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  1. 2024/10/18 01:40:34 弱虫でゴメン RSS含むアンテナおとなりページ

    楽しみにしていた弱虫ペダルの続きが読める~♪という事で。さっそくですが、そのお話に入らせもらいます。
    以下は今週の弱虫ペダル、内容や感想になりますので。
    『◎今回は箱根学園番外編!! 主役は…!?』と綴られ始まる今週の弱虫ペダル。
    インハイ初日の山岳賞バトルのお話はいったんおあずけ。
    今週の舞台は箱根学園近くにある文房具店です。
    今日は
    あいにくの雨
    ここは ご存知
    箱根学園のそばにある
    野川文房具店
    オレは店主の
    野川倖二郎(42)

    普段は入れ食い状態の
    この店も 雨だとさすがに
    立ち寄る生徒さんたちは
    まばらだ
    野川「うーーん、カッパとカサを仕入れておいたが。朝から雨の予報だと、みんな雨具を持ってきているか__…」
    野川さんは新しく仕入れたカッパを広げて見ながら呟きます。
    そして、店の外を眺めながら、思いにふけるのでした。
    こんな雨の日は
    あの生徒さんの
    ことを
    思い出す
    1年前のことです。
    その日も雨が降っていました。
    男子生徒「うあーーー」
    雨をしのぐかのように制服の上着を頭から被った生徒が、お店のドアをガラッと開けて入ってきました。
    野川「お、いらっしゃい!!」
    男子生徒「すいません…ちょっと、雨宿りをさせてください」
    野川「ああ、いいとも!!」
    快く承諾した野川の頭の中では、素早くある考えが巡っています。
    野川(雨宿り→待ってる間に商品を見る→思わず欲しくなる→買う なんてことは、よくあるからな)
    野川はきりっとした表情で男子生徒に言います。
    野川「どうぞゆっくり(店内を見回)してって!!」
    店の奥にいた野川ですが、タオルを持って男子生徒の方へ向かいます。
    野川「濡れてるねー。タオル使うかい?」
    男子生徒「!」
    野川「ほい」「……」「!?」
    タオルを渡しながら、野川はその男子生徒のある身体的特徴を目の当たりにするのでした。
    その日
    店を
    訪れた
    彼は__
    ひときわ
    大きかった!!
    男子生徒「!」
    野川「わーーっ!!」
    その大きな男子生徒とは、葦木場の事でした。
    葦木場「あ、いいんですか。ありがとうございます」
    野川「で、でっかいね、キミ。190cmはあるね。何センチ!?」
    葦木場はピースするように指で2という数字を作ります。
    野川「2m!? 人なのに2m!!」
    葦木場「まぁ」
    ちょっと照れたようなしぐさをする葦木場。
    野川「いや、ほめてな…ほめてるか」
    言いつつ野川は考えます。
    野川(そういえばこの間、新1年生の女子が、3年の先輩に大きい人がいるってウワサ話してた!! この子か!! 確かにでかい。天井つきそう!!)
    野川がそう思いつつ見ているそばから、葦木場は『よいしょ』と店内で動こうとした瞬間、天井に頭をぶつけます。
    野川(早速ぶつけたーー!!)
    野川「まぁ、座るかい?」
    野川は小さな丸椅子を持ってきてあげます。
    葦木場「すいませんー」
    出された椅子に座る葦木場。
    座った状態なのに、野川と高さがあまり変わりません。
    野川(座って一緒くらいだ!!)
    葦木場の横顔をまじまじと見る野川
    その時 ワタシは
    なぜか
    不思議な雰囲気を持つ
    おっとりした
    彼が
    一体 何部なのか
    当てゲームを
    したくなった!!
    ルールはシンプル
    『何部』は
    聞いてはいけない
    少しの質問で
    当てる
    より少ない質問で
    正解した者の
    勝ち だ!!
    雨で暇だったゆえ、1人で2役をイメージし、何部当てバトルをはじめる野川。
    野川(うけてたとう!!)
    野川はさっそく葦木場に話しかけます。
    野川「インターハイの予選が近いねぇ」
    そんな野川の言葉を聞いた葦木場は、ばっと野川の方へ振り向きます。
    野川(喰いついた!! フ!! 運動部確定!!)「キミは出るのかい?」(何人制だ、誰と出る!!)
    葦木場「はい。塔一郎(とう)ちゃんと雪成(ゆき)ちゃんと3人で出ます」
    野川に衝撃が走ります。
    野川(父ちゃんと由紀ちゃんの3人!? お父さんと…何!? 彼女!? の3人でやるの?どんなスポーツ!?)
    一瞬混乱するも、野川は心を落ち着け考えます。
    野川(まてまてまて。つまり、そういうことだ)
    『父』は指導者!! 『由紀ちゃん』はマネージャー!! 柔道か剣道!! あるいは空手!! というライン)
    野川「しかし最後は個人競技だものな…」
    葦木場はロードレースで、ゴール前、アシストに背中を押され、一人で飛び出すエースを思い描きます。
    葦木場「そうだね」
    野川は葦木場の答えにガッツポーズをします。
    野川(一気にキメる!!)「時に…かぶってるアレは蒸れないのかい?」
    葦木場は一瞬ぽかんとしています。
    野川(来い!! 『剣道』に絞ってみた!! ブラフだ!! 喰いつけ!! 喰いつけ!!)
    葦木場「あ…普通の人には、蒸れるように見えるんですか。大丈夫ですよ、あれ」
    野川(来い!!)
    葦木場「穴がたくさんあいてるんで」
    葦木場はロードのヘルメットイメージしながら答えます。
    しかし、野川の中では完全に剣道の面が思い浮かべられています。
    野川(確定ぃぃーー!!)
    野川の頭の中では正解の拍手喝采が鳴り響いています。
    野川(プロファイリング完了!! はっはっは文房具屋にしておくのはもったいない。今すぐアメリカCIAに転職するか!!)
    野川はすっかり満足します。
    葦木場「あ、晴れてきた」
    ちょうど雨も上がりました。
    葦木場「どうもありがとうございました」
    葦木場はぺこーっと頭を下げながら言います。
    野川「いやいや、うむ!! 楽しい時間だったよ!!」
    そして野川は店を出る前の葦木場を呼び止めます。
    野川「待って。これを持っていきなさい。いいからいいから!!」
    葦木場「え、カサ!?」
    葦木場は野川の差し出した棒状のものを受け取ります。
    そして場面は、そんな雨上がり、部室に辿り着いた葦木場に移ります。
    葦木場「…じゃ、なかった…」
    黒田「竹刀!? 何だそりゃ!?」
    葦木場が野川から受け取った棒状のものとは、傘ではなく、竹刀でした!
    葦木場「何か雨宿りしてたらもらっちゃった…」
    黒田「わらしべ長者か!!」
    泉田「アブ!!」
    そして最後の一コマで、冒頭の雨の日、思い出を振り返る野川へと戻ります。
    数日後
    女子生徒が
    話しているのを聞いて
    彼が自転車部だって
    知ったんだよねー
    ホント… オレ
    文房具屋で
    よかったって
    思ったよねーー
    そんな野川の後ろ姿が描かれ、今週はおしまいです。
    ちゃんと後から野川さんは葦木場の部活を知ることになるんですね!笑
    私はてっきり知らないままになるのかと思いました。
    野川さん、いくらご機嫌でも、竹刀あげちゃうんだーって、太っ腹だと思いましたし。
    剣道部なら竹刀は持ってるからあんまり必要ないのでは?なんて思ったり。
    ツッコミどころの多い人ですね。
    まあ、そんな野川さんより、私的には今週の見どころは葦木場の可愛さにあると言いたいです。
    コメディな回だったからでしょう。今週の葦木場は目が大きくて、可愛くデフォルメされた印象でした。
    でかいね!にちょっと照れな感じも、小さいコマだったのが悔やまれるくらい、私的にはツボでしたし。終始可愛かったです。
    最近見ていなかった箱学メンバーが見れたのも良いですよね!
    息抜き的な、楽しい可愛いお話でした。
    ……でしたが!やはり本音を言うと、真波と小野田のファイナルクライムの続きが読みたかったー!!
    続きが気になって仕方ないのに~って感じです。
    来週、楽しみにしています。

  2. 2024/10/17 23:30:04 Streaming for METAL含むアンテナおとなりページ

    【楽曲紹介】センチネル・ビースト(SENTINEL BEAST)「Mourir」
    本日のレコメンド曲【刻め!スラッシャー】
    アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、センチネル・ビースト(SENTINEL BEAST)が、1986年にリリースした1枚目のアルバム『Depths Of Death』の2曲目に収録。
    西海岸カリフォルニアのサクラメント出身で、1984年に結成されたセンチネル・ビースト。一般的にはマニアックな存在で、当時の日本の専門誌では酷評されてましたけど、ユニークで個性的なポイントを幾つも含有した、記憶に残るバンドのひとつといえるでしょう。
    センチネル・ビーストはデモ制作を経て、初期メタル・ブレイド発でお馴染みのオムニバス『メタル・マサカー VII』に音源が収録されていますが、スレイヤーのケリー・キングに見いだされたことで、メタル・ブレイドとのパイプが持ったようですね。
    メタル・ブレイドとの契約後、デビュー作にして当時唯一のアルバムでリリースされたのが本作でした。そのサウンドは「Phantom of the Opera」のカバーを収録している通り、アイアン・メイデンの強い影響下にある正統的な80sUSヘヴィ・メタル風味を主軸にしつつも、スラッシュ/スピード・メタルにかなり寄せているのが特徴です。
    終始荒々しく追い立てられるように激走を重ね暴れまくる音像は、スラッシュと称するのがしっくりくるでしょうね。メンバーには、のちにフロットサム・アンド・ジェットサムに参加するマーク・スペンサー(B)が在籍。スティーヴ・ハリスばりに、ビッキビキな音色で弾きまくってますけど、やはり再注目は女性シンガーのデビー・ガンの存在でしょう!
    赤い長髪が目印のデビー嬢の強靭なボイスは、黙って聴いたらまず女性とは思えぬド迫力で、けたたましい演奏にさらにエナジーを投下していくチカラを放っています。デビー嬢はのちにジーノホワイトに参加しますね。
    今回ピックアップした「Mourir」は、まさに「メイデン・ミーツ・スラッシュ」をサウンドで体現した、個性的な激烈スラッシュ・メタル・チューンです!ベースのイントロからしてメイデン感満載ですが。ユニークなメロディを伴いながら、スリリングに疾走していくメタルは問答無用のカッコ良さを解き放っています!

  3. 2024/10/17 22:13:06 情報中毒者の弁明含むアンテナおとなりページ

    マガジン
    池田屋事件へ向けて刻一刻。何のために、誰のために戦うのか。>青のミブロ-新選組編-@安田剛士。
    どうやって作詞するのかって個人差が凄く大きいらしく、一瞬で出てくる人も居れば、一単語つけては削りって人も居るとかなんとか。>真夜中ハートチューン@五十嵐正邦。
    蹴られたボールに追いつくってどんなスピードだよ、と思うがマスターレベルならしゃあないか。そうか?>ブルーロック@金城宗幸×ノ村優介。
    高校生の時の年下年上とか、大人になると気にならないレベルだけど、当事者だと人生の中の比率大きいもんね。>黒岩メダカに私の可愛いが通じない@久世蘭。
    どちらもボロボロで、だからこそ積み上げて来たものが大きく影響する事に。決着は近いか。>はじめの一歩@森川ジョージ。
    読切。ヤンデレも今や多くの人が認知するものになったので、変化球が使えるんだよな。>僕のカノジョは病んでいる@禾ウクル。
    今までと全然違う生活レベル、三日もすれば慣れそうではある。>カッコウの許嫁@吉河美希。
    寝る時に羊を数えるの、日本語だと意味があんま、という話があるなあ。>色憑くモノクローム@内山敦司。
    失う事でパワーアップとか厄介すぎるでしょ。特殊能力はどこまでコピーされるんだろう。>シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~@硬梨菜×不二涼介。
    どれだけ良い成績の時や実績があっても、結果として抜け出せていない以上、強い「奨励会員」でしかないんだよね。>盤上のオリオン@新川直司。
    未来人というのをあっさり受け入れるの、懐が広いというか。>甘神さんちの縁結び@内藤マーシー。
    乱戦は続く。キーパー同士の戦い、消耗もまた大きそうだが。止める意図は。>戦隊大失格@春場ねぎ。
    何人以上居ないと部活を維持できませんっての、フィクションだと定番だけど、実際に経験した事ある人は凄く少なそう。>ゆめねこねくと@澤田コウ。
    こういった、競技ごとのエントリーシステム、ややこしいのも多いんだよな。何でも参加できるようにしてしまうと増えすぎて厄介ってのはわかるんだが。>ラブフォーティー@華鳥ジロー×伊藤星一。
    最後のとどめはまさかの。バレてるのか、それとも。>赤羽骨子のボディガード@丹月正光。
    他のも去って行くか。魂は戻り、この戦いは終わりへ。絵の圧がやはり。>灰仭巫覡@大暮維人。
    現実のハロウィンシーズンに合わせたネタ、なのかなあ。>ガチアクタ@裏那圭。
    立場の違いはなあ。全部アーサーが悪い、としたい所だけど。トーナメント表、なんかよくわからんのも居るな。>黙示録の四騎士@鈴木央。
    新たな竜人がどんどん出て来る、のは良いが巻き入ってる感が。いや、まだわからんか。>GALAXIAS@果坂青。
    サンデー
    新連載。少し不器用だけど踊りは飛びぬけてる少年が、怪我を切っ掛けにダンスボーカルユニットから、能の世界へ。ただ、アイドル引退が強引というかそんな風にはならんやろというか。血筋ではない場合はなあ、ってのもあるが。伝統芸能系でも能漫画はあんま見ないな。>シテの花-能楽師・葉賀琥太郎の咲き方-@壱原ちぐさ(監修:宝生流二十代宗家 宝生和英)。
    無理矢理引きずり出して殺しにかかるのか。暴走自滅コースにしか思えんが。>MAO@高橋留美子。
    修行初期。慣れるまでは大変だよなあ。>舞妓さんちのまかないさん@小山愛子。
    この作品もカラー率高いよね。相談する相手として適切なのかこれ。>帝乃三姉妹は案外、チョロい。@ひらかわあや。
    最初から宣言法狙いって、名人としてはどうなの。協力者がついにバレてしまったか。>龍と苺@柳本光晴。
    犬化トラップとかあるんかい。尾守つみきリスペクトかしら。>廻天のアルバス@牧彰久×箭坪幹。
    女神に拉致られて、異世界転移編スタート?そう来るか。>古々路ひめるの全秘密@小松翔太。
    特別な両目の情報が他の所に流れたら、戦争になってしまいそうだが、さて。>界変の魔法使い@田辺イエロウ。
    自然薯を掘りに。持ち主が居る山の場合とか、その辺がね。>古見さんは、コミュ症です。@オダトモヒト。
    脱出の為に必要なのは、バール?移動速度とか考えると自転車が有効そうだが、道路どうなってるかわからんからなあ。>ストランド@NUMBER8×益子リョウヘイ。
    勝手に恨んでるだけなら、別の学校に行って戦う道を探った方が良かったのでは?>イチカバチカ@本間仁助。
    ロッカーの中に入るの、フィクションでは定番だけどな。>百瀬アキラの初恋破綻中。@晴川シンタ。
    練習の成果が出てる。そうか、トップとやったらあっさりってレベルなのか。逆に仕掛けられたが、場数の差が生きそう。>レッドブルー@波切敦。
    頑張ってるじゃあねえか……。>尾守つみきと奇日常。@森下みゆ。
    うーん、無理矢理怪我させて大変だ―、ってもなあ。>テノゲカ@詩石灯×新井隆広(監修:市原理司)。
    デュラハンの馬とユニコーンと。いい話だな?>ハローワークモンスターズ@旗町マコ。
    地域の強豪というかライバルというかそういうのたち。かませにしか思えないんだよなあ。>ロッカロック@馬頭ゆずお。
    これだけ被害が出るまで間に合ってないのに縄張りは主張するってどうなんだよ陰陽師。しかも逃がしてるし。>タタリ@彌。
    センチメートルの季節。「南くんが恋人!?」の影響かしら。>シブヤニアファミリー@久米田康治。
    島本和彦、やっぱり来ちゃうんだ。マメだなあ。>十勝ひとりぼっち農園@横山裕二。
    GJ
    母と娘みたい、って年齢どうなってるんだっけ。>レッドムーダン@園沙那絵。
    こういう連打、ピッチャーからしてみたら悪夢でしか無いわ。そして、試合を早く終わらせようというプレッシャーが来るのか。>キャプテン2@コージィ城倉(原案:ちばあきお)。
    人の振り見て我が振り直せ、じゃあないが、今まで自分がやってきた事がどういうのだったか振り返ると、なんだよなあ。>Shrink-精神科医ヨワイ-@七海仁×月子。
    予備校の中で凄い人って、結局合格していない人でしかないからね……。>空をまとって@古味慎也。
    新章突入。犬が主役、でもないのか。これ時代は古そうだが、生活保護とかそういうのも無い世界?>人生色々@本宮ひろ志。
    監督に賄賂を渡して登板させたけれども。残酷な結果だが、これが現在の実力という事か。>ドラフトキング@クロマツテツロウ。
    新章開始。身元偽装、実際どの位まで出来るものなのかとは思う。復讐相手だとしても、依頼無しでは動けないのかね。>怨み屋本舗DIABLO@栗原正尚。
    同姓同名と思ってる間は良いが、写真とかどっかに無いのかな。>ラジエーションハウス@横幕智裕×モリタイシ。
    実食の続き。自分で獲ったから余計に美味いってのもありそうだ。>釣って食べたいギャル澤さん@ふなつかずき。
    闇オークション潜入。顔チェックをされないの、いい加減すぎないか。花子がここで行くのか。>静かなるドン-もうひとつの最終章-@新田たつお。
    自分に一番都合の良い展開をそれぞれ求めるのはしゃあないのだけどもねえ。>一緒に暮らしていいですか?@流石景。
    最終回。はい。>マリッジグレー@轍平。
    違法薬物の包括的指定、医薬品として使われてるのと一致しちゃうとか無いのかな。指定する側に違和感が?>ハボウの轍~公安調査庁調査官・土師空也~@ナガテユカ。
    医者としての「型」を身につける、というのは納得できる話だな。患者側からしても安心できるし。>Dr.Eggs ドクターエッグス@三田紀房。
    すべてを失った田沼に人間城が迫る。なんでだよ。次回、最終回。>田沼殿と源内さん-ときどき徳川ファミリー-@山田しいた。

  4. 2024/10/17 06:55:53 悶絶メタル含むアンテナおとなりページ

    変態アヴァンギャルドメタルAILIFDOPAによる最新MV。相変わらずの変態マスコア的テクニカルアンサンブルにニューメタルコアやニューコアに通じるイマドキ感を取り入れており、完成度は高いが流石に変態という括りでマンネリ化しつつあるのは確かだ。「ヘヴィネス/テクニカルさとポップネスの融合!」というのもやはりニューメタルコアやニューコアでお馴染みになりつつある。他ジャンルとの接続も変態アピールが先走り過ぎてあざとさが強く、革新派メタルリスナーのアンテナに引っ掛からない理由がこの辺にあるのかも知れない。ここらでそろそろポップさ完全排除でガチのテクデス/プログデスな変態メタル/ヘヴィミュージックをやって欲しい所だ…!
    国産デスメタル/ハードコアの実力派KrueltyによるMV。メタルコアでもデスコアでもないオールドスクールデスメタルとハードコアの融合がアンダーグラウンドの凶悪な瘴気を発散しておりたまらない。ドゥーミーな重苦しさも実に渋く日本語詞グロウルもハードコアらしい怒りを感じさせる。やはり俺は日の当たらない地下世界の住人なんで陽キャなメタルコア/デスコアよりもこういう陰キャのためのメタル/ヘヴィミュージックが好みだ!
    Mike Portnoy復帰後初となるDream Theaterの最新シングル。エクストリームメタル/ヘヴィミュージックの領域でも語られ今やメタルシーンを代表するジャンルにまでのし上がったプログメタル(プログレッシヴメタル)の頂点に君臨するDream Theaterだが、やはり彼等の根底にあるのはクラシック路線のヘヴィメタルである事が伺えるな…!
    オーストラリア、シドニーのハードコアバンドSpeedのライヴ及びMV。スラミングデス等にも通じるストンピーな2ステ誘発タイプのタフガイハードコアなんだが、マッチョなフロントマンがフルートを吹くというミスマッチ過ぎる光景を拝める希少なバンドである。最もフルートが使われるのはごく僅かでJethro Tullのようなものを期待してはいけないんだが、こういう組み合わせも越境性が喜ばれる現代シーンの流れにマッチしているだろうか!?
    国産パンク/ハードコアの重鎮SLANGによる最新MV。厳密にはメタルではないが十分にメタリックなサウンドで駆け抜ける30秒程度のハードコア。腐り切った権力や体制、資本屋や戦争屋を激しく批判する歌詞も素晴らしい!これぞホンモノの反体制パンク/ハードコアだ!お行儀の良い学級委員/風紀委員/PTA的いい子ちゃんポリコレwokeみたいな腐った偽善ではない、ガチの怒れるパンクスの叫びだ!
    Vomit Forth"Terrified Of God"
    アメリカ出身のデスメタル/デスコアバンドによる2ndアルバム。
    2018年に活動を開始したコネチカット州の4ピースバンドで、これまでにアルバム1作、デモやEPを2作ずつリリースしており本作はCentury Media Recordsから2024年にリリースされた通算2作目に当たるフルアルバムとなっている。
    デスメタルとハードコアの折衷等とよく称されているが、正確にはオールドスクールデスメタルとデスコアの折衷と言えそうなスタイルだ。デスコアにOSDMを取り入れたと言うよりはOSDMにデスコアの要素を取り入れたようなサウンドだろうか。ギターの質感及びフレージングは紛れもなくデスメタルのそれでありアンダーグラウンドな不穏さを漂わせているが、Voはデスコア然としたストロングなグロウル、スクリームでかなりデスコア的なブレイクダウンも導入されている。部分的にスラミング風のリフ、リズムも顔を出すがどちらかと言ったらハードコアに近い印象があるな。
    Kublai Kahn、Jesus Piece等と仕事をしたエンジニアRandy LeBoeufがプロデュースしたサウンドは上記したようギタートーンこそデスメタル的なささくれ立ったノイジーさを残しているが、全体的なプロダクションはデスコアらしいクリアさ/モダンさがありOSDMのモッサリ感を微塵も感じさせない洗練されたサウンドに仕上がっている。これにより細かいリフやリードギターはデスメタルなのにブレイクダウンはデスコアという異ジャンルの融合/折衷に成功しているだろうか!?
    1曲2分台、アルバムトータル27分という短さもダレずに一気に聴き通せるボリューム感で好印象だ。ブレイクダウンが長々と続いたりしない潔さが嬉しい所である。ブラッケンドやスラミング等デスコアもそれなりにマイクロジャンルが存在しているが、正しくデスメタルと混ざり合ったある意味王道であり本質的なデスメタル/デスコアを喰らえるアルバムだと言えよう…!
    Satan"Songs in Crimson"
    イギリス出身のヘヴィメタルバンドによる7thアルバム。
    70年代末から活動を続けている大ベテランで、当時のイギリスで巻き起こったアンダーグラウンドシーンの一大ムーブメントであるNWOBHMの流れを汲んでデビューした知る人ぞ知る存在である。80年代に数回の解散及び改名をしており、2011年に再結成を果たした後も精力的な活動を続けている。本作はMetal Blade Recordsから2024年にリリースされた通算7作目に当たるフルアルバムだが、改名時にリリースされたアルバムもカウントするなら10作目に当たるアルバムという事になるようだ。
    NWOBHMの系譜に位置するバンドだけに音楽的には80年代当時のイギリスらしい陰りを帯びたアンダーグラウンドかつ正統派路線の王道ヘヴィメタルを踏襲している。どことなく薄暗く、バンド名通りサタニックなムードを持ちつつも後のブラックメタル程ではない。ベテランの大御所ではあるが全体的にいなたいB級感が残っておりそこも味と捉える事が出来るだろう。意外と疾走感のある楽曲からは彼等のようなサウンドが後にパワーメタル等に影響を与えたのが伝わってくるな。
    とは言え正直完成度が高いとは言い難く、プロダクションも音割れしている上にやけにペラく、ギターなんかノイジーでありながらクランチ止まりの軽さが残っており演奏もなかなかに不安定な部分がある。Voも胡散臭い声質でお世辞にも巧いとは言えないんだがこういったB級臭さもまたNWOBHMらしさである。Iron MaidenやDef Leppard等は上澄みの中の上澄みなのだ。
    楽曲もコーラスワーク等ちょいダサめな部分があるんだがそれでも随所で耳を惹くフレーズが顔を出し、この辺はベテランの面目躍如だろう。この音楽性でメシが食えているとはとても思えず他の仕事をしながらの活動なんで音楽一本でやって行けている一流バンドと比べてやはり劣る部分があるのは仕方ない。今はデスメタルやグラインドコア等のほうがメインストリームに近いサウンドになっちまった昨今、こうやって活動を継続出来ているだけでも御の字と言った所だろうか…!

  5. 2024/10/17 04:54:48 ゆるい物語を載せる日々 RSS含むアンテナおとなりページ

    さて、今回は10月12日金曜日に見たテレビやYouTubeについての感想を纏めて書いていこうと思います。
    五時に夢中!
    ゲストはソラシド本坊、割と知名度と面白さが比例しない不憫キャラ+大変な生き方をしている人で普通に複数回出演しているのは五時に夢中っぽい。そんな彼のメイン企画は自作の野菜料理のリベンジ企画、今回は全体的に好評もしっかり野菜をたかられるオチなのは本坊さんぽい。
    100億年Love「ローテンションバースデー」
    これはトゲアリトゲナシトゲトゲのAマッソ加納・3時のヒロイン福田・ラランドサーヤの3人がトゲトゲを立ち上げたPとやるYouTube。今回は鍋企画後に公開時に過ぎている福田のバースデーを祝うが食べた後の加納とサーヤが眠気に襲われて・・・という内容。初手からそう言いつつ強めにボケたり、ローながら3人ともボケツッコミは忘れないノリは初期トゲトゲのドッキリ企画でメインじゃないトーク多め回のノリで気楽に聞けて好きでした。
    座王
    カカロニ栗谷・すがちゃん・Denと若手自称カリスマ3人集結、けどすがちゃんはいつも通り、栗谷は緊張、座王絶好調なDenは珍しく中盤での敗退とちゃんと決勝までに皆破れるという。そして初戦敗退の大須賀や久々のサツマカワの優勝と波乱多めの回でしたかね。
    それぞれの孤独のグルメ
    2回目はタクシー運転手役のマキタスポーツメイン。落とし物、浮気で女の匂い消しで逆に匂いがキツイ客、長距離とタクシーあるあるは芸能界はやはり強い。そこからのセルフ食堂での孤独のグルメの共演もセルフだからこその独白のズラ仕方もあって悪くない。前回のノリだとゲストの数珠繋ぎやるのかー思ってたらとんでもない繋ぎ方してたのに驚きました。
    てな感じで今回は金曜日の見た物の感想でした。何やかんやでも結構見てるなぁと思いつつ今回はココまで

  6. 2024/10/16 13:14:27 メタルシニア RSS含むアンテナおとなりページ

    今日は、2024年10月号BURRN!の「日本盤アルバム」コーナーで紹介され「85点」と「いかにも」って感じの評価だった、米国産・ハード・ロック・バンド「STRYPER」の14th「WHEN WE WERE KINGS」についてコメントします。
    <評価:2> 5段階評価
    BURRN!が40周年を祝っていますが、それってL.A.METALも誕生から40年が経ったと言う事になりますね。
    私が社会人になった1984年、とにかくその後の「L.A. METAL」旋風は凄まじかったです。BURRN!の創刊と共に「いよいよ私が望んだ時代が到来した!」と色めき立ったものです。
    NWOBHMで誕生した真のMETALは、ハードロック暗黒時代をしぶとく生き延びた「JUDAS PRIEST」や「SCROPIONS」等の精鋭が加わって米国に飛び火して、そのブームが誕生しました。
    一方で米国では、「KISS」「AEROSMITH」時代に一線を画した「VAN HALEN」の登場で、そのブレイクの素地は整っていました。
    そして「BON JOVI」の成功をきっかけに、まさに毎日の様に新しい優秀なバンドが誕生しました。
    そのどれもが米国らしく「売れる為の戦術」も備えていましたね。米国のダーティーさを売りにした「MOTLEY CRUE」。あくまでも格好良さを追求した「RATT」。
    極悪系のヴィジュアルと対峙するポップなメロディーのギャップと言う仕掛けで、見事なスタート・ダッシュを見せた「W.A.S.P.」。
    そしてその真逆の戦略で対抗したのが、今日コメントする「STRYPER」でした。美形なルックスにも拘わらず、基本的な音楽性はかなりメタリックでした。
    さてその彼らの新作ですが、1曲目にメタル命を入魂!この曲を演りたくて作られた作品って感じでした。あとは安全運転(笑)
    ここに来て様々なプロジェクトやソロで精力的に活動している「マイケル・スウィート」の才能は、今第二のピークを迎えている様相です。
    ↓この作品唯一のポップな佳曲です。
    今日は、2024年10月号BURRN!の「日本盤アルバム」コーナーで紹介され「85点」と「圧強め!」って感じの評価だった、スウェーデン産・メロディアス・ハード・ロック・プロジェクト「FIND ME」の5th「NIGHTBOUND」についてコメントします。
    <評価:4> 5段階評価
    まさに秋晴れとなったこの3連休、我々夫婦は第二の人生の住まいの仕上げ段階に…。
    1階のスタジオは細かい部分を微調整するも、なかなか課題が解決せず(涙)
    一方、奥様担当の2階のご自分のお部屋は、先月結婚式を挙げた娘夫婦がお手伝いに!
    どうやら私の寝床になる和室以外は、かなりDIYが進んだ模様。
    一体私の部屋はいつ、どうなるんだ~???
    一方で、平塚の住まいの方には遂に「年金支給手続き」の書類が届きました。
    どうやら支給対象になる誕生日の前日から申請が可能の様ですので、徐々に申請方法を解読しなくては!
    そんな爽やかな(?)3連休の合間に聴いたのが、「SURVIVOR」系の最高峰と言えるこのプロジェクトの新作でした。
    とにかくヴォーカルさん上手過ぎ!この3連休に遺作(?)「JIMI WAYNE JAMISON」を聴いた「SURVIVOR」の元ヴォーカリスト「JIMI JAMISON」を彷彿とさせます。
    一方、演奏も楽曲も高品質過ぎて、何だか「圧強め」って感じで引いてしまう場面もありました(笑) それ程までに凄い完成度です。

  7. 2024/10/16 10:48:28 METALGATE BLOG含むアンテナおとなりページ

    DGM "ENDLESS"が10月18日(金)国内盤発売
    イタリアのプログレッシヴ・メタル・バンド、DGMの通算12作目となるフル・アルバム"ENDLESS"が10月18日(金)にマーキー・インコーポレイティドから日本盤リリースされます。
    前作"LIFE"(2023)からわずか1年弱のインターバルでの高速リリースとなっていますが、前作発表後、バンドとしてのライブはスペインの小規模なフェス(日本で言うとEVPが開催するレベルの「フェス」)に出演したのみなので、スタジオ・ワーク中心の活動になっているということなのでしょう。
    匠の集団である彼らのことなので、リリースのスパンが短いからと言って雑な仕上がりになっているはずもなく、先行公開されているMVを視聴するだけでも、音楽的に練り込まれた充実作であることが窺い知れます。
    本作はある男が自分の人生を形作った選択を理解するための想像力豊かな旅を記録した作品となっており、鮮やかなストーリー・テリングを通じて、あらゆる人にとって普遍的な問いである「もし別の道を選んでいたら、人生はどう変わっていたか?」をテーマとしているコンセプト・アルバムだそうですが、コンセプトなどなかろうとも、彼らの音楽からはストーリーのようなものを感じ取ってしまいます。
    今回、キーボーディストであるエマニュエーレ・カサーリが先行公開MVの"The Great Unknown"ではヴァイオリンを、"Final Call"ではフルートをプレイするなど音楽才人ぶりを発揮しており、もはや単なるルーティンでアルバム制作をしているんじゃないかと思われがちなベテラン・アーティストながら、未だに文字通り音を楽しんでいる雰囲気が感じられるのも好印象ですね。
    来月11月には同郷イタリアのモダン・メロディック・デス・メタル・バンドLUNAR SEAと、モダン・メタルコアのNEKOMATAと一緒にEVP主催の『ITALIAN METAL CARNIVAL』と題されたフェス…というか対バンイベントで実に8年ぶりとなる来日が決定しており、彼らの生パフォーマンスを観たい方にとってはチャンスになっています。
    ただこのイベント、DGMと他の2バンドとの相性がどうなのかな…という疑念があり、DGMファンにとってはタイパが悪いというか「次の日も仕事なのに疲れそう」と忌避され、むしろ単独公演の方が集客上がるのでは…という気がしています。
    同じイタリアでも前エントリーで取り上げたFROZEN CROWNとの2バンド共演だったらかなり集客できそうな気がするのですが、なかなかそううまくはいかないものなんでしょうね。

  8. 2024/10/16 08:50:11 弱虫ペダル 宇都宮勇含むアンテナおとなりページ

    渡辺航・弱虫ペダル・第793話『2つの掌』
    若い頃から一生懸命に勉学に励み、優秀な学歴を経て、誰もがうらやむような一流企業に入社して、これからも頑張るぞ……と意気込む。
    しかし、それで将来が約束されているとイコールではない…ということ。
    『入った会社がとんでもないクソ上司だった』ということ……これだけでそれまでの頑張りはパアになるのだ。そして、これは本人の行動で変えられるというものでもない。人生にはそういう理不尽がいたる所に転がっている。そして、当然ながら逆のケースも普通にある。それまでテキトーに生きていたにも関わらず、自分の合致するトコロにたまたま収まっちゃうっていう。
    だから、人生がうまくいっているな~と感じている人は『そういうこともある』って心に置いておけば自ずと感謝の気持ちも芽生えるんじゃないでしょうか?
    たまたま坂道くんが居てくれたことに感謝!!
    これまでのブログ記事を読んでいる方は感じていると思いますが、自分は山岳に対して『コイツとは絶対に合わないな~』って感じてました。職場の同僚なら最悪ですよね。コイツ、俺の今までの頑張りを台無しにすんのかよって(笑)。
    ただ、今回初めて『あ、俺もそう思う』って意見が合致したことに戸惑っている。コイツとそんな日が来るなんて絶対にないって思ってたし。付き合いというのはやはり長期的視野で見てみないと分からんもんですね~。
    坂道がいなかったら山岳こそが二年連続でインターハイトップゴールをしていたのですが、それを踏まえた上で『君が居てくれたおかげで良い三年間になった』と言えたことの意味き大きい。
    そして、ラストに彼女ヅラ委員長が登場!!今年は炭酸飲料を渡せるか!?
    ありがとう委員長!!これで百人力だ!!ポパイのほうれん草だ!!
    ぼぶしゅ… うぇ~ げっほ げっほ
    …って感じに運命対決にミソ付けたりして。
    そして、坂道は母ちゃんパワーがないから今回はヤバいな。頑張れべストボーイ!!

  9. 2024/10/15 22:32:43 Hepatic Disorder含むアンテナおとなりページ

    Bloody Valkyria 1st "Kingdom in Fire"
    Bloody Valkyria / Kingdom in Fire
    2024年、Northern Silence Records。フィンランド。All。
    Jere Kervinenさんによる一人エピック・メロディック・ブラック・メタル・バンドの1stアルバム。
    ジャケはめちゃめちゃクサメタル的ですが、トールキンをコンセプトにしたエピックブラック。
    Summoningのような中世ファンタジー的な欧州フォーク要素をふんだんに盛り込み、クサいメロデスリフで勇壮に進行します。
    Voはあまり存在感は強くなく、吐き捨てスクリームでダークな様相を増す程度。
    Mix&MasteringもJere Kervinen。ジャリっとした生々しい(宅録っぽい)ギターサウンドや、ドラムスのシャリつくシンバルやハイハットの処理が自前レコーディングの限界を迎えていますが、昔からのクサブラックにありそうな音ですね。
    メインとなる楽曲はアルバムタイトルを冠する連曲でどれも12分を超える大曲志向。間にはインタールード的な短い曲が挟まれています。
    1.Flames Upon a Bridge (Kingdom in Fire pt.1)はエピックメロデスなリフを駆使した序章から、Summoningなアトモスを取り入れた間奏部を乗り越えてダイナミックなコーラスを導入し壮大な楽曲を〆る。
    2.Tears of Ninielは笛/バグパイプのような音色のフォーク要素とSummoningなアトモスフィアによるファンタジックなインスト曲。
    3.Thousand Caves in Blood (Kingdom in Fire pt.2)はSaorやEquillibriumのようなフォーキーでドラマティックなメインテーマが素晴らしく、中盤のクサいリフワークも含め高揚感をどんどん煽り高める。
    4.Melian's Lamentは笛を神秘的に聞かせるRPG世界を感じさせるインタールード曲。
    5.Burning Citadel (Kingdom in Fire pt.3)はフォーキーなメインリフはやはりキャッチーで求心力がある。後半にかけダークな様相でリフの刻みが激しくなっていき、壮大なエンディングへ向かう。
    6.Timeless Echoは壮麗なアトモスフィアとバグパイプ風音色で悠久を感じさせるアウトロ曲。
    初聴のインパクトがかなり強く感じるところでもありますが、良いアルバムですね。
    アートワークはSilvana Massa。
    First Impression: ★★★★☆
    Rating: ★★★★☆

  10. 2024/10/15 12:00:12 Music & Life-Style含むアンテナおとなりページ

    10/13 GALNERYUS / "THE RISING OF THE NEW LEGACY Pt. II" TOUR 2024 at 柏PALOOZA
    最新アルバム『THE STARS WILL LIGHT THE WAY』のリリース、およびメジャーデビュー20周年を記念した、GALNERYUSのライヴツアー "THE RISING OF THE NEW LEGACY Pt.Ⅱ" 柏PALOOZA公演に行ってきました。
    柏は自宅からわりかし行きやすい所で、電車の乗り換えを何回も重ねることもなく、すんなり到着できる場所。そんな所でGALNERYUSが日曜日にライヴするんなら、それはもう行かない手はないわけですよ。
    自宅で洗濯やら観葉植物の水やりやらを済ませ、CDやLPをじっくり聴きつつ、午後から出かけて悠々と柏へ移動し、GALNERYUSのフルセットのライヴと、実に贅沢な休日となりましたわ。
    開場ちょうどくらいにPALOOZAへ行くと、すでに結構な列が出来上がっている。幸い僕の整理番号はそこまで後半ではなかったので、さほど待ち時間が伸びることはなく、フロア中央くらいに陣取ることができました。
    DARK TRANQUILLITYの新作がSEとして流れている中待つこと少々、客電が落ちて早速歓声とメロイックサインが上がる。ちょいちょいカラフルに光る腕輪をしている人を見かけましたが、これは本ツアーから物販で販売されているバングルライトらしい。
    最新作の流れ通り、登場SEの「GO TOWARDS THE UTOPIA」でメンバーが登場してからの、「THE REASON WE FIGHT」でスタート。白髭を生やした小野さんの見た目はやや新鮮に映るな。
    すでにPURE ROCK JAPANに横フェスと、短い期間で2回も生で聴いている曲ですが、やはり何度聴いてもギターソロのスリリングさと、雄々しいヴォーカルワークは素晴らしく、早速高揚させてくれます。小野さんのヴォーカルの伸びは凄まじい限り。
    過去曲を少し織り交ぜつつも、大半は最新作からの曲で構成されているセットリストで、順番もほぼアルバムの通り。20周年を記念したツアーでもあるとはいえ、やはりレコ発ツアーとしての性格が強いっぽい。
    しかしGALNERYUSは過去曲の演奏ばかり求められるレガシーバンドなどではもちろんなく(ツアータイトルにもNEW LEGACYってついてるしね)、新作からの曲ばかりでも、今までのライヴと比してテンションが落ちるようなことは全くない。これは彼らのライヴパフォーマンスの良さに、新作のクオリティーの高さが担保されてる事を証明する事実。
    僕の位置からはセンターの小野さんに隠れてしまい、TAKAさんの姿はあまりよく見えませんでしたが、その他のメンバーはしっかりと確認できる。相変わらずSYUさんの速さと泣きと華をすべて備えたギターは圧巻で、金髪を振り乱すヘドバンと併せて、視線をロックオンさせる魅力に満ちていました。やっぱこの人はメタルギタリストとして格が違うわ。
    様式センスをフルに活かしつつ、要所で恐ろしいほどテクニカルな速弾きを披露するYUHKIさんの素晴らしさももちろんですが、LEAさんのドラムの見栄えがかなり増しているのもわかりました。『UNION GIVES STRENGTH』に収録されたライヴ映像だと、まだ演奏のみに徹するといった印象を受けた彼ですが、もうすっかりバンドに馴染んだのか、ヘドバンを繰り返しながらアグレッシヴに叩き切る様が非常に見てて気持ちがいい。もちろん手数足数のやたら多いプレイ自体の聴き応えはいわずもがな。
    アルバムの中では相対的にノーマルな印象だった「VOICE OF SADNESS」も、ライヴパフォーマンスにノせられた状態だと、その非常にキャッチーな歌の魅力に改めて気付かされますね。"Voice!"のキメのパートでは、思わず全力のフィストハングをしてしまったし、気づけばライヴバンドとしての妙技に魅せられてしまっていました。
    1曲ごとの時間が長いにも関わらず、本編最後の曲になると「え?もう終わり?早くない!?」と、長い曲が苦手な僕がこう思ってしまうあたり、いかにGALNERYUSが聴かせどころを心得たバンドであるかがわかります。
    そしてその本編ラストの曲というのが、11分の長尺曲「I BELIEVE」なわけですが、これがもう本っっ当〜〜〜に素晴らしかった...。音源で聴いた時から「これは凄まじい名曲だ!」と思っていたわけですが、そのどこまでも広がっていくようなスケール感が、目の前で、爆音で繰り出されるのですからマジでたまらなった。
    特に中盤から後半にかけて披露される、YUHKIさんとSYUさんのキーボードソロとギターソロの流れ。恐るべき超絶技巧と、感情を突き動かす号泣必至のフレーズが、猛スピードで駆け抜けていく。この圧巻のパフォーマンスは無条件で胸の奥が熱くなりますよ。昂った感情に任せて、思いっきり高速ヘドバンをかましてしまった。この時ちょっと涙目だったかもしれん(笑)
    曲数が少ないとはいえ、本編だけで1時間半近くやったのだな〜...と思いながら余韻に浸りつつ、その後はアンコールの時間。まずはツアーTシャツに着替えた小野さんが出てきて、彼らのワンマン恒例の物販紹介と一人喋りから。先ほどまで超人的なハイトーンを連発してきたヴォーカリストのはずが、こうやってお話すると「気の良いおじちゃん」って感じになりますね(笑)
    「LINEのQRコードの出し方がわからない」「小型スピーカーのBluetoothの切り替えができない」といった、楽屋でのYUHKIさんの機械オンチっぷりを暴露(よく機材のセッティングとかできるな)したあと、本編では披露されなかった「HEARTLESS」を披露する。
    この曲のみ本編で飛ばされてしまっていたので、アンコールでやってくれることを待ち望んでいたわけです。猛烈な哀愁が疾走する、剛直なパワーメタルナンバーであり、新作の中でも特に好きな曲でしたから。
    そんな泣きに満ちたパワーメタルの後に、GALNERYUSでも一際ポップな「FUTURE NEVER DIES」が来る。土臭い哀愁と、天翔けるポップさ、この両極端なスタイルがどちらも様になるのがGALNERYUSですね。「FUTURE NEVER DIES」はサビ全パート歌ってしまった。
    そしてまさかダメ押しのラストナンバーとして、「ULTIMATE SACRIFICE」まで出てくるという極上フルコース。この曲もまた12分以上の大作なのですが、メタルならではの悲壮美に貫かれた最高峰の名曲。後半で溜めに溜めてから飛び出す壮絶なギターソロは、何度聴いても息を呑みます。1日に摂取していい泣きを超過している気がする。
    「ライヴで聴きたい曲のリクエストを募ったら、みなさん聴きたい曲はやはり"速い・高い・キツい"で大変なんですよ」と、今日のMCで小野さんが冗談っぽく言っていましたが、この曲もまたライヴリクエストで票が多かった曲だったために組み込まれたとのこと。そりゃキツいよなこの曲は。
    なお、今回のツアーの曲のリクエスト、僕もリプライしていたのですが、アンコールにやった「FUTURE NEVER DIES」「ULTIMATE SACRIFICE」は僕のリクエストに含まれていた曲だったんですよ。
    THE END OF THE LINE
    RISE UP (THE LEGENDARY PANTHEON)
    FUTURE NEVER DIES
    ULTIMATE SACRIFICE
    THE FORCE OF COURAGE
    FALL IN THE DARK
    THE PROMISED FLAG
    WHATEVER IT TAKES (Raise Our Hands!)
    SCARS
    名曲だらけで迷いますがこの辺で!

  11. 2024/10/15 06:09:33 舞い降りてきた音楽の記録含むアンテナおとなりページ

    DREAM THEATER「A VIEW FROM THE TOP OF THE WORLD」(2021)
    長きに渡ってプログレメタル界のトップに君臨し続けるDREAM THEATERの15thアルバム。2023年10月に創設メンバーでもあるMike Portnoy(Ds)の復帰がアナウンスされたため、2011年から約12年間在籍した2代目ドラマーMike Manginiを含むラインナップでは最後のアルバムということになります。サウンド的には前作「DISTANCE OVER TIME」(2019)の流れを汲んでいて圧巻の演奏力とJames LaBrie(Vo)のエモーショナル歌唱をフィーチュアした適度にメロディアスな楽曲群はどこを切ってもDREAM THEATERらしさに溢れています。特に①The Alienは僕がこのバンドに求める要素をギュッと凝縮したかのような1曲ですね。それ以外にも若干ダークで中毒性の高いサビメロが頭から離れない③Invisible Monster、メジャー感たっぷりの⑤Transcending Time、ひとつの映画を見終わったかのような感覚を味あわせてくれる20分越えの長編タイトル曲⑦A View From The Top Of The Worldなど流石のクオリティを誇る1枚となっています。その一方で決め手に欠けるのも事実で、スーッと流れていき気がつけば70分のアルバムを聴き終えていたこともあるというのが正直なところです。良く言えば安定している、悪く言えば頭打ち感があるDREAM THEATERにMike Portnoyの復帰がどんな影響をもたらすのか、先行曲Night Terrorが先日公開された「PARASOMNIA」(2025年2月7日リリース予定)がどんな仕上がりになっているのか注目しています。


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