Web Antenna System:NaTsuMi@hatena

ikushimo.comNaTsuMi@ikushimo.com

<前の10件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次の10件> 

おとなりアンテナ | おすすめページ

  1. 2024/02/22 17:15:56 市場魚貝類図鑑コラム含むアンテナおとなりページ

    2024-2-22 掲載
    コラムおとなのさかな学・ちょっと専門的ですが
    兵庫県産ハタハタを食べて、ハタハタについて考える
    ハタハタは回遊魚なのだ
    八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産に兵庫県日本海側、浜坂からハタハタが来ていた。この小振りのハタハタのうまさを知る人は少ない。昨年は一度も買えていなかったので、大発見した気分になってまとめ買いする。また、大きいものの方が高いが、味は大きさに正比例しないことだけは知っておくべきである。
    ハタハタは西部北太平洋の沖合いに生息している。本州太平洋沿岸にも少ないながら生息しているが、日本海、北海道に圧倒的に多い。
    ハタハタ科は上の階級までたどるとカジカ(カジカ科)に近い魚だ。ハタハタ科は世界中に2種。日本周辺に多い本種と、もう1種は東部北太平洋にいる、 Pacific sandfish である。
    古い図鑑をみるとエゾハタハタという魚がいるが、このPacific sandfish と、国内海域にいるハタハタを混同したための無効な和名である。
    ハタハタには北海道、秋田、朝鮮半島で産卵する3系統がある。漁期も産卵時期も異なるので、北海道では未成熟なものと、成熟したものがともに揚がり。秋田県は比較的成熟したものが揚がる。能登半島以西の日本海では未成熟なものだけが揚がっている。
    もっとも昔からハタハタを食べていた秋田県や山形県でのハタハタを考えると、非常に地域性の高い魚だと思えてしまうが、実は広範囲に回遊しているのだ。
    例えば太平洋側にも少ないながらハタハタがいるが、生まれは日本海や北海道らしい。
    ハタハタは回遊魚なのだ。
    山陰沖のハタハタ漁は9月から5月までで、ボクの個人的な感覚では春の魚といった感じがする。
    今回の個体の腹からは大量のホタルイカが出て来た。山陰沖の個体に脂が豊かなのは、同じ海域にいる春の味覚、ホタルイカのせい、かも知れない。
    これを山陰ではハタハタと呼ばず、白ハタという。山陰に行くたびに「秋田や山形のとは別の魚だ」、とくどいほど言われるが、確かに味はまったく違っている。
    秋田、山形はブリコを喜び、冬の風物詩として喜ぶべきで、山陰ものは本体自体を楽しむもので別種、別物と考えるのは正しいことだと思っている。
    今回、兵庫県浜坂のハタハタは体長16cm・50g前後しかない。
    9月の北海道釧路産が体長22cm・重さ130g前後だったのと比べると、重さ半分以下しかないものの、脂ののりでは浜坂産に軍配が上がる。
    煮つけにすると脂の玉が輝く
    さて、煮つけは頭を落としてわたを出す。
    水分をきり、酒・みりん・醤油・水を沸騰させた中で短時間煮る。調味料は控えめにして途中で味加減をするといい。
    脂の泡がきらきら浮いているのが食欲をそそる。
    鱗がなく骨があまり硬くない。その上、身離れがいいので、いくらでもすいすい食べられる。
    この上品な味の煮つけがご飯に合う。
    腹の残したホタルイカに独特の風味がある
    塩焼きは買って来た日に流水であらって、頭も内臓もそのままで塩をして、ビニールに密閉して翌日焼き上げる。
    1日寝かせた方が塩が少なくてすむ、と考えているがいかがだろう。
    後は焼き上げて、太宰治のごとくに野蛮にむしゃむしゃと食らう。
    ハタハタは箸なんかで食べてもうまくない。
    腹の中のホタルイカがやけに濃厚な味わいで、独特の風味を生み出している。
    酒を飲むのも忘れて食らってしまうのは、端的にうまいからだ。
    さて、ハタハタ漁に好不漁があるのは仕方がない。
    だから天然の魚は面白いのである。
    今年の春のハタハタが好漁であることを祈りたい。
    ハタハタ英名/japanese sandfish,Sailfin sandfish海水魚。水深100〜400メートルの大陸棚砂泥地。産卵期に2〜10メートルの浅場に移動する。北海道太平洋沿岸、オホーツ・・・・
    文化おさかな365以上日記
    2024/02/21 掲載
    関東では昔懐かしい味のキンキ

  2. 2024/02/22 12:19:29 macでインフォマティクス含むアンテナおとなりページ

    2024-02-21
    ロングリードを使って既存の(メタ)ゲノムアセンブリの改良(ハプロイドやphased assemblyの作成など)を行う HairSplitter
    2024 Preprint assembly graph phasing haplotype reconstruction metagenome Viruses phage
    ロングリード・アセンブラは、密接に関連したウイルス株や細菌株を識別する際に問題に直面する。この限界は、多様な菌株が重要な機能的違いを保持している可能性のあるメタゲノム解析の妨げとなっている。本著者らは、菌株を区別しないアセンブリとロングリードから菌株を検索するために設計された新しいソフトウェア、HairSplitterを紹介する。この方法では、誤ったロングリードを処理するためにカスタムバリアントコーリングプロセスを使用し、事前に未知数の菌株を回収するために新しいリードクラスタリングアルゴリズムを導入している。ノイズの多いロングリードにおいて、HairSplitterはウイルスとバクテリアの両方のケースで、最新のツールよりも高速に、より多くの菌株を回収することができる。HairSplitterはGitHubのgithub.com/RolandFaure/HairSplitterで自由に利用できる。
    レポジトリより
    Hairsplitterは、アセンブリ(どのような方法で得られたものでもよい)と、このアセンブリを構築するために使われたロングリード(高エラー率のロングリードを含む)を入力として受け取る。各コンティグについて、そのコンティグが異なるハプロタイプ/リージョンからのリードを用いて構築されたかどうかをチェックする。もしそうであれば、Hairsplitterはリードを必要な数だけグループに分け、実際にゲノムに存在するコンティグの異なるバージョン(例えばアレル)を計算する。コンティグの異なるバージョンは1つにまとめられず、別々にアセンブルされた新しいアセンブリが出力される。
    インストール
    依存
    minimap2
    racon and/or medaka
    raven
    samtools
    CMake >= 3.8.12, make, gcc >= 11, g++ >= 11
    Python3 with numpy and scipy
    gzip
    mamba create -n hairsplitter python=3.11 -y
    conda activate hairsplitter
    mamba install -c bioconda -c conda-forge -c anaconda scipy numpy minimap2 -y
    mamba install -c bioconda -c conda-forge -c anaconda minigraph=0.20 racon raven -y
    mamba install -c bioconda -c conda-forge -c anaconda htslib samtools binutils -y
    pip install medaka
    #本体
    git clone https://github.com/RolandFaure/Hairsplitter.git
    cd Hairsplitter/src/
    mkdir build && cd build
    cmake ..
    make -j10
    #GenomeTailor
    cd GenomeTailor/
    mkdir build && cd build
    cmake ..
    make -j10
    cd ../../../
    > python hairsplitter.py -h
    usage: hairsplitter.py [-h] -i ASSEMBLY -f FASTQ [-x TECHNOLOGY] [-p POLISHER] [-t THREADS] -o OUTPUT [-s] [-P] [-F] [-l] [--rarest-strain-abundance RAREST_STRAIN_ABUNDANCE] [--skip-minigraph] [--minimap2-params MINIMAP2_PARAMS]
    [--path_to_minimap2 PATH_TO_MINIMAP2] [--path_to_minigraph PATH_TO_MINIGRAPH] [--path_to_racon PATH_TO_RACON] [--path_to_medaka PATH_TO_MEDAKA] [--path_to_samtools PATH_TO_SAMTOOLS] [--path_to_python PATH_TO_PYTHON] [-d] [-v]
    optional arguments:
    -h, --help            show this help message and exit
    -i ASSEMBLY, --assembly ASSEMBLY
    Original assembly in GFA or FASTA format (required)
    -f FASTQ, --fastq FASTQ
    Sequencing reads fastq (required)
    -x TECHNOLOGY, --technology TECHNOLOGY
    {ont, pacbio, hifi} [ont]
    -p POLISHER, --polisher POLISHER
    {racon,medaka} medaka is more accurate but much slower [racon]
    -t THREADS, --threads THREADS
    Number of threads [1]
    -o OUTPUT, --output OUTPUT
    Output directory
    -s, --dont_simplify   Don't rename the contigs and don't merge them
    -P, --polish-everything
    Polish every contig with racon, even those where there is only one haplotype
    -F, --force           Force overwrite of output folder if it exists
    -l, --low-memory      Turn on the low-memory mode (at the expense of speed)
    --rarest-strain-abundance RAREST_STRAIN_ABUNDANCE
    Limit on the relative abundance of the rarest strain to detect (0 might be slow for some datasets) [0.01]
    --skip-minigraph      Skip the assembly correction step. Aligning reads on very complex graphs can be time-consuming
    --minimap2-params MINIMAP2_PARAMS
    Parameters to pass to minimap2
    --path_to_minimap2 PATH_TO_MINIMAP2
    Path to the executable minimap2 [minimap2]
    --path_to_minigraph PATH_TO_MINIGRAPH
    Path to the executable minigraph [minigraph]
    --path_to_racon PATH_TO_RACON
    Path to the executable racon [racon]
    --path_to_medaka PATH_TO_MEDAKA
    Path to the executable medaka [medaka]
    --path_to_samtools PATH_TO_SAMTOOLS
    Path to samtools [samtools]
    --path_to_python PATH_TO_PYTHON
    Path to python [python]
    -d, --debug           Debug mode
    -v, --version         Print version and exit
    実行方法
    アセンブルするのに使ったロングリード、現在のアセンブリを指定する。
    python hairsplitter.py -f reads.fastq -i assembly.gfa -x ont -o hairsplitter_out/ -t 20
    -i Original assembly in GFA or FASTA format (required)
    -f Sequencing reads fastq (required)
    -x TECHNOLOGY  {ont, pacbio, hifi} [ont]
    -p POLISHER  {racon,medaka} medaka is more accurate but much slower [racon]
    -t Number of threads [1]
    -o Output directory
    論文とレポジトリより
    細菌株の文脈では、Vicedominiらは、metaFlyeやCanuのような主流のアセンブラでは、近い細菌ハプロタイプを区別できないことを示し、菌株を再構築するStrainberryと呼ばれる新しいツールを提案した。ウイルス株の文脈では、Strainline (X Luo et al., 2022)とHaploDMF (Cai et al., 2022)が、特にウイルスハプロタイプ再構築問題に取り組むために発表されているが、機能するためには非常にディープシークエンシングを必要とする。iGDA (Z Feng et al., 2021)は、高いエラー率を処理しながらマイナーバリアントを相補する一般的なアプローチとして提案され、理論的には細菌とウイルスの両方のハプロタイプを組み立てることができる。これらの方法は、存在量の少ないハプロタイプを回収するのに苦しんでいる。また非常に計算集約的である。
    Hairsplitterは、アセンブリ補正プログラムとリード分離手順という2つの新機能が含まれている。HiFiリードのアセンブルには、hifiasmのような専門的なソフトウェアの方が適しているように思われるが、HairSplitterはノイズの多いデータ(エラー率1%以上)を扱う場合に有用であることがわかった。
    Hair-Splitterは細菌とウイルスの両方において、複数の類似株を効果的に分離できることを示している。HairSplitterは、低い計算コストで、多数の菌株と低い相対存在量の配列を扱うことができる。
    Hairsplitterはメタゲノムアセンブリの改良に使用できる。アセンブラは通常、密接に関連する株を単一ゲノムとしてcollapseさせる。HairSplitterは失われた株を復元することができ、この時、アセンブリのcollapseしていない部分はそのまま残される。
    HairSplitterは単の一生物のアセンブリ、特にphased assemblyを得ようとしている場合にも有用である。
    他の手法と比べたHairsplitterの主な利点は、完全にパラメータフリーであることである。ゲノムの倍数性を事前に知る必要がなく、コンティグの倍数性を推測できる。したがって、ハプロイドのアセンブリ(重複アセンブリを改善するため)にも、複雑なアロテトラプロイド(ハプロタイプを別々にアセンブリするため)にも同様に使用できる。
    引用
    HairSplitter: haplotype assembly from long, noisy reads
    Roland Faure, Dominique Lavenier, Jean-François Flot
    bioRxiv, Posted February 14, 2024.
    関連
    https://kazumaxneo.hatenablog.com/entry/2021/02/08/005407
    kazumaxneo 2024-02-21 23:37 読者になる
    広告を非表示にする
    もっと読む
    コメントを書く
    最終更新: 2024-02-21 23:37
    ロングリードを使って既存の(メタ)ゲノムアセンブリの改良(ハプロイドやphased assemblyの作成など)を行う HairSplitter
    Preprint (330)
    metagenome (264)
    assembly graph (48)
    Viruses (37)
    2024 (19)
    phage (18)
    haplotype reconstruction (12)
    phasing (10)
    statistical analysis (3)

  3. 2024/02/22 09:56:04 ありんこ日記含むアンテナおとなりページ

    2024年02月20日
    「クレイジージャーニー」伝説の巨大アリ探し!放送のお知らせ
    2/26(月)21時50分放送のクレイジージャーニー出演のお知らせです!
    毎週22時放送の番組ですが、次回は10分拡大の21時50分からの放送となります。
    クレイジージャーニーでは過去に、沖縄、マレーシア、南米、オーストラリアでアリ探しをしてきましたが、今回の国はアフリカのカメルーンです。
    アフリカに行くのは人生初となり、長年憧れ続けていたアリを探しに行ってきました!!
    そして虫好きの皆様にご報告が。
    番組の出演者情報には、昆虫学者の丸山宗利さんの名前が!?
    今回は九州大学の丸山さんとの共演になります!!
    実はクレイジージャーニーで撮影をするたびに、いつか僕にとって最高に楽しい時間である、丸山さんとの調査も撮影してほしいという気持ちがあったのです。
    今まで様々な国で一緒に調査をしてきた丸山さんとの夢の共演。
    ※写真は南米でグンタイアリのビバークを採集したときのもの。
    昆虫の幅広い知識を持つ研究者の丸山さんと、ただのアリ好きの本気のアリ探し!
    ぜひご覧ください
    antroom at 07:00│コメント(0)│イベント情報|クレイジージャーニー
    イベント情報 (225)
    クレイジージャーニー (26)

  4. 2024/02/22 09:37:01 殺シ屋鬼司令II含むアンテナおとなりページ

    2024-02-19
    「エッセイ」の語源
    english
    ここ数年は読む本がエッセイに偏っている。自分でもなにか書きたいなと思っているがなかなか果たせないでいる。果たせないでいるというか、日ごとのペースで少しずつ紙に書くようにしている。それがエッセイとなるかどうかはひとまず棚上げして、ただ、念頭…
    2024-02-19
    「エッセイ」の語源
    english
    english (31)

  5. 2024/02/22 06:39:37 スラド含むアンテナおとなりページ

    スラドとOSDN、閉鎖せず受け入れ先募集へ 461
    Microsoft製品の墓地、Microsoft Graveyard 30
    訃報:漫画家の芦原妃名子さん。テレビドラマ化されたセクシー田中さんの原作者 231
    豊田自動織機、車用エンジン不正で一部ハイエースやランクルが出荷停止へ 50

  6. 2024/02/21 21:43:48 のむラボ日記含むアンテナおとなりページ

    スラムのディスクブレーキパッドについて
    2024/02/21 Wed. 13:28 [edit]
    スラムのディスクブレーキパッドですが、
    バックプレートやパッドの材質の違いで 4種類あり、
    名称だけでは 何が違うのか分かりにくいので調べてみました。
    ↑これは4種類のうちの2つ、
    オーガニック ブラックと シンタード カッパーです。
    箱にある表記、上から まず
    スモールとあるのは パッドの形状のことです。
    次にオーガニック ブラックや シンタード カッパーとあるのは
    「有機的な黒」「焼結した銅」という一続きの言葉ではなく、
    それぞれ パッドの材質と バックプレートの色を意味します。
    なので オーガニック/ブラックみたいに
    斜線を入れてほしいところです。
    シンタードとは「焼結した」という意味ですが
    この場合は焼結した金属片を含有させたパッドを意味します。
    オーガニックのほうには金属は含まれていません。
    最後にある クワイエットやヘビーデューティというのは
    特徴を示す名称です。
    パッドのサイズですが、
    スモールが現行のロード用と ハイエンドのXC用、
    スモール アシンメトリックが
    初期のモノブロック(1ピース)成形だったころの
    ロード用と ハイエンドのXC用、
    ミディアムとラージが
    ハイエンドのXC以外のMTB用といった感じです。
    ミディアムとラージは スモール2種より
    プレートやパッドのサイズが大きいですが
    上の図はテキトーなので そうなっていません。
    しかし ミディアムとラージに
    サイズ感の違いが あまり無いのは事実で、
    その区別のためか ラージの穴の横は
    スモールにもあるギザギザ形状となっています。
    ↑ブラック/オーガニック/クワイエットと
    シンタード/カッパー/ヘビーデューティです。
    カッパーというのは色名で、材質はスチールです。
    残り2種のパッドも オーガニックですが、
    オーガニックパッドは バックプレートとツライチになっていて
    シンタードパッドは バックプレートに対して凹みがあります。
    これは パッドのサイズが違っても同様です。
    残り2種は
    グレー/オーガニック/パワフルと
    アルミ/オーガニック/クワイエット+ライトウェイトです。
    グレーは グレー色のスチール製バックプレートで、
    アルミは アルミ製の軽量なバックプレートとなっています。
    シンタードを除く オーガニックパッド3種は
    特徴に関するメーカーの説明文が ほぼ同じです。
    良い点をプラス、悪い点をマイナスとして説明がありました。
    まず 良い点の一番上から、
    ブレーキの音が静かだということですが
    ブラックのみ最上級で表現していました。
    つづいて、ベッドを出し終えるまでが短いとありますが
    これは新品のディスクローターに
    パッドの材質が移って ブレーキの利きが良くなる
    当たり付け(ベッディング)のことを意味します。
    つづいて、イニシャルバイトが いっそう優れているとありますが
    イニシャル(初期の)バイト(噛みつき)とは
    ブレーキの初動付近の制動力のことで、
    ブレーキレバーを それほど握りこまないうちに
    初動から グッ!と食いつくように利くことを意味します。
    つづいて 悪い点。
    ひとつ目に 摩耗が早いこと、
    ふたつ目に 濡れている路面と泥には不向きだということです。
    シンタードパッドの説明文です。
    良い点は 高温時の摩擦によるフェードが
    オーガニックパッドより 少ない、
    濡れている路面向き、の2点で
    悪い点は
    音がうるさい、ベッディングに時間がかかる、
    イニシャルバイトが それほどでもない、の3点です。
    シマノのブレーキパッドのレジンが
    スラムではオーガニック、
    メタルがシンタードに相当すると考えると
    イニシャルバイトは シンタードのほうが
    上のような気がするのですが、
    スラムでは シンタードのほうが
    初め柔らかく利いて(イニシャルバイトが弱い)
    レバーを握りこんでいくと利きが増していって
    奥のほうでは オーガニックの上限を超える利き方をする、
    みたいな性質になっているのでしょうか。
    4種のパッドの
    ・バックプレートの色
    ・パッドの材質
    ・バックプレートの材質
    ・名称
    を それぞれ書き出しました。
    グレー、ブラック、アルミ、カッパーの順にしたのは
    このあとの表で スラムがこの順番にしているからです。
    横軸と同じ順番で 縦軸にもパッドを書いて表にしました。
    パッドのベッディングによって
    ローターが新品よりもブレーキが利くようになる理由について、
    ローターに対してブレーキパッドが全面的に当たるようになる
    初期摩耗だけではなく、スラムでは
    「ブレーキパッド素材の薄い層が ローター上に転写されて
    その2つの表面間の摩擦により 強力なブレーキが可能になります」
    と 明記しています。
    なので、パッドを交換した場合に 以前のパッドの材質によって
    ディスクローターをそのまま使えない(交換を要する)
    という組み合わせについての説明があります。
    まず、新旧パッドが同じものである場合。
    当然ながら ローターの交換は不要です。
    横軸と縦軸、どちらが新旧パッドなのかというと
    この左上から右下までの斜めの○に対して
    対称になるので どちらでもいいです。
    つづいて、シンタードとオーガニックの間に
    互換性が無いので この2つの間は×になります。
    つづいて、黒スチールプレートとアルミプレートは
    おそらくバックプレートの材質のみの違いなので
    (静音性が クワイエッテストとクワイエットで違っていましたが)
    互換性があります。
    最後に。ここが意外でしたが
    パワフル(グレー)は オーガニック寄りの材質のまま
    ブレーキの利きを強くしていますが、
    パワフル以外のオーガニックとは互換性がありません。
    なので 雨の日にレース会場についてから
    ブラックまたはアルミから パッドをグレーに交換して
    そのまま使う・・・というのは出来ないことになっています。
    まあ これはメーカーが言っていることなので
    ローターを洗浄すればいいんじゃないかとか
    オーガニックとシンタードの間を またがなければ
    たぶん問題無いやろとか言われそうですし
    私も そう思うのですが。
    ちなみに、ブレーキキャリパーに標準装備されているのは
    ロード用は ブラック/オーガニック/クワイエット、
    MTB用は グレー/オーガニック/パワフルとなっています。
    パワフルは 問屋さんの表記によっては
    単に「ニュー コンパウンド」とあるだけなので、
    何も知らないと 従来品に対する上位互換品だと思ってしまって
    ブラックからグレーに切り替えてしまうということも起こりえます。
    「スモール」サイズのパッドの
    この記事を書いている時点での税込定価は
    ブラックとカッパーが3840円、
    グレーが4020円、アルミが4610円です。
    スラムのブレーキパッドの厚みは
    バックプレートとパッドを合わせて 約4mmですが、
    これが3mm未満になったら要交換と指示があります。
    指定の厚みに バックプレートを含むので、
    ノギスで挟んで測るのに
    パッドの厚み単体で指定されるよりも 簡単で確実です。
    約4mmと書いたのは パッドとプレートの厚みの内訳が
    ブラック オーガニックだと 1.8mm+2.2mmで4mm、
    シンタードだと 1.8mm+2mmで3.8mmだったからです。
    プレートの厚みは グレーはブラックと同じだと思いますが、
    アルミは また違うかもしれません。
    いずれにしても パッド部分の厚みは1.8mmですが、
    メーカーの指示はプレートを含む厚みなので
    4mm厚からだと パッドが0.8mm、
    3.8mm厚からだと パッドが1mm残っている時点で
    交換時期となりますが、これは少し余裕があります。
    大台ケ原か乗鞍の頂上で 合わせて3mmだと気付いたとしても
    なんとか生きて帰れます。
    ↑これはスラムのディスクローターの
    中央のアルミ部分です。
    スラムのローターには 2mm厚のものと
    1.85mm厚のものがあり、交換を指示している厚みは
    それぞれ 新品からマイナス0.3mmです。
    ロード用のディスクローターは1.85mm厚なので、
    上の画像のように 1.55mmが交換時期だという表記になっています。
    ↑これはブレーキの音と感触がおかしいというので
    交換した シマノのディスクローターと
    ブレーキパッドです。
    まずは ローターから。
    シマノはローターの厚みが1.5mmになったら
    交換と指示していますが このローターは0.95mm厚です。
    パッドが当たっていた部分が
    段付きになって摩耗しています。
    ブレーキパッドも死ぬほど(比喩ではない)摩耗しています。
    上の画像左が 左側(外側)で、右側より摩耗がひどいです。
    どちらも おもに上下方向に偏摩耗があり、
    ↑左側パッド(画像左側が上方向)
    ↑右側パッド(画像左側が上方向)
    上端は かすかにパッドの材質が残っていますが、
    より残っている右側パッドの上端の厚みを測ると
    実はこれでも 0.4mmあります。
    シマノがブレーキパッド交換を指示しているのは
    パッドの材質の部分の厚みで 0.5mmですが、
    ブレーキキャリパーの位置設定によっては
    前後方向に偏摩耗を生じることもあるので
    (これは ブレーキパッドだと0.1mmでも大きい)
    斜めに減ったパッドの最も薄い部分が
    0.5mmになった時点というのは
    わりと余裕がなく ギリギリな状態なので
    シマノのブレーキパッドは
    早めの交換を心掛けるくらいで ちょうどいいです。
    シマノには レジンとメタルの2種類のパッドがありますが
    メタルパッド非対応というディスクローターはあるものの
    レジンからメタル、あるいはその逆にパッドを変更したときに
    ローターを交換しろという指示は ありません。
    ディスクローターの交換ついでに
    ブレーキパッドを
    シンタード/カッパー/ヘビーデューティに交換しました。
    さっそく試してみます。
    category: その他 機材の話
    tb: 0 cm: 0

    スラムのディスクブレーキパッドについて (02/21)
    その他 機材の話 (142)
    2024/02 (21)

  7. 2024/02/21 13:40:57 まるはなのみのみ含むアンテナおとなりページ

    2024-02-21
    カミキリ戦争
    カミキリムシ科 論文
    M.A. Lazarev (2024) Taxonomic notes on longhorned beetles with the descriptions of several new taxa (Coleoptera, Cerambycidae). Humanity space, International almanac, 13(1): 21-38.
    主にZamoroka (2022)の批判と分類の見直し。イントロで全くサイエンスになっていないという感じにこき下ろしているが、本論文での分類学的変更も理由が書かれていないのものが多いので、どっちもどっちかなと思う。カミキリ屋ではないので、どっちが尤もらしいかは判らない。カミキリ屋でなくてよかった。人気がある分類群を研究するデメリットかな。
    著者らが露と烏なので、そういう感情もあるのかも知れない。
    ただ、今回の論文はZooBankに登録されているのだが、その登録情報が酷すぎて、良くない。
    yoshitomushi 2024-02-21 13:40 読者になる
    広告を非表示にする
    もっと読む
    コメントを書く
    2024-02-20
    Oblatopyrochroa
    アカハネムシ科 論文
    Gao Q, Young DK, Pan Z (2024) Oblatopyrochroa bellula, an enigmatic new genus and species of Pyrochroinae (Coleoptera, Pyrochroidae) from Xizang, China. ZooKeys 1191: 369–377.
    新属新種Oblatopyrochroa bellulaを中国から記載。2023年5月に得られた新鮮な標本を基にしている。
    yoshitomushi 2024-02-20 08:11 読者になる
    広告を非表示にする
    もっと読む
    コメントを書く
    論文 (3001)
    アカハネムシ科 (15)
    カミキリムシ科 (48)
    カミキリ戦争
    Oblatopyrochroa

  8. 2024/02/21 09:19:15 random dispersal含むアンテナおとなりページ

    RのforループをC++で高速化する(Rcppパッケージ)
    "時間が掛かるからRでforループを使うな"、"applyファミリーを使え(ほかにsapply, lapplyなど)"とよく言われる。かといって無理に使うと難解なコードになる場合もあるし、せっかく実現しても計測してみたら、むしろforループ...

  9. 2024/02/21 03:06:26 外来魚問題関連情報含むアンテナおとなりページ

    コメント:1
    「これまた頭が痛い」
    - by 管理人 (02/19)

  10. 2024/02/20 23:35:01 湿地帯中毒含むアンテナおとなりページ

    2024-02-20
    日記
    年度末に向けて調査などを進めています。
    本日のとある川にて、シロウオが遡上して来ていました。これでハゼの仲間。すごすぎる透明な体は何度見ても感動します。
    こちらは別のとある川にて、カゼトゲタナゴ。産卵期まではまだ間があります。今年も増えて欲しいものです。すごすぎる青いラインは何度見ても感動します。
    ところで上記のカゼトゲタナゴは水田地帯の水路で採集したものです。水田や農業水路は色々な湿地帯生物が暮らす生物多様性豊かな場所ですが、一方で、「水田や農業水路は人工環境なのだから守るべき自然ではない」と思っている人は少なくないようですね。実は水田や農業水路は二次的自然環境として、生物多様性保全上重要な守るべき”人工的な自然”の一つです。「自然を守る」というのは色々な見方があってわかりにくく、環境問題として考えた場合には「生物多様性を守る」と捉えるとわかりやすいと私は思っています。守るべきは生物多様性であって、生物多様性が豊かな守るべき場所には人工のもの(二次的自然)と人工でないもの(原生的自然)があります。
    二次的自然については、農林水産省関東農政局のこの解説がわかりやすいです↓
    www.maff.go.jp
    水田や農業水路に生息している生物は、本来は河川の氾濫原湿地に生息していた生物です。日本では氾濫原湿地の多くは水田地帯に改変され、破壊されてきたわけですが、水田の農業システムは自然の氾濫原湿地のシステムと似ていたので、その多くが水田地帯に移住して人間と共存してきました。近代までは。
    しかし、農地の近代化が進み、水田地帯で人間と共存してきた生物の多くが絶滅に瀕することとなりました。水田地帯の生物多様性の劣化は、河川や海域の生物多様性の劣化にも波及します。そこで、農地の近代化と生物多様性の両立を目指し始めているのが現段階ということになります。もちろん、だから具体的にどうすればよいのかという点についてはケースバイケースで、現在のところ課題は多くあります。しかし生物多様性が失われれば我々の社会基盤が壊れ、農業どころではありません。なんとかその点だけは共有して、その上で、社会的課題として社会全体として、その解決策を考えて実行していきたいものです。
    OIKAWAMARU 2024-02-20 23:34 読者になる
    広告を非表示にする
    もっと読む
    コメントを書く
    日記

<前の10件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次の10件>