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最近のESG、環境社会企業ガバナンスに関するある投資方針[i]によれば、世界遺産に負の影響を与える産業は「セクター横断的に投融資等を禁止する対象」とされています。「当該国政府から事前同意があれば別」という注釈はありますが、これほど問題になった事業を強行すれば、携帯電話会社や工事受注企業の経営にも大きな影響を与える恐れがあるでしょう。*2
羅臼町長から意見が公開されています[ii]。観光船事故を引用して、携帯基地局は利用者の生命を守るための事業という説明でした。また、世界遺産は「漁民に不利益をもたらすことはないという約束があった」とも書かれています。利用者の命を守るということなら、まず、第三者による事故調査委員会の報告を公開いただきたい*3。率直に、事故原因は安全遵守義務の欠如であり、それを引き合いに出して携帯基地局を作れというのは問題のすり替えだと私は思います。世界遺産委員会から、事故原因についても問題にされると、OUVへの影響以上の問題になるかもしれません。国連の責任投資原則、ESG投資では、経営ガバナンスは環境問題と同じように重要です。
*2:7/11加筆:KDDIはTNFDレポートを公開しています。そこには生物多様性保全への貢献として専門家に相談するとは書いていません(P7)。かわりに「最新の名前判定 AI が動植物の種類を判定するため、動植物の専門家ではなくても、写真を撮影するだけで精度の高い調査が可能です」(P23)と書いていました。https://www.kddi.com/extlib/files/corporate/sustainability/efforts-environment/biodiversity/pdf/TNFD.pdf
*3:6/28加筆。下記サイトにありました。詳しくは別項で論じますが、5章「再発防止策」には「法定無線設備から携帯電話を除外する」とあります。ただし、 5.3.5「知床半島周辺海域における通信環境改善」として「携帯電話事業者及び関係省庁等」は「知床半島の地域における携帯電話の通信環境改善に向けて具体的な取組を進める『知床半島地域通信基盤強化プロジェクト』を立ち上げた」事実を記しています。※携帯電話を法定の無線設備の船舶事故調査報告書 令和5年9月4日 https://www.mlit.go.jp/jtsb/ship/rep-acci/2023/MA2023-9-1_2022tk0003.pdf
ちなみにこれらをやるのに必須のパッケージは
ggplot2
igraph
RMeCab
tidyverse
wordcloud
くらいかな
July 10, 2024
大峰 神童子谷・犬取谷:6年ぶりの遡行
久しぶりに晴天が予想された週末は、6年ぶりに神童子谷・犬取谷を遡行した。日帰りで行くには長めの行程と3週間ぶりの山行ということもあり、後半はバテ気味となったが、神童子ブルーに癒やされた1日であった。
【日程】2024年7月7日(日)
【山域】大峰
【渓谷名】十津川水系 川迫川 神童子谷・犬取谷
【メンバー】どうちゃん、ばるちゃん、マメゾウムシ
【天候】晴れ
【コー スタイム】大川口7:02〜神童子谷入渓7:44〜赤鍋ノ滝下8:26〜釜滝下10:07-27〜犬取滝下12:11〜ジョレンの滝下13:44〜稲村小屋14:48-15:08〜法力峠15:54〜母公堂16:32〜稲村ヶ岳登山口16:45
久しぶりに晴天が予想された週末は、どう・ばる夫妻からのお誘いもあり、6年ぶりに大峰の神童子谷・犬取谷を遡行する計画を立てた。神童子谷は過去に犬取谷を2回(2016年8月、2018年7月)、ノウナシ谷を1回(2014年7月)遡行している。犬取谷は沢泊して2日で遡行してもよい長めの行程ではあるが、今回は日帰りで行くことにした。梅雨時ということもあり、ここ最近の週末は雨続きで、自分にとっては3週間ぶりの山行であったのが、体力面での不安材料であった。
車が2台ということで、当日の朝に1台を下山場所となる稲村ヶ岳登山口近くの駐車場にデポしてから、入渓地近くの大川口へ向かった。
大川口の林道入口の路肩にはすでに複数台の車が駐められていたが、車1台を駐めるスペースはかろうじて空いていた。これらの車は、おそらく釣り人か前日に入渓した沢ヤさんの車であろう。
林道終点から踏み跡を辿って入渓する。
早速、神童子ブルーが迎えてくれた。このコバルトブルーの美しい渓に癒やされるのが、今回の沢行の目的でもある。大峰は前鬼川ブルーが有名ではあるが、神童子谷も前鬼川に引けを取らない。
両岸が狭まり、へっついさんだ。
へっついさんは、梅雨時で水量が多いはずなのに、以前よりだいぶ浅くなっていた。土砂で埋まったのだろうか。
大きな釜をもつ赤鍋ノ滝が現れる。いつもは右側を直登するのだが、水量が多く、取り付くのも難しそうだ。
左岸から、赤鍋ノ滝の上のゴルジュも含めて高巻いた。
沢に復帰する。
しばらくは平凡な沢歩きとなるが、コバルトブルーに輝く淵に癒やされる。
さらに美しい光景が目の前に現れる。コバルトブルーに滝下の釜が輝く釜滝である。しばらく滝下でまったりとする。
釜滝を右岸から巻くと、ノウナシ谷と犬取谷の二俣となる。左俣である犬取谷へ進む。
しばらく進むと、二ノ滝8mが現れる。
二ノ滝は左岸から巻き、落口に立つ。
次の一ノ滝8mも左岸から巻くが、高度感があるので、要注意である。
3m滝も左岸から越える。
ナメもあり。
豪快な犬取滝3段25mが現れる。
犬取滝はその上の滝も含めて右岸から大きく高巻く。
高巻き中に見つけた腐生植物のショウキラン。
沢に復帰して、しばらく進むと、沢の方向が90°変わるところに4m滝がかかる。正面の枝沢を進んで右岸から越える。
4m滝が2つ続く。
左岸の枝沢から25m滝が落ちる。滝の裏側に入れるので、裏見の滝とよばれているらしい。
正面には犬取谷最大のジョレンの滝2段60mがかかっている。
ジョレンの滝は、右岸から大きく高巻くが、急な小尾根を踏み跡に従って登る。
沢に復帰すると、源頭の雰囲気となるが、まだ小滝は出てくる。
水量が少なくなり、最後の詰めとなる。
最後の二俣を左に進み、詰めていくと、右上に稲村小屋が見えてくる。小屋の裏側から回り込んで登山道に出る。ここで沢装備を解除し、一般ルートを法力峠を経由して洞川温泉方面に下山する。稲村小屋から2時間弱で車をデポした場所に下山できた。
もう一台の車の回収に向かう前に、洞川温泉のカフェ佐助にて名物のアイスコーヒーで喉を潤した。一見、黒ビールのように見えるが、泡入りのアイスコーヒーであり、この泡にうまみがあり、絶品であった。
3週間ぶりの沢登りは、日帰りで行くには長めの行程ということもあり、後半はバテ気味となったが、神童子ブルーに癒やされた1日であった。
«ワンゲル部山小屋周辺にて今シーズン初のテンカラ釣行
2024-07-10
『統計学再入門:科学哲学から探る統計思考の原点』近刊
近
森元良太
(2024年9月15日刊行予定、近代科学社[〈統計スポットライト・シリーズ〉第7巻]、東京, 本体価格3,000円, ISBN:9784764907072 → 版元ページ)
ワタクシが先日読んだ原稿はコレだったのかー。
leeswijzer 2024-07-10 11:03 読者になる
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『統計学再入門:科学哲学から探る統計思考の原点』近刊
2024/07/06
フォント制作、すきま時間に試行錯誤
最近はフォントいじりをしています。
だんだん凝ってきて、ひらがなとカタカナを制作しました。
ひらがなは仮名書道では高野切(古今和歌集を書写した現存最古の写本、伝紀貫之書だが、3人の寄合書とみられ、そのうちの一人は源兼行1023-1074年と特定されている)がお手本とされています。けれど自分には、学生の頃に読み漁った文庫本の活字が最も慣れ親しんだ書体で、なかでも種字彫刻師君塚樹石によるかな書体は、もちろん昭和終わり近くの教科書の書体とは異なるものの、読みやすく読み慣れている文字でした。
君塚樹石による精興舎書体は、東京築地活版製造所の書体や秀英舎の書体とも少し異なっています。築地書体や初期の秀英舎書体ではひらがなの「お」の字形がかなり異なります。君塚樹石の「お」はむしろ現代の「お」や高野切の「お」と同系統の字形なので違和感をあまり感じません。
一方で、新聞紙の書体や、マイコン用ドットフォントの書体にも馴染みがあります。こちらは紙面バランスと視認性を重視した種時彫刻師太佐源三の書体などが元と思いますが、非常に視認性が高く使いやすい反面、高野切のようなかな連綿の美しさはありません。デジタルフォントとしてはこちらの方が理にかなっていると思います。さらに、横書きでは丸ゴシック体などが扱いやすさと視認性を高められ、現在はそちらが主流です。
けれど、自分は明朝体で読みたいのです。
ところがまた、写植全盛の頃の明朝体は、横棒が細すぎ、確かに雑誌で見出しなどに自在に大きい文字でレイアウトした時の見栄えは美しいものの、小さい字の本文書体としては視認性に納得がいきません。
とりわけ小箱では、pilotやPalmのアルファベットが低い解像度の画面でもボールド書体のため視認性が高かったことからも分かるように、細すぎるフォントはぼくには見にくさが先に立ちます。
そういうわけで、自分が読みたい明朝体としては、いわゆる各社のUD明朝が近いのですが、UD明朝体はなぜか縦棒と横棒の太さを同一にしがちです。ゴシックの見やすさを再現しているのでしょうか。
でも明朝体って、黄檗宗万福寺鉄眼禅師一切経の板木の頃から、横棒は少し細いものです。今のUD明朝体にはむしろ違和感を拭えません。
そういうわけで、ないものはつくる、ことになります。
フォントいじりは昔NOKIA用にLinux環境でFontForgeを使ったことがあります。
今回、MacBook AirでGlyphsを導入してみることから始めました。FontForgeの変なバグや不安定さに悩まされることなくいじれます。使いやすいけれど、機能としてはFontForgeの方がやりやすい所も多いです。
参考資料として、昭和15年や16年に刷られた文庫本を見て、iPad mini 6にapple Pencil2で臨書しました。最初Pixel8やGalaxy S23/S24に何かの景品のタッチペンを使って書き始めたのですけれど、筆圧を拾ってくれた方が格段に描きやすいため移行しました。
ひらがなとカタカナだけとはいえ、ずいぶん手間暇時間がかかります。時間はなかなか取れません。ああ、仕事早くやめて遊びたい。
バランス調整は特に時間がかかります。ひらがなは読み慣れていて違和感がなくなればいいのですけれど、カタカナはそうはいきません。高野切のような明確なお手本のないカタカナは、鈴木翠軒による尋常小学の書方手本の美しさが現在の美しさの基盤になっているのか、それ以前のデザインはどうしても違和感が残るので何が完成かわかりません。実際、昔の文庫本を読んでいてもカタカナの書体の違和感はありました。元々漢文読み下し用の注記記号なので美しさより漢文の横の狭い空間で判別できるような記号です。あまり深く考えず、参考資料に似せられればよしとします。
フォントいじりでとりあえずやりたいことができたので満足です。
JASTE34福井大会三日日 [日常]
二日続けて飲んだのは久しぶりだったので、今日は少し寝坊して目覚めたら7時だった。すぐに朝食に出かけて、昨日、食べなかったものを中心にピックアップ。朝食後はアップロード済みのファイルで発表練習してみる。余計なことを話さなければ、ほぼ時間内で終わりそう。一応、USBにもプレゼンファイルを保存しておく。本当はヒメアオキにヒヨドリの群れが訪問しているところが面白いのだけど、それを紹介している時間はなさそう。
今日は雨だけど、土砂降りというほどでもない。今日は両会場とも生態学関連の発表。わたしはカメラトラップの本来の使い方をしている2件の間で発表。熱帯のネタでなくてすみませんという感じですが、こんな使い方もできますということで。いくつか質問で数値を答えることができなかったものについては、後日対応することにしてメモを残す。爬虫類はカナヘビとかアオダイショウが撮影されていたはずだけど、正確な数値は覚えていないなあ。昆虫でも撮影されることはあるけど、正確にどの程度しっかり撮影できるかは飼育個体などを用いたアプローチが必要だろうな。
昼食後のシンポジウムは発酵食品がテーマで、ラオス、カンボジア、それから福井のへしこ2題の計4題。各30分の発表後には、へしこの試食会もある充実したシンポジウム。ラオスに行ったことがある人で、会場の3分の1くらいの人が手を挙げているのは熱帯生態学会らしい。発酵食品の作り方に科学的なアプローチを取り入れて、具体的に何が生じているのかを調べていくのは、うちの職場でも見聞きしている内容に近い。後半のへしこは、福井県立大学の教員と学生たちとの共同、実際に民宿を経営しながらへしこづくりに取り組んでいるグループの講演。石川県だと、へしこをいしるに置き換えるとイメージが近いか。へしこ寿司ではアブラギリの葉を使うらしい。葉が大きいからか?後から調べてみたら福井では、若狭地方で江戸時代から栽培されていたのか。
試食では、へしこの薄切りそのままとカナッペにしたものをいただく。カナッペにしたものは初めて食べたけど、へしこの塩気がクリームチーズとよくあう。スイートバジルの葉との相性もよさそう。今度、食べる時には、こういった形でも食べてみよう。へしこの写真を撮影していたら、翌日の新聞に掲載された写真に私もうつりこんでいたらしい。
シンポジウム後は福井駅でお土産に羽二重持ちを購入して、予定通りの電車で帰宅。大会実行委員会のみなさま、お世話になりました。
2024-06-30 21:22 コメント(0)
JASTE34福井大会二日目 [日常]
6時前に目が覚めたので、プレゼンの練習。少し早口でしゃべって12分ちょうどくらいだったので、動画スライドを1枚減らす。得られた動画からどのようなデータが得られるのかも見せたいので、イントロも減らして、時間調整。ヒメアオキとニワトコの対照的なデータを示したけど、ヒメアオキではなく、モミジイチゴにしたほうが哺乳類も撮影されていてよかったかな。
会場は9時にならないと開かないので、朝食後はプレゼンファイルの修正。要旨を書いたときには、気が付いていなかった傾向が見えたので、そちらをメインの結果にして話すことにする。植物種によって多少ばらつきはあるけど、200回くらい動物が撮影されるとそのうちの半分くらいは果実食のデータが得られている様子。ただ、ほとんどの植物ではヒヨドリがメインの果実消費者なので、ヒヨドリの影響を見ているだけかもしれない気もする。もう少し使えるデータがそろったら解析しなおしてみよう。
例年通りの2会場での口頭発表だけど、今年は京大や名大の生態学関係の研究室の発表が多いせいか、生態関連の発表件数が例年より多い気がする。発表賞審査の仕事もあるので、両方の会場を行き来して、採点もしながらいろいろな発表を聞く。お昼は注文していたお弁当を持って、テーマごとの机に座って、そこに来た人と会話するイベント。ちょうど口頭発表を終えたばかりの学生もいたので、いくつか追加で質問する。へー、最近の海外学振は採択率25%、PDも20%を越えているんだ。小さい学会なので、さまざまな分野の発表を聞くことになるのは良いところ。カメレオンの果実食の映像が素晴らしかった。あとで聞いたら、かなりしっかりと他機材を持ち込んでいるとのこと。あとはラオスのツバメを対象とした狩猟活動の発表のインパクトが強かった。
ポスター発表後の総会も無事に終了して、夕方の懇親会までに時間があったので、一度、ホテルに戻ってシャワーを浴びる。懇親会は、福井の名産も並び、量的にもちょうどよい感じでした。石川県でJASTEの年次大会を開催したのは、20年以上前。2002年に中村浩二さんが金沢大学で開催しているけど、今、私以外に会員って何人いるんだろうか?
2024-06-29 21:27 コメント(0)
JASTE34福井大会初日 [日常]
今日から日本熱帯生態学会の年次大会。午後の編集委員会に間に合うように移動すればよいので、過去一番、移動が楽な大会。ただ、肝心のプレゼンファイルが完成していないので、移動までの残り時間は発表原稿の作成にあてる。熱帯生態学会だけど、熱帯のスライドは1枚しかないので、ちょっと申し訳ない感じもするけど、調査手法としてある程度確立できたと思うので、自動撮影カメラを使った林床低木・草本の果実消費者の特定について話題提供する予定。
自宅からだと新幹線に乗るメリットはほとんどないので、昼前に最寄駅から普通電車でのんびりと移動する。雨が心配だったけど、梅雨前線が思ったほど北上しなかったので、電車が止まるなどの影響はなくてよかった。ただ、高校の試験期間なのか、昼間にもかかわらず、途中駅ではかなりの数の高校生が乗り込んできてほぼ満車になっていた区間もあった。
福井駅は小雨で、ホテルまではたいして濡れずに移動。荷物を預けて、大会会場の福井県国際交流会館へ。福井城址の堀には、アカミミガメとか浮かんでいた。最初はTROPICSの編集委員会。わたしも結構長い間編集委員をやっているらしいので、次は後任を考えてもらったもよいのかも。TROPICSへの投稿数が少ないのは相変わらずなんだけど、2024年のIFが1.0になったとのこと。掲載論文数が多くはないので、少しでも引用されるとそれなりの数値になるせいだろうけど、それでもめでたい。その後は評議員会で、いろいろと議論して、17時には終了。会場からホテルに移動しようとすると、会場横の水路が停水して、30cmオーバーの立派なナマズが水たまりに残っていた。こんなところにナマズが暮らしていけるだけの餌があるのか。
夕方は福井駅内の飲み屋さんで懇親会。久しぶりにビールをたくさん飲んだ。系列店は石川県にもあってよく利用しているんだけど、福井おでんなるものがあるんだ。
2024-06-28 22:48 コメント(0)
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JASTE34福井大会三日日
JASTE34福井大会二日目
JASTE34福井大会初日
2024年06月(4)
日常(1381)
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第107回MySQL HeatWaveの生成AI対応、PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム活動成果の報告
梶山隆輔,溝口則行
2024-07-01
(2024/6/25)LIFULL HOME'S「よくわかる!不動産売却」に寄稿しました
www.homes.co.jp
ベルクソンルートマップ(簡易版)平井靖史先生の『世界は時間でできている』があまりにも面白いので2周しました。ただし、「めっちゃ面白いから読んで。ハイッ」と誰かに渡しても、たぶんどこから取りついたらいいのかわからないかもしれないので、わたしの…