けにおいて、デュシャンが一般的手順として孤立させることに成功した切断の理念を、どのように具体化したのか言うことは難しい。大ガラスを実演する必要があるだろう。》
    《時間が速度の鏡の中で可変的に拡張されるような視点的時間を持つ相対性理論は、彼が大ガラスに取り組んでいた当時にはまだ彼の元に届いていなかった。1920年代にそれが一般化し始めた頃には、もう遅すぎたのかもしれない。「白い箱」の覚書は最終的に、「時間のずれ」と「横向きに見た振り子」の言及で、「時間が消えるように」とデュシャンが明確に述べている言葉で、私たちを川の中州に放り出す。この言及は非常にアインシュタインの理論の時間的なアナモルフォーゼを連想させる。透視画法の岸を離れるために、切断の分析学の険しい道を通らざるを得なかった行程の最後に、速度を空間変換の演算子とすることは、その素材的な逸話の詳細に興味を持つにしても、大部分は推測の域を出ないことを認めざるを得ない。それでも今日、ビデオアートやロケーションメディアの実践者となったデュシャンを夢見ることは許されるだろう。》
    furuyatoshihiro 2024-04-16 00:00 読者になる
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    2024-04-15
    2024/04/15
    ⚫︎ポアンカレによる「n次元の連続体は、それを切断することで得られる複数のn-1次元の連続体によって定義できる」とする定義を受けて、デュシャンは、n-1次元としての3次元によって切断された、n次元である4次元の断面(3次元)について、それを4次元の連続体の「仮想的イメージ」と呼ぶことの正当性を主張する。
    さらにデュシャンは、「ホワイトボックス」の別のところで次のように述べている。
    《(チョコレート製の物体のような空間の物体においては)表面への出現があるが、この出現はこの物体の製造に役立つらしい一種の映像=鏡のようなもの、鋳型のようなものである。しかし形のこのような鋳型はそれ自体で物体ではなく、それはn次元のこの物体の主要な点がn-1次元に現れる映像である。三次元の外観は、その外観(の形)の鋳型である二次元の出現から生じる。》
    何ものかの出現は、事物そのものの出現ではなく、n次元にある事物が、n-1次元にその鋳型(=映像=鏡像)として出現している、とする。ここで、鋳型が、映像や鏡と同様なものとされていることは重要だ。n-1次元に出現するものが「鋳型」なのであれば、その鋳型によって、n次元にある事物が生じるということになるが、それが「映像」や「鏡像」なのだとすると、n-1次元の出現は、n次元の事物の反映ということになる。鋳型と映像とが並べられているのは、これが双方向に働くことを表しているのだろう。
    (とはいえ、「鋳型」のよって生じるn次元の事物は、鋳型を介している時点で既にオリジナルではないことになるが。)
    そしてn-1次元に出現する、この鋳型・映像・鏡が、n次元の「仮想的イメージ」ということになる。
    三次元の物体は、二次元の「鋳型(=映像・鏡)」の出現から生じる。同様に、四次元の物体は、三次元の「鋳型(=映像・鏡)」の出現から生じる。これを逆向きに見ると、この世界(三次元)の物体は、四次元の物体の「映像・鏡(=鋳型)」である、となる。深さのないモノの表面こそが、高次元を仮想的に表現している、と。
    ⚫︎四次元を説明する、とても素晴らしい動画を見つけた。これはわかりやすい。
    Visualizing 4D Geometry - A Journey Into the 4th Dimension [Part 2] - YouTube
    furuyatoshihiro 2024-04-15 00:00 読者になる
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    2024-04-14
    2024/04/14
    ⚫︎マルセル・デュシャンに関する、エリー・デューリングのテキストをAIに助けられながら読んでいる。
    20世紀初頭の芸術家たちの間では「四次元」に関する関心が高まっていた。ただそれは、意外なことにアインシュタインの影響ではない。多くの人は、四次元を探求した数学者、チャールズ・ハワード・ヒントンの著作か、彼から大きな影響を受けた建築家(四次元の伝道師と呼ばれた)、クロード・ブラグドンの著作から、関心を持つようになる。以上は、エリー・デューリングのテキストに書かれていることではない(中沢新一の「四次元の花嫁」とかに書かれている)。
    デューリングは、デュシャンの特異性を、彼が「四次元」に関して受けた影響が、ポアンカレに由来するものであった点を強調している。我々は、四次元空間を直接的にイメージすることができないので、通常は、二次元空間に対する三次元空間の関係を見て、そこから類推して、三次元空間に対する四次元空間の関係を考える。そのようなやり方でしか四次元空間をイメージできない。
    (二次元的な帯を三次元空間でひねって繋げるとメビウスの帯になる。同様に、三次元的な筒を四次元空間でひねって繋げるとクラインの壷になる、というように。)
    しかしデュシャンは、類推でではなく、ポアンカレによる「切断」という定義・操作によって「四次元」を捉えようとした。以下は、ポアンカレ『科学と仮説』から、「ホワイトボックス」でデュシャンが引用した部分。
    《n次元の連続体とは、そこに1つまたは複数の切断を施すことで、n-1次元の連続体となる複数の部分に分解できるものをいう。n次元の連続体は、こうしてn-1次元の連続体によって定義される。これは帰納的定義である。》
    たとえば三次元の立方体を、二次元の平面で切断できるように、四次元の立方体(ハイパーキューブ)を、三次元の体積で切断することができる。三次元の立方体を二次元で切断すると二次元の断面が現れる。同様に、四次元の立方体を三次元で切断すると、三次元の断面が現れる。重要なのは、この三次元の断面は、四次元立方体を構成するその一部であるということだ。糸は一点で切れ、はさみで紙を切り、斧の一撃で薪を二つに割ることでn-1次元の「断面」が生じる。類推によって得られる四次元ではなく、四次元のオブジェクトの部分そのものとして三次元が得られる。以下は、「ホワイトボックス」からデュシャンの言葉。
    《ポアンカレによるn-1次元連続体の切断によるn次元連続体の説明は誤っていない。それどころか確認されており、まさにこの説明に基づいて、その無限の幾何学的形態において3次元の典型的な対象(物体=型)によってしか切断が得られない、仮想的イメージの連続体に4次元と呼ぶ名称を正当化することができるのである。》
    ある四次元連続体を三次元で切断して得られた三次元連続体があるとする。それは元の四次元連続体を構成する一部(四次元的存在)であるが、ある一つの軸方向への広がりが無限小まで縮減されている。しかしその縮減された軸方向の広がりは《いわば我々の世界の表面やへりに食い込んで》いる(エリー・デューリング)。この、縮減されながらも世界の「表面」に「食い込んで」いる、深さのない四次元的な深さのことを、おそらくデュシャンはアンフラマンスと呼んだ。
    (エリー・デューリングはこの「深さのない四次元的深さ」に「仮想的次元」というステイタスを与えているように思われる。)
    たとえばデュシャンにとって、大量生産される工業製品であるレディメイドは、四次元連続体の中から切り出された三次元断面と映っていたのだろうと思う。類推すれば、三次元連続体である金太郎飴から切り出された、断面としての金太郎の平面的イメージのようなものとしてのレディメイド。
    furuyatoshihiro 2024-04-14 00:00 読者になる
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    2024/04/16
    2024/04/15
    2024/04/14

  2. 2024/04/20 14:57:00 今日から四百含むアンテナおとなりページ

    2024-04-19
    『マリウポリの20日間』(2023)【試写】
    synca.jp
    4月26日公開のこちらの試写、覚悟を持って、観ました。
    ウクライナ出身のAP通信ジャーナリスト、ミスティスラフ・チェルノフが、2022年2月、ロシアが侵攻を開始したウクライナのマリウポリに入り、ロシアが街を爆撃し、迅速に占領し、チェルノフらが命からがら脱出するまでの20日間のドキュメンタリー。
    第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞しました。
    最上のドキュメンタリーは、言葉をつけ加える必要がないし、下手につけ加えたら台なしになるものだと思いますが、この作品もそうでしょう。スクリーンの上に展開されるのは、あまりにも残酷で、あまりにも野蛮で、あまりにも絶望的な現実で、何度も目をそむけたくなりますし(実際そむけました)、怒りや悲しみ、恐怖といった感情にもみくちゃにされて、ついには何を感じたらいいのか分からない麻痺状態に投げ込まれます。その意味では、このドキュメンタリーは戦争そのものを体験した時の感情を追体験させるものになっているのかもしれません(という言い方もかなりの保留が必要ですが……)。
    少なくとも後に残るのは戦争という野蛮に対する怒りですし、プーチンとロシアに対する怒りです。人間にはどうしてこのような野蛮や愚行が可能なのか。野蛮や愚行は歴史から学んで収まるどころか、エスカレートしていくだけなのか。このようなドキュメンタリーにそれを押しとどめる力があるのか。そのような絶望が画面からにじみ出ます。
    あらゆる意味で観るのには覚悟の必要な作品ですが、目をそむけてはならない作品です。ウクライナに一日でも早く平和が戻ることを祈っています。
    shintak 2024-04-19 23:35 読者になる

  3. 2024/04/18 14:24:22 * 思いっきり生日記 * 含むアンテナおとなりページ

    2024-04-18
    3年ぶり
    ログインするときのパスワードが簡単すぎてびっくりした。数字も記号もなくただの小文字の単語の羅列で。以下例によってただの独り言の愚痴です。
    新学期が始まって、教授会がオンラインから対面に戻った。3年ぶりとか4年ぶりとか?コロナで数少ない良くなった出来事だったのに。そのついでに同じ日にいつもやっていた教室会議も対面になり、これで月に1日は、会議に出るだけで終わってしまう日が生じることになった。オンラインなら自宅や出先で出られた会議が、片道1時間強かけて通勤もするので、その日はもう何もできない。なんとなく周囲の人の意見を伺うに、対面至上主義や対面重視の人が多いけれども、私はだんぜんオンライン派、対面のメリットはそりゃあるけれど、それにかかるコストを考えたらオンラインに勝るものはない。対面の方が良いシチュエーションも確かにあるが、そんなものは本当に稀にしかない。大体のことはオンラインでなんとかなる。パフォーマンスは2割〜3割減になるだろうけど、いや本当に、その損失を埋め合わせるの、対面を実現するためのコストをかけるに値するか???と思う。
    教授会も集まって何かの議題や報告の後に質問や意見のある人は挙手して発言するけれども、そんなのは2−3人で後はただ黙って聞いているだけ。集まってライブで聞く意味どこにあるのかさっぱりわからない。しっかり聞かせたいという運営側の自己満足でしかない。こういう愚策に付き合わされるたび、自分の意思が反映されない組織に属することの不毛さを感じるけれども、それなりのお給金をいただいている限りは、自分の時間を捧げなければならないのだよね。
    その後の学科会議は人数が少ないので、会って話す価値はあると思うけれども、私が不真面目すぎるのか他の人が真面目すぎるのか、私は組織のことが本当にどうでも良くて色々な運営のことにてんで関心がない一方、みんな所属する組織に対する帰属意識や愛着がすごくあるんだな、と思ってそこにびっくりする。熱心に教室の運営について語り合い議論し合う同僚たちを横目に、私はこの組織に対して、たまたま放り込まれたビジホの部屋みたいな感覚しかなく、このビジホの部屋を快適にしよう、さらによくしよう、もっとこのホテルの客の入りをよくしよう、みたいなことはまったく思えず、ただ労力を最小限にやり過ごそうとしか思えない。だけどそんなふうに考えていそうなのは私しかいなさそうなので、いったいこの人たちと私とは何が違うのだろうと考え込んでしまう。私にとって大学教員という仕事は稼ぎの上では本業だけれども、やりたい仕事という意味では副業的な認識だからかもしれない。
    もう一つ組織の中で人と協働するということについて、こんなのは会社勤めの人なら当たり前のあるあるかもしれないけど、私の仕事は、書き仕事にしろ教育やら研究やらにしろ基本は1人でやるものなので、たまに大学の教室運営などで人と一緒に事務仕事などすると、タイプが違う人との協働にメンタルがとてもつかれてしまう。うちの組織を見るに、
    A)自分に甘く、他人に甘い
    B)自分に厳しく、他人にも厳しい
    という人のどちらかしかいない。もちろん私は絶賛Aタイプで、自分ができない人間と認識しているから、他の人の事務仕事が遅れても、内心わかる〜と共感する気持ちになるし、困ったらお互い様だよね、と思っている。原稿の仕事の方で、遅れまくっても嫌味ひとつ言わずに許してくれる編集者や担当の人たちのありがたさが身に沁みているので、私は怒れる立場にそもそもないし、他人の遅れやダメさに寛容だ。
    でもBタイプの人はダメな人に対して当たりが強すぎる。最近ヤフコメとかみていても、真っ当で当たり前の正しさや、ダメさや甘さに対する断罪ばかりで不寛容の嵐なのに似ている。別に、事務が指定する期限に書類の提出が少しぐらい遅れたってなんの問題もないし(そりゃ催促したり待ったりのコストはあるだろうけど、致命的なダメージはないですよ)、課内の誰か1人のせいで事務への書類提出が遅くなったって、別に主任が怒られとけばいいじゃん、と思う。例えば入試当日の進行に関わるとか、行事の開始時刻が大幅に遅れるとか、そういう致命的なミスはダメだけど、そんな許されない厳密なシチュエーションなんか滅多にないよ。
    kica 2024-04-18 00:06 読者になる
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    3年ぶり
    ▼ ▶
    2024
    2024 / 4

  4. 2024/04/08 02:41:33 東京猫の散歩と昼寝含むアンテナおとなりページ

    2024-03-31
    3月のリツイート等
    2024-03-29
    浅田彰×先﨑彰容(BSフジ)
    2024-03-22
    ヒューマニエンス、私たちの理由
    2024-03-18
    また地震
    2024-03-17
    考古学と哲学
    2024-03-16
    息をするようにツイート
    2024-03-15
    死に関する論考(青山拓央さんのnoteから)
    2024-03-10
    R-1グランプリで/アカデミー授賞式で
    2024-03-09
    ★読む哲学事典/田島正樹
    2024-03-04
    『ねじまき鳥クロニクル』第1部→第2部

  5. 2024/04/01 11:57:59 jun-jun1965の日記含むアンテナおとなりページ

    2024-03-31
    永井龍男「雑文集 ネクタイの幅」講談社、1975
    何しろアマゾンレビューからは閉め出されているし、読書メーターにはこの本の登録がないしするのでここに書いておく。最初のほうはいかにも身辺雑記や天気の話などが多かったが、自作解説や他の文学者の話になると面白くなる。子母沢寛が『戊辰物語』をほとんど一人で書いた話とか、企業人の伝記を書いた話とか、『庄野潤三全集』の月報の島尾敏雄の文章の話とか、小説書き以外には特に関心のない丹羽文雄とかで、人が出てこないと面白くないようである。
    (小谷野敦)
    jun-jun1965 2024-03-31 22:09 読者になる
    永井龍男「雑文集 ネクタイの幅」講談社、1975

  6. 2024/04/01 01:00:25 ultravisitor含むアンテナおとなりページ

    2024-03-30
    第16回 四万十川桜マラソン 走った
    さる3/24、四万十川桜マラソン走ってきました。四万十川といえばウルトラが有名ですが、こちらはフルマラソン。このマイナーなマラソン(出走1000人ほど)は、前後にキャンプ日程を組んで走りたいという野望があって以前も応募したことあるんですが、コロナ禍で中止。今回満を辞して参加することにしたんですが、なんと前日も当日も翌日もがっつりと雨予報。ということで、キャンプはあきらめてふつうのホテル泊にしました。
    足は相変わらずですが、ちょっとずつはよくなっているかな?
    で、雨だったんですが、気温は17度くらいまであがって比較的暖かく、足元がぐちゃぐちゃで気持ち悪くなる以外は気候的には悪くない。
    しかし当日は、シャトルバスにiPhoneを忘れると言う大失態(レース後に回収)。しかも32k地点でApple Watchのバッテリーがお亡くなりになって時間も分からなくなるという状況。
    どうだったんでしょうか?!
    youtu.be
    最後の10kはやはり撃沈(笑)。
    ただ、記録は、3h37m28sで、66回のフルマラソンのなかで3h40mを切れたのはたったの6回なんで悪くなかった。
    今回のコースは下り基調のワンウェイマラソンで、下り「基調」と言ってもそこそこアップダウンがあるので、油断できないと思っていたのですが、想像よりほんとに下り基調だった。
    でも下りって結構脚にダメージくるから、最後の方、下りでも歩いちゃってるひとたくさん見ました。( ´∀`)オマエモナー
    ちなみに、否定的な意見もあると思いますが、ぼくはいつも音楽のBPMにあわせてピッチを維持するんですが、今回はiPhoneなしで走ったのでけっこう辛かったです。いつもより1k, 1kが長く感じた。
    しかも、動画に書き忘れたけど32kでApple Watch死んで、一番つらい10kで自分のペースを知る手段がなくなって、詰んだ。
    しかし今回、NikeのPegasus Turbo Shieldというハイネックの防水シューズ履いたんですが、毎回15k過ぎて浸水してくる。残り27kは水入ってくるうえに、防水なので排水もしないので、むしろマイナスなのでは?? トレランは足元が濡れることが多いので、防水より排水が重要というのが常識らしいけど、フルマラソンでもそうなんじゃないかな〜。ということは防水シューズはせいぜいハーフマラソン向けかな、と思いました。
    ただ、そういう悪条件だったけど、下り基調だったこともあり、今回の記録は自分史上5番目の記録。足の怪我のコンディションもあるし、雨だし、記録とかはあまり考えていなかったので、撃沈したものの、40m切れて良かったです。
    ↓5kごとの平均ペースを前回の高知龍馬マラソンと比較して。
    高知龍馬 四万十
    0-5k 4:55/k 4:50/k
    -10k 4:55/k 4:50/k
    -15k 4:52/k 4:56/k
    -20k 4:58/k 4:58/k
    -25k 5:09/k 5:00/k
    -30k 5:33/k 5:14/k
    -35k 5:36/k 5:19/k
    -40k 6:07/k 5:53/k
    -42.2k 6:40/k 5:40/k
    記録 3h45m09s 3h37m28s
    マラソン後は足摺岬堪能して帰りました。次回出走することあったら、四万十川でキャンプするぞー!
    ・05/26 黒部名水マラソン(フル) ←NEW!
    ・07/14 小布施見にマラソン(ハーフ) ←NEW!
    66) 2024.03 第16回 四万十川桜マラソン 3h37m28s
    65) 2024.02 高知龍馬マラソン 2024 3h45m09s
    過去の記録(ハーフ):
    Date Name Net Time
    50) 2023.09 大阪ハーフマラソン 2024 1h39m00s *PB*
    49) 2023.09 2023 北信州ハーフマラソン飯山大会 1h47m00s
    48) 2023.01 第20回 小布施見にマラソン 2h14m57s
    47) 2023.01 第49回 武庫川新春ロードレース 1h39m16s
    46) 2022.09 第38回 淡路国生みマラソン 1h47m58s
    45) 2022.09 第2回 NAGAIランナーズトライアル 1h45m42s
    44) 2022.04 2022 芦屋さくらファンラン 1h42m25s
    43) 2022.02 2022 神戸バレンタイン・ラブラン 1h55m32s
    42) 2022.01 第48回 武庫川新春ロードレース 1h39m10s
    41) 2021.10 2021 にしのみや武庫川ハーフマラソン 1h41m09s
    40) 2021.10 第23回大阪チャレンジマラソン 1h47m51s
    39) 2021.01 第14回浜寺公園ふれあいマラソン 1h42m47s
    38) 2021.01 第37回大阪新春マラソン 1h43m59s
    37) 2020.11 第2回加古川みなもチャレンジ記録会 1h44m41s
    2020.11 第21回TATTAサタデーラン(GPSレース) 1h47m05s
    2020.10 第18回TATTAサタデーラン(GPSレース) 1h51m09s
    2020.08 第9回TATTAサタデーラン(GPSレース) 2h05m33s
    2020.08 第8回TATTAサタデーラン(GPSレース) 1h59m48s
    2020.08 第7回TATTAサタデーラン(GPSレース) 1h57m22s
    2020.07 第5回TATTAサタデーラン(GPSレース) 1h59m50s(信号込)
    36) 2020.01 第44回十津川 昴の郷マラソン 1h41m27s(グロス)
    35) 2020.01 第46回武庫川新春ロードレース 1h43m44s(グロス)
    34) 2019.12 第31回三田国際マスターズマラソン 1h44m21s
    33) 2019.10 大阪スポーツ祭典 第46回 大会 1h48m23s
    32) 2019.04 2019 芦屋さくらファンラン 1h44m52s
    31) 2019.02 長居公園節分ハーフマラソン 1h43m47s(グロス)
    30) 2019.01 第45回武庫川新春ロードレース 1h44m45s(グロス)
    29) 2018.12 第30回三田国際マスターズマラソン 1h45m04s
    28) 2018.07 第1回神戸ベイエリアマラソン 1h57m54s
    27) 2018.04 2018 芦屋さくらファンラン 1h44m38s
    26) 2018.02 2018 神戸バレンタイン・ラブラン 1h42m22s
    25) 2018.01 第44回武庫川新春ロードレース 1h43m11s(グロス)
    24) 2017.12 第29回三田国際マスターズマラソン 1h45m12s
    23) 2017.10 第7回おんたけ湖ハーフマラソン 1h53m00s(グロス)
    22) 2017.10 第38回能楽の里池田マラソン 1h52m03s
    21) 2017.04 芦屋さくらファンラン 1h46m44s
    20) 2017.02 第6回すもとマラソン 1h44m21s(グロス)
    19) 2017.1 第43回武庫川新春ロードレース 1h46m19s(グロス)
    18) 2016.12 第28回三田国際マスターズマラソン 1h46m00s
    17) 2016.10 南魚沼コシヒカリRUN in 石打 1h47m57s
    16) 2016.04 芦屋国際ファンラン 1h48m30s
    15) 2015.10 Rock 'n' Roll Marathon Los Angeles 1h55m54s
    14) 2015.07 Rock 'n' Roll Marathon Chicago 2h08m04s
    13) 2015.02 第4回すもとマラソン 1h43m54s
    12) 2015.01 第43回たつの市梅と潮の香マラソン 1h41m58s
    11) 2015.01 第41回武庫川新春ロードレース 2h49m27s
    10) 2014.12 第26回三田国際マスターズマラソン 1h44m33s
    9) 2014.10 和歌浦ベイマラソン 1h53m59s
    8) 2014.04 芦屋国際ファンラン 1h42m46s
    7) 2014.02 第3回すもとマラソン 1h45m20sぐらい
    6) 2013.10 第4回軽井沢リゾートマラソン 棄権(19.6km 2h17m32s)
    5) 2013.10 碓井峠ラン184 1h47m26s
    4) 2013.04 芦屋国際ファンラン 1h43m28s
    3) 2013.02 第2回すもとマラソン 1h45m41s
    2) 2012.04 芦屋国際ファンラン 1h46m11s
    1) 2011.10 和歌浦ベイマラソン 1h57m23s
    ultravisitor 2024-03-30 00:40 読者になる

  7. 2024/03/30 16:09:07 ENDING ENDLESS 雑記帖含むアンテナおとなりページ

    2024-03-28
    坂本龍一と和賀英良
    「坂本龍一のピアノ展」で本人の演奏を再現したピアノ自動演奏を聴き、松本清張『砂の器』の和賀英良を連想した。原作小説では電子音を使った抽象的な現代音楽の作曲家なのに、映像化ではロマンティックなピアノ協奏曲の人に脚色された。むしろ、それゆえに大衆性を獲得した。
    一方、坂本は、初期の『ディスアポイント・ハテルマ』からAlva Notoとのコラボへ至るような実験的側面を持ち続けたが、やはりメロディアスでヒットした“戦場のメリークリスマス”や“energy flow”のイメージで世間的には記憶されるのだ。
    https://retailing.jp.yamaha.com/shop/ginza/event/detail?id=5054
    ディスアポイントメント - ハテルマ
    アーティスト:坂本龍一+土取利行
    キングレコード
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    あの頃映画サントラシリーズ 砂の器 映画オリジナル音楽集
    アーティスト:サントラ,菅野光亮,芥川也寸志
    松竹音楽出版
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    最近の自分の仕事
    -メフィスト賞全64作完全レビューのうち4作を担当 → 「本の雑誌」3月号 特集 メフィスト賞を探検せよ!
    本の雑誌489号2024年3月号
    本の雑誌社
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    -月村了衛著『非弁護人』の文庫解説
    非弁護人 (徳間文庫)
    作者:月村了衛
    徳間書店
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    -水生大海著『あなたが選ぶ結末は』の文庫解説
    あなたが選ぶ結末は (双葉文庫)
    作者:水生大海
    双葉社
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    ポスト・ディストピア論: 逃げ場なき現実を超える想像力
    作者:円堂都司昭
    青土社
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    -『ガリレオ』『新参者』『マスカレード・ホテル』 東野圭吾作品の映像化、なぜ人気? https://realsound.jp/movie/2024/03/post-1609515.html
    -下村敦史『そして誰かがいなくなる』書評 → 「ハヤカワミステリマガジン」5月号
    そして誰かがいなくなる
    作者:下村敦史
    中央公論新社
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    -「アフタートーク 著者×担当編集者」第14回〈『シャーロック・ホームズの凱旋』森見登美彦(作家)×藤吉亮平(中央公論新社〉の聞き手・構成
    シャーロック・ホームズの凱旋
    作者:森見登美彦
    中央公論新社
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    -自宅本棚の写真掲載 → 本の雑誌編集部編『絶景本棚 3』
    絶景本棚3
    本の雑誌社
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    坂本龍一と和賀英良
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  8. 2024/03/28 05:18:49 add some music to your day含むアンテナおとなりページ

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  9. 2024/03/28 04:00:05 Everyday Is a Winding Road含むアンテナおとなりページ

    孤独な巻貝の外から ふざけたギターの音が聞こえるよ
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  11. 2024/03/27 18:40:25 zokkonの日記含むアンテナおとなりページ

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  12. 2024/03/27 14:44:13 整腸亭日乗含むアンテナおとなりページ

    新・整腸亭日乗
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  13. 2024/03/26 14:07:45 Sound and Fury含むアンテナおとなりページ

    Sound and Fury.::メルの本棚。
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  23. 2020/09/18 03:57:43 日本近現代文学とわたし含むアンテナおとなりページ

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