すべて | グループ指定なし | 記事 | 著名人 | 嗜好 | ローカル | 仕事 | 識者 | スポーツ | 随筆 | 奇人
志賀高原ビールのハバネロマンIPA。
このビールがまだ、公式ホームページで発売している幸せよ・・・
ピリピリとしたハバネロの刺激感とダブルIPAの苦味がおいしい。
刺激MAXな味わいがおいしい。
元気が出る味だよね。
続けて同じく志賀高原ビールのハバネロマンセゾン。
スパイシーかつドライでフルーティ。
この味、堪らんなぁ。
公式で発売し続ける限り、買い続けようと思うビール。
幸せだなぁ。
いろいろありますけどね。
そして、やることなすこと、全て後悔というか、それで良かったのか・・・考えるところですけど、それも踏まえ、ビールを飲み、前を向く。
これ、大切なことだな・・・
という記録です。
[12/1追加]
グリップ部分がタップハンドルとして再生されていた写真を追加します。
【楽曲紹介】 ベイビー・トゥックー(BABY TUCKOO)「Maybe」
本日のレコメンド曲【棺桶に入れたいメロハー】
イギリスのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、ベイビー・トゥックー(BABY TUCKOO)が、1986年にリリースした2枚目のアルバム『Force Majeure』の4曲目に収録。
ウェスト・ヨークシャーのブラッドフォードで1982年に結成されたベイビー・トゥックー(一応、かつての日本盤CDのカタカナ表記に合わせてます)。いわゆるNWOBHMの残党の世代ですが、メタル色もあるハードな側面と、キーボードをフィーチャーしたメロディアスな側面が同居する、落差ある音楽性を共存させたユニークなスタイルのバンドですね。
メンバーは、ロブ・アーミテージ(Vo)、ニール・サクストン(G)、アンディ・バロット(G、Key)、ポール・スミス(B)、トニー・サグデン(Ds)の5人組。キーボード奏者がいることで、グランプリ、ストレイタス、ライオンンハートを始めとした、NWOBHMに関連したメロディアス・ハード勢に、近いテイストを持っていると言えるでしょう。
ちなみに、アンディは元ヘリテイジのメンバーであり、ロブは1987年のデヴィッド・リース加入前のアクセプトに、ほんの一時期ですが参加していました。エモーショナルで熱い歌唱と声質は、どことなくY&Tのデイヴ・メニケッティを彷彿とさせます。アクセプトに誘われたのも頷けますよね。
ベイビー・トゥックーのサウンドは、前述したようにハードとメロディアスの側面の落差が大きいものの、全体になよっと軟派なムードではなく、ビシッと1本筋が通っている印象がするのは、ロブの硬派なボーカルスタイルにも起因しているでしょう。
但し、この器用な二面性が、バンドのカラーを曖昧にして、かえって仇になったのか、音源としては1984年のデビュー作『First Born』と本作の2枚のみがリリースされ、短命に終わってしまいました。
今回ピックアップした「Maybe」は、メロハーサイドを象徴するメロウなメロディアス・ハード・ロック・チューンです!ジャケのイメージを想起させるスペーシーなシンセもフィーチャーしたアレンジで、ゆったりメロディアスな旋律を展開しており、エイジア辺りのテイストも感じられるでしょう。
漫画雑誌
ジャンプ
裏切りの報酬、最終的には全部ぶっ殺すからという覚悟の表れか。主人公死亡確定、って一時的仮死だよね。>カグラバチ@外薗健。
援軍とか約定とか、やったもん勝ちな所はあるな。不意の遭遇、対話は成り立つのよな。>逃げ上手の若君@松井優征。
サクッと再会、大集合。ロキとはどんな取引をしたんだろうか。サンジの喜び、これ尾田先生の夢でしょ。長居してはいけない理由、なんだろうか。>ONE PIECE@尾田栄一郎。
過去編が続きますなあ。>ウィッチウォッチ@篠原健太。
クソデカフォントって集英社オフィシャル表現なんだ?アンデラも終わり近そうだから今のうちにって事かな。>僕とロボコ@宮崎周平。
最後の武器はどこにあるか。意地悪な場所に隠すのは、その方が面白いからとかそういうのでしょうねえ。>アンデッドアンラック@戸塚慶文。
殺す方向に行くしかないのか、しかし。ここでお前が来るのか。>SAKAMOTO DAYS@鈴木祐斗。
落語家としての筋、人としての道、何を選ぶのかね。初高座ってやはり記憶に残るものだよな。>あかね噺@末永裕樹×馬上鷹将。
変装が上手いというのも漫画表現だから、という所はあるが。しっかり覚えてるのは流石。>シド・クラフトの最終推理@筒井大志。
巨大かつ圧倒的な魔法のトゲアイスさん、魔法は使わないけど追いこむイチ、という差がやはり。学生時代、そんなだったのね。>魔男のイチ@西修×宇佐崎しろ。
風呂敷を広げてきたなあ。次回、お風呂回。>悪祓士のキヨシくん@臼井彰一。
各フロアで扱いに結構差があるのね。兵士の数も違うだろうからな。情報を取れるだけ取る、というのはわかるが、最後の選択は何故。中から崩すのを狙うのか、それとも。>HUNTER×HUNTER@冨樫義博。
決着。やはり主人公の一撃で決めてこそだよなあ。回収はしたが、ちゃんと使えるのかね。鵺と水から脱出シンクロ。>願いのアストロ@和久井健。
この人も忍者だったか。どんだけの数潜んでるんだ。>しのびごと@たけぐし一本×みたらし三大。
やっぱり限界だよなあ。今敵が来たらどうすんの。アストロと水から脱出シンクロ。>鵺の陰陽師@川江康太。
自信を犠牲にしてでもという覚悟。これを双子が覆せるかどうか。>夜桜さんちの大作戦@権平ひつじ。
犯人捜し、楽しいよな。サイコメトリーは使えないんだっけ。>超巡!超条先輩@沼駿。
ボーナス獲得ゲーム、先輩らが謎の強者すぎる。大食い対決、邪道食いはよせー!>キルアオ@藤巻忠俊。
仲間が増えたよ、はいいんだけどもう終わりそう。>白卓 HAKUTAKU@石川光貴。
形態変化とかあるんだな。精神に応じてっての、危険もありそうだが。>ルリドラゴン@眞藤雅興。
ヤンマガ
8本休載。
ゲスト1P集付き。しげの先生……。本編、合体。>だれでも抱けるキミが好き@武田スーパー。
ヤンマガではヤニねことこれがやっていくのか。>だれでも抱けるキミが好き@武田スーパー。
大喜利の回答って、事前に問題渡されてたり放送作家が作ったりするものなのでは……。>妹は知っている@雁木万里。
女同士の爛れた関係、にはならんわなあ。>伽藍堂のガラクタたち@桑名定理×伊丹。
教員は呪いたい相手本当に多いでしょうねえ……。>ちゃんと呪ってイチコちゃん@おりお無。
穏やかな対話、として過去編始まったが。語り終わったら勝手に激昂して戦いになりそう。>彼岸島 48日後…@松本光司。
ヤクザってこういう刺青見える写真撮るの好きなんだよなあ。>ねずみの初恋@大瀬戸陸。
腕枕。なんだこれ。>平成敗残兵☆すみれちゃん@里美U。
賞金懸けられたとして、本当に支払われるのかってのがなあ。ネットで賞金、ALL FOR ONEとシンクロってもいるね。>ゴールデンドロップ@津覇圭一×上月亮。
ギャルに遊んでもらう。フリップは本当にどう出してるんだろう。>雨と君と@二階堂幸。
公開ギリギリまで修正し続ける、みたいな話は結構聞くし、手塚治虫が当日までなんて話もあるが、現代だとどの位まで可能なんだろう。>パリピ公明@四葉夕卜×小川亮。
お祭りとINNU。ちゃんとバトルになるのかね。>INNU-イッヌ-@大沼隆揮×小丸ひかり。
迷わず警察呼べよ。>BLUE FIGHT-蒼き若者たちのブレイキングダウン-@樹林伸・YOAKE FILM×五褒美。
スマホの破損、今だと電子マネーとか定期券とかその辺も駄目になるからなあ。>PEEP@植野メグル。
ひたすら漫画を読む日。講談社作品縛りなのね。読んでる人間と読んでない人間ではってのはあるわ。この作品もHUNTER×HUNTER既読が前提だし。>1日外出録ハンチョウ@福本伸行×萩原天晴×上原求×新井和也。
ラリー技術を生かしていく、と言われてもどう変わるのかイメージわかんが。守破離ですかね。>MFゴースト@しげの秀一。
色々と遠回り。防具を作るのが錬金術師ってのはちょっとずれてる感はある。>追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する@猫子×武六甲理衣(キャラクター原案:じゃいあん)。
人間は道具を使えるのが強い、というのはそうですねえ。で、次回からWeb移籍との事。これもか。>怪獣カムイ@有馬慎太郎。
過去編は続く。意識というか覚悟があるってのがやっぱりね。>シガンバナ@内海八重。
警察を使おうよ……。>ONE FOR ALL@柳内大樹。
出張読切。第一話の再掲載。セフレから恋人に、ってのもジャンルな気はする。>ぴゅあ0.01mm@志岐佳衣子。
スピリッツ
保護犬カフェってのもあるんだ。怪しい依頼になりそうだ。>さよならダイヤモンド@蛭塚都。
この情報を打開する一手、あるのか?何をするんだ。>アオアシ@小林有吾。
年齢は言い訳にならないのがこの国だと思っていたが。爆破成功、状況が動くね。>ROPPEN-六篇-@宮下暁。
両腕これはもう、ってここから過去編行くの。新興宗教ネタか。>土竜の唄@高橋のぼる。
肉豆腐。酒が欲しくなりそう。>午後のおいしい薬膳日記@午後。
マッチングアプリの改まった対面よりも、日常の中の新設が染みるか。>路傍のフジイ-偉大なる凡人からの便り-@鍋倉夫。
子育てはどの時代でも、で、大人の面倒も見なきゃってのがさらに。>新九郎、奔る!@ゆうきまさみ。
コラボ企画的なの、金出す側からすればその辺の関係は知ったこっちゃないだろうからな。>スーパースターを唄って。@薄場圭。
東京の住宅価格はね……。本当にね……。>ひらやすみ@真造圭伍。
再会。あの時に伝えられなかった話を、今。この先を考えるならばどうするのか。>夢なし先生の進路指導@笠原真樹。
ポルトガル風肉じゃが。同じような材料で違う国でっての他にも色々あるわな。>くーねるまるた ぬーぼ@高尾じんぐ。
出張読切。スピリッツもヤンマガも、再掲載多いねえ。>36(サンジュウロク)@西馬宗志。
Opeth"The Last Will And Testament"
スウェーデン出身のプログレッシヴデスメタルバンドによる14thアルバム。
奇才Mikael Åkerfeldt率いるスウェーデンのベテランバンドで、メロディックデスメタルが人気を博していた時期にプログレッシヴメタルとデスメタルを融合させた独特の叙情的かつ知的なプログレッシヴデスメタルを高いレベルで提示した先駆者であり実力派バンドである。だがその後70年代スタイルの叙情派プログレッシヴロックに傾倒し過ぎる余りデスメタル要素がついに排され、近年のアルバムはメタルかどうかすら怪しげなガチのプログロックにシフトしていった…!
クオリティーが高いのは確かであり、俺みたいな70'sプログも通過しているリスナーにとってはそれはそれで良作だったがやはりデスメタル要素を求められるのも事実である。そんな声に応えたのか、もしくは時代の闇がそうさせたのか2024年リリースの通算14作目に当たる本作では久々にデスメタル要素が復活しており、事前に配信されたシングルでは往年のOpethを思わせるグロウル&メタリックなリフ入りのプログデスメタルに回帰し喝采を浴びる事に成功した。
そんな本作、デスメタル時代のOpethが確かに戻って来ておりメタリックでダークなギターフレーズに加えMikael Åkerfeldtの深みあるディープなグロウルがしかと息衝いているが、同時に近年のプログレッシヴロック要素もかなり目立った仕上がりとなっている。メロトロン/ムーグにアコギ/クリーンギター、朗々としたクリーンVoやコーラスもかなり多用されているが、それらがデスメタル要素に無理無く溶け込んでおりMikael Åkerfeldtのセンスに驚かされるな…!デスメタル回帰と言うよりは近年の叙情プログ路線を下敷きとしつつそこにデスメタル要素を溶け込ませている仕上がりだ。
近年のメタル/ヘヴィミュージックシーンはエクストリームメタルに加えポストプログやポストメタルの要素がかなり強いサウンドがメインストリームを占めている。知的なヘヴィネスがシーンを席巻して久しいが、そんな中にあってOpethは叙情的でメロディアス/ドラマティックな70'sシンフォニックプログからブレる事は無い。今となっては一周回って新鮮にすら聴こえるな…!
メタルコア以降のモダンサウンドには寄らず、それでいてギタートーン自体そこまでハイゲイン寄りではなく比較的マイルドな音色で歪ませておりこれによりプログなサウンドと違和感無く混ざり合っているのだろう。超人シンガーだらけのデスコアが世に広まって久しいが、そんな中にあってもMikael Åkerfeldtのグロウルはそれらと異なる別物の深みがありその実力は未だ健在と言った所だろうか。
また本作は第一次世界大戦後の時代をコンセプトにしているとの事だ。戦争の悲惨さ、邪悪さ、権力腐敗もまたOpethをデスメタルに回帰させた要因と言えるかも知れんな。実際今の時代は戦争を目前に控えた言わば戦前のようなものだ。クソッタレトランプの復活、終わらないガザ/パレスチナの虐殺に差別、分断、憎悪、右傾化及びリベラル・ファシズム…死の時代には死のメタルが相応しい。
とは言え全体的にはやはりそこまでデスメタル要素が押し出されている訳ではなく、ややヘヴィでダークな印象のあるグロウル入り叙情派プログというのが正解かも知れんな…!Opethはこれでいいのだろう。プログが頭でっかちなインテリの雰囲気モノだけではなく、普遍的なメロディアスさ/ドラマティックさをも備える事が出来るという事実を世に広めるのがOpethの役割でもあるのだ!
Fellowship"The Skies Above Eternity"
イギリス出身のパワーメタルバンドによる2ndアルバム。
2019年に活動を開始したイングランドの4ピースバンドで、Twilight ForceやFreedom Callを思わせる陽性のポジティヴなファンタジック/パワーメタルスタイルは日本人ウケが良いのかTwilight Forceのサポートアクトとして2023年に来日ライヴも行っている。本作はそれに続き2024年にScarlet Recordsからリリースされた通算2作目に当たるフルアルバムだ。
絶妙にチープでダサいMVが局地的に話題を呼んだ本作。音楽的には前作の流れを汲んだ明るくポジティヴでキャッチーかつマイルドなソフト路線のファンタジックなパワーメタルだ。前述したTwilight Force、Freedom Callの流れを汲んだライトなファンタジックメタルは往年のエピックメタルから色濃く漂っていた暑苦しさや濃厚さ…所謂有害な男らしさとは無縁のオタク/ナード向けファンタジーであり、こういう路線だからこそ今の時代でも活動出来るのだろう…!
基本的にはファンタジック路線ではあるが、そこは流石に現代パワーメタルだけに昔ながらの2ビートによる勢いある疾走感は薄く、ディスコメタル寄りの4つ打ちリズムによるポップ路線のナンバーもかなり目立っておりそこは俺の好みではない…!特にシンセ主体と言う程ではないんだが、それでもギターがやけにマイルドで角が立っておらずリフの主張も弱めな所も惜しいな…!Voもかなりマイルドでソフトな歌い回しを見せており、ライトファンタジーな音楽性にはマッチしているがここもやはり個人的にはもっとパワフルでいて欲しい所だ。
#3"The Bitter Winds"はドラマティックなリードギターと疾走感が見られる往年のパワーメタル路線に仕上がっており本作のキラーチューンと言える楽曲だ。とは言え昨今のポップでキャッチーなディスコメタルを好むイマドキなメタルリスナーにとっては佳曲か捨て曲の扱いになるのやも知れぬ…!
かつてのRhapsody of FireやManowarのような男臭く濃厚なエピック路線のパワーメタルは今となっては有害な男らしさに接続され忌避される…と言うのは判っているが、やはり俺の個人的趣味は濃厚路線の暑苦しい硬派なエピックパワーメタルなんだよな…!今の俺がエクストリームメタル/ヘヴィミュージックに傾倒するようになったのはこういった需要がパワーメタルで満たせなくなったというのもある。時代遅れとは判っているが、メタルにはやはり硬派さを求めたい俺がいるのだ…!
Gloryhammerによる最新MV。この手のファンタジックパワーメタルは今や完全オタク路線に舵を切って久しく、このナンバーもサイバー/デジタル&ポップ/キャッチー路線のディスコメタルとなっている。これがパワーメタルの未来なのだろう…。憂いと勇壮、叙情的でドラマティックなファストチューンはすっかり時代遅れになっちまった。
かつてメタルコアシーンで起きた事がパワーメタル界隈でも起きている。日本のバンドはまだ疾走&劇的路線だがカルチャーに限らず海外から5~10年遅れで追随するのが日本という国だ。後数年もすれば日本のパワーメタルもポップ&ディスコ化しちまうのだろう…!
Nightwishから抜けて久しいMarko Hietalaによる最新MV。最近はNorthern Kingsとソロ名義で活動しているようで本ナンバーもソロ名義である。気だるいグランジ/オルタナティヴロックテイストを持ちつつコーラスはヨーロピアンメタルらしい憂いと叙情性を感じさせる。Ronnie James Dioのように歌える数少ない実力派シンガー/ベーシストなのだからそういったナンバーをやってもらいたいのが本音だが、正直言ってチャラさやクドいポップさが無い分ディスコメタルよりはグランジ/オルタナのほうが今や好みである…!
Bleeding Throughによる最新MV。ストロングなメタルコア/エクストリームメタルの印象があったが本ナンバーはかなりゴシックメタルに寄っておりミステリアスな空気が漂っている。
去年もやってたFabio Lioneによるチリのカラオケバー箱バンライヴ。アマチュアバンドなのか演奏は学園祭レベルだわFabioも大分ラフなパフォーマンスで(MCもやけに長い)全体的にボロボロなんだがセットリストだけは素晴らしい。of Fire以前のRhapsodyナンバーに加えAngra"Nova era""Nothing to say"やEurope"The Final Countdown"も含むベスト選曲。プロのバンドでやって貰いたいものだ…!
Title:A museMentally
Musician:スキマスイッチ
2023年にデビュー20周年を迎えたスキマスイッチ。今年はトリビュートアルバムのリリースがあったり、地元名古屋で「スキマフェス」なるイベントを行ったりと、新たな一歩を歩み出した彼ら。ただ、新作としては2021年に2枚同時にリリースされた「Hot Milk」「Bitter Coffee」以来となる、約2年7ヶ月ぶりのニューアルバムとなりました。
今回のアルバムで、なんといってもまずは特筆しなくてはいけないのは、9曲目に収録されている「魔法のかかった日」でしょう。本作は、2023年に逝去した、KANに対するオマージュソング。出だしのフレーズは、完全にKANの名曲「Songwriter」を彷彿とさせますし、そこに流れるピアノのアルペジオは、KANの楽曲によく取り入れられる、ビリージョエル直系のピアノのフレーズを彷彿とさせますし、歌詞の中には「青春の風」「ときどき雲と話をしよう」「涙の夕焼け」「遥かなるまわり道の向こうで」「世界でいちばん好きな人」「永遠」とKANの代表曲のタイトルが織り込まれています。
最初、この曲に関しては、前情報が全くなしに聴いて、最初のイントロからして「KANちゃんっぽいなぁ~」と思いながら聴いたのですが、歌詞に次々とKANの曲のタイトルが登場し、「これは、KANに対するオマージュなのでは?」と気が付きました。そうして歌詞を聴くと、あきらかにKANに対する敬愛の念を感じさせるような内容となっており、正直、KANのファンとして、聴いていて涙が流れてきました。まさにスキマスイッチのKANに対する愛情を強く感じさせる楽曲になっています。
この曲を含んで今回のアルバム、スキマスイッチのポップミュージシャンとしての力量のよくわかる、バラエティー富んだポップアルバムに仕上がっていました。初期のスキマスイッチらしさを感じる、彼らの王道路線といえる「逆転トリガー」や、恋人との日常でのよくあるような喧嘩の風景を描いたコミカルな「ごめんねベイビー」、ピアノの音色が軽快な、明るいポップチューン「コトバリズム」や、さらにストリングスとピアノでクラシカルに聴かせるバラードナンバー「君と願いを」と、いい意味で安定感を覚えるポップチューンが並びます。
そんな中でもブルージーなバラードナンバー「遠くでサイレンが泣く」や、同じくブルージーなミディアムチューン「Lonelyの事情」あたりは、彼らの曲の中でも比較的洋楽テイストも強く、かつ「大人」な雰囲気も感じさせます。ここらへんにも、20周年を迎えてベテランの領域に入ってきた彼らの、ミュージシャンとしての力量を感じさせました。
個人的に、この「魔法がかかった日」が収録されているだけで非常に惹かれる作品なのですが、それを差し引いても、ここ数作の中でも特によく出来た秀作だったように感じます。バラエティー富んだ作品には、安定感を覚えると同時にベテランとしてのある種の余裕も感じました。彼らの実力を強く感じさせてくれる作品でした。
評価:★★★★★
ARENA TOUR'07 "W-ARENA"
ナユタとフカシギ
TOUR2010 "LAGRANGIAN POINT"
musium
DOUBLES BEST
TOUR 2012 "musium"
POP MAN'S WORLD~All Time Best 2003-2013~
スキマスイッチ TOUR 2012-2013"DOUBLES ALL JAPAN"
スキマスイッチ 10th Anniversary Arena Tour 2013“POPMAN'S WORLD"
スキマスイッチ 10th Anniversary“Symphonic Sound of SukimaSwitch"
スキマスイッチ
TOUR 2015 "SUKIMASWITCH" SPECIAL
POPMAN'S ANOTHER WORLD
スキマスイッチTOUR2016"POPMAN'S CARNIVAL"
新空間アルゴリズム
スキマノハナタバ~Love Song Selection~
SUKIMASWITCH TOUR 2018"ALGOrhythm"
SUKIMASWITCH 15th Anniversary Special at YOKOHAMA ARENA ~Reversible~
スキマスイッチ TOUR 2019-2020 POPMAN'S CARNIVAL vol.2
スキマノハナタバ ~Smile Song Selection〜
スキマスイッチ TOUR 2020-2021 Smoothie
Hot Milk
Bitter Coffee
スキマスイッチ TOUR 2022 "cafe au lait"
POPMAN'S WORLD -Second-
SUKIMASWITCH 20th Anniversary "POPMAN'S WORLD 2023 Premium"
ほかに聴いたアルバム
OVER HEAD POP/浅井健一
一時期ほどのオーバーワーク気味ではなくなったものの、今年はUAと組んだバンドAJICOとして久々にEPをリリースするなど、相変わらず精力的な活動が目立つ浅井健一。AJICOのEPに続いてリリースされたのがソロ名義となるアルバム。1曲目の「Fantasy」は彼らしい、くすんだ感じのギターサウンドと、アイロニックな歌詞が非常にかっこよく、前半に関しては、これぞベンジーといった感じの、退廃的な雰囲気漂うカッコいいロックチューンが並んで、さすがの実力を感じさせるのですが、比較的似たようなタイプの曲が多いだけに後半はちょっと飽きが来るのが最近のベンジーの作品の共通項といった感じで・・・。そういう意味ではAJICOみたいな別の才能を加えると、ベンジーの実力ももっと生きるのかもしれませんが。
評価:★★★★
Sphinx Rose
PIL
Nancy
METRO(浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS)
Sugar(浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS)
BLOOD SHIFT
Caramel Guerrilla
Mellow Party -LIVE in TOKYO-(浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS)
Back To The Pops/GLAY
2023年にデビュー30周年を迎えたGLAY。オリジナルアルバムとしては約3年ぶりのため、30年目を迎えた彼らにとって30年後初となるアルバムですが、本作のテーマ「30年目のGLAYのデビューアルバム」だそうです。そのため、全体的にいかにもGLAYらしい楽曲が並んだ本作。「会心ノ一撃」あたりはいかにも90年代っぽい作品ですし、「その恋は綺麗な形をしていない」もいかにもGLAYらしい作品。「whodunit」では韓国の男性アイドルグループENHYPENを迎え、デジタルロックやラップの要素を加えた作品なのですが、基本的なメロはGLAYらしい作品ですし、GLAYのイメージをガラリと変えることなく、そこに適度に「目新しさ」を加えてくるあたりも彼ららしいといった印象。GLAYとして求められることにきちんと答えているという点、目新しさはない一方、ここらへんのバランス感覚をしっかりとれるあたりはさすがだな、とも感じさせます。良くも悪くも、いかにもGLAYらしいアルバムでした。
評価:★★★★
GLAY
JUSTICE
GUILTY
MUSIC LIFE
SUMMERDELICS
NO DEMOCRACY
REVIEWII~BEST OF GLAY~
REVIEW 2.5 〜BEST OF GLAY〜
FREEDOM ONLY
HC 2023 episode 2 -GHOST TRACK E.P-
さて、今日のShowBoatはコレ…「吉永GOKI訓春生誕祭」。
高円寺にあるロック・バー「Magic V」の主催。
今日は『Rock’n Freedom Bash GOKIやんの生誕祭』ということで、VAXPOPを演れと言われて駆けつけました。
さて、今回は木曜日のテレビバラエティー。テレビ千鳥と私のバカせまい史の感想を書いていこうと思います。
テレビ千鳥
企画はドラマ業界にノブさんを売り込もうという「ノブの演技が見たいんじゃ!」シリーズ、今回は地面師オマージュの台本でいつものようにノブさんの演技を見ながら大悟監督が指導していくだが・・・。
ネトフリのフリで極悪女王か地面師と思い浮かぶ勘の良いノブさん、しかしハリソン風の役をやらされるとリアクションしちゃダメだし台本にも書いてあるのにテーブルを叩く音にビビったり、普通に台本を読み込んでなかったりとポンコツが過ぎるという。そこに大悟さんがヘンテコ演出とマジ指導が織り交ざるからよりややこしい事に。
続いてはダマされる側の不動産会社役なら普通に演技できると思いきや棒、そこにエロキャラも足して悪ノリしていこうかなという段階で地主役のおじいちゃん役者さんがノブさんの演技に何度も笑ってしまい結果としておじいちゃん役者がその後全部持っていってしまって終了というオチ。こういう予想して無い展開は嬉しい物です。
私のバカせまい史
今回はヒコロヒー研究員による「数字の4の迫害史」。日本ではかなり扱いが悪く、忌み嫌われている数字の4が何故嫌われたのかの歴史とそれによって今もなお続く迫害の歴史から世界や個人のこだわりの数字についての因縁を調査発表していく。
4=死という安直な語呂合わせから平安から今に至るまで忌避され続けていたという4の嫌われっぷりがそれだけで纏めても充分ネタになるという。一方で四葉のクローバーとかポジティブな物も提案したりして一応バランスは取りつつ世界でも中国韓国のように同じような理由で嫌う所もむしろ神聖に取るハワイとかもあるという説明は面白い。ただ紹介系の最後が内田裕也の69はともかく、最後の4を忌避し続けた犯罪者の死刑日がこね回ますと44になるというオカルトよりなのかツッコミ待ちなのかよー分からんかったけど。
引き算は出来ないけど足し算はもうちょっとややこしくても出来る森田、冒頭と最後に8をダイスで出すという運命的なオチもありつつ、本当のオチは前説の杉原アナの奮闘と芸人勢への怒りというのも込みで楽しかったかな。
てな感じで今回は木曜日のテレビバラエティーの感想でした。そういえばバカせまい史の前説へのトークの時に今回居なかったせいやの話もあったので一日で何本か撮ってるのかなーと思いつつ今回はココまで
今日は、2024年12月号BURRN!の「日本盤アルバム」コーナーで紹介され「82点」と「お薦め」って感じの評価だった、スウェーデン産・メロディック・パワー・メタル・バンド「VEONITY」の6th「THE FINAL ELEMENT」についてコメントします。
<評価:4> 5段階評価
来年からの第二の人生で始めたい事。
新たな住まいの条件は、奥様は園芸を楽しめる庭がある事で、私は1階をスタジオに出来る事でした。
15年探し続けて、やっと今年初めに出会った奇跡の中古物件。駅から平地で歩いて6分にも拘わらず、敷地面積は124坪(411㎡)!
一階は和室をぶち抜いて24帖の防音スタジオが完成しました!当然自分達のバンドの練習だけでなく、学生メインに貸し出します。
一方「メタルを語る場」は、土曜日限定で13:00~17:00の間でダラ~っとオープン出来たらと思っています。
自宅なので「場所代」「人件費」は不要で、合間で飲食(軽食)される分のみ(+αで)お代を頂きます。
皆様から「テーマのリクエスト」を募って、一定期日前にご希望があったらオープンしようかな~と考えています。
例えば「最近のメロパワ・バンドでお薦めはありませんか?」と問い合わせを頂いたら、今日コメントするバンドを全作通しで掛けるとか…。
このバンドもスウェーデン産ですが、この国らしくしっかりとした演奏とプロダクション。何より親しみやすい勇壮なメロディーに元気を貰えます。
一言で表現すると「HELLOWEENとHAMMERFALLの良い所取り」って感じ。今最も充実したバンドじゃないですかね?全作お薦めです!
今日も今日とて、結婚できんのはおまんがアホだからじゃーとか、塩顔のイケメンがいいとかいいかげんにせーとかゆうてあたしの貴重な一日が無駄に過ぎたわけだが、本日は既婚女性Aさんに向けての手帳術講座も行った。働き過ぎちゃうか。誰かちょっとは心配してくんない?Nさんが倒れたら、へんたい!違う、たいへん!これはもうなんかおいしいやつとか送っとかなきゃいけないかもしんない!くらいに思ってくんない?ただし気持ちだけ受け取っておく。どうしてもと言うなら、なんとかペイペイとかで勝手に現金振り込んでくれてもOK牧場。
さて勝手にではないが、手帳術講座に60500円も払ったAさん。結婚して、パートだけれど仕事もあって、子どもも大きくなってきて、幸せっちゃ幸せだが、この先アタシこれで終わり?なんか生きがいとか人生の目標とか、あってもいくない!?と迷えるマトンになってやってきたという。同時に、わたくしのブログも長年読んでくれてるそうな。こりゃどうもお粗末様。聞けばかなり初期から読んでいるというではないか。はっきり言って、なんという時間の無駄。
なのに、
Nさんのブログ、仕事や人間関係で悩んでる時、あっこう考えたらいいんだって思うことがめちゃくちゃあるんです!
お礼のメッセージ送りたいと思いながら勇気がなくて、今回手帳術申し込んで、なんかもう
ドキがムネムネしています!
ドキがムネムネをリアルで聞いたの初めてかもしんない。
そしてドキがムネムネしたせいか、Aさんは講座にビミョーについていけてない感があった。顔を見ればたいていわかる。なんとなく目が、虚ろである。
Aさん、ここまでで質問ない?ちょっと難しいとこもあったと思うけど。
とにかく、まず理想の生活を思い描けばいいんですよね…………
そうだよ!
お金のある生活、とか。
Aさんたら正直者。
でもちょっとちゃうかな。
うーん、それはそれでいいけど、「自分がどうしたいか」かな?
わかりました!
宝くじで一億円当てたい、とか。
まったく
わかってる気がしねぇ。
というより、自分がどんな風に日々過ごしたいかとか…
ここに行きたいとか、こういう気持ちで過ごしたいとか、そんなんないん?
自分が今まで好きだったものとかでもいいよ!
自分の気持ちにフォーカスすることが大事だよ。
Nさん。
私、今まで、
婚活うまくいかない人って、
結婚イコール生活ってことがわからないちょっと残念な人
くらいに思っていました。
ごめんなさい。
私も、人生を良くしたい!とか鼻息荒くしながら、どう良くしたいのかまったく想像つきません。
とりあえずお金があればいいかなってそれしか思いつかないです…!
これって、「高収入イケメンがいい」って言ってる婚活女性と同じじゃないでしょうか!
そのとおりだよホント。
なんだよここで「そのとおりじゃボケェ!」とか言わんの?思ったそこのあなた。鋭い。手帳術講座では基本、ボケとかアホとかクズとかカスとか虫けらとか生きてる意味ないとかブスでババアでその上バカって終わってるとか言いません。今のところ。だって婚活と手帳術とは違うもん。婚活は、やったらいいだけだもん。ブスでババアで性格もビミョーだから、イケメン高収入はやめておこって謙虚な気持ちで、月に100人くらいシコシコ申し込んで、まあテキトーにかわいくしておいて、ニコニコお喋りしてたら、100人のうちひとりかふたりくらい、あなたをいいなって思ってくれるよ。なのにやんないんだもん。やっぱり見た目が好みの男性でないと、勃たない。違う、男性として意識できない。とか言いだすんだもん。性欲に勝て。
結婚相手のイメージを思い描くのはいいが、見た目やお金やステータスなど見えるものから、見えないものを探すのを忘れてはならない。それは、お相手との生活である。相手の条件よりも、どんな風に生活したいか考えるのが先である。うわごとのようにみなさん、好みの見た目、そこそこの収入と言うわけだが、で、どんな結婚生活を?と聞くと具体的なイメージのない人の多いこと。逆に言うと、希望条件は特にないですが、楽しく食卓が囲めて、会話にストレスがない男性ですかね~。プロフィールだけじゃわかんないから、とりあえず地域で検索して申し込んでみます~。とか言える女性の方があっという間に成婚してくぜ。
だいたい「宝くじで一億円当てる」とか「高収入イケメン」とかの目標設定で、モチベーションが保てるわけがなかろう。目標設定で大事なのは、こりゃもうやるしかないで!と思えるところまで落とし込めるかどうかやで。だいたい、高収入イケメン・加えて高身長希望などとバカ言うやつはたいてい、高収入高身長のイケメンと付き合ったこともないと言うね。ええとこセフレというね。今まで交際したことがない。婚活うまくいくか心配です。というご相談もらうことありますけど、正直、セフレを交際経験とカウントしてる女も多いので、そんなん気にすることないで。
ほんま既婚だろうが未婚だろうが、
いかに、
自分以外にフォーカスしてるかってことだよ。
イケメンとかお金とかね。他人の価値観だったりね。
あなたはどうしたいのか。具体的なプランがないってことだよ。
いつだってねえ、まずは自分ですよ。で、婚活してるなら次に向き合うべきはお相手ですよ。一億円とか高収入イケメンとか、もはや幻想としか思えないものに時間とエネルギーの無駄遣いをしてる人が多すぎるんですよ。
12月の出来る限り上旬に、年末だけの手帳ワークが入った講座の募集やるつもりですけど、婚活とか人生とかなんかうまくいかんなー思う人は、3か月後の自分とか、できるだけ具体的にイメージして紙に書いてみるとええですね。そしてそのためにどうしたらいいのか、そこも考えみるとええですね。欲しいもの、足りないもの、今ここにないものばっかりにフォーカスしてうまくいくことなんかありませんよ。自分と、自分が今すぐできることを考えると、たいていなんでもうまくいきまっせ。そうそう、今日、相談所会員に3か月後の自分のイメージ書かせようとしたら、塩顔のイケメンと付き合いたいというのはあるんですけど、そのためにどうしたらいいのかと言われると…お見合いでは会える気がしないし…アプリで知り合ったイケメンは、自己啓発教材のセールスだったし…。だって。塩顔のイケメンとは縁がないって気づいた方が身のためだと思うわたくしである。
石破首相、これはやってしまったか?
見た目を気にするのは大事
どの育毛剤を使えば一ヶ月で育毛と白髪減少の効果が出るのか教えて欲しい
ふさふさで自信が漲ってますね。
髪の毛染めてたのか
増毛したのか
どっちでも気にならん
コナン「妙だな・・・」
見苦しかったので見栄えを気にするようになったは評価する
就任のときからダサかった
内閣発足時の記念写真ではお腹からシャツが出ていたため、お役人が気を使って画像加工したところ「画像を修正してる!情報操作だ!」とマスゴミの皆さんから叩かれてしまった石破首相。(上の写真は加工済みのやつ)
総理の椅子に座るも、髪は我々と同じく薄々でした。
そんな石破首相がついにリニューアル。国のトップたるもの、見た目も大事ですから、今回やってしまったことは、ハゲルヤとしては歓迎したいと思います。
103万円の壁を壊しにかかった国民民主党の玉木代表は、不倫の壁も壊してくれて、さすが讃岐の「コシ」と評判ですが、石破首相も見た目が変わったことで、この国の増税路線が変わっていくといいですね。
ILLUSION FORCE「HALFANA」(2024)12月13日発売予定
日本、アメリカ、韓国人メンバーで構成されるメロディックメタルバンドILLUSION FORCEがFRONTIERS RECORDSと契約してリリースする3rdアルバム。このバンドのことは前作「ILLUSION PARADISE」(2021)で知り、試聴して良さげだったものの記事にするタイミングを逃していました。先行で公開されたタイトル曲②Halfanaはテクニカルななインストパートと韓国人シンガーJinnのパワフルな歌声がぶつかり合う濃密な1曲で圧倒されます。また⑦Hibari, Pt I: A Lost Cantataは4部構成からなる楽曲のようで、こちらの全容も気になりますね。
AEON GODS「KING OF GODS」(2024)
Aeon Gods
Sun-God
King Of Gods
ALL FOR METAL「GODS OF METAL (THE YEAR OF THE DRAGON)」(2024)
Gods Of Metal
Valkyries In The Sky
The Way Of The Samurai
ANETTE OLZON「RAPTURE」(2024)
Heed The Call
Day Of Wrath
Rapture
Hear My Song
ARCH ENEMY「BLOODY DYNASTY」(2025)3月28日発売予定
Dream Stealer
Liars & Thieves
BLOODORN「LET THE FURY RISE」(2024)
Under The Secret Sign
Bloodorn
God Won't Come
CRAZY LIXX「THRILL OF THE BITE」(2025)2月14日発売予定NEW
Midnight Rebels
CROWNSHIFT「CROWNSHIFT」(2024)
If You Dare
A World Beyond Reach
My Prison
Rule The Show
DOMINUM「THE DEAD DON'T DIE」(2024)12月27日発売予定NEW
The Dead Don’t Die
One Of Us
DREAM THEATER「PARASOMNIA」(2025)2月7日発売予定
Night Terror
DYNAZTY「GAME OF FACES」(2025)
2月14日発売予定NEW
Devilry Of Ecstasy
Game Of Faces
FELLOWSHIP「THE SKIES ABOVE ETERNITY」(2024)
Dawnbreaker
Hold Up Your Hearts (Again)
GRAND MAGUS「SUNRAVEN」(2024)
Skybound
The Wheel Of Pain
Sunraven
HOW WE END「HOW WE END」(2024)
My Fighting Heart
Levitate
Does Anybody Give
ILLUMISHADE「ANOTHER SIDE OF YOU」(2024)
ENEMY
Here We Are
Cloudreader
Riptide
ILLUSION FORCE「HALFANA」(2024)12月13日発売予定NEW
Halfana
Hibari, Pt I: A Lost Cantata
JIM PETERIK & WORLD STAGE「ROOTS & SHOOTS VOL.2」(2024)
American Dreamer feat. Dave Mikulskis
Your Own Hero feat. Mike Reno
METALITE「EXPEDITION ONE」(2024)
Disciples Of The Stars
Blazing Skies
Take My Hand
Hurricane
New Generation
Aurora
MIKAEL ERLANDSSON「THE SECOND 1」(2024)12月25日発売予定NEW
OCTOPLOID「BEYOND THE AEONS」(2024)
The Dawns In Nothingness feat. Mikko Kotamaki
Human Amoral feat. Tomi Joutsen
The Hallowed Flame feat. Mikko Kotamaki
A Dusk Of Vex feat. Jon Aldara
RHAPSODY OF FIRE「CHALLENGE THE WIND」(2024)
Kreel’s Magic Staff
Challenge The Wind
A Brave New Hope
SABER TIGER「ELIMINATED」(2024)
「斑の鳥」
SINNER'S BLOOD「DARK HORIZONS」(2024)
Enemy
Dark Horizons
SUICIDAL ANGELS「PROFANE PRAYER」(2024)
When The Lions Die
Purified By Fire
Virtues Of Destruction
TAKIDA「THE AGONY FLAME」(2024)
The Loneliest Hour
Third Strike
Your Blood Awaits You
Sickening
On The Line
TIMO TOLKKI「CLASSICAL VARIATIONS AND THEMES 2 : ULTIMA THULE」(2024)
Ultima Thule
Soul Of The World
Faust
UNLEASH THE ARCHERS「PHANTOMA」(2024)
Green & Glass
Ghosts In The Mist
Seeking Vengeance
Blood Empress
VICINITY「VIII」(2024)
Purpose
Distance
The Singularity
VISIONS OF ATLANTIS「PIRATES II – ARMADA」(2024)
Armada
Monsters
Tonight I’m Alive
ZIGGY「FOR PRAYERS」(2024)
トレイラー
LINEコンサル生から、
ちょっとした行き違いがあって、お見合い相手に理由を説明したけれど、何度伝えてもわかってもらえない
というご相談を受けました。
LINEでの会話だったのもいけなかったかもしれません。自分のセンサーに引っかかったところにだけ反応するみたいで…
ブログでも、
会員へのLINEでも、
面談での話でも、
自分に都合のいいところしか
頭に入っていない
という人はいます。
すでに説明されている重要な事実についてはスルー。という姿勢です。
この度合いが高いほど、偏りがある物の見方をすると感じます。
要は
面倒な人
ということです。
その他の部分はいいところばかりだから我慢できるというなら、それはそれでいいと思います。
思いますが、
まだ男友達の方がずっと話通じるし、少なくとも、自分も悪かったかも。と思える人たちなんで、終了しようと思います…年収も高めだし見た目が普通だから油断してましたが、
なんだかそんなの
どうでもよくなりますね!
とのことです。
面倒な人があかんわけではありません。
面倒な人と結婚してる人もあります。
ナイスカッポーと賞賛したくなるほど女性も面倒というケースもありますし、結婚後まわりからそんな人離婚したら?と言われる人もあります。人生いろいろ。ただ、決めるのは自分自身です。自分に最適な選択ができるようにしましょう。
続きです
体力的にVMOは諦め休憩という名の飲酒に向かった私
宛もなく川崎の街に繰り出す
たくさん美味そうな飲食店はあるが、やはりここしかあるまい
そう、俺達の伝串である(正確には新時代)
終盤、間違いなく胃がやられる伝串ピラミッド
極論コレとカルピスサワーメガジョッキ(1リットル)だけあれば十分という、私のような企業社畜に相応しいコスパ居酒屋
最早ここしか行きたくない
ただこの日はハレの日
親の仇かってくらい酒飲んでガツ刺しまで頼んでやりました
一生通います
酔っぱらいながらチッタで再入場すると、JILUKAがもう始まっていた
まぁ、これから花冷え。とPassCodeあるから、少し温存しとくか
そう思いながら扉を開けると
「頃しあいだー!」
ここまでエグいブレイクダウン初めて聞いた
音源の8億倍厳つい
こんな強烈なバンドどこ隠れとったんか(隠れてない)
あとgt Senaさんの衣装の癖強い
限りなくT.M.Revolutionである
音楽的には「V系モダンメタル」
流石に重加工が過ぎてV系を超え、最早人形みたいな顔になってるアー写から、冷徹な音を奏でるのか、と先入観で想像していた彼らでしたが、蓋開けたらバカ熱いライブ運びに血が沸騰しました
Vo Rickoさんが一手にアジテーションを引き受けてるんですが、扇情力は間違いなく本日最強、K点越えでした
「女!男1人ぶち頃して帰れよ!」
物騒すぎる
ナゴム期の大槻ケンヂを思い出したのは私だけではあるまい
最後は極悪ビートダウンで〆
最強最凶でした
ちなみに昔SHOW-YAの「限界LOVERS」のカバーしてます
間違いなく世界最凶の仕上がりです
いよいよイベントも終盤戦
続くは花冷え。
本当についこないだまで町田クラシックスで見てたのに、「お先に失礼します」であっという間にブレイクスルー
今やラウド界隈で1番勢いあるバンドになりました
SEに乗って次々とメンバー登場、「O・TA・KUラブリー伝説」でライブはスタート
語りや萌え声も駆使しながらも割と花冷え。王道を行く選曲に会場もいきなりフルスロットルに
今年こそギャル〜初夏ver.〜
メタ盛るフォーゼ!
を続々演奏し、「新しめの曲で固めるのかな」と思わせといて、ヘドバンへの感謝のMC挟みつつの1stから「令和マッチング世代」「我甘党」「L.C.G」キラー連続投下
マツリさんのギターのキレ最高
そして「L.C.G」では嬉しいハプニング
グッときました
レアめの「Tales of Villain」を挟んで最後は定番「TOUSOU」「お先に失礼します」の2連打でフィニッシュ
バンドの勢いをそのまま真空パッケージしたような
何もかも飲み込んで薙ぎ倒しながら突き進むような
実にエネルギッシュなライブでした
トリはPassCode(以下、パスコ)
出演者の中では間違いなく1番観てるパスコ
しかし、よく考えたら有馬えみりが加入して見たのは武道館ライブで、あれ以来となります
結論から言うともう一歩抜けきれなかった印象のライブでした
主たる要因は
②セトリに一撃キラーが「Ray」しかなく、ややマニアックに寄ってしまった事
ではないかと思いました
ミスアンに、クラブキッズやネバスリ、アクシスやfleelyにトクシックなど、現場で育ってきたキラーが山程ある彼女達だけにここでの温存は勿体なかったし、アンコ出てきて「It’s you」でうぉーうぉー大合唱して終わりたかったと思ったのは私だけではあるまい
元々アウェイという環境はありましたが、そういうのをぶっ飛ばしてきたのが彼女達
後方何人かは途中離脱する人もいて私は悔しかった
2011ラウパのリンプに近い感覚があった
前方のハッカー達と後方の初見勢の温度差をかなり感じました
ガチハマりした時のパスコはこんなもんじゃないので、次回是非リベンジして欲しいです
とか言いながらやっぱり「Ray」には上がったし、アンケート結果はJILUKAと並んで1位でしたので皆さんの満足度は高いかも
そんなこんなの1日でした
運営面的にも超快適でした
①ライブが基本30分で都度長めの休憩が入るのはめちゃ良かった。1ステージでこれだけ長尺のイベントで立て続けに長い尺のステージは体力的にしんどすぎる
私も酒飲み倒しながらVMO以外全て観られたのはこの配慮のおかげです
②ドリンク代のみで再入場可にしてくれたおかげで前半終わってから伝串でエネルギーチャージして後半に臨めた。場所もチッタはアクセス的にも周辺環境的にもコスト的にも最高すぎた
③これだけの満足度を得られるのに、チケット7000円弱は本当に嬉しかった。色々な事情がある人達も参加しやすかったはず
④タイテが抜群。まさに多種多様な音に飽きることなく自然に触れられた
アイドルPassCodeをラストにしたのは、やちいが書いてるみたいに明確にメッセージ性があったと思う
ちなみに今回メタルなど全く知らない後輩を連れていったのですが、多様な音が気になったようで、アーティスト毎にライブ終わったらすぐチェックしてました。イベントの狙いは見事に届いていたと思います
⑤兎に角カレーが美味かった
フェス飯は高い割にたいして美味くないのが常道かと思いますが、飲食店で食べる以上のハイクオリティで、たまげました。次回以降も絶対食べたいので、ハルモニアさんを是非また
あと、客席の混ざり具合ほんまに良かった
国内外老若男女がここまで絶妙なバランスで同じ場所に集ったフェスは初めて観ました
私がライブに行く理由は「熱量を浴びたいから」なのですが、様々な人達が集まったこの会場が帯びたエネルギーは格別で、まさにMIXED HELLと呼ぶに相応しいイベントでした
お客さんも演者も
皆が最高に幸せな1日になったと思います
グッズがかなり早くに売り切れてましたが、通販もされるようです
ここには確かにメタルの未来がありました
来年、再来年と絶対続けていって欲しいです
梅沢さん、何卒よろしくお願い致します
そんなこんなで
長文お読み頂きありがとうございました
いよいよこの日がやってきました
後藤真希写真集「flos」発売日です
10冊買いました
嘘です
こちらです
MIXEDHELL2024
です
ヘドバン創刊号から11年
遂に紙面で鳴る音が立体化する時を迎えました
午前中の中学野球を経て現地へ
おぉ、ガッチリポスター貼られておる
既にオフィシャルシャツもほぼ売り切れ
物販も盛況
OA前から会場パンパン
何が起こっているのか
ちなみに会場のチッタは、前日にカウンター対象と言っても差し支えないだろう、保守系メタル雑誌、BURRN!(以下、B!)主催のガールズメタルバンド、AldiousとCYNTIAのツーマンやってました
流石に偶々だと思いますが、保守派と先進派のプロレス感もあって「おぉ。。。」となりました
とは言えB!が遂にガールズメタルの主催やるようになった事には色んな感情も湧きます
そうこうしてるうちに場内暗転
OAのLauncher No.8がスタート
いや、バカカッコ良い
予習も予想もしてましたが、ライブだと魅力が3億倍になるバンドでした
ジャンルは「イージーコア」
聴き慣れない方もいるかもですが、ハードコアの対極で、
ポップ・パンク由来のキャッチーなメロディーに激しいギターリフやブレイクダウン的メタルコア要素をミックスしたスタイル
A Day to Rememberとかそうですね
vo ルカさんを始め、演奏は伸びしろもありましたが、ジャンル的にもそんな事よかぶっ放していこうぜ!的な感じだしそれで全然良いと思います
セトリは以下の通り
やはりMediocreはめちゃキラー
終演後も皆一様にカッコ良さを讃えていました
デカい箱でしっかり爪痕残して颯爽とステージを去っていきました
要チェックバンドです
長めの休憩を挟んで、実質トッパーのKANDARIVASへ
和製スリップノットかよ
ピポイコシッ
バカカッコ良いだろ
ベースレスで和太鼓追加というウルトラ変則スタイル
ジャンルはグラインドコア(自称はリアルジャパニーズエクスペリメンタルグラインド)
ブラストも炸裂しまくる激烈爆速ドラムと寸分の違いもなくユニゾンする和太鼓のスリリングなビートが持ち味
少しでもリズムがズレたら破綻する緊張感は外科医であるリーダートモキさんの職場環境に由来してるのだろうか
なんせ世界唯一レベルのオリジナリティです
ガラッパチで無骨なサウンドが広いクラブチッタに響き渡るのは実に気持ち良い
途中ドリアンの曲ありました
厳ついルックスですが、voのニーヤさん、物販でバリ腰低かった
開演前からバリ酒飲んでた私はここで早くもガス欠
酔い覚ましと腹を満たすため、ケータリングのカレー屋さんへ
いやバカ美味いやろ
なんなんコレ
今日のMVPやろ
調べたらRAZORS EDGEのフロントマンKENJIさんの営まれてるカレー屋さんが大阪から出店との事
ピザオブデス所属なのにカレー屋さんとは如何に
ロビーはカレーの匂いが立ち込め、その匂いに釣られ、1人また1人とカレーを買う異常事態が発生する事に
私もカレーを「美味い美味い」と味わってるうちに3番手kokeshiが始まってました
いいんだよ
フェスはこれでいいんだ
何度もニアミスしながらようやく初見となったkokeshi
まさか一発目がこの大会場になるとは
非常にVJを上手く使ったライブ運びが印象的でした
全曲「DOZING GREEN」みたいな曲調だし、Voの亡無さんからはめちゃ京さんみを感じるのだが、日本独自の薄ら寒いホラー感を纏う事で、自分達
踊る大捜査線〜家族で居られる時間は短い。
NHK「チコちゃんに叱られる」より。
親子が一緒に過ごせる平均時間。
母親…約7年6ヶ月
父親…約3年4ヶ月
家族で居られる時間は短い。
水曜日はすいすいすーい、踊る大捜査線前後編を観てきました。
歌舞伎町劇場の千秋楽と迷ったんですけどね。踊る大捜査線を観たくなったんです。
ホントは日曜日の大空祭りも行きたかったんですけどね。昨年を上回る観客動員数で、大空祭りはトリプルの大入ですよね。
実は日曜日、新宿にいたんです。夜の部観に行くつもりだったんですけど、なんか急に気分じゃなくなり、新宿のカフェに8時ごろまで引きこもってました。
大衆演劇観るぞっていう気分にはなれなかったんですよね。ホントは若丸の千秋楽も観たかったんですけど、なんかそういう気分にはならなかった。どうやら、絶好調ではないみたいです。
立川にはそもそも行きません。カムイだったら大空行きますよ。わちゃわちゃ感だったら章劇の方がいいですし。立川に行くとしたら12月行きますよ。芝居は劇団荒城の方が見応えありますし。
そんなわけで、結局、大空と若丸、一回ずつでしたね。最低でも3回は観るつもりだったんですけど、うまく行きませんね。
水曜日映画サービスデーだったので、一本1200円だったんです。前後編観ても2400円、歌舞伎町劇場よりも安いというのもありますね。
結論からいうと、踊る大捜査線、良かったです。今回は室井慎次のスピンオフですね。織田裕二はほぼ出てきません。噂では織田裕二と柳葉敏郎が不仲で続編が作られなかったとも言われてます。若丸と篠原の関係性みたいな感じですね。
若丸が4年間三吉に乗れなかったのはコロナ禍とか篠原との関係性もあるでしょうけど、若丸のお客さんの大半は関西方面なので、三吉でやっても関西から泊まりがけで来てもらうカタチになるみたいです。
雷鳴座ならば名古屋なので、大阪からも比較的行きやすいじゃないですか。三吉でやれば、新幹線代とか宿泊とかかかりますからね。三吉の座付ファンの少なさが原因です。
かと言って、このまま三吉の不入が続くと、木川みたいに潰れてしまうので、三吉を潰さないためにも役者が踏ん張ってる感じがします。役者が頑張っても、お客さんが通わないと持ち堪えられないと思いますけどね。
ブロガーなんてクソの役にも立ちません。集客に少しくらい貢献しているのであればともかく、逆に足を引っ張ってるような気がします。あいつが来るなら行くのやめようとかありそうです。ブロガーも愛されるブログを書かないといけないですよね。別にブロガーに会うために劇場に行くやつなんていないと思うけど。
それにしても、旅役者って役者が各地を流浪するから旅役者なのに、いまや、お客さんが役者追いかけて各地を巡回している。まるで、ドラクエですよね。お客さんが旅をしないと成り立たないのが大衆演劇です。それってどうなのよ。
いっそのこと、シアターヨロコビみたいに常設にした方が良くない?失敗したけど、松山のドットケイみたいにした方が。大衆演劇の常設化も考慮した方が良さそうです。
仙台の作並温泉で新たに公演を始めるらしいですね。仙台市内の山の中なので、東京の八王子あたりでやるみたいな感じです。それに、仙台周辺で大衆演劇需要があるかといえば微妙だと思います。おそらく、お客さんが東京から追っかけていくしかないんじゃないですか。
劇団美松を観るためにわざわざ石岡とか新潟とか岐阜まで追っかけてるおばちゃんとかいるみたいですし。地元住民がわざわざ観に行かないと思うし。結局はお客さんが旅をしないと成り立たないわけですからね。新潟だろうと仙台だろうと。南平台だってそうでしょ。厳しいって。
若い女性は地方には残りたがらないですからね。就職先も限られてるし、田舎は男尊女卑が色濃く残っているので、居心地良くないみたいです。そんな事情があって、男性よりも女性の方が田舎から離れたいのではないでしょうか。
大衆演劇のお客さんの大半は女性ですよね。そうなると田舎にはBBAしかいないということになります。橘菊太郎的にも田舎は萎えますよね。若い女性がいないから。役者もモチベも下がります。劇団内で済ませるしかなくなりますからね。
すいません、話は脱線しました。
踊る大捜査線、今回の主役は警察を早期退官した室井さんの話です。
室井慎次演じる柳葉敏郎が芸能界からセミリタイヤして、地元秋田に移住してるんですよ。柳葉敏郎は秋田で自給自足の生活をエンジョイしているらしいです。
今回は秋田でスピンオフ撮影とのことで仕事を受けたみたいですね。テレビでちゃちゃっと特番で放送する予定が前後編で映画公開ということになったとか。内容も過去の踊る大捜査線を振り返るような作品になっております。
ネタバレするつもりはないですけど、ざっくりいえば、踊る大捜査線版「君たちはどう生きるか」だと思いますね。なんとなく、今回の舞台、ジブリの「きみいき」っぽくないですか?
「北の国から」のオマージュでもありますね。北国が舞台ですし、前編のラストのあたりとか、まさに北の国からの純じゃないですか。柳葉敏郎が田中邦衛にみえました。室井さんが黒板五郎になってましたからね。詳しくは作品をご覧ください。
前編敗れざる者、後編行き続ける者、そのタイトルの意味は「君たちはどう生きるか」だと思います。ジブリよりも分かりやすいんじゃないでしょうか。
後編ラストがそれを物語ってます。なぜあのカタチで終わったのか、まさに「行き続ける者」を体現してますよね。
そして、続編を臭わせるような終わり方をしてます。最近、フジテレビもオワコンですからね。過去の栄光にすがりたいのかも知れません。
踊る大捜査線、1997年の作品ですよ。ドラマ自体は視聴率的にはさほど振るわなかったけど、根強いファンがいて、映画化されると邦画の興行収入記録を大幅に更新したとか。リピーターも多かったみたいですね。今回も好調みたいですし、踊る大捜査線はケイゾクした方が良さそうです。
事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ。
それをそっくりそのまま政治に当てはめれば、国民は永田町で暮らしているわけじゃない、地元で暮らしてるんだ、となりそうです。
政治だとか立法なども結局は永田町の政局で決まりがちじゃないですか。
小泉純一郎が現れ、劇場型政治が起こったのも、踊る大捜査線の影響が多少なりともあるかも知れません。
自民党をぶっ壊すと小泉純一郎が言ったけど、その結果が新自由主義による格差社会だったり、竹中平蔵だったり、安倍晋三ですからね。民主主義をぶっ壊したようなところがなくはないです。
自民党にしても維新にしても小池百合子にしてもトップダウン型の政治手法ですよね。民主主義の本来のあり方はボトムアップなんです。現場の声を吸い上げて、それを組織運営に反映するやり方ですよね。国民の声をきちんと政治に反映するべきだと思います。
ボトムアップって時間がかかるんですよ。まとまるものもうまくまとまらないわちゃわちゃ感があります。グダグダになりがちなんです。民主党はボトムアップ型の政治を目指した結果、頓挫しました。最終的には自滅してますからね。
民主党を終わらせたのは松下政経塾出身の野田と前原というのも示唆的ですよね。そして、今は野田が立憲民主党の党首になってます。皮肉ですね。
カリスマ性あるリーダーがトップダウンで政治を行った方が見映えもいいし、やってる感も演出できてサクサク進むんです。自分に逆らうやつをばっさり斬り捨てて行く方が楽ですからね。独裁の方が刷新するんです。良くも悪くも。
気に入らないやつのことは消したいと思いませんか?トランプもプーチンもそんな感じですよね。
おおさか維新の会は改革というけど、自民党にとって代わって乗っ取っただけですからね。本質的には何も代わってないと思います。
民主主義はとんでもないやつをリーダーに選出するリスクも孕んでます。立花孝志やガーシー、そして兵庫県知事を選んだのも民主主義ですからね。
リーダーがまともならば組織も悪くはない。
でも、組織が果たしてまともな人が真っ当なことをさせてくれるかと言えば、疑問ですよね。真っ当なことって嫌われますからね。
映画もドラマも政治もキャッチーな方が大衆受けするんですよ。分かりにくい作品って賛否両論ありますからね。
ジブリの「君たちはどう生きるか」って小学生が観ても分かりにくかったと思いますし。「となりのトトロ」とか「崖の上のポニョ」みたいな作品の方がキャッチーですよね。
政治家も役者も愛想のいい方が人気出るんです。石破茂って無愛想じゃないですか。人気出る要素ゼロですよね。
小泉純一郎、麻生太郎、安倍晋三とか愛想はめちゃめちゃいいからね。だから、国民は騙されたんです。
役者も愛想のいい方が好かれますよ。特に女性には。都若丸も橘菊太郎も愛想めちゃめちゃいいですからね。カムイも見習うべきだと思います。不機嫌な時でも愛想よく立ち振る舞うべきです。少なくともお客さんの前では。あとは知らんけど。
CYNTIAとAldiousが対バン!「Queen of the Night」を観てきました!
そう、かつてAldiousとCYNTIAはレーベルが同じで、CYNTIAはAldiousの妹分としてデビューした経緯があった。そういった縁があったことから、CYNTIAは復活ライヴを行うにあたり、Aldiousとの共演を希望、それが叶い、この対バンライヴが実現した。このあたりの話はBURRN!の2024年12月号に掲載された、AldiousのギタリストでリーダーのYoshiと、CYNTIAのヴォーカルのSAKIとの対談でも語られているし、またこの日のMCでも触れられていた。AZUのMCによれば、事務所が勝手にCYNTIAの復活ライヴをやろうとチッタを会場として押さえて、それをあとから聞かされてやらざるを得なくなった?とも。どうもメンバーが主体的にCYNTIAを復活させようと動いたわけではないみたい。あっそうだ、キーボードのAYANOは日程的に都合がつかなくて今回は不参加とのこと。ドラムの子には声をかけなかったのだろうか?
前置きが長くなったが、会場に着くと入場待ちの長蛇の列が。物販のTシャツはデザインが好みじゃなかったのもあって買わず。そういえばアンコールの時にAZUが、トートバッグがまったくといいほど売れてなくて、買ってほしい!的なMCが(笑)。あの後、買った人はいるのだろうか?
ハイネケン片手にフロアに足を踏み入れると、けっこう埋まってた。800人くらいだったらしい。ソールドアウトはしなかったみたいだけど、平日の川崎で6時半開演でこれなら御の字なのかな。フロアの最後方に狭いながらも関係者専用エリアが設けられてたのは初めて見た。普通、関係者って2階席じゃないんですかね?まあいいか。
先攻はAldiousで、SEの流れる中ひとりづつ登場。衣装はこのメンバーで活動してた時期のやつっぽかった。まだ着られるのはすばらしい!
ネット情報によると、セットリストはこんな感じ。
1.Luft
2.Ground Angel
3.Misty Moon
4.die for you
5.Sweet temptation
6.Get Away
7.We Are
8.Ultimate Melodious
9.megalomaniac
10.Red strings
もうひとりのAruto、この人はまったくブランクを感じさせない、パワフルなドラムを披露!お休みの間、いくら練習してたとはいっても、ここまでやるとは。正直、脱退してしまったMarinaより上かもとまで思ってしまいました。まあ、タイプが少し違うので比較するのもアレなんだけど。見た目もあまり変わってなかったし、また叩いてる時にお客さんのほうをずっと見てるので、こちらからもその表情がよくわかるんですよね。それもよかった。あと、Arutoは昔からムードメーカー的な役割もあって、それもAldiousの魅力のひとつだったが、この日もMCで盛り上げてくれていた。とある曲で入り方をミスった時、それを笑いに変えられるのも、人柄というか才能というか、そういうのが出てましたね。逆にこの後のCYNTIAでは、同じようなミスがピリッとした雰囲気になってしまったのと対照的だった。
ギター・チームも対照的で、トキはAldious以外でもライヴ活動をしているおかげもあるのか、終始勢いがありながら安定したプレイ。これだけ動きまわりながら、見た目は華があって表情も豊かで、そしてギターを弾きまくるのだから目を奪われてしまう。よっしーは逆にギターソロやリードでの粗が目立つというか、ちょっともったいない場面が散見されたのは残念だった。リーダーとしてのMCとかはよかったし、この人も華があって存在感は抜群なのだが、今回は調子が悪かったのだろうか。私も何度もAldiousのライヴは観てて、よっしーがどれくらいのレベルのプレイヤーかはわかってるつもりだが、それにしてもなという感じ。上手くなくても魅力的な人はいるので、それを責めたりとかする意図はないことは記しておきたい。トッキーもよっしーも大好きです!
ベースのサワ、やせましたね!一回り小さくなった?と思えるほど。ベースの音が今回は割と大きめなのもよかった。近年よくやるようになったコーラスもがんばっててよかったです。
セトリは人気曲や定番曲で固めるって感じじゃなかったですね。一応、全時代を網羅するようになってるのかな。ポップな「die for you」は久しぶりだったけどよかった。あと、意外によかったのは「Get Away」かな。いい曲だなと改めて感じました。「We Are」ではお客さんが手を頭上に掲げてAサインをするのがすっかり浸透してましたね。そうそう、この日のお客さんはAldious目当ての人が多かったようで、拳を振り上げたり声をだしたりと、かなり盛り上がってました。「Ultimate Melodious」もよかったし、そして最後はレア曲と言っていい「Red strings」!最後を締めるにふさわしい、希望を与えるような明るい曲調がAldiousにしては異色なんだけど、これがよかった!よっしーのギターは微妙だったけど、そんなことどうでもよくなるくらい。
Arutoがいるのなら、Arutoが作詞作曲を手掛けた「Wish Song」もやりそうだなと期待してたんだけど、それでも「Red strings」をやってくれたので満足です。
Aldiousのセットはほぼ1時間きっちりで終わり(CYNTIAも同じくらいだった)、20分ほどのセットチェンジを挟んでいよいよCYNTIAの登場。気のせいか、セットチェンジの間にフロアの人口密度が低くなったような。
SAKIはAldiousとかソロとかで歌ってるのを観てるけど、CYNTIAのライヴとして観るのは2013年の渋谷O-WEST公演以来。CYNTIA単独で観たのはこの時だけ。他のメンバーは、YUIは元AldiousのRAMIのソロ公演で弾いてるのをこの間に観てるし、AZUはNAONのYAONで弾いてるのを観てるような。
CYNTIAもSEにのってひとりひとりで登場。ちなみにサポートを務めたのはvivi<ds>、望月ヒカリ<key>。
1.深愛エゴイズム
2.暁の華
3.Run to the future
4.勝利の女神 -gonna gonna be hot!-
5.SSS
6.Through the fire and desire
7.Voice
8.Urban Night
9.Ride on time
10.閃光ストリングス
アンコール
1.The Endless World
SAKIは最初から声も出てるし、最後までその豊かな声量が衰えることはなかったし、決めるべきところのハイトーンもバッチリ!そのあたりはさすがなのだが、フロントウーマンとしてはブランクがあるせいもあるのか、お客さんを巻き込む点ではいまひとつな感も。元々、煽ったりすることがそんなに得意ではないタイプだとは思うんだけど。MCも素で話してるのがそのまま出てる感じで、これも良し悪しとか好みが分かれるところかと。それにしてもAZUもそうだけど、MCで色々ぶっちゃけ過ぎ(笑)。
そのAZUは、もう少しベースの音が大きくてもよかったような気もしたが、終始安定したプレイ。スラップの曲ではもっと派手な音でもよかったかも。YUIはCYNTIA活動休止の理由になった病気の影響は感じられなかったし、トレードマークのフライングVのギターをを元気に弾いてるのを見られただけでもよかったと思う。こちらももう少しギターの音量は欲しかった。途中で無理やり?言わされてた煽りのMC、あれは罰ゲームみたいでやらなくてもよかったかも(笑)。サポートの2人も、堅実な演奏でナイスでした。
アンコールでは、なんとAldiousからギターのよっしーが参加!てっきり今回の出演者全員でセッションでもやるのかと思ってたので、これは意外。よっしーはCYNTIA大好きなんだそうです。で、やったのがデビューアルバムのタイトル曲。好きな曲だけど、なんとなく盛り上がりもなく終わってしまった印象。曲調はラストっぽいんですけどね。そもそも、今回CYNTIAを初めて観る人が多いことが、SAKIがお客さんに挙手させて判明してて、意外とCYNTIAの曲は浸透してない感があったのが、全体を通して感じたことのひとつ。あの10年前にO-WESTを埋めた大勢のお客さんはどこに行ってしまったのだろう?これだけブランクがあれば離れてしまうのも仕方がないか。
それでも最後の最後は本日の出演者全員が出てきて、写真撮影もあったりして大団円。この後は、限定のチケットを買った人とのイベントがあったらしいです。
CYNTIAのセットリストは特に不満もなかったとはいえ、個人的にはなんか不完全燃焼なところもあったと思う。それはやっぱりバンドとして継続して活動してなかったのが大きいのでは、結局のところ。ブランクがあるのにリハーサルを数回やっただけでどうにかなるほど、ライヴは甘くないと思うんですよね。それでもバンドをグイグイ引っ張ってくれる人がいたり、メンバーひとりひとりの経験値が高ければどうにかなりそうなんだけど、そうでもないと思うし。あとはやっぱりAYANOがいてくれればなとも思ってて、それはライヴで彼女はムードメーカー的な存在だったから。そんなことをふいに思い出しました。でもなんだかんだ言いながらも、CYNTIAの復活は望んでてそれが一夜であるけど叶って、それを目撃できたのだから満足です。
CYNTIAとしての今
Groza 3rd "Nadir"
Groza / Nadir
2024年、AOP Records。ドイツ。Vo&Gt&Ba,Gt,Dr。
メロディック・ブラック・メタル・バンドの3年振り3rdアルバム。
Baメンバーが亡くなってしまいその追悼アルバムです。
勢いがある勇壮リフで爆走するアグレッシブなブラックメタル。
前作で少し気になった静動のしつこさみたいな部分は今作で改善され、曲構成も無駄が無く精錬されている印象です。リフはかなり北欧メロデス的でメランコリーさに磨きが掛かっています。ポストなパートも存在感を見せる配置で、疾走部との対比によりアグレッションがより強調されます。
Voは特徴的なコア風に凄むグロウルでめちゃくちゃパワフル。
Mixは中心人物のP.G.、MasteringはDavid Pilz。
1.Soul : Inertは勇壮さを内包する哀愁のアコギで始まるイントロ曲。
2.AsbestはInsomniumのような哀愁のアコギから勇壮さを加えアグレッシブに変換する強烈にエネルギッシュな曲。InsomniumのWinter's Gateのようなコールドな哀愁とGrozaらしいパッションが共存している。
3.Dysthymian Dreamsは哀愁が込められた勇壮リフと凄みのあるグロウルで疾走するメロデスに近い印象の勢いがある。終盤はウィスパリングとメランコリーなクリーントーンで静寂を作り出し、ラストのドラマティックな泣きメロへ持っていく。
4.Equal. Silent. Cold.は異教的な雰囲気を持つメインメロディを重ねストレートに疾走する。リズム感の良いVoワークがクセになる。
5.Delugeは北欧メロデスなメランコリーメロディを軸にドラマティックなサウンドを生む。
6.Daffodilsはアコギのムーディなイントロから大曲構成を感じさせる。Harakiri for the Skyの二人がゲスト参加しており、アルプス風なフォークメロディの取り入れ方や咽ぶようなVoでHarakiri for the Skyを思わせるが、、、メランコリーなメロディを載せたヘヴィで慟哭を感じさせるドラマティックな楽曲。
非常に良いですね。こりゃ~ベストですね。
アートワークはJohanna Kaljanac。
First Impression: ★★★★☆
Rating: ★★★★★
最推しキャラが夢に出てくるなんて、この上ない喜び!のはずなんですが……
ちょっとうなされる感じで起きたんです。
何故かというのは、最後にでもまたお話させてもらう事にして。
先ずは今週の弱虫ペダルのお話をさせてもらいます。
以下は内容と感想になりますので。
『◎真波VS坂道最高潮!!!』と綴られ始まる今週の弱虫ペダル。
山岳リザルトラインまで残り100mを切りました。
真波と小野田、先頭を走る二人は最後の180°コーナーに向かっています。
観客は口々に言います。
「いけぇ」
「ハコガク真波!!」
「山王!!」
真波も小野田も、全身全霊で走ります。
真波「そおおおお」
小野田「ああああ」
二人は並んでカーブに向かって行きます。
ここで場面は二人を見守る東堂へと変わります。
東堂はカーブを見つめながら思います。
東堂(勝負はすでに、あの木立の間から姿を見せた時点で決まっていた。ということになるのか!! このライン前のレイアウトが勝負を分ける。コーナーはIN側が圧倒的に有利だ!!)
そんな考えを巡らせている東堂が見守る先で、いよいよコーナーに真波と小野田が入ってきました。
東堂(メガネくんがIN側をとった!!)
東堂の視線の先に現れた二人。
小野田が有利なポジションとなっています。
小野田「あああ」
小野田は声をあげ、ハンドルを下ハンドルへと握りかえます。
小野田(指に力入らないけど、何とかラインまでもって!! お願い!!)
小野田はダンシングの体勢になります。
観客も沸きます。
「のこり80mで山王立った!!」
「スプリントの体勢に入る!!」
小野田「あああ」
真波「おおおお」
真波(脚ィ!!)
小野田(足!!)
真波(動けぇ!!)
小野田(回れぇ!!)
二人とも最後の力を振り絞るように走ります。
のこりは60mです。
小野田(このコーナーをぬければ、ゲートが、見えてくる!!)
力強い眼差しで前を見据え、ペダルを回す小野田。
ここで場面は再び、東堂に移ります。
不利な状況に陥っている真波を見て、居ても立っても居られなくなったのか、最初に見ていた場所から少し慌て気味に急いで別の場所へ向かっています。
東堂(IN側が圧倒的に有利だ。つまりOUT側が不利だ!! シンプルに走る距離が長くなる。IN側の選手は横にだけ気を配っていればいい。OUT側の選手は何とか並んで、かつ前に出なければならない!! わかっていただろう、真波!! コーナーの手前で入れかわっておかなければならなかったのだ!! 何か戦略があるのか!! 緻密な策略が!! そんなもの、真波!!)
場面は走っている真波と小野田に戻ります。
小野田が前を走り、その後ろに真波がついている状態になっています。
観客は言います
「真波、下がる…山王のうしろに下がってる!! この段階でもう勝負あったか!!」
ここで場面は委員長へと変わります。
自身も走る真波の近くへ場所を移動さている委員長。
委員長「もう!! 何もう!! 下がってる!? さんがく!! 前に…出ないと…負けちゃうんじゃないの!? 何やってんのよ、もう!! すぐゲートなんじゃないの!? プリント教えてあげたじゃない。駄話たくさん聞いたじゃない。わたしは、さんがくが勝つとこ見に来たんだよ」(だから)
真波が通り過ぎていく、そのすぐ近くまで行き、委員長は叫びます。
委員長「勝ちなさいよ、さんがく!!」
真波(わ、委員長の声した。来たんだ。お金、貯まったんだね__大丈夫。最初から負ける気はない。心臓痛いけど、脚マジでガッチガチだけど。酸素足りないけど。オレは__)
真波は動きます。
はっとるす小野田。
東堂(コーナー最後で、OUTギリギリに進路を変えた!!)
真波(自由に走るから!!)
そして最後の1ページで、場面はイギリスロンドンへと移ります。
ロンドンでは深夜3時過ぎ。
そんな時間ですが、巻島がスマホで中継を見ています。
巻島「クハ……」「………」「踏めよ、坂道ィ」
『◎この男も…!! 次号、大興奮の超大増26P!!』と綴られ、今週はおしまいです。
巻ちゃーーーーーーーーん!!!!
回想ではない、生巻ちゃんきたー!!(≧Д≦)
でも、そこにいるのーーー!!とも叫びたい。
私的には日本に向かっているのかと思っていたので。
初日に間に合わないけれど、現地に来てくれると信じていたのですが。まだめっちゃロンドン!?
これ最終日に間に合うのですか?今年は現地入りなし?東堂との再会は!?って。もう~小野田と真波の二人の勝負とはまた違う部分で気になる事がてんこ盛りになってしまいました。
これ、東堂が山岳リザルト決まってすぐに巻ちゃんに連絡入れたとして。
オレも中継見てたショって返事くるやつですか?そんな二人のやりとりも見たいのですが。
それより何より、巻ちゃんいつ日本に来るの?って事が気になりすぎて止まりません。
巻ちゃんの登場はすごい嬉しいですけれど。
走っている小野田には声が届かないですからね……
対する真波は東堂の声も届いたし、今週は委員長の応援も受け取って。自由に走るから!ときたからには、この勝負は真波かなって思いますよね。
来週リザルト決まるのでしょうか?
ロンドンにいますが巻ちゃんも出てきたので、小野田側も何かもうひとつくらいエピソードが描かれたのち、決着がつくのでしょうか。
どちらにしても、もうすぐですね!
年内には決まるでしょう!
ドキドキです(≧Д≦)
あっ、最後にどうでも良いお話。
昨晩見た夢の中の東堂、顔は東堂なのですが、がたいが良すぎだったのです。
例えるなら田所さんの体で顔は東堂な感じ。
私、田所さんは大好きですし、がたいが良いのも好きですが、それって東堂ではないじゃないですか。
夢の中で、イヤ~!ちがう~!!って叫んでる所で起きたんです……
これは良い夢というのか、悪い夢というのか……微妙ー!!
どうせなら東堂と巻ちゃんが会ってる夢が良かった……
東堂と巻ちゃん、私の夢の中でくらいイチャイチャしてて欲しいー!!!
The post 八代城の駐車場やスタンプ、見どころを紹介! first appeared on やっちんのお城ブログ.]]> 熊本県八代市にある八代城。
1620年に熊本藩2代藩主の加藤忠広は幕府の許可を得ると、球磨川の河口に築城する事を決めます。
1622年に完成し、一国一城令の中で熊本藩が二城の存在が許可された事は珍しい事でした。
1632年に加藤忠広は改易されると細川忠利が熊本城へ入城すると、父である細川忠興は八代城に入り、北の丸を隠居所とします。
1646年に細川光尚は島原の乱で活躍し、家臣である松井興長を八代城とすると、以後明治維新まで代々松井氏の居城となります。
本丸には大小の天守台と8つの櫓、本丸御殿が築かれていましたが、1672年に落雷により天守は焼失してしまいます。
天守は再建されることなく、北東隅の三重櫓が城内で最も高い建物となります。
現在では国の史跡に指定され、本丸の天守台を始めとする石垣や水堀が残され見どころとなっています。
所在地:〒866‐0862 熊本県八代市松江城町7‐34
城 主:加藤氏、細川氏、松井氏
形 式:平城・輪郭式
続日本100名城スタンプ:八代市博物館未来の森ミュージアム(改修中)
八代市民俗伝統芸能伝承館(お祭りでんでん館)
八代城の本丸北東側に「八代城跡公園駐車場」があります。
23台程停められる広さの無料駐車場です。トイレは本丸内にあります。
八代城・続日本100名城スタンプ
八代市民俗伝統芸能伝承館(お祭りでんでん館)
続日本100名城のスタンプは「八代市博物館未来の森ミュージアム」に設置されていますが、現在は改修中で利用する事は出来ません。(2024年7月~約2年間改修工事)
そのため、現在は「八代市民俗伝統芸能伝承館」(お祭りでんでん館)に設置されているので、こちらで押しましょう。
【八代市民俗伝統芸能伝承館(お祭りでんでん館)】
所在地:〒866-0863 熊本県八代市西松江城町1-47
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料:無料
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
八代城の縄張り図(現地案内板より)
八代城は球磨川の徳渕の北側に築かれています。
本丸と中心取り囲むように東、南側には二の丸、南西側に三の丸、北側に北の丸、北東側に出丸が配置されています。
本丸の周りには内堀、二の丸、三の丸、北の丸の周りには外堀が築かれ、城は南北に811m、東西1477mの規模があります。
城下町には薩摩街道が通り、南の前川には徳渕の津があり、海と陸の交通の要衝に位置しています。
本丸の周りは水堀が築かれています。
幅は20~30m程あり、本丸側の郭は全て石垣が積まれていて、お城の雰囲気を感じられます。
本丸南東隅には宝形櫓という宝形造りの屋根の二重櫓が建てられていました。
宝形櫓下の石垣は隅部が綺麗な算木積みで、八代城で最も進化した技術で積まれた石垣となっています。
本丸に東側には表桝形門跡があります。
表桝形門は本丸の正門になります。当時は堀に木造の欄干橋が架けられていて、橋の先には高麗門が建てられていました。
この高麗門は現在、本成寺に移築され市の有形文化財に指定されています。
高麗門の先は石垣で四角い空間、桝形が築かれていて、横矢が掛けられるようになっています。
当時は桝形を右に曲がると頬当御門という櫓門が建てられていました。
本丸東側の表桝形門は現在でも壮大な石垣で桝形の空間が残されていて、八代城の威容が感じられ見どころです。
本丸の南西隅には月見櫓跡があります。
月見櫓は二重の櫓で初層に唐破風付きの石落としが設けられていました。
八代宮
本丸内部に鎮座する八代宮
本丸には八代宮が建立されています。
当時は大書院が建てられていて、儀礼や賓客の接待が行われていました。
1870年の廃城後には二の丸に移され、事務所や学校として利用されていましたが、昭和時代に焼失してしまします。
現在でも八代城の井戸跡が残されています。
本丸の北西側に小天守跡があります。
小天守は東西9間、南北4間半の二重二階地下一の櫓で、渡櫓により大天守と繋がっていました。
当時は小天守北側の石段を登り小天守地階に入り渡り櫓を通って、大天守の地階に入りました。
小天守の石垣は大天守に次ぐ規模の石垣で、見どころです。
本丸の北西隅に大天守跡があります。
大天守は四重四階地下一階の櫓で、東西10間、南北11間と八代城の最も高い建物でした。
1672年の落雷により小天守と共に焼失してしまいます。
大天守の石垣は高さが15mと八代城で最も高く、大規模なものとなっています。
大天守の石垣は八代城内で最も古い技法である野面積みで積まれていますが、隅部は大きな石材が使用されています。
廊下橋門跡(北側)
本丸の北側には廊下橋門跡があります。
現在は本丸の南側に橋が架けられていますが、当時はこの北側の廊下橋と東側の欄干橋のみとなっていました。
当時は橋の先には唐人櫓と九間櫓の間に埋御門平櫓があり、厳重な虎口となっていました。
廊下橋門跡から見る唐人櫓の石垣(写真右側)
廊下橋を渡った先には唐人櫓の石垣があります。
唐人櫓は東西4間、南北3間の平櫓で、大天守との間に長さ3間の塀が続いていました。
唐人櫓内側の石垣には合坂と云われるV字型の石段が残されています。
本丸の北側には九間櫓跡があります。
九間櫓は東西9間の平櫓で、東側の三階櫓との間には長さ26間の長塀が続いていました。
本丸の北東隅には三階櫓跡があります。
三階櫓は東西6間、南北5間の三重三階の櫓で大天守に次ぐ高さの建物でした。
本丸の北側に北の丸があります。
現在でも北の丸東側の折れのある石垣が残されていて、当時の姿を垣間見る事が出来ます。
北の丸は細川忠興が書院や茶室、庭園を整備し、隠居所としました。
現在でも庭園跡や細川忠興が自ら植えたと云われる臥龍梅が残されています。
また、松井家再興の祖である松井康之と干拓事業で八代を発展させた興長を祭神とする、松井神社が建立されています。
松浜軒(国指定名勝)
北の丸の西側には「松浜軒」があります。
松浜軒は1688年に八代城主松井直之が生母崇芳院尼の為に建てた茶庭です。
創建当初は庭の向こうに砂浜と松を見る事が出来たため、浜のお茶屋とも呼ばれていました。
庭園には肥後花菖蒲が植えられていて、6月上旬頃に見ごろとなります。
【松浜軒】
所在地:〒866-0865 熊本県八代市北の丸町3-15
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
入館料:一般500円、小中学生250円
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、お盆(8月13日~15日)、年末年始(12月29日~1月3日)
・本丸北西隅の高さ15mにも及ぶ大天守の石垣(天守台)
VEONITY "THE FINAL ELEMENT"が11月29日(金)国内盤発売
『Scarlet Records』に所属するスウェーデンのメロディック・パワー・メタル・バンド、VEONITYの6thアルバム"RETURN OF THE HERALDS"が11月29日(金)にワードレコーズから日本盤リリースされます。
これまでツイン・ギターの一翼を担っていたアンダース・スクルドがヴォーカルを兼任していましたが、本作から専任ヴォーカリストとして元LANCERのイザック・ステンヴァルが加入しています。
とはいえ音楽性は全く変わっておらず、ファンタジックな世界観を持つ、かなり王道なメロディック・パワー・メタルをプレイしているバンドです。
先行公開されているMVを視聴しても、さすが既に10年を超えるキャリアを持ち、6作目にもなるだけあって、確かなクオリティを感じさせます。
サビは明るく伸びやかな、いわゆる明朗系のメロディック・パワー・メタルなのですが、楽曲全体としてはどこか哀愁というか憂いを纏っている辺りはSTRATOVARIUSやSONATA ARCTICAの明朗系の曲を彷彿させる所もありつつ、個人的な印象として一番近いのは母国の先輩にあたるINSANIAですかね。
前のエントリーで紹介したKRILLOANといい、こういう四半世紀前の「メロスピ」を彷彿させるバンドが立て続けに出てくると、なんだかちょっと嬉しくなりますが、こういうバンドが揃って『Scarlet Records』というイタリアのレーベルと契約している辺りに時代の変化を感じる…というのはちょっとマニアックな視点ですかね(笑)。
サクラオB&D シングルモルトジャパニーズウイスキー 戸河内
今回は、ジャパニーズクラフトウイスキーから、サクラオ ブルワリーアンドディスティラリーの「シングルモルトジャパニーズウイスキー 戸河内」を飲んでみます。
「戸河内」のシングルモルト
今回のボトルを手がけるサクラオ ブルワリーアンドディスティラリー(旧:中国醸造)は、元々日本酒や焼酎を中心に製造、販売を行ってきた企業で、広島県廿日市市に本社があります。
日本酒においては、「一代」の銘柄を長らく用いていましたが、現在は「一代弥山」の銘柄となり、より上質な日本酒を手がけています。
2000年代に入って、本格的なジン、ウイスキーの製造に進出することとなり、2000年代後半には、スコットランドからバルクウイスキーを輸入し、安芸太田町戸河内にあった鉄道トンネル跡地を貯蔵庫として再利用、そこでウイスキーを熟成した「戸河内ウイスキー」を販売しました。
2017年に桜尾蒸溜所を建設、翌年には「桜尾」ブランドのジンを製造、販売。
そしてウイスキー用のポットスチルを導入し、ウイスキーの製造にも着手、2022年にシングルモルトウイスキーとして「桜尾」と「戸河内」をリリースしました。
桜尾と戸河内の違いは、熟成に使う樽と、蒸留後の熟成の場所です。
「桜尾」は4種類の樽の原酒を桜尾蒸溜所の近くの貯蔵庫で3年以上熟成、「戸河内」はバーボン樽原酒を戸河内貯蔵庫で3年以上熟成したモルトを使っています。
テイスティング
グラスからの香り、液色
グラスからは、パイナップル、オレンジ、ナシの香りが広がります。
液色はシャンパンゴールドです。
ストレート
アルコールの刺激の後、パイナップルとナシ、オレンジの香りが続きます。その後スモーキーな香りも得られます。
味わいは、アルコールからの辛みが強く、その後は酸味、軽い苦みが全体に広がります。
ロック
スモーキーな香りが更に強く広がります。その後、ラムレーズン、パイナップル、オレンジの香りと続きます。
味わいは、苦みが前に来るようになり、酸味が後からついてきます。甘さはかなり控えめです。
ハイボール
ナシの香りが先にやってきて、かすかにパイナップルの香りが続きます。
味わいは、酸味がメインとなり、軽い苦みが後からついてくる印象です。レモンを加えなくてもサッパリしている印象です。
バーボン樽原酒でも個性の目立つボトル
バーボン樽での熟成だと、比較的バニラのような甘い香りが出やすいですが、戸河内についてはトロピカルな印象もあるフルーティな香りと酸味の強い味わいが出ていて、原酒自体の個性が光っている印象です。
「桜尾」はブドウやりんごと言った比較的スタンダードな印象があったのとは対照的です。
比較的冷涼なトンネルを利用した貯蔵庫で熟成させたとはいえ、3年でも熟成が進んでいる感があり、これからが期待できるブランドになるでしょう。
大手メーカーのノンエイジクラスのシングルモルトも高止まりしている状況を考えると、相応の価格と言っても過言ではないでしょう。
<個人的評価>
香り B: スモーキーさがしっかりしている。パイナップル、オレンジ、ナシの香りへ続く。
味わい B: 酸味が目立つ。甘さはあまり感じられず、苦みもわずかながらに感じる。
総評 B: トロピカルな香りが個性的。
サクラオブルワリーアンドディスティラリー
渡辺航・弱虫ペダル・第797話『それでも前へ!!』
『初代ウルトラマン』『ウルトラセブン』(あと、他で少し)で独自の価値観を構築したのが脚本家・佐々木守だ。
Wikiにも書かれているように、彼の執筆速度は異常に速く、まさに職人技である。ムック本情報によると『ウルトラシリーズの脚本は30分ぐらいで書いてた』という話を聞いた。なんでも、普段から『脳内処理をしていて、書く段階になったらアウトプットするだけであった』という感じ。イメージ的にはプリンターで印刷する段階が『執筆時間』なのだろう。
そして、レベルは雲泥になるが、タイプ的には自分に共通しているな~とは感じる。
このブログ記事に関してだと『木曜夜に開始して、土曜日に終わる』ってスケジュールなんですが、もちろん普通に社会人もしている。そして、おそらくこのボリュームは『速くて多い』に分類される。で、自分がやっているのはもまさにそれで『普段はアウトプットをイメージしていて、あとは打ち込むだけ』という状態である。
このブログを始める前は、マンガ家さんは机に座って『さあ、次回はどうする?』からイロイロと練り上げて描く…と思っていたが、ひょっとしてスピードの速いマンガ家さんは『あとは印刷するだけ』のタイプなのではないだろうか?優劣でなくてタイプ別の話なんですが。
藤堂尽八は解決思考の脳の持ち主
…なんて思います。この『弱虫ペダル』は娯楽嗜好の本編とドラマ思考の『スペアバイク』と捉えているのですが、これは作品に深みを与えて良いな~と感じます。そして、その恩恵を大きく受けた一人が東堂ですね。
彼はとにかく『思考が多い』ということ。それも机に座ってウンウン唸っているのでなくて、『脳内で処理しながら普段の生活をしている』という感じ。重ねて優劣でなくて『そういうタイプ』なんてすよね。だから『アタマがいい』というよりは『普段から処理している』という感じでアウトプットが早く感じられるんですよ。
対して、巻チャンは『全然処理が進まない』という感じで難儀だな~って。ただ、答えが見つかるとビックリするぐらいの極端な行動をしているのは読者の知るトコロでしょう。
そして、ご存知のように渡辺先生は『原稿が速い』ということ。以前、イベントでサインをいただいた時に『ゆっくり線を引いているけど、最短距離をいっているので結果早い』という独特さに驚いたものです。そして、普段『自転車トレーニングをしている時』に作品の構成を爆速で組み上げてアウトプットしているのではないかな~と感じます。
いや、ロードバイクって『なんか考え方がまとまる』んですよね。自分も走りながらイロイロと処理してるし(だけど不思議と走りにも集中している)。
ここら辺、マンガ家さんたちは研究すると原稿のスピードアップに繋がるんじゃないでしょうか?
LINKIN PARK 『From Zero』
カリスマフロントマンの死去を乗り越えてのリスタート
LINKIN PARKらしいモダンでメロウなロックサウンド健在
新ヴォーカル・エミリーの見事なヴォーカルワーク
2024年の洋楽ロック最大の話題といえば、やはりoasisの再結成、そしてLINKIN PARKの再始動であることは疑いようがないでしょう(他にもあったらゴメン)
世界一仲の悪い兄弟であるギャラガー兄弟については、まあいいオトナだからいずれまた一緒に組むことも不思議ではないと思いますけど、LINKIN PARKの復活劇については本当に驚きでした。
なんたって、バンドの看板であり、世界最高峰のカリスマフロントマンであるチェスター・ベニントンがこの世を去った訳ですから。代わりになる存在なんてまずいないだろうし、そんな状況に追い込まれたバンドが再び動き出すとは。
さらに新たなヴォーカリストとして選ばれたのが、女性ヴォーカルのエミリー・アームストロング。かなり思い切ったメンバーチェンジであり、よくぞ活動再会に踏み切ったなと、その勇気と決意の強さに驚嘆です。
ただ、中途半端に似ている男ヴォーカルを起用したら露骨に過去と比較されてしまうので、ある種「新生LINKIN PARK」を印象付けるには、良いメンバーチェンジと言えるのかもしれません。
本作のタイトル『From Zero』。LINKIN PARKはもともとXEROというバンド名だったらしいので、文字通り0からの再スタートであるという意味と、バンドの原点に改めて立ち返るという意味も含ませているよう。バンドの再始動を決定づけるにふさわしいタイトルだと思います。
そんな全世界が注目するニューアルバムですが、全体の印象としては、LINKIN PARKらしい良質なメロディックロックだなと素直に思えました。再始動云々の話題性抜きにしても、純粋にメロディアスでハード、カッコいいロック・アルバムに仕上がっています。
多くの人がLINKIN PARKらしいと思っている音に寄せた作風を意識していると思われ、チェスター逝去前の最後のアルバム『One More Light』より、圧倒的にハードでラウドなロックとしての攻撃性、シャウトの勢いがある。
これは0からのスタートということで、改めてLINKIN PARKとはどういうバンドなのかを見つめ直した結果なのか、それともファンを安心させるために、みんなが思うLINKIN PARK像を再現しようとしてくれたのか、特に難しく考えず、改めて自分たちがやりたいことをやりたいようにやっただけなのか。
まあ、どんな思いで制作されたのだとしても、クオリティーの高いロックを聴かせてくれるのであれば、僕としてはなんの不満もありません。「チェスターがいないLINKIN PARKなんてLINKIN PARKじゃない!」と思う人にとっては受け入れ難いのかもしれませんが、このバンドにそこまで強い思い入れはなかった僕としては、純粋に楽しむことができました。
新ヴォーカルとなったエミリーは、さすがチェスターの後任に抜擢されただけあって、かなりの実力を聴かせてくれます。キレのあるシャウト、張り上げるような力強いクリーン、女性らしい美しさを放つソフトな歌唱にいたるまで、見事なヴォーカルワーク。きっと過去の曲を歌っても、クオリティーを下げることはないと思わせる見事なもの。
とはいえやっぱり「チェスターのシャウトが加わればもっとカッコよくなったのかな...?」という思いが無い訳ではありませんけどね。それほどまでに大きな存在だったので。
曲単位でいうと、やはりLINKIN PARKらしさを強く打ち出し、非常にメロディアスでありながら、アグレッシヴなシャウト、モダンなシンセアレンジも際立った出だしの曲たち、M2「The Emptiness Machine」、M3「Cut The Bridge」、M4「Heavy Is The Crown」が特に好きですね。張り裂けるようなシャウトとヘヴィサウンドで彩られながらも、サビは非常に哀愁の効いたメロウさが光るM10「IGYEIH」も良い。
チェスターが亡くなって7年、活動再開はかなり厳しいものかと思われていましたが、まずはこうやって良いアルバムをリリースし、復活を遂げてくれたことを喜びたいですね。本作リリースに伴うワールドツアーも開催されているので、今後の活動の活発化も期待したいところ。
来日公演は来年2月開催と決まりましたが、やはり昨今の価格上昇の煽りなのか、一番高いVIP COLD席は88000円というおっそろしいもの。よっぽどの大ファンか富裕層じゃなきゃ買えなくないか...?
"LINKIN PARKらしいラップ/オルタナメタルを踏襲した、メロディックかつアグレッシヴな充実作。新ヴォーカルの実力派ぶりも十分に伝わる"
すべて | グループ指定なし | 漫画 | 音楽 | 雑感 | 嬲 | ローカル | 仕事 | 芸能 | プロレス | RUN | 時事 || 管理