<前の10件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次の10件>
×
×
×
×
×
×
×
熱帯の大型鳥類を捕獲するための操作しやすいキャノピーネット [原著]
Russo et al. (2024) A maneuverable canopy net for capturing large tropical birds. Journal of Field Ornithology 95(1):13.
サイチョウ類のような大型鳥類を捕獲する際のネックが、小型鳥類のような捕獲方法が確立していないこと。ピライさんたちタイチームは大型のカスミ網を林冠まで上げる形で捕獲してきたけど、アフリカの森林性サイチョウを調査してきたグループが結実木を訪問する個体を捕獲する方法として、まとめて公表した論文。過去30年間にカメルーンでクロコブサイチョウ33個体、モモジロサイチョウ28個体、カンムリエボシドリ4個体、アフリカアオバト10個体の捕獲実績がある手法。
キャノピーネットの設置には6つの基準を設けて、これらを満たした場合に設置している。具体的には、(1)対象種が訪れる実のなる木の樹冠と同じ高さ、(2)観察対象種の飛翔経路に沿って設置する、(3)樹冠の少なくとも25%が結実した木の前に設置する、(4)結実木と同じかそれ以上の高さの木2本に隣接して設置する、(5)植生を伐採する必要が最小限である
(6)隣接する植生に隠れることができる。一度に6個体以上のサイチョウ類が訪問している結実木を対象として、準備を行っている。2種のサイチョウ類については、Staudtia kamerunensisとPycnanthus angolensis、カンムリエボシドリとアフリカアオバトについては、Musanga cecropioidesを対象として、周辺に網を設置している。
具体的な設置手法については、Step1からStep11まで11段階で紹介されている。基本的なアプローチは、タイチームとよく似ているが、その詳細を記載してある点が重要。SIにビデオも掲載されているので、そちらを見るとよりわかりやすい。掲載されている写真は明るい時間帯に捕獲された事例だけど、これは稀な事例らしい。やはり視認されると捕獲が難しいのはどこでも同じ。
2024-11-14 17:16 コメント(0)
ゾウコンニャクとクワズイモにおける鳥類による果実食と種子散布 [原著]
Low (2024) Avian frugivory and seed dispersal in Amorphophallus paeoniifolius and Alocasia odora. Tropical Ecology 65:321-329.
サトイモ科の中でも庭などによく植えられるゾウコンニャクやクワズイモは種子散布者に関する情報はほとんどなく、ニューギニアでゴクラクチョウの仲間が食べることが報告されている程度。本研究では、シーサンパンナ植物園で2017年から2019年にかけての3年間にゾウコンニャク2か所、クワズイモ3か所にカメラトラップを設置し、果実消費者を特定している。
カメラトラップは対象果序から1mの距離に設置し、クリアーな画像を得るために調整したとだけ書かれている。レンズ回転させたんだろうな。1か月間にわたりカメラを設置し、ゾウコンニャクが13個体、クワズイモが14個体を対象にしている。カメラの設定は、静止画を連続3枚撮影後、10秒間の動画を撮影する設定とし、果実消費者の訪問回数と採食行動の記録を行っている。1果序あたり20個の果実サイズ(長径と短径)、種子数、果実数を記録している。
カメラトラップに記録された動物は、鳥類6種(Pycnonotus aurigaster, Copsychus saularis, Alophoixus pallidus, Niltiva davidi, Orthotomus sutorius, and Pycnonotus jocosus)。このうち、コシジロヒヨドリは両者を訪問したが、コウラウンはクワズイモだけ、残り4種はゾウコンニャクだけで記録されている。哺乳類や爬虫類の訪問は記録されておらず、夜間にコウモリもやってきていないので、基本的には鳥散布と考えられる。時折、鳥が撮影されていないのに果実が減少していた様子。まあ、短時間だと記録できない可能性は高い。
ゾウコンニャクの平均果実数は524(250-1329)、クワズイモは139(48-222)。果実サイズはゾウコンニャクで1.6×0.9cm、クワズイモは一回り小さく1.0×0.7cm程度。果実サイズ的には、クワズイモの記録種数が多くなりそうな気がするけど、そうはなっていない。サイズ以外の果実形質が何らかの影響を与えている可能性はあるけど、その辺は検討できていない。考察部分で、サトイモ科の種子散布者を調べた研究のミニレビューがあるのは便利。ただ、日本のテンナンショウ属の論文が一つも引用されていないので、文献検索がちと甘い。
ショクダイオオコンニャクの種子散布者は調べてみたいと思うけど、明るい場所に生えるようだから、カメラトラップではあまり効率よくは記録できないかもしれない。イメージとしては、小型のサイチョウ類が種子散布者の候補者なんだけど、論文化されている情報はないはず。
2024-11-13 20:05 コメント(0)
花蜜内微生物が間接的に種子散布鳥類による果実消費を変化させるかもしれない [原著]
Tsuji (2023) Nectar microbes may indirectly change fruit consumption by seed-dispersing birds. Basic and Applied Ecology 70:60-69.
花蜜に生息する微生物が、植物と花粉媒介者の相互作用に関わることで、植物の適応度に影響を及ぼすことを示した研究事例が増えつつあるが、送粉以後に注目した事例は少ない。この研究では、ヒサカキの花蜜からよく見つかる酵母とバクテリアを実験的に接種し、その後の種子生産や果実の持ち去りなどに与える影響を検討している。
調査地は和歌山県古座川町で、ヒサカキの送粉過程における花蜜内微生物の先行研究が行われた場所。事前に袋掛けしておき、2020年3月に27個体の雌花に酵母、バクテリア、水(コントロール)を接種している。接種実験後に若い果実のうちに採集したものを切断して種子数と胚珠数を数えてることで、結実率を推定している。果実サイズと果実の持ち去りについては、2019年に行った12個体351果実のサイズ測定に基づいている。2019年11月25日に果実の色を記録し、2019年12月24日に枝に残っている果実から鳥類による果実の持ち去りを推定している。これとは別にタイムラプスビデオカメラを利用して、2019年11月3日から2020年1月16日にかけて、10分間隔で90秒の動画を撮影している。ただ、動画の背景を見る限り、庭の植木を対象にしていたのかもしれない。
酵母とバクテリアでは、バクテリアを接種したほうが結果率も結実率も多少高い結果になっている。果実サイズは結実率と正の相関がある。特に果実が熟す頃になると、結実率が高い果実では、大きくなる。シーズンの初めと終わりでは、果実の平均体積が20から29立方ミリメートルにまで増加し、果実が大きいほど、枝からなくなりやすい。採餌記録としては、メジロ、ヒヨドリ、ジョウビタキなどが果実を食べている。
酵母とバクテリアのどちらが優占するかで、結果率や結実率が変わり、その結果として、果実サイズも変化し、鳥類を介した果実の持ち去りパターンも変化するかもしれない点を検討しているのは、種子散布を考える上では新しい視点。ただ、果実の持ち去りパターンを12月24日で評価すると持ち去り率を過小評価する可能性が高いのではないだろうか。あと果実サイズがえらく小さい気がするのだけど、こんなもんだっけ?
2024-11-12 14:41 コメント(0)
記事 1089
熱帯の大型鳥類を捕獲するための操作..
ゾウコンニャクとクワズイモにおける..
花蜜内微生物が間接的に種子散布鳥類..
2024年11月(3)
原著(1005)
けさの白山
日の出
(旧サイトより移行)連続量を単位あたりに直してGLMする場合の対処:gaussian("log")、Gamma("log")、offsetなどなど)
# 2014.02.20 旧サイトを閉じるため、移植しました。 # なお、下記のようなケースではゴンペルツ曲線などを用いた成長モデルを使った方がいいかなと最近思ってます。 最近、実験系の統計を引き受けていて気になったので、連続量を単位あたりでGLM推定する方法について検証し...
Email ThisBlogThis!Share to XShare to FacebookShare to Pinterest
Email ThisBlogThis!Share to XShare to FacebookShare to Pinterest
Email ThisBlogThis!Share to XShare to FacebookShare to Pinterest
Email ThisBlogThis!Share to XShare to FacebookShare to Pinterest
Email ThisBlogThis!Share to XShare to FacebookShare to Pinterest
Email ThisBlogThis!Share to XShare to FacebookShare to Pinterest
Email ThisBlogThis!Share to XShare to FacebookShare to Pinterest
2024-11-13
The 19th International Symposium on River and Lake Environment@武漢
ISRLEに参加するため、中国武漢に出張に行ってきた。主に日中韓の陸水研究者が集う国際会議で、以前日本で開催された回に参加したことはあったのだけど、今は中国はビザの面倒があるし、何よりも前の週まで東京→熊本→つくば→広島と3週間続けての出張が入っていたので、今回はスキップしようかと思っていたのだけど、基調講演での招待を受けたこともあって、思い切って参加してみることにした。
運よく大阪から武漢までの直行便が復活したタイミングで、4時間かからずに到着。香港には一昨年行ったけど、中国大陸に入るのは会社員時代の10年ほど前に北京に出張に行って以来。そのときは深呼吸をすると咳が出るレベルで街の空気が汚かったのだけど、今回も飛行機で上海を超えたあたりから晴れているのにスモッグで何も見えなくなって、着陸寸前になってようやく地表が見える状態だった。北京のときほどはひどくなかったけど、日本では見たことがないレベルで空気が濁っていた。
今回は招待されていたので全てが先方にオーガナイズされていて、空港から手配された車に乗って、手配されたホテルまで連れていかれると、すぐに手配されたパーティーが始まって、円卓に食べきれない量と種類の中華料理がふるまわれて、次々と白酒を小さなグラスに注いだ人があいさつにやってきて、中国に来た感が一気に湧いてきた。酒はたくさん注がれて飲まされるけど、だらだら深夜まで飲まないで早めの時間に終わるのが中国の宴会の平和なところで、毎日ホテルに帰ってから胃腸をリカバリーして寝る時間が取れたので、そこまで疲れなくて、毎晩日付が変わるまで飲んでいた前の週の微生物生態学会のほうがよっぽど過酷だった。
3日間の会議で、参加者は9割が中国人で、中国の会議に日本・韓国・欧米からそれぞれ数名がゲストで参加したような感じだった。中国の研究者は多くが海外での経験持ちで、学生もほとんどが問題なく発表と質疑をこなしていて、英語レベルは日本よりも高いと感じた。陸水環境が主題の会議だったのだけど、プランクトン以上のサイズの生物の研究や、水質浄化や生物毒性などのやや応用寄りのテーマが多く、微生物生態学や物質循環の話題は少な目で、一番話したいと思っていた中国湖沼の微生物研究をやっているグループからも誰も来ていなかったのは残念だったけど、中国の研究の規模と勢いを感じる発表が多くて面白かった。今回は基調講演ということで自分は40分話す時間を貰えて、できるだけかみ砕いて話したつもりだったけど、思っていたよりもオーディエンスの専門が離れていたこともあり、残念ながらあまり深い議論はできなかった。唯一、プランクトンの系統地理をやっている中国の研究者がとても面白がってくれて、色々と情報交換でき新しいコネクションができたのは良かった。
今回は基調講演で呼んでもらったので、懇親会でも他の招待メンバーと一緒に上座に招いてもらって、いろんな人が白酒を片手にあいさつに来てくれて、緊張しつつも有難く、貴重な経験ができた。最終日はエクスカーションで、正直参加するかどうか最後まで迷ったけど、これがとてもよくオーガナイズされていて濃密で楽しくて、会期中はほとんど出歩く時間が無く街を見る機会がなかったこともあり、結果的には行ってみて良かった。まずは研究所内にある長江の生物や研究の歴史の展示を見て回り、絶滅したカワイルカの実物の標本もみることができた。知らなかったのだけど、カワイルカとは別に、長江には淡水適応したスナメリの亜種が今も棲息していて、標本だけでなく研究施設で飼育されている個体を見せてもらうこともできた。
研究と保全の歴史に関する展示もあったのだけど、驚いたのが、長江全域にわたって10年の禁漁政策中で、魚のサイズや個体数が急速に回復しているという展示だった。研究が政策に反映された成果として取り上げられていたけど、とてつもなく大きな長江の全域で10年もの禁漁をトップダウンで決めて実行できるパワーはさすが中国だと思った。
そのほかに中国のパワーを感じたのが、街中を走っている無数のバイクのうち、一度もエンジン車を見かけなかったことだ。車もだいぶ電動化が進んでいたけどまだガソリン車も結構いたのに対し、バイクに関しては本当に1台も見かけなかったし、何なら足漕ぎ自転車も淘汰が進んでいて、電動二輪に置き換えが進んでいるようだった。特に印象に残っているのが、夕方の帰りの時間に武漢大学の敷地内を歩いていた時のことで、無数の大学生が電動バイクで帰宅して道路を埋め尽くす中で、自転車に乗っているのはロードバイクに乗っているような一部の学生だけだったことだ。すごく便利な乗り物だと思うけど、みんなヘルメットせずに車の間をバンバンすり抜けていて、事故がどれだけ起きているのだろうかとか、一体この台数を充電するために街全体で毎晩どのくらいの電気が使われているのだろうかとか想像した。
その後エクスカーションでは湖北省博物館にも行ったのだけど、ここもまた面白かった。日本だと紀元前の出土品といえば土器のイメージだけど、中国では2500年前にはすでに立派な装飾や文字が書かれた剣や楽器が存在していて、歴史の深さの違いを見せつけられた。そしてどこに行っても感じたのが、とにかく人が多いということだ。博物館では人に埋め尽くされていて近づけない展示もあったし、エクスカーション後半では東湖の湖畔をサイクリングしたのだけど、何キロもあるサイクリングロードを走っている間、反対からやってくる自転車が途切れることはほとんどなかった。
泊まっていたホテルも都心からは離れていたはずだけど、どこを歩いても東京のように人がいっぱいいるし、そこら中に店があって夜遅くまで開いている。驚いたのは最終日に朝の飛行機に乗るために早朝の5時過ぎに真っ暗な外を歩いていても、登校するらしき学生の集団があちこちにいたことだ。これだけ人がいれば、勢いがあって当然だし、国外で中国人コミュニティが発展するのも理解できるし、物量では到底叶わないなと思った。
あとは言うまでもなく、そして期待通り、ひたすらご飯がおいしかった。どこに行っても食べきれない量の美味しいものがでてくるので、大体海外に行くと体重が減るのに、今回は増量して帰ってきた。量だけでなく種類もすごくて、大体レストランに行くと、円卓を埋め尽くす料理が出てきて、全部を一口ずつ食べるとちょうど満腹になるくらいだった。莫大な人口を抱えながら、それを満たすだけの種類と量の美味しい料理を出し続けられるリソースの無尽蔵さもすごし勝てないと思った。百聞は一見に如かず、日本で情報を見ているだけでは分からない中国の様々な面を体験することができ、出張ラッシュをしめくくるとても面白い経験になった。
yokazaki 2024-11-13 09:59 読者になる
広告を非表示にする
もっと読む
コメントを書く
The 19th International Symposium on River and Lake Environment@武漢
2024 / 11
太平洋戦争後、愛媛の宇和島に疎開していた著者は伊予料理に接する機会が増える。「要するに、その土地で食うものを食え」(p. 88)という教訓は、風土ごとに異なる食文化と食生活を楽しむ著者の姿勢を物語る。
三中信宏(2024年11月8日公開|2024年11月11日加筆|2024年11月14日修正)
11月12日(火) 12:22 更新
OS
iPhone (iOS)
アプリ・サービス
アップル、航空会社などと荷物の場所を共有する「Share Item Location」 iOS 18.2のパブリックベータ版
12:07
OS
Android
OPPO
OPPO、フラッグシップ新スマホ「Find X8」シリーズを21日にグローバル発表へ
12:07
OS
iPhone (iOS)
不具合
アップル、「iPhone 14 Plus」背面カメラ不具合で無償修理
12:22
Amazon SIMフリースマホ の売れ筋ランキング 更新日時:2024/11/12 12:04
iPhone 15 128GB ブルー
¥112,800
Apple iPhone 16 Pro Max (1 TB) - ブラックチタニウム
¥0
Amazon モバイルバッテリー/充電器 の売れ筋ランキング 更新日時:2024/11/12 12:04
Amazon 無線LANルーター の売れ筋ランキング 更新日時:2024/11/12 12:04
Amazon Kindle本 の売れ筋ランキング 更新日時:2024/11/12 12:04
Bits from the DPL
On Thu 07 November 2024
with tags dpl ada lovelace day Cambridge ftpmaster teams programming languages open oource AI
Written by Andreas Tille
Dear Debian community,
this is Bits from DPL for October. In addition to a summary of my
recent activities, I aim to include newsworthy developments within
Debian that might be of interest to the broader community. I believe
this provides valuable insights and foster a sense of connection across
our diverse projects. Also, I welcome your feedback on the format and
focus of these Bits, as community input helps shape their value.
Ada Lovelace Day 2024
As outlined in my platform, I'm committed to increasing the diversity of
Debian developers. I hope the recent article celebrating Ada Lovelace
Day 2024–featuring interviews with women in Debian–will serve as an
inspiring motivation for more women to join our community.
MiniDebConf Cambridge
This was my first time attending the MiniDebConf in Cambridge,
hosted at the ARM building. I thoroughly enjoyed the welcoming
atmosphere of both MiniDebCamp and MiniDebConf. It was wonderful to
reconnect with people who hadn't made it to the last two DebConfs, and,
as always, there was plenty of hacking, insightful discussions, and
valuable learning.
If you missed the recent MiniDebConf, there's a great opportunity to
attend the next one in Toulouse. It was recently decided to
include a MiniDebCamp beforehand as well.
FTPmaster accepts MRs for DAK
At the recent MiniDebConf in Cambridge, I discussed potential
enhancements for DAK to make life easier for both FTP Team members and
developers. For those interested, the document "Hacking on DAK"
provides guidance on setting up a local DAK instance and developing
patches, which can be submitted as MRs.
As a perfectly random example of such improvements some older MR,
"Add commands to accept/reject updates from a policy queue" might give
you some inspiration.
At MiniDebConf, we compiled an initial list of features that could
benefit both the FTP Team and the developer community. While I had
preliminary discussions with the FTP Team about these items, not all
ideas had consensus. I aim to open a detailed, public discussion to
gather broader feedback and reach a consensus on which features to
prioritize.
Accept+Bug report
Sometimes, packages are rejected not because of DFSG-incompatible licenses
but due to other issues that could be resolved within an existing package
(as discussed in my DebConf23 BoF, "Chatting with ftpmasters"[1]).
During the "Meet the ftpteam" BoF
(Log/transcription of the BoF can be found here), for the moment
until the MR gets accepted, a new option was proposed for FTP Team members
reviewing packages in NEW:
Accept + Bug Report
This option would allow a package to enter Debian (in unstable or
experimental) with an automatically filed RC bug report. The RC bug would
prevent the package from migrating to testing until the issues are addressed.
To ensure compatibility with the BTS, which only accepts bug reports for
existing packages, a delayed job (24 hours post-acceptance) would file the
bug.
Binary name changes - for instance if done to experimental not via new
When binary package names change, currently the package must go through the
NEW queue, which can delay the availability of updated libraries. Allowing
such packages to bypass the queue could expedite this process. A
configuration option to enable this bypass specifically for uploads to
experimental may be useful, as it avoids requiring additional technical
review for experimental uploads.
Previously, I believed the requirement for binary name changes to pass
through NEW was due to a missing feature in DAK, possibly addressable via an
MR. However, in discussions with the FTP Team, I learned this is a matter of
team policy rather than technical limitation. I haven't found this policy
documented, so it may be worth having a community discussion to clarify and
reach consensus on how we want to handle binary name changes to get the MR
sensibly designed.
Remove dependency tree
When a developer requests the removal of a package – whether entirely or for
specific architectures – RM bugs must be filed for the package itself as well
as for each package depending on it. It would be beneficial if the dependency
tree could be automatically resolved, allowing either:
a) the DAK removal tooling to remove the entire dependency tree after prompting the bug report author for confirmation, or b) the system to auto-generate corresponding bug reports for all packages in the dependency tree.
The latter option might be better suited for implementation in an MR for
reportbug. However, given the possibility of large-scale removals (for
example, targeting specific architectures), having appropriate tooling for
this would be very beneficial.
In my opinion the proposed DAK enhancements aim to support both FTP Team
members and uploading developers. I'd be very pleased if these ideas
spark constructive discussion and inspire volunteers to start working on
them--possibly even preparing to join the FTP Team.
On the topic of ftpmasters: an ongoing discussion with SPI lawyers is
currently reviewing the non-US agreement established 22 years ago.
Ideally, this review will lead to a streamlined workflow for ftpmasters,
removing certain hurdles that were originally put in place due to legal
requirements, which were updated in 2021.
Contacting teams
My outreach efforts to Debian teams have slowed somewhat recently.
However, I want to emphasize that anyone from a packaging team is more
than welcome to reach out to me directly. My outreach emails aren't
following any specific orders--just my own somewhat naïve view of Debian,
which I'm eager to make more informed.
Recently, I received two very informative responses: one from the Qt/KDE
Team, which thoughtfully compiled input from several team members into a shared document. The other was from the Rust Team, where I
received three quick, helpful replies–one of which included an invitation
to their upcoming team meeting.
Interesting readings on our mailing lists
I consider the following threads on our mailing list some interesting
reading and would like to add some comments.
Sensible languages for younger contributors
Though the discussion on debian-devel about programming languages took
place in September, I recently caught up with it. I strongly
believe Debian must continue evolving to stay relevant for the future.
"Everything must change, so that everything can stay the same."
-- Giuseppe Tomasi di Lampedusa, The Leopard
I encourage constructive discussions on integrating programming
languages in our toolchain that support this evolution.
Concerns regarding the "Open Source AI Definition"
A recent thread on the debian-project list discussed the
"Open Source AI Definition". This topic will impact Debian in the
future, and we need to reach an informed decision. I'd be glad to see more
perspectives in the discussions−particularly on finding a sensible consensus,
understanding how FTP Team members view their delegated role, and
considering whether their delegation might need adjustments for clarity
on this issue.
Kind regards
Andreas.
ada lovelace day (3)
Cambridge (2)
dpl (32)
ftpmaster (1)
open oource AI (1)
programming languages (1)
teams (4)
第二十回「外来魚情報交換会」
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を戻す会です。
外来魚情報交換会のお知らせです。
http://biwako.eco.coocan.jp/exchange/2025/exchange25a.html
開催日:2025年2月1日(土)・2日(日)
受付:(1日)12:00~
(2日)9:00~
開催時間…
コメント:0
2024年11月09日
続きを読むread more
第二十回「外来魚情報交換会」
こんにちは、いつもお世話になっております。琵琶湖を…
駆除活動紹介 (7)